JP2007326315A - インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法 - Google Patents

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敦 坂本
Masa Hayashi
雅 林
Yuji Hamazaki
雄司 浜▲崎▼
Hidehiko Kanda
英彦 神田
Norihiro Kawatoko
徳宏 川床
Satoyuki Chikuma
聡行 筑間
Akemi Hayashi
朱 林
Hirokazu Tanaka
宏和 田中
Jiro Moriyama
次郎 森山
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Abstract

【課題】記録ヘッドの傾きによるドットの形成位置のずれをより正確に補正することにより、高品位の画像を記録することができるインクジェット記録装置およびインクジェット記録方法を提供すること。
【解決手段】記録ヘッドの傾きによるドットD1からD192の形成位置のずれ量に応じて、主走査方向における記録解像度と、記録ヘッドをいわゆるブロック駆動するときのノズル群の分割数と、を関連づけて設定する。記録ヘッドの移動速度を変更することにより、記録ヘッドの駆動周波数を変えることなく記録解像度を変更する。
【選択図】図9

Description

本発明は、紙やプラスチックシート等の記録媒体に画像を記録するプリンタ、複写機、あるいはファクシミリ装置等に適用可能なインクジェット記録装置およびインクジェット記録方法に関するものである。
現在、インクジェット記録装置は、インクドットの小ドット化による高画質化、および記録時間の短縮化等により、コピー、FAX等の分野でも幅広く普及してきている。
記録画像の高解像度化や記録時間短縮化等に伴って、記録ヘッドにおけるノズルを高密度に配置し、またノズル列を長くした場合、記録ヘッドの装着誤差やノズルチップ(ノズルが形成されたチップ)の貼り付け誤差等が記録画像に及ぼす影響は大きくなる。例えば、フルカラー記録等のために複数の記録ヘッドを備える記録装置において、それらの記録ヘッドの内の1つが他のものに対して傾いて取付けられた場合には、次のような問題が生じるおそれがある。すなわち、傾いた記録ヘッドから吐出されるインクによって形成されるドットは、他の記録ヘッドによって形成される隣接画素のドットと重なりやすくなり、そのため、記録画像の品位を著しく低下させるおそれがある。また、単一の記録ヘッドを用いて記録を行う場合においても、ある程度以上の記録ヘッドの傾きは画像品位の劣化を招き、特に、シリアルスキャンタイプの記録装置にあっては、各記録走査領域の境界が目立ちやすくなる。すなわち、シリアルスキャンタイプの記録装置において、記録ヘッドの装着誤差によってノズル列が傾いた場合には、記録ヘッドが移動する主走査方向においてインク滴の着弾位置のずれ、つまりドットの形成位置のずれが生じて、画像の劣化を招くおそれがある。
このようなドットの形成位置のずれによる画像劣化を防止するための方法としては、種々の方法が提案されている。例えば、テストパターンとして罫線パターンを記録し、その記録結果から、主走査方向におけるドットの形成位置のずれ量を検出して対処する方法がある。また、ノズル列の一方の端部に位置するノズルによって形成されるドットと、そのノズル列の他方の端部に位置するノズルによって形成されるドットと、の主走査方向におけるずれ量を検出して対処する方法がある。そして、このようなドットの形成位置のずれ量の検出結果に基づいて、ノズルからのインクの吐出タイミングを制御したり、記録ヘッドの移動位置に応じてノズルに割り当てられる記録データをシフトしたりする。このような方法により、ノズル列の傾きによるドットの形成位置のずれを補正することが可能となる。
ドットの形成位置のずれ量がインクの吐出タイミングや記録データの最大分解能の倍数の場合には、インクの吐出タイミングや記録データのシフトによって、ドットの形成位置のずれを正確に補正することができる。しかし、記録ヘッドの傾きによるドットの形成位置のずれ量は連続的である。そのため、ドットの形成位置のずれ量がインクの吐出タイミングや記録データの最大分解能の倍数でない場合には、それらの最大分解能の単位によって近似した量だけ、ドットの形成位置のずれを補正することになる。このような場合には、ドットの形成位置のずれを正確に補正することができない。
