JP5968533B2 - 画像処理装置、画像処理システム及び画像処理方法 - Google Patents
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Description
本発明は、クロマキー合成によって画像を生成する画像処理装置、画像処理システム及び画像処理方法に関するものである。
従来から、PC(Personal Computer)等の画像処理装置は、アクセラレータ等の画像作成装置(ハードウェア)で作成されるビデオやGUI(Graphical user interface)で作成される静止画等のコンテンツをそれぞれウィンドウ内に表示して同時に閲覧することが可能である(なお、以下の説明において、静止画を表示するウィンドウを「静止画ウィンドウ」、ビデオを表示するウィンドウを「ビデオウィンドウ」とする。)。このようなコンテンツを同時に表示する技術としてクロマキー合成が知られている。クロマキー合成とは、GUI等によって描画されるメイン画像上のビデオウィンドウを表示する領域に特定の色(カラーキー)を設定して透過させ、ビデオウィンドウをメイン画像上に表示する方式である。しかし、クロマキー合成において、ビデオウィンドウの上に静止画ウィンドウが重畳する場合で、さらにこの重畳する領域上の静止画ウィンドウにカラーキーを使用しているような場合、静止画ウィンドウのカラーキーを使用している部分までも透過してしまう。この問題を解決するため、ビデオを表示するウィンドウと静止画を表示するウィンドウとが重畳する領域(重畳領域)をマスク処理(カラーキーを透過させないようにする処理)することによって、正しい合成画像を得る技術がある。(例えば、特許文献1)
しかしながら、特許文献1の画像処理装置は静止画ウィンドウがビデオウィンドウの上に重畳していることが前提となっており、静止画ウィンドウがビデオウィンドウの下に重畳している場合にまでマスク処理を実施すると、静止画ウィンドウとビデオウィンドウが重畳する領域においてビデオウィンドウを表示したいにもかかわらず、マスク処理によって重畳領域は透過されないため、所望の合成画像が得られないという問題があった。
そこで、本発明は静止画ウィンドウとビデオウィンドウが重畳する場合において、静止画ウィンドウとビデオウィンドウのどちらが上に重畳しているかにかかわらず、所望の合成画像を得ることを目的とする。
本発明の画像処理装置は、静止画を表示する第一ウィンドウが描画された第一レイヤ画像と、動画像を表示する第二ウィンドウが描画された第二レイヤ画像とを重ね、前記第一のレイヤ画像を透過させて前記第二ウィンドウを表示させるクロマキー合成を実行する画像処理装置において、前記第一ウィンドウと前記第二ウィンドウとが重畳する領域において前記第一ウィンドウと前記第二ウィンドウの重畳関係を判定するマスク判定部と、前記マスク判定部の判定に基づいて、前記第一ウィンドウが上に重畳すると判定された場合には、前記第一ウィンドウが上に重畳する領域にマスク処理を実施し、前記第二ウィンドウが上に重畳すると判定された場合には前記第二ウィンドウが上に重畳する領域に前記マスク処理を実施しないマスク処理部とを備えることを特徴とする。
本発明の画像処理システムは、静止画を表示する第一ウィンドウが描画された第一レイヤ画像と、動画像を表示する第二ウィンドウが描画された第二レイヤ画像とを重ね、前記第一のレイヤ画像を透過させて前記第二ウィンドウを表示させるクロマキー合成を実行する画像処理システムにおいて、前記第一ウィンドウと前記第二ウィンドウとが重畳する領域において前記第一ウィンドウと前記第二ウィンドウの重畳関係を判定するマスク判定部と、前記マスク判定部の判定に基づいて、前記第一ウィンドウが上に重畳すると判定された場合には、前記第一ウィンドウが上に重畳する領域にマスク処理を実施し、前記第二ウィンドウが上に重畳すると判定された場合には前記第二ウィンドウが上に重畳する領域に前記マスク処理を実施しないマスク処理部と、前記第一レイヤ画像を分割する第一レイヤ画像分割部と、分割された前記第一レイヤ画像と、前記第一レイヤ画像と対応する前記第二レイヤ画像とを合成する合成装置と、前記合成装置で合成された画像を表示する複数の表示装置と、を備え、前記表示装置は複数で一つの画面を形成することを特徴とする。
本発明の画像処理方法は、静止画を表示する第一ウィンドウが描画された第一レイヤ画像と、動画像を表示する第二ウィンドウが描画された第二レイヤ画像とを重ね、前記第一のレイヤ画像を透過させて前記第二ウィンドウを表示させるクロマキー合成を実行する画像処理方法において、前記第一ウィンドウと前記第二ウィンドウとが重畳する領域において前記第一ウィンドウと前記第二ウィンドウの重畳関係を判定するマスク判定ステップと、前記マスク判定ステップの判定に基づいて、前記第一ウィンドウが上に重畳すると判定された場合には、前記第一ウィンドウが上に重畳する領域にマスク処理を実施し、前記第二ウィンドウが上に重畳すると判定された場合には前記第二ウィンドウが上に重畳する領域に前記マスク処理を実施しないマスク処理ステップとを有することを特徴とする
本発明の画像処理装置は、ビデオウィンドウと静止画ウィンドウとが重畳する場合に、重畳領域の上下関係を判定するマスク判定部を備え、判定の結果、静止画ウィンドウが上に重畳していると判断した場合はマスク処理し、静止画ウィンドウが下に重畳していると判断した場合はマスク処理をしない構成としたので、ビデオウィンドウと静止画ウィンドウの重畳領域における上下関係にかかわらず適切な合成画像を得ることができる。
実施の形態1.
