JP5970635B2 - 打楽器用固定具 - Google Patents

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Description

本発明は、中空を有する箱状の打楽器とその打楽器を身体に固定する器具とその連携に関するものである。
従来、打楽器は床などに置いて使うものが多い。特にカホンと呼ばれる打楽器は打楽器本体に跨って演奏される箱型のもので、通常側面に1つだけ打面を持ち、打面の反対の面にはサウンドホールが空けられている。打面は他の面より薄く、打面の裏には弦などを取り付け、特徴的な音を出せるようにしてある。このようなカホンに対して、少なくとも一つの板面を有する木製中空立体形状の打楽器において、中空立体本体の所定の面に開放音口を形成し、当該開放音口に重合して中空立体内に突出した音口筒を着接して設けたものが提案されている。(特許文献1)
このようにすることにより音口(音の出口)を鑑賞(聴取)者側に設けたことによって、よりはっきりとした音を聞くことができる。また、開放音口に重合して中空立体内に突出した音口筒を着接して設けたことによって、音域を拡大するとともに、音質を向上することができる。これは、同等な音域であれば容積を減じて小型化することができる。
マーチングドラム等の楽器を演奏者の前方で支持するマーチングキャリアは演奏者の両肩に掛けられるフック状の肩掛け部と、楽器を支持するプレート部とを一体化したものが主流となっている。しかしマーチングキャリアの場合楽器の荷重が演奏者の肩や背中といった箇所に集中し演奏者への負荷があった。そこで演奏者への負荷を軽減するため演奏者の身体に合わせて肩掛け部の形状や位置等を調節可能なキャリアやフレームに対する肩クッションと背中クッションの角度を調節できるキャリアが提案されている。(特許文献2)
このようにすることにより演奏者の肩や背中における特定の箇所に楽器の荷重が集中する事を抑止でき、演奏者への負担を軽減することができる。
特開2005−266732号公報 特開2008−275907号公報
従来のカホンの演奏形態はカホン本体に座って打面を叩くので、演奏中は一定の場所で演奏する形態であり、当然ながら移動できないという課題があった。
さらに座って叩く演奏形態により一般的に打面は一面に限られていた。ごく稀に2面の打面を持つカホンもあるが、カホン本体に座る演奏形態であるため、楽曲演奏中の打面の切り替えは出来ないという課題があった。即ち、打面の切り替えによる種々の音色を出すということは出来なかった。
また、移動演奏の手段として、マーチングなどの楽器装着器具や楽器専用肩ひもなども存在するが、それらはカホン様にはデザインされていなかった。
従来の楽器装着器具や楽器専用肩ひもの使用では、上半身の自由が束縛され、音楽演奏表現において身体的に楽器の重さが上半身にもかかるため力の抜けた理想的な演奏が難しかった。即ち、音楽を演奏する上で身体に大きな負担を集中することは人の演奏スタイルを制限することになるという課題があった。
また従来の楽器装着器具は装着に時間を要する事と、道具としての運搬挿入も大がかりなものであった。
また、ステージ衣装などの見栄えも隠れてしまう事になり、衣装が装着用器具にあわせて限定される場合もあった。
また、カホンを紐でぶら下げた場合の演奏中のスムーズな打面選びが出来なかった。
そして、カホンを紐でぶら下げた場合、カホン本体の重さを支える事と、演奏中の打楽器の安定性は得られなかった。以上述べたように打楽器を持ち上げて演奏するという場合、打楽器の固定方法が重要な要素となり、そこに様々な課題があった。
本発明の打楽器用固定具は、打楽器本体を支持しかつ身体に装着する打楽器用固定具であって
回転部、腰部押し当て部、大腿部押し当て部及び腰用ベルトからなり、
前記回転部は前記打楽器本体を回動自在に取り付け、
前記腰部押し当て部は上下方向に伸びた部材であり、前記腰部押し当て部の下
部部分の一方の面には前記回転部が接続され、
