JP5984174B2 - エレベータの制御ケーブルガイド装置 - Google Patents
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Description
この発明は、昇降路の中間部とかごの下部との間に吊り下げられている制御ケーブルに取り付けられたエレベータの制御ケーブルガイド装置に関するものである。
制御ケーブル(移動ケーブル)が昇降路壁とかごとの間に吊り下げられて制御ケーブルの下端位置に湾曲部が形成されているエレベータでは、例えば夏場等に昇降路内の温度が上昇すると、制御ケーブルの曲げ剛性が低下して、制御ケーブルの湾曲部の曲率半径が小さくなり、制御ケーブルがかごの側部に接触するおそれがある。特に、かごが最下階に停止している状態では、湾曲部とかごとの上下方向の距離が小さくなるので、制御ケーブルの湾曲部の曲率半径が小さくなると、制御ケーブルがかごに接触しやすくなってしまう。
従来、制御ケーブルがかごに接触することを防止するために、制御ケーブルの湾曲部に荷重を付加するローラ保持部に、湾曲部の内周面に接する複数のローラを設けて、湾曲部の曲率半径の変化を抑えるようにしたエレベータの制御ケーブルガイド装置が提案されている(特許文献1参照)。
しかし、従来のエレベータの制御ケーブルガイド装置では、かごの移動に伴う制御ケーブルの移動により各ローラが湾曲部の内周面上を転動するため、かごの移動時に各ローラの転動による騒音が常に発生してしまう。また、制御ケーブルに荷重を付加する必要があるので、制御ケーブルガイド装置が大形化してしまう。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、かごの移動時の騒音を抑制することができるとともに、制御ケーブルのかごへの接触を簡単な構成で防止することができるエレベータの制御ケーブルガイド装置を得ることを目的とする。
この発明によるエレベータの制御ケーブルガイド装置は、昇降路の中間部とかごの下部との間に吊り下げられて下端位置に湾曲部が形成されている制御ケーブルに取り付けられたエレベータの制御ケーブルガイド装置であって、かごの下方で制御ケーブルに回動可能に吊り下げられ、かごが通常の移動範囲の最下位置に移動されて湾曲部で押し上げられることにより、水平方向についてかごから一部を突出させて制御ケーブルを受けるケーブル受け位置に変位されるアームを備えている。
この発明によるエレベータの制御ケーブルガイド装置によれば、制御ケーブルがかごに接触しやすい最下位置にかごが停止している場合であっても、かごに近づく方向への制御ケーブルの変位をアームで阻止することができ、かごに対する制御ケーブルの接触を簡単な構成で防止することができる。また、かごの移動時に騒音が常に発生することを回避することができ、かごの移動時の騒音を抑制することができる。
以下、この発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるエレベータを示す構成図である。図において、昇降路1の上部には、機械室2が設けられている。機械室2には、駆動綱車3を有する巻上機(駆動装置)4と、駆動綱車3から離して配置されたそらせ車5と、エレベータの運転を制御する制御盤(制御装置)6とが設けられている。昇降路1内には、かご7及び釣合おもり8が上下方向へ移動可能に設けられている。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるエレベータを示す構成図である。図において、昇降路1の上部には、機械室2が設けられている。機械室2には、駆動綱車3を有する巻上機(駆動装置)4と、駆動綱車3から離して配置されたそらせ車5と、エレベータの運転を制御する制御盤(制御装置)6とが設けられている。昇降路1内には、かご7及び釣合おもり8が上下方向へ移動可能に設けられている。
駆動綱車3及びそらせ車5には、かご7及び釣合おもり8を吊り下げる懸吊体9が巻き掛けられている。懸吊体9としては、例えばロープ又はベルト等が用いられている。駆動綱車3は、巻上機4のモータの駆動力により回転される。かご7及び釣合おもり8は、駆動綱車3が回転されることにより昇降路1内を上下方向へ移動される。
昇降路1の中間部とかご7の下部との間には、かご7の移動に応じて移動する可撓性の長尺物である制御ケーブル(移動ケーブル)10が渡して吊り下げられている。制御ケーブル10の下端位置には、制御ケーブル10がU字状に曲げられて形成された湾曲部10aが存在している。この例では、断面形状が扁平状とされたベルト状の制御ケーブル10が昇降路1の中間部とかご7の下部との間に吊り下げられている。湾曲部10aは、制御ケーブル10の厚さ方向が湾曲部10aの径方向となるように制御ケーブル10が曲げられて形成されている。