以下、図1から図10を用いて実施の形態1に係る画像処理装置について説明する。図1は実施の形態1に係る画像処理装置の構成を示す図である。図2は実施の形態1に係るウィンドウ位置管理部の位置情報を説明する図である。図3は実施の形態1に係るウィンドウ重畳領域算出部の重畳情報を説明する図である。図4はカラーキー領域を説明する図である。図5は背景画像を説明する図である。図6は実施の形態1に係る画像処理装置の動作フローチャートである。図7は実施の形態1に係るマスク判定部の動作フローチャートである。図8は実施の形態1に係るメイン画像作成部で作成されるメイン画像の例である。図9は実施の形態1に係る画像合成部で作成される合成画像の例である。図10は実施の形態1に係る画像合成部で作成可能な合成画像の例である。
以下、図1から図10を用いて実施の形態1に係る画像処理装置について説明する。図1は実施の形態1に係る画像処理装置の構成を示す図である。図2は実施の形態1に係るウィンドウ位置管理部の位置情報を説明する図である。図3は実施の形態1に係るウィンドウ重畳領域算出部の重畳情報を説明する図である。図4はカラーキー領域を説明する図である。図5は背景画像を説明する図である。図6は実施の形態1に係る画像処理装置の動作フローチャートである。図7は実施の形態1に係るマスク判定部の動作フローチャートである。図8は実施の形態1に係るメイン画像作成部で作成されるメイン画像の例である。図9は実施の形態1に係る画像合成部で作成される合成画像の例である。図10は実施の形態1に係る画像合成部で作成可能な合成画像の例である。
以下、図1を用いて実施の形態1に係る画像処理装置1の構成を説明する。
実施の形態1に係る画像処理装置1は、情報算出部11とメイン画像作成部12と合成処理部13とから構成される。画像処理装置1は、ウィンドウ位置操作部2(例えば、PCにおいてはマウス等)によってウィンドウの位置が移動された場合に、ウィンドウ位置操作部2から移動された静止画ウィンドウ又は移動されたビデオウィンドウの位置情報を取得し、静止画ウィンドウ(第一ウィンドウ)を有するメイン画像(第一レイヤ画像)を作成する。さらに、作成したメイン画像とビデオウィンドウを有するビデオ画像(第二レイヤ画像)とを合成して合成画像を作成し、表示装置4に出力する。
次に情報算出部11の構成について説明する。情報算出部11はメイン画像を作成するための情報を算出する。情報算出部11はウィンドウ位置管理部111、ウィンドウ重畳領域算出部112、マスク判定部113、カラーキー領域算出部114から構成される。
ウィンドウ位置管理部111は、合成画像上に表示する全てのウィンドウの位置情報を保持している。また、ウィンドウ位置操作部2から位置情報を取得し、表示するウィンドウの位置情報を更新する。以下、実施の形態1に係る画像処理装置1の説明で使用するウィンドウの位置情報について説明する。
ウィンドウの位置情報とは、ウィンドウ順序と座標とウィンドウの種別を特定するための情報である。また、ウィンドウ順序とは、ウィンドウの重畳する順序を示す。例えば、図2Aにおいて、縦軸はウィンドウが重畳した場合のウィンドウ順序を示す。このウィンドウ順序は番号が若い方が重畳領域において上、すなわち、優先的に表示させることを示す。例えば、ウィンドウAとウィンドウBが重畳する場合、ウィンドウAのウィンドウ順序は「1」であり、ウィンドウBのウィンドウ順序は「2」である。したがって、ウィンドウAとウィンドウBが重畳した場合、その重畳領域ではウィンドウAが表示される。
また、ウィンドウの座標とは、表示装置4上に表示するウィンドウの座標を示す。例えば、図2Bにおいて、ウィンドウBの座標は[(2.5、2.5)(7.5、7.5)]で表される。「(2.5、2.5)」はウィンドウBの左下角のXY座標、「(7.5、7.5)」はウィンドウBの右上角のXY座標である。ウィンドウの座標により、画像処理装置1内の各構成はウィンドウを表示装置4のどの位置に表示させるかを判断することができる。
さらに、ウィンドウの種別とは、ウィンドウが静止画ウィンドウであるかビデオウィンドウであるかを示す識別子である。例えば、静止画である場合にはS、ビデオである場合にはVで示す。
また、ウィンドウの位置情報は、ウィンドウ順序、ウィンドウの種別、座標の順で表示される。例えば、図2Bにおいて、ウィンドウBがビデオウィンドウである場合、ウィンドウBの位置情報は2V[(2.5、2.5)(7.5、7.5)]で表される。
なお、以下の説明において、ウィンドウの位置情報は図2で説明した方法で表記する。ただし、実施の形態1に係る画像処理装置1について、ウィンドウの位置情報の表現方法はこれに限られるものではなく、ウィンドウ順序、ウィンドウの種別、ウィンドウの座標が識別できるものであれば何でも良い。例えば、座標はウィンドウの縦横長と角1点のXY座標で表してもよい。
