JP5964138B2 - 椅子 - Google Patents
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Description
「背もたれ又は座若しくは両方が、着座者の体圧が支持される可撓性シート材と、前記可撓性シート材の周縁の略全周にわたって固定された縁部材と、前記縁部材が取付けられるフレーム材とを有しており、
前記縁部材は、周方向に分離した第1縁部材と第2縁部材とから成っていて、少なくとも前記第2縁部材は剛体構造であり、前記第1縁部材をフレーム材に取り付けた状態で前記第2縁部材がフレーム材に取付けられる構成であって、
前記第2縁部材は、前記第1縁部材に近接した両端部を支点にして着座者の体圧がかかる方向に回動させることによって前記フレーム材に重なる構成であり、
前記可撓性シート材を、前記第2縁部材のうち回動支点と反対側の部位にも取付けることと、前記第2縁部材を、前記可撓性シート材のテンションで容易に変形しない剛体構造と成すことにより、前記第2縁部材の回動によって前記可撓性シート材のテンションが変化するようになっている」、
というものである。
請求項3の発明は、請求項1において、前記第1縁部材は撓み変形可能な素材から成っていてテープ状の形態を成しており、前記フレーム材の外周面には、前記テープ状の第1縁部材が嵌まる溝条を外向きに開口するように形成している、前記第1縁部材は撓み変形可能な素材から成っていてテープ状の形態を成しており、前記フレーム材の外周面には、前記テープ状の第1縁部材が嵌まる溝条が外向きに開口するように形成している。
請求項5の発明は、請求項1〜3のうちのいずれかにおいて、前記可撓性シート材は、前記第2縁部材に対して、縫着又は接着若しくは他の手段で直接に固定されているか、撓み変形可能なテープ状の補助部材を介して固定されている。
請求項6の発明は、請求項1〜4のうちのいずれかにおいて、背もたれを、可撓性シート材が前記第1縁部材及び第2縁部材を介して背フレーム材に取り付けられた構成としており、前記背フレーム材は、着座者の腰に向けて突出するランバーサポート部を有していて側面視で曲がっており、前記第2縁部材は、前記ランバーサポート部の前端よりも下方の部位に配置されている。
請求項7の発明は、請求項6において、前記背フレーム材は、前記ランバーサポート部の前端が位置する部位の左右幅が最も大きくて、ランバーサポート部を挟んだ上下両側に向けて左右幅が窄まっている。
まず、図1〜6に基づいて概要を説明する。本実施形態の椅子は事務用に広く使用されている回転椅子であり、椅子は、ガスシリンダとしての脚支柱1を有する脚体と、脚支柱1で支持されたベース2を備えている。ベース2の上方には、中間部材(図示せず)を介して座3が配置されている。また、ベース3には、図2,3に示すように、後ろ向きに延びる傾動部材4が後傾動自在に連結されており、傾動部材4に背支持体5が固定されていて、背支持体5に背もたれ6が取り付けられている。なお、傾動部材4と背支持体5とは単一構造品とすることも可能である。脚支柱1は、放射方向に広がる枝足を有する脚本体の筒部に嵌まっており、枝足の先端にはキャスタを設けている。
次に、背もたれ6の詳細を図7以下の図面も参照して説明する。図8(B)に示すように、サイドメンバー9はランバーサポート部7aの近傍部を除いて菱形に近い平断面形状になっており、前面は、内側に位置に行くに従って後ろにずれるように傾斜している。外周面のうち手前側の部位に、既述の溝条22が形成されている。また、サイドメンバー9の前面には、肉厚を均等化するための凹所25が形成されている。
可撓性シート材8の取り付けは、例えば、第1縁部材19を、アッパメンバー10→一方のサイドメンバー9→他方のサイドメンバー9の順序で溝条22に嵌め込むか、又は、一方のサイドメンバー9→アッパメンバー10→他方のサイドメンバー9の順序で溝条22に嵌め込むかして、最後に第2縁部材20を取り付ける、という手順を取る。この場合、第2縁部材20を取り付けていない状態では、可撓性シート材8には強いテンションは掛かっていないため、溝条22への第1縁部材19の嵌め込みはごく簡単に行える。
本実施形態は、縁部材に関して独立した発明たり得る改良を施している。この点を次に説明する。
本願発明は、上記の実施形態の他にも様々に具体化できる。例えば、上記の実施形態は初期姿勢を変更できる背もたれに適用したが、初期姿勢が固定的な背もたれにも適用できることはいうまでもない。また、第2縁部材は、必ずしも可撓性シート材の下部に設ける必要はないのであり、例えば、可撓性シート材の上端部に設けたり、上端部と下端部との両方に設けたりすることも可能である。
