JP5983230B2 - リンガー制御回路、リンガー制御方法、ファクシミリ装置。 - Google Patents
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Description
一方、電話もファクシミリも着信時には外付け電話機を鳴動させる第二の仕様(例:日本国外モデル)の場合、常にリレー回路は電話回線と外付け電話機とを接続した状態となっている(図8Bを参照)。第二の仕様の場合、リンガー回路は不要であるためリンガー回路は実装されない場合もある。電話回線から到来したリンガー信号によって電話の場合もファクシミリの場合も外付け電話機が鳴動する。ユーザーが外付け電話の受話器を取ってファクシミリ音が聞こえた場合はユーザーの指示によりファクシミリ装置はファクシミリ受信動作を行い、ファクシミリ音が聞こえない場合ユーザーはそのまま通話を行う。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、ファクシミリ受信の場合は外付け電話機を鳴動させないことと、電力消費量を低減することとを両立することを目的とする。
この第二リレー回路を備えることにより、クリップ回路を作動させるか否かを切り換えることができる。
通話期間中やファクシミリ通信中にクリップ回路が動作することにより通信品質に影響を及ぼす可能性がある場合は、通話期間中やファクシミリ通信中にはクリップ回路を動作させないようにすることができる。その結果、通信品質を担保することができる。
外付け電話機の種類によってリンガー信号として認識する電圧の振幅が異なる可能性がある。そのため、様々な種類の外付け電話機のそれぞれに応じた範囲(当該外付け電話機が鳴動しない範囲)に電圧をクリップできるように調整する手段を設けることにより、様々な外付け電話機において電話回線からのリンガー信号によって鳴動しないように調整することができる。
このようなリンガー制御方法を採用することにより、ファクシミリ受信の場合は外付け電話機を鳴動させないことと、電力消費量を低減することとを両立することができる。
1.第一実施形態
1−1.構成
図1Aは、本発明にかかるファクシミリ装置としてのマルチファンクションプリンター(MFP)1の構成を示すブロック図である。MFP1は、ファクシミリ機能とスキャン機能とプリント機能とを有する。これらの機能を実現するためにMFP1は、制御部(制御手段)10と、画像読取部20と、画像形成部30と、ユーザーI/F部40と、第一リレー回路Ry1と、リンガー回路62と、第二リレー回路Ry2と、オーバーボルテージプロテクター(Over Voltage Protector:OVP)60とを備える。外付け電話機100は、MFP1を介して電話回線と接続することができる。
MFP1のユーザーは、ファクシミリおよび電話の着信の際の呼び出し音の有無に関する次の二つの仕様を、ユーザーI/F部40を用いて選択することができる。第一の仕様は、電話を着信した場合は外付け電話機100を鳴動させるがファクシミリを着信した場合は外付け電話機100を鳴動させないという仕様である。第二の仕様は、電話もファクシミリも着信時には外付け電話機100を鳴動させるという仕様である。次に、この二つの仕様におけるファクシミリ着信時および電話着信時の動作について順に説明する。
図2は、第一の仕様におけるファクシミリ着信の際の動作を示すシーケンスチャートである。第一の仕様が選択されている場合、待機期間においては、制御部10はスイッチSW1およびスイッチSW2をともにオフにしている(ステップS100)。したがって、第一リレー回路Ry1は図1Aに示すように非通電状態であり、外付け電話機100は電話回線と接続している。また、第二リレー回路Ry2も非通電状態であり、OVP60は作動状態となっている。なお、発信元の装置とMFP1との間には複数の交換機が存在しており、図2〜図5においては、発信元の装置と交換機との間の通信や交換機間の通信については図示と説明を省略する。
以上、説明したように、第一の仕様の場合、待機期間においてスイッチSW1およびスイッチSW2はオフである(第一リレー回路および第二リレー回路は非通電状態である)ため、待機期間においてリレー回路が通電状態である構成(例えば図8Aの構成)と比較すると、電力消費量を低減できる。また、スイッチSW2をオンにする(第二リレー回路Ry2を通電状態にする)期間はファクシミリ受信動作の期間や電話の通話期間であり、これらの期間は待機期間と比較すると圧倒的に短いため、待機期間においてリレー回路が通電状態である構成と比較すると電力消費量を低減できる。