ウィンドウ重畳領域算出部112は、ウィンドウ位置管理部111からウィンドウの位置情報を取得し、ウィンドウの重畳領域を算出する。また、算出したウィンドウの重畳領域を重畳情報として記憶する。ここで、重畳領域とは、2つのウィンドウが重なり合う領域をいう。また、重畳情報とは、重畳領域を座標等のデータ形式で表したものである。例えば、図3において、ウィンドウAの座標は[(5、5)(10、10)]、ウィンドウBの座標は[(2.5、2.5)(7.5、7.5)]である。したがって、重畳領域は図3の点線内となり、重畳情報は[(5、5)(7.5、7.5)]となる。
マスク判定部113は、ウィンドウの位置情報及び重畳情報から重畳領域におけるウィンドウの上下関係を判断し、マスク処理の要否を判定する。また、ウィンドウの位置情報及び重畳情報からマスク領域を算出する。ここで、マスク処理とは、メイン画像を透過させない処理のことをいう。具体的には、後述する透過設定の透過させるフラグを無効にする処理のことをいう。また、マスク領域とは、マスク処理を行う領域のことをいう。マスク処理を行う領域は、重畳領域において静止画が一番上に重畳している領域である。すなわち、マスク領域は、重畳領域において静止画ウィンドウを表示させる領域を意味する。マスク判定部113は、算出したマスク領域をマスク領域情報として保持する。マスク領域情報は、マスク領域を座標等のデータ形式で表したものである。
カラーキー領域算出部114はウィンドウの位置情報及び重畳情報からメイン画像上のビデオウィンドウを透過させる部分にカラーキーを設定する領域(カラーキー領域)を算出する。具体的には、カラーキー領域算出部114は、ビデオウィンドウが静止画ウィンドウの上に重畳している場合は図4Aの斜線部分をカラーキー領域とする。また、ビデオウィンドウが静止画ウィンドウの下に重畳している場合、カラーキー領域算出部114は、ビデオウィンドウ全体の領域からビデオウィンドウと静止画ウィンドウの重畳領域を除いた領域(図4Bの斜線部)をカラーキー領域とする。カラーキー領域算出部114は、カラーキー領域を算出した場合、カラーキー領域の情報をカラーキー領域情報として保持する。カラーキー領域情報は、カラーキー領域を座標等のデータ形式で表したものである。
次にメイン画像作成部12の構成について説明する。メイン画像作成部12はメイン画像を作成する。また、メイン画像作成部12は、コンテンツデータ格納部121、ウィンドウ描画部122、マスク処理部123、カラーキー設定部124から構成される。
コンテンツデータ格納部121はメイン画像のデータや、メイン画像に描画する静止画ウィンドウ(第一ウィンドウ)のデータを保持している。メイン画像のデータとは、メイン画像を描画するための情報をいう。例えば、PCにおいて、デスクトップ画像を構成する情報がメイン画像のデータにあたる。また、静止画ウィンドウのデータはメイン画像のウィンドウに描画する写真等のコンテンツのデータをいう。
ウィンドウ描画部122は、コンテンツデータ格納部121に保持されているメイン画像のデータと静止画ウィンドウのデータとを取得し、メイン画像を描画する。また、ウィンドウ描画部122はメイン画像上に静止画のウィンドウを描画する。さらに、静止画ウィンドウの位置は、ウィンドウ位置管理部111から静止画ウィンドウの位置情報を取得することによって決定される。
マスク処理部123は、マスク判定部113からマスク領域情報を取得してマスク処理を実行する。なお、マスク処理部123はマスク判定部113からマスク領域情報が出力された場合にマスク処理が必要と判断し、マスク領域にマスク処理を実行する。また、マスク処理部123は、マスク判定部113からマスク領域情報が出力されなかった場合にはマスク処理が不要であると判断し、マスク処理を実行しない。ただし、マスク処理部123は、マスク処理の要否をマスク判定部113からのマスク領域情報の有無で判断するだけでなく、1、0のビットによって、マスク処理のオン/オフを切り替えるように構成してもよい。この場合、マスク判定部113は、マスク領域情報とマスク処理の要否を示すビットを出力する必要がある。
カラーキー設定部124は、カラーキー領域算出部114からカラーキー領域情報を取得し、メイン画像にカラーキーを設定する。また、カラーキー設定部124はカラーキーを設定した後、透過設定を実行する。透過設定とは、合成画像を表示装置4で表示する際にカラーキー領域を透過させるフラグ(透過フラグ)を有効にすることをいう。なお、マスク処理部123においてマスク処理が施されている領域は、透過フラグが無効となる。
次に合成処理部13の構成について説明する。合成処理部13は、ビデオ作成部3から取得したビデオデータを処理してビデオ画像とし、このビデオ画像とメイン画像作成部12で作成されたメイン画像とを合成する。また、合成処理部13は、ビデオ受信処理部131、背景作成部132、画像合成部133で構成される。
