JP5966110B1 - 履物用緩衝組成物及び履物用緩衝部材 - Google Patents
履物用緩衝組成物及び履物用緩衝部材 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5966110B1 JP5966110B1 JP2016500837A JP2016500837A JP5966110B1 JP 5966110 B1 JP5966110 B1 JP 5966110B1 JP 2016500837 A JP2016500837 A JP 2016500837A JP 2016500837 A JP2016500837 A JP 2016500837A JP 5966110 B1 JP5966110 B1 JP 5966110B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- styrene
- footwear
- ethylene
- block copolymer
- urethane
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A43—FOOTWEAR
- A43B—CHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
- A43B13/00—Soles; Sole-and-heel integral units
- A43B13/02—Soles; Sole-and-heel integral units characterised by the material
- A43B13/04—Plastics, rubber or vulcanised fibre
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/01—Hydrocarbons
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L53/00—Compositions of block copolymers containing at least one sequence of a polymer obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L53/02—Compositions of block copolymers containing at least one sequence of a polymer obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Compositions of derivatives of such polymers of vinyl-aromatic monomers and conjugated dienes
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
Description
(1)軽量性、透明な意匠性、緩衝性及び耐久性に優れた履物用緩衝組成物及び緩衝部材が得られる。
(2)履物の製造工程における接着性や耐熱性に優れるので、品質が安定し、生産性に優れる。
JIS K7136:2000に準拠して、ヘーズメーター(スガ試験機株式会社製ヘーズメーター、HZ−1)を用いて各試験片のヘイズ測定を行った。試験片としては、実施例及び比較例における各履物用緩衝組成物を縦50mm×横50mm×厚み3mmにそれぞれ成形したものを用いた。ヘイズ値が15%以下の場合を優良「○」、15%を超える場合を不可「×」とした。
JIS K6253に準拠するアスカー Cデュロメータ(SRIS 0101規格)を用いて、各試験片の硬度測定を行った。試験片としては、実施例及び比較例における各履物用緩衝組成物を縦60mm×横60mm×厚み12mmにそれぞれ成形したものを用いた。アスカーC50以下を良好「○」、50を超えた場合を不適「×」と判定した。
JIS K6252−1 B法に準拠し、実施例及び比較例における各履物用緩衝組成物を切り込み無しアングル形状(ダンベルB型)に形成した試験片5枚について、引っ張り試験機(株式会社島津製作所製オートグラフ(登録商標)、AT−100N)で引っ張り速度500mm/minにて破断に至る最大荷重値F[N]を測定し、試験片の厚さt[m]で除して引裂強さを算出した。試験片5枚の引裂強さの中央値を挟む2つの値の平均値を引裂強さ(kN/m)とした。引裂強さの値が6kN/m以上の場合を優良「○」、6kN/m未満の場合を不可「×」と判定した。
図3を用いて耐熱性の試験方法について説明する。実施例及び比較例における各履物用緩衝組成物を35mm×10mm×厚さ3mmの短冊状に成形し、耐熱性試験用の試験片を得た。図3(A)に示すように、試験片60を鉛直方向から30°傾斜させて、試験片60の片端30mm部分を露出させた状態で片梁状に試験片把持具61に取り付けた。この状態で試験片を治具と共にオーブン(ヤマト科学製 DKN602)内に入れ、温度85℃で10分間加熱した。加熱後、オーブンから治具ごと試験片60を取り出して室温まで冷却した。冷却後、図3(B)に示すように、側面視における試験片60の表面側の稜線について、試験片把持具61に固定されていた部分Pの直線状の稜線を延長した線と、試験片60が熱変形して湾曲した外側の自由端Qの接線との交差角度θt1を測定顕微鏡(ニコン社製MM−800/LFA)を用いて測定した。同様に、側面視における試験片60のもう一方の面(裏面)側の稜線について、試験片把持具61に固定されていた部分Pの直線状の稜線を延長した線と、試験片60が熱変形して湾曲した内側の自由端Qの接線との交差角度θt2を測定した。測定された交差角度θtのうち、測定値が大きい方を熱変形角度θtとした。熱変形角度θtが90°以下の場合を優良「○」、90°超〜125°の場合を良「△」、125°を超えた場合を不適「×」と判定した。
