JP5964612B2 - リアクトルユニット - Google Patents

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Description

本発明は、複数のリアクトルを備えるリアクトルユニットに関する。
ハイブリッド自動車や電気自動車等には直流電圧を昇圧又は降圧するDC/DCコンバータが備えられている。DC/DCコンバータにはスイッチング素子、スイッチングトランス、リアクトル等が搭載されている。近年、この種のDC/DCコンバータはスイッチング動作の高周波化が進められており、高周波化に伴うスイッチング損失の増加が課題となっている。そこで、スイッチング損失を低減させるソフトスイッチング技術の適用が提案されている。例えば特許文献1に、ソフトスイッチング技術を適用することによりスイッチング損失の低減を達成可能なリアクトルユニットが記載されている。
特許文献1に記載のリアクトルユニットは、平滑用リアクトル及び共振用リアクトルを備えている。特許文献1では、平滑用リアクトルと共振用リアクトルとを同じケース内に並設して端子台を共用化することにより、リアクトルユニットの小型化を試みている。
特開2010−45109号公報
特許文献1に記載されているように、複数のリアクトルを搭載したリアクトルユニットには小型化の要請が恒常的にある。本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、小型化設計に有利なリアクトルユニットを提供することである。
本発明の一形態に係るリアクトルユニットは、第一のリアクトルと第二のリアクトルを備えている。第一のリアクトルは閉磁路構造であり、閉磁路コアと、閉磁路コアの一部の外周面の周囲を覆う第一のコイルを有している。また、第二のリアクトルは開磁路構造であり、第二のコイルを有しており、第一のコイルの外側に位置する、閉磁路コアの露出コア部分に隣接し、かつ露出コア部分に対し、第二のリアクトルで発生した磁束が露出コア部分を貫く向きで配置されている。
本発明の一形態によれば、閉磁路コアの露出コア部分が第二のリアクトルで発生する磁束の磁路の一部をなすため、磁路長が第二のリアクトル単体における磁路長と比べて短くなる。そのため、第二のリアクトルのインダクタンスが増加する。すなわち、本発明の一形態によれば、第二のリアクトルを開磁路構造としたことにより小型化設計に有利であると共に、開磁路構造としたことによる欠点(閉磁路構造と比べて磁路長が長くなることによりインダクタンスが低下する欠点)が第一のリアクトルと第二のリアクトルとの適切なレイアウトにより補われる。
第二のリアクトルは例えば空芯コイルである。
また、第二のリアクトルは開磁路コアを備えた構成としてもよい。この場合、開磁路コアは、例えば外周面の略全体が第二のコイルにより覆われている。
また、閉磁路コアは、平行に並ぶ一対の直線コア部分と、一対の直線コア部分の一端同士を連結する一対の連結コア部分とを有する環状のコアとしてもよい。この場合、第一のコイルは、例えば一対の直線コア部分の外周面の周囲を覆う一対のコイルを有しており、第二のリアクトルは、例えば一対の連結コア部分の一方に隣接し、かつ第二のコイルの巻軸方向が該隣接する連結コア部分を貫く(連結コア部分と交差する)向きで配置されている。
また、閉磁路コアは、平行に並ぶ三本の直線コア部分と、三本の直線コア部分の一端同士を連結する一対の連結コア部分とを有する略日の字のコアとしてもよい。この場合、第一のコイルは、例えば三本の直線コア部分のうち中央に並ぶ直線コア部分の外周面の周囲を覆っている。また、第二のリアクトルは、一対の連結コア部分の一方に隣接し、かつ第二のコイルの巻軸方向が該隣接する連結コア部分を貫く(連結コア部分と交差する)向きで配置されてもよく、又は、三本の直線コア部分のうち外側に並ぶ二本の直線コア部分の一方に隣接し、かつ第二のコイルの巻軸方向が該隣接する直線コア部分を貫く(連結コア部分と交差する)向きで配置されてもよい。
また、本発明の一形態に係るリアクトルユニットは、第一のリアクトルと第二のリアクトルとを収容する収容ケースを備えた構成としてもよい。
また、本発明の一形態に係るリアクトルユニットは、収容ケースの内壁面と、内壁面と対向する第二のリアクトルとの間隔をD1と定義し、第二のリアクトルと、第二のリアクトルと対向する露出コア部分との間隔をD2と定義した場合に、次式
D2≦D1
を満たす構成としてもよい。