ビデオ受信処理部131は、ビデオウィンドウのデータを受信し、ビデオ画像を作成する。
背景作成部132は、背景画像を作成する。ここで背景画像とは、メイン画像とビデオ画像の下のレイヤに存在する画像データである。図5は実施の形態1に係る画像処理装置1によって合成されるレイヤの画像を示している。合成処理部13は上から、メイン画像、ビデオ画像、背景画像の順に配置する。このとき、メイン画像上にはビデオを表示させる位置にカラーキーを配置している。また、ビデオ画像はビデオウィンドウが配置された以外の領域が透明に構成されている。このとき、背景画像はカラーキーと同じ色で構成される。このように構成することで、メイン画像上でカラーキー領域以外の部分にカラーキーと同じ色の模様等があった場合においても、カラーキーと同じ色の模様は、透過されるが、背景を映すので正しく表示される。
画像合成部133は、メイン画像、ビデオ画像、背景画像を合成する。なお、合成する画像のレイヤは図5に示すように、上からメイン画像、ビデオ画像、背景画像の順で合成する。また、画像合成部133は、合成後の画像データを表示装置4へ送信する。さらに、表示装置4は合成後の画像データを受信して表示する。
次に、図6、図7、図8を用いて実施の形態1に係る画像処理装置1の動作を説明する。なお、実施の形態1に係る画像処理装置1の動作の説明において、ウィンドウの数が2つの場合を例として説明する。また、2つのウィンドウは静止画ウィンドウとビデオウィンドウである場合を例とする。さらに、静止画ウィンドウがビデオウィンドウの上に移動された時点から説明を開始する。なお、実施の形態1に係る画像処理装置1の動作の説明において、各ウィンドウの座標はウィンドウの左下角及び右上角をそれぞれXY座標で表されるものとする。また、以下の説明において、S1開始前の静止画ウィンドウの位置情報は1S[(19、9)(28、15)]、ビデオウィンドウの位置情報は1V[(3、3)(12、9)]であるものとする。
S1において、ウィンドウ位置操作部2により、静止画ウィンドウの位置が操作される。この例の場合、図8Aに示すように、静止画ウィンドウが座標[(10、1)(19、7)]へ移動される。このとき、ウィンドウ位置操作部2は移動した静止画ウィンドウの位置情報1S[(10、1)(19、7)]をウィンドウ位置管理部111へ出力する。なお、移動した静止画ウィンドウはビデオウィンドウよりも上に重畳するので、ウィンドウ順序は一番上を示す1となる。
S2において、ウィンドウ位置管理部111は、静止画ウィンドウの位置情報である1S[(10、1)(19、7)]を取得し、静止画ウィンドウの位置情報を更新する。また、ウィンドウ位置管理部111はビデオウィンドウのウィンドウ順位を2に更新する。ここで、ビデオウィンドウのウィンドウ順位を2としたのは、静止画ウィンドウが移動したことによってビデオウィンドウが静止画ウィンドウの下に重畳するからである。
S3において、ウィンドウ重畳領域算出部112は静止画ウィンドウの位置情報1S[(10、1)(19、7)]と、ビデオウィンドウの位置情報2V[(3、3)(12、9)]に基づいて、ウィンドウの重畳情報[(10、3)(12、7)]を算出する(図8B)。なお、図8Bにおいて、網掛け部は重畳領域を示す。
S4において、カラーキー領域算出部114はウィンドウ位置管理部111が保持する静止画ウィンドウの位置情報1S[(10、1)(19、7)]と、ビデオウィンドウの位置情報2V[(3、3)(12、9)]とを取得し、ウィンドウ重畳領域算出部112からウィンドウの重畳情報[(10、3)(12、7)]を取得し、カラーキー領域を算出する。この場合、静止画ウィンドウのウィンドウ順序は「1」であるため、カラーキー領域はビデオウィンドウを表示する位置全体からウィンドウの重畳領域を除いた部分となる。ここで、カラーキー領域はビデオウィンドウの位置情報[(3、3)(12、9)]とウィンドウの重畳領域[(10、3)(12、7)]を用いて[(3、3)(12、9)]―[(10、3)(12、7)]で表すものとする。なお、この例の場合のカラーキー領域は図8Cの斜線部で示される領域である。なお、仮に静止画ウィンドウがビデオウィンドウの下に重畳していた場合、図8Dに示すように、ビデオウィンドウを表示する位置全体がカラーキー領域となる。
S5において、マスク判定部113は静止画ウィンドウとビデオウィンドウのうち上に重畳しているウィンドウを判定する。以下に、S5のマスク判定処理について図7を用いて詳細に説明する。
S51において、マスク判定部113はウィンドウ位置管理部111から静止画ウィンドウの位置情報1S[(10、1)(19、7)]と、ビデオウィンドウの位置情報2V[(3、3)(12、9)]とを取得する。次にマスク判定部113は2つのウィンドウのうち、ウィンドウを1つ選択する。この例では、マスク判定部113は、各ウィンドウの座標のうち、右上角のX座標が一番大きいものから選択していくものとする。したがって、マスク判定部113は2つのウィンドウのうち、静止画ウィンドウ[(10、1)(19、7)]を選択したものとする。