JIS K7136:2000に準拠して、ヘーズメーター(スガ試験機株式会社製ヘーズメーター、HZ−1)を用いて各試験片のヘイズ測定を行った。試験片としては、実施例及び比較例における各履物用緩衝組成物を縦50mm×横50mm×厚み3mmにそれぞれ成形し、その表面をウレタン系コート剤で処理したものを用いた。ヘイズ値が15%以下の場合を優良「○」、15%を超える場合を不可「×」とした。
JIS K6253に準拠するアスカー Cデュロメータ(SRIS 0101規格)を用いて、各試験片の硬度測定を行った。試験片としては、実施例及び比較例における各履物用緩衝組成物を縦60mm×横60mm×厚み12mmにそれぞれ成形し、その表面をウレタン系コート剤で処理したものを用いた。アスカーC50以下を良好「○」、50を超えた場合を不適「×」と判定した。
硬度試験に用いた試験片について、商品価値の観点から、目視にて、傷、気泡、曇り及びムラの有無を確認し、表面外観を評価した。傷、気泡、曇り及びムラが無い場合を優良「〇」、傷、気泡、曇り及びムラのうち、少なくとも一つが確認されるが商品価値が許容される場合を良「△」、商品価値が無い場合を不可「×」と判断した。
JIS K6854−3に準拠して、各試験片の剥離接着強さの測定を行った。図4及び図5を用いて剥離接着強さの試験方法について具体的に説明する。図4は試料片50の構成を概略的に示しており、図5は試料片の剥離接着強さ試験方法を図示している。図4に示す試料片50は次のようにして作製した。実施例及び比較例における各履物用緩衝組成物をストリップ状(幅20mm×長さ60mm×厚さ3mm)にそれぞれ成形し、ストリップ表面をウレタン系コート剤で処理して試験片51とした。この試験片51を同じくストリップ状に作製したウレタン片52(株式会社クラレ製 クラミロンU2195、幅20mm×長さ60mm×厚さ3mm)と接着剤53によって接着し、試料片50を得た。より詳しくは、試験片51及びウレタン片52の表面をメチルエチルケトン(MEK)に浸したキムワイプ(登録商標)で拭いた後、60℃で3分間乾燥させた。試験片51のウレタン系コート剤で処理された面及びウレタン片52の片面にプライマー(ノーテープ工業株式会社製、G−6626)を塗布し、60℃で5分間乾燥させた。その上に接着剤(ノーテープ工業株式会社製、No.4950)を塗布し、60℃で5分間乾燥した後、速やかに試験片51及びウレタン片52を貼り合わせた。試験片51側を上にした状態で載置し、ハンドローラにて2〜3kgf/cm2の力を加えて圧着させることによって、試料片50を得た。この試料片50を12時間養生した後、図5(A)及び(B)に示すように、引っ張り試験機(株式会社島津製作所製オートグラフ(登録商標)、AT−100N)により、試料片50の試験片51とウレタン片52とを剥離させ、剥離接着強さを測定した。なお、図5において、54は固定側引張り治具、55は可動側引張り治具である。ロードセルは1kN(100kgf)であり、試験スピードは50mm/分、固定側引張り治具54及び可動側引張り治具55間の初期間隙は20mmであった。
剥離接着強さ試験を行った後の各試料片の剥離状態について、目視または顕微鏡観察により、各試験片の接着状態を評価した。材料破壊(被着体破壊)が生じていた場合を「AF」とし、履物用緩衝組成物の成形体とウレタン系コート剤による保護層との界面で界面剥離が生じた場合を「IP1」とし、ウレタン系コート剤による保護層とウレタン片52(被着材)との界面で界面剥離が生じた場合を「IP2」とした。
実施例及び比較例におけるウレタン系コート剤をガラス板(平岡特殊硝子製作株式会社製 ソーダガラス:200mm×100mm×厚さ2.8mm)に塗布して室温で12時間以上静置後、70℃で2時間以上乾燥させ、次いで紫外線を照射(高圧水銀灯、積算光量2000mJ/cm2)して硬化させてからガラス板から剥離して、厚さ50μmのシートをそれぞれ形成した。このシートを一辺50mmの正方形状に切り取り、試験片とした。JIS K7136:2000に準拠して、ヘーズメーター(スガ試験機株式会社製ヘーズメーター、HZ−1)を用いて、各試験片のヘイズ測定を行った。ヘイズ値が15%以下の場合を優良「○」、15%を超える場合を不可「×」、として透明性を評価した。
実施例及び比較例におけるウレタン系コート剤をガラス板(平岡特殊硝子製作株式会社製 ソーダガラス:200mm×100mm×厚さ2.8mm)に塗布して室温で12時間以上静置後、70℃で2時間以上乾燥させ、次いで紫外線を照射(高圧水銀灯、積算光量2000mJ/cm2)して硬化させて、厚さ50μmのウレタン系コート剤を硬化させた保護層を試験片としてそれぞれ形成した。JIS K5600−5−4の引っかき硬度(鉛筆法)に準拠して、鉛筆硬度試験器(株式会社 安田精機製作所製 モデル553−M1、鉛筆:三菱鉛筆社製 Uni(登録商標)シリーズ)を用いて、試験片の硬度を測定した。鉛筆硬度が9B〜Fの場合を優良「○」、それ以外の場合を不可「×」と判定した。