前記大腿部押し当て部は上下方向に伸びた部材であり、前記大腿部押し当て部
の上部部分が前記腰部押し当て部の上部部分の他方の面と接続されており、
前記腰用ベルトは前記腰部押し当て部の上部部分に設けられたベルト挿入部に
おいて前記腰部押し当て部と接続されている
ことを特徴としている。また、前記大腿部押し当て部は下部部分に大腿部用ベルトを備えることを特徴としている。
打楽器本体を支持し、かつ身体に装着する打楽器用固定具であって、
固定フック、腰部押し当て部、大腿部押し当て部及び腰用ベルトからなり、
前記固定フックは前記打楽器本体を着脱自在に取り付け、
前記腰部押し当て部は上下方向に伸びた部材であり、前記腰部押し当て部の下
部部分の一方の面に前記固定フックが接続され、
前記大腿部押し当て部は上下方向に伸びた部材であり、前記大腿部押し当て部
の上部部分が前記腰部押し当て部の上部部分の他方の面と接続されており、
前記腰用ベルトは前記腰部押し当て部の上部部分に設けられたベルト挿入部に
おいて前記腰部押し当て部と接続されている
ことを特徴としている。
また、大腿部押し当て部は大腿部形状に沿う凹部を有する形状をしたことを特徴としてある。
そして、打楽器用固定具はさらに身体中央装着板を有し、
前記大腿部押し当て部の下部部分に前記身体中央装着板を接続する
ようにしてある。
上記構成により、ベルトで腰に固定し、大腿部も固定し、打楽器本体を人体と動きながら演奏する事が出来る。
上記の課題解決手段を使うことにより、置いて使う楽器から、置くことはもちろん楽器を体に装着したままの移動が可能になったという効果がある。更に、マーチング、ダンスの一環としても使用が可能になった。
上記の課題解決手段を使う事により、箱形打楽器の五面を自在に叩くことが出来、様々な音色を出すことが出来る。
上記の課題解決手段を使う事により、腰ベルトで素早く装着でき、ベルトは使用しないときにはコンパクトに丸めておける。
さらにベルトで腰に固定することにより上半身がより自由になり負担が軽減される。そして、衣装などのデザインも支障をきたすことなく楽器を装着・演奏が出来る。
また、楽器を回転することにより別の打面を容易に叩くことが出来る他、演者の好きな角度で打面を叩くことが可能になる。打楽器を回転させることによる演出の効果としても有効である。
さらに、腰ベルトと連携した大腿部分に専用の角度を付けた固定器具を取り付けたことによってカホンの演奏と回転を加えるときの安定感を得ることが可能になった。
以上、述べてきたように本発明は単に打楽器を回転させるためだけではなく、空いた両手で手品をしたり、他の楽器を奏したり、それらを交互に演じた総合的な芸術を形作るものである。
本発明の一実施例を示す打楽器用固定具と打楽器本体の背面斜視図である。 本発明の一実施例を示す打楽器用固定具の回転部付近の拡大図である。 本発明の一実施例を示す演奏者が打楽器用固定具で箱形打楽器を装着した横面斜視図である。 本発明の一実施例を示す演奏者が打楽器用固定具で縦状態の箱形打楽器を装着した正面斜視図である。 本発明の一実施例を示す演奏者が打楽器用固定具で横状態の箱形打楽器を装着した正面斜視図である。 本発明の一実施例を示す演奏者が打楽器用固定具で箱形打楽器を装着し、かつ、回転している状態の正面斜視図である。 本発明の一実施例を示す打楽器用固定具の背面斜視図である。 本発明の他の実施例を示す演奏者が打楽器用固定具に身体中央装着板を取り付け箱形打楽器を装着した正面斜視図である。 本発明の他の実施例を示す身体中央装着板の正面斜視図である。 本発明の他の実施例を示す大腿部押し当て部と腰部押し当て部に固定フックを着けた状態の正面斜視図である。 本発明の他の実施例を示す図10の背面斜視図である。 本発明の他の実施例を示す図10の側面図である。 本発明の他の実施例を示す身体中央装着板を固定した正面斜視図である。 本発明の他の実施例を示す固定フックにドラムを装着した正面斜視図である。 本発明の他の実施例を示す図14の側面図である。 本発明の他の実施例を示す固定フックにトレイを装着した正面斜視図である。 本発明の他の実施例を示す身体中央装着板を使用して固定フックにドラムを装着した正面斜視図である。 本発明の他の実施例を示す打楽器用固定具で箱形打楽器の打面に鉄琴とスチールドラムを取り付けた正面斜視図である。
