JPH1138951A - 大画面ビデオ表示装置およびその装置における大画面ビデオ表示方法 - Google Patents

大画面ビデオ表示装置およびその装置における大画面ビデオ表示方法

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JPH1138951A
JPH1138951A JP9190285A JP19028597A JPH1138951A JP H1138951 A JPH1138951 A JP H1138951A JP 9190285 A JP9190285 A JP 9190285A JP 19028597 A JP19028597 A JP 19028597A JP H1138951 A JPH1138951 A JP H1138951A
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video
screen
video data
video display
display
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JP9190285A
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English (en)
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Manami Oosono
麻奈美 大園
Atsushi Tanaka
田中  敦
Toshiyuki Hagiwara
利幸 萩原
Masatoshi Kameyama
正俊 亀山
Yoshiyuki Kato
義幸 加藤
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 それぞれのディスプレイで異なる映像を表示
する場合、画面数分の映像を処理しなければならず、こ
の方法の大画面ビデオ表示装置では画面数が増加するな
どの課題があった。 【解決手段】 ビデオ表示制御部が圧縮ビデオ画像デー
タをマルチキャストにより送信し、ビデオ表示処理部側
でビデオ画像表示のための伸長と座標変換を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ネットワーク上
に接続された複数のデータ受信端末をもつ大画面ビデオ
表示装置において、画面数が増えた場合のビデオ画像入
力手段を容易にし、また遠隔地の映像を容易に取り込
み、表示することができる大画面ビデオ表示装置および
その装置における大画面ビデオ表示方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図13は、例えば特開平7−33464
7号公報で開示された従来の大画面ビデオ表示装置を示
す構成図であり、図において、111は表示したいビデ
オデータ、112はビデオデータを取り込むビデオ画像
取り込み手段、113は取り込んだビデオ画像を必要に
応じて伸長を行うビデオ画像圧縮/伸長手段、1131
〜1134は伸長されたビデオデータをディスプレイに
表示するための画像メモリ、1141〜1144は画像
メモリ中のビデオ画像をディスプレイに表示するビデオ
画像表示手段、1181〜1184はビデオ映像を実際
に表示するディスプレイである。
【0003】次に動作について説明する。表示すべきビ
デオデータ111は、ビデオ画像取り込み手段112に
よって取り込まれ、この取り込まれたビデオデータは、
必要に応じてビデオ画像圧縮/伸長手段113によって
伸長される。次に、伸長されたビデオデータ111は、
それぞれのビデオ表示処理部1171〜1174の画像
メモリ1131〜1134に蓄えられる。そして、ビデ
オ画像表示手段1141〜1144は、各々蓄えられた
ビデオ画像をディスプレイ1181〜1184で表示す
る。
【0004】しかし、このような大画面ビデオ表示装置
では、大型投射型ディスプレイをマトリクス状に配置
し、その一つ一つにビデオ映像を表示する場合も、ビデ
オ入力装置で取り込まれた映像を、複数の画像メモリ1
131〜1134に転送することよって、複数のディス
プレイ1181〜1184に遅延の少ない表示を行って
いる。しかし、1つのCPUでディスプレイ1181〜
1184の数分の画像を処理せねばならず、映像表示に
限界があった。このため、それぞれのディスプレイで異
なる映像を表示する場合、画面数分の映像を処理しなけ
ればならなかった。例えば、4つの画面に異なる映像を
表示する場合、4つのビデオ画像データを取り込み、伸
長し、それぞれの画像メモリ1131〜1134に分配
しなければならない。また、同じ映像を表示する場合で
も、同じ始点からの表示しか行えない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の大画面ビデオ表
示装置およびその装置における大画面ビデオ表示方法は
以上のように構成されているので、それぞれのディスプ
レイで異なる映像を表示する場合、画面数分の映像を処
理しなければならず、この方法の大画面表示装置では画
面数が増加すると、入力するビデオ画像の数も増加し、
処理負荷が高くなるなどの課題があった。また、場所が
限定され、映像の自由度も減るなどの課題もあった。
【0006】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、画面数が増えた場合のビデオ画像
入力手段を容易にし、また遠隔地の映像を容易に取り込
み、表示することができる大画面ビデオ表示装置および
その装置における大画面ビデオ表示方法を得ることを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る大画面ビデオ表示装置は、ビデオ表示制御部におい
て、大画面ビデオ表示装置に表示するビデオデータをビ
デオデー夕圧縮手段により圧縮し、ビデオデータ圧縮手
段により圧縮されたビデオデータをビデオデータ送信手
段により一括同報で全ビデオ表示処理部に送信し、ビデ
オ表示処理部において、受信した圧縮ビデオデータを圧
縮ビデオデータ伸長手段により伸長し、この伸長された
ビデオデータを座標変換手段により自ディスプレイの画
面位置にあわせて座標変換し、座標変換されたビデオデ
ータをビデオ表示手段によりフレームメモリに書き込む
ようにしたものである。
【0008】請求項2記載の発明に係る大画面ビデオ表
示方法は、ビデオ表示制御部において、大画面ビデオ表
示装置に表示するビデオデータを圧縮し、この圧縮され
たビデオデータを一括同報で全ビデオ表示処理部に送信
し、ビデオ表示処理部において、受信した圧縮ビデオデ
ータを伸長し、この伸長されたビデオデータを自ディス
プレイの画面位置にあわせて座標変換を行い、座標変換
されたビデオデータをフレームメモリに書き込むように
したものである。
【0009】請求項3記載の発明に係る大画面ビデオ表
示装置は、ビデオデータ圧縮手段により圧縮されたビデ
オデータに基づいて、関係するビデオ表示処理部のみを
ビデオデータ選別手段によりグループ化し、ビデオデー
タ送信手段により関係するグループにのみ一括同報によ
り送信するようにしたものである。
【0010】請求項4記載の発明に係る大画面ビデオ表
示方法は、ビデオデータ圧縮手段により圧縮されたビデ
オデータに基づいて、関係するビデオ表示処理部のみを
グループ化し、関係するグループにのみ一括同報により
送信するようにしたものである。
【0011】請求項5記載の発明に係る大画面ビデオ表
示装置は、ビデオデータ送信手段により一括同報で送信
された圧縮ビデオデータを受信し、ビデオデータ選別手
段により関係するビデオ表示処理部のみ圧縮ビデオデー
タ伸長手段へ出力するようにしたものである。
【0012】請求項6記載の発明に係る大画面ビデオ表
示方法は、ビデオデータ送信手段により一括同報で送信
された圧縮ビデオデータを受信し、関係するビデオ表示
処理部のみ圧縮ビデオデータ伸長手段へ出力するように
したものである。
【0013】請求項7記載の発明に係る大画面ビデオ表
示装置は、ビデオ表示制御部において、大画面ビデオ表
示装置に表示するビデオデータをビデオデータ圧縮手段
により圧縮し、このビデオデータ圧縮手段により圧縮さ
れたビデオデータをビデオデータ送信手段により全ビデ
オ表示処理部に各々送信し、ビデオ表示処理部におい
て、受信した圧縮ビデオデータを圧縮ビデオデータ伸長
手段により伸長し、伸長されたビデオデータを座標変換
手段により自ディスプレイの画面位置にあわせて座標変
換を行い、座標変換されたビデオデータをビデオ表示手
段によりディスプレイに表示するようにしたものであ
る。
【0014】請求項8記載の発明に係る大画面ビデオ表
示方法は、ビデオ表示制御部において、大画面ビデオ表
示装置に表示するビデオデータを圧縮し、この圧縮され
たビデオデータを全ビデオ表示処理部に各々送信し、ビ
デオ表示処理部は、受信した圧縮ビデオデータを伸長
し、この伸長されたビデオデータを自ディスプレイの画
面位置にあわせて座標変換を行い、この座標変換された
ビデオデータをディスプレイに表示するようにしたもの
である。
【0015】請求項9記載の発明に係る大画面ビデオ表
示装置は、ビデオデータ圧縮手段により圧縮されたビデ
オデータに基づいて、関係するビデオ表示処理部のみを
ビデオデータ選別手段により選び、このビデオデータ選
別手段により選別されたビデオ表示処理部をビデオデー
タ送信手段により各々送信するようにしたものである。
【0016】請求項10記載の発明に係る大画面ビデオ
表示方法は、ビデオデータ圧縮手段により圧縮されたビ
デオデータに基づいて、関係するビデオ表示処理部のみ
を選び、この選別されたビデオ表示処理部のみに各々送
信するようにしたものである。
【0017】請求項11記載の発明に係る大画面ビデオ
表示装置は、ビデオデータ送信手段により各々送信され
た圧縮ビデオデータを受信し関係するビデオ表示処理部
のみをビデオデータ選別手段により圧縮ビデオデータ伸
長手段へ送るようにしたものである。
【0018】請求項12記載の発明に係る大画面ビデオ
表示方法は、ビデオデータ送信手段により各々送信され
た圧縮ビデオデータを受信し関係するビデオ表示処理部
のみを圧縮ビデオデータ伸長手段へ出力するようにした
ものである。
【0019】請求項13記載の発明に係る大画面ビデオ
表示装置は、大画面を構成する複数のディスプレイに各
々接続されたビデオ表示処理部をビデオ表示制御部によ
り制御し、大画面を構成する複数のディスプレイに各々
接続されビデオの枠やサイズなどの表示領域情報を自画
