JP5974558B2 - インクジェットヘッドおよびインクジェット記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、インクジェットヘッドから被記録体へインクを吐出して記録を行うインクジェットヘッドおよびインクジェット記録装置に関する。
画像形成手段として、キャリッジにインクジェットヘッドを搭載して、キャリッジを主走査方向に往復移動させながら、インクジェットヘッドからインク液滴を吐出し、記録媒体上に着弾させることにより画像パターンを形成するインクジェットヘッドがある。
インクジェットプリンタは、インクジェットヘッドからインクの微小液滴を紙などの記録媒体上に吐出させて、画像を記録する装置である。なかでも、記録が必要な時のみインクの微小液滴を吐出する、オン・デマンド方式が現在主流になっている。また、オン・デマンド方式には、微小液滴を吐出させるために設けられる液室内の圧力発生源により、圧電素子の変位により圧力室の圧力を高め、インクを吐出させる圧電式と、ヒータにより液室内のインク中に気泡を発生させ、インクを吐出させるサーマル方式とに区別される。いずれの方式とも、インクジェットヘッドを駆動させるための駆動ICチップからの駆動信号で圧力発生源が作動し、ノズルからインク液滴を吐出して、記録媒体上に着弾させる。
近年、インクジェットヘッドにおける小型化・低コスト化の要求が一段と増している。それに応じて、駆動ICチップをインクジェットヘッドの中に挿入しようとしている。そこで、インクジェットヘッドの小型化に関する問題に対しては、駆動ICチップをインクジェットヘッドの中にフリップチップボンディングする構成が提案されている。例えば、駆動ICチップをアクチュエータ基板上のサブフレームの間にフリップチップボンディングさせ、インクジェットヘッドを小型化する構成が提案されている。
一方、駆動ICチップは、インクジェットヘッドに駆動信号を出力する際に、大きな電流が流れるため、駆動ICチップが発熱し、温度が上昇する。駆動ICチップから発生する熱が共通液室形成基板や個別液室形成基板を通じてインクに伝達されると、インクの粘度が変化し、ノズルからの吐出挙動が変動する。
また、共通液室のインクの流れに沿って熱が伝達されると共通液室の下流にいくにつれてインクの温度が上がるため、共通液室に沿って配置された個別液室ごとにインクの温度が異なり、ノズルからの吐出挙動が個別液室ごとに変化する。その結果、印字ムラなどの不具合が生じる恐れがある。したがって、インクジェットヘッドの中に挿入された駆動ICチップが発生する熱によるインクの温度差を小さくする対策が必要となる。
特許文献1では、駆動ICチップが発生する熱に起因して生じる個別液室でのインク温度差を低減する提案がされている。これによると、同じ個別液室列に属する個別液室は、駆動ICチップに対して湾曲状に配置されている。これにより、駆動ICチップと個々の個別液室との距離の差が小さくなり、個別液室に伝わる熱の量の差が小さくなる。
特許文献2では、共通液室形成部材に冷却流路を設けて、共通液室内のインク温度を均一化する提案がされている。これによると、複数のインク共通液室が形成されている共通液室形成部材にヒートパイプや冷却流路などの温度均一化部材が設けられている。これにより、インクを吐出するための圧力発生部材から発生する熱を、共通液室形成部材を介してヒートパイプや冷却流路内の冷却液に受け取り排出し、共通液室内のインクにおける温度ムラが抑制される。この構成では、共通液室と圧力発生部材の間にヒートパイプや冷却流路を挟み込むように配設することにより、圧力発生部材からの熱を適切に抑制することが可能となり、共通液室内のインクにおける温度ムラの低減を効率的に行うことができる。
しかし、駆動ICチップをアクチュエータ基板上のサブフレームの間にフリップチップボンディングさせた構成では、駆動ICチップの上面方向に、共通液室形成基板が設けられており、かつ駆動ICチップと共通液室形成基板に空隙があるため、駆動ICチップにおける温度上昇の抑制の効果が限定される。
また、特許文献1に記載された構成では、温度差が小さくなるように個別液室を湾曲状に配置しなければならないため、インクジェットヘッドの小型化には限界がある。
また、特許文献2に記載された構成では、圧力発生部材と共通液室の間にヒートパイプまたは、冷却流路を設けなければならないため、インクジェットヘッドの小型化には限界がある。