実施例及び比較例におけるウレタン系コート剤をガラス板に塗布して室温で12時間以上静置後、70℃で2時間以上乾燥させ、次いで紫外線を照射(高圧水銀灯、積算光量2000mJ/cm2)して硬化させてからガラス板から剥離して、厚さ50μmのシートをそれぞれ形成した。このシートを3号ダンベル形状に切り取り、各試験片とした。JIS K6251に準拠し、各試験片3枚について、引っ張り試験機(株式会社島津製作所製オートグラフ(登録商標)、AT−100N)にて引張り速度500mm/minの条件での引張伸び(破断伸度)[%]を測定した。引張伸びの値が100%以上の場合を優良「○」、100%未満の場合を不可「×」と判定した。
有機溶剤としてエタノールとメチルエチルケトンのそれぞれに対する各試験片の耐溶剤性を評価した。実施例及び比較例におけるウレタン系コート剤をガラス板に塗布して室温で12時間以上静置後、70℃で2時間以上乾燥させ、次いで紫外線を照射(高圧水銀灯、積算光量2000mJ/cm2)して硬化させてからガラス板から剥離して、厚さ50μmのシートをそれぞれ形成して試験片とした。この試験片の重量M0を測定した後、有機溶剤に1分間浸漬してから取り出し、室温で12時間以上静置した。次いで70℃で2時間以上乾燥させた後の重量M1を測定した。そして、重量M0に対する重量M1の比率が90%以上の場合を耐溶剤性有りとした。メチルエチルケトンに対する耐溶剤性がある場合を優良「○」とし、メチルエチルケトンに対する耐溶剤性はないがエタノールに対する耐溶剤がある場合を良「△」と判定した。
以下の手順で本実施例の履物用緩衝組成物を製造し、その効果の評価を行った。表1に示すスチレン系熱可塑性エラストマー(A成分)のうち、SEBS(a1)として、スチレン含有量42%、重量平均分子量150000のSEBS(A104)を615g(20.5重量%)、アミン変性SEBS(a2)として、スチレン含有量30%、重量平均分子量67000のアミン変性SEBS(A201)を210g(7重量%)、SEEPS(a3)として、スチレン含有量30%、重量平均分子量85000のSEEPS(A301)を330g(11重量%)それぞれ個別に秤量した。次に、表1に示す軟化剤(B成分)のうち、重量平均分子量1200のパラフィンオイル(B103)を1845g(61.5重量%)秤量した。このパラフィンオイルのうち、1020g(34重量%)をa1成分に、210g(7重量%)をa2成分に、615g(20.5重量%)をa3成分に、それぞれ添加した。各ブロック共重合体とパラフィンオイルとを室温でそれぞれ混合した後、100℃で12時間加熱し、a1〜a3の各成分にパラフィンオイルをそれぞれ分散させた(予備分散工程)。パラフィンオイルを吸収させたa1〜a3のブロック共重合体を手攪拌でドライブレンドした後、バッチ式の二軸混練機(株式会社トーシン製 TD3‐10MDX型)で160〜180℃、回転数40rpmで15分間混練し(混練工程)、3kgの履物用緩衝組成物を得た。この組成物を上述した履物用緩衝組成物の各評価方法で用いる所定の試験片形状に150〜170℃の条件下で射出成形し、得られた試験片を用いて物性等の評価を行った。
履物用緩衝組成物の構成成分である、スチレン系熱可塑性エラストマー(A成分)と軟化剤(B成分)及びその配合比を以下表3に示すように夫々変更した以外は、実施例1と同様にして、各実施例の履物用緩衝組成物を得た。実施例1と同様に、得られた履物用緩衝組成物を用いて物性評価用の試験片を成形し、物性等の評価を行った。さらに、実施例1と同様にして、ウレタン系コート剤による保護層で被覆された履物用緩衝部材の試験片を作製し、物性等の評価を行った。
履物用緩衝組成物の構成成分である、スチレン系熱可塑性エラストマー(A成分)と軟化剤(B成分)及びその配合比を以下表4に示すように夫々変更した以外は、実施例1と同様にして、各実施例の履物用緩衝組成物を得た。実施例1と同様に、得られた履物用緩衝組成物を用いて物性評価用の試験片を成形し、物性等の評価を行った。さらに、実施例1と同様にして、ウレタン系コート剤による保護層で被覆された履物用緩衝部材の試験片を作製し、物性等の評価を行った。実施例9〜16の結果を表4に示す。
履物用緩衝組成物の構成成分である、スチレン系熱可塑性エラストマー(A成分)と軟化剤(B成分)及びその配合比を以下表5に示すように夫々変更した以外は、実施例1と同様にして、各実施例の履物用緩衝組成物を得た。実施例1と同様に、得られた履物用緩衝組成物を用いて物性評価用の試験片を成形し、物性等の評価を行った。さらに、実施例1と同様にして、ウレタン系コート剤による保護層で被覆された履物用緩衝部材の試験片を作製し、物性等の評価を行った。実施例17〜24の結果を表5に示す。
スチレン系熱可塑性エラストマー(A成分)と軟化剤(B成分)及びその配合比を以下表6に示すように夫々変更した以外は、実施例1と同様にして、各比較例の組成物を得た。実施例1と同様に、得られた組成物を用いて物性評価用の試験片を成形し、物性等の評価を行った。さらに、実施例1と同様にして、ウレタン系コート剤による保護層で被覆された緩衝部材の試験片を作製し、物性等の評価を行った。比較例1〜4の結果を表6に示す。