面管理手段により管理し、この自画面管理手段から座標
変換手段に表示領域情報を表示領域伝達手段により出力
し、自画面管理手段を大画面管理手段により管理するよ
うにしたものである。
【0020】請求項14記載の発明に係る大画面ビデオ
表示方法は、大画面を構成する複数のディスプレイに各
々接続されたビデオ表示処理部を制御し、大画面を構成
する複数のディスプレイに各々接続されビデオの枠やサ
イズなどの表示領域情報を自画面管理手段により管理
し、自画面管理手段から座標変換手段に表示領域情報を
出力し、自画面管理手段を管理するようにしたものであ
る。
【0021】請求項15記載の発明に係る大画面ビデオ
表示装置は、自画面管理手段において、表示領域情報を
ビットマップにて座標変換手段に知らせるようにしたも
のである。
【0022】請求項16記載の発明に係る大画面ビデオ
表示方法は、自画面管理手段において、表示領域情報を
ビットマップにて座標変換手段に知らせるようにしたも
のである。
【0023】請求項17記載の発明に係る大画面ビデオ
表示装置は、自画面管理手段において、表示領域情報を
座標区域にて座標変換手段に知らせるようにしたもので
ある。
【0024】請求項18記載の発明に係る大画面ビデオ
表示方法は、自画面管理手段において、表示領域情報を
座標区域にて座標変換手段に知らせるようにしたもので
ある。
【0025】請求項19記載の発明に係る大画面ビデオ
表示装置は、自画面管理手段において、表示領域情報を
カラーコードにて座標変換手段に知らせるようにしたも
のである。
【0026】請求項20記載の発明に係る大画面ビデオ
表示方法は、自画面管理手段において、表示領域情報を
カラーコードにて座標変換手段に知らせるようにしたも
のである。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による大
画面ビデオ表示装置を示す構成図である。この実施の形
態1では、ビデオ表示制御部が表示対象となるビデオデ
ータを圧縮した上でマルチキャストにより送信し、各ビ
デオ表示処理部が圧縮ビデオデータを伸長し、大画面上
における自分の画面位置に合わせて座標変換を行い、ビ
デオ画像を書き込んでディスプレイ表示を行う大画面ビ
デオ表示装置について説明する。図において、11は大
画面に表示すべきビデオデータ、12はビデオデータを
圧縮するビデオデータ圧縮手段、13はマルチキャスト
により圧縮ビデオデータを送信するビデオデータ送信手
段、14はビデオデータ圧縮手段およびビデオデータ送
信手段を備えたビデオ表示制御部である。
【0028】また、141〜144は圧縮ビデオーデー
タを伸長する圧縮ビデオデータ伸長手段、151〜15
4はビデオデータを大画面全体の座標系から自画面の座
標変換手段、161〜164は座標変換されたビデオデ
ータをフレームメモリに書き込むビデオ表示手段、17
1〜174は圧縮ビデオデータ伸長手段、座標変換手段
およびビデオ表示手段を備えたビデオ表示処理部、18
1〜184はそれぞれビデオ表示手段161〜164で
生成したビデオ画像を表示するディスプレイである。
【0029】この実施の形態の大画面ビデオ表示装置で
は、2×2個のディスプレイで画面を構成し、各ディス
プレイの画面サイズが1280×1024ピクセルであ
るので、画面全体のサイズは1560×2048ピクセ
ルとなる。また、各ディスプレイの座標系を左上端を
(0,0)、右下端を(1279,1023)とした座
標系とし、大画面の座標系を左上端を(0,0)、右下
端を(2559,2047)とした座標系とする。した
がって、ディスプレイ181は大画面全体の(0,10
24)から(1279,2047)の範囲、ディスプレ
イ182は大画面全体の(0,0)から(1279,1
023)の範囲、ディスプレイ183は大画面全体の
(1280,0)から(2559,1023)の範囲、
ディスプレイ184は大画面全体の(1280,102
4)から(2559,2047)の範囲をそれぞれ表示
する。
【0030】次に動作について説明する。図2はこの発
明の実施の形態1による大画面ビデオ表示装置の大画面
ビデオ表示方法を示すフローチャートであり、元のビデ
オ画像データが(640×480)のサイズのビデオデ
ータを、大画面上の座標(640,240)を始点とし
画像サイズ(1280×720)で表示する例をとって
説明する。まず、ビデオ表示制御部14のビデオデータ
圧縮手段12は、ビデオデータ11を圧縮し、この圧縮
したビデオデータ11をビデオ表示制御部14のビデオ
データ送信手段13のマルチキャストにより、すべての
ビデオ表示処理部171〜174に対して送信する。そ
して、ビデオ表示処理部171〜174では、圧縮ビデ
オデータ伸長手段141〜144が圧縮ビデオデータを
各々伸長し、座標変換手段151〜154に出力する。
【0031】次に、座標変換手段151〜154では、
入力したビデオデータを自ディスプレイの座標系に変換
するために座標変換処理を行う。ここで、座標変換につ
いて説明する。まず、大画面上での座標(gx,gy)
を大画面を構成する個々の画面上でのローカルな座標
(lx,ly)に変換する場合に、大画面座標系におけ
る個々の画面の左上端の座標を(offsetx,of
fsety)とすると、
【0032】 lx=gx−offsetx ・・・(1) ly=gy−offsety ・・・(2) と表すことができる。
【0033】図1のディスプレイ表示例について説明す
ると、座標変換手段152では接続されているディスプ
レイ182の画面の左上端の座標が(0,0)であるの
で、ビデオ画像の始点の座標値は、(640,240)
と結果として同じになる。またサイズは、入力ビデオサ
イズが(640×480)で、表示サイズが(1280
×720)であるので、ビデオ画像を縦方向1.5倍、
横方向2倍に拡大する必要がある。したがって、ビデオ
データは始点座標を(640,240)とし、縦横それ
ぞれ2倍に拡大されたビデオ画像となる。
【0034】また、座標変換手段153では、接続され
ているディスプレイ183の画面の左上端の座標が(1
280,0)であるので、座標変換手段を施すことによ
ってビデオ画像の始点座標値(640,240)が(−
640,240)に変換される。したがって、ビデオデ
ータは始点座標(640,240)、入力サイズ(64
0×480)の画像から、始点座標(−640,24
0)、縦1.5倍、横2倍の(1280×720)の画
像サイズのビデオ画像となる。
【0035】さらに、座標変換手段154では、接続さ
れているディスプレイ184の画面の左上端の座標が
(1280,1024)であるので、座標変換手段を施
すことによってビデオ画像の始点座標値(640,24
0)が(−640,−784)に変換される。したがっ
て、ビデオデータは始点座標(640,240)、入力
サイズ(640×480)の画像から、始点座標(−6
40,−784)、縦1.5倍、横2倍の(1280×
720)の画像サイズのビデオ画像となる。
【0036】さらに、座標変換手段151では、接続さ
れているディスプレイ181の画面の左上端の座標が
(1280,1024)であるので、座標変換手段を施
すことによってビデオ画像の始点座標値(640,24
0)が(640,−784)に変換される。したがっ
て、ビデオデータは始点座標(640,240)、入力
サイズ(640×480)の画像から、始点座標(64
0,−240)、縦1.5倍、横2倍の(1280×7
20)の画像サイズのビデオ画像となる。このようにし
て、座標変換処理が施された各ビデオデータはそれぞれ
ビデオ表示手段161から164に出力される。
【0037】次に、ビデオ表示手段161〜164は、
座標変換されたビデオデータを自ディスプレイに表示す
る。ここで、ビデオ表示について説明する。座標変換手
段152で座標変換されたビデオデータは始点座標(6
40,240)、縦1.5倍、横2倍の(1280×7
20)の画像サイズのビデオ画像となっている。しか
し、ビデオ表示処理部172に接続されたディスプレイ
182の表示領域は左上端を(0,0)とした(128
0×1024)であるため、ディスプレイ182ではビ
デオ画像の(1280,240),(1919,24
0),(1919,95),(1280,959)の範
囲は実際には表示できない。したがって、ビデオ表示手
段162では、実際に表示可能な(640,240),
(1279,240),(1279,959),(64
0,959)の範囲のみ表示する。
【0038】また、ビデオ表示手段163では、座標変
換手段153で座標変換されたビデオデータは始点座標
(−640,240)、縦1.5倍、横2倍の(128
0×720)の画像サイズのビデオ画像データとなって
いる。しかし、ビデオ表示処理部173に接続されたデ
ィスプレイ183の表示領域は左上端を(0,0)とし
た(1280×1024)であるため、ディスプレイ1
83では、ビデオ画像の(−640,240),(0,
240),(0,959),(−640,959)の範
囲は実際には表示できない。したがって、ビデオ表示手
段163では、実際に表示可能な(0,240),(6
39,240),(639,959),(0,959)
の範囲のみ表示する。
【0039】さらに、ビデオ表示手段164では、座標
変換手段154で座標変換されたビデオデータは始点座
標(−640,−784)、縦1.5倍、横2倍の(1
280×720)の画像サイズのビデオ画像データとな
っている。しかし、ビデオ表示処理部174に接続され
たディスプレイ184の表示領域は左上端を(0,0)
とした(1280×1024)であるため、ディスプレ
イ184では、ビデオ画像全体である(−640,−7
84),(640,−784),(640,−54),
(−640,−54)の範囲は実際には表示できない。
したがって、ビデオ表示手段164では、実際に表示可
能な範囲にビデオデータがないためビデオ画像は表示さ
れない。
【0040】さらに、ビデオ表示手段161では、座標
変換手段151で座標変換されたビデオデータは始点座
標(640,−784)、縦1.5倍、横2倍の(12
80×720)の画像サイズのビデオ画像データとなっ
ている。しかし、ビデオ表示処理部171に接続された
ディスプレイ181の表示領域は左上端を(0,0)と
した(1280×1024)であるため、ディスプレイ
181では、ビデオ画像全体である(640,−78
4),(1919,−784),(1919,−5
4),(640,−54)の範囲は実際には表示できな
い。したがって、ビデオ表示手段161では、実際に表
示可能な範囲にビデオデータがないためビデオ画像は表