本発明は、前記課題を解決するためのものであり、その目的とするところは、インクジェットヘッドの中に挿入された駆動ICチップが発生する熱に起因して生じる個別液室でのインクの温度差を小さくすることが可能なインクジェットヘッドを提供することである。
かかる目的を達成するために、本発明は、以下の特徴を有する。
本発明に係るインクジェットヘッドは、ノズルを設けたノズル板と、流路隔壁により区画されてなる個別液室を第1の方向に隣接して形成する流路板と、前記個別液室の一部を構成する振動板と、前記振動板に形成された圧力発生素子、該圧力発生素子を駆動するための駆動回路配線を有しているアクチュエータ基板と、前記圧力発生素子を保護するためのサブフレームと、前記個別液室に液体を供給し、前記第1の方向に延在する共通液室が形成された共通液室形成基板と、前記共通液室に液体を供給するための供給孔が形成されたマニホールドと、が順に積層されており、前記サブフレーム近傍の前記駆動回路配線に当接されて、該駆動回路配線に駆動信号を送る駆動ICチップと、前記駆動ICチップから発生する熱を放散する放熱部材と、ハウジングとを備えたインクジェットヘッドであって、前記共通液室の終端部近傍に、前記駆動ICチップから前記ハウジングに向かって前記共通液室形成基板と前記マニホールドに貫通孔が形成され、前記駆動ICチップの少なくとも一面に当接された前記放熱部材が前記貫通孔を介して、前記ハウジングに当接されていることを特徴とする。
本発明によれば、インクジェットヘッドの中に集積された駆動ICチップにおける共通液室の下流側の温度を下げることができるので、ICから共通液室内に伝わる熱が共通液室の下流側で少なくなり、共通液室内での温度差を抑えることができる。
第1の実施形態に係るインクジェットヘッドの分解斜視図である。 第1の実施形態に係るインクジェットヘッドの断面図である。 第2の実施形態に係るインクジェットヘッドの断面図である。 第3の実施形態に係るインクジェットヘッドの断面図である。 第4の実施形態に係るインクジェットヘッドの断面図である。 第5の実施形態に係るインクジェットヘッドの断面図である。 インクジェット記録装置内の要部の構成を示した概略斜視図である。
以下、本実施の形態について図面により詳細に説明する。
図1は、第1の実施形態を説明するインクジェットヘッドの分解斜視図である。また、図2は、図1のA−A’線断面図である。
図1を参照すると、インクジェットヘッドは、インクを吐出するノズル1y、1m、1c、1kが形成されたノズル板2と、ノズル毎に設けられた個別液室3y、3m、3c、3kが形成された個別液室形成基板101と、個別液室3y、3m、3c、3kの一部を構成する振動板と、振動板に形成された圧力発生素子を駆動するための駆動回路配線を有するアクチュエータ15y、15m、15c、15kに吐出信号を出力する駆動ICチップ105a、105bが形成されたアクチュエータ基板14と、駆動ICチップ105a、105bからの熱を伝達する第1の放熱部材201a、201bと、貫通孔203a、203b、203c、203dが形成されアクチュエータを保護するサブフレーム102と、貫通孔203a、203b、203c、203dと共通液室4y、4m、4c、4kが形成された共通液室形成基板103と、供給孔107y、107m、107c、107kと貫通孔203a、203b、203c、203dが形成されたマニホールド106と、第1の放熱部材201a、201bからの熱を伝達する第2の放熱部材202と、第2の放熱部材202からの熱を外部に放散するハウジング104が順に積層されている。
また、貫通孔203a、203b、203c、203dは、共通液室4y、4m、4c、4kの終端部近傍に形成されている。また、マニホールド106内の貫通孔203a、203b、203c、203dは、樹脂部材内に形成されており、樹脂部材の肉抜き穴を兼ねている。なお、添字y、m、c、kはそれぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色に対応する。
図2を参照すると、駆動ICチップ105aのX1、X2方向の端部側の上面からZ2方向へ貫通孔203a、203bが形成されており、駆動ICチップ105aの上面には第1の放熱部材201aが当接されている。第1の放熱部材201aには、貫通孔203a、203b内をZ2方向に沿って延在し、かつ貫通孔203a、203bの外部でマニホールド106の面に沿って延在している第2の放熱部材202が当接されており、第2の放熱部材はアルミダイキャストで形成された金属のハウジング104にも当接されている。
