JP5959033B2 - 立体網状構造体の製造方法および立体網状構造体の製造装置 - Google Patents

立体網状構造体の製造方法および立体網状構造体の製造装置 Download PDF

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Description

本発明は、マットレス、クッション等に使用する立体網状構造体製造方法および立体網状構造体製造装置に関するものである。
従来の立体網状構造体の2面ないし4面成形方法、異形成形は、特許文献1に示すものであり、熱可塑性樹脂を原料又は主原料とする溶融した線条を複数の孔を有する口金を先端部に有するダイスから下方へ押し出し、一部水没した、引取機の間に自然降下させ、該降下速度より前記線条を遅く引き込むことにより立体網状構造体を製造する際、前記引取機は互いに対向するものが少なくとも1対あり、該1対の引取機によって押し出し方向と垂直な方向に四辺形等の所定形状が形成され、押出された線条の集合体の幅より前記互いに対向する引取機の間隔が狭く設定され、前記引取機が水没する前後に前記線条の集合体の外周の二面ないし四面が前記引取機に接触することにより成形され、前記押し出し方向と平行な外周の四面の表面側の密度が、前記表面側を除く部分の密度より相対的に高くなることを特徴とした立体網状構造体の成形方法である。これにより、後工程での仕上げを不要とし、整列度を高めることができる。
特開2001−328153号公報
しかしながら、引取り中の線条の集合体の反発力によって立体網状構造体の引取機に掛かる力は大きく、引取機として無端部材を備えたコンベヤ等を用いる場合にはコンベヤが撓んでしまい、引き取ることができず安定的な立体網状構造体の製造の障害となったり、立体網状構造体の精度を悪化させたりする要因となるおそれがあった。一般にコンベヤは構造上、その張力の設定が重要であるところ、最適な張力は諸条件によっても変化するものであり張力の設定は容易ではないが、本技術分野においてコンベヤを用いる場合には、立体網状構造体を挟持して引き取るという特有な構造上、さらに難しいものとなるおそれがあった。例えば、このような問題はダブルベッドのサイズのマットレスとして用いられる等、立体網状構造体の幅が広い場合等に顕著となるおそれがあった。
そこで本発明は、引取り中の線条の集合体の反発力によってコンベヤが撓むことを防止し、立体網状構造体の精度を良好に保ち、様々な立体網状構造体の形状や大きさに対応可能な汎用性を向上させ、製造装置の長寿命化を図ることを課題とする。
上記課題に鑑み本発明は、溶融した熱可塑性樹脂を線条として下方に押し出して降下させる複数の押出孔を有する口金と、前記線条の集合体を冷却する水槽と、前記押出孔の下方で一対が対向して間隔をおいて立設され、周設される無端部材が内部領域を有するコンベヤと、前記内部領域において、前記集合体に接する側の前記コンベアの無端部材の直線部に隣接し、水没するとともに前記直線部に平行な縦方向に延設されたガイドと、を備え、前記ガイドが前記集合体から前記無端部材への圧力に起因する前記無端部材の内部領域への撓みを規制するとともに、前記線条の降下速度より遅い速度で前記集合体を前記コンベヤにより引き取り、前記水槽で冷却することにより、前記集合体を立体網状構造体となす立体網状構造体製造装置である。
また本発明は、溶融した熱可塑性樹脂を複数の線条として下方に押し出して降下させる押出ステップと、前記線条が水面に接触し、または、降下する前記線条の集合体を挟んで対向する一対の案内部材もしくは該案内部材の下方で対向するコンベヤに接触し、前記線条が不規則に絡まり合い、その絡合部が熱溶着するループ形成ステップと、前記コンベヤにより前記集合体を挟持して前記線条の降下速度より遅い速度で水中に引き取る引取ステップと、前記引取ステップと並行して前記集合体を水中で冷却する冷却ステップと、を備え、間隔をおいて立設された一対のコンベアの無端部材の内部領域において、前記集合体に接する側の前記無端部材の直線部に隣接するとともに前記直線部に平行な縦方向に延設されたガイドを備え、前記引取ステップにおいて、前記ガイドが、水没状態で、前記集合体からの無端部材への圧力に起因する前記無端部材の内部領域への撓みを規制することを特徴とする立体網状構造体の製造方法である。