以下、本発明の一実施例を図面とともに説明する。図1は本発明の全体概略図であり、図1において、1は本発明の打楽器用固定具、2は前記打楽器用固定具1を含む打楽器本体、3は打楽器本体2を固定するための本体台座部、4は打楽器本体2を回転させるための回転部である。打楽器用固定具1は前記回転部4と腰部押し当て部5と大腿部押し当て部6と腰用ベルト7からなり、前記打楽器本体2の本体台座部3に前記打楽器用固定具1の回転部4を回動自在に取り付けてある。本発明の打楽器用固定具1は人体に固定するベルトを2種類設けてある。ひとつは前述の人体の腰に固定するための腰用ベルト7で、打楽器用固定具1の一部に前記腰用ベルト7を通すベルト挿入部8を有する。もうひとつは大腿部押し当て部6近傍に設けた大腿部用ベルト9である。大腿部用ベルト9は大腿部ベルト挿入部10に挿入してある。なお、本発明では腰用ベルト7と大腿部用ベルト9の両方を用いているが、大腿部用ベルト9は常時固定する必要はなく、打楽器本体2の重さにより、腰用ベルト7だけでも良い。また、ベルト挿入部8と大腿部ベルト挿入部10はベルトが可動可能にしてあるが、固定することでベルト挿入部8と大腿部ベルト挿入部10を省略してもよい。18は打楽器本体2のサウンドホールである。なお、本発明の打楽器用固定具1で使用する打楽器本体2の概略寸法は縦47cm、横30cm、奥行き30cmとしてあり、一例としてこの寸法を元に説明する。但し、この寸法に制約されることではないが、実際に使うときに手頃な大きさであるからで、人体の大きさと用途により、大きくしたり小さくしたりできることは言うまでもない。
本発明では本体台座部3が接続された面はサウンドホール18がある他、打楽器本体2の重量がかかるので厚さ1センチの材料を使用している。本体台座部3が接する面の強度が打楽器本体2を回転部4で直接接続して演奏しても大丈夫な場合、本体台座部3が必要ない場合もある。また強度がある場合は図面と違う様々な形状でも良い。
本体台座部3が固定された以外の面の5面は様々な音色を奏でることの出来る打面となっている。しかし、場合によってはサウンドホール18を設けてもよい。本発明は従来と異なり6面のどこにサウンドホール18を設けてもよく、それぞれの音色を出すために自由度を大きくしている。本発明では様々な打面の響きに最適な場所に最適な大きさで、打面を優先する位置に3ヵ所ある。
図2は回転部4付近の拡大図を示す。人の手で一面あるいはコーナーなどを持ち回転部4を中心に打楽器本体2を回転できるようにしてあり、本発明ではボールベアリングを有した回転構成をとっており、右回し左回しのいずれにも対応できるようにしてある。このことにより打楽器本体は演奏する自由度が大きい回転式打楽器となる。
回転部4は打楽器本体2の重量と打面を叩く演奏に耐え得る強度を有したもので、本発明では約10cm径程度のベアリング回転板を使用している。そして、回転部4は打楽器本体2の重量と打面を叩く演奏に耐えうる強度を有したものであれば良いので、ベアリング回転板に限定しない。
図3は本発明の打楽器用固定具で回転式打楽器1を人体Aに固定して、演奏している姿を現している。本発明の打楽器用固定具1と打楽器本体2は腰部押し当て部5と大腿部押し当て部6のそれぞれ腰用ベルト7と大腿部用ベルト9により人体Aに固定してあり、人体Aの両手は打楽器本体2を持つことなく、自由に動かすことができる状態になっている。図3では大腿部押し当て部6を人体Aの大腿部(右足でも左足でも良い)にあて、大腿部用ベルト9で継止することにより固定しているが、大腿部用ベルト9で継止せずに大腿部押し当て部6を人体Aの大腿部に充てるだけで固定しても構わない。1点ではなく、2点支持で線をつくり、打楽器の面をしっかり作ることができ、安定した面をたたくことにより正確な音を出すことができる。
