JP5974470B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents

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本発明は、被記録媒体に画像などを記録するインクジェット記録装置に関する。
従来から、キャリッジにインクジェットヘッドが搭載され、キャリッジが走査方向に移動している間にインクジェットヘッドからインクを噴射させて画像などを記録するインクジェット記録装置が知られている。
このようなインクジェット記録装置において、キャリッジは、1回の移動(パス)毎に、所定の一定速度まで加速し、一定速度で移動した後、減速して停止している。そして、一般的には、噴射タイミングに関する制御を簡単にしつつ画質を向上させるために、キャリッジが一定速度で移動している間に、インクジェットヘッドからインクを噴射させている。
また、種々のインクジェット記録装置の中には、キャリッジの移動範囲を短くして、記録装置の走査方向に関する幅を小型化するために、キャリッジが一定速度で移動している間に加えて、定速区間前後の加速区間や減速区間の一部範囲でもインクジェットヘッドからインクを噴射させるものがある。この加減速中の記録動作においては、キャリッジの変化する移動速度に応じて、インクジェットヘッドからのインクの噴射タイミングをずらす補正をしている。
例えば、特許文献1には、キャリッジが定速で移動している間に記録ヘッドから用紙に記録を行うのに加えて、定速区間前後の加減速区間の一部範囲でも記録ヘッドから用紙に記録を行う記録装置について開示されている。この特許文献1に記載の記録装置においては、用紙の走査方向に関する幅が大きいほど、加減速区間の中において記録動作を行う範囲を長くし、これにともない記録動作を行う定速区間の範囲を短く設定して、キャリッジの走査方向に関する移動範囲を短くしている。
特開2009−298061号公報(図3)
ところで、加減速中の記録動作のように、定速中の記録動作に対してインクの噴射タイミングをずらす補正を行うと画質が低下してしまう。そのため、加減速中の記録動作は、極力なくしたい。しかしながら、特許文献1に記載の記録装置においては、用紙の走査方向に関する幅に応じて、加減速区間の中において記録動作を行う範囲を設定している。したがって、用紙の幅が同じであれば、記録装置に入力された画像データに基づく画像によらず、加減速区間の中において記録動作を行う範囲は常に一定である。すると、例えば、記録装置に入力された画像データに基づく画像が、被記録媒体に対して余白の多い画像であっても加減速中の記録動作を行い、印刷時間が長くなってしまう。
そこで、本発明の目的は、画像データに基づいて、1回のパス毎に加減速区間の中において加減速記録動作を行う範囲を短くすることができるインクジェット記録装置を提供することである。
本発明のインクジェット記録装置は、入力された画像データに基づいて、被記録媒体に画像を記録するインクジェット記録装置であって、所定の走査方向に往復移動するキャリッジと、前記キャリッジに搭載され、前記キャリッジとともに前記走査方向に往復移動しつつ前記被記録媒体にインクを噴射するインクジェットヘッドと、前記キャリッジを制御して、1回のパス毎に、所定の一定速度まで加速させる加速区間と、前記加速区間後に前記一定速度で移動させる定速区間と、前記定速区間後に前記一定速度から減速させる減速区間と、にわたって移動させるキャリッジ制御手段と、前記定速区間において前記インクジェットヘッドからインクを噴射させて前記被記録媒体に画像を記録させる定速記録動作と、前記加速区間または前記減速区間において前記インクジェットヘッドからインクを噴射させて前記被記録媒体に画像を記録させる加減速記録動作と、を行うヘッド制御手段と、入力された画像データから、1回のパス毎に記録される前記走査方向に関する記録範囲を設定する記録範囲設定手段と、を備え、前記ヘッド制御手段は、前記キャリッジの往動時と復動時のそれぞれにおいて前記インクジェットヘッドからインクを噴射させて前記被記録媒体に画像を記録させており、前記キャリッジ制御手段は、n回目のパスにおけるインク噴射の終了位置と(n+1)回目のパスにおけるインク噴射の開始位置との両方が、前記キャリッジの最大移動可能範囲の両端をそれぞれ起点及び終点としたときの前記定速区間である特定定速区間内にあるか否かの判断を行い、前記両方が前記特定定速区間内にあると判断した場合には、n回目のパスにおけるインク噴射の終了位置と(n+1)回目のパスにおけるインク噴射の開始位置とのうち、前記最大移動可能範囲の端に近いほうの位置を基準にして、前記加速区間または前記減速区間の幅分だけ前記端に近づいた位置を、n回目のパスにおける前記キャリッジの終点に設定し、前記両方の少なくとも一方が前記特定定速区間内にないと判断した場合には、n回目のパスにおける前記キャリッジの終点を、前記最大移動可能範囲の端に設定し、1回のパス毎に、前記キャリッジ制御手段が前記キャリッジの始点又は終点を前記最大移動可能範囲の端に設定した場合、前記記録範囲設定手段によって設定された前記記録範囲に応じて、前記ヘッド制御手段が前記加速区間または前記減速区間の中において前記加減速記録動作を行う範囲が変化する。
本発明によると、1回のパス毎に、走査方向に関する記録範囲に応じて加減速区間の中において加減速記録動作を行う範囲を変えることができる。したがって、加減速区間の中において加減速記録動作を行う範囲を短くして、記録時間の増大を抑制しながら、画質を向上させることができる。
なお、最大移動可能範囲とは、定速記録動作に加えて加減速記録動作も行わないと、被記録媒体の走査方向に関する全幅にわたって記録を行うことができない狭い範囲であり、キャリッジの走査方向に関して移動可能な最大範囲である。本発明によると、記録範囲が大きくなり、加速中または減速中に加減速記録動作を行わざるをえない場合でも、最大移動可能範囲の端を起点または終点に設定することで、それ以外の場合には定速記録動作を極力行うようにすることができる。これにより、キャリッジの加速中または減速中の加減速記録動作によって記録される範囲を最低限に留めて、極力、定速記録動作を行うことが可能となり、画質を向上させることができる。
また、本発明によると、n回目のパスにおけるインク噴射の終了位置と(n+1)回目のパスにおけるインク噴射の開始位置とに基づいて、n回目のパスにおけるキャリッジの終点を設定する。これにより、キャリッジの加速中または減速中の加減速記録動作によって記録される範囲を最低限に留めて、極力、定速記録動作を行うことが可能となり、画質を向上させることができる
加えて、仮に、n回目のパスにおけるインク噴射の終了位置が、キャリッジの最大移動可能範囲の端に近ければ、n回目のパスにおける減速中の加減速記録動作を行う範囲が短くなるように、n回目のパスにおけるキャリッジの終点を設定する。また、仮に、(n+1)回目のパスにおけるインク噴射の開始位置が、キャリッジの最大移動可能範囲の端に近ければ、n+1回目のパスにおける加速中の加減速記録動作を行う範囲が短くなるように、n回目のパスにおけるキャリッジの終点を設定する。これにより、画質を向上させることができるとともに、キャリッジの移動範囲を狭くして、被記録媒体全体への記録時間を短くすることができる。
また、前記走査方向と交差する搬送方向に前記被記録媒体を搬送する搬送手段と、前記搬送手段を制御する搬送制御手段と、をさらに備え、前記搬送制御手段は、1回のパス毎に、前記インクジェットヘッドによるインクを噴射する動作が完了すると、前記キャリッジが移動しているか否かに関わらず、前記搬送手段を制御して前記被記録媒体を前記搬送方向へ搬送させることが好ましい。
これによると、1回のパスにおけるインクを噴射する動作が完了したとしても、被記録媒体の搬送が完了するまでは、次のパスにおいてキャリッジを移動させてインクを噴射する動作を開始することはできない。したがって、画質を向上させるために加減速記録動作を行う範囲を短くしてキャリッジの移動範囲を広げたとしても、搬送時間も含めた被記録媒体全体への記録時間の増大は微々たるものとなる。
1回のパス毎に、走査方向に関する記録範囲に応じて加減速区間の中において加減速記録動作を行う範囲を変えることができる。したがって、キャリッジの移動距離を必要に応じて従来よりも伸ばすことで、加減速区間の中において加減速記録動作を行う範囲を短くして画質を向上させることができる。