昇降路1の中間部には、昇降路1の内壁面1aに取り付けられた昇降路ケーブル吊り部11が設けられている。制御ケーブル10は、内壁面1aから離れた状態で昇降路ケーブル吊り部11の吊り点に保持されている。
かご7の下部(この例では、かご7の下面)には、かごケーブル吊り部12が設けられている。制御ケーブル10は、かごケーブル吊り部12の吊り点に保持されている。昇降路ケーブル吊り部11が取り付けられている内壁面1aに対向するかご7の端部は、ケーブル吊り側かご端部7aとされている。従って、かごケーブル吊り部12は、内壁面1aに対して、水平方向についてケーブル吊り側かご端部7aよりも離れた位置に配置されている。制御ケーブル10は、昇降路ケーブル吊り部11及びかごケーブル吊り部12のそれぞれの吊り点間に渡して吊り下げられている。
昇降路ケーブル吊り部11及び制御盤6間には、電気配線20が接続されている。かご7と制御盤6とは、制御ケーブル10及び電気配線20を介して電気的に接続されている。かご7と制御盤6との間での制御情報及び電力等の送受は、制御ケーブル10及び電気配線20を介して行われる。
かご7に対する湾曲部10aの上下方向の距離は、かご7の上下方向への移動に応じて変化する。具体的には、かご7の上方への移動に伴ってかご7に対する湾曲部10aの距離が広がり、かご7の下方への移動に伴ってかご7に対する湾曲部10aの距離が狭まる。従って、かご7が最下階にあるとき(即ち、かご7が通常の移動範囲の最下位置にあるとき)にはかご7に対する湾曲部10aの距離が最短となり、かご7が最上階にあるとき(即ち、かご7が通常の移動範囲の最上位置にあるとき)にはかご7に対する湾曲部10aの距離が最長となる。
制御ケーブル10の周囲の温度が変化すると、制御ケーブル10の剛性が変化する。具体的には、例えば夏場等に制御ケーブル10の周囲の温度が高くなると制御ケーブル10の剛性が低くなり、例えば冬場等に制御ケーブル10の周囲の温度が低くなると制御ケーブル10の剛性が高くなる。かご7が最下階にあるときには、かご7に対する湾曲部10aの距離が最短になるので、湾曲部10aの曲率半径が小さくなると、昇降路ケーブル吊り部11から下方へ延びている制御ケーブル10の部分がケーブル吊り側かご端部7aに接触するおそれがある。従って、制御ケーブル10には、制御ケーブル10のかご7への接触を防止する制御ケーブルガイド装置21が取り付けられている。
図2は、図1のかご7が最下階から上方へ移動するときの制御ケーブルガイド装置21の状態を示す側面図であり、図2(a)はかご7が最下階に達している状態を示す図、図2(b)〜図2(d)はかご7が最下階から上方へ順次離れている状態を示す図である。また、図3は、図2の制御ケーブルガイド装置21を示す斜視図である。
制御ケーブルガイド装置21は、かご7の下方で制御ケーブル10に回動可能に吊り下げられたアーム22を有している。アーム22は、湾曲部10aが存在する仮想平面に対して垂直な軸線31(この例では、ベルト状の制御ケーブル10の幅方向に沿った軸線31)を中心に回動可能になっている。
制御ケーブル10には、アーム22を回動可能に支持する一対のアーム支持具(アーム支持部)23が取り付けられている。各アーム支持具23は、軸線31上にそれぞれ配置されている。また、各アーム支持具23は、図2に示すように、制御ケーブル10のかご7(かごケーブル吊り部12)から下方へ出ている部分のうち、かご7が通常の移動範囲を移動しても曲がらずに形状が維持される部分である湾曲回避部10bに取り付けられている。
アーム22は、一対のアーム支持具23に支持された状態で、制御ケーブル10に対して軸線31を中心に回動可能になっている。また、アーム22は、図3に示すように、アーム22の長手方向に沿った一対のアーム本体部22aと、各アーム本体部22aの一端部に設けられ、各アーム支持具23に個別に回動可能に取り付けられた一対のアーム支持側端部22bと、各アーム本体部22aの他端部(各アーム本体部22aのアーム支持具23から離れた側の端部)に設けられ、一対のアーム本体部22a間を繋ぐケーブル受け側端部22cとを有している。この例では、各アーム本体部22a、各アーム支持側端部22b及びケーブル受け側端部22cのそれぞれの形状が棒状となっており、アーム22の全体形状が略C字状となっている。