S52において、マスク判定部113はS51で選択したウィンドウがビデオウィンドウか又は静止画ウィンドウかを判定する。S51においてマスク判定部113は静止画ウィンドウを選択したので、S53へ進む。このとき、仮にS51においてビデオウィンドウを選択していた場合、S55へ進む。
S53において、マスク判定部113は、S52で判定された静止画ウィンドウの下にビデオウィンドウが重畳しているか否かを判定する。この例の場合、静止画ウィンドウのウィンドウ順位は「1」、ビデオウィンドウのウィンドウ順位は「2」である。したがって、マスク判定部113は選択した静止画ウィンドウの下にビデオウィンドウが重畳していると判定する。よって、S54へ進む。なお、仮にマスク判定部113は静止画ウィンドウの上にビデオウィンドウが重畳していると判断した場合はS55へ進む。
S54において、マスク判定部113はウィンドウ重畳領域算出部112からウィンドウの重畳情報[(10、3)(12、7)]を取得し、マスク領域を算出する。この例において、重畳領域において静止画のウィンドウが一番上に重畳する領域はウィンドウの重畳領域と同じく[(10、3)(12、7)]となる(図8Bの網掛部)。また、マスク判定部113は算出したマスク領域をマスク領域情報[(10、3)(12、7)]としてマスク処理部123へ出力する。
S55において、マスク判定部113がS51で全てのウィンドウを選択している場合にはS6へ進む。一方、選択していないウィンドウがある場合にはS51へ戻り、S51からS55のステップを繰り返す。この例の場合、S51でビデオウィンドウがまだ選択されていないので、S51へ戻る。以後、マスク判定部113は全てのウィンドウを選択するまで、S51からS55を繰り返し実行する。
S6において、ウィンドウ描画部122はコンテンツデータ格納部121からメイン画像のデータ及び静止画ウィンドウのデータを取得する。また、ウィンドウ描画部122はウィンドウ位置管理部111から静止画ウィンドウの位置情報1S[(10、1)(19、7)]を取得する。さらに、ウィンドウ描画部122はメイン画像上のウィンドウ位置情報で示される座標[(10、1)(19、7)]に静止画ウィンドウを描画する(図8E)。
S7において、マスク処理部123は、S5でマスク処理が必要と判定されたので、マスク領域情報[(10、3)(12、7)]に基づいて、メイン画像にマスク処理をする(図8Fの点線内)。
S8において、カラーキー設定部124はS4のカラーキー領域算出部114で算出されたカラーキー領域[(3、3)(12、9)]―[(10、3)(12、7)]に基づいて、メイン画像にカラーキーを設定する(図8G)。また、カラーキー設定部124はカラーキーを設定した後、透過設定をメイン画像に施す(図9Aの破線部)。カラーキー設定部124は、作成されたメイン画像を画像合成部133へ出力する。S8が終了すると、メイン画像は完成する(図9A)。
S9において、ビデオ受信処理部131はビデオ作成部3からビデオデータを受信する。ビデオ受信処理部131は、ビデオデータを受信してビデオ画像を作成する(図9B)。なお、ビデオ受信処理部131はウィンドウ位置管理部111からビデオウィンドウの位置情報を取得しているものとする(図示せず)。ビデオ受信処理部131は作成したビデオ画像を画像合成部133へ出力する。
S10において、背景作成部132は背景画像を作成する(図9C)。また、背景作成部132は作成した背景画像を画像合成部133へ出力する。
S11において、画像合成部133は、S1〜S10のステップを経て作成されたメイン画像とビデオ画像と背景画像とを合成する。画像合成部133は合成画像を表示装置4へ出力する。S11の動作が終了すると、表示装置4は画像処理装置1で作成された合成画像を表示する(図9D)。以上で実施の形態1の画像処理装置1の動作は終了する。
なお、実施の形態1に係る画像処理装置1において、メイン画像上に描画されるウィンドウに表示されるコンテンツは、画像処理装置1で描かれるものであれば動画でも良い。
また、実施の形態1に係る画像処理装置1の説明において、ビデオウィンドウに表示されるコンテンツはビデオすなわち動画としたが、アクセラレータ等の動画作成装置3及びこれに類する外部ハードウェアで作成されるものであれば静止画でも良い。
さらに、実施の形態1に係る画像処理装置1において、ウィンドウ位置操作部2、表示装置4は画像処理装置1の外部にある構成として説明したが、これに限らず、画像処理装置1の内部に設けられてもよい。