本発明によれば、小型化設計に有利なリアクトルユニットが提供される。
本発明の実施形態のリアクトルユニットの斜視図である。 本発明の実施形態のリアクトルユニットの分解斜視図である。 本発明の実施形態のリアクトルユニットに備えられる収容ケース内に収容されている内蔵物の斜視図である。 図3に示される内蔵物が収容ケース内に収容されている状態を示す断面図である。 本発明の実施形態のリアクトルユニットの変形例における昇圧用リアクトル及び共振用リアクトルの構成を示す図である。 本発明の実施形態のリアクトルユニットの変形例における昇圧用リアクトル及び共振用リアクトルの構成を示す図である。 本発明の実施形態のリアクトルユニットの変形例における昇圧用リアクトル及び共振用リアクトルの構成を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態のリアクトルユニットについて説明する。
図1、図2はそれぞれ、本実施形態のリアクトルユニット1の斜視図、分解斜視図である。本実施形態のリアクトルユニット1は、例えばハイブリッド自動車や電気自動車等で使用される共振型昇降圧コンバータに搭載されるものであり、図1及び図2に示されるように、収容ケース10を備えている。図3は、収容ケース10内に収容されている内蔵物の斜視図である。また、図4は、図3に示される内蔵物が収容ケース10内に収容されている状態を示す断面図である。以下の説明においては、図1における、リアクトルユニット1の奥行き方向をX方向と定義し、X方向と直交する幅方向をY方向と定義し、X、Y方向の二方向と直交する高さ方向をZ方向と定義する。なお、リアクトルユニット1を使用する際には、リアクトルユニット1をどの方向に向けて配置してもよい。
図1〜図4に示されるように、リアクトルユニット1は、昇圧用リアクトル100を備えている。昇圧用リアクトル100は、昇圧用コイル110及び閉磁路コア120を備えている。昇圧用コイル110は、同一構造の直線コイル部112、114を平行に並べて一端同士を連結線(不図示)で連結した構成を有している。直線コイル部112、114は、例えば平角線を一巻き当たり4箇所で直角方向に折り曲げて正方形状に巻いたエッジワイズ空芯コイルである。
閉磁路コア120は、平行に並ぶ一対の直線コア部分122と、一対の直線コア部分122の一端同士を連結する一対の連結コア部分124とを有する環状のコアであり、例えば、一対のU字型コアの脚部先端面同士を所定のギャップ部材(直線コイル部112、114により図面上不可視)を介して突き合わせて接着剤で貼り合わせたものである。説明を加えると、一対のU字型コアの各脚部は、対応する直線コイル部112、114内部に挿置されて、直線コイル部112、114内部で先端面同士が突き合わせられている。これにより、閉磁路コア120のうち一対の直線コア部分122の外周面の周囲がそれぞれ、直線コイル部112、114によって覆われた状態となり、一対の連結コア部分124の略全体が直線コイル部112、114の外側に位置する状態となる。以下、説明の便宜上、閉磁路コア120のうち直線コイル部112、114の外側に位置するコア部分を「露出コア部分126」と記す。なお、ギャップ部材は、例えば非磁性体(アルミナ等の各種セラミックスや樹脂等)の板材である。また、閉磁路コア120は、圧粉磁心からなる磁性粉末成形体であるが、電磁鋼板やフェライト磁心等で形成されてもよい。
本実施形態では、閉磁路コア120と直線コイル部112及び114との電気的絶縁を担保するため、一対の直線コア部分122と直線コイル部112及び114との間に樹脂製の絶縁ボビン130が取り付けられている。絶縁ボビン130の両端部には一対の金属ステイ132が埋設されている。各金属ステイ132の両端部には、固定用穴132aが形成されている。
また、リアクトルユニット1は、共振用リアクトル200を備えている。共振用リアクトル200は、共振用コイル210及びコイル保持体220を備えている。共振用コイル210も直線コイル部112及び114と同じく、例えば平角線を一巻き当たり4箇所で直角方向に折り曲げて正方形状に巻いたエッジワイズ空芯コイルである。共振用リアクトル200はコアレスであり、磁気回路が共振用コイル210のみで構成される開磁路構造となっている。コイル保持体220は、共振用コイル210の一部を外装する樹脂成形品であり、共振用コイル210と他の部品との間に介在することにより、共振用コイル210と他の部品との電気的絶縁を担保している。