一方、インクタンクの交換の都度、記録ヘッドを交換する方式のインクジェット記録装置において、ユーザーが記録ヘッドを精度よく装着することは比較的困難であり、さらに記録ヘッドの装着の度に、その傾きの角度が変化することがある。また、記録画像の高画質化に伴ってノズルから吐出するインク滴の小ドロップ化、および画像の高速記録化に伴ってノズル列が長くなることにより、記録ヘッドのノズル列の傾きによる画像劣化が顕著になる。このような背景から、記録ヘッドのノズル列の傾きに起因する画像劣化をより確実に抑えることが要求され、そのためには、検出したドットの形成位置のずれ量に応じて、そのずれをより正確に補正しなければならない。
本発明の目的は、記録ヘッドの傾きによるドットの形成位置のずれをより正確に補正することにより、高品位の画像を記録することができるインクジェット記録装置およびインクジェット記録方法を提供することにある。
本発明のインクジェット記録装置は、ノズル列を形成する複数のノズルからインクを吐出可能な記録ヘッドを用い、前記ノズル列と交差する主走査方向への前記記録ヘッドの移動を伴って、記録媒体に画像を記録するインクジェット記録装置において、前記主走査方向における前記記録ヘッドの記録解像度を変更する変更手段と、前記複数のノズルを前記ノズル列の方向に分割した複数のノズル群毎に、インクの吐出タイミングをずらすように前記記録ヘッドを駆動可能な駆動手段と、前記ノズル列の一端側のノズルから吐出されるインクによって形成されるドットの位置と、前記ノズル列の他端側のノズルから吐出されるインクによって形成されるドットの位置と、の前記主走査方向におけるずれ量に応じて、前記変更手段と前記駆動手段とを制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明のインクジェット記録方法は、ノズル列を形成する複数のノズルからインクを吐出可能な記録ヘッドを用い、前記ノズル列と交差する主走査方向への前記記録ヘッドの移動を伴って、記録媒体に画像を記録するインクジェット記録方法において、前記複数のノズルを前記ノズル列の方向に分割した複数のノズル群毎に、インクの吐出タイミングをずらして前記記録ヘッドを駆動することが可能であり、前記ノズル列の一端側のノズルから吐出されるインクによって形成されるドットの位置と、前記ノズル列の他端側のノズルから吐出されるインクによって形成されるドットの位置と、の前記主走査方向におけるずれ量に応じて、前記主走査方向における前記記録ヘッドの記録解像度を変更すると共に、前記ノズル群の分割数を設定することを特徴とする。
本発明によれば、ドットの形成位置のずれ量に応じて、主走査方向における記録解像度と、記録ヘッドをいわゆるブロック駆動するときのノズル群の分割数と、を関連付けて設定するため、ドットの形成位置のずれをより正確に補正することができる。この結果、記録ヘッドに傾きが生じた場合にもドットの形成位置を補正して、高品位の画像を記録することができる。例えば、記録ヘッドの装着の度に、その傾きが変化する場合にも、常に適切にドットの形成位置を補正することができる。
また、記録ヘッドの移動速度を変更することにより、記録ヘッドの駆動周波数を変えることなく記録解像度を変更することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明に係るシリアルスキャンタイプのインクジェット記録装置のカバーを外した状態の外観斜視図である。キャリッジ1は、ガイドシャフト2および不図示のガイドレールによって、矢印Xの主走査方向に往復移動可能に支持されて、シャーシ3に保持されたLFローラ5およびプラテン6と対向する。キャリッジ1は、ベルト9を介して伝達されるキャリッジモータ8の駆動力により、ガイドシャフト2に沿って往復移動される。キャリッジ1には、ノズルからインクを吐出可能なインクジェット記録ヘッド7が搭載可能である。
画像の記録に際して、キャリッジ1は、停止状態から加速された後に一定の速度で主走査方向に移動をする。この定速移動時に、記録装置に送られてくる記録データにしたがって記録ヘッド7を駆動し、LFローラ5によって矢印Yの副走査方向に搬送される記録媒体上にインクを吐出する。そのインクは、記録媒体上に着弾することによってドットを形成する。そして、記録ヘッド7の1回の走査が終了後、キャリッジ1は減速されて停止し、記録媒体は、1回の走査によって記録される記録幅分だけ副走査方向に搬送される。このような記録ヘッド7の走査と記録媒体の搬送とを交互に繰り返すことによって、1枚の記録媒体への記録が順次行われる。
