JP5979320B2 - Ni−Cr合金材およびそれを用いた油井用継目無管 - Google Patents
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Description
CaおよびMgの1種以上:合計で0.0003〜0.01%と、
Ti、Nb、Zr、およびVの1種以上:合計で0〜0.5%と、
残部がFeおよび不純物とからなり、
不純物中のC、P、S、およびOが、C:0.03%以下、P:0.03%以下、S:0.001%以下、およびO:0.01%以下である化学組成を有し、
さらに、転位密度が下記の式を満たす、Ni−Cr合金材。
7.0×1015≦ρ≦2.7×1016−2.67×1017×[REM(%)]
上記の式において、ρは、単位がm-2での転位密度、[REM(%)]は、質量%でのREMの含有量を意味する。
Si:0.01〜0.5%
Siは、脱酸のために必要な元素であり、0.01%以上含有させる。Siの含有量が0.5%を超えると、熱間加工性が低下する傾向が見られる。したがって、Siの含有量を0.01〜0.5%とする。Si含有量の好ましい下限は0.05%であり、さらに好ましい下限は0.07%である。また、Si含有量の好ましい上限は0.40%であり、さらに好ましい上限は0.33%である。
Mnは、脱酸および/または脱硫剤として必要な成分であるが、その含有量が0.01%未満では効果が十分に発揮されない。一方、Mnの含有量が1.0%以上であると熱間加工性が低下する。したがって、Mnの含有量を0.01%以上で1.0%未満とした。Mn含有量の好ましい下限は0.10%であり、より好ましい下限は0.20%であり、さらに好ましい下限は0.24%である。また、Mn含有量の好ましい上限は0.80%であり、より好ましい上限は0.70%であり、さらに好ましい上限は0.66%である。
Cuは、Ni−Cr合金材表面に形成される不動態皮膜の安定化に効果があり、耐孔食性および耐全面腐食性を向上させるのに必要である。ただし、Cuの含有量が0.01%未満では効果が不十分であり、1.0%以上になると熱間加工性が低下する。このため、Cuの含有量を0.01%以上で1.0%未満とした。Cu含有量の好ましい下限は0.20%、さらに好ましい下限は0.55%である。また、Cu含有量の好ましい上限は0.85%であり、さらに好ましい上限は0.8%である。
Niは、オーステナイト安定化元素として含有させる。Niは、耐食性の観点から48%以上含有させるが、55%以上の含有はコストの増加および耐水素割れ性の低下を招く。このことから、Niの含有量を48%以上で55%未満とした。Ni含有量の好ましい下限は49%であり、さらに好ましい下限は49.2%である。また、Ni含有量の好ましい上限は52%であり、さらに好ましい上限は51.1%である。
Crは、耐応力腐食割れ性を著しく改善する成分であるが、含有量が22%未満ではその効果が十分ではない。一方、Crを28%を超えて含有させると熱間加工性の低下を招くとともに、シグマ相に代表されるTCP相を生じやすくなり、耐応力腐食割れ性が低下する。したがって、Crの含有量を22〜28%とした。Cr含有量の好ましい下限は23%であり、さらに好ましい下限は23.5%である。また、Cr含有量の好ましい上限は26%であり、さらに好ましい上限は25.7%である。
Moは、Cuと同様に、Ni−Cr合金材表面に形成される不動態皮膜の安定化に効果があり、耐孔食性および耐応力腐食割れ性を改善する効果がある。しかしながら、Moの含有量が5.6%未満では効果が不十分である。一方、Moを7.0%以上含有させると、オーステナイトの高温強度が増加されるとともに、合金の鋳込み時にシグマ相またはミュー相等の有害相の形成が促進される。これにより、熱間加工性を悪化させる。さらに、Moの過剰な含有は合金コストの増加を招く。したがって、Moの含有量を5.6%以上で7.0%未満とした。Mo含有量の好ましい下限は5.7%であり、さらに好ましい下限は5.8%である。また、Mo含有量の好ましい上限は6.8%であり、さらに好ましい上限は6.7%である。