示されない。
【0041】このようにして、ビデオ表示手段161〜
164によって書き込まれたビデオデータは、各ディス
プレイ181〜184に出力され表示されることによ
り、始点座標(640,240)、ビデオ画像サイズ
(1280×720)のビデオデータが表示される。
【0042】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、ビデオ表示制御部が圧縮ビデオ画像データをマルチ
キャストにより送信し、ビデオ表示処理部側でビデオ画
像表示のための伸長と座標変換を行うので、ビデオ画像
が画面間にまたがった場合に複数のビデオデータを送る
必要がなく、受信画面数が増加することによって表示デ
ータの送信量が増加することがないので、受信画面数の
多い大画面ビデオ表示装置でも実現できるなどの効果が
得られる。
【0043】実施の形態2.図3はこの発明の実施の形
態2による大画面ビデオ表示装置を示す構成図である。
この実施の形態2では、ビデオ表示制御部が表示対象と
なるビデオデータを圧縮した上で関係のあるビデオ表示
処理部に対して、マルチキャストにより送信し、各ビデ
オ表示処理部が圧縮ビデオデータを伸長し、大画面上に
おける自分の画面位置に合わせて座標変換を行い、ビデ
オをディスプレイで表示する大画面ビデオ表示方法につ
いて説明する。
【0044】図において、21は大画面に表示すべきビ
デオデータ、22はビデオデータを圧縮するビデオデー
タ圧縮手段、23は表示に関係のあるビデオ表示処理部
をグループ化するビデオデータ選別手段、24はマルチ
キャストにより圧縮ビデオデータを送信するビデオデー
タ送信手段、25はビデオデータ圧縮手段、ビデオデー
タ選別手段、ビデオデータ送信手段を備えたビデオ表示
制御部である。241〜244は圧縮ビデオーデータを
伸長する圧縮ビデオデータ伸長手段、251〜254は
ビデオデータを大画面全体の座標系から自画面の座標変
換手段である。261〜264は座標変換されたビデオ
データをフレームメモリに書き込むビデオ表示手段、2
71〜274は圧縮ビデオデータ伸長手段、座標変換手
段、ビデオ表示手段を備えたビデオ表示処理部、281
〜284はそれぞれビデオ表示手段261〜264で生
成したビデオ画像を表示するディスプレイである。
【0045】この実施の形態2の大画面ビデオ表示装置
では、2×2個のディスプレイで画面を構成し、各ディ
スプレイの画面サイズが(1280×1024)ピクセ
ルであるので、画面全体のサイズは(1560×204
8)ピクセルとなる。また、各ディスプレイの座標系を
左上端を(0,0)、右下端を(1279,1023)
とした座標系とし、大画面の座標系を左上端を(0,
0)、右下端を(2559,2047)とした座標系と
する。したがって、ディスプレイ181は大画面全体の
(0,1024)から(1279,2047)の範囲、
ディスプレイ182は大画面全体の(0,0)から(1
279,1023)の範囲、ディスプレイ183は大画
面全体の(1280,0)から(2559,1023)
の範囲、ディスプレイ184は大画面全体の(128
0,1024)から(2559,2047)の範囲をそ
れぞれ表示する。
【0046】次に動作について説明する。図4はこの発
明の実施の形態2による大画面ビデオ表示装置における
大画面ビデオ表示方法を示すフローチャートであり、こ
の実施の形態2の動作について、元のビデオ画像データ
が(640×480)のサイズのビデオデータを、大画
面上の座標(640,240)を始点とし画像サイズ
(1280×720)で表示する例をとって説明する。
【0047】まず、ビデオ表示制御部25のビデオデー
タ圧縮手段22は、ビデオデータ21を圧縮し、ビデオ
データ選別手段23に出力する。ビデオデータ選別手段
23では、各ディスプレイ毎にビデオデータが画面内に
入るかどうかを選別し、対応するディスプレイに接続さ
れたビデオ表示処理部をグループ化し、グループ化され
たビデオ表示処理部のマルチキャストでは、ビデオデー
タを送信するようにビデオデータ送信手段24に指示す
る。
【0048】具体的には、ディスプレイ281に対して
は、ビデオ画像が画面内に入らないのでビデオ表示処理
部271に対しマルチキャストのグループに登録せず、
ディスプレイ282に対しては、ビデオ画像が画面内に
入るのでビデオ表示処理部272に対しマルチキャスト
のグループに登録する。また、ディスプレイ283に対
しては、ビデオ画像が画面内に入るのでビデオ表示処理
部273に対しマルチキャストのグループに登録し、デ
ィスプレイ284に対しては、ビデオ画像が画面内に入
るのでビデオ表示処理部274に対しマルチキャストの
グループに登録しない。
【0049】次に、ビデオデータ送信手段24では、マ
ルチキャストからビデオデータを上記でグループ化され
たビデオ表示処理部272、273に対して送信し、ビ
デオ表示処理部272、273では、受信したビデオデ
ータに対して伸長処理を行い、座標変換処理を行う。な
お、伸長処理、座標変換処理の方法は、実施の形態1で
説明した通りである。一方、ビデオ表示処理部271、
274では、接続されたディスプレイ281、284の
画面にビデオ画像が表示されないので、ビデオデータも
送信されず、伸長処理以降の処理も行わない。
【0050】座標変換手段252では、接続されている
ディスプレイ282の画面の左上端の座標が(0,0)
であるので、ビデオ画像の始点の座標値は、(640,
240)と結果として同じになる。なお、サイズは、入
力ビデオサイズが(640×480)で、表示サイズが
(1280×720)であるので、ビデオ画像を縦方向
1.5倍、横方向2倍に拡大する必要がある。したがっ
て、ビデオデータは始点座標を(640,240)と
し、縦横それぞれ2倍に拡大されたビデオ画像となる。
【0051】また、座標変換手段253では、接続され
ているディスプレイ283の画面の左上端の座標が(1
280,0)であるので、座標変換手段を施すことによ
ってビデオ画像の始点座標値(640,240)が(−
640,240)に変換される。従って、ビデオデータ
は始点座標(640,240)、入力サイズ(640×
480)の画像から、始点座標(−640,240)、
縦1.5倍、横2倍の(1280×720)の画像サイ
ズのビデオ画像となる。座標変換後、各ビデオデータを
それぞれビデオ表示手段262、263に出力する。
【0052】次に、ビデオ表示手段262、263で
は、座標変換されたビデオデータを自ディスプレイのフ
レームメモリに書き込む。ビデオデータ表示の方法は実
施の形態1で説明した通りである。具体的にはビデオ表
示手段262では、実際に表示可能な(640,24
0),(1279,240),(1279,959),
(640,959)の範囲のみ表示する。ビデオ表示手
段263では、実際に表示可能な(0,240),(6
39,240),(639,959),(0,959)
の範囲のみ表示する。このようにして、ビデオ表示手段
262、263によってビデオデータは、ディスプレイ
282、283に渡されて表示されることにより、始点
座標(640,240)、ビデオ画像サイズ(1280
×720)のビデオデータが表示される。
【0053】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、ビデオ画像データの表示に関係するビデオ表示処理
部のみをグループ化しマルチキャスト送信するため、効
率のよい通信が可能となる効果が得られる。
【0054】実施の形態3.図5はこの発明の実施の形
態3による大画面ビデオ表示装置を示す構成図であり、
この実施の形態3では、ビデオ表示制御部が表示対象と
なるビデオデータを圧縮した上でマルチキャストにより
送信し、各ビデオ表示処理部は、ビデオデータが各ディ
スプレイに対して関係ある場合のみ圧縮ビデオデータを
伸長し、大画面上における自分の画面位置に合わせて座
標変換を行い、ビデオをディスプレイで表示する大画面
ビデオ表示方法について説明する。
【0055】図において、31は大画面に表示すべきビ
デオデータ、32はビデオデータを圧縮するビデオデー
タ圧縮手段、33は圧縮ビデオデータをマルチキャスト
によりビデオ表示処理部へ送信するビデオデータ送信手
段、34はビデオデータ圧縮手段、ビデオデータ送信手
段を備えたビデオ表示制御部である。また、331〜3
34は表示に関係あるかを判定するビデオデータ選別手
段、341〜344は圧縮ビデオーデータを伸長する圧
縮ビデオデータ伸長手段、351〜354はビデオデー
タを大画面全体の座標系から自画面の座標変換手段であ
る。361〜364は座標変換されたビデオデータをデ
ィスプレイに表示するビデオ表示手段、371〜374
は圧縮ビデオデータ伸長手段、座標変換手段、ビデオ表
示手段を備えたビデオ表示処理部、381〜384はそ
れぞれビデオ表示手段361〜364で生成したビデオ
画像を表示するディスプレイである。
【0056】この実施の形態の大画面ビデオ表示装置で
は、2×2個のディスプレイで画面を構成し、各ディス
プレイの画面サイズが(1280×1024)ピクセル
であるので、画面全体のサイズは(1560×204
8)ピクセルとなる。また、各ディスプレイの座標系を
左上端を(0,0)、右下端を(1279,1023)
とした座標系とし、大画面の座標系を左上端を(0,
0)、右下端を(2559,2047)とした座標系と
する。したがって、ディスプレイ381は大画面全体の
(0,1024)から(1279,2047)の範囲、
ディスプレイ382は大画面全体の(0,0)から(1
279,1023)の範囲、ディスプレイ383は大画
面全体の(1280,0)から(2559,1023)
の範囲、ディスプレイ384は大画面全体の(128
0,1024)から(2559,2047)の範囲をそ
れぞれ表示する。
【0057】次に動作について説明する。図6はこの発
明の実施の形態3による大画面ビデオ表示装置の大画面
ビデオ表示方法を示すフローチャートである。元のビデ
オ画像データが(640×480)のサイズのビデオデ
ータを、大画面上の座標(640,240)を始点とし
画像サイズ(1280×720)で表示する例をとって
説明する。図6において、まず、ビデオ表示制御部34
のビデオデータ圧縮手段32は、ビデオデータ31を圧
縮し、ビデオ表示制御部34のビデオデータ送信手段3
3でマルチキャストによりすべてのビデオ表示処理部3
71〜374に対して送信する。
【0058】まず、ビデオ表示処理部では、ビデオデー
タ選別手段331〜334が各々のディスプレイにビデ