また、キャリッジ1の移動領域内に設定されるホームポジションには、記録ヘッド7のメンテナンスのためのポンプベース30が設けられている。記録装置の電源OFF時等、長時間に渡って記録を行わないときには、キャリッジ1がポンプベース30の位置へ戻り、記録ヘッド7におけるノズルの形成面をキャップによってカバーする。これにより、ノズルからのインク中の水分の蒸発が防止される。また、ホームポジションにおいて、必要に応じて記録ヘッド7のクリーニングやノズルからのインクの吸引などの回復動作を行うことにより、記録ヘッド7の吐出性能を維持することができる。
図2は、キャリッジ1の駆動機構部分の斜視図である。ガイド軸2はシャーシに固定されていて、キャリッジ1の往復移動をガイドする。記録装置の左右にプーリ(不図示)の間に掛け渡されたベルト9は、シャーシに固定されたキャリッジモータ8によって移動される。ベルト9はキャリッジ1に連結されており、キャリッジモータ8の回転をキャリッジ1の往復移動に変換する。エンコーダスケール40には一定のピッチでマークが付けられており、主走査方向に延在するように、所定の張力をもってシャーシに保持されている。
エンコーダスケール40には、例えば、300LPI(Line Per inch)、すなわち、25.4mm/300=84.6μmの間隔でマークが付されている。キャリッジ1に固定されたエンコーダセンサ45によって、そのエンコーダスケール40のマークを検知することにより、キャリッジ1の位置を正確に検出することができる。エンコーダセンサ45がエンコーダスケール40のマークを検知する方式としては、光学式や磁気式を用いることができる。
キャリッジ1の位置情報は、後述する記録ヘッド7のノズル列の記録位置の決定のためにも利用される。すなわち、その位置情報に基づいて、記録走査時におけるノズルからのインクの吐出開始位置と吐出終了位置が決定される。また、キャリッジ1の移動時には、エンコーダセンサ45によって連続的に検出するリニアエンコーダスケール40のマークの検出時間の間隔に基づいて、キャリッジ1の移動速度を算出することができる。
図3は、図1の記録装置の制御系の構成を示すブロック図である。
図3中、301は、記録装置全体を制御するCPU−P(中央演算処理装置)であって、ROM−P303内の制御プログラムを実行する。2つのセンサ(キャリッジエンコーダセンサ45、紙検出センサ313)、および操作パネルに設けられた各種スイッチ(電源SW309、カバーオープンSW311など)からの各種の信号は、複合制御ユニット(ASIC)305に入力される。ホスト機器からインターフェース321へ送られてくる記録コマンドは、I/Fコントローラ320から読み出される。CPU−P301は、複合制御ユニット(ASIC)305からの各種の信号、およびI/Fコントローラ320から記録コマンドに基づいて、記録制御を行う。すなわち、モータドライバ314,315,316を介して3つのモータ(キャリッジモータ8、紙送りモータ318、給紙モータ319)を回転制御し、また複合制御ユニット305を介して記録ヘッド7に記録データを転送する。
302は、RAM−P(プリンタRAM:一時記憶メモリ)であって、記録のための展開データ、およびホスト機器からの受信データ(記録コマンドや記録データ)を一時的に蓄えておく受信バッファとして使用される。また、このRAM−P302は、記録速度などの必要な情報を格納するためのワークメモリ、およびCPU−P301のワークエリア等としても使用される。
ROM−P(プリンタROM:読み出し専用メモリ)303は、CPU−P301が実行するプログラム、および記録フォントなどを格納する。そのプログラムは、記録データを記録ヘッド7に転送して記録を行わせる記録制御プログラム、キャリッジ1や紙送り(被記録媒体の搬送)を制御するためのプログラム、プリンタエミュレーションプログラムなどである。
複合制御ユニット(ASIC)305は、記録ヘッド7の制御機能、電源LED307の動作(点灯,消灯,点滅動作)の制御機能、電源S/W309やカバーオープンS/W311のスイッチ状態の検知機能、および紙挿入センサ313の検知機能などを有する。紙挿入センサ313は、被記録媒体が所定の搬送経路内に挿入されたことを検出する。
モータドライバ314,315,316は、CPU−P301からの指示に応じて、モータ8,318,319を駆動制御する。キャリッジモータ8としては、後述するサーボ制御を行うためにDCサーボモータが用いられ、また紙送りモータ318および給紙モータ319としては、CPU−P301によって制御しやすいステッピングモータが用いられる。