本実施形態のインクジェットプリンタの概略平面図である。 インクジェットプリンタの制御系を示すブロック図である。 第1画像における1回のパスでの記録動作について説明する図である。 第2画像における1回のパスでの記録動作について説明する図である。 第3画像における1回のパスでの記録動作について説明する図である。 加減速記録動作における記録範囲を設定するフローチャート図である。 第4画像における複数回のパスでの記録動作について説明する図である。 第5画像における複数回のパスでの記録動作について説明する図である。
次に、本発明の実施形態について説明する。本実施形態は、記録用紙に対してインクを噴射するインクジェットヘッドを備えたインクジェットプリンタに本発明を適用した一例である。
まず、インクジェットプリンタの概略構成について説明する。図1は、本実施形態のインクジェットプリンタの概略平面図である。図1に示すように、インクジェットプリンタ1(インクジェット記録装置)は、記録用紙100(被記録媒体)が載置されるプラテン2と、このプラテン2と平行な走査方向に往復移動可能なキャリッジ3と、キャリッジ3に搭載されたインクジェットヘッド4と、記録用紙100を走査方向と直交する搬送方向に搬送する搬送機構5(搬送手段)と、インクジェットプリンタ1の全体制御を司る制御装置8などを有している。
プラテン2の水平な上面には、記録用紙100が載置される。また、プラテン2の上方には、図1の左右方向(走査方向)に平行に延びる2本のガイドレール10、11が設けられ、キャリッジ3は、プラテン2上の記録用紙100と対向する領域において2本のガイドレール10、11に沿って走査方向に往復移動可能に構成されている。また、キャリッジ3には、2つのプーリ12、13間に巻き掛けられた無端ベルト14が連結されており、キャリッジ駆動モータ15(図2参照)によって無端ベルト14が走行駆動されたときに、キャリッジ3は、無端ベルト14の走行にともなって走査方向に移動する。
なお、プリンタ1のプリンタ本体1aには、走査方向に間隔を空けて配列された多数の透光部(スリット)を有するリニアエンコーダ24が設けられている。一方、キャリッジ3には、発光素子と受光素子とを有する透過型光センサからなるフォトセンサ25が設けられている。そして、プリンタ1は、キャリッジ3の移動中にフォトセンサ25が検出したリニアエンコーダ24の透光部の計数値(検出回数)から、キャリッジ3(インクジェットヘッド4)の走査方向に関する現在位置や速度を認識できるようになっている。
インクジェットヘッド4は、キャリッジ3の下部に搭載されている。このインクジェットヘッド4の下面(図1の紙面向こう側の面)には複数のノズル16が開口している。そして、このノズル16が開口する面はプラテン2の上面と平行であって、プラテン2上の記録用紙100と対向している。また、複数のノズル16は搬送方向に沿って配列されて、4色のインク(ブラック、イエロー、シアン、マゼンタ)をそれぞれ噴射する4列のノズル列20を構成している。なお、図1では、図面上でわかりやすくするためにノズル16をかなり大きく示しており、また、示されているノズル16の数も少なくなっているが、実際には、非常に小さな開口を有する多数のノズル16が形成されている。
また、図1に示すように、プリンタ1のプリンタ本体1aにはインクカートリッジホルダ9が固定的に設けられ、このインクカートリッジホルダ9には、4列のノズル列20から噴射される4色のインクがそれぞれ貯留された4つのインクカートリッジ17が装着されている。また、図示は省略するが、キャリッジ3に搭載されたインクジェットヘッド4とインクカートリッジホルダ9とは4本のチューブ(図示省略)で接続され、4つのインクカートリッジ17内のインクが4本のチューブを介してインクジェットヘッド4にそれぞれ供給されるようになっている。そして、インクジェットヘッド4は、複数のノズル16から、4色のインクをプラテン2に載置された記録用紙100に対して噴射する。
搬送機構5は、搬送方向においてプラテン2及びキャリッジ3を挟むように配置された2つの搬送ローラ18、19を有している。これら2つの搬送ローラ18、19は、搬送モータ21(図2参照)によってそれぞれ回転駆動され、プラテン2に載置された記録用紙100を搬送方向に搬送する。
そして、インクジェットプリンタ1は、プラテン2上に載置された記録用紙100に対して、キャリッジ3を走査方向(図1の左右方向)に移動させつつインクジェットヘッド4からインクを噴射させる一方で、2つの搬送ローラ18、19によって記録用紙100を搬送方向(図1の下方)に搬送することにより、記録用紙100に画像や文字を記録する。