アーム22の長手方向の長さは、図1に示すように、ケーブル吊り側かご端部7aとかごケーブル吊り部12との間の水平距離よりも長く、かつ内壁面1aとかごケーブル吊り部12との間の水平距離よりも短い寸法となっている。この例では、アーム22の長手方向の長さが、昇降路ケーブル吊り部11及びかごケーブル吊り部12のそれぞれの吊り点間の水平距離と同じ寸法とされている。
ケーブル受け側端部22cは、図2及び図3に示すように、制御ケーブル10に対するアーム22の回動によって軸線31を中心とする円弧上を変位される。ケーブル受け側端部22cには、湾曲部10aの内周面上を転動可能な複数(この例では、2つ)のガイドローラ24が設けられている。
かご7に対する湾曲部10aの距離の変化に応じてガイドローラ24が湾曲部10aの内周面上を転動されると、アーム22のケーブル受け側端部22cが湾曲部10aの内周面に案内されながら、アーム22が軸線31を中心に回動される。アーム22は、軸線31を中心とする回動により、ケーブル受け側端部22cを内壁面1aに向けたケーブル受け位置(図2(a))と、ケーブル受け位置よりもケーブル受け側端部22cを下方に向けた収容位置との間で変位される。
アーム22は、かご7に下方から近づく湾曲部10aで押し上げられながらケーブル受け位置(図2(a))に近づく方向へ回動され、かご7が最下階に移動されてかご7に対する湾曲部10aの距離が最短になることによりケーブル受け位置(図2(a))に達する。一方、湾曲部10aがガイドローラ24から下方へ離れているときには、湾曲部10aによるアーム22の押し上げが回避されており、アーム22の自重でアーム22の位置が収容位置に維持されている。
アーム22が収容位置にあるときには、アーム22の長手方向が鉛直方向に近い状態となっており、アーム22が制御ケーブル10にほぼ沿った状態で制御ケーブル10に吊り下げられている。これにより、アーム22が収容位置にあるときには、アーム22の全体がケーブル吊り側かご端部7aよりも内壁面1aから離れた状態となっている。
アーム22がケーブル受け位置にあるときには、図2(a)に示すように、アーム22が水平な状態(ほぼ水平な状態も含む)になっている。また、アーム22がケーブル受け位置にあるときには、かご7を上から見ると、アーム22の一部(アーム22のケーブル受け側端部22cを含む部分)がかご7から突出している。即ち、ケーブル受け位置にあるときのアーム22は、ケーブル受け側端部22cを含む部分を水平方向についてかご7から突出させた水平な状態になっている。また、ケーブル受け位置にあるときのアーム22は、ケーブル受け側端部22cで制御ケーブル10を受けることにより、かご7に対して制御ケーブル10が水平方向について離れた状態を維持し、かご7に対する制御ケーブル10の接触を防止する。
図4は、図3のガイドローラ24及び湾曲部10aを示す上面図である。制御ケーブル10には、各ガイドローラ24が個別に挿入される複数(この例では、2本)のローラ挿入溝32が制御ケーブル10の長さ方向に沿って設けられている。各ローラ挿入溝32の内面には、ガイドローラ24が接触する摩擦低減用シート33が設けられている。この例では、液状の樹脂を塗布して硬化させることにより摩擦低減用シート33が各ローラ挿入溝32の内面に設けられている。ガイドローラ24と摩擦低減用シート33との間の摩擦係数は、ガイドローラ24とローラ挿入溝32の内面(制御ケーブル10の表面)との間の摩擦係数よりも小さくなっている。これにより、ガイドローラ24は、湾曲部10aの内周面上をローラ挿入溝32に沿って円滑に転動される。摩擦低減用シート33の材料としては、例えばテフロン(登録商標)(ポリテトラフルオロエチレン)等が用いられている。なお、この例では、図4に示すように、アーム22の幅寸法(即ち、一対のアーム本体部22a間の距離)が制御ケーブル10の幅寸法よりも大きくなっている。
次に、動作について説明する。かご7が最下階から上方に大きく離れていて湾曲部10aがガイドローラ24から下方へ離れているときには、アーム22はケーブル受け側端部22cを下方へ向けた収容位置に自重で変位されている。このときには、かご7が上下方向へ移動されても、アーム22が制御ケーブル10に対して回動されることはなく、アーム22の位置が収容位置に維持される。
かご7が下方へ移動され、かご7に下方から近づく湾曲部10aの内周面にガイドローラ24が差し掛かると、図2(d)に示すように、ガイドローラ24が湾曲部10aの内周面上を転動されて、ケーブル受け側端部22cが湾曲部10aに案内されながらアーム22が制御ケーブル10に対して回動され始める。