I/Fコントローラ320は、I/F321を介してコンピュータ等のホスト機器に接続される双方向インターフェースであり、ホスト機器から送信された記録コマンドおよび記録データを受信し、かつ記録装置側のエラー情報などを送信する。このI/Fコントローラ320としては、セントロインターフェースやUSBインターフェースなどの各種インターフェースが用いられる。
EEPROM330は、種々のデータを記憶するための不揮発性の随時書き込みメモリであり、そこに書き込まれた内容は電源が切れても保持される。EEPROM330には、記録位置の調整値(レジ調整値)、記録枚数、インクの吐出数(ドットの形成数)、インクタンクの交換回数、記録ヘッドの交換回数、およびユーザーの命令による記録ヘッドのクリーニング動作の実行回数などが保持される。
図4(a),(b),(c)は、192のノズルN(N1からN192)が副走査方向(矢印Y方向に)に600dpi(ドット/インチ)間隔で配列された記録ヘッド7を用いて、罫線パターンを記録した場合に説明図である。記録方式は、ノズル列の長さに相当する幅の記録領域の画像を1回の走査によって記録する1パス記録方式とし、それぞれのノズルが主走査方向(矢印X方向)に1200dpi単位で7スペース間隔毎に1ドットを形成することにより、罫線パターンを記録した。罫線パターンは3走査分記録した。図4(a)は、記録ヘッド7の傾きがない場合の記録結果であり、図4(b)は、記録ヘッド7が傾いて装着された場合の記録結果である。図4(a)の場合、罫線パターンは、第1,第2,および第3走査の間のつなぎ目部分において主走査方向にずれることなく、直線として視覚できる。しかし図4(b)の場合、図4(a)のように直線として視覚できるはずの罫線は、各走査の間のつなぎ目部分においてずれてしまい、直線として視覚できない。
図5は、図4(b)における罫線パターンの点線で囲まれた部分、つまり各走査の間のつなぎ目部分の拡大図である。51は、第1走査目に、記録ヘッド7の最下端側のノズルN192から吐出されたインクによって形成されるドットである。52は、第2走査目に、記録ヘッド7の最上端側のノズルN1から吐出されたインクによって形成されるドットである。本来、これらのドット51,52は、主走査方向において揃わなければならない。しかし、記録ヘッド7の傾きにより、これらのドット51,52は主走査方向にずれてしまう。図5においては、それらのドット51,52は、主走査方向に1200dpi単位で4.5ドット分ずれている。
また、このような記録ヘッド7の傾きに起因するドットの形成位置のずれ、つまりインク滴の着弾位置のずれは、この罫線パターンのような画像に影響するだけでない。例えば、ノズル列の長さに相当する幅の記録領域の画像を複数回の走査で完成させるマルチパス記録方式によって、画像を記録した場合にも、画像のザラツキ感やノイズ性が増大して画像の劣化を招くおそれがある。
図4(c)は、このようなドットの形成位置のずれ量を補正するために、192のノズルを上側ノズル群(N1からN96)と下側ノズル群(N97からN192)に分けて、それらのノズル群からのインクの吐出タイミングをずらした場合の説明図である。このように、複数のノズルをノズレ列の長さ方向に複数のノズル群に分けて、それらのノズル群の吐出タイミングをずらす駆動方式は、ブロック駆動方式とも称される。図5のように、ドット51,52が4.5ドット分ずれている場合に、上側ノズル群に対して下側ノズル群のインクの吐出タイミングを5ドット分ずらすことにより、罫線パターンは、図4(b)の場合よりは直線として視覚できるようになる。
このようにドットの形成位置のずれ量を補正するときのとき分解能(補正分解能)は、記録ヘッドのインクの吐出タイミング、および主走査方向における記録データの最大分解能による制約を受ける。例えば、記録ヘッドによる主走査方向の記録密度(主走査方向における記録分解能)が1200dpiである場合に、図5のようにドットの形成位置が4.5ドット分ずれたときには、4ドット分または5ドット分のずれを補正することになる。そのため、4.5ドット分のずれは補正できない。つまり、主走査方向におけるドットの形成位置が記録分解能の1ドット分の整数倍ずれた場合には、そのずれを正確に補正できるものの、それ以外のずれは正確に補正できない。
本発明は、主走査方向におけるドットの形成位置のずれを補正するために、以下のように、記録ヘッドの移動速度をも制御対象とする。これにより、ドットの形成位置のずれが記録分解能の1ドット分の整数倍であるか否かに拘わらず、そのずれを正確に補正することができる。
本実施形態においては、主走査方向におけるドットの形成位置ずれを検出する検出手段の検出分解能を4800dpi、記録ヘッド7の駆動周波数を最大15khzとする。また、キャリッジ1の移動速度が25インチ/秒のときに、主走査方向における記録分解能は1200dpiとなるものとする。