次に、制御装置8を中心とするインクジェットプリンタ1の制御系について説明する。図2は、インクジェットプリンタの制御系を示すブロック図である。図2に示される制御装置8は、例えば、中央処理装置であるCPU(Central Processing Unit)と、インクジェットプリンタ1の全体動作を制御するための各種プログラムやデータなどが格納されたROM(Read Only Memory)と、CPUで処理されるデータなどを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)などを含むマイクロコンピュータを備え、ROMに格納されたプログラムがCPUで実行されることにより、以下に説明するような種々の制御を行う。あるいは、制御装置8は、演算回路を含む各種回路が組み合わされたハードウェア的なものであってもよい。
この制御装置8は、ヘッド制御部31と、キャリッジ制御部32と、搬送制御部33と記録領域設定部34とを有している。
ヘッド制御部31は、PC40などの外部装置から入力された画像データに基づいて、インクジェットヘッド4を制御して記録用紙100に向けてインクを噴射させ、記録用紙100に所望の画像や文字などを記録させる。キャリッジ制御部32は、キャリッジ駆動モータ15を制御して、キャリッジ3を走査方向に移動させる。搬送制御部33は、搬送ローラ18、19を駆動する搬送モータ21を制御して、記録用紙100の搬送を行わせる。
より具体的には、搬送ローラ18、19による所定の送り量での記録用紙100の搬送と、インクジェットヘッド4を搭載したキャリッジ3の走査方向への1回の移動(往動または復動:パスともいう)とを交互に行わせるとともに、1回のパスの間にインクジェットヘッド4のノズル16から記録用紙100に向けてインクを噴射させることで、記録用紙100に画像を記録する。また、搬送機構5による記録用紙100の1回の搬送動作を挟んで行われる、キャリッジ3の往動と復動の両方においてインクジェットヘッド4からインクを噴射させる、いわゆる、両方向印字が可能である。なお、搬送機構5は、1回のパス毎にインクジェットヘッド4によるインクを噴射する動作が完了すると、キャリッジ3が移動しているか否かに関わらず、上記送り量で記録用紙100を搬送する。
また、1回のパスの間に、キャリッジ3は、所定の一定速度まで加速し(加速区間)、一定速度に到達すると定速で移動し(定速区間)、その後、一定速度から減速して停止する(減速区間)。そして、インクジェットヘッド4は、PC40などの外部装置から入力された画像データに応じて、定速区間においてインクを噴射する定速記録動作を行うとともに、必要であれば、定速区間前後の加速区間または減速区間の一部範囲においてインクを噴射する加減速記録動作を行う。
ここで、定速記録動作と加減速記録動作とにおけるインクジェットヘッド4からのインクの噴射タイミングについて説明する。インクジェットヘッド4のノズル16が形成された面とこの面と対向するプラテン2上の記録用紙100との間のギャップと、ノズル16からのインクの噴射速度とから、ノズル16からインクが噴射されて記録用紙100に着弾するまでの飛翔時間が算出される。
また、ノズル16からのインク噴射時には、インクジェットヘッド4はキャリッジ3とともに走査方向に移動している。そのため、ノズル16からインクを噴射した位置と記録用紙100のノズルが着弾した位置とは走査方向に関してずれる。このずれ量は、インクジェットヘッド4(キャリッジ3)の移動速度と上述したインクの飛翔時間とから算出される。具体的には、インクジェットヘッド4の移動速度が遅いほどずれ量は小さくなる。
インクジェットヘッド4は、加減速記録動作時においては定速記録動作時に比べて遅い速度で移動している。そのため、インクジェットヘッド4は、加減速記録動作時においては定速記録動作時よりも遅い噴射タイミングでインクを噴射する。さらに、加減速記録動作時の間でも、例えば、加速開始直後または停止間際のようにインクジェットヘッド4の移動速度が遅い場合ほど、インクジェットヘッド4は噴射タイミングを遅らせてインクを噴射する。このようにして、加減速記録動作時においては、定速記録動作時よりもノズル16からの噴射タイミングを遅らせる着弾補正を行っている。