オデータが画面内に入るかどうかを選別し、画面内に入
るものだけ次の圧縮ビデオデータ伸長手段341〜34
4に各々出力する。具体的にはディスプレイ381に対
しては、ビデオ画像が画面内に入らないのでビデオデー
タを圧縮ビデオデータ伸長手段341に出力しない。ま
た、ディスプレイ382に対しては、ビデオ画像が画面
内に入るのでビデオデータを圧縮ビデオデータ伸長手段
342に出力する。また、ディスプレイ383に対して
は、ビデオ画像が画面内に入るのでビデオデータを圧縮
ビデオデータ伸長手段343に出力する。また、ディス
プレイ384に対しては、ビデオ画像が画面内に入らな
いのでビデオデータを圧縮ビデオデータ伸長手段344
に出力しない。
【0059】次に、圧縮ビデオデータ伸長手段は34
2、343では、受信したビデオデータに対して伸長処
理を行い、座標変換手段352、353に出力し、座標
変換手段352、353では受信したビデオデータに対
して、座標変換処理を行う。なお、伸長処理、座標変換
処理の方法は、実施の形態1で説明した通りである。一
方、圧縮ビデオデータ伸長手段341、344では、接
続されたディスプレイ381、384の画面にビデオ画
像が表示されないので、ビデオデータも渡されず、伸長
処理以降の処理も行わない。
【0060】次に、座標変換手段352では、接続され
ているディスプレイ382の画面の左上端の座標が
(0,0)であるので、ビデオ画像の始点の座標値は、
(640,240)と結果として同じになる。またサイ
ズは、入力ビデオサイズが(640×480)で、表示
サイズが(1280×720)であるので、ビデオ画像
を縦方向1.5倍、横方向2倍に拡大する必要がある。
したがって、ビデオデータは始点座標を(640,24
0)とし、縦横それぞれ2倍に拡大されたビデオ画像と
なる。
【0061】また、座標変換手段353では、接続され
ているディスプレイ383の画面の左上端の座標が(1
280,0)であるので、座標変換手段を施すことによ
ってビデオ画像の始点座標値(640,240)が(−
640,240)に変換される。したがって、ビデオデ
ータの始点座標(640,240)、入力サイズ(64
0×480)の画像から、始点座標(−640,24
0)、縦1.5倍、横2倍の(1280×720)の画
像サイズのビデオ画像となる。座標変換後、各ビデオデ
ータをそれぞれビデオ表示手段362、363に出力さ
れる。
【0062】次に、ビデオ表示手段362、363で
は、座標変換されたビデオデータを自ディスプレイのフ
レームメモリに書き込む。ビデオデータ表示の方法は実
施の形態1で説明した通りである。具体的には、ビデオ
表示手段362では、実際に表示可能な(640,24
0),(1279,240),(1279,959),
(640,959)の範囲のみ書き込む。ビデオ表示手
段36予では、実際に表示可能な(0,240),(6
39,240),(639,959),(0,959)
の範囲のみ書き込む。このようにして、ビデオ表示手段
362、363によってビデオデータは、ディスプレイ
382、383に渡されて表示されることにより、始点
座標(640,240)、ビデオ画像サイズ(1280
×720)のビデオデータが表示される。
【0063】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、ビデオ画像データの表示に関係するビデオ表示処理
部のみがビデオデータの伸長と座標変換を行うので、関
係のないビデオ処理装置の負荷を減らすことが可能の効
果が得られる。
【0064】実施の形態4.図1はこの発明の実施の形
態4による大画面ビデオ表示装置を示す構成図であり、
この実施の形態4では、ビデオ表示制御部が表示対象と
なるビデオデータを圧縮した上でそれぞれ送信し、各ビ
デオ表示処理部が圧縮ビデオデータを伸長し、大画面上
における自分の画面位置に合わせて座標変換を行い、ビ
デオ画像を書き込んでディスプレイ表示を行う大画面ビ
デオ表示方法について説明する。
【0065】図において、11は大画面に表示すべきビ
デオデータ、12はビデオデータを圧縮するビデオデー
タ圧縮手段、13は圧縮ビデオデータを各々のビデオ表
示処理部へ送信するビデオデータ送信手段、14はビデ
オデータ圧縮手段、ビデオデータ送信手段を備えたビデ
オ表示制御部である。また、141から144は圧縮ビ
デオーデータを伸長する圧縮ビデオデータ伸長手段、1
51から154はビデオデータを大画面全体の座標系か
ら自画面の座標変換手段である。161から164は座
標変換されたビデオデータをフレームメモリに書き込む
ビデオ表示手段、171から174は圧縮ビデオデータ
伸長手段、座標変換手段、ビデオ表示手段を備えたビデ
オ表示処理部、181から184はそれぞれビデオ表示
手段161から164で生成したビデオ画像を表示する
ディスプレイである。なお、この実施の形態4の大画面
ビデオ表示装置は、第1の実施の形態と同じ構成であ
る。
【0066】次に動作について説明する。図2はこの発
明の実施の形態4による大画面ビデオ表示装置の大画面
ビデオ表示方法である。元のビデオ画像データが(64
0×480)のサイズのビデオデータを、大画面上の座
標(640,240)を始点とし画像サイズ(1280
×720)で表示する例をとって説明する。まず、ビデ
オ表示制御部14のビデオデータ圧縮手段12は、ビデ
オデータ11を圧縮し、ビデオ表示制御部14のビデオ
データ送信手段13からビデオ表示処理部171〜17
4に対して送信する。次に、ビデオ表示処理部では、圧
縮ビデオデータ伸長手段141〜144が圧縮ビデオデ
ータを各々伸長し、座標変換手段に出力し、ビデオ表示
手段で表示を行う。圧縮ビデオの伸長、座標変換、ビデ
オ表示については、実施の形態1で説明したとおりであ
る。この結果、ビデオ表示手段161から164によっ
てビデオデータは、各ディスプレイ181〜184に出
力されて表示されることにより、始点座標(640,2
40)、ビデオ画像サイズ(1280×720)のビデ
オデータが表示される。
【0067】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、ビデオ表示制御部が圧縮ビデオ画像データをビデオ
表示処理部に対してそれぞれ送信し、ビデオ表示処理部
側でビデオ画像表示のための伸長と座標変換を行うの
で、ビデオ表示処理部側で各々任意のサイズと任意の位
置に同じビデオ画像の表示が可能の効果が得られる。
【0068】実施の形態5.図3はこの発明の実施の形
態5による大画面ビデオ表示装置を示す構成図であり、
この実施の形態5では、ビデオ表示制御部が表示対象と
なるビデオデータを圧縮した上で関係のあるビデオ表示
処理部に対して、それぞれ送信し、各ビデオ表示処理部
が圧縮ビデオデータを伸長し、大画面上における自分の
画面位置に合わせて座標変換を行い、ビデオをディスプ
レイで表示する大画面ビデオ表示方法について説明す
る。
【0069】図において、21は大画面に表示すべきビ
デオデータ、22はビデオデータを圧縮するビデオデー
タ圧縮手段、23は表示に関係のあるビデオ表示処理部
を選別するビデオデータ選別手段、24は圧縮ビデオデ
ータを各々のビデオ表示処理部に送信するビデオデータ
送信手段、25はビデオデータ圧縮手段、ビデオデータ
選別手段、ビデオデータ送信手段を備えたビデオ表示制
御部である。また、241〜244は圧縮ビデオーデー
タを伸長する圧縮ビデオデータ伸長手段、251〜25
4はビデオデータを大画面全体の座標系から自画面の座
標変換手段である。261〜264は座標変換されたビ
デオデータをフレームメモリに書き込むビデオ表示手
段、271〜274は圧縮ビデオデータ伸長手段、座標
変換手段、ビデオ表示手段を備えたビデオ表示処理部、
281〜284はそれぞれビデオ表示手段261〜26
4で生成したビデオ画像を表示するディスプレイであ
る。
【0070】次に動作について説明する。図4はこの発
明の実施の形態5による大画面ビデオ表示装置の大画面
ビデオ表示方法を示すフローチャートである。元のビデ
オ画像データが(640×480)のサイズのビデオデ
ータを、大画面上の座標(640,240)を始点とし
画像サイズ(1280×720)で表示する例をとって
説明する。図4において、まず、ビデオ表示制御部25
のビデオデータ圧縮手段22は、ビデオデータ21を圧
縮し、ビデオデータ選別手段23に出力する。ビデオデ
ータ選別手段23は各ディスプレイ毎にビデオデータが
画面内に入るか否かを選別し、対応するディスプレイの
接続されるビデオ表示処理部に対してビデオデータを送
信するようにビデオデータ送信手段24に指示する。ま
ず、ディスプレイ281に対しては、ビデオ画像が画面
内に入らないのでビデオ表示処理部271に対しビデオ
データを送信しないようにビデオデータ送信手段24に
指示する。
【0071】具体的には、ディスプレイ282に対して
は、ビデオ画像が画面内に入るのでビデオ表示処理部2
72に対しビデオデータを送信しないようにビデオデー
タ送信手段24に指示する。また、ディスプレイ283
に対しては、ビデオ画像が画面内に入るのでビデオ表示
処理部273に対しビデオデータを送信しないようにビ
デオデータ送信手段24に指示する。さらに、ディスプ
レイ284に対しては、ビデオ画像が画面内に入らない
のでビデオ表示処理部274に対しビデオデータを送信
しないようにビデオデータ送信手段24に指示する。
【0072】次に、ビデオデータ送信手段24では、上
記の指示に基づいてビデオデータを対応するディスプレ
イの表示処理部272、273に対して各々送信する。
ビデオ表示処理部272、273では、送られてきたビ
デオデータに対して伸長処理を行い、座標変換処理を行
い、ビデオ表示処理を行う。伸長処理、座標変換処理、
ビデオ表示処理の方法は、実施の形態2で説明した通り
である。この結果、ビデオデータは、ビデオ表示手段2
62、263によってディスプレイ282、283に渡
されて表示されることにより、始点座標(640,24
0)、ビデオ画像サイズ(1280×720)のビデオ
データが表示される。
【0073】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、ビデオ表示制御部が圧縮ビデオ画像データを関係す
るビデオ表示処理部に対してそれぞれ送信し、受信した
ビデオ表示処理部のみがビデオ画像表示のための伸長と
座標変換を行うので、無駄なデータの送信と関係のない
ビデオ表示処理部の負荷を減らすことができるなどの効
果が得られる。
【0074】実施の形態6.図5はこの発明の実施の形