また、実施の形態1に係る画像処理装置1において、マスク判定部113はウィンドウ重畳領域算出部112からウィンドウの位置情報を取得する構成としたが、これに限らず、ウィンドウ位置管理手段111からウィンドウの位置情報を取得してもよい。
さらに、実施の形態1に係る画像処理装置1において、カラーキー領域算出部114はウィンドウ位置管理部111からウィンドウの位置情報、ウィンドウ重畳領域算出部112から重畳情報を取得してカラーキー領域を算出する構成としたが、これに限らず、ウィンドウ位置情報管理部111から位置情報を取得し、重畳情報を算出しても良い。
なお、実施の形態1に係るマスク判定部113は、S51のウィンドウを選択するステップにおいて、各ウィンドウの座標のうち、右上角のX座標が一番大きいものから選択していくものとしたが、本発明はこれに限られず、S5のマスク処理の要否を判定するステップにおいてS7開始時に全てのウィンドウが選択されていればよい。例えば、マスク判定部113は、S51において、左下角のX座標が一番小さいものから選択してもよい。
実施の形態1に係る画像処理装置1は、ビデオウィンドウと静止画ウィンドウの重畳する領域において、静止画ウィンドウが上に重畳している場合にマスク処理が必要であると判定するように構成したので、ビデオウィンドウと静止画ウィンドウとが重畳する場合においても、所望の画像を得ることができる。
また、実施の形態1に係るマスク判定部113は、図7に示したS51で1つずつ静止画ウィンドウを選択してビデオウィンドウと静止画ウィンドウとの重畳関係を判定する構成としたので、1つのビデオウィンドウに複数の静止画が重畳しているような場合においてもそれぞれの静止画についてマスク処理の要否判定を行うことができる。例えば、ビデオウィンドウの上に複数の静止画が重畳している場合(図10A)や、1つの静止画ウィンドウがビデオウィンドウの上に重畳しており、もう一つの静止画ウィンドウがビデオウィンドウの下に重畳している場合(図10B)においても、実施の形態1に係る画像処理装置1は、所望の合成画像を作成することが可能である。なお、静止画ウィンドウとビデオウィンドウが重畳するものが2組あるような場合も、図7に示したマスク判定部の動作フローチャートに従ってマスク処理の判定を行うことが可能である(図10C)。
実施の形態2.
以下、図11、図12を用いて実施の形態2に係る画像処理装置1について説明する。図11は実施の形態2における重畳領域及びマスク領域を説明する図である。図12は実施の形態2に係るマスク判定部の動作フローチャートである。なお、実施の形態2に係る画像処理装置1の構成について、実施の形態1の画像処理装置1の構成に相当する部分には図1と同一符号を付してその説明を省略する。
以下、図11、図12を用いて実施の形態2に係る画像処理装置1について説明する。図11は実施の形態2における重畳領域及びマスク領域を説明する図である。図12は実施の形態2に係るマスク判定部の動作フローチャートである。なお、実施の形態2に係る画像処理装置1の構成について、実施の形態1の画像処理装置1の構成に相当する部分には図1と同一符号を付してその説明を省略する。
実施の形態2に係る画像処理装置は、ウィンドウの重畳領域に他のウィンドウがさらに重畳する場合にマスク処理の要否を判定することを特徴とする。例えば、図11Aに示す合成画像は、ビデオウィンドウAの上に静止画ウィンドウが重畳しており、その重畳領域にさらにビデオウィンドウBが重畳している。このような場合の画像処理を実施の形態2に係る画像処理装置1は実行する。
実施の形態2に係る画像処理装置1の構成は実施の形態1に係る画像処理装置1と同じ構成であるため、説明を省略する。
次に実施の形態2に係る画像処理装置1の動作について説明する。実施の形態2に係る画像処理装置1の動作は、図6及び図7に示したS1〜S4(ウィンドウが操作されてからカラーキー領域を算出するステップまで)、S6〜11(静止画ウィンドウを描画するステップからメイン画像、ビデオ画像、背景画像が合成されるステップまで)、及びS5のS51〜S53(マスク判定部113によってウィンドウが選択されてから、選択されたウィンドウの下にビデオウィンドウが重畳されているか判断するステップまで)と同じである。以下、図12におけるS531、S532について詳細に説明する。なお、以下の説明において、実施の形態2に係る画像処理装置1は、図11Aに示す合成画像の作成を例として説明する。
まず、S531の説明の前提として、S52及びS53において、「Yes」が選択されているものとする。すなわち、S51において図11Aの静止画ウィンドウが選択され、S52において、S51で選択されたウィンドウが静止画ウィンドウであると判定され、さらに、S53において静止画ウィンドウの下にビデオウィンドウAが重畳していると判断されたことを前提とする。