7 背フレーム材
8 可撓性シート材
9 サイドメンバー
10 アッパメンバー
11 ロアメンバー
19 第1縁部材
19a アッパ第1縁部材
19b サイド第1縁部材
20 第2縁部材
21 補助部材
22 溝条
23 段部
29 第2縁部材のヒンジ手段を構成するボス体
30 フレーム材のヒンジ手段を構成する庇体
31,32 係合爪
33,34 係合凹所
Claims (8)
- 背もたれ又は座若しくは両方が、着座者の体圧が支持される可撓性シート材と、前記可撓性シート材の周縁の略全周にわたって固定された縁部材と、前記縁部材が取付けられるフレーム材とを有しており、
前記縁部材は、周方向に分離した第1縁部材と第2縁部材とから成っていて、前記第1縁部材をフレーム材に取り付けた状態で前記第2縁部材がフレーム材に取付けられる構成であって、
前記第2縁部材は、前記第1縁部材に近接した両端部を支点にして着座者の体圧がかかる方向に回動させることによって前記フレーム材に重なる構成であり、
前記可撓性シート材を、前記第2縁部材のうち回動支点と反対側の部位にも取付けることと、前記第2縁部材を、前記可撓性シート材のテンションで容易に変形しない剛体構造と成すことにより、前記第2縁部材の回動によって前記可撓性シート材のテンションが変化するようになっている、
椅子。 - 前記フレーム材に、前記第2縁部材の回動を許容するヒンジ手段が設けられている、
請求項1に記載した椅子。 - 前記第1縁部材は撓み変形可能な素材から成っていてテープ状の形態を成しており、前記フレーム材の外周面には、前記テープ状の第1縁部材が嵌まる溝条を外向きに開口するように形成している、
請求項1又は2に記載した椅子。 - 前記第1縁部材も剛体である、
請求項1に記載した椅子。 - 前記可撓性シート材は、前記第2縁部材に対して、縫着又は接着若しくは他の手段で直接に固定されているか、撓み変形可能なテープ状の補助部材を介して固定されている、
請求項1〜3のうちのいずれかに記載した椅子。 - 背もたれを、可撓性シート材が前記第1縁部材及び第2縁部材を介して背フレーム材に取り付けられた構成としており、
前記背フレーム材は、着座者の腰に向けて突出するランバーサポート部を有していて側面視で曲がっており、前記第2縁部材は、前記ランバーサポート部の前端よりも下方の部位に配置されている、
請求項1〜4のうちのいずれかに記載した椅子。 - 前記背フレーム材は、前記ランバーサポート部の前端が位置する部位の左右幅が最も大きくて、ランバーサポート部を挟んだ上下両側に向けて左右幅が窄まっている、
請求項6に記載した椅子。 - 前記第2縁部材は樹脂の成形品であり、この第2縁部材と前記フレーム材とは、それらに形成した係合爪と係合穴との噛み合わせ又は係合爪同士の噛み合わせによって離反不能に保持されており、前記第2縁部材をフレーム材に重ね合わせると、前記係合爪はいったん撓んでから戻り変形することで係合穴又は係合爪に噛み合うようになっている、
請求項2に記載した椅子。
Priority Applications (1)
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JP2012120664A JP5964138B2 (ja) | 2012-05-28 | 2012-05-28 | 椅子 |
Publications (2)
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Family
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Family Applications (1)
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JP2012120664A Active JP5964138B2 (ja) | 2012-05-28 | 2012-05-28 | 椅子 |
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Families Citing this family (2)
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2012
- 2012-05-28 JP JP2012120664A patent/JP5964138B2/ja active Active
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