ところで、加減速記録動作については、定速記録動作に対して、上述した着弾補正を精度よく行わないと、加減速記録動作により記録した部分が、定速記録動作により記録した部分に対して走査方向にずれて記録されてしまい、全体として画像の画質が低下してしまうおそれがある。そこで、加減速記録動作を極力減らして、定速記録動作により記録する方が画質に関しては好ましい。
そこで、本実施形態においては、PC40などの外部装置から入力された画像データに基づいて、1回のパス毎に加減速区間の中において加減速記録動作を行う範囲が極力短くなるように記録動作を行っている。そして、これを実現するために、制御装置8は、PC40などの外部装置から入力された画像データから、1回のパス毎に記録される走査方向に関する画像の記録範囲を設定する記録範囲設定部34をさらに有している。画像の記録範囲とは、記録用紙100の走査方向に関するインク噴射を開始する位置からインク噴射を終了する位置までの画像を記録する範囲である。記録範囲設定部34は、1回のパス毎の記録範囲に関する情報を、ヘッド制御部31及びキャリッジ制御部32に送信する。
すると、ヘッド制御部31は、記録範囲設定部34から1回のパス毎の記録範囲を受信すると、それに応じた噴射タイミングでノズル16からインクを噴射させるように、インクジェットヘッド4を制御する。また、記録範囲設定部34は、記録範囲設定部34から1回のパス毎の記録範囲を受信すると、それに応じたキャリッジ3の移動範囲を設定して、その移動範囲内でキャリッジ3が移動するように、キャリッジ駆動モータ15を制御する。
次に、1回のパスにおけるインクジェットヘッド4とキャリッジ3の制御についてより詳細に説明する。図3〜図5は、それぞれ記録範囲の異なる画像(第1画像〜第3画像)における1回のパスでの記録動作について説明する図である。なお、ここでは、図3〜図5の左方から右方にキャリッジ3が移動中における記録動作について説明する。そして、加速中の加減速記録動作と定速記録動作とについて説明し、減速中の加減速記録動作については加速中の加減速記録動作と同様であるため、その説明を省略する。
図3に示すように、あらかじめ、キャリッジ3に搭載されるインクジェットヘッド4がインクを噴射する走査方向に関する最大範囲として、最大画像記録範囲が設定されている。この最大画像記録範囲は、インクジェットプリンタ1が使用可能な記録用紙100のうち最大サイズの用紙(例えば、A4とA3の両方を使用可能な場合には、幅の大きいA3用紙)の幅に応じて決定され、制御装置8のROMなどの記憶部にあらかじめ記憶されている。本実施形態では、図3に示すように、記録用紙100の用紙幅よりも一定の余白分だけ狭い範囲が最大画像記録範囲として設定されている。
図3に示すように、さらに、あらかじめ、キャリッジ3が走査方向に移動可能な最大範囲として、上記最大画像記録範囲に基づいて、最大移動可能範囲が設定されている。より具体的に、最大移動可能範囲とは、定速記録動作に加えて加減速記録動作も行わないと、記録用紙100の上記最大画像記録範囲の全域に画像を記録することができない範囲であり、キャリッジ3の走査方向に関して移動可能な最大範囲である。そして、最大画像記録範囲の全域に画像を記録する(すなわち、範囲A=0)場合には、キャリッジ3が最大移動可能範囲の全域を移動しながら、インクジェットヘッド4により加速区間内の範囲Bに加減速記録動作を行い、且つ、定速区間全域である範囲Cに定速記録動作を行うことになる。すなわち、範囲Bは、加速中の加減速記録動作において記録可能な最大範囲Dと同じ範囲となっている。
また、図4に示すように、最大画像記録範囲の端と記録される画像の端との間の範囲Aが、加速中の加減速記録動作において記録可能な最大範囲D(以降、加速中印字最大範囲Dとする)以上の場合には、加減速記録動作を行わずに、定速記録動作のみで画像を記録する。より詳細には、インクジェットヘッド4によるインク噴射の開始位置を定速区間の開始位置に設定する。また、減速中の加減速記録動作を行わずに、定速記録動作のみで画像を記録する場合には、インクジェットヘッド4によるインク噴射の終了位置を定速区間の終了位置に設定する。