収容ケース10は、例えば、熱伝導性が高く軽量な金属(例えばアルミニウムなどの非磁性金属)で形成されており、上面が開口する略直方体形状を有している。収容ケース10内には略直方体の収容スペース12、14が並べて形成されている。昇圧用リアクトル100は収容スペース12に収容され、一対の金属ステイ132の各固定用穴132aに通された計二対のボルト140によって収容スペース12に固定される。また、共振用リアクトル200は収容スペース14に収容され、収容スペース14を規定する収容ケース10の内壁部とコイル保持体220との接着により、収容ケース10に対して固定される。
昇圧用リアクトル100及び共振用リアクトル200と収容ケース10との隙間には、充填剤が充填される。充填剤には、昇圧用リアクトル100及び共振用リアクトル200の放熱性能を確保する作用がある。また、昇圧用リアクトル100及び共振用リアクトル200から収容ケース10への振動伝搬を軽減する作用もある。
また、収容ケース10の上面には、ボルト310により端子台300が取り付けられる。端子台300は、一対の昇圧用バスバー320及び一対の共振用バスバー330を備えている。一対の昇圧用バスバー320の各々は、直線コイル部112、114のリード部112L、114Lと接合され又は結合(例えば溶接等)され、一対の共振用バスバー330の各々も同様に、共振用コイル210のリード部210Ls、210Leと接合等される。
共振用リアクトル200が収容スペース14に挿置されると、共振用コイル210は、コイル保持体220を介して閉磁路コア120の露出コア部分126と隣接し、かつ巻軸方向(X方向であり、図4においては便宜上「AX方向」と記す。)がこの露出コア部分126の長手方向(Y方向)と直交する向きで、収容スペース14内に位置決めされる。別の側面では、共振用コイル210は、共振用コイル210の空芯部と露出コア部分126とが隣接し、かつ露出コア部分126に対し、共振用コイル210への通電時に空芯部を流れる誘導磁束が露出コア部分126を貫く向きで、収容スペース14内に位置決めされる。すなわち、共振用コイル210による誘導磁束は、露出コア部分126を通過する。このように、露出コア部分126を共振用リアクトル200で発生する磁束の磁路として利用することにより、磁路長が共振用コイル210単体における磁路(つまりコアが磁路に一切含まれない場合)の長さと比べて短くなる。そのため、共振用リアクトル200のインダクタンスが増加する。
説明を加えると、図4に示されるように、共振用コイル210と露出コア部分126とは、共振用コイル210の巻軸方向(AX方向)を流れる誘導磁束が露出コア部分126の側面と直交する位置関係で配置されている。このように、誘導磁束が露出コア部分126の側面に対して直交貫通して露出コア部分126の内部を流れるように、共振用コイル210と露出コア部分126との位置関係を規定することにより、露出コア部分126の内部により多くの誘導磁束を流すことができ、共振用リアクトル200のインダクタンスを効率的に上昇させることができる。
また、図4において、共振用コイル210による誘導磁束と直交する露出コア部分126の側面は平面であるが、別の形態では当該側面が曲面の場合もある。この場合、共振用コイル210と露出コア部分126とは、共振用コイル210の巻軸方向(AX方向)を流れる誘導磁束が露出コア部分126の側面(曲面)の接線と直交する位置関係で配置される。これにより、図4の配置例と同様に、共振用リアクトル200のインダクタンスを効率的に上昇させる効果が得られる。
なお、巻軸方向(AX方向)を流れる誘導磁束と、露出コア部分126の側面(平面又は曲面)とが交差する角度は直交に限らない。例えば直交に対して多少ずれていた場合であっても、共振用リアクトル200のインダクタンスを上昇させる効果は有効に得られる。
本実施形態では、共振用リアクトル200を開磁路構造としたことにより共振側のコアが不要となるため小型化設計に有利であると共に、開磁路構造としたことによる欠点(閉磁路構造と比べて磁路長が長くなることによりインダクタンスが低下する欠点)が昇圧用リアクトル100と共振用リアクトル200との適切なレイアウトにより補われている。