スチレン系熱可塑性エラストマー(A成分)と軟化剤(B成分)及びその配合比を以下表7に示すように夫々変更した以外は、実施例1と同様にして、各比較例の組成物を得た。実施例1と同様に、得られた組成物を用いて物性評価用の試験片を成形し、物性等の評価を行った。さらに、実施例1と同様にして、ウレタン系コート剤による保護層で被覆された緩衝部材の試験片を作製し、物性等の評価を行った。比較例5〜10の結果を表7に示す。
以下の手順で本実施例のウレタン系コート剤からなる保護層及びこの保護層でコートされた履物用緩衝部材を製造し、その効果の評価を行った。表2に示すウレタン系コート剤の構成成分のうち、ウレタンエマルジョン液(c1及びc4)としてポリカーボネート系ウレタン(C101)、光重合開始剤(c2)としてアルキルフェノン系とベンゾフェノン系の混合物(C201)、増粘剤(c3)としてエタノール(C301)を用い、以下表8に示す配合比にてよく混合し、本実施例のウレタン系コート剤を得た。得られたウレタン系コート剤をガラス板に塗布して、上述した保護層の各評価方法で用いる所定の試験片を作製し、得られた試験片を用いて物性等の評価を行った。他方、上記実施例1〜24で得られた履物用緩衝組成物について、上述したウレタン系コート剤による保護層で被覆された履物用緩衝部材の各評価方法で用いる所定の試験片形状に、150〜170℃の条件下でそれぞれ射出成型して各成形体を得た。得られた各成形体表面にプライマー剤(ノーテープ工業株式会社製、G−6626)を塗布し、70℃で乾燥させて略15μmのプライマー処理層を形成した。本実施例で得たウレタン系コート剤を各成形体のプライマー処理層上に塗布し、室温で20分及び70℃で7分乾燥させ、次いで紫外線を照射(高圧水銀灯、積算光量2000mJ/cm2)して硬化させ、ウレタン系コート剤による保護層で被覆された履物用緩衝部材の試験片を得た。この試験片を用いて物性等の評価を行った。
ウレタン系コート剤の配合を以下表8に示すように夫々変更した以外は、実施例25と同様にして、各実施例のウレタン系コート剤を得た。実施例25と同様に、得られたウレタン系コート剤を用いて物性評価用の試験片を成形し、物性等の評価を行った。さらに、実施例25と同様にして、実施例1〜24で得られた履物用緩衝組成物の成形体を用いて、ウレタン系コート剤による保護層で被覆された履物用緩衝部材の試験片を作製し、物性等の評価を行った。
ウレタン系コート剤の配合を以下表9に示すように夫々変更した以外は、実施例25と同様にして、各実施例のウレタン系コート剤を得た。実施例25と同様に、得られたウレタン系コート剤を用いて物性評価用の試験片を成形し、物性等の評価を行った。さらに、実施例25と同様にして、実施例1〜24で得られた履物用緩衝組成物の成形体を用いて、ウレタン系コート剤による保護層で被覆された履物用緩衝部材の試験片を作製し、物性等の評価を行った。実施例34〜37の結果を表9に示す。
ウレタン系コート剤の配合を以下表10に示すように夫々変更した以外は、実施例25と同様にして、各比較例のウレタン系コート剤を得た。実施例25と同様に、得られたウレタン系コート剤を用いて物性評価用の試験片を成形し、物性等の評価を行った。さらに、実施例25と同様にして、実施例1〜24で得られた履物用緩衝組成物の成形体を用いて、ウレタン系コート剤による保護層で被覆された緩衝部材の試験片を作製し、物性等の評価を行った。比較例11〜15の結果を表10に示す。
実施例1において、予備分散工程でスチレン系熱可塑性エラストマー(A)を構成する成分a1〜a3それぞれに対して個々に吸収させる軟化剤(B)の分配割合を表11の通りとした以外は、実施例1と同様にして各実施例の履物用緩衝組成物を得た。表11中におけるBi/ai(ここでi=1,2,3)の値は、a1〜a3の各成分に対する軟化剤(B)の配合割合を示している。また、表中のMFRは190℃における各a1〜a3成分の溶融粘度(メルトマスフローレート、JIS K7210−1B法)であり、軟化剤(B)を分散させる前(処理前)と分散させた後(処理後)のa1〜a3成分それぞれの溶融粘度を測定した。また、分散処理後の溶融粘度(MFR)について、a1〜a3成分のうち、最も高い値の成分と最も低い値の成分の溶融粘度の差を算出した。得られた履物用緩衝組成物を用いて、混練工程後の組成物の分散性(外観)について評価を行った。分散性の評価は目視による外観評価とし、分散が不十分な不均一相が無い場合を良好「○」、不均一相を含んでいたり白濁して透明性が著しく悪い場合を不適「×」とした。また、この履物用緩衝組成物を上述した履物用緩衝組成物の各評価方法で用いる所定の試験片形状に150〜170℃の条件下で射出成形し、得られた試験片を用いて物性等の評価を行った。さらに、実施例1と同様にして、ウレタン系コート剤による保護層で被覆された履物用緩衝部材の試験片を作製し、接着性の評価を行った。