さらに、図5に示すように、記録動作開始側の最大画像記録範囲の端と記録される画像の端との間の範囲Aが、0より大きく、加速中印字最大範囲Dよりも小さい場合には、加速区間内の範囲Bに加減速記録動作を行い、且つ、定速区間全域である範囲Cに定速記録動作を行うことになる。この範囲Bは、極力狭い範囲とすべく、B=D−Aとして算出される。そして、キャリッジ3は、最大移動可能範囲の端を起点として加速することになる。
これによると、記録範囲が大きくなり、加速中に加減速記録動作を行わざるをえない場合でも、最大移動可能範囲の端を起点に設定することで、それ以外の場合には定速記録動作を極力行うようにすることができる。そのため、キャリッジ3の加速中の加減速記録動作によって記録される範囲を最低限に留めて、極力、定速記録動作を行うことが可能となり、画質を向上させることができる。
また、図5に示すように、記録動作終了側の最大画像記録範囲の端と記録される画像の端との間の範囲Eが、0より大きく、減速中の加減速記録動作において記録可能な最大範囲Fよりも小さい場合には、減速中印字最大範囲Gに加減速記録動作を行い、且つ、定速区間全域である範囲Cに定速記録動作を行うことになる。この範囲Gは、極力狭い範囲とすべく、G=F−Eとして算出される。そして、キャリッジ3は、最大移動可能範囲の端が終点となるように減速することになる。
これによると、記録範囲が大きくなり、減速中に加減速記録動作を行わざるをえない場合でも、最大移動可能範囲の端を終点に設定することで、それ以外の場合には定速記録動作を極力行うようにすることができる。そのため、キャリッジ3の減速時における加減速記録動作によって記録される範囲を最低限に留めて、極力、定速記録動作を行うことが可能となり、画質を向上させることができる。
図6は、加減速記録動作における記録範囲を設定するフローチャート図である。なお、ここでは、加速中の加減速記録動作において記録する範囲について説明し、減速中の加減速記録動作における記録範囲については同様であるため、その説明を省略する。上述したように、最大画像記録範囲の端と記録されるべき画像の端との間の範囲Aが、加速中印字最大範囲D以上であるか判断する。そして、範囲Aが最大範囲D以上の場合には(S1:Yes)、加減速記録動作を行う範囲Bを0とし、加減速記録動作を行わずに、定速記録動作を行い、インク噴射の開始位置を定速区間の開始位置になるように、インクジェットヘッド4によるノズル16からのインクの噴射タイミング及びキャリッジ駆動モータ15を制御する(S2)。
そして、範囲Aが加速中印字最大範囲D未満の場合には(S1:No)、範囲Aが0よりも大きいか判断する(S3)。そして、範囲Aが0よりも大きい場合には(S3:Yes)、加減速記録動作を行う範囲Bは、加速中印字最大範囲Dから範囲Aを引いた範囲とし、この範囲の間、加減速記録動作を行うとともに、残りの間、定速記録動作を行うように、インクジェットヘッド4によるノズル16からのインクの噴射タイミング及びキャリッジ駆動モータ15を制御する(S4)。
また、範囲Aが0である場合には(S3:No)、加減速記録動作を行う範囲Bを加速中印字最大範囲Dとし、この範囲の間、加減速記録動作を行うとともに、残りの間、定速記録動作を行うように、インクジェットヘッド4によるノズル16からのインクの噴射タイミング及びキャリッジ駆動モータ15を制御する(S5)。
以上においては、1パスだけの場合を例に挙げて説明したが、複数回のパスによって記録用紙100に画像を記録する場合には、前のパスにおけるインク噴射の終了位置と後のパスにおけるインク噴射の開始位置とに基づいて、前のパスにおけるキャリッジ3の終点を設定する。次に、複数回のパスにおけるインクジェットヘッド4とキャリッジ3の制御について説明する。図7、図8は、それぞれ記録範囲の異なる画像(第4画像、第5画像)における複数回のパスでの記録動作について説明する図である。
図7に示すように、N1回目のパスにおけるインク噴射の終了位置p1が、キャリッジ3の最大移動可能範囲の両端をそれぞれ起点及び終点としたときの前記定速区間H内にあり、且つ、N2回目のパスにおけるインク噴射の開始位置p2が、キャリッジ3の最大移動可能範囲の端を起点としたときの加速区間I内にある場合には、キャリッジ制御部32は、N1回目のパスにおけるキャリッジ3の終点p3を、キャリッジ3の最大移動可能範囲の端に設定する。そして、ヘッド制御部31は、N1回目のパスにおいては減速中の加減速記録動作を行わず、N2回目のパスにおいては最小限の範囲だけ加速中の加減速記録動作を行う。これにより、キャリッジ3の加速中の加減速記録動作によって記録される範囲を最低限に留めて、極力、定速記録動作を行うことが可能となり、画質を向上させることができる。