この後、かご7が最下階にさらに近づくと、図2(c)及び図2(b)に示す順に、ケーブル受け側端部22cが湾曲部10aの内周面に案内されながらアーム22が湾曲部10aで押し上げられ、アーム22が制御ケーブル10に対してさらに回動される。
この後、かご7が最下階に達してかご7に対する湾曲部10aの距離が最短になると、図2(a)に示すように、アーム22はケーブル受け側端部22cを内壁面1aに向けたケーブル受け位置に達する。かご7が最下階にあるときには、アーム22が湾曲部10aで押し上げられた状態で、アーム22の位置がケーブル受け位置に維持される。
アーム22がケーブル受け位置にあるときには、アーム22がケーブル受け側端部22cでガイドローラ24を介して制御ケーブル10を受けることにより、制御ケーブル10がかご7に対して水平方向へ離れた状態が維持され、かご7に対する制御ケーブル10の接触が防止される。
かご7が最下階から上方へ移動するときの動作は、かご7が最下階へ移動する上記の動作と逆の動作となる。従って、かご7が最下階から上方へ移動すると、湾曲部10aがかご7から下方へ離れながら、図2(a)〜図2(d)に示す順にアーム22が収容位置に向かって回動される。この後、かご7がさらに上方へ移動すると、湾曲部10aがガイドローラ24から下方へ完全に離れ、アーム22が収容位置へ変位される。
このようなエレベータの制御ケーブルガイド装置21では、かご7の下方で制御ケーブル10に回動可能に吊り下げられたアーム22が、かご7の最下階への移動によって制御ケーブル10の湾曲部10aで押し上げられることにより、水平方向についてかご7から一部を突出させて制御ケーブル10を受けるケーブル受け位置に変位されるので、制御ケーブル10がかご7に接触しやすい最下階にかご7が停止している場合であっても、かご7に近づく方向への制御ケーブル10の変位をアーム22で阻止することができ、かご7に対する制御ケーブル10の接触を防止することができる。また、制御ケーブル10に荷重を付加する従来のような構成とする必要がなくなるので、制御ケーブルガイド装置21の構成を簡素化することができるとともに、制御ケーブル10の負担の軽減化を図ることもできる。さらに、アーム22は、最下階の近傍をかご7が移動するときにのみ回動されるので、かご7の移動時に騒音が常に発生することを回避することができ、かご7の移動時の騒音を抑制することができる。
また、アーム22には、湾曲部10aの内周面を転動可能なガイドローラ24が設けられているので、湾曲部10aによるアーム22の押し上げを円滑に行うことができ、アーム22のケーブル受け位置への変位をより確実に行うことができる。
また、制御ケーブル10には、ガイドローラ24が挿入されるローラ挿入溝32が制御ケーブル10の長さ方向に沿って設けられているので、アーム22が制御ケーブル10から外れることをより確実に防止することができる。
また、ローラ挿入溝32の内面には、ガイドローラ24が接触する摩擦低減用シート33が設けられ、ガイドローラ24と摩擦低減用シート33との間の摩擦係数が、ガイドローラ24とローラ挿入溝32の内面との間の摩擦係数よりも小さくなっているので、ガイドローラ24が何らかの原因で回転しにくくなった場合でも、ガイドローラ24を摩擦低減用シート33上で滑らせることができ、アーム22のケーブル受け位置への変位をさらに確実に行うことができる。
ここで、例えば冬場等に制御ケーブル10の周囲の温度が低下して制御ケーブル10の剛性が高くなると、湾曲部10aの曲率半径が大きくなり、制御ケーブル10が内壁面1aに接触するおそれがある。特に、かご7が最下階にあるときには、湾曲部10aの曲率半径が大きくなることにより制御ケーブル10が内壁面1aに接触しやすくなる。従って、制御ケーブル10のかご7への接触だけでなく、制御ケーブル10の内壁面1aへの接触も防止するために、ケーブル受け側端部22cから離れる方向への制御ケーブル10の変位を規制するケーブル規制部34をアーム22に設けてもよい。
即ち、図5は、この発明の実施の形態1によるエレベータの制御ケーブルガイド装置の他の例を示す要部上面図である。図5に示すように、アーム22には、制御ケーブル10を囲むケーブル規制部34が設けられている。ケーブル規制部34は、制御ケーブル10よりもケーブル受け側端部22cから離れた位置にケーブル受け側端部22cと平行に配置された棒状の壁側配置部34aと、制御ケーブル10の幅方向両側で壁側配置部34a及びケーブル受け側端部22c間をそれぞれ繋ぐ一対の棒状の接続部34bとを有している。壁側配置部34aには、湾曲部10aの外周面を転動可能な複数(この例では、2つ)のガイドローラ35が設けられている。ケーブル受け側端部22cから離れる方向への制御ケーブル10の変位は、壁側配置部34aで制御ケーブル10を受けることによって防止される。