図6(a)から(d)は、192のノズル(ノズルN1からN192)が副走査方向に600dpi間隔で配列された記録ヘッド7を用いて、主走査方向におけるドットの形成位置のずれ量を検出するためのテストパターンを記録した場合の説明図である。本例においては、ノズルN177からN192の下端側の16ノズルからインクを吐出して、主走査方向に8ドットのパターン61を8ドット分の間隔をおいて記録する。そして、その後の走査により、ノズルN1からN16の上端側の16ノズルからインクを吐出して、主走査方向に8ドットのパターン62を8ドット分の間隔をおいて記録する。本例において使用した記録ヘッド7は、主走査方向における記録分解能は、キャリッジ速度が25インチ/秒、記録ヘッド7の駆動周波数が15khzの条件下において1200dpiである。このようにして記録されるパターン61,62は、主走査方向におけるドットの形成位置のずれが4800dpiの単位で検出される。図6(a)は、記録ヘッド7に傾きがない場合のパターン61,62の記録結果である。
次に、このようなパターン61,62を利用する理由ついて説明する。
このパターン61,62を記録する記録ヘッド7は、互いに隣接ノズル間における吐出動作の相互干渉をなくすために、192のノズルを16(aからp)のグループに分けて分散駆動する。すなわち、ノズルN1からN16は、図7(b)のようにa(1)からp(1)の16グループに分けられ、ノズルN17からN32は、a(2)からp(2)の16グループに分けられる。同様に、ノズルN177からN192は、a(12)からp(12)の16グループに分けられる。そして、a(1)からa(12)のように、16ノズルの間隔で位置する同じグループのノズルは同時にインクを吐出するように制御される。
記録ヘッド7を分散駆動する場合、最上端ノズルN1によって形成されるドットに対して、記録ヘッド7の傾きを最も正確に反映するドットは、最下端ノズルN192によって形成されるドットではなく、ノズルN177によって形成されるドットである。そのノズルN176は、ノズルN1と同時にインクを吐出する同じグループ内において、ノズルN1から最も離れた距離にあるからである。したがって、ノズルN1とノズルN177によって形成されるドット間の主走査方向におけるずれ量を検出することにより、記録ヘッド7の傾き正確に検出することができる。
本例においては、さらにユーザーの視覚性を高めるために、ノズルN1からN16のノズル群(a(1)からp(1))と、ノズルN177からN192のノズル群(a(12)からp(12))と、によって、図6(a)のようなパターン61,62を記録する。その記録に際しては、キャリッジ1の移動速度を25インチ/秒、記録ヘッド7の駆動周波数を15khzとした。そして、ノズルN177からN192のノズル群によって、1200dpiの記録分解能で主走査方向に8ドット形成してパターン61を記録する。その後、別の走査により、ノズルN1からN16のノズル群によって、パターン61から主走査方向に8ドットずらして8ドットを形成して、パターン62を記録する。
このようなパターン61,62は、主走査方向に繰り返し記録する。これらのパターン61,62において、主走査方向に隣接するドットは、aからpの同じグループに属し、かつノズルN1とN177との間の距離と同じく大きく離れたノズルによって形成されるドットである。
このようなパターン61,62の記録結果において、図6(a)のようにドットが均一に形成された場合には、記録ヘッド7の傾きはない。一方、ドットが重なる領域と、ドットが形成されずに白く見えてしまう領域と、が現れた場合には、その出現の度合いによって、記録ヘッド7の傾きに起因するドットの形成位置のずれ量を検出することができる。
例えば、図6(b)のように、記録ヘッド7の傾きによりドットの形成位置が主走査方向に2ドット分ずれた場合には、ドットが埋まらない領域63と、ドットが重なって他の領域よりも濃度が高くなる領域64と、が視覚できる。図6(c)は、記録ヘッド7の傾きによりドットの形成位置が主走査方向に2.5ドット分ずれた場合の記録パターンである。図6(d)は、記録ヘッド7の傾きによりドットの形成位置が主走査方向に2.75ドット分ずれた場合の記録パターンである。
本例においては、主走査方向におけるドットの形成位置ずれの検出手段として、前述したように検出分解能が4800dpiの画像読み取り手段を用いる。この検出手段によって、図6(a),(b),(c),(d)のような記録パターンにおけるドットの主走査方向のずれ量を検出する。