本実施形態において、駆動ICチップ105aから発生する熱は、駆動ICチップ105aに当接している第1の放熱部材201aに伝達される。第1の放熱部材201aに伝達された熱は、第1の放熱部材201aに接続している第2の放熱部材202に伝達され、ハウジング104を通じて外部の大気に放散される。
このとき、駆動ICチップ105aから発生する熱は、貫通孔203a、203b側から放熱される。よって、駆動ICチップ105aの温度は、駆動ICチップ105aのX1、X2方向の中心側よりも端部側の方が低くなる。貫通孔203a、203bは共通液室4yの終端部近傍に形成されているので、駆動ICチップから共通液室4yを流れるインクに伝達される熱は、第1の放熱部材201aと第2の放熱部材202が無い場合に比べて共通液室4yの終端側ほど少なくなる。このため、第1の放熱部材201aと第2の放熱部材202が無い場合に比べて、共通液室内のインクの温度上昇を抑えることができる。
また、マニホールド106内の貫通孔203a、203b、203c、203dは、樹脂部材の肉抜き穴を兼ねているため、新たに貫通孔を形成する必要がなく、製造コストを低減することができる。
ここで、第1放熱部材201aは、駆動ICチップ105aからの熱を効率よく第2放熱部材202に伝達させるため、駆動ICチップ105aの上面と第2の放熱部材に密着できるように変形可能なシリコンゴムが好ましい。また、第2の放熱部材202は、第1放熱部材201aからの熱をハウジング104に速やかに伝達できるように銅またはアルミニウムなどの金属部材が好ましい。
図3は、第2の実施形態に係るインクジェットヘッドであり、図1のA−A’線断面図である。液相である第1の放熱部材201aは、駆動ICチップ105aの全面を封止しており、第1の放熱部材201aに接続している第2の放熱部材202は、貫通孔203a、203b内で貫通方向に沿って延在し、かつ貫通孔203a、203bの外部でマニホールド106の面に沿って延在し、アルミダイキャストで形成されたハウジング104が当接されている。
駆動ICチップ105aから発生する熱は、駆動ICチップ105aを封止している第1の放熱部材201aに伝達される。第1の放熱部材201aに伝達された熱は、第2の放熱部材202に伝達され、第2の放熱部材に当接しているハウジング104を通じて、大気に放散される。
第1の放熱部材201aは、駆動ICチップ105aの全面を封止するため、図示していないが上部電極と下部電極間でショートしないように、絶縁性のサーマルグリースが好ましい。一方、第2の放熱部材202は、熱伝導率の高い銅またはアルミニウムなどの金属材料が好ましい。
本実施形態においては、第1の放熱部材201aが液相であるため、第1の放熱部材201aは、駆動ICチップ105aの全面に当接しており、かつ第2の放熱部材202の少なくとも2面以上に当接するため、第1の実施形態よりも駆動ICチップ105aからの熱を確実に第2の方熱部材202に伝達できる利点がある。また、第1放熱部材201aは駆動ICチップ105aを完全に封止するため、外気の湿気から駆動ICチップ105aを保護する封止材と同様な効果が得られる利点がある。
また、本実施形態においては、貫通孔203a、203b内の空隙がある場合で説明したが、貫通孔203a、203b内の空隙は、第1の放熱部材201aで満たされていてもよい。これにより、貫通孔203a、203b内を伝達する熱量が増加するので、貫通孔203a、203b内に空隙がある場合に比べて駆動ICチップ105aを効率的に冷却できる利点がある。
さらに、第1の放熱部材201aは液相であるため、貫通孔203a、203bの形状に制約されることなく空隙を満たすことができるので、貫通孔203a、203bの形状は自由に設定できる。このため、例えば、樹脂部材の肉抜き穴を効率的に貫通孔203a、203bとして利用できる。
図4は、第3の実施形態に係るインクジェットヘッドであり、図1のA−A’線断面図である。第1の放熱部材201aは、第2の放熱部材202に接続する部分が谷型になるように、厚さ0.1umの銅またはアルミニウムのような金属板をプレス加工して形成される。また、第2の放熱部材202において、第1の放熱部材201aに接続する部分は山型になるように加工されている。
本実施形態においては、第1の放熱部材201aにおいて、第2の放熱部材202に接続する部分が、第2の放熱部材202に密着するように変形するため、熱伝導性が高い銅またはアルミなどの金属材料で構成可能である。したがって、第1の実施形態よりも駆動ICチップ105aからの熱を効率よくハウジングや大気に放散できる利点がある。