前記コンベヤは無端部材が周回することよりなるものであって、該無端部材は板材が連結部材により縦方向に連結して周設されることにより構成されるものが好ましいが限定されるわけではない。連結部材とは無端チェーン等をいう。無端部材としてはその他、ゴム製や金属メッシュ製の無端ベルトを用いることもできる。
前記コンベヤの前記内部領域とは、無端部材の周設によって隔てられる内部の領域をいう。また、前記引取領域とは、前記内部領域と同様にして規定される外部領域のうち、対向する一対の前記コンベヤに挟まれる領域であって、前記集合体が引き取られる際に通過する領域をいう。
前記コンベヤは周回方向が上下に設けられ、対向する一対の該コンベヤがそれぞれ前記引取領域において下方に搬送するように設定される。
前記コンベアは、プーリーやスプロケット等の駆動回転体または従動回転体を含むことが好ましい。
本発明によれば、前記ガイドによって、線条の集合体からの圧力に起因する、前記無端部材の外側への撓みを規制し、精度の良好な立体網状構造体を安定的に製造することができる。ダブルベッドサイズのマットレス等の幅広の立体網状構造体を製造する際にも前記ガイドによって、前記無端部材の撓みを規制することができる。
実施例1による立体網状構造体15の製造装置1のシュート80a,80bを省略した平面図である。水槽90の左半分や口金70の図示は省略している。 同実施例1による立体網状構造体15の製造装置1の平面図である。水槽90の左半分や口金70の図示は省略している。 同実施例1による立体網状構造体15の製造装置1の左側面図である。水槽90の左半分や口金70の図示は省略している。 同実施例1による立体網状構造体15の製造装置1の口金70、シュート80a,80b、コンベヤ40a,40b部分の正面図である。 同実施例1による立体網状構造体15の製造装置1を稼働させている状態における口金70、シュート80a,80b、コンベヤ40a,40b部分の正面図である。 実施例2による立体網状構造体215の製造装置201のコンベヤ240a,240b部分を上部駆動シャフト244の高さで断面状態にした部分断面平面図である。水槽290の左半分や口金270の図示は省略している。 同実施例2による立体網状構造体215の製造装置201の左側面図である。水槽290の左半分や口金270の図示は省略している。 同実施例2による立体網状構造体215の製造装置201の口金270、シュート280a,280b、コンベヤ240a,240b部分の正面図である。 同実施例2による立体網状構造体215の製造装置201を稼働させている状態における口金270、シュート280a,280b、コンベヤ240a,240b部分の正面図である。 実施例3による立体網状構造体315の製造装置301の口金370、シュート380a,380b、コンベヤ340a,340b部分の正面図である。コンベヤ340aにおいてガイド330との関係を、コンベヤ340bにおいて噴出孔320との関係を図示しているが、これは便宜上の図示であって、コンベヤ340a,340bにおいてこれらの構成に差はないものである。 同実施例3による立体網状構造体315の製造装置301を稼働させている状態における口金370、シュート380a,380b、コンベヤ340a,340b部分の正面図である。