実施例1において、スチレン系熱可塑性エラストマー(A)を構成する成分a1〜a3をよく混合してから、その混合物に対して軟化剤(B)を添加して分散させた以外は、実施例1と同様にして、実施例1と同様にして本比較例の組成物を得た。すなわち、本比較例では、軟化剤(B)を予めスチレン系熱可塑性エラストマー(A)を構成する成分a1〜a3に分散させる工程(予備分散工程)を経ていない。実施例38〜40と同様に、得られた組成物を用いて混練工程後の組成物の分散性(外観)について評価を行った。また、この組成物を上述した履物用緩衝組成物の各評価方法で用いる所定の試験片形状に150〜170℃の条件下で射出成形し、得られた試験片を用いて物性等の評価を行った。さらに、実施例1と同様にして、ウレタン系コート剤による保護層で被覆された緩衝部材の試験片を作製し、接着性の評価を行った。
10、11 履物用緩衝部材
10a 接着性を向上させる必要のある部分
2 プライマー処理層
3 保護層
40 スポーツシューズ
41 ソール部の踵部
42 ソール部の側縁部
50 試料片
51 試験片(実施例又は比較例の緩衝部材)
52 ウレタン片
53 接着剤
54 固定側引張り治具
55 可動側引張り治具
60 試験片(耐熱性試験用)
61 試験片把持具
62 治具(支持アーム)
θt 交差角度(熱変形角度)
P 試験片60の試験片把持具61に固定されている部分
Q 熱変形した試験片60の自由端部分
Claims (12)
- スチレン系熱可塑性エラストマー(A)及び軟化剤(B)を含有する組成物であって、
前記スチレン系熱可塑性エラストマー(A)が、少なくとも、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレンブロック共重合体(a1)、アミン変性スチレン−エチレン−ブチレン−スチレンブロック共重合体(a2)及びスチレン−エチレン−エチレン−プロピレン−スチレンブロック共重合体(a3)を含有してなり、
前記a1〜a3のブロック共重合体の重量平均分子量Mwは、それぞれ50000〜200000であり、
前記スチレン−エチレン−ブチレン−スチレンブロック共重合体(a1)又は前記アミン変性スチレン−エチレン−ブチレン−スチレンブロック共重合体(a2)のスチレン含有量が、20〜55重量%であり、
前記a1〜a3のブロック共重合体の配合割合が、重量比で、a2/(a1+a2+a3)=0.08〜0.8かつ、a3/a1=0.35〜3.5であり、
前記スチレン系熱可塑性エラストマー(A)と軟化剤(B)の配合割合が、重量比で、B/(A+B)=0.5〜0.7であることを特徴とする履物用緩衝組成物。 - 前記軟化剤(B成分)は、分子量が400〜1200のパラフィン系オイルであることを特徴とする請求項1に記載の履物用緩衝組成物。
- 少なくとも、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレンブロック共重合体(a1)、アミン変性スチレン−エチレン−ブチレン−スチレンブロック共重合体(a2)及びスチレン−エチレン−エチレン−プロピレン−スチレンブロック共重合体(a3)を含むスチレン系熱可塑性エラストマー(A)と、軟化剤(B)を含有し、
前記a1〜a3のブロック共重合体の重量平均分子量Mwが、それぞれ50000〜200000であり、
前記スチレン−エチレン−ブチレン−スチレンブロック共重合体(a1)又は前記アミン変性スチレン−エチレン−ブチレン−スチレンブロック共重合体(a2)のスチレン含有量が、20〜55重量%であり、
前記a1〜a3のブロック共重合体の配合割合が、重量比で、a2/(a1+a2+a3)=0.08〜0.8かつ、a3/a1=0.35〜3.5であり、
前記スチレン系熱可塑性エラストマー(A)と軟化剤(B)の配合割合が、重量比で、B/(A+B)=0.5〜0.7である履物用緩衝組成物を成形してなる履物用緩衝部材であって、
ヘイズ値(JIS K7136:2000準拠)が15%以下であり、硬度がアスカーC50以下(SRIS 0101規格)であることを特徴とする履物用緩衝部材。 - 前記軟化剤(B成分)は、分子量が400〜1200のパラフィン系オイルであることを特徴とする請求項3に記載の履物用緩衝部材。
- 少なくとも一部の表面が直接またはプライマー処理層を介して、ウレタン系コート剤により形成された、鉛筆硬度が9B〜Fの略透明の保護層で被覆されていることを特徴とする請求項3又は4に記載の履物用緩衝部材。
- 請求項3〜5のいずれか1項に記載の履物用緩衝部材がソールに配置されていることを特徴とする履物。
- 前記履物用緩衝部材は外部から視認可能な状態で配置されていることを特徴とする請求項6に記載の履物。
- 前記a1〜a3のブロック共重合体の少なくとも1成分に、予め軟化剤(B)を分散させる予備分散工程と、
前記予備分散工程を経たa1〜a3のブロック共重合体を混合し、加熱混練させる混練工程を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の履物用緩衝組成物の製造方法。 - 前記予備分散工程における前記軟化剤(B)の分散は、前記a1〜a3のブロック共重合体の各成分に対してそれぞれ行われ、同一温度における溶融粘度が高い成分ほど、単位重量当たりの軟化剤(B)の配合量を多くすることを特徴とする請求項8に記載の履物用緩衝組成物の製造方法。
- 前記予備分散工程における前記軟化剤(B)の分散は、前記a1〜a3のブロック共重合体の各成分に対してそれぞれ行われ、