S531において、マスク判定部113は選択した静止画ウィンドウの上に他のビデオウィンドウ、すなわち、ビデオウィンドウA以外のビデオウィンドウが重畳しているか否かを判定する。この例では図11AのビデオウィンドウBが静止画ウィンドウの上に重畳している。したがって、S532へ進む。なお、このときにビデオウィンドウBが静止画ウィンドウの上に重畳していなかった場合、実施の形態1の図8Cと同じ重なり方であるのでS54へ進む。S54へ進んだ場合、以後の処理は実施の形態1で説明した動作と同じ処理である。
S532において、マスク判定部113は静止画ウィンドウに他のビデオウィンドウが重畳している領域のうち静止画が一番上に重畳している領域をマスク領域とする。なお、マスク領域の算出はS51で取得したウィンドウの位置情報と、S53で取得したウィンドウの重畳情報によって容易に算出することができる。この例の場合、図11Bに示す領域がマスク領域となる。
以下の動作については、実施の形態1に係る画像処理装置1の動作と同じであるため、省略する。
以上のように、実施の形態2に係る画像処理装置1は、ビデオウィンドウの上に静止画ウィンドウが重畳され、この重畳領域内においてさらに上に他のビデオウィンドウが重畳している場合においても、ビデオウィンドウと静止画ウィンドウの重畳関係を判定し、マスク処理の要否判断とマスク領域の算出を実行する。よって、ビデオウィンドウの上に静止画ウィンドウが重畳され、この重畳領域内においてさらに上に他のビデオウィンドウが重畳している場合においても、所望の合成画像を得ることができる。
実施の形態3.
実施の形態3に係る画像処理装置1aは、大画面を構成する複数の表示装置4a〜4hで表示するメイン画像を分割し、この分割したメイン画像を複数の合成装置へ送信することを特徴とする。
実施の形態3に係る画像処理装置1aは、大画面を構成する複数の表示装置4a〜4hで表示するメイン画像を分割し、この分割したメイン画像を複数の合成装置へ送信することを特徴とする。
以下、図13、図14を用いて実施の形態3に係る画像処理装置1aについて説明する。図13は実施の形態3に係る画像処理装置の構成を示す図である。図14は実施の形態3に係る画像処理装置を用いた画像表示システムの構成を示す図である。なお、実施の形態3に係る画像処理装置1aの構成について、実施の形態1及び実施の形態2の画像処理装置1の構成に相当する部分には図1と同一符号を付してその説明を省略する。
実施の形態3に係る画像処理装置1aは、実施の形態1に係る画像処理装置1aの合成処理部13を備えていない。また、実施の形態3に係る画像処理装置1aは、メイン画像作成部12にメイン画像分割部125とメイン画像送信部126を備える。
メイン画像分割部125は、メイン画像を複数の画像に分割する。分割されたメイン画像(分割メイン画像)は、メイン画像送信部126へ出力される。
メイン画像送信部126は、メイン画像分割部125から分割メイン画像を複数の合成装置13a〜13hへ送信する。
次に、図14を用いて実施の形態3に係る画像処理装置1aを用いた画像表示システムについて説明する。
実施の形態3に係る画像処理装置1aを用いた画像表示システムは、画像処理装置1a、合成装置13a〜13h、スイッチ7、ビデオ送信装置5を有する。
以下、図14を用いて実施の形態3に係る画像処理システムの構成を説明する。
スイッチ7は、画像処理装置1aから送信された分割メイン画像をそれぞれ対応する合成装置13a〜13hへ分配する。
ビデオ送信装置5は、ビデオ画像を複数の合成装置13a〜13hへ送信する装置である。
合成装置13a〜13hは、メイン画像送信部126から出力された分割メイン画像とビデオ作成部3から出力されるビデオ画像を受信する。また、合成装置13a〜13hは、ビデオ画像から分割メイン画像に対応する部分を抜き出して、分割された合成画像(分割合成画像)を作成する。分割合成画像は、1つの合成画像を複数の画像に分割したものである。分割合成画像を後述する複数の表示装置4a〜4hでそれぞれ表示することによって、1つの合成画像となる。
表示装置4a〜4hは合成装置13a〜13hから送信された分割合成画像をそれぞれ表示する。すなわち、表示装置4a〜4hは実施の形態1に係る表示装置4で表示した合成画像と同様の画像を複数の表示装置4a〜4hを用いて1つの大画面で表示することができる。
なお、実施の形態3に係る画像処理装置1aは、合成装置13a〜13hとスイッチ7を外部に有する構成としたが、内部に構成してもよい。
また、合成装置13a〜13hは、ビデオ送信装置5から出力されるビデオ画像を抜き出して合成したが、予め分割された合成画像を受信するように構成してもよい。また、合成装置13a〜13hは、分割メイン画像を受信するように構成したが、メイン画像を受信してから分割するように構成してもよい。
以上のように実施の形態3に係る画像処理装置1aは、メイン画像を分割して複数の表示装置4a〜4hへ送信するように構成したので、複数の表示装置4a〜4hで構成される大画面システムに適用することができる。