このように、ケーブル受け側端部22cから離れる方向への制御ケーブル10の変位を規制するケーブル規制部34をアーム22に設けることにより、制御ケーブル10のかご7への接触だけでなく、制御ケーブル10の内壁面1aへの接触も防止することができる。
なお、図5の例では、壁側配置部34aが一対の接続部34bによってアーム22に繋がっているが、ケーブル規制部34の強度が確保されるのであれば、一対の接続部34bのうち一方を除去して、1つの接続部34bのみによる片持ち状態で壁側配置部34aをアーム22に保持してもよい。
また、図5の例では、壁側配置部34aにガイドローラ35が設けられているが、壁側配置部34aが湾曲部10aの外周面を摺動可能であれば、ガイドローラ35はなくてもよい。
実施の形態2.
図6は、この発明の実施の形態2によるかご7が最下階から上方へ移動するときの制御ケーブルガイド装置21の状態を示す側面図であり、図6(a)はかご7が最下階に達している状態を示す図、図6(b)〜図6(d)はかご7が最下階から上方へ順次離れている状態を示す図である。また、図7は、図6の制御ケーブルガイド装置21を示す斜視図である。制御ケーブルガイド装置21は、図6及び図7に示すように、アーム22から突出し湾曲部10aに案内されながらアーム22を回動させる分岐部材41をさらに有している。
図6は、この発明の実施の形態2によるかご7が最下階から上方へ移動するときの制御ケーブルガイド装置21の状態を示す側面図であり、図6(a)はかご7が最下階に達している状態を示す図、図6(b)〜図6(d)はかご7が最下階から上方へ順次離れている状態を示す図である。また、図7は、図6の制御ケーブルガイド装置21を示す斜視図である。制御ケーブルガイド装置21は、図6及び図7に示すように、アーム22から突出し湾曲部10aに案内されながらアーム22を回動させる分岐部材41をさらに有している。
制御ケーブルガイド装置21を軸線31に沿って見ると、アーム22及び分岐部材41が共通の軸線31から互いに異なる方向へ延び、アーム22と分岐部材41とがなす角度が鋭角となっている。また、分岐部材41は、アーム22よりもかご7から離れる方向(下方)へ延びている。分岐部材41の長手方向の長さは、アーム22の長手方向の長さよりも短くなっている。分岐部材41は、アーム22に固定されており、軸線31を中心にアーム22と一体に回動される。
分岐部材41は、図7に示すように、各アーム本体部22aに個別に固定された一対の棒状の分岐本体部41aと、各分岐本体部のアーム22から離れた側の端部間を繋ぐ分岐受け側端部41bとを有している。これにより、分岐部材41の全体形状が略C字状となっている。
分岐部材41の分岐受け側端部41bには、ローラ挿入溝32内に挿入された状態で湾曲部10aの内周面を転動可能な複数(この例では、2つ)のガイドローラ42が設けられている。分岐部材41は、ガイドローラ42が湾曲部10aの内周面を転動されながら分岐受け側端部41bが湾曲部10aに案内されることにより、制御ケーブル10に対して軸線31を中心に回動される。アーム22は、制御ケーブル10に対して軸線31を中心に分岐部材41と一体に回動される。
アーム22は、分岐部材41の軸線31を中心とする回動により、ケーブル受け側端部22cを内壁面1aに向けたケーブル受け位置(図6(a))と、ケーブル受け位置よりもケーブル受け側端部22cを下方に向けた収容位置との間で変位される。
アーム22は、かご7に下方から近づく湾曲部10aで分岐部材41が押し上げられながらケーブル受け位置(図6(a))に近づく方向へ回動され、かご7が最下階に移動されてかご7に対する湾曲部10aの距離が最短になることによりケーブル受け位置(図6(a))に達する。一方、湾曲部10aがガイドローラ42から下方へ離れているときには、湾曲部10aによる分岐部材41の押し上げが回避されており、アーム22及び分岐部材41の自重でアーム22の位置が収容位置に維持されている。
アーム22のケーブル受け位置(図6(a))は、実施の形態1でのアーム22のケーブル受け位置(図2(a))と同じ位置となっている。一方、アーム22が収容位置にあるときには、分岐部材41が制御ケーブル10で支えられながら、アーム22及びガイドローラ24が制御ケーブル10から離れた状態で保持されている。これにより、アーム22が収容位置にあるときには、実施の形態1での収容位置よりもケーブル受け側端部22cが内壁面1aに近づいた状態でアーム22が鉛直方向に対して傾斜している。他の構成は実施の形態1と同様である。