Nは、本発明において重要な元素である。Nは、Ni−Cr合金の強度を高める作用があるが、その含有量が0.04%未満では所望の高強度を確保できず、また、転位密度の増加による耐応力腐食割れ性の急激な低下を招きやすくなる。一方、Nの含有量が0.16%を超えると、熱間での加工可能最高温度の低下、およびクロム窒化物の析出に伴う耐応力腐食割れ性の悪化を招く。このことから、Nの含有量を0.04〜0.16%とした。N含有量の好ましい下限は0.06%であり、より好ましい下限は0.08%であり、さらに好ましい下限は0.098%である。また、N含有量の好ましい上限は0.14%であり、さらに好ましい上限は0.125%である。
Alは、合金中のO(酸素)を固定し熱間加工性を改善するだけでなく、REMの酸化による効果の減少を防ぐ効果もある。REMを含有させて、Alを含有させないNi−Cr合金では、REMは大部分が酸化物として消費される。その結果、固溶Sの増大を招き、熱間加工性が大きく低下する。したがって、REMを含有させる場合には、Alを併せて含有させることが必須である。ただし、Alの含有量がsol.Alで0.03%未満ではその効果は十分ではない。一方、Alをsol.Alで0.20%を超えて含有させると却って熱間加工性を低下させる。したがって、Alの含有量をsol.Alで0.03〜0.20%とした。sol.AlでのAl含有量の好ましい下限は0.05%であり、より好ましい下限は0.07%であり、さらに好ましい下限は0.076%である。また、sol.AlでのAl含有量の好ましい上限は0.18%であり、より好ましい上限は0.14%であり、さらに好ましい上限は0.135%である。なお、「sol.Al」とはいわゆる「酸可溶性Al」を意味する。
REMは、本発明において重要な元素である。すなわち、REMには、熱間加工性および耐応力腐食割れ性を改善する効果があるので含有させる。ただし、REMは酸化しやすいため、Alを共に含有させることが必須である。なお、REMをCaおよび/またはMgと複合して含有させた合金の場合は、低温域での熱間加工性の低下を安定して抑止することができるとともに、高強度、低温域での良好な靱性、および硫化水素を含む高温環境下での耐応力腐食割れ性を備えるものとなる。しかしながら、REMの含有量が0.01%未満では、上記の効果が十分ではなく、高強度化により耐応力腐食割れ性が低下する。一方、REMの含有量が0.074%を超えると、たとえCaおよび/またはMgと複合して含有させても、却って熱間加工性および靱性が低下する。したがって、REMの含有量を0.01〜0.074%とした。REM含有量の好ましい下限は0.015%であり、さらに好ましい下限は0.019%である。また、REM含有量の好ましい上限は0.06%であり、さらに好ましい上限は0.058%である。
Caおよび/またはMgをREMと複合して含有させた合金の場合には、低温域での熱間加工性の低下を安定して抑止することができるとともに、高強度、低温域での良好な靱性、および硫化水素を含む高温環境下での耐応力腐食割れ性を備えるものとなる。上記の効果は、CaおよびMgの1種以上を合計で0.0003%以上含有することによって得られる。しかしながら、CaおよびMgの1種以上を合計で0.01%を超えて含有すると、たとえREMと複合して含有させても、却って熱間加工性の低下現象が生じる。したがって、CaおよびMgの1種以上の含有量を合計で0.0003〜0.01%とした。CaおよびMgの1種以上の合計含有量の好ましい下限は0.0005%であり、さらに好ましい下限は0.0007%である。また、CaおよびMgの1種以上の合計含有量の好ましい上限は0.005%であり、さらに好ましい上限は0.0042%である。
Wは、耐応力腐食割れ性を向上させる作用を有する。このため、必要に応じてWを含有させてもよい。しかしながら、Wを8.0%以上含有させると、熱間加工性および経済性が悪化する。したがって、含有させる場合のWの量を8.0%未満とする。含有させる場合のWの量は、7.0%未満とすることが好ましい。
Ti、Nb、Zr、およびVはいずれも、結晶粒を微細化して、強度および延性を向上させる作用を有する。このため、必要に応じて、Ti、Nb、Zr、およびVを単独でまたは2種以上の複合で含有させてもよい。しかしながら、上記の元素を1種以上の合計で0.5%を超えて含有させると、熱間加工性を悪化させるとともに、介在物を多量に生じ、却って延性の低下現象が現れる。したがって、これらの元素を含有させる場合の量を、1種以上の合計で0.5%以下とする。これらの元素を含有させる場合の量は、1種以上の合計で0.3%以下とすることが好ましい。