1 画像処理装置、2 ウィンドウ位置操作部、3 ビデオ作成部、4 表示装置、11 情報算出部、12 メイン画像作成部、13 合成処理部、111 ウィンドウ位置管理部、112 ウィンドウ重畳領域算出部、113 マスク判定部、114 カラーキー領域算出部、121 コンテンツデータ格納部、122 ウィンドウ描画部、123 マスク処理部、124 カラーキー設定部、131 ビデオ受信処理部、132 背景作成部、133 画像合成部
Claims (5)
- 静止画を表示する第一ウィンドウが描画された第一レイヤ画像と、
動画像を表示する第二ウィンドウが描画された第二レイヤ画像とを重ね、
前記第一レイヤ画像を透過させて前記第二ウィンドウを表示させるクロマキー合成を実行する画像処理装置において、
前記第二ウィンドウを表示するために透過させる前記第一レイヤ画像上の領域に特定の色を設定し、前記特定の色を透過させる透過フラグを有効にするカラーキー設定部と、
前記第一ウィンドウと前記第二ウィンドウとが重畳する領域において前記第一ウィンドウと前記第二ウィンドウの重畳関係を判定するマスク判定部と、
前記マスク判定部の判定に基づいて、前記第一ウィンドウが上に重畳すると判定された場合には、前記第一ウィンドウが上に重畳する領域における前記透過フラグを無効とするマスク処理を実施し、前記第二ウィンドウが上に重畳すると判定された場合には前記第二ウィンドウが上に重畳する領域に前記マスク処理を実施しないマスク処理部と
を備えることを特徴とする画像処理装置。 - 前記第一ウィンドウ及び前記第二ウィンドウの少なくともいずれかを表示する位置が変更された場合に
前記第一ウィンドウと前記第二ウィンドウとを表示する位置情報を変更された位置情報に更新するウィンドウ位置管理部を備え、
前記マスク判定部は、
前記位置情報に基づいて、前記第一ウィンドウが上に重畳する領域の有無を判定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記位置情報は、表示するウィンドウの位置を示す情報と、ウィンドウに表示するコンテンツが静止画又は動画像であるかを識別するコンテンツの種別と、前記ウィンドウの重畳する順序から構成されることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
- 静止画を表示する第一ウィンドウが描画された第一レイヤ画像と、
動画像を表示する第二ウィンドウが描画された第二レイヤ画像とを重ね、
前記第一レイヤ画像を透過させて前記第二ウィンドウを表示させるクロマキー合成を実行する画像処理システムにおいて、
前記第二ウィンドウを表示するために透過させる前記第一レイヤ画像上の領域に特定の色を設定し、前記特定の色を透過させる透過フラグを有効にするカラーキー設定部と、
前記第一ウィンドウと前記第二ウィンドウとが重畳する領域において前記第一ウィンドウと前記第二ウィンドウの重畳関係を判定するマスク判定部と、
前記マスク判定部の判定に基づいて、前記第一ウィンドウが上に重畳すると判定された場合には、前記第一ウィンドウが上に重畳する領域における前記透過フラグを無効とするマスク処理を実施し、前記第二ウィンドウが上に重畳すると判定された場合には前記第二ウィンドウが上に重畳する領域に前記マスク処理を実施しないマスク処理部と、
前記第一レイヤ画像を分割する第一レイヤ画像分割部と、
分割された前記第一レイヤ画像と、前記第一レイヤ画像と対応する前記第二レイヤ画像とを合成する合成装置と、
前記合成装置で合成された画像を表示する複数の表示装置と、
を備え、
前記表示装置は複数で一つの画面を形成することを特徴とする画像処理システム。 - 静止画を表示する第一ウィンドウが描画された第一レイヤ画像と、
動画像を表示する第二ウィンドウが描画された第二レイヤ画像とを重ね、
前記第一レイヤ画像を透過させて前記第二ウィンドウを表示させるクロマキー合成を実行する画像処理方法において、
前記第二ウィンドウを表示するために透過させる前記第一レイヤ画像上の領域に特定の色を設定し、前記特定の色を透過させる透過フラグを有効にするカラーキー設定ステップと、
前記第一ウィンドウと前記第二ウィンドウとが重畳する領域において前記第一ウィンドウと前記第二ウィンドウの重畳関係を判定するマスク判定ステップと、
前記マスク判定ステップの判定に基づいて、前記第一ウィンドウが上に重畳すると判定された場合には、前記第一ウィンドウが上に重畳する領域における前記透過フラグを無効とするマスク処理を実施し、前記第二ウィンドウが上に重畳すると判定された場合には前記第二ウィンドウが上に重畳する領域に前記マスク処理を実施しないマスク処理ステップと
を有することを特徴とする画像処理方法。
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