本実施形態において、第1の放熱部材201aの形状としては谷型、第2の放熱部材202の形状としては山型について説明したが、第1の放熱部材201aと第2の放熱部材202が密着する形状であれば、どんな形状であっても構わない。
図5は、第4の実施形態に係るインクジェットヘッドであり、図1のA−A’線断面図である。駆動ICチップ105aの上面には、第1の放熱部材201aが当接されている。第1の放熱部材201aには、貫通孔203a、203b内でZ2方向に沿って延在し、かつ貫通孔203a、203bの外部でマニホールド106の面に沿って延在している第2の放熱部材202が当接されており、第2の放熱部材202はアルミダイキャストで形成されたハウジング104にも当接されている。
さらに、液相である第3の放熱部材205は、駆動ICチップ105aの周囲および貫通孔203a、203b内の空隙を満たしている。
本実施形態において、駆動ICチップ105aから発生する熱は、駆動ICチップ105aに当接している第1放熱部材201a、および第3の放熱部材205に伝達される。第1の放熱部材201a、および第3の放熱部材205に伝達された熱は、第1の放熱部材201aおよび第3の放熱部材205に接続している第2の放熱部材202に伝達され、ハウジング104を通じて外部の大気に放散される。
第3の放熱部材205は、駆動ICチップ105aの一部を封止するため、図示していないが上部電極と下部電極間にショートしないように、絶縁性のサーマルグリースが好ましい。一方、第2の放熱部材202は、熱伝導率の高い銅またはアルミニウムなどの金属材料が好ましい。
本実施形態においては、液相である第3の放熱部材205によって貫通孔203a、203b内の空隙を第3の放熱部材205で満たしている。このため、貫通孔203a、203b内を伝達する熱量が増加するので、貫通孔203a、203b内に空隙がある場合に比べて駆動ICチップ105aを効率的に冷却できる利点がある。
図6は、第5の実施形態に係るインクジェットヘッドであり、図1のA−A’線断面図である。第1の放熱部材201aは、熱伝達シートであって、駆動ICチップ105aの上面に当接しており、貫通孔203a、203b内でZ2方向に沿って延在し、かつ貫通孔203a、203bの外部でマニホールド106の面に沿って延在している。
一方、第2の放熱部材202は、貫通孔203a、203bに設置され、第1の放熱部材201aとハウジング104に当接している。
駆動ICチップ105aから発生する熱は、駆動ICチップ105aに当接している第1の放熱部材201aに伝達される。第1の放熱部材201aに伝達された熱は、第1の放熱部材201aに当接しているハウジング104に伝達され、大気に放散される。第1の放熱部材201aには、金属板よりも変形の自由度が高い銅張ポリイミドフィルムなどの熱伝導シートが好ましい。
一方、第2の放熱部材202は、駆動ICチップ105aからの熱を第1の放熱部材201aに確実に伝達させるため、貫通孔203a、203bに設置され、第1の放熱部材201aを駆動ICチップ105aの上面に密着させる。
また、第2の放熱部材202には、第1の放熱部材201aを駆動ICチップ105aに付勢しながら、かつ第1放熱部材201aからハウジング104に熱伝達できるように、シリコンゴムを用いることが好ましい。しかし、駆動ICチップ105aからの熱は、第1の放熱部材201aを通じてハウジング104に伝達されるため、第2の放熱部材202が絶縁性のゴムであっても構わない。
本実施形態において、シート状の第1の放熱部材201aは、第2の放熱部材202により、駆動ICチップ105a方向に付勢され、駆動ICチップ105aの上面とハウジング104に当接するため、第1の実施形態よりも第1の放熱部材201aまたは第2の放熱部材202を製作する工程が省略できる利点がある。
図7は、インクジェット記録装置1000内の要部の構成を示した概略斜視図である。インクジェット記録装置1000には、装置本体1001の内部に、印字機後部1002などが収納されている。この印字機後部1002は、操作方向に移動可能なキャリッジ1003にインクカートリッジ1004が搭載されており、インクカートリッジ1004の下に本実施形態に係るインクジェットヘッドが搭載されている。
なお、以上の実施形態では、4色一体の形態をとるインクジェットヘッドに適用される場合を説明したが、本実施形態は、1色以上、任意数のインクジェットヘッドにも適用可能である。