本発明の実施例1による立体網状構造体15(図5参照)の製造装置1(以下、単に製造装置1という。)について図1〜図5を参照して以下に説明する。この製造装置1は、図1〜図5に示す通り、溶融した熱可塑性樹脂を線条10として下方に押し出して降下させる複数の押出孔71を有する口金70と、降下する集合体11を挟んで対向する一対の案内部材であるシュート80a,80bと、集合体11を冷却する水槽90と、押出孔71の下方で一対が対向して設けられ、周設される無端部材41が間隙Rを有するコンベヤ40a,40bと、コンベヤ40a,40bの内部領域Iに設けられ、間隙Rから集合体11に向かって冷却水を噴出する噴出孔20と、を備え、線条10の降下速度より遅い速度で集合体11をコンベヤ40a,40bにより引き取り、噴出孔20によって冷却水を噴出しつつ水槽90で冷却することにより、集合体11を立体網状構造体15となすものである。以下、各部について説明する。
まず噴出孔20について説明する。噴出孔20は、図4,図5に示す通り、コンベヤ40a,40bのそれぞれの内部領域Iにおいて設けられるノズル21の先端に備わり、コンベヤ40a,40bに挟まれる引取領域Uに向かって間隙Rを通して冷却水を噴出するように設定される。ノズル21は、図3〜図5に示す通り、コンベヤ40a,40bの内部領域Iにおいて横方向に延設される上フレーム50と下フレーム51にそれぞれ3個ずつ設けられ、これらが供給パイプ22に連通し、外部の水源(図示略)から冷却水が供給される。各噴出孔からの水量は、ポンプ(図示略)により2〜50リットル/分に設定することが好ましく、4〜40リットル/分に設定することがより好ましく、6〜20リットル/分に設定することがさらに好ましい。なお、内部領域Iとはコンベヤ40a,40bにおいて無端部材41によって隔てられる内部の領域をいい、引取領域Uとは、一対のコンベヤ40a,40bに挟まれる領域であって、集合体11が引き取られる際に通過する領域をいう。コンベヤ40a,40bの構成や集合体11については後に説明する。
噴出孔20を設ける場所は、例示する箇所に限られず、内部領域Iにおいて適宜選択することができる。すなわち、噴出孔20は、例示のようなコンベヤ40a,40bの中間部に限られず、コンベヤ40a,40bの上部や下部に設けてもよいし、これら複数箇所に設けてもよい。また、噴出孔20は片面に6箇所設けてあるが、個数は限定されるものではなく、一対のコンベアについて少なくとも1箇所、好ましくは2〜6箇所設けられる。また、ノズル21には外部の水源(図示略)から新鮮な水が供給されるが、これに限らず、例えば水槽90の下部等の比較的低温な水を取水し、循環ポンプ(図示略)によって水流をノズル21につなげ、噴出孔20から供給する等して、水槽90内を撹拌することとしてもよい。
噴出孔20は、間隙Rの上下間隔よりも小さく設定すると、水圧の損失を少なくして集合体11の内部まで効果的に冷却することができて好ましい。本実施例ではコンベヤ40a,40bに周設される無端部材41は、横方向に長尺な板材42が連結部材である無端チェーン43により縦方向に連結して周設されることより構成され、間隙Rは板材42の上下間隔として設けられるため、これよりも小さな噴出孔20に設定している。
一対のコンベヤ40a,40bがそれぞれ備える無端部材41は、図2,図4に示す通り、横方向に長尺な板材42が無端チェーン43により縦方向に連結して周設されることより構成される。一対のコンベヤ40a,40bのうち一方のコンベヤ40aは、図2〜図4に示す通り、上部駆動シャフト44と下部駆動シャフト45とを備え、これらは正面フレーム46aと背面フレーム47aとの間において回動自在に軸支される。一対のコンベヤ40a,40bのうち他方のコンベヤ40bも同様にして、上部駆動シャフト44と下部駆動シャフト45とを備え、これらは正面フレーム46bと背面フレーム47bとの間において回動自在に軸支される。正面フレーム46a,46bと背面フレーム47a,47bとの間には、コンベヤ40a,40bの内部領域Iにおいて上フレーム50と下フレーム51とが横方向に延設される。上部駆動シャフト44および下部駆動シャフト45の間と、上部駆動シャフト44および下部駆動シャフト45の間には、それぞれにおいて対応する間隔で上スプロケット48および下スプロケット49が設けられ、無端チェーン43は、上スプロケット48および下スプロケット49に張力を掛けて周設される。なお、無端部材41としては上記の構成の他、ゴム製や金属製のメッシュを繋げた無端ベルトを用いることもできる。なお、図3〜図5における上スプロケット48および下スプロケット49の歯は省略して図示している。