次に、このような記録パターンから検出したドットのずれ量に応じて、そのずれ量を補正するための制御について説明する。前述したように、記録ヘッド7による主走査方向の記録分解能は、キャリッジ1の移動速度が25インチ/秒、記録ヘッド7の駆動周波数が15khzの条件下において、1200dpiである。
図6(b)のような記録パターンから、ドットのずれ量が1200dpiの記録分解能における2ドット分と検出された場合には、192のノズルを2つのノズル群に分ける。一方のノズル群は、ノズルN1からN96の上端側ノズル群であり、他方のノズル群は、ノズルN97からN192の下端側ノズル群である。そして、上端側ノズル群に対して、下端側ノズル群の駆動タイミング(インクの吐出タイミング)を1200dpi分ずらすことにより、前述した図4(c)のように、インク滴の着弾位置つまりドットの形成位置を補正する。このような補正により、図8(a)のような主走査方向における2ドット分のずれは、図8(b)のように半分の1ドット分にまで小さくすることができる。図8(a),(b)において、D1からD192は、ノズルN1からN192によって形成されるドットである。
このように、ドットの形成位置のずれ量が1200dpiの記録分解能における1ドットの整数倍である場合には、そのずれ量に応じて192ノズルを複数のノズル群に分割して、それぞれのノズル群の駆動タイミングをずらす。すなわち、ドットの形成位置のずれ量が1200dpiの記録分解能における1ドットの3倍、4倍・・・の場合には、192ノズルを1/3、1/4・・・のノズル群に分割して、それぞれのノズル群の駆動タイミングを1200dpi分ずらす。これにより、ドットの形成位置のずれ量を1200dpiで1ドット分にまで小さくすることができる。
つまり、すれ量がNドット分ある場合に192ノズルをN分割し、上端ノズルN1を含むノズル群を基準として、その基準ノズル群に近いノズル群から順に、駆動タイミングを1ドット単位分ずつずらす。これにより、そのずれ量を1200dpiで1ドット分にまで小さくすることができる。
しかし、図6(c),(d)のように、ずれ量が2.5ドット分および2.75ドット分の場合、つまりずれ量が1ドットの倍数とならない場合には、そのずれ量を1ドット分まで正確に補正することができない。すなわち、キャリッジ速度が25インチ/秒、記録ヘッド7の駆動周波数が15khz、主走査方向の記録密度が1200dpiのままでは、ずれ量を1ドット分まで正確に補正することができない。
本実施形態においては、キャリッジ1の移動速度を調整して主走査方向におけるドットの最大記録分解能を高めることにより、記録ヘッド7の傾きに起因するドットの形成位置のずれの補正を可能とする。
例えば、図6(c)のようにずれ量が1200dpiで2.5ドット分ある場合には、キャリッジ1の移動速度を25インチ/秒から半分の12.5インチ/秒に変更する。これにより、記録ヘッド7の駆動周波数が15khzのままでも、主走査方向におけるドットの最大記録分解能は倍の2400dpiになる。そのため、図9(a)のように1200dpiで2.5ドット分あったずれ量は、2400dpiでは、図9(b)のように5ドット分、つまり2400dpiの1ドットの倍数となる。そこで図9(c)のように、ノズルを5つのノズル群に分割し、上端ノズルN1を含むノズル群を基準として、それに近いノズル群から順に、駆動タイミングを2400dpiで1ドット単位分ずつずらす。これにより、ずれ量を2400dpiで1ドット分にまで小さくすることができる。
また、図6(d)のようにずれ量が1200dpiで2.75ドット分ある場合には、キャリッジ1の移動速度を25インチ/秒から1/46.25インチ/秒に変更する。これにより、記録ヘッド7の駆動周波数が15khzのままでも、主走査方向におけるドットの最大記録分解能は4800dpiになる。そのため、図10(a)のように1200dpiで2.75ドット分あったずれ量は、4800dpiでは、図10(b)のように11ドット分、つまり4800dpiの1ドットの倍数となる。そこで図10(c)のように、ノズルを11のノズル群に分割し、上端ノズルN1を含むノズル群を基準として、それに近いノズル群から順に、駆動タイミングを4800dpiで1ドット単位分ずつずらす。これにより、ずれ量を4800dpiで1ドット分にまで小さくすることができる。