1y、1m、1c、1k ノズル
2 ノズル板
3y、3m、3c、3k 個別液室
4y、4m、4c、4k 共通液室
14 アクチュエータ基板
15y、15m、15c、15k アクチュエータ
101 個別液室形成基板
102 サブフレーム
103 共通液室形成部材
104 ハウジング
105a,105b 駆動ICチップ
106 マニホールド
107y、107m、107c、107k 供給孔
201a、201b 第1の放熱部材
202 第2の放熱部材
203a、203b、203c、203d 貫通孔
205 第3の放熱部材
1000 インクジェット記録装置
特開2006−205633号公報 特開2009−149057号公報

Claims (12)

  1. ノズルを設けたノズル板と、
    流路隔壁により区画されてなる個別液室を第1の方向に隣接して形成する流路板と、
    前記個別液室の一部を構成する振動板と、
    前記振動板に形成された圧力発生素子、該圧力発生素子を駆動するための駆動回路配線を有しているアクチュエータ基板と、
    前記圧力発生素子を保護するためのサブフレームと、
    前記個別液室に液体を供給し、前記第1の方向に延在する共通液室が形成された共通液室形成基板と、
    前記共通液室に液体を供給するための供給孔が形成されたマニホールドと、が順に積層されており、
    前記サブフレーム近傍の前記駆動回路配線に当接されて、該駆動回路配線に駆動信号を送る駆動ICチップと、
    前記駆動ICチップから発生する熱を放散する放熱部材と、
    ハウジングとを備えたインクジェットヘッドであって、
    前記共通液室の終端部近傍に、前記駆動ICチップから前記ハウジングに向かって前記共通液室形成基板と前記マニホールドに貫通孔が形成され、
    前記駆動ICチップの少なくとも一面に当接された前記放熱部材が前記貫通孔を介して、前記ハウジングに当接されていることを特徴とするインクジェットヘッド。
  2. 前記マニホールドは少なくとも一部に樹脂部材を含み、前記マニホールド内の前記貫通孔が前記樹脂部材内の肉抜き穴の少なくとも一つであることを特徴とする請求項1記載のインクジェットヘッド。
  3. 前記放熱部材は2つ以上であって、前記駆動ICチップに当接する第1の放熱部材と、前記第1の放熱部材に接続する第2の放熱部材を備えたことを特徴とする請求項1または2記載のインクジェットヘッド。
  4. 前記第1の放熱部材は可撓部材であって、前記第2の放熱部材は前記貫通孔の貫通方向に沿って延在する部分と前記マニホールドの面に沿って延在する部分とを備えることを特徴とする請求項3記載のインクジェットヘッド。
  5. 前記第1の放熱部材は一部に可撓部を有する固体部材であって、前記第1の放熱部材の可撓部は前記第2の放熱部材の少なくとも一面に当接することを特徴とする請求項4記載のインクジェットヘッド。
  6. 前記第1の放熱部材は熱伝導性シリコンゴムであることを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載のインクジェットヘッド。
  7. 第3の放熱部材を有し、前記第3の放熱部材は液体部材であり、少なくとも前記貫通孔に前記第3の放熱部材を有することを特徴とする請求項3〜6のいずれか1項に記載のインクジェットヘッド。
  8. 前記第1の放熱部材は液体部材であって、前記第1の放熱部材は前記駆動ICチップを封止しており、前記第2の放熱部材は前記貫通孔の貫通方向に沿って延在する部分と前記マニホールドの面に沿って延在する部分とを備えることを特徴とする請求項3記載のインクジェットヘッド。
  9. 前記第1の放熱部材は前記貫通孔に有することを特徴とする請求項8記載のインクジェットヘッド。
  10. 前記第1の放熱部材は前記駆動ICチップとハウジングに当接する熱伝導シートであって、前記第2の放熱部材は前記第1の放熱部材を前記駆動ICチップ方向に付勢する熱伝導性シリコンゴムであることを特徴とする請求項3記載のインクジェットヘッド。
  11. 前記ハウジングは金属であって、前記放熱部材と当接することを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載のインクジェットヘッド。
  12. 請求項1〜11のいずれか1項に記載の前記インクジェットヘッドが搭載されていることを特徴とするインクジェット記録装置。
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