また、共振用リアクトル200は開磁路構造であるため、共振用コイル210による誘導磁束は、収容ケース10を貫いてループする。共振用コイル210による誘導磁束が収容ケース10を通過する際、磁束の変化を妨げる向きの誘導電流が収容ケース10内部に流れ、この誘導電流によって発生する逆向きの磁束が共振用コイル210による誘導磁束を減殺してインダクタンスを低下させる問題が指摘される。以下、説明の便宜上、収容ケース10内部を流れる誘導電流によって発生する上記の逆向きの磁束を「反対磁束」と記す。また、図4に示されるように、収容ケース10の内壁面と、この内壁面と対向する共振用コイル210の端面との間隔をD1と定義し、共振用コイル210と、共振用コイル210と対向する露出コア部分126の側面との間隔をD2と定義する。
間隔D1を大きくするほど収容ケース10を通過する誘導磁束の密度が低下するため、誘導磁束を減殺する反対磁束の密度も低減し、反対磁束に起因する共振用リアクトル200のインダクタンスの低下が抑えられる。また、間隔D2を小さくするほど露出コア部分126を流れる誘導磁束が増加して、共振用リアクトル200のインダクタンスが増加する。共振用リアクトル200のインダクタンスを大きくするためには、間隔D1と間隔D2との関係だけ見ると、間隔D1を大きく設定すると共に間隔D2を小さく設定すればよいことが把握される。しかし、間隔D1については収容ケース20の外形寸法を抑えるため無制限に大きくすることができず、また、間隔D2については部品個体差や組立誤差等を考慮しなければならない。そこで、本実施形態のリアクトルユニット1は、反対磁束に起因するインダクタンスの低下を抑えつつ露出コア部分126を利用してインダクタンスを増加させるため、次式
D2≦D1
が満たされるように設計されている。
次に、図5〜図7に、本実施形態のリアクトルユニット1の変形例の昇圧用リアクトル100z及び共振用リアクトル200の構成を3例示す。なお、本変形例のリアクトルユニットにおいて、上記実施形態のリアクトルユニット1と同一の又は同様の構成には同一の又は同様の符号を付して説明を簡略又は省略する。
図5〜図7に示されるように、本変形例の昇圧用リアクトル100zは、昇圧用コイル110z及び閉磁路コア120zを備えている。閉磁路コア120zは、平行に並ぶ三本の直線コア部分122zと、三本の直線コア部分122zの一端同士を連結する一対の連結コア部分124zとを有する略日の字のコアであり、例えば、一対のE字型コアの脚部先端面同士を所定のギャップ部材(便宜上不図示)を介して突き合わせて接着剤で貼り合わせたものである。三本のうち中央に並ぶ脚部同士は、昇圧用コイル110z内部に挿置されて、昇圧用コイル110z内部で先端面同士が突き合わせられている。これにより、閉磁路コア120zのうち中央の直線コア部分122zの外周面の周囲が昇圧用コイル110zによって覆われた状態となり、それ以外のコア部分が昇圧用コイル110zの外側に位置する状態となる。
図5〜図7に示される各変形例は、昇圧用リアクトル100zと共振用リアクトル200(共振用コイル210)とのレイアウトがそれぞれ異なる。具体的には、図5の変形例の共振用コイル210は、露出コア部分126z(直線コア部分122zの一方)と隣接し、かつ巻軸方向(Y方向)がこの露出コア部分126zの長手方向(X方向)と直交する向きで、収容ケース10の収容スペースに位置決めされる。また、図6の変形例の共振用コイル210は、露出コア部分126z(連結コア部分124zの一方)と隣接し、かつ巻軸方向(X方向)がこの露出コア部分126zの長手方向(Y方向)と直交する向きで、収容ケース10の収容スペースに位置決めされる。また、図7の変形例の共振用コイル210は、露出コア部分126z(図5の直線コア部分122zの他方)と隣接し、かつ巻軸方向(Y方向)がこの露出コア部分126zの長手方向(X方向)と直交する向きで、収容ケース10の収容スペースに位置決めされる。
すなわち、共振用コイル210は、共振用コイル210の空芯部と露出コア部分126zとが隣接し、かつ露出コア部分126zに対し、共振用コイル210への通電時に空芯部を流れる誘導磁束が露出コア部分126zを貫く向きで、収容ケース10の収容スペースに位置決めされる。露出コア部分126zを共振用リアクトル200で発生する磁束の磁路として利用することにより、磁路長が共振用コイル210単体における磁路(つまりコアが磁路に一切含まれない場合)の長さと比べて短くなる。そのため、共振用リアクトル200のインダクタンスが増加する。なお、共振用コイル210は、磁気飽和による直流重畳特性の低下を考慮すると、断面積の大きい露出コア部分126zに隣接して配置することが望ましい。