図4は、第二の仕様におけるファクシミリ着信の際の動作を示すシーケンスチャートである。第二の仕様が選択されている場合、待機期間においては、制御部10はスイッチSW1をオフとし、スイッチSW2をオンとしている(ステップS300)。したがって、第一リレー回路Ry1は図1Aに示すように非通電状態であり、外付け電話機100は電話回線と接続している。一方、第二リレー回路Ry2は通電状態であり、OVP60は非作動状態となっている。
第二の仕様の場合は、少なくとも待機期間において第二リレー回路Ry2を通電状態にするため第一の仕様の場合よりも電力消費量が多くなるが、それでも第二の仕様を好むユーザーのニーズに応えることができる。
尚、本発明の技術的範囲は、上述した実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、図6に示すように、OVP60は、第一リレー回路Ry1と外付け電話機100との間に設けられても良い。
Claims (5)
- 電話回線から到来するリンガー信号の電圧レベルを外付け電話機が鳴動しない範囲にクリップするクリップ回路と、
前記外付け電話機を鳴動させる疑似リンガー信号を生成するリンガー回路と、
非通電状態においては前記電話回線と前記外付け電話機とを接続させ、通電状態においては前記リンガー回路と前記外付け電話機とを接続させるリレー回路であって、待機期間においては非通電状態である第一リレー回路と、
非通電状態においては前記クリップ回路を作動状態にし、通電状態においては前記クリップ回路を非作動状態にするリレー回路であって、待機期間においては非通電状態であり前記クリップ回路を作動状態にする第二リレー回路と、
前記電話回線から前記リンガー信号を受信した後、前記第二リレー回路を通電状態にしてから当該リンガー信号に続く通信が電話であるかファクシミリであるかを判断し、電話の場合は前記第一リレー回路を通電状態にして前記リンガー回路に前記疑似リンガー信号を生成させ、ファクシミリの場合は前記第一リレー回路を非通電状態のままにする制御手段と、
を備えるリンガー制御回路。 - 前記制御手段は、前記電話回線から前記リンガー信号を受信し前記電話回線を閉結した
後、前記第二リレー回路を通電状態にする、
請求項1に記載のリンガー制御回路。 - 前記クリップ回路のクリップ電圧レベルを調整する調整手段を備える、
請求項1または2に記載のリンガー制御回路。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のリンガー制御回路を備えるファクシミリ装置。
- コンピュータが、非通電状態においては電話回線と外付け電話機とを接続させ通電状態においてはリンガー回路と前記外付け電話機とを接続させる第一リレー回路を非通電状態にし、かつ、前記電話回線から到来するリンガー信号の電圧レベルを前記外付け電話機が鳴動しない範囲にクリップするクリップ回路が作動した状態で、前記電話回線からの前記リンガー信号を受信する第一ステップと、
前記コンピュータが、前記電話回線から前記リンガー信号を受信した後、当該リンガー信号に続く通信が電話であるかファクシミリであるかを判断し、
電話の場合は、前記第一リレー回路を通電状態にして、前記リンガー回路に疑似リンガー信号を生成させ、
ファクシミリの場合は、前記第一リレー回路を非通電状態のままにする、
第二ステップと、
を含み、
前記クリップ回路の作動状態と非作動状態は、第二リレー回路により切り換えられ、
前記第二リレー回路は、非通電状態においては前記クリップ回路を作動状態にし、通電状態においては前記クリップ回路を非作動状態にするリレー回路であって、前記第一ステップで前記コンピュータが前記リンガー信号を受信するまでは非通電状態にあり前記クリップ回路を作動状態にし、
前記コンピュータは、前記第二ステップで前記リンガー信号を受信した後、前記第二リレー回路を通電状態にしてから前記判断を行う、
リンガー制御方法。
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