また、N2回目のパスにおけるインク噴射の終了位置p4が、キャリッジ3の最大移動可能範囲の端を終点としたときの減速区間J内にあり、且つ、N3回目のパスにおけるインク噴射の開始位置p5が、キャリッジ3の最大移動可能範囲の両端をそれぞれ起点及び終点としたときの定速区間H内にある場合には、キャリッジ制御部32は、N2回目のパスにおけるキャリッジ3の終点p6を、キャリッジ3の最大移動可能範囲の端に設定する。そして、ヘッド制御部31は、N2回目のパスにおいては最小限の範囲だけ減速中の加減速記録動作を行い、N3回目のパスにおいては加速中の加減速記録動作を行わない。これにより、キャリッジ3の減速中の加減速記録動作によって記録される範囲を最低限に留めて、極力、定速記録動作を行うことが可能となり、画質を向上させることができる。
また、n回目のパスにおけるインク噴射の終了位置と(n+1)回目のパスにおけるインク噴射の開始位置とのいずれも、キャリッジ3の最大移動可能範囲の両端をそれぞれ起点及び終点としたときの定速区間H内にある場合には、キャリッジ制御部32は、n回目のパスにおけるインク噴射の終了位置と(n+1)回目のパスにおけるインク噴射の開始位置とのうち、キャリッジ3の最大移動可能範囲の端に近いほうの位置を基準にして、加速区間もしくは減速区間の幅分だけ端に近づいた位置を、n回目のパスにおけるキャリッジの終点に設定する。
具体的には、図8に示すように、キャリッジ制御部32は、N4回目とN5回目については、N4回目のパスにおけるインク噴射の終了位置p10を基準にして、減速区間の幅分だけ端に近づいた位置を、N4回目のパスにおけるキャリッジ3の終点p11に設定する。また、キャリッジ制御部32は、N5回目とN6回目については、N6回目のパスにおけるインク噴射の開始位置p12を基準にして、加速区間の幅分だけ端に近づいた位置を、N5回目のパスにおけるキャリッジ3の終点p13に設定する。これにより、画質を向上させることができるとともに、キャリッジ3の移動範囲を狭くして、記録用紙100全体への記録時間を短くすることができる。
以上、説明した本実施形態のインクジェットプリンタ1によると、1回のパス毎に、記録範囲に応じて加減速記録動作を行う範囲を変えることができる。したがって、画像データに基づいて、1回のパス毎に加減速記録動作を行う範囲を短くして、記録時間の増大を抑制しながら、画質を向上させることができる。
これによると、1回のパスにおけるインクを噴射する動作が完了したとしても、記録用紙100の搬送が完了するまでは、次のパスにおいてキャリッジ3を移動させてインク噴射動作を開始することはできない。したがって、画質を向上させるために加減速記録動作を行う範囲を短くしてキャリッジ3の移動範囲を広げたとしても、搬送時間も含めた記録用紙100全体への記録時間の増大は微々たるものとなる。
次に、上述した実施形態に種々の変更を加えた変更形態について説明する。ただし、上述した実施形態とほぼ同様の構成を有するものについては、同じ符号を付して適宜その説明を省略する。
本実施形態においては、キャリッジ3の往動と復動の両方においてインクジェットヘッド4からインクを噴射させる、いわゆる、両方向印字を例に挙げて説明したが、本発明の参考例は、キャリッジ3の往動または復動のいずれか一方のみにおいてインクジェットヘッド4からインクを噴射させる、いわゆる、片方向印字にも適用することができる。
また、本実施形態においては、加減速記録動作により記録する範囲を最も小さくしようとしていたが、例えば、搬送機構5により記録用紙100を搬送する速度が非常に速い(搬送時間が非常に短い)場合などにおいては、加減速記録動作により記録する範囲を多少小さくする程度で、キャリッジ3の移動範囲を優先的に短くしてもよい。これにより、記録用紙100全体への記録時間を短くすることも可能である。また、キャリッジ3のガイドレール10、11との図示しない摺動部材の磨耗やキャリッジ駆動モータ15の劣化の進行が進みにくくなる。