このようなエレベータの制御ケーブルガイド装置21では、湾曲部10aに案内されながらアーム22を回動させる分岐部材41がアーム22から突出しているので、収容位置にあるときのアーム22を、ケーブル受け位置に近い状態で傾斜させることができる。これにより、アーム22の収容位置からケーブル受け位置への回動量を少なくすることができ、アーム22のケーブル受け位置への変位をさらに確実に行うことができる。
なお、上記の例では、アーム22を軸線31に沿って見たときに、アーム22の軸線31に位置する端部から分岐部材41が突出しているが、例えば、アーム22の長手方向中間部から分岐部材41が突出していてもよい。
また、上記の例では、分岐部材41にガイドローラ42が設けられているが、分岐部材41の分岐受け側端部41bが湾曲部10aの内周面を摺動可能であれば、ガイドローラ42はなくてもよい。
また、上記の例では、分岐部材41の全体形状が略C字状となっているが、これに限定されない。例えば、分岐部材41の全体形状を分岐部材41の長手方向に沿った略I字状としてもよいし、分岐部材41の全体形状を分岐部材41の長手方向に沿った板状としてもよい。
実施の形態3.
図8は、この発明の実施の形態3によるかご7が最下階から上方へ移動するときの制御ケーブルガイド装置21の状態を示す側面図であり、図8(a)はかご7が最下階に達している状態を示す図、図8(b)〜図8(d)はかご7が最下階から上方へ順次離れている状態を示す図である。制御ケーブルガイド装置21は、制御ケーブル10に設けられた永久磁石51をさらに有している。
図8は、この発明の実施の形態3によるかご7が最下階から上方へ移動するときの制御ケーブルガイド装置21の状態を示す側面図であり、図8(a)はかご7が最下階に達している状態を示す図、図8(b)〜図8(d)はかご7が最下階から上方へ順次離れている状態を示す図である。制御ケーブルガイド装置21は、制御ケーブル10に設けられた永久磁石51をさらに有している。
永久磁石51は、制御ケーブル10の長さ方向の位置のうち、アーム支持具23が取り付けられた位置よりもかごケーブル吊り部12から離れた位置に設けられている。また、制御ケーブル10におけるアーム支持具23と永久磁石51との間の部分の長さは、アーム22の長手方向の長さよりも長くなっている。永久磁石51は、ガイドローラ24との干渉を防止するために、ガイドローラ24が転動されるローラ挿入溝32を避けて制御ケーブル10に取り付けられている。この例では、永久磁石51が制御ケーブル10に接着剤により取り付けられている。
アーム22は、永久磁石51の磁気吸引力を受ける磁性体(例えば鉄等)で構成されている。かご7が最下階にあるときには、永久磁石51が磁気吸引力によってケーブル受け側端部22cを保持することによりアーム22の位置がケーブル受け位置に維持されている。かご7が最下階から上方へ移動されると、ケーブル受け側端部22cが永久磁石51から引き離され、ケーブル受け側端部22cが湾曲部10aに案内されながら、アーム22が自重によって収容位置に向かって変位される。他の構成は実施の形態1と同様である。
このようなエレベータの制御ケーブルガイド装置21では、かご7が最下階にあるときにアーム22を磁気吸引力によって保持することによりアーム22の位置をケーブル受け位置に維持する永久磁石51が制御ケーブル10に設けられているので、永久磁石51でアーム22を吸引することにより、アーム22のケーブル受け位置への変位をさらに確実に行うことができる。また、永久磁石51によるケーブル受け側端部22cの吸引によって、ケーブル受け側端部22cから離れる方向への制御ケーブル10の変位を防止することができる。これにより、制御ケーブル10の周囲の温度の低下により制御ケーブル10の剛性が高くなった場合であっても、湾曲部10aの曲率半径が大きくなることを永久磁石51の磁気吸引力によって防止することができる。これにより、制御ケーブル10のかご7への接触だけでなく、制御ケーブル10の内壁面1aへの接触も防止することができる。
なお、上記の例では、アーム22自体が、永久磁石51の磁気吸引力を受ける磁性体で構成されているが、非磁性体で構成したアーム22のケーブル受け側端部22cに磁性体(例えば鉄等)を取り付けて、アーム22に取り付けられた磁性体を永久磁石51に吸引させるようにしてもよい。
実施の形態4.