このように、記録ヘッドの傾きに起因するドットの形成位置のずれ量に応じてキャリッジの移動速度を変更することにより、主走査方向におけるドットの最大記録分解能を変えて、ドットのずれ量を最大記録分解能の整数倍とすることができる。そして、ドットのずれ量に応じて記録ヘッドのノズルを複数のノズル群に分割して、それらの駆動タイミングを最大記録分解能の1ドット単位分ずつずらすことにより、その最大記録分解能の1ドット分にまでドットの形成位置のずれ量を小さくすることができる。
図11は、このようなずれの補正制御の効果を説明するための図である。ここでは、キャリッジの移動速度を25インチ/秒、記録ヘッドの駆動周波数を15khz、主走査方向の記録分解能を1200dpiとしたときに、図6(c)のように2.5ドット分のずれが検出された場合を前提とする。そして、このような前提の下において、キャリッジの移動速度Vとずれの補正内容と異ならせ(ケースA,B,C,D)、4パス記録方式と6パス記録方式によって画像を記録し、その記録画像のざらつき感を判定した。4パス記録方式は、ノズル列の長さに相当する幅の記録領域の画像を4回の走査で完成させる記録方式であり、6パス記録方式は、ノズル列の長さに相当する幅の記録領域の画像を6回の走査で完成させる記録方式である。
ケースAは、キャリッジの移動速度Vもずれの補正も全く行わなかった場合であり、4パスおよび6パス記録方式による画像は、いずれもざらつき感が顕著であった。ケースBにおいては、キャリッジの移動速度Vも記録ヘッドの駆動周波数も変更せずに、ノズルを2つのノズル群に2分割し、上端ノズルを含むノズル群を基準として、それらのノズル群の駆動タイミングを1200dpiで1ドット単位分ずらした。このケースBの場合、4パスおよび6パス記録方式による画像は、ケースAの場合よりもざらつき感が若干目立たなくなった。
ケースCにおいては、キャリッジの移動速度Vも記録ヘッドの駆動周波数も変更せずに、ノズルを3つのノズル群に分割し、上端ノズルを含むノズル群を基準として、それに近いノズル群から順に、駆動タイミングを1200dpiで1ドット単位分ずつずらした。このケースCの場合、6パス記録方式による画像は、ケースAの場合よりもざらつき感が若干目立たなくなったものの、4パス記録方式による画像は、ケースAの場合と同様にざらつき感が顕著であった。
ケースDにおいては、記録ヘッドの駆動周波数は15khzのまま、キャリッジの移動速度Vを1.25インチ/秒に変更して、主走査方向におけるドットの最大記録分解能を1200dpiから2400dpiに高めた。このケースDの場合、4パスおよび6パス記録方式による画像は、いずれもざらつき感が目立たなくなって、画像の品位が大幅に向上した。このケースDは、前述した実施形態における図9(c)の場合に相当する。
(他の実施形態)
前述した実施形態においては、ドットの形成位置のずれ量が記録解像度の整数倍となるように、その記録解像度を変更すると共に、いわゆるブロック駆動におけるノズル列の分割数は、その整数に設定した。
しかし、記録解像度は、その整数倍が必ずしもドットの形成位置のずれ量と一致するように変更しなくともよく、その整数倍に近い記録解像度に設定してもよい。同様に、いわゆるブロック駆動におけるノズル列の分割数は、その整数に必ずしも設定しなくともよく、その整数に近い数に設定してもよい。したがって、記録ヘッドの構成、および記録装置の制御形態による制約の範囲内において、それらの記録解像度とノズル列の分割数を設定することができ、いずれに場合にもドットのずれ量を小さく抑えることができる。また、いわゆるブロック駆動のために複数の分割されるノズル群は、必ずしも全てが同数のノズルを含むものでなくてもよい。
また、テストパターンとしては、前述した図6のパターンのみに特定されず任意であり、要は、ノズル列の一端側と他端側のノズルによって形成されるドットのずれ量が検知できるパターンであればよい。
また、このようなテストパターンの記録結果は、キャリッジに搭載した光学センサ等、記録装置に備わるセンサを用いて検出することができる。また、ユーザーがテストパターンの記録結果から、ドットのずれ量を認識して、そのずれ量に関する情報を入力するようにしてもよい。
また、キャリッジの移動速度に合わせて、記録媒体を記録位置に搬送する搬送機構の搬送量を変更するようにしてもよい。