本実施形態においては、搬送機構5により記録用紙100が搬送方向に搬送される構成であったが、インクジェットヘッド4が走査方向に移動するだけでなく、走査方向と交差する方向(搬送方向)にも移動可能に構成され、インクジェットヘッド4が記録用紙100に対して移動することによって、記録用紙100とインクジェットヘッド4との間に相対的な搬送が実現される構成であってもよい。
1 インクジェットプリンタ
3 キャリッジ
4 インクジェットヘッド
31 ヘッド制御部
32 キャリッジ制御部
34 記録範囲設定部

Claims (2)

  1. 入力された画像データに基づいて、被記録媒体に画像を記録するインクジェット記録装置であって、
    所定の走査方向に往復移動するキャリッジと、
    前記キャリッジに搭載され、前記キャリッジとともに前記走査方向に往復移動しつつ前記被記録媒体にインクを噴射するインクジェットヘッドと、
    前記キャリッジを制御して、1回のパス毎に、所定の一定速度まで加速させる加速区間と、前記加速区間後に前記一定速度で移動させる定速区間と、前記定速区間後に前記一定速度から減速させる減速区間と、にわたって移動させるキャリッジ制御手段と、
    前記定速区間において前記インクジェットヘッドからインクを噴射させて前記被記録媒体に画像を記録させる定速記録動作と、前記加速区間または前記減速区間において前記インクジェットヘッドからインクを噴射させて前記被記録媒体に画像を記録させる加減速記録動作と、を行うヘッド制御手段と、
    入力された画像データから、1回のパス毎に記録される前記走査方向に関する記録範囲を設定する記録範囲設定手段と、
    記録可能な複数種類のサイズの被記録媒体のうち最大サイズの被記録媒体の前記走査方向の長さに応じて決定され、前記インクジェットヘッドがインクを噴射する前記走査方向に関する最大範囲である最大画像記録範囲を記憶する記憶部と、を備え、
    前記ヘッド制御手段は
    記キャリッジの往動時と復動時のそれぞれにおいて前記インクジェットヘッドからインクを噴射させて前記被記録媒体に画像を記録させており、
    前記キャリッジ制御手段は、
    前記最大画像記録範囲の全域に画像を記録する場合には、前記ヘッド制御手段が前記定速記録動作と前記加減速記録動作を行って画像を記録するように設定された前記キャリッジの前記走査方向に関する移動可能な最大範囲である最大移動可能範囲を、前記キャリッジが移動するように制御し、
    さらに、前記キャリッジ制御手段は、
    n回目のパスにおけるインク噴射の終了位置と(n+1)回目のパスにおけるインク噴射の開始位置との両方が、前記最大移動可能範囲の両端をそれぞれ起点及び終点としたときの前記定速区間である特定定速区間内にあるか否かの判断を行い、
    前記両方が前記特定定速区間内にあると判断した場合には、n回目のパスにおけるインク噴射の終了位置と(n+1)回目のパスにおけるインク噴射の開始位置とのうち、前記最大移動可能範囲の端に近いほうの位置を基準にして、前記加速区間または前記減速区間の幅分だけ前記端に近づいた位置を、n回目のパスにおける前記キャリッジの終点に設定し、
    前記両方の少なくとも一方が前記特定定速区間内にないと判断した場合には、n回目のパスにおける前記キャリッジの終点を、前記最大移動可能範囲の端に設定し、
    1回のパス毎に、前記キャリッジ制御手段が前記キャリッジの始点又は終点を前記最大移動可能範囲の端に設定した場合、前記記録範囲設定手段によって設定された前記記録範囲に応じて、前記ヘッド制御手段が前記加速区間または前記減速区間の中において前記加減速記録動作を行う範囲が変化することを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記走査方向と交差する搬送方向に前記被記録媒体を搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段を制御する搬送制御手段と、をさらに備え、
    前記搬送制御手段は、1回のパス毎に、前記インクジェットヘッドによるインクを噴射する動作が完了すると、前記キャリッジが移動しているか否かに関わらず、前記搬送手段を制御して前記被記録媒体を前記搬送方向へ搬送させることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
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