JP5963240B2 - 段ボール用ライナ原紙 - Google Patents
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〔請求項1記載の発明〕
300m/分以上の速度で貼合される段ボール用ライナ原紙であって、
裏面の動的浸透性試験による信号強度が、浸透時間0.3秒以内において最大値を示し、かつ浸透時間1秒後において5〜50%を示し、
前記段ボール用ライナ原紙は、少なくとも裏層を有する複数層構造であり、
前記裏層は、ロジンエマルジョンサイズ剤、硫酸バンド、及びポリアクリルアミド紙力増強剤を含有し、
固形分換算での含有量は、前記ロジンエマルジョンサイズ剤が0.5kg/t以下、前記硫酸バンドが2.0kg/t以下である、
ことを特徴とする段ボール用ライナ原紙。
現在、汎用化されている貼合糊は、例えば、α化澱粉及びβ澱粉を13〜18:87〜82の質量割合で300%相当の水に分散させた水溶液からなる。なお、α化澱粉とは、生澱粉を水に分散して膨潤させた後、加熱して糊化させた糊化澱粉である。また、β澱粉とは、生澱粉を水に分散して膨潤させただけの未糊化澱粉である。
通常のライナ原紙は、貼合機においてシングル側のライナとして使用されるか、ダブル側のライナとして使用されるかが決まっていない。この点、ダブル側のライナは、貼合糊が塗布された中芯と積層された後、直ちに熱板によって加熱されることになり、浸透速度の向上は好ましいものである。しかるに、シングル側のライナは、貼合糊が塗布された中芯と積層されてから熱板によって加熱されるまでの時間が長い。したがって、信号強度が、浸透時間0.3秒以内において最大値を示すとしても、測定時間1秒後において5%未満を示すライナ原紙によると、シングル側のライナとして使用された場合において、中芯とライナとの間に貼合糊が存在していない状態、つまり「浸透過多」な状態で乾燥されることになるため、アンカー効果が十分に得られず、接着強度が不十分となり、剥離等が生じるおそれがある。
JIS P 8118:1998に準拠して測定した密度が0.75〜0.95g/cm3で、JIS P 8117:2009に準拠して測定した透気抵抗度が50〜150秒である、
請求項1記載の段ボール用ライナ原紙。
密度が0.95g/cm3を超えるライナ原紙は貼合糊の浸透速度が遅く、前述した接着における浸透不十分による問題が生じるおそれがある。また、当該ライナ原紙は熱の伝達性が悪くβ澱粉のゲル化が進み難いとの問題や、熱がこもり、クーリングパートでの冷却を円滑に行えないとの問題が生じるおそれもある。他方、密度が0.75g/cm3未満のライナ原紙は貼合糊の浸透速度が速く、前述した接着における浸透過多による問題が生じるおそれがある。
図1に示すように、本形態の段ボール用ライナ原紙1は、表層2、表下層3、中層4及び裏層5からなる4層構造とされている。ただし、1層構造とすることや、表層及び裏層からなる2層構造とすること、表層、中層及び裏層からなる3層構造とすること、5層以上の複数層構造とすることもできる。
まず、パルプ繊維の繊維長を長くすると信号強度Sが最大値Sxを示すまでの時間Txが短くなる傾向や、浸透時間1秒後における信号強度Syが弱くなる傾向がある。また、パルプ繊維の繊維長を長くすると、密度や透気抵抗度が低くなる傾向がある。他方、パルプ繊維の繊維長を短くすると信号強度Sが最大値Sxを示すまでの時間Txが長くなる傾向や、浸透時間1秒後における信号強度Syが強くなる傾向がある。また、パルプ繊維の繊維長を短くすると密度や透気抵抗度が高くなる傾向がある。
裏層5を構成するパルプ原料に内添するサイズ剤の量を少なくすると信号強度Sが最大値Sxを示すまでの時間Txが短くなる傾向や、浸透時間1秒後における信号強度Syが弱くなる傾向がある。他方、裏層5を構成するパルプ原料に内添するサイズ剤の量を多くすると信号強度Sが最大値Sxを示すまでの時間Txが長くなる傾向や、浸透時間1秒後における信号強度Syが強くなる傾向がある。