態6による大画面ビデオ表示装置を示す構成図であり、
この実施の形態6では、ビデオ表示制御部が表示対象と
なるビデオデータを圧縮した上ビデオ表示処理部に対し
て、それぞれ送信し、各ビデオ表示処理部が圧縮ビデオ
データを伸長し、大画面上における自分の画面位置に合
わせて座標変換を行い、ビデオ画像をディスプレイで表
示する大画面ビデオ表示方法について説明する。
【0075】図において、31は大画面に表示すべきビ
デオデータ、32はビデオデータを圧縮するビデオデー
タ圧縮手段、33は圧縮ビデオデータを各々のビデオ表
示処理部へ送信するビデオデータ送信手段、34はビデ
オデータ圧縮手段、ビデオデータ送信手段を備えたビデ
オ表示制御部である。また、331〜334は表示に関
係あるかを判定するビデオデータ選別手段、341〜3
44は圧縮ビデオーデータを伸長する圧縮ビデオデータ
伸長手段、351〜354はビデオデータを大画面全体
の座標系から自画面の座標変換手段である。361〜3
64は座標変換されたビデオデータをフレームメモリに
書き込むビデオ表示手段、371〜374は圧縮ビデオ
データ伸長手段、座標変換手段、ビデオ表示手段を備え
たビデオ表示処理部、381〜384はそれぞれビデオ
表示手段361〜364で生成したビデオ画像を表示す
るディスプレイである。
【0076】次に動作について説明する。図6はこの発
明の実施の形態6による大画面ビデオ表示装置の大画面
ビデオ表示方法を示すフローチャートである。この実施
の形態6の動作について、元のビデオ画像データが(6
40×480)のサイズのビデオデータを、大画面上の
座標(640,2ナ0)を始点とし画像サイズ(128
0×720)で表示する例をとって説明する。まず、ビ
デオ表示制御部34のビデオデータ圧縮手段32は、ビ
デオデータ31を圧縮し、ビデオ表示制御部34のビデ
オデータ送信手段33でマルチキャストによりすべての
ビデオ表示処理部371〜374に対してそれぞれ送信
する。
【0077】まず、ビデオ表示処理部ではまず、ビデオ
データ選別手段331〜334が各々のディスプレイに
ビデオデータが画面内に入るか否かを選別し、画面内に
入るものだけ次の圧縮ビデオデータ伸長手段に各々出力
する。具体的には、ディスプレイ381に対しては、ビ
デオ画像が画面内に入らないのでビデオデータを圧縮ビ
デオデータ伸長手段341に出力しない。また、ディス
プレイ382に対しては、ビデオ画像が画面内に入るの
でビデオデータを圧縮ビデオデータ伸長手段342に出
力する。さらに、ディスプレイ383に対しては、ビデ
オ画像が画面内に入るのでビデオデータを圧縮ビデオデ
ータ伸長手段343に出力する。さらに、ディスブレイ
384に対しては、ビデオ画像が画面内に入らないので
ビデオデータを圧縮ビデオデータ伸長手段344に出力
しない。
【0078】次に、圧縮ビデオデータ伸長手段は34
2、343は、受けとったビデオデータに対して伸長処
理を行い、座標変換手段352、353に出力する。座
標変換手段352、353は渡されたビデオデータに対
して、座標変換処理を行い、ビデオ表示手段362、3
63に出力する。ビデオ表示手段362、363は、渡
されたビデオデータに対してビデオ画像表示処理を行
う。伸長処理、座標変換処理、ビデオ画像表示処理の方
法は、実施の形態3で説明した通りである。
【0079】また、圧縮ビデオデータ伸長手段341、
344では、接続されたディスプレイ381、384の
画面にビデオ画像が表示されないので、ビデオデータも
渡されず、伸長処理以降の処理も行わない。この結果、
ビデオ表示手段362、363によってビデオデータ
は、ディスプレイ382、383に渡されて表示される
ことにより、始点座標(640,240)、ビデオ画像
サイズ(1280×720)のビデオデータが表示され
る。
【0080】以上のように、この実施の形態6によれ
ば、ビデオ表示制御部が圧縮ビデオ画像データをビデオ
表示処理部に対してそれぞれ送信し、関係するビデオ表
示処理部のみがビデオ画像表示のための伸長と座標変換
を行うので、関係のないビデオ表示処理装置の負荷を減
らすことができるなどの効果が得られる。
【0081】実施の形態7.図7はこの発明の実施の形
態7による大画面ビデオ表示装置を示す構成図であり、
この実施の形態7では、大画面管理手段が大画面として
のビデオ画像の表示領域情報を各自画面管理手段に送
り、自画面管理手段が各ディスプレイ内でのビデオ画面
の表示領域情報へ変換し、そこから得られた情報により
大画面上における自分の画面位置に合わせて座標変換を
行い、ビデオ画像を表示する大画面ビデオ表示方法につ
いて説明する。
【0082】図において、71は大画面に表示すべきビ
デオデータ、72はビデオデータを圧縮するビデオデー
タ圧縮手段、73は圧縮ビデオデータを各々のビデオ表
示処理部へ送信するビデオデータ送信手段、74はビデ
オデータ圧縮手段、ビデオデータ送信手段を備えたビデ
オ表示制御部である。また、76は大画面ビデオ画像の
表示領域である大画面ビデオ表示領域情報、77は大画
面全体のビデオ画面の表示領域情報を管理する大画面管
理手段、711〜714は大画面管理手段とそれぞれ接
続し、各画面のビデオ画面の表示領域情報に変換する自
画面管理手段、721〜724は自画面管理手段からそ
れぞれ表示領域情報を座標変換手段に出力する表示領域
伝達手段、741〜744は圧縮ビデオーデータを伸長
する圧縮ビデオデータ伸長手段、751〜754はビデ
オデータを大画面全体の座標系から表示領域伝達手段か
ら得られた表示領域に変換する座標変換手段である。7
61〜764は座標変換されたビデオデータをディスプ
レイに表示するビデオ表示手段、771〜774は圧縮
ビデオデータ伸長手段、座標変換手段、ビデオ表示手段
を備えたビデオ表示処理部、781〜784はそれぞれ
ビデオ表示手段761〜764で生成したビデオ画像を
表示するディスプレイである。
【0083】次に動作について説明する。図8はこの発
明の実施の形態7による大画面ビデオ表示装置の大画面
ビデオ表示方法のフローチャートである。なお、元のビ
デオ画像データが(640×480)のサイズのビデオ
データを、大画面上の座標(640,240)を始点と
し画像サイズ(1280×720)で表示する例をとっ
て説明する。まず、大画面管理手段77は、大画面ビデ
オ表示領域情報76をすべての自画面管理手段711〜
714に送信する。次に、自画面管理手段711〜71
4は、送られてきた大画面ビデオ表示領域情報76に対
応する自ディスプレイのビデオ表示領域情報を取り出
す。具体的には、自画面管理手段711では、ディスプ
レイ781の表示領域が(0,1024)から(127
9,2047)の範囲であるので、ビデオ表示領域は
(640,−784)を始点とした縦0,横0の範囲と
なる。また、自画面管理手段712では、ディスプレイ
782の表示領域が(0,0)から(1279,102
3)の範囲であるので、ビデオ表示領域は(640,2
40)を始点とした縦640、横720の範囲となる。
【0084】また、自画面管理手段713では、ディス
プレイ783の表示領域が(1280,0)から(25
59,1023)の範囲であるので、ビデオ表示領域は
(−640,240)を始点とした縦640、横720
の範囲となる。また、自画面管理手段714では、ディ
スプレイ784の表示領域が(1280,1024)か
ら(2559,2047)の範囲であるので、ビデオ表
示領域は(−640,784)を始点とした縦0,横0
の範囲となる。
【0085】このようにして、取り出された表示領域情
報を表示領域伝達手段721〜724から、座標変換手
段751〜754に出力する。次に、座標変換手段75
1〜754では、送られてきた表示領域情報を元にビデ
オデータの座標変換を行う。このビデオデータの座標変
換手段までの流れは、実施の形態1および実施の形態4
で説明した通りである。
【0086】具体的には、座標変換手段751では、始
点座標(640,−784)から縦1.5倍、横2倍の
ビデオデータでかつ、その表示領域は(640,−78
4)を始点とした縦0,横0の範囲になる。また、座標
変換手段752では、始点座標(640,240)から
縦1.5倍、横2倍のビデオデータでかつ、その表示領
域は(640,240)を始点とした縦640、横72
0の範囲になる。さらに、座標変換手段753では、始
点座標(−640,240)から縦1.5倍、横2倍の
ビデオデータでかつ、その表示領域は(−640,24
0)を始点とした縦640、横720の範囲となる。さ
らに、座標変換手段754では、始点座標(−640,
−784)から縦1.5倍、横2倍のビデオデータでか
つ、その表示領域は(−640,−784)を始点とし
た縦0,横0の範囲となる。このようにして、座標変換
処理が施された各ビデオデータをそれぞれビデオ表示手
段761〜764に出力する。
【0087】次に、ビデオ表示手段761〜764で
は、ビデオ表示領域を元に、座標変換されたビデオデー
タをフレームメモリに書き込む。具体的には、座標変換
手段751では、実際にビデオ表示する範囲は、始点を
(640,−784)とした縦0,横0であるので、実
際にはビデオデータの表示は行われない。また、座標変
換手段752では、実際にビデオ表示する範囲は、始点
を(640,240)とした縦640,横720である
ので、その範囲にビデオデータを表示する。さらに、座
標変換手段753では、実際にビデオ表示する範囲は、
始点を(−640,240)とした縦640,横720
であるので、その範囲にビデオデータを表示する。さら
に、座標変換手段754では、実際にビデオ表示する範
囲は、始点を(−640,−784)とした縦0,横0
であるので、実際にはビデオデータの表示は行われな
い。
【0088】このようにして、ビデオ表示手段761〜
764によってビデオデータは、各ディスプレイ781
〜784に出力され表示されることにより、始点座標
(640,240)、ビデオ画像サイズ(1280×7
20)のビデオデータが表示される。
【0089】以上のように、この実施の形態7によれ
ば、自画面管理手段から各々のビデオ表示処理部の表示
領域情報を貰い、それを自分の画面の座標系に変換し、
ビデオ画像表示装置で表示を行うことができるなどの効
果が得られる。
【0090】実施の形態8.図7はこの発明の実施の形
態8による大画面ビデオ表示装置を示す構成図であり、
この実施の形態8では、大画面管理手段が大画面として
のビデオ画像の表示領域情報を各自画面管理手段に送
り、自画面管理手段が各ディスプレイ内でのビデオ画面
の表示領域情報へ変換し、そこから得られた情報により