前記a1〜a3のブロック共重合体の各成分に対する前記軟化剤(B)の分散は、前記軟化剤(B)が分散された状態における各成分の溶融粘度(メルトマスフローレート、MFR:JIS K7210−1B法 190℃、で表わした値)について、最も高い成分と最も低い成分の溶融粘度の差が、108(g/10min)以下となるように軟化剤(B)の配合量を調整することを特徴とする請求項8に記載の履物用緩衝組成物の製造方法。 - 請求項1又は2に記載の履物用緩衝組成物を成形して成形体を得る工程と、
前記成形体の少なくとも一部の表面にプライマー剤を塗布してプライマー処理層を形成する工程と、
前記プライマー処理層が形成された部分にウレタン系コート剤を塗布する工程と、
前記ウレタン系コート剤を硬化させて保護層を形成する工程とを有し、
前記ウレタン系コート剤は、光硬化型コート剤であって、反応性カーボネート系ウレタン(c1)と光重合開始剤(c2)と増粘剤(c3)と水(c4)とを含有し、
前記反応性カーボネート系ウレタン(c1)に対する前記光重合開始剤(c2)の配合割合c2/c1は、重量比で、0.01〜0.1であり、
前記反応性カーボネート系ウレタン(c1)に対する前記水(c4)の配合割合c4/c1は、重量比で、1.9〜3.0であることを特徴とする履物用緩衝部材の製造方法。 - 前記ウレタン系コート剤における前記増粘剤(c3)は、脂肪族アルコール、グリコール及びエチレングリコールモノエチルエーテルからなる群から選ばれる少なくとも1つの化合物であり、
前記反応性カーボネート系ウレタン(c1)に対する前記増粘剤(c3)の配合割合c3/c1は、重量比で、0.3〜3.5であることを特徴とする請求項11に記載の履物用緩衝部材の製造方法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP2015/077138 WO2017051473A1 (ja) | 2015-09-25 | 2015-09-25 | 履物用緩衝組成物及び履物用緩衝部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP5966110B1 true JP5966110B1 (ja) | 2016-08-10 |
JPWO2017051473A1 JPWO2017051473A1 (ja) | 2017-09-21 |
Family
ID=56692761
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016500837A Active JP5966110B1 (ja) | 2015-09-25 | 2015-09-25 | 履物用緩衝組成物及び履物用緩衝部材 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5966110B1 (ja) |
CN (1) | CN108024591B (ja) |
WO (1) | WO2017051473A1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018025332A1 (ja) * | 2016-08-02 | 2018-02-08 | 株式会社タイカ | 履物用緩衝組成物及び履物用緩衝部材 |
US11261320B2 (en) | 2019-08-06 | 2022-03-01 | Asics Corporation | Injection molded article and shoe |
WO2022163170A1 (ja) | 2021-01-28 | 2022-08-04 | 株式会社アシックス | 射出成形品および靴 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6906114B2 (ja) * | 2018-11-19 | 2021-07-21 | 株式会社アシックス | 靴底用部材、靴、及び、靴底用部材の製造方法 |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09207149A (ja) * | 1996-02-02 | 1997-08-12 | Suzuki Sogyo Co Ltd | 立体形状物品に対する凹凸成形方法並びにこの方法に使用される自変形成形型 |
JP2002348432A (ja) * | 2001-05-25 | 2002-12-04 | Aron Kasei Co Ltd | エラストマー組成物およびキャビネット |
JP2004083622A (ja) * | 2002-08-22 | 2004-03-18 | Jsr Corp | ゴム組成物及びその製造方法並びにゴム成形品及びその製造方法 |
JP2006083323A (ja) * | 2004-09-17 | 2006-03-30 | Riken Technos Corp | 射出成形用熱可塑性エラストマー組成物 |
JP2007222545A (ja) * | 2006-02-27 | 2007-09-06 | Taika:Kk | 作用状態を可視化した緩衝部材並びにその製造方法並びに作用状態を可視化した緩衝部材が組み込まれた要緩衝機材 |
