JP5980557B2 - 電力計測装置 - Google Patents
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Description
この構成によれば、分岐ブレーカの増減に対して第1ユニットの連結数を変更することで対応できるし、第1ユニット及び第2ユニットの2種類のユニットのみで構成されるため、コストを抑制でき柔軟に対応できる。また、電圧及び電流の実測値を基に個々の分岐電路の消費電力が演算されるため、正確な値を計測することができる。
この構成によれば、上下の2列に設置された分岐ブレーカに対して1つの第1ユニットで対応するため、第1ユニットを分岐ブレーカ列の間に配設される電路の充電部カバーとしての機能も持たせることができる。また、電路上の空間を利用して回路素子を組み込むことができるため、第1ユニット全体を薄く構成でき、分岐ブレーカ前面側に配置しても分電盤全体の突出量を抑えることができる。
この構成によれば、第1ユニットを増設するための端子と第2ユニットと接続するための端子は共通であるため、複数連結した第1ユニットの端部の中継端子に第2ユニットを接続することができる。よって、接続線等を介在させることなく第1ユニット同士を接続できる。
この構成によれば、第1ユニット毎で消費電力が演算されるため、第1ユニットの連結数が多数であっても一部の演算部に負荷がかかることなく良好に演算できる。また、電力の演算に必要な電路電圧情報は第2ユニットから伝送されるので、個々の第1ユニットを電路に接続する必要がない。
また、入力端子の接続状態が接続状態表示部により確認できるので、接続状態を容易に確認でき接続ミスや故障を認識し易い。
尚、図2において、一方の分岐ブレーカ1はカバーを外した状態を示している。また、Lは分電盤内に左右に亘り帯状に配設された銅バーから成る単相3線式電路を示している。
また、上下側面の一方に単相3線式電路Lに接続する電源側端子12、他方の側面には負荷へ至るケーブルを接続する負荷側端子13がそれぞれ1列で設けられている。尚、14はホール素子から成る電流センサである。
このように第1ユニット2を構成することで、分岐ブレーカ1の列の前面側に第1ユニット2を配置して押圧操作等の接続操作することで、第1ユニット2の全ての入力端子21を同時に電流計測端子11に接続できるため、別途配線を必要としないし、入力端子21毎に接続操作する必要がないため、容易に接続できる。
尚、連結端子22の雄型、雌形は逆でも良い。また連結端子22は、例えば日本圧着端子製造株式会社製のプリント基板用コネクタ15P−1.25FJが適用でき、直接連結できるよう基板9に堅牢に組み付けられている。また、23はネジ挿通孔、24は係止爪であり、分電盤に固定する際使用される。
LED28は、入力端子21の接続状態を通知するもので、入力端子21毎に設けられている。尚、100V、200Vの何れの電圧情報で演算するかは、設置される分岐ブレーカ1に合わせて予め設定される。
こうして、一方の中継端子22である中継端子22aと、他方の中継端子22である伝送用端子22bとは対称に端子が配置され、第1ユニット2を左右に直接連結可能としている。
電路接続部31から入手した電路電圧情報は、100V情報端子X1及びY1、中性線情報端子N、200V情報端子X2にそれぞれ供給される。また、第2ユニット端子36は、連結端子22と同一の端子配列で構成され、直接接続することも可能に形成されている。
また、メモリ27に蓄積されたデータは、任意のタイミングで第2ユニット3に接続された表示機器の操作で引き出すことができ、電力量の演算や電気料金の演算等に利用できる。
また、第1ユニット2毎で消費電力が演算されるため、第1ユニット2の連結数が多数であっても一部の演算部に負荷がかかることなく良好に演算できる。また、電力の演算に必要な電路電圧情報は第2ユニット3から伝送されるので、第1ユニット2を電路に接続する必要がない。
更に、上下の2列に設置された分岐ブレーカ1に対して1つの第1ユニット2で対応するため、第1ユニット2を分岐ブレーカ1の列の間に配設される電路Lの充電部カバーとしての機能も持たせることができるし、電路L上の空間を利用して回路素子を組み込むことができるため、第1ユニット2全体を薄く形成でき、分岐ブレーカ1の前面側に配置しても分電盤全体の突出量を抑えることができる。そして、分岐ブレーカ1の前面側に第1ユニット2を配置するため、別途収納空間を設ける必要がなくなる。
Claims (4)
- 分電盤内に設置されて、分岐ブレーカにより分岐された個々の分岐電路を流れる電流情報を入手し、分岐電路毎の消費電力を演算する電力計測装置であって、
個々の分岐電路の電流情報を入力するための複数の入力端子と、電路電圧情報を入手する電圧情報入力部と、個々の分岐電路の消費電力を演算する電力演算部と、演算された電力情報を蓄積する計測値記憶部とを有し、
前記入力端子を備えた第1ユニットと、前記電圧情報入力部を備えた第2ユニットとに分離形成され、
前記第1ユニットは、第2ユニットに接続するための伝送用端子を備えると共に、増設する第1ユニットを接続するための中継端子を有する一方、
前記第2ユニットは、直接接続された第1ユニット及び増設された第1ユニットと通信して電力情報を入手する通信制御部を備え、
前記分岐ブレーカは、分岐電路の電流を計測するための電流センサを内蔵して分電盤前面側部位に計測した電流情報を出力する電流計測端子を備え、
前記入力端子が前記電流計測端子に接続されて電流情報を入手し、
前記第1ユニットは、列設された前記分岐ブレーカの間隔に合わせて前記入力端子をケース裏面に配置し、前記入力端子と前記電流計測端子との接続状態を判断する接続判定部を有し、更に前記接続判定部の判定結果を表示する接続状態表示部を前記入力端子毎に有すする一方、
前記第2ユニットは、前記接続判定部を起動する確認ボタンを有することを特徴とする電力計測装置。 - 前記分岐ブレーカは上下2列で列設され、前記入力端子は前記分岐ブレーカの配置に合わせて上下2列で配置されて成ることを特徴とする請求項1記載の電力計測装置。
- 前記中継端子は前記第1ユニットの左右にそれぞれ備えて、多数の第1ユニットを左右方向に連結可能とし、
前記伝送用端子は前記中継端子と同一の端子構成であって兼用でき、連結された第1ユニットのうち左右何れか一端の中継端子を伝送用端子として前記第2ユニットと接続することを特徴とする請求項1又は2記載の電力計測装置。 - 前記第1ユニットは前記電力演算部を有する一方、前記第2ユニットは前記電圧情報入力部を有し、前記通信制御部が前記電路電圧情報を前記第1ユニットに送信することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の電力計測装置。
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012103343A JP5980557B2 (ja) | 2012-04-27 | 2012-04-27 | 電力計測装置 |
Publications (2)
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JP2013231649A JP2013231649A (ja) | 2013-11-14 |
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Family Applications (1)
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JP2012103343A Active JP5980557B2 (ja) | 2012-04-27 | 2012-04-27 | 電力計測装置 |
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