板材42は金属製が好ましいが、その他、セラミック、耐熱性プラスチック、炭素繊維、FRP、あるいは、これらの複合材でもよい。例えば、金属製の表面にプラスチック製の板を積層し、線条がプラスチックの面に接触するようにしてもよい。
コンベヤ40aには、駆動モータ、駆動チェーン、各種ギヤ、変速機、制御装置、その他計器類等から構成される駆動制御装置が接続され(図示略)、これによって上部駆動シャフト44には回転駆動力が付与される。この回転駆動力は同時に下部駆動シャフト45にも伝達されて、上部駆動シャフト44および下部駆動シャフト45は同期回転する(図4参照)。
一対のコンベヤ40a,40bは、図1,図2,図3に示す通り、それぞれ正面フレーム46aおよび背面フレーム47a、正面フレーム46bおよび背面フレーム47bにより挟持されて水槽90内に設けられる。正面フレーム46aおよび背面フレーム47aは水槽90の内部に固設されるが、正面フレーム46bおよび背面フレーム47bは水槽90の内部において左右にスライドし、一対のコンベヤ40a,40bの対向間隔C1を調節可能としている。
図示は略すが、一対のコンベヤ40a,40bの対向間隔C1を調節可能とする間隔調節機構を設けてもよい。例えば、シャフト、ハンドル、歯車等により構成が可能であり、一対のコンベヤ40a,40bのうちの、いずれか一方を、シャフトに沿って水平移動する構成が挙げられる。なお、間隔調節機構における位置調節の機械的な伝達は一例にすぎずその他の構成を採ることもできる。例えば、歯車としては、傘歯車、または、ウォームギヤを用いてもよい。
一対のコンベヤ40a,40bの対向間隔C1は、シュート80a,80bの下端部の間隔S1よりも狭く設ける(図4参照)。対向間隔C1は間隔S1に対して1〜13%狭くすることが好ましい。1%より小さいと製品の反発力の向上や厚みの安定性において効果が少なく、13%より大きいと板材42の跡が製品に残ったり、コンベヤ40a,40bの駆動への負担が増大したりしてしまうからである。また、対向間隔C1は間隔S1に対して2〜10%狭くすることがより好ましく、3〜7%狭くすることがさらに好ましい。
口金70は、図4に示す通り、略長四辺形内に複数個が配列された押出孔71を有し、溶融した熱可塑性樹脂に圧力を加えて吐出することにより線条10を下方に降下させるものである。押出孔71は、略長四辺形内に複数個が配列される。押出孔71は複数個が配列されるため、一群の線条は押出孔71の配列形状を降下方向の断面形状として有する集合体11となる。降下する集合体11は、外周において長手側面と短手側面と二面ずつ有することとなる。
シュート80a,80bは、図4,図5に示す通り、口金70の下方において、降下する集合体11の長手側面を挟んで対向するように配置される一対の案内部材である。一対のシュート80a,80bはそれぞれ集合体11に向かって下方に傾斜する形状であり、その下端部が対向する間隔S1は口金70における押出孔71の短手方向の配列間隔D1と同じか、それよりも狭く設定される。
また、図1に示すように、集合体11の短手側面を挟んで対向するように短手シュート81a,81bを配置している。なお、短手シュート81a,81bは平面図である図1に示しているが、その傾斜等の構造は図4,図5に示すシュート80a,80bと同様なものである。短手シュート81a,81bの下端部が対向する間隔は口金70における押出孔71の長手方向の配列間隔よりも狭く設定される。なお、シュート80a,80bおよび短手シュート81a,81bを用いなくても本発明は適用できる。