打楽器本体2の安定した演奏については、腰用ベルト7は打楽器用固定具1の上部部分である腰部押し当て部5にあるベルト挿入部8を通り、回転部4の中心軸まで約10数センチあることにより、演奏と回転をするときの力と重さがより大腿部にかかり打楽器本体2のスムーズな回転と打楽器演奏時の安定を得ることが出来、腰部分を一周するベルトにかかる重量も軽減される。
本発明の打楽器用固定具1で打楽器本体2を人体Aに装着したまま、両手が使えることによりその他の楽器を演奏する事が出来る。また、打楽器用固定具1で打楽器本体2を人体に装着したまま手品なども行う事が出来、打楽器本体2をテーブル代わりに使用出来る他、打面を叩くことにより自ら効果音を演奏出来る。
本発明の大腿部押し当て部6を人体Aの大腿部にあてることにより、足を挙げる事で打楽器本体2を引き上げる事が出来る。よって大腿部を動かすことで自由な位置に打楽器本体1を動かし演奏出来る。
図4は打楽器本体2を縦長に配して演奏する場合の図である。図5は同様に打楽器本体2を横長に配して演奏する場合の図である。図4と図5は、回転式打楽器として打楽器本体2を回転部4により右回りまたは左回りに回転させることによって、好みの打面を選びながら打楽器演奏が出来るようになっているという動作を表す図である。即ち、図4に示す矢印方向に打楽器本体2を回転部4により回転させ、図5のように横向けにすることで違う面をたたくことができることを示している。
図6に示すように、打面は好みの角度で打楽器演奏が出来るようになっている。 演奏は訓練することにより、体と手の動きが一体的に動くようになる。従って、 大腿部の大腿部押し当て部で打楽器本体2の重心を感じるようになっていて、 そのことが脳に伝わり、手に対して指示が行き、結果として好みの角度に固定し て演奏出来る。

回転部4は打楽器本体2の中央の軸を中心に取り付けてあり、打楽器本体2のスムーズな回転と静止状態での打楽器本体2の安定を考慮してある。
回転部4による本発明の打楽器本体2の演奏時の回転と停止は、大腿部押し当て部6により大腿部で打楽器本体2の重心を感じ取りコントロール出来るように設計しており、特にストッパーの様なものは設けていない。演奏をするにはできるだけ制約のない方がいい演奏ができる。上手になると回転位置は自然とわかるようになるからである。しかしながら、例えば初心者用として垂直方向になったところで回転部にクリック感を持たせて、位置を識別できるようにしてもよい。
打楽器の回転は見ていて面白い、迫力があるなど、人の気を引くところがあるため、打楽器演奏の合間に打楽器本体2を演出効果として回転させる事も出来る。
図7は、打楽器用固定具1と打楽器本体2の背面斜視図であり大腿部押し当て部6の背面図でもあり、大腿部押し当て部6は腰部から大腿部までになる器具で大腿部部分にあてるだけで安定するような形状になっていることを表す図であり、大腿部用ベルト9を使用しない場合も激しい動きを伴わない場合は、支障なく演奏する事が出来る。
大腿部押し当て部6は大腿部用ベルト9の上部から大腿部設置下部先端まで約40cm弱であり、人体の身長170cmの一般的身体サイズの大腿部の大腿直筋を覆う形になり、膝上約5cmに本発明では出来ている。もちろんこの寸法は打楽器用固定具1の一例で使い方により寸法を変えてもよい。
打楽器本体2の直方体内部は材質・厚さの異なる仕切り板で区切り体積が異なる事と、5つの打面の材質・厚さも異なるので打面によって複数の音色を奏でながら演奏出来るようになっていて、低音、高音や、また内部にスナッピー(針金など)を有する面もあり独特のビビリ音を発する打面もある。
また回転式打楽器1を縦に長い状態で床面に置いて演奏する場合は通常のカホンの様に腰かけて演奏出来るような大腿部押し当て部6の長さになっていてこの場合3面が打面となる。