大画面上における自分の画面位置に合わせて座標変換を
行い、ビデオ画像を表示する大画面ビデオ表示方法につ
いて説明する。
【0091】図において、71は大画面に表示すべきビ
デオデータ、72はビデオデータを圧縮するビデオデー
タ圧縮手段、73は圧縮ビデオデータを各々のビデオ表
示処理部へ送信するビデオデータ送信手段、74はビデ
オデータ圧縮手段、ビデオデータ送信手段を備えたビデ
オ表示制御部である。また、76は大画面ビデオ画像の
表示領域である大画面ビデオ表示領域情報、77は大画
面全体のビデオ画面の表示領域情報を管理する大画面管
理手段、711〜714は大画面管理手段とそれぞれ接
続し、各画面のビデオ画面の表示領域情報に変換する自
画面管理手段、721〜724は自画面管理手段からそ
れぞれ表示領域情報を座標変換手段に出力する表示領域
伝達手段である。
【0092】741〜744は圧縮ビデオーデータを伸
長する圧縮ビデオデータ伸長手段、751〜754はビ
デオデータを大画面全体の座標系から表示領域伝達手段
から得られた表示領域に変換する座標変換手段である。
761〜764は座標変換されたビデオデータをディス
プレイに表示するビデオ表示手段、771〜774は圧
縮ビデオデータ伸長手段、座標変換手段、ビデオ表示手
段を備えたビデオ表示処理部、781〜784はそれぞ
れビデオ表示手段761〜764で生成したビデオ画像
を表示するディスプレイである。
【0093】次に動作について説明する。図9はこの発
明の実施の形態8による大画面ビデオ表示装置におい
て、ビデオ画像する場合の大画面ビデオ表示方法を示す
フローチャート、図10はこの発明の実施の形態8によ
る大画面ビデオ表示装置におけるBitMap891か
ら894を示す構成図である。図において、891〜8
94は自画面管理手段711〜714によって得られ、
表示領域伝達手段へ渡されるビデオ表示領域を示すビッ
トマップである。なお、この実施の形態8の大画面ビデ
オ表示装置は、第1の実施の形態と同じ構成である。な
お、この実施の形態8の動作について、元のビデオ画像
データが(640×480)のサイズのビデオデータ
を、大画面上の座標(640,240)を始点とし画像
サイズ(1280×720)で表示する例をとって説明
する。
【0094】まず、大画面管理手段77では、大画面ビ
デオ表示領域情報76をすべての自画面管理手段711
〜714に送信し、大画面ビデオ表示領域情報76を受
信した自画面管理手段711〜714では、送られてき
た大画面ビデオ表示領域情報76を対応する自ディスプ
レイのビデオ表示領域情報を取り出す。次に、自画面管
理手段711では、ディスプレイ781の表示領域が
(0,1024)から(1279,2047)の範囲で
あるので、ビデオ表示領域はBitMap891のビッ
トが立った部分となる。また、自画面管理手段ブ12で
は、ディスプレイ782の表示領域が(0,0)から
(1279,1023)の範囲であるので、ビデオ表示
領域はBitMap892のビットが立った部分とな
る。
【0095】また、自画面管理手段713では、ディス
プレイ783の針示領域が(1280,0)から(25
59,1023)の範囲であるので、ビデオ表示領域は
BitMap893のビットが立った部分となり、自画
面管理手段714では、ディスプレイ784の表示領域
が(1280,1024)から(2559,2047)
の範囲であるので、ビデオ表示領域はBitMap89
4のビットが立った部分となる。
【0096】また、図10に示すようにBitMap8
91,BitMap894に関しては、実際にビットが
立った部分はない。このようにして、取り出されたBi
tMap891〜894は表示領域伝達手段721〜7
24によって、座標変換手段751〜754に出力され
る。次に、座標変換手段751〜754は、送られてき
たBitMap891〜894を元にビデオデータの座
標変換を行う。このビデオデータの座標変換手段までの
流れは、実施の形態1、または実施の形態4と同一であ
り、座標変換処理は、実施の形態7と同一である。座標
変換処理が施された各ビデオデータはそれぞれビデオ表
示手段761〜764に出力される。
【0097】次に、ビデオ表示手段761〜764は、
BitMap891〜894を元に、座標変換されたビ
デオデータをフレームメモリに書き込み、ビデオ表示手
段761では、BitMap891にビットが立ってい
る部分はないので、実際にはビデオデータの表示は行わ
れない。また、ビデオ画像買い込み手段762では、B
itMap892でビットが立っている部分にのみビデ
オデータを表示し、ビデオ表示手段763では、Bit
Map893でビットが立っている部分にのみビデオデ
ータを表示する。また、ビデオ表示手段764では、B
itMap894にビットが立っている部分はないの
で、実際にはビデオデータの表示は行われない。
【0098】このようにして、ビデオ表示手段761〜
764によって書き込まれたビデオデータは、各ディス
プレイ781〜784に渡されて表示されることによ
り、始点座標(640,240)、ビデオ画像サイズ
(1280×720)のビデオデータが表示される。
【0099】以上のように、この実施の形態8によれ
ば、自画面管理装置からビデオ画像の表示領域情報をビ
ットマップで得て、それに合わせてビデオ画像をビデオ
画像表示装置で表示することが可能の効果が得られる。
【0100】実施の形態9.図7はこの発明の実施の形
態9による大画面ビデオ表示装置を示す構成図であり、
この実施の形態9では、大画面管理手段が大画面として
のビデオ画像の表示領域情報を各自画面管理手段に送
り、自画面管理手段が各ディスプレイ内でのビデオ画面
の表示領域情報へ変換し、そこから得られた情報により
大画面上における自分の画面位置に合わせて座標変換を
行い、ビデオ画像を表示する大画面ビデオ表示方法につ
いて説明する。
【0101】図において、71は大画面に表示すべきビ
デオデータ、72はビデオデータを圧縮するビデオデー
タ圧縮手段、73は圧縮ビデオデータを各々のビデオ表
示処理部へ送信するビデオデータ送信手段、74はビデ
オデータ圧縮手段、ビデオデータ送信手段を備えたビデ
オ表示制御部である。また、76は大画面ビデオ画像の
表示領域である大画面ビデオ表示領域情報、77は大画
面全体のビデオ画面の表示領域情報を管理する大画面管
理手段、711〜714は大画面管理手段とそれぞれ接
続し、各画面のビデオ画面の表示領域情報に変換する自
画面管理手段である。
【0102】721〜724は自画面管理手段からそれ
ぞれ表示領域情報を座標変換手段に出力する表示領域伝
達手段、741〜744は圧縮ビデオーデータを伸長す
る圧縮ビデオデータ伸長手段、751〜754はビデオ
データを大画面全体の座標系から表示領域伝達手段から
得られた表示領域に変換する座標変換手段である。76
1〜764は座標変換されたビデオデータをフレームメ
モリに書き込むビデオ表示手段、771〜774は圧縮
ビデオデータ伸長手段、座標変換手段、ビデオ表示手段
を備えたビデオ表示処理部、781〜784はそれぞれ
ビデオ表示手段761〜764で生成したビデオ画像を
表示するディスプレイである。なお、この実施の形態9
の大画面ビデオ表示装置は、第1の実施の形態と同じ構
成である。
【0103】次に動作について説明する。図11はこの
発明の実施の形態9による大画面ビデオ表示装置の大画
面ビデオ表示方法を示すフローチャートである。図にお
いて、991〜994は自画面管理手段711〜714
によって得られ、表示領域伝達手段へ渡されるビデオ表
示領域を示す座標矩形データである。元のビデオ画像デ
ータが(640×480)のサイズのビデオデータを、
大画面上の座標(640,240)を始点とし画像サイ
ズ(1280×720)で表示する例をとって説明す
る。まず、大画面管理手段77は、大画面ビデオ表示領
域情報76をすべての自画面管理手段711〜714に
送信し、自画面管理手段711〜714では、送られて
きた大画面ビデオ表示領域情報76を対応する自ディス
プレイのビデオ表示領域情報を取り出す。次に、自画面
管理手段711では、ディスプレイ781の表示領域が
(0,1024)から(1279,2047)の範囲で
あるので、ビデオ表示領域は範囲に入らず、座標矩形デ
ータ991はNULLとなる。
【0104】また、自画面管理手段712では、ディス
プレイ782の表示領域が(0,0)から(1279,
1023)の範囲であるので、座標矩形データ992は
(640,240),(1279,240),(127
9,959),(640,959)である。また、自画
面管理手段713では、ディスプレイ783の表示領域
が(1280,0)から(2559,1023)の範囲
であるので、座標矩形データ993は(0,240),
(639,240),(639,959),(0,95
9)である。
【0105】また、自画面管理手段714では、ディス
プレイ784の表示領域が(1280,1024)から
(2559,2047)の範囲であるので、ビデオ表示
領域範囲に入らず、座標矩形データ994はNULLと
なる。このようにして、取り出された座標矩形データ9
91〜994は表示領域伝達手段721〜724によっ
て、座標変換手段751〜754に渡される。
【0106】次に、座標変換手段751〜754は、送
られてきた座標矩形データ991〜994を元にビデオ
データの座標変換を行う。このビデオデータの座標変換
手段までの流れは、実施の形態1、または実施の形態4
と同一であり、座標変換処理は、実施の形態7と同一で
ある。座標変換処理が施された各ビデオデータはそれぞ
れビデオ表示手段761〜764に出力される。次に、
ビデオ表示手段761〜764は、座標矩形データ99
1〜994を元に、座標変換されたビデオデータを表示
し、ビデオ表示手段761では、座標矩形データ991
はNULLであるので、実際にはビデオデータの表示は
行われない。また、ビデオ表示手段手段762では、座
標矩形データ992は(640,240),(127
9,240),(1279,959),(640,95
9)であるので、その範囲にビデオデータを表示する。
【0107】また、ビデオ表示手段763では、座標矩
形データ993は(0,240),(639,24
0),(639,959),(0,959)であるの
で、その範囲にビデオデータを表示し、また、ビデオ表
示手段764では、座標矩形データ994はNULLで
あるので、実際にはビデオデータの表示は行われない。
このようにして、ビデオ書き込み手段761〜764に
よって書き込まれたビデオデータは、各ディスプレイ7