長手方向に延設されるシュート80a,80bの下端部および短手シュート81a,81bの下端部に囲まれる領域が、集合体11が通過する最小断面積である成形開口部82となる(図1参照)。傾斜面の形状は図4,図5に示すものに限られず、一つの平面的な斜面からなるものや、傾斜率が変化する曲面であってもよい。長手方向に延設されるシュート80a,80bと短手シュート81a,81bは、独立して設けても、直交する四隅において連続して一体的に設けてもよい。
シュート80a,80bの上方には水供給口83が設けられる。水供給口83は、シュート80a,80bの長手方向のほぼ全幅に亘る供給パイプ84a,84bに適宜間隔で複数個が設けられ、図4の矢印Wに示すようにシュート80a,80bの上面に水流を供給する。短手シュート81a,81bへの水流の供給は、供給パイプ84a,84bからの水流を調節して流用してもよいし、別途、短手シュート81a,81bの上方に同様な供給パイプ(図示略)を設けてもよい。
水槽90は、集合体11を冷却するためのものであって、コンベヤ40a,40bの全体が水没する水位91に調節可能な大きさを有するものである。コンベヤ40a,40bの上部が水上にあるように水位を設定してもよい。シュート80a,80bの下端部を基準にする水位91(図4参照)は、0≦Wd≦30(mm)に設定することが好ましく、1≦Wd≦20(mm)に設定することがより好ましく、3≦Wd≦12(mm)の高さに設定することがさらに好ましい。水位91はシュート80a,80bの下端部の高さと同一の高さを含み、これ以上の水位91であれば本発明を実施できる。しかし、製造時の水位のばらつきや機械の水平度などを考慮して水位91を設定することが好ましい。製造条件にも影響されるが、水位91を3mm以上の高さに設定すれば、水位91がシュート80a,80bの下端部より低くなることを防止できる。一方、水位91がシュート80a,80bの下端部から30mmを越すと、条件によっては樹脂の固化が始まり繊維同士の融着が悪くなり、また表面の粗さが増して不適当となる。
以下、本発明の実施例1による立体網状構造体の製造方法について図5を参照して説明する。公知の構成部分については、その詳細な説明は省略するので、日本国特許第4350286号、U.S.Patent No.7,625,629等を参照されたい。
まず、熱可塑性合成樹脂を主原料とした原料を溶融する。溶融された原料は、口金70内部へと送られ、圧力を加えられて、下部の押出孔71から下方へ押し出しされて線条10となる。口金70内部の温度範囲は100〜400℃、押出量は20〜200Kg/時間、等に設定可能である。口金70内部における圧力は、例えば75mmスクリューの吐出圧によるものが挙げられ、その圧力範囲は0.2〜25MPa程度である。厚みが100mmを越える立体網状構造体15を製造する場合は、ギヤポンプ等によりダイス圧力の均一化を図ることが好ましい。口金70から吐出されたそれぞれの線条10は、押出孔71の複数個の配列により、複数本の線条10からなる集合体11となる。
集合体11のうち外周の長手側面に位置する線条10は、図5に示す通り、一対のシュート80a,80bの上に接地し、その接触により垂直落下軌道が乱され、隣り合う線条10とループ状に絡まり合いつつ、供給パイプ84a,84bから供給される水流に乗り、シュート80a,80bの上を滑り降りる。この際、線条10は重力の影響を直接的に受け、シュート80a,80bに沿って二次元的に絡合する。供給パイプ84a,84bから供給される水流は一対の短手シュート81a,81bにも及び、集合体11のうち、外周の短手側面に位置する線条10も同様にして短手シュート81a,81bの上を滑り降りることとなる。