打楽器本体2を横に長い状態で置いた場合、打楽器本体2よりも大腿部押し当て部6の中心軸から大腿部下方の長さは約5センチ長く設計してあることにより、大腿部押し当て部6を床面に置くと打楽器本体2の床面と打面の間に三角錐を横にした形に空間が出来、響きを保ちながら演奏が出来るという音響効果があり、この場合は打楽器本体2には腰掛けずに打面の3面を演奏出来る。
本実施例では打楽器用固定具1と本体台座部3は所望の強度を有する木や合板で出来ているが、同様の強度を有する、アルミニウム、板金、MDF、成形プラスチック、といった合成材料などその他の適切な材料から作ることも出来る。足にフィットする形状に成型してもよい。
腰にかける腰用ベルト7の材質は特に問わず本革製・プラスチック製、布製など。打楽器本体を支える強度があれば良い。(最小限度の力で着脱可能なものが特に良い)
大腿部用ベルト9は大腿部押し当て部6の大腿部ベルト挿入部10に差し込む形で固定されているので、使用しない場合は取り外す事が出来、好みのベルトに交換する事も出来る。
他の実施例として、図8に示すように回転式打楽器1を身体中央で装着・演奏したい場合は、図9に示す身体中央装着版11を使用する。大腿部押し当て部6の大腿部に当接する部分は片方の大腿部に押し当てる装着方法だが、身体中央装着板11を使用した場合は両大腿部に打楽器本体2の重量を押し当てる事で安定した演奏が出来る。
図9は身体中央装着板11の正面斜視図である。この身体中央装着板11は台形の形をしていて概略寸法は、上辺28cm、底辺38cm高さ30cmで厚さは5mmの板で、両サイドの上辺から13cmの付近に大腿部ベルト継嗣用くぼみ12が作ってある。もちろんこの寸法は身体中央装着板11の一例で使用者の身体に合わせ寸法を変えてもよい。
本実施例では身体中央装着板11は所望の強度を有する木や合板で出来ているが、同様の強度を有する、アルミニウム、板金、MDF、成形プラスチック、といった合成材料などその他の適切な材料から作ることも出来る。足にフィットする形状に成型してもよい。
図13は大腿部固定を身体中央装着板11に大腿部用ベルト9を用いて大腿部ベルト継嗣用くぼみ12の位置で装着して固定した図である。
また体の中央で回転式打楽器1を演奏する場合は身体中央装着板11を大腿部用ベルト9で打楽器本体2の大腿部押し当て部6に固定できる。(図8参照)
身体中央で本発明の打楽器用固定具1を装着する場合は腰用ベルト7を腰で継止するのみで大腿部の継止用ベルトは必要としない。
前記の身体中央装着板11を大腿部押し当て部6に固定する場合は大腿部ベルト継嗣用くぼみ12に大腿部用ベルト9が掛かる形で大腿部用ベルト9を取り付けることにより、身体中央装着板11は落下せず大腿部押し当て部6に固定される。もちろんこれは身体中央装着板11と大腿部押し当て部6を固定する一例であり、磁石やその他の固定方法でもよい。
図10は打楽器用固定具1の回転部4と本体台座部3と打楽器本体2を取り外したもの(大腿部押し当て部6)に、打楽器の固定フック13を取り付けたものである。
図11は図10の背面斜視図であり、図12は図10の側面図である。
図14は前記のもの(図10、図11、図12)にドラム14を打楽器の固定フック13に固定したものを人体Aに装着した時のものである。ドラム14の打楽器の固定フック13への固定には市販の専用取り付け器具などを使用している。
図14は本発明の回転式打楽器1の大腿部押し当て部6を使用して気軽に装着出来るマーチングドラムとしての使用を提供する一実施例である。回転する必要がないドラム14が取り付けてある。
図15は図14の側面図である。
図16は前記の(図10、図11、図12)のものにトレイを固定フック13に市販の専用取り付け器具などを使い固定したものを人体Aに装着した時のものである。