JP2009056007A (ja) * | 2007-08-30 | 2009-03-19 | Asics Corp | 靴底用の緩衝パーツ並びにこのものを具えた靴 |
JP2010047675A (ja) * | 2008-08-20 | 2010-03-04 | Sakuranomiya Kagaku Kk | ポリウレタン、ポリウレタンの製造方法、およびポリウレタンを用いた製品 |
US20110143112A1 (en) * | 2009-12-15 | 2011-06-16 | Teknor Apex Company | Thermoplastic elastomer with desirable grip especially during wet conditions |
WO2014123163A1 (ja) * | 2013-02-06 | 2014-08-14 | 株式会社クラレ | 熱可塑性重合体組成物、シューズおよびアウターソール |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6908662B2 (en) * | 1996-02-14 | 2005-06-21 | Edizone, Lc | Squeezable cushions with relief |
JP2003253085A (ja) * | 2001-12-28 | 2003-09-10 | Showa Wanisu Kk | 成型材料組成物とその製造方法 |
JP2005089656A (ja) * | 2003-09-18 | 2005-04-07 | Mitsubishi Chemicals Corp | スチレン系熱可塑性エラストマー組成物 |
JP4822735B2 (ja) * | 2005-04-14 | 2011-11-24 | 株式会社タイカ | 機能顕示を兼ねた装飾部材並びにその製造方法並びに機能顕示を兼ねた装飾部材が組み込まれた要緩衝機材 |
US20100000123A1 (en) * | 2008-07-03 | 2010-01-07 | Shuo-Hsiu Johnny Chang | Hygienic footwear cushion and the method of manufacturing the same |
FR2990157B1 (fr) * | 2012-05-03 | 2014-04-25 | Michelin & Cie | Objet pneumatique pourvu d'une couche etanche aux gaz a base d'un elastomere thermoplastique et d'une charge lamellaire |
FR2993816B1 (fr) * | 2012-07-30 | 2014-08-08 | Michelin & Cie | Stratifie multicouche pour pneumatique |
CN104231518A (zh) * | 2014-09-12 | 2014-12-24 | 南通普力马弹性体技术有限公司 | 热塑性苯乙烯类弹性体材料及其制备方法 |
-
2015
- 2015-09-25 CN CN201580083123.9A patent/CN108024591B/zh active Active
- 2015-09-25 JP JP2016500837A patent/JP5966110B1/ja active Active
- 2015-09-25 WO PCT/JP2015/077138 patent/WO2017051473A1/ja active Application Filing
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09207149A (ja) * | 1996-02-02 | 1997-08-12 | Suzuki Sogyo Co Ltd | 立体形状物品に対する凹凸成形方法並びにこの方法に使用される自変形成形型 |
JP2002348432A (ja) * | 2001-05-25 | 2002-12-04 | Aron Kasei Co Ltd | エラストマー組成物およびキャビネット |
JP2004083622A (ja) * | 2002-08-22 | 2004-03-18 | Jsr Corp | ゴム組成物及びその製造方法並びにゴム成形品及びその製造方法 |
JP2006083323A (ja) * | 2004-09-17 | 2006-03-30 | Riken Technos Corp | 射出成形用熱可塑性エラストマー組成物 |
JP2007222545A (ja) * | 2006-02-27 | 2007-09-06 | Taika:Kk | 作用状態を可視化した緩衝部材並びにその製造方法並びに作用状態を可視化した緩衝部材が組み込まれた要緩衝機材 |
JP2009056007A (ja) * | 2007-08-30 | 2009-03-19 | Asics Corp | 靴底用の緩衝パーツ並びにこのものを具えた靴 |
JP2010047675A (ja) * | 2008-08-20 | 2010-03-04 | Sakuranomiya Kagaku Kk | ポリウレタン、ポリウレタンの製造方法、およびポリウレタンを用いた製品 |