図9は、この発明の実施の形態4によるかご7が最下階から上方へ移動するときの制御ケーブルガイド装置21の状態を示す側面図であり、図9(a)はかご7が最下階に達している状態を示す図、図9(b)〜図9(d)はかご7が最下階から上方へ順次離れている状態を示す図である。制御ケーブルガイド装置21は、制御ケーブル10に回動可能に吊り下げられたリンク部材61をさらに有している。
図9は、この発明の実施の形態4によるかご7が最下階から上方へ移動するときの制御ケーブルガイド装置21の状態を示す側面図であり、図9(a)はかご7が最下階に達している状態を示す図、図9(b)〜図9(d)はかご7が最下階から上方へ順次離れている状態を示す図である。制御ケーブルガイド装置21は、制御ケーブル10に回動可能に吊り下げられたリンク部材61をさらに有している。
リンク部材61は、制御ケーブル10に取り付けられたリンク支持具63に支持されている。リンク支持具63は、制御ケーブル10の長さ方向の位置のうち、アーム支持具23が取り付けられた位置よりもかごケーブル吊り部12から離れた位置に設けられている。また、制御ケーブル10におけるアーム支持具23とリンク支持具63との間の部分の長さは、アーム22の長手方向の長さよりも長く、かつアーム22及びリンク部材61のそれぞれの長手方向の長さの合計寸法よりも短くなっている。
リンク支持具63には、軸線31と平行な軸線を持つリンク回動軸64が設けられている。リンク部材61は、リンク回動軸64の軸線を中心に制御ケーブル10に対して回動可能になっている。リンク回動軸64には、リンク部材61の長手方向一端部が設けられている。リンク部材61の長手方向他端部は、制御ケーブル10に対するリンク部材61の回動により、リンク回動軸64の軸線を中心とする円弧上を変位される。リンク部材61は、制御ケーブル10の幅方向外側(リンク回動軸64の軸線方向について制御ケーブル10の外側)に存在する仮想平面上を回動される。この例では、制御ケーブル10の幅方向の一方にのみリンク部材61が設けられている。
リンク部材61には、リンク部材61の長手方向に沿ったスリット62が設けられている。アーム22は、ケーブル受け側端部22cがスリット62に通された状態でリンク部材61に連結されている。ケーブル受け側端部22cは、スリット62に沿ってスライド可能になっている。スリット62内には、リンク部材61の長手方向一端部とケーブル受け側端部22cとの間に接続された弾性体であるばね65が設けられている。ケーブル受け側端部22cは、リンク部材61の長手方向についてばね65で支持されている。
アーム22は、ケーブル受け側端部22cをばね65で支持されながら、かご7に対する湾曲部10aの距離の変化に応じて制御ケーブル10に対して軸線31を中心に回動される。リンク部材61は、かご7に対する湾曲部10aの距離の変化に応じてアーム支持具23に対するリンク支持具63の位置が変化することにより、ケーブル受け側端部22cに対してスリット62に沿ってスライドされながら、制御ケーブル10に対してリンク回動軸64の軸線を中心に回動される。ばね65は、リンク部材61がケーブル受け側端部22cに対してスリット62に沿ってスライドされるときに伸縮される。これにより、軸線31とリンク回動軸64との距離の変化に対応可能になっている。
アーム22がケーブル受け位置にあるときには、図9(a)に示すように、リンク部材61がリンク支持具63から下方へ吊り下がっている。このとき、リンク部材61は、スリット62内のばね65でケーブル受け側端部22cを受けている。アーム22がケーブル受け位置にあるときには、湾曲部10aによるアーム22の押し上げと、スリット62内のばね65によるアーム22の支持とによって、アーム22の位置がケーブル受け位置に維持される。このとき、ばね65は、アーム22の支持によって伸びた状態で維持されている。
かご7が最下階から上方へ移動するときには、湾曲部10aがかご7から下方へ離れることにより、図9(a)〜図9(d)に示す順に、ケーブル受け側端部22cが湾曲部10aに案内されながらアーム22がケーブル受け位置から収容位置に向かって回動されるとともに、リンク部材61がケーブル受け側端部22cに対して長穴62に沿ってスライドされる。アーム22は、図9(d)に示す状態からかご7が上方へさらに移動することにより収容位置に達する。