裏層5を構成するパルプ原料として古紙パルプを使用する場合は、パルプ原料に内添する硫酸バンド等の定着剤の量を少なくすると信号強度Sが最大値Sxを示すまでの時間Txが短くなる傾向や、浸透時間1秒後における信号強度Syが弱くなる傾向がある。他方、パルプ原料に内添する硫酸バンド等の定着剤の量を多くすると信号強度Sが最大値Sxを示すまでの時間Txが長くなる傾向や、浸透時間1秒後における信号強度Syが強くなる傾向がある。これは古紙パルプ由来のサイズ剤が、前述した内添サイズ剤と同様の作用を有するためである。
裏層5を構成するパルプ原料に内添する紙力増強剤の量を少なくすると信号強度Sが最大値Sxを示すまでの時間Txが短くなる傾向や、浸透時間1秒後における信号強度Syが弱くなる傾向がある。他方、裏層5を構成するパルプ原料に内添する紙力増強剤の量を多くすると信号強度Sが最大値Sxを示すまでの時間Txが長くなる傾向や、浸透時間1秒後における信号強度Syが強くなる傾向がある。
カレンダ処理を弱く行うと密度や透気抵抗度が低く維持される傾向があり、他方、カレンダ処理を強く行うと密度や透気抵抗度が高くなる傾向がある。したがって、カレンダ処理の強度を調節することによってライナ原紙1の密度や透気抵抗度を調節することができる。ただし、ライナ原紙1の表面は印刷等がされる場合があり、この場合は当該表面の平滑性等も考慮する必要がある。したがって、密度や透気抵抗度を調節するにあたっても、カレンダ処理の強度だけではなく、前述したパルプ繊維の繊維長等も十分に考慮する必要がある。
本形態のライナ原紙1を構成するパルプ原料には、必要に応じて、ポリアクリルアミド、アクリルアミド/アミノメチルアクリルアミドの共重合物の塩、カチオン化澱粉、ポリエチレンイミン、ポリエチレンオキサイド、アクリルアミド/アクリル酸ナトリウム共重合物等の歩留り向上剤や、ポリアミド、ポリアミン、エピクロルヒドリン等の耐水化剤、消泡剤、タルク等の填料、染料、スライムコントロール剤、抗菌剤、紫外線防止剤、防滑剤、滑剤、耐油剤、撥油剤、耐光・耐候性付与剤等の内添剤を内添することができる。
表層用の原料を、針葉樹未晒クラフトパルプ(フリーネス550ml)55質量%、段ボール古紙パルプ45質量%の配合割合からなるパルプのスラリーに、ロジンエマルジョンサイズ剤6kg/t、ポリアクリルアミド紙力増強剤10kg/t、硫酸バンド(有姿)15kg/tを添加して得た。また、表下層用及び中層用の原料を、段ボール古紙パルプ80質量%、雑誌古紙パルプ20質量%の配合割合からなるパルプのスラリーに、ロジンエマルジョンサイズ剤2kg/t、ポリアクリルアミド紙力増強剤5kg/t、硫酸バンド(有姿)15kg/tを添加して得た。さらに、裏層用の原料を、表1に示すように、段ボール古紙パルプ(段古紙)100質量%のスラリーに、サイズ剤無添加としつつ、紙力増強剤として両性澱粉3.5kg/t、硫酸バンド(有姿)10kg/tを添加して得た。以上の表層用、表下層用、中層用及び裏層用の原料(パルプスラリー)を、それぞれ抄紙し、抄合せ、プレス、乾燥及びマシンカレンダー処理をして、4層ライナ原紙を製造した。なお、表層の坪量を45g/m2、表下層の坪量を55g/m2、中層の坪量を90g/m2、裏層の坪量を90g/m2とした。得られた4層ライナ原紙の物性は、表2に示す通りであった。
表1及び表2に示すように、構成原料等の各種ファクターを種々変化させて、4層ライナ原紙を製造した。なお、実施例2の4層ライナ原紙は、表層の坪量を45g/m2、表下層の坪量を55g/m2、中層の坪量を60g/m2、裏層の坪量を60g/m2とした。また、実施例3の4層ライナ原紙は、表層の坪量を35g/m2、表下層の坪量を40g/m2、中層の坪量を45g/m2、裏層の坪量を50g/m2とした。
各4層ライナ原紙について、シングル側のライナとして使用した場合と、ダブル側のライナとして使用した場合とのそれぞれについて、剥がれ及び接着強度を評価した。結果は、表3に示した。なお、測定方法や薬品、評価方法等の詳細は、下記の通りである。
比較のために、従来品についても評価を行った。原料構成や物性等の条件は表1及び表2に、評価結果は表3に示した。
比較のために、他社のライナ原紙についても評価を行った。物性等の条件は表2に、評価結果は表3に示した。
(フリーネス)
JIS P 8121:1995「パルプのろ水度試験方法」に準拠してカナダ標準ろ水度を測定した。
JIS P 8226:2006「パルプ−光学的自動分析法による繊維長測定方法−第1部:偏光法」に準拠して、質量加重平均繊維長をメッツォオートメーション製「カヤーニFiberLab繊維長測定機」を用いて測定した。
東邦化学株式会社製のR1600(固形分50%)を使用した。
朝日化学工業社製の液体硫酸バンド(酸化アルミニウム8%)を使用した。なお、表1の添加量は有姿での添加量である。
星光PMC社製のDS4690(固形分25%)を使用した。
日本NSC社製のOPTIBONDを使用した。
JIS P 8124:1998「紙及び板紙−坪量測定方法」に準拠して測定した。
JIS P 8118:1998「紙及び板紙−厚さ及び密度の試験方法」に準拠して測定した。
JIS P 8117:2009「紙及び板紙−透気度及び透気抵抗度試験方法(中間領域)−ガーレー法」に準拠してガーレー試験機を用いて測定した。
動的浸透性試験器としてemtec社製のEST−12を使用し、ライナ原紙の裏面を試験液に接触させ信号強度が最大値を示すまでの時間及び浸透時間1秒後における信号強度を測定した。なお、試験液として23℃の蒸留水を用い、測定用の超音波周波数は2MHzとした。
JIS P 8140:1998「紙及び板紙−吸水度試験方法−コッブ法」に準拠してライナ原紙の裏面を測定した。
各ライナ原紙をシングル側又はダブル側のライナとして使用し、中芯と貼合機で貼り合わせた際の速度である。中芯、貼合機、貼合糊としては、以下のものを使用した。
貼合後の完成段ボールのコルゲータ幅方向両端を手で折り曲げ、以下の基準による3段階の官能評価を行った。
○:幅方向両端まで完全に接着されており、剥がれが見られなかった場合。
△:折り曲げた時に「パリパリ」との剥がれ音が生じ、微少な剥がれが見られた場合。
×:折り曲げ前から明らかな剥がれが見られた場合。
得られた段ボールシートのライナと中芯との接着力をJIS Z 0402:1995「段ボールの接着力試験方法」に準拠し、以下の基準に従い、評価した。なお、試験はシングルフェーサ側及びダブルフェーサ側について、それぞれ10個の試験片について行い、平均値を求めた。
◎:接着力が270N以上である。
〇:接着力が250N以上270N未満である。
△:接着力が230N以上250N未満である。
×:接着力が230N未満である。
Claims (2)
- 300m/分以上の速度で貼合される段ボール用ライナ原紙であって、
裏面の動的浸透性試験による信号強度が、浸透時間0.3秒以内において最大値を示し、かつ浸透時間1秒後において5〜50%を示し、
前記段ボール用ライナ原紙は、少なくとも裏層を有する複数層構造であり、
前記裏層は、ロジンエマルジョンサイズ剤、硫酸バンド、及びポリアクリルアミド紙力増強剤を含有し、
固形分換算での含有量は、前記ロジンエマルジョンサイズ剤が0.5kg/t以下、前記硫酸バンドが2.0kg/t以下である、
ことを特徴とする段ボール用ライナ原紙。 - JIS P 8118:1998に準拠して測定した密度が0.75〜0.95g/cm3で、JIS P 8117:2009に準拠して測定した透気抵抗度が50〜150秒である、
請求項1記載の段ボール用ライナ原紙。
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