Coは、オーステナイト相の安定化に寄与し、高温での耐応力腐食割れ性を向上させる作用を有する。このため、必要に応じてCoを含有させてもよい。しかしながら、Coの過剰な含有は合金価格の上昇を招き、経済性を著しく損なう。したがって、上限を設けて含有させる場合のCoの量を2.0%以下とする。含有させる場合のCoの量は、1.0%以下とすることが好ましい。
Cは、不純物として含有され、その含有量が0.03%を超えると、M23C6型炭化物(「M」は、Cr、Mo、および/またはFeなどの元素を指す。)の析出による粒界破壊を伴う応力腐食割れが生じやすくなる。したがって、Cの含有量を0.03%以下と定めた。不純物中のC含有量の好ましい上限は0.02%であり、より好ましい上限は0.015%であり、さらに好ましい上限は0.012%である。
Pは、合金中に含まれる不純物であり、熱間加工性および耐応力腐食割れ性を著しく低下させる。したがって、Pの含有量を0.03%以下とした。不純物中のP含有量の好ましい上限は0.025%であり、より好ましい上限は0.020%であり、さらに好ましい上限は0.019%である。
SもPと同様、熱間加工性を著しく低下させる不純物である。熱間加工性の低下を防止する観点からSの含有量はできる限り低いことが望ましいので、上限を設けて0.001%以下とした。不純物中のS含有量の好ましい上限は0.0009%であり、より好ましい上限は0.0008%であり、さらに好ましい上限は0.0006%である。
O(酸素)は合金中に含まれる不純物であり、熱間加工性を著しく低下させる。したがって、Oの含有量を0.01%以下とした。不純物中のO含有量の好ましい上限は0.009%であり、さらに好ましい上限は0.005%である。
上記(A)項に記載の化学組成を有する本発明のNi−Cr合金材の組織においては、転位密度が下記の式を満たしていなければならない。
7.0×1015≦ρ≦2.7×1016−2.67×1017×[REM(%)]
上記の式において、ρは、単位がm-2での転位密度、[REM(%)]は、質量%でのREMの含有量を意味する。
〔{(1.78−17.78×[REM(%)])0.5−2×[N(%)]}/0.02〕の式(上記の式において、[REM(%)]と[N(%)]はそれぞれ、質量%での、REMとNの含有量を意味する。)で示される値以下とすれば、転位密度ρを本発明で規定する値を超えない範囲に制御することができる。なお、REM含有量が0.05%以上、かつN含有量が0.14%以上の合金材では、冷間加工時に許容される断面減少率の範囲は狭い。
ρ=14.4ε2/b2
の式を計算して、単位がm-2での転位密度ρを求めた。
ρ=2.7×1016−2.67×1017×[REM(%)]
を表す。
Claims (5)
- 質量%で、Si:0.01〜0.5%、Mn:0.01%以上で1.0%未満、Cu:0.01%以上で1.0%未満、Ni:48%以上で52%以下、Cr:22〜28%、Mo:5.6%以上で7.0%未満、N:0.04〜0.16%、sol.Al:0.03〜0.20%、REM:0.01〜0.074%、W:0%以上で7.0%未満、およびCo:0〜1.0%と、
CaおよびMgの1種以上:合計で0.0003〜0.01%と、
Ti、Nb、Zr、およびVの1種以上:合計で0〜0.5%と、
残部がFeおよび不純物とからなり、
不純物中のC、P、S、およびOが、C:0.03%以下、P:0.03%以下、S:0.001%以下、およびO:0.01%以下である化学組成を有し、
さらに、転位密度が下記の式を満たす、Ni−Cr合金材。
7.0×1015≦ρ≦2.7×1016−2.67×1017×[REM(%)]
上記の式において、ρは、単位がm-2での転位密度、[REM(%)]は、質量%でのREMの含有量を意味する。 - 質量%で、Wを0.1%以上で7.0%未満含有する、請求項1に記載のNi−Cr合金材。
- 質量%で、Ti、Nb、Zr、およびVの1種以上を合計で0.01〜0.5%含有する、請求項1または2に記載のNi−Cr合金材。
- 質量%で、Coを0.01〜1.0%含有する、請求項1から3までのいずれかに記載のNi−Cr合金材。
- 請求項1から4までのいずれかに記載のNi−Cr合金材からなる、油井用継目無管。
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