アーム22が収容位置に達した後、かご7が上方へさらに移動すると、かご7に対する湾曲部10aの下方への変位に伴って、ばね65がさらに伸びながら、リンク支持具63がアーム支持具23の下方へ移動される。これにより、リンク部材61がアーム22のケーブル受け側端部22cにスライド可能に連結されたまま、リンク部材61とアーム22とがほぼ鉛直線上に配置される。他の構成は実施の形態1と同様である。
このようなエレベータの制御ケーブルガイド装置21では、アーム22のケーブル受け側端部22cがスライド可能なスリット62を設けているリンク部材61が制御ケーブル10に回動可能に吊り下げられ、かご7が最下階にあるときには、リンク部材61がスリット62内のばね65でアーム22を受けるようになっているので、アーム22のケーブル受け位置への変位をさらに確実にすることができるとともに、リンク部材61のスリット62内のばね65の伸びでアーム22を受けた状態でアーム22の位置をケーブル受け位置にさらに確実に維持することができる。
なお、上記の例では、リンク部材61が制御ケーブル10の幅方向の一方にのみ設けられているが、制御ケーブル10の幅方向両側にリンク部材61をそれぞれ設けてもよい。
また、各上記実施の形態では、アーム22にガイドローラ24が設けられているが、アーム22のケーブル受け側端部22cが湾曲部10aの内周面を摺動可能であれば、ガイドローラ24はなくてもよい。
また、各上記実施の形態では、ローラ挿入溝32が制御ケーブル10に設けられているが、ローラ挿入溝32は制御ケーブル10に設けなくてもよい。
また、各上記実施の形態では、制御ケーブル10の形状が断面扁平のベルト状となっているが、これに限定されず、例えば、制御ケーブル10の断面形状を円形としてもよい。
また、各上記実施の形態では、アーム22の全体形状が略C字状となっているが、アーム22の全体形状はこれに限定されない。例えば、アーム22の全体形状をアーム22の長手方向に沿った略I字状としてもよいし、アーム22の全体形状をアーム22の長手方向に沿った板状としてもよい。
また、実施の形態3による永久磁石51を実施の形態2又は4に適用してもよいし、実施の形態4によるリンク部材61を実施の形態2又は3に適用してもよい。また、図5に示すケーブル規制部34を実施の形態3に適用してもよい。
Claims (5)
- 昇降路の中間部とかごの下部との間に吊り下げられて下端位置に湾曲部が形成されている制御ケーブルに取り付けられたエレベータの制御ケーブルガイド装置であって、
上記かごの下方で上記制御ケーブルに回動可能に吊り下げられ、上記かごが通常の移動範囲の最下位置に移動されて上記湾曲部で押し上げられることにより、水平方向について上記かごから一部を突出させて上記制御ケーブルを受けるケーブル受け位置に変位されるアーム
を備えているエレベータの制御ケーブルガイド装置。 - 上記アームから突出し、上記湾曲部に案内されながら上記アームを回動させる分岐部材
をさらに備え、
上記アームは、上記かごが上記最下位置へ移動されることにより、上記分岐部材が上記湾曲部に案内されながら上記湾曲部で押し上げられて上記ケーブル受け位置に変位される請求項1に記載のエレベータの制御ケーブルガイド装置。 - 上記制御ケーブルに設けられ、上記かごが上記最下位置にあるときに上記アームを磁気吸引力によって保持することにより上記アームの位置を上記ケーブル受け位置に維持する磁石
をさらに備えている請求項1又は請求項2に記載のエレベータの制御ケーブルガイド装置。 - 上記制御ケーブルに回動可能に吊り下げられ、上記アームがスライド可能なスリットが設けられたリンク部材
をさらに備え、
上記リンク部材は、上記かごが上記最下位置にあるときに上記スリット内のばねで上記アームを受けることにより上記アームの位置を上記ケーブル受け位置に維持する請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のエレベータの制御ケーブルガイド装置。 - 上記アームには、上記制御ケーブルを受ける部分であるケーブル受け側端部から離れる方向への上記制御ケーブルの変位を規制するケーブル規制部が設けられている請求項1又は請求項3に記載のエレベータの制御ケーブルガイド装置。
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