以上が本発明の例示的な実施形態の説明である。本発明の実施形態は、上記に説明したものに限定されず、本発明の技術的思想の範囲において様々な変形が可能である。例えば明細書中に例示的に明示される実施例や変形例又は自明な実施例や変形例を適宜組み合わせた内容も本願の実施形態に含まれる。
また、本実施形態において共振用リアクトル200はコアレスであるが、別の実施形態では、共振用コイル210の空芯部にI字型コア等の開磁路コアを挿置してもよい。この場合、磁束密度の増加に伴い、共振用リアクトル200のインダクタンスが増加する。また、閉磁路構造に必須の露出コア部分が無いため、本実施形態と同様に小型化設計に有利である。
1 リアクトルユニット
10 収容ケース
12、14 収容スペース
100 昇圧用リアクトル
110 昇圧用コイル
112、114 直線コイル部
112L、114L、210Ls、210Le リード部
120 閉磁路コア
122 直線コア部分
124 連結コア部分
126 露出コア部分
130 絶縁ボビン
132 金属ステイ
132a 固定用穴
140、310 ボルト
200 共振用リアクトル
210 共振用コイル
220 コイル保持体
300 端子台
320 昇圧用バスバー
330 共振用バスバー

Claims (7)

  1. 閉磁路コアと、
    前記閉磁路コアの一部の外周面の周囲を覆う第一のコイルと、
    を有する、閉磁路構造である第一のリアクトルと、
    第二のコイル
    を有する、開磁路構造である第二のリアクトルと、
    を備えており、
    前記第二のリアクトルは、
    共振用リアクトルであり、
    前記第一のコイルの外側に位置する、前記閉磁路コアの露出コア部分に隣接し、かつ該露出コア部分に対し、前記第二のリアクトルで発生した磁束が該露出コア部分を貫く向きで配置されていることを特徴とする、リアクトルユニット。
  2. 前記第二のリアクトルは空芯コイルであることを特徴とする、請求項1に記載のリアクトルユニット。
  3. 前記第二のリアクトルは、
    開磁路コア
    を備えており、
    前記開磁路コアは、外周面の略全体が前記第二のコイルにより覆われていることを特徴とする、請求項1に記載のリアクトルユニット。
  4. 前記閉磁路コアは、
    平行に並ぶ一対の直線コア部分と、
    前記一対の直線コア部分の一端同士を連結する一対の連結コア部分と、
    を有する環状のコアであり、
    前記第一のコイルは、
    前記一対の直線コア部分の外周面の周囲を覆う一対のコイル
    を有し、
    前記第二のリアクトルは、
    前記一対の連結コア部分の一方に隣接し、かつ前記第二のコイルの巻軸方向が該隣接する連結コア部分を貫く向きで配置されていることを特徴とする、請求項1から請求項3の何れか一項に記載のリアクトルユニット。
  5. 前記閉磁路コアは、
    平行に並ぶ三本の直線コア部分と、
    前記三本の直線コア部分の一端同士を連結する一対の連結コア部分と、
    を有する略日の字のコアであり、
    前記第一のコイルは、
    前記三本の直線コア部分のうち中央に並ぶ直線コア部分の外周面の周囲を覆っており、
    前記第二のリアクトルは、
    前記一対の連結コア部分の一方に隣接し、かつ前記第二のコイルの巻軸方向が該隣接する連結コア部分を貫く向きで配置され、又は
    前記三本の直線コア部分のうち外側に並ぶ二本の直線コア部分の一方に隣接し、かつ前記第二のコイルの巻軸方向が該隣接する直線コア部分を貫く向きで配置されていることを特徴とする、請求項1から請求項3の何れか一項に記載のリアクトルユニット。
  6. 前記第一のリアクトルと前記第二のリアクトルとを収容する収容ケース
    を備えることを特徴とする、請求項1から請求項5の何れか一項に記載のリアクトルユニット。
  7. 前記収容ケースの内壁面と、該内壁面と対向する前記第二のリアクトルとの間隔をD1と定義し、該第二のリアクトルと、該第二のリアクトルと対向する前記露出コア部分との間隔をD2と定義した場合に、次式
    D2≦D1
    を満たすことを特徴とする、請求項6に記載のリアクトルユニット。
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