81〜784に渡されて表示されることにより、始点座
標(640,240)、ビデオ画像サイズ(1280×
720)のビデオデータを表示する。
【0108】以上のように、この実施の形態9によれ
ば、自画面管理装置からビデオ画像の表示領域情報を座
標区域で得て、それに合わせてビデオ画像をビデオ画像
表示装置で表示することができるなどの効果が得られ
る。
【0109】実施の形態10.図7はこの発明の実施の
形態10による大画面ビデオ表示装置を示す構成図であ
り、この実施の形態10では、大画面管理手段が大画面
としてのビデオ画像の表示領域情報を各自画面管理手段
に送り、自画面管理手段が各ディスプレイ内でのビデオ
画面の表示領域情報へ変換し、そこから得られた情報に
より大画面上における自分の画面位置に合わせて座標変
換を行い、ビデオ画像を表示する大画面ビデオ表示方法
について説明する。
【0110】図において、71は大画面に表示すべきビ
デオデータ、72はビデオデータを圧縮するビデオデー
タ圧縮手段、73は圧縮ビデオデータを各々のビデオ表
示処理部へ送信するビデオデータ送信手段、74はビデ
オデータ圧縮手段、ビデオデータ送信手段を備えたビデ
オ表示制御部である。また、76は大画面ビデオ画像の
表示領域である大画面ビデオ表示領域情報、77は大画
面全体のビデオ画面の表示領域情報を管理する大画面管
理手段、711〜714は大画面管理手段とそれぞれ接
続し、各画面のビデオ画面の表示領域情報に変換する自
画面管理手段、721〜724は自画面管理手段からそ
れぞれ表示領域情報を座標変換手段に出力する表示領域
伝達手段である。
【0111】741〜744は圧縮ビデオーデータを伸
長する圧縮ビデオデータ伸長手段、751〜754はビ
デオデータを大画面全体の座標系から表示領域伝達手段
から得られた表示領域に変換する座標変換手段である。
761〜764は座標変換されたビデオデータをディス
プレイに表示するビデオ表示手段、771〜774は圧
縮ビデオデータ伸長手段、座標変換手段、ビデオ表示手
段を備えたビデオ表示処理部、781〜784はそれぞ
れビデオ表示手段761〜764で生成したビデオ画像
を表示するディスプレイである。なお、この実施の形態
10の大画面ビデオ表示装置は、第1の実施の形態と同
じ構成である。
【0112】次に動作について説明する。図12はこの
発明の実施の形態10による大画面ビデオ表示装置の大
画面ビデオ表示方法を示すフローチャートである。図に
おいて、1091〜1094は自画面管理手段711〜
714によって得られ、表示領域伝達手段へ渡されるビ
デオ表示領域を示すカラーコードである。なお、この実
施の形態10の動作について、元のビデオ画像データが
(640×480)のサイズのビデオデータを、大画面
上の座標(640,240)を始点とし画像サイズ(1
280×720)で表示する例をとって説明する。
【0113】まず、大画面管理手段77は、大画面ビデ
オ表示領域情報76をすべての自画面管理手段711〜
714に送信し、自画面管理手段711〜714では、
送られてきた大画面ビデオ表示領域情報76に対応する
自ディスプレイ座標区域にカラーコード0xFFを設定
し、ビデオ表示領域情報としてカラーコード0xFFを
設定する。次に、自画面管理手段711では、ディスプ
レイ781の表示領域が(0,1024)から(127
9,2047)の範囲であるので、ビデオ表示領域は範
囲に入らず、カラーコード0xFFの設定は行わず、ビ
デオ表示領域情報としてカラーコード1091に0xF
Fを設定する。また、自画面管理手段712では、ディ
スプレイ782の表示領域が(0,0)から(127
9,1023)の範囲であるので、ビデオ表示領域の
(640,240),(1279,240),(127
9,959),(640,959)の範囲にカラーコー
ド0xFFを設定し、ビデオ表示領域情報としてカラー
コード1092に0xFFを設走する。
【0114】また、自画面管理手段713では、ディス
プレイ783の表示領域が(1280,0)から(25
59,1023)の範囲であるので、ビデオ表示領域の
(0,240),(639,240),(639,95
9),(0ウ959)の範囲にカラーコード0xFFを
設定し、ビデオ表示領域情報としてカラーコード109
3に0xFFを設定する。また、自画面管理手段714
では、ディスプレイ784の表示領域が(1280,1
024)から(2559,2047)の範囲であるの
で、ビデオ表示領域は範囲に入らず、カラーコード0x
FFの設定は行わず、ビデオ表示領域情報としてカラー
コード1094に0xFFを設定する。このようにし
て、カラーコード1091〜1094は表示領域伝達手
段721〜724によって、座標変換手段751〜75
4に0xFFという情報として出力される。
【0115】次に、座標変換手段751〜754は、圧
縮ビデオカード伸長手段741〜744で伸長されたビ
デオデータ送られてきたビデオデータの座標変換を行
う。このビデオデータの座標変換手段までの流れは、実
施の形態1および実施の形態4と同一であり、座標変換
処理は、実施の形態7と同一である。座標変換処理が施
された各ビデオデータはそれぞれビデオ表示手段761
〜764に出力される。次に、ビデオ表示手段761〜
764は、カラーコード1091〜1094を元に、カ
ラーコードが設定された範囲に、座標変換されたビデオ
データをフレームメモリに書き込み、ビデオ表示手段7
61では、カラーコード1091の0xFFが設定され
た範囲がないので、ビデオデータの表示は行われない。
【0116】また、ビデオ表示手段762では、カラー
コード1092の0xFFが設定された範囲は、(64
0,240),(1279,240),(1279,9
59),(640,959)であるので、その範囲にビ
デオデータを表示し、ビデオ表示手段763では、カラ
ーコード1093の0xFFが設定された範囲は、
(0,240),(639,240),(639,95
9),(0,959)であるので、その範囲にビデオデ
ータを表示する。また、ビデオ表示手段764では、カ
ラーコード1094の0xFFが設定された範囲がない
ので、ビデオデータの表示は行われない。このようにし
て、ビデオ書き込み手段761〜764によってビデオ
データは、各ディスプレイ781〜784に渡されて表
示されることにより、始点座標(640,240)、ビ
デオ画像サイズ(1280×720)のビデオデータが
表示される。
【0117】以上のように、この実施の形態10によれ
ば、自画面管理装置からビデオ画像の表示領域情報をカ
ラーマップで得るので、それに合わせてビデオ画像をビ
デオ画像表示装置で表示することが可能となる効果が得
られる。
【0118】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、ビデ
オ画像が画面間にまたがった場合に複数のビデオデータ
を送る必要がなく、受信画面数が増加することによって
表示データの送信量が増加することがないので、受信画
面数の多い大画面ビデオ表示装置でも実現できる効果が
ある。
【0119】また、この発明によれば、ビデオ画像デー
タの表示に関係するビデオ表示処理装置のみをグループ
化しマルチキャスト送信するため、効率のよい通信をす
ることができる効果がある。
【0120】さらに、この発明によれば、ビデオ画像デ
ータの表示に関係するビデオ表示処理装置のみがビデオ
データの伸長と座標変換を行うので、関係のないビデオ
処理装置の負荷を減らすことができる効果がある。
【0121】さらに、この発明によれば、ビデオ表示処
理装置側で各々任意のサイズと任意の位置に同じビデオ
画像の表示することができる効果がある。
【0122】さらに、この発明によれば、無駄なデータ
の送信と関係のないビデオ表示処理装置の負荷を減らす
ことができる効果がある。
【0123】さらに、この発明によれば、自画面管理手
段から各々のビデオ表示処理部の表示領域情報を貰い、
それを自画面の座標系に変換し、ビデオ画像表示装置で
表示を行うことができる効果がある。
【0124】さらに、この発明によれば、自画面管理装
置からビデオ画像の表示領域情報をビットマップで得
て、それに合わせてビデオ画像をビデオ画像表示装置で
表示することができる効果がある。
【0125】さらに、この発明によれば、それに合わせ
てビデオ画像をビデオ画像表示装置で表示することがで
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1および実施の形態4
による大画面ビデオ表示装置を示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1および実施の形態4
による大画面ビデオ表示装置の大画面ビデオ表示方法を
示すフローチャートである。
【図3】 この発明の実施の形態2および実施の形態5
による大画面ビデオ表示装置を示す構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態2および実施の形態5
による大画面ビデオ表示装置の大画面ビデオ表示方法を
示すフローチャートである。
【図5】 この発明の実施の形態3および実施の形態6
による大画面ビデオ表示装置を示す構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態3および実施の形態6
による大画面ビデオ表示装置の大画面ビデオ表示方法を
示すフローチャートである。
【図7】 この発明の実施の形態7、実施の形態8、実
施の形態9および実施の形態10による大画面ビデオ表
示装置を示す構成図である。
【図8】 この発明の実施の形態7による大画面ビデオ
表示装置の大画面ビデオ表示方法のフローチャートであ
る。
【図9】 この発明の実施の形態8による大画面ビデオ
表示装置において、ビデオ画像する場合の大画面ビデオ
表示方法を示すフローチャートである。
【図10】 この発明の実施の形態8による大画面ビデ
オ表示装置におけるBitMap891から894を示
す構成図である。
【図11】 この発明の実施の形態9による大画面ビデ
オ表示装置の大画面ビデオ表示方法を示すフローチャー
トである。
【図12】 この発明の実施の形態10による大画面ビ
デオ表示装置において、ビデオ画像する場合の大画面ビ
デオ表示方法を示すフローチャートである。
【図13】 例えば特開平7−334647号公報で開
示された従来の大画面ビデオ表示装置を示す構成図であ
る。
【符号の説明】
11,21,31,71,111 ビデオデータ、1
2,22,32,72ビデオデー夕圧縮手段、13,2