図16は本発明の打楽器用固定具1の大腿部押し当て部6を使用して気軽に装着出来、移動や動くことが出来るトレイの使用を提供する打楽器とは別の応用としての一実施例である。本発明では、下半身の固定により身体への加重負担が軽減され、上半身を自由に使える事の有効性を啓示するものである。
図17は本発明の図13のものに市販の専用取り付け器具でドラム14を装着したものである。図17の状態でも移動しながらの演奏が可能である。
図18は打面の一面に鉄琴17を装着、その他の面にスチールドラム16を埋め込んであり、回転させることで使用楽器を選んで演奏出来る。様々な楽器などを取り付けて好みの楽器として制作する事が出来る一実施例である。
打面の一面をスネアドラムのドラムヘッド(打面)を装着する事も出来る。
以上説明してきたように、本発明では打楽器本体1を回転部4で回転させることによりそして、大腿部押し当て部6を大腿部分にあて大腿部用ベルト9を装着し、腰用ベルト7を装着するという単純な装着方法により、様々な音を奏でながら、初心者の方も単純に演奏をすることが出来るという音楽産業の広がりを持たすものである。また、小さな子どもから男性女性を問わず楽しめる楽器であり、職業演奏家の方々にも気軽に装着可能で持ち運びできることで、多くの方々に使用される事が産業上の特典であり、多くの音階を気軽に演奏出来ることで、芸術性も高まる相乗効果が期待できる。
1 打楽器用固定具
2 打楽器本体
3 本体台座部
4 回転部
5 腰部押し当て部
6 大腿部押し当て部
7 腰用ベルト
8 ベルト挿入部
9 大腿部用ベルト
10 大腿部ベルト挿入部
11 身体中央装着板
12 大腿部ベルト継嗣用くぼみ
13 固定フック
14 ドラム
15 トレイ
16 スチールドラム
17 鉄琴
18 サウンドホール

Claims (5)

  1. 打楽器本体を支持しかつ身体に装着する打楽器用固定具であって
    回転部、腰部押し当て部、大腿部押し当て部及び腰用ベルトからなり、
    前記回転部は前記打楽器本体を回動自在に取り付け、
    前記腰部押し当て部は上下方向に伸びた部材であり、前記腰部押し当て部の下
    部部分の一方の面には前記回転部が接続され、
    前記大腿部押し当て部は上下方向に伸びた部材であり、前記大腿部押し当て部
    の上部部分が前記腰部押し当て部の上部部分の他方の面と接続されており、
    前記腰用ベルトは前記腰部押し当て部の上部部分に設けられたベルト挿入部に
    おいて前記腰部押し当て部と接続されている
    ことを特徴とする打楽器用固定具。
  2. 前記大腿部押し当て部は下部部分に大腿部用ベルトを備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の打楽器用固定具。
  3. 打楽器本体を支持しかつ身体に装着する打楽器用固定具であって
    固定フック、腰部押し当て部、大腿部押し当て部及び腰用ベルトからなり、
    前記固定フックは前記打楽器本体を着脱自在に取り付け、
    前記腰部押し当て部は上下方向に伸びた部材であり、前記腰部押し当て部の下
    部部分の一方の面に前記固定フックが接続され、
    前記大腿部押し当て部は上下方向に伸びた部材であり、前記大腿部押し当て部
    の上部部分が前記腰部押し当て部の上部部分の他方の面と接続されており、
    前記腰用ベルトは前記腰部押し当て部の上部部分に設けられたベルト挿入部に
    おいて前記腰部押し当て部と接続されている
    ことを特徴とする打楽器用固定具。
  4. 前記大腿部押し当て部は大腿部形状に沿う凹部を有する形状をした
    ことを特徴とする請求項1か3のいずれか記載の打楽器用固定具。
  5. 前記打楽器用固定具はさらに身体中央装着板を有し、
    前記大腿部押し当て部の下部部に前記身体中央装着板を接続する
    ことを特徴とする請求項から4のいずれか1項記載の打楽器用固定具。
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