US20110143112A1 (en) * | 2009-12-15 | 2011-06-16 | Teknor Apex Company | Thermoplastic elastomer with desirable grip especially during wet conditions |
WO2014123163A1 (ja) * | 2013-02-06 | 2014-08-14 | 株式会社クラレ | 熱可塑性重合体組成物、シューズおよびアウターソール |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018025332A1 (ja) * | 2016-08-02 | 2018-02-08 | 株式会社タイカ | 履物用緩衝組成物及び履物用緩衝部材 |
JP6474535B2 (ja) * | 2016-08-02 | 2019-02-27 | 株式会社タイカ | 履物用緩衝組成物及び履物用緩衝部材 |
JPWO2018025332A1 (ja) * | 2016-08-02 | 2019-03-14 | 株式会社タイカ | 履物用緩衝組成物及び履物用緩衝部材 |
US11261320B2 (en) | 2019-08-06 | 2022-03-01 | Asics Corporation | Injection molded article and shoe |
WO2022163170A1 (ja) | 2021-01-28 | 2022-08-04 | 株式会社アシックス | 射出成形品および靴 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPWO2017051473A1 (ja) | 2017-09-21 |
CN108024591B (zh) | 2019-03-15 |
CN108024591A (zh) | 2018-05-11 |
WO2017051473A1 (ja) | 2017-03-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5966110B1 (ja) | 履物用緩衝組成物及び履物用緩衝部材 | |
EP3287264B1 (en) | Shaping filament for material extrusion type three-dimensional printer, and process for producing shaped object | |
EP4031608B1 (en) | A cushioning element for an article of footwear | |
KR101104252B1 (ko) | 비자외선 접착이 가능한 신발 중창용 발포체 컴파운드 조성물 및 이를 이용한 신발 중창용 발포체의 제조방법 | |
CA2417107C (en) | Dynamically crosslinked composition of a block copolymer and polyolefin | |
KR101508761B1 (ko) | 광학 필름용 조성물 및 이로부터 제조된 광학 필름 | |
JP6474535B2 (ja) | 履物用緩衝組成物及び履物用緩衝部材 | |
JP2016199663A (ja) | 紫外線硬化型粘着剤組成物および粘着シート | |
EP3797628B1 (en) | Injection-molded article and shoes | |
EP3037465B1 (en) | Compositions made from plasticized thermoplastic polyurethanes | |
JP2023112834A (ja) | 履物用緩衝部材の製造方法 | |
JP7012368B2 (ja) | 熱溶解積層型3次元プリンタ用組成物 | |
JP7284984B2 (ja) | 熱可塑性樹脂組成物及び緩衝部材 | |
KR100354425B1 (ko) | 신발용 충격 흡수성 발포체의 제조방법 | |
JP2021147545A (ja) | 熱可塑性樹脂組成物及び緩衝部材 | |
JP6827673B2 (ja) | 車両用内装表皮材 | |
JP5576628B2 (ja) | 貼付剤用支持体および貼付剤 | |
JP2019052221A (ja) | 樹脂組成物、硬化被膜、被膜付き基材およびその製造方法、ならびに基材に対する防曇処理方法 | |
JP2017171823A (ja) | 熱可塑性エラストマー組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160506 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20160602 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160704 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5966110 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |