JP5962989B2 - ディップはんだ付用フラックス - Google Patents
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ノールが好ましい。
2−(ベンジルオキシ)エタノール93.4部にトランス−2,3−ジブロモ−2−ブテン−1,4−ジオール(ワイケム(株)製、以下同様。)を0.1部、グルタル酸(東京化成工業(株)製、以下同様。)を1.5部、および市販の水添ロジン(商品名「CRW−300」、荒川化学工業(株)製、以下、CRW−300と略す。)を5.0部溶解させることによってフラックス溶液を調製した。なお、フラックス中に不溶物は認められなかった。
2−(ベンジルオキシ)エタノール93.4部にトランス−2,3−ジブロモ−2−ブテン−1,4−ジオールを0.1部、セバシン酸(東京化成工業(株)製、以下同様。)を1.5部、およびCRW−300を5.0部溶解させることによってフラックス溶液を調製した。なお、フラックス中に不溶物は認められなかった。
2−(ベンジルオキシ)エタノール93.4部にトランス−2,3−ジブロモ−2−ブテン−1,4−ジオール(ワイケム(株))を0.1部、グルタル酸を1.5部、および市販のアクリル酸変性ロジン水素化物(商品名「KE−604」、荒川化学工業(株)製、以下、KE−604と略す。)を5.0部溶解させることによってフラックスを調製した。なお、フラックス中に不溶物は認められなかった。
2−(2−ベンジルオキシエトキシ)エタノール93.4部にトランス−2,3−ジブロモ−2−ブテン−1,4−ジオールを0.1部、グルタル酸を1.5部、およびCRW−300を5.0部溶解させることによってフラックス溶液を調製した。なお、フラックス中に不溶物は認められなかった。
2−(2−ベンジルオキシエトキシ)エタノール93.4部にトランス−2,3−ジブロモ−2−ブテン−1,4−ジオールを0.1部、セバシン酸を1.5部、およびKE−604を5.0部溶解させることによってフラックス溶液を調製した。なお、フラックス中に不溶物は認められなかった。
イソプロピルアルコール93.4部にトランス−2,3−ジブロモ−2−ブテン−1,4−ジオールを0.1部、セバシン酸を1.5部、およびCRW−300を5.0部溶解させることによってフラックス溶液を調製した。なお、フラックス中に不溶物は認められなかった。
フェニルメタノール93.4部にトランス−2,3−ジブロモ−2−ブテン−1,4−ジオールを0.1部、グルタル酸を1.5部、およびCRW−300を5.0部溶解させることによってフラックス溶液を調製した。なお、フラックス中に不溶物は認められなかった。
JIS Z 3197はんだ広がり率試験によってフラックスのはんだ濡れ性の評価を行った。なお、広がり率が85以上の場合は「良好」と、85未満の場合は「不良」と判定した。
実施例1に係るフラックスをフラスコに入れ、トランス部品(45mm×50mm×35mm)のはんだ付部位を浸漬した後引き上げた後、当該はんだ付部位を450℃のはんだ浴(金属種:Sn/Cu)に浸し、再び引き上げてから室温まで冷却させた。その後、はんだ付部位付近に発生したハンダボール(直径0.01mm〜0.4mm程度)の数を顕微鏡(倍率50倍)で計数した。また、他の実施例および比較例に係るフラックスについても同様にしてハンダボール数を計数した。なお、ハンダボール数が30未満の場合は「良好」と、30以上の場合は「不良」と判定した。
はんだ付後の電極を目視観察し、フラックス残渣(茶色、白色等の残留物)が認めらないものを残渣性良好と、フラックス残渣があるものを不良と認定した。他の実施例および比較例についても同様に評価した。
はんだ濡れ性、耐ハンダボール性、残渣性のすべての項目で良好だった場合は「良」とし、1つの項目でも不良がある場合を「不良」と判定した。
Claims (7)
- 一般式[1]:ph−X−(YO)m−H(式[1]中、Xは−O−または−CH2O−を、Yは−CH2CH2−、CH2CH2CH2−または−CH2CH(CH3)−からなる群より選ばれる1種を、mは1以上の整数を示す。)で表される化合物からなる高沸点第一級アルコール類(A)に、強活性剤として分子内にハロゲン原子と活性水素を有する有機化合物(B)および弱活性剤として分子内にハロゲン原子を有さない脂肪族カルボン酸類(C)、ならびにロジン類(D)を溶解させてなるディップはんだ付用フラックスであって、
(A)成分の含有量が80〜97重量%であり、
(B)成分の含有量が0.5〜6重量%であり、
(C)成分の含有量が1〜10重量%であり、
(D)成分の含有量が1〜10重量%であることを特徴とする、
フラックス。 - (A)成分の沸点が230℃以上である請求項1のディップはんだ付用フラックス。
- (B)成分がブロモアルコール類(b1)である請求項1又は2のディップはんだ付用フラックス。
- (b1)成分がtrans−2,3−ジブロモ−1,4−ブテンジオール、cis−2,3−ジブロモ−1,4−ブテンジオール、および2,3−ジブロモ−1,4−ブタンジオールからなる群より選ばれる少なくとも1種のブロモジオールである請求項3のディップはんだ付用フラックス。
- (C)成分が、分子内に炭素数2〜20のアルキレン基又は炭素数2〜20のアルケニレン基を有するジカルボン酸である、請求項1〜4のいずれかのディップはんだ付用フラックス。
- (D)成分が水添ロジン(d1)および/または不飽和カルボン酸変性ロジン(d2)である請求項5のディップはんだ付用フラックス。
- B型粘度計で測定した粘度が8mPa・s以上である請求項1〜6のいずれかのディップはんだ付用フラックス。
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