4,33,73 ビデオデータ送信手段、14,25,
34,74 ビデオ表示制御部、23,331〜334
ビデオデータ選別手段、77 大画面管理手段、14
1〜144,241〜244,341〜344,741
〜744 圧縮ビデオデータ伸長手段、151〜15
4,251〜254,351〜354,751〜754
座標変換手段、161〜164,261〜264,3
61〜364,761〜764 ビデオ表示手段、17
1〜174,271〜274,371〜374,771
〜774,1171〜1174 ビデオ表示処理部、1
81〜184,281〜284,381〜384,78
1〜784 ディスプレイ、711〜714 自画面管
理手段、721〜724 表示領域伝達手段、891〜
894 BitMap(ビットマップ)、1091〜1
094 カラーコード。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 亀山 正俊 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 加藤 義幸 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大画面を構成する複数のディスプレイに
    各々接続されたビデオ表示処理部と、このビデオ表示処
    理部を制御するビデオ表示制御部を備えた大画面ビデオ
    表示装置において、 上記ビデオ表示制御部は、大画面ビデオ表示装置に表示
    するビデオデータを圧縮するビデオデー夕圧縮手段と、
    上記ビデオデータ圧縮手段により圧縮されたビデオデー
    タを一括同報で全ビデオ表示処理部に送信するビデオデ
    ータ送信手段を備え、 上記ビデオ表示処理部は、受信した圧縮ビデオデータを
    伸長する圧縮ビデオデータ伸長手段と、伸長されたビデ
    オデータを自ディスプレイの画面位置にあわせて座標変
    換を行う座標変換手段と、座標変換されたビデオデータ
    をフレームメモリに書き込むビデオ表示手段を備えるこ
    とを特徴とする大画面ビデオ表示装置。
  2. 【請求項2】 大画面を構成する複数のディスプレイに
    各々接続され、ビデオ表示制御部によりビデオ表示処理
    部を制御する大画面ビデオ表示装置の大画面ビデオ表示
    方法において、上記ビデオ表示制御部は、大画面ビデオ
    表示装置に表示するビデオデータを圧縮し、この圧縮さ
    れたビデオデータを一括同報で全ビデオ表示処理部に送
    信し、上記ビデオ表示処理部は、受信した圧縮ビデオデ
    ータを伸長し、この伸長されたビデオデータを自ディス
    プレイの画面位置にあわせて座標変換を行い、座標変換
    されたビデオデータをフレームメモリに書き込むことを
    特徴とする大画面ビデオ表示装置の大画面ビデオ表示方
    法。
  3. 【請求項3】 ビデオデータ圧縮手段により圧縮された
    ビデオデータに基づいて、関係するビデオ表示処理部の
    みをグループ化するビデオデータ選別手段と、上記関係
    するグループにのみ一括同報により送信するビデオデー
    タ送信手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の
    大画面ビデオ表示装置。
  4. 【請求項4】 ビデオデータ圧縮手段により圧縮された
    ビデオデータに基づいて、関係するビデオ表示処理部の
    みをグループ化し、上記関係するグループにのみ一括同
    報により送信することを特徴とする請求項2記載の大画
    面ビデオ表示装置の大画面ビデオ表示方法。
  5. 【請求項5】 ビデオデータ送信手段により一括同報で
    送信された圧縮ビデオデータを受信し、関係するビデオ
    表示処理部のみを圧縮ビデオデータ伸長手段へ出力する
    ビデオデータ選別手段を備えたことを特徴とする請求項
    1記載の大画面ビデオ表示装置。
  6. 【請求項6】 ビデオデータ送信手段により一括同報で
    送信された圧縮ビデオデータを受信し、関係するビデオ
    表示処理部のみを圧縮ビデオデータ伸長手段へ出力する
    ことを特徴とする請求項2記載の大画面ビデオ表示装置
    の大画面ビデオ表示方法。
  7. 【請求項7】 大画面を構成する複数のディスプレイに
    各々接続されたビデオ表示処理部と、このビデオ表示処
    理部を制御するビデオ表示制御部を備えた大画面ビデオ
    表示装置において、 上記ビデオ表示制御部は、大画面ビデオ表示装置に表示
    するビデオデータを圧縮するビデオデータ圧縮手段と、
    このビデオデータ圧縮手段により圧縮されたビデオデー
    タを全ビデオ表示処理部に各々送信するビデオデータ送
    信手段を備え、 上記ビデオ表示処理部は、受信した圧縮ビデオデータを
    伸長する圧縮ビデオデータ伸長手段と、伸長されたビデ
    オデータを自ディスプレイの画面位置にあわせて座標変
    換を行う座標変換手段と、座標変換されたビデオデータ
    をディスプレイに表示するビデオ表示手段を備えること
    を特徴とする大画面ビデオ表示装置。
  8. 【請求項8】 大画面を構成する複数のディスプレイに
    各々接続され、ビデオ表示制御部によりビデオ表示処理
    部を制御する大画面ビデオ表示装置の大画面ビデオ表示
    方法において、 上記ビデオ表示制御部は、大画面ビデオ表示装置に表示
    するビデオデータを圧縮し、この圧縮されたビデオデー
    タを全ビデオ表示処理部に各々送信し、 上記ビデオ表示処理部は、受信した圧縮ビデオデータを
    伸長し、この伸長されたビデオデータを自ディスプレイ
    の画面位置にあわせて座標変換を行い、この座標変換さ
    れたビデオデータをディスプレイに表示することを特徴
    とする大画面ビデオ表示装置の大画面ビデオ表示方法。
  9. 【請求項9】 ビデオデータ圧縮手段により圧縮された
    ビデオデータに基づいて、関係するビデオ表示処理部の
    みを選ぶビデオデータ選別手段と、このビデオデータ選
    別手段により選別されたビデオ表示処理部のみに各々送
    信するビデオデータ送信手段を備えたことを特徴とする
    請求項7記載の大画面ビデオ表示装置。
  10. 【請求項10】 ビデオデータ圧縮手段により圧縮され
    たビデオデータに基づいて、関係するビデオ表示処理部
    のみを選び、この選別されたビデオ表示処理部のみに各
    々送信することを特徴とする請求項8記載の大画面ビデ
    オ表示装置の大画面ビデオ表示方法。
  11. 【請求項11】 ビデオデータ送信手段により各々送信
    された圧縮ビデオデータを受信し関係するビデオ表示処
    理部のみを選択し圧縮ビデオデータ伸長手段へ送るビデ
    オデータ選別手段を備えたことを特徴とする請求項7記
    載の大画面ビデオ表示装置。
  12. 【請求項12】 ビデオデータ送信手段により各々送信
    された圧縮ビデオデータを受信し関係するビデオ表示処
    理部のみを選択し圧縮ビデオデータ伸長手段へ出力する
    ことを特徴とする請求項8記載の大画面ビデオ表示装置
    の大画面ビデオ表示方法。
  13. 【請求項13】 大画面を構成する複数のディスプレイ
    に各々接続されたビデオ表示処理部と、このビデオ表示
    処理部を制御するビデオ表示制御部と、大画面を構成す
    る複数のディスプレイに各々接続されビデオの枠やサイ
    ズなどの表示領域情報を管理する自画面管理手段と、こ
    の自画面管理手段から上記座標変換手段に上記表示領域
    情報を出力する表示領域伝達手段と、上記自画面管理手
    段を管理する大画面管理手段を備えたことを特徴とする
    請求項1または請求項3記載の大画面ビデオ表示装置。
  14. 【請求項14】 大画面を構成する複数のディスプレイ
    に各々接続されたビデオ表示処理部を制御し、大画面を
    構成する複数のディスプレイに各々接続されビデオの枠
    やサイズなどの表示領域情報を自画面管理手段により管
    理し、上記自画面管理手段から座標変換手段に上記表示
    領域情報を出力し、上記自画面管理手段を管理すること
    を特徴とする請求項2または請求項4記載の大画面ビデ
    オ表示装置の大画面ビデオ表示方法。
  15. 【請求項15】 自画面管理手段は、表示領域情報をビ
    ットマップにて座標変換手段に知らせることを特徴とす
    る請求項13記載の大画面ビデオ表示装置。
  16. 【請求項16】 自画面管理手段は、表示領域情報をビ
    ットマップにて座標変換手段に知らせることを特徴とす
    る請求項14記載の大画面ビデオ表示装置の大画面ビデ
    オ表示方法。
  17. 【請求項17】 自画面管理手段は、表示領域情報を座
    標区域にて座標変換手段に知らせることを特徴とする請
    求項13記載の大画面ビデオ表示装置。
  18. 【請求項18】 自画面管理手段は、表示領域情報を座
    標区域にて座標変換手段に知らせることを特徴とする請
    求項14記載の大画面ビデオ表示装置の大画面ビデオ表
    示方法。
  19. 【請求項19】 自画面管理手段は、表示領域情報をカ
    ラーコードにて座標変換手段に知らせることを特徴とす
    る請求項13記載の大画面ビデオ表示装置。
  20. 【請求項20】 自画面管理手段は、表示領域情報をカ
    ラーコードにて座標変換手段に知らせることを特徴とす
    る請求項14記載の大画面ビデオ表示装置の大画面ビデ
    オ表示方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007298550A (ja) * 2006-04-27 2007-11-15 Mitsubishi Electric Corp 大画面表示システム及びマルチキャスタ
CN100411006C (zh) * 2003-09-29 2008-08-13 台达电子工业股份有限公司 显示器的识别码设定系统、装置与其设定方法
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JP2015210289A (ja) * 2014-04-24 2015-11-24 三菱電機株式会社 マルチディスプレイシステム
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