本発明に係るインクジェット記録装置の内部構成の外観斜視図である。 図1におけるキャリッジの駆動機構部分の斜視図である。 図1におけるインクジェット記録装置の制御系のブロック構成図である。 (a),(b),(c)は、ドットの形成位置のずれを検出するためのテストパターンの異なる記録結果の説明図である。 図4(c)における点線部分の拡大図である。 (a),(b),(c),(d)は、ドットの形成位置のずれを検出するためのテストパターンの異なる記録結果の説明図である。 (a)は、ノズルと分散駆動のグループとの関係の説明図、(b)は、(a)の点線部分の拡大図である。 (a)は、ドットのずれを補正する前のテストパターンの記録結果の説明図、(b)は、ドットのずれを補正した後のテストパターンの記録結果の説明図である。 (a)は、ドットのずれを補正する前のテストパターンの記録結果の説明図、(b)は、ドットのずれを補正する前のテストパターンと記録解像度との関係の説明図、(c)は、記録解像度の変化を伴ってドットのずれを補正した後の記録結果の説明図である。 (a)は、ドットのずれを補正する前のテストパターンの記録結果の説明図、(b)は、ドットのずれを補正する前のテストパターンと記録解像度との関係の説明図、(c)は、記録解像度の変化を伴ってドットのずれを補正した後の記録結果の説明図である。 本発明によるドットのずれ補正の有効性を証明するための実験結果の説明図である。
符号の説明
1 キャリッジ
7 記録ヘッド
N1〜N192 ノズル
D1〜D192 ドット
X 主走査方向
Y 副走査方向

Claims (8)

  1. ノズル列を形成する複数のノズルからインクを吐出可能な記録ヘッドを用い、前記ノズル列と交差する主走査方向への前記記録ヘッドの移動を伴って、記録媒体に画像を記録するインクジェット記録装置において、
    前記主走査方向における前記記録ヘッドの記録解像度を変更する変更手段と、
    前記複数のノズルを前記ノズル列の方向に分割した複数のノズル群毎に、インクの吐出タイミングをずらすように前記記録ヘッドを駆動可能な駆動手段と、
    前記ノズル列の一端側のノズルから吐出されるインクによって形成されるドットの位置と、前記ノズル列の他端側のノズルから吐出されるインクによって形成されるドットの位置と、の前記主走査方向におけるずれ量に応じて、前記変更手段と前記駆動手段とを制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記変更手段は、前記記録ヘッドの移動速度を変更することにより、前記記録解像度を変更することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記制御手段は、前記変更手段による変更後の前記記録解像度を、その整数倍が前記ずれ量となるように設定し、前記駆動手段によって分割されるノズル群の数を前記整数に設定することを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記複数のノズルを複数のグループに分けて分散駆動して、前記ずれ量を検知するためのテストパターンを記録させる記録パターン記録制御手段を備え、
    前記テストパターンにおいて、同じグループに含まれる複数のノズルの内、前記ノズル列の方向に最も離れた2つのノズルから吐出されるインクによって形成されるドットが前記主走査方向に並ぶ
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記テストパターンの記録結果から前記ずれ量を検知するための検知手段を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  6. 前記ずれ量に関する情報を入力する入力手段を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のインクジェット記録装置。
  7. ノズル列を形成する複数のノズルからインクを吐出可能な記録ヘッドを用い、前記ノズル列と交差する主走査方向への前記記録ヘッドの移動を伴って、記録媒体に画像を記録するインクジェット記録方法において、
    前記複数のノズルを前記ノズル列の方向に分割した複数のノズル群毎に、インクの吐出タイミングをずらして前記記録ヘッドを駆動することが可能であり、
    前記ノズル列の一端側のノズルから吐出されるインクによって形成されるドットの位置と、前記ノズル列の他端側のノズルから吐出されるインクによって形成されるドットの位置と、の前記主走査方向におけるずれ量に応じて、前記主走査方向における前記記録ヘッドの記録解像度を変更すると共に、前記ノズル群の分割数を設定する
    ことを特徴とするインクジェット記録方法。
  8. 前記記録ヘッドの移動速度を変更することにより、前記記録解像度を変更することを特徴とする請求項7に記載のインクジェット記録方法。
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