集合体11のうち、長手方向に延びるシュート80a,80bおよび短手シュート81a,81bのいずれにも接触せずに落下した線条10は、成形開口部82を通過する。このとき、成形開口部82を通過する線条10のうち、シュート80a,80bおよび短手シュート81a,81bの下端近くを通過するものは、シュート80a,80bおよび短手シュート81a,81bを滑り降りてくる線条10と接触し、ループ状に絡まり合い、さらにその接触絡合による落下軌道の撹乱が隣り合う中心方向の線条10に若干の範囲で伝播しつつ落下する。成形開口部82を通過する線条10のうち、成形開口部82の中央付近を通過するものは、上記のような絡合をすることなく水面に着水する(図5参照)。ここにおいて、コンベヤ40a,40bによる引き取り速度は集合体11の落下速度よりも遅いため、着水した線条10は撓み、水面付近でループ状に絡まり合うこととなる。
このように集合体11は立体網状構造が形成され、水槽90にて冷却されつつ、コンベヤ40a,40bにより引き取られ降下する。コンベヤ40a,40bの最小対向間隔の位置まで降下した集合体11は、コンベヤ40a,40bによって、成形開口部82の短手方向の間隔S1よりも小さな対向間隔C1で挟持され圧縮作用を受ける(図5参照)。コンベヤ40a,40bの最小対向間隔の位置まで降下した時点では、水没による集合体11の冷却固化がまだ完全に終わっていないので、コンベヤ40a,40bでの挟持により圧縮成形効果を得ることができるものである。
引取領域Uにおいて噴出孔20の位置まで降下した集合体11は、コンベヤ40a,40bの内部領域Iから無端部材41の間隙Rを通して、噴出孔20によって噴出される冷却水を受ける(図5参照)。集合体11の冷却は水槽90に着水した時点から冷却が始まるが、集合体11の内部の冷却が遅れることもあるところ、噴出孔20からの冷却水により確実に冷却されるものである。引き続き、コンベヤ40a,40bにより引き取り、送り出せば、立体網状構造に形成された集合体11は冷却が進行し、形状が固定される。
上記操作を連続し、水槽90の左方向に集合体11を引取り、水槽90から引き出し、所望の長さに切断すれば立体網状構造体15を得ることができる。立体網状構造体15は、成形開口部82と同様の形状を断面に有し、コンベヤ40a,40bで補助的な圧縮成形を受けた状態の略板状となる。なお、短手シュート81a,81bを設けなかった場合は、必要に応じて立体網状構造体15の短手側面の端面処理を行うものとする。なお、シュート80a,80bを用いない場合は直接にコンベヤ40a,40bに接触しつつ着水することとなるが、上記と同様にして立体網状構造体15が形成される。
本発明による立体網状構造体15の原料の熱可塑性樹脂としてポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル、ナイロン66などのポリアミド、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、上記樹脂をベースとし共重合したコポリマーやエラストマー、上記樹脂をブレンドしたもの等が挙げられる。抗菌剤などのブレンドされた原料も可能である。例えば、立体網状構造体15を寝具マットレスとして用いる場合は、その原料としてはポリエチレンが好適である。また、原料の熱可塑性樹脂に抗菌剤や不燃材、難燃剤を混合し、立体網状構造体15がこれらの機能を備えるようにしてもよい。
本発明の実施例1により製造される立体網状構造体15について説明する。立体網状構造体15は、溶融した熱可塑性樹脂が複数の線条10として下方に押し出され、線条10が水面91に接触し、または、降下する線条10の集合体11を挟んで対向する一対のシュート80a,80bまたはコンベヤ40a,40bに接触し、線条10が不規則に絡まり合い、その絡合部が熱溶着してループが形成され、コンベヤ40a,40bにより集合体11が挟持され線条10の降下速度より遅い速度で水中に引き取られ、引取領域Uに向かってコンベヤ40a,40bの内部領域Iから間隙Rを通して冷却水が噴出され、水中で冷却されて形成されるものである。これによって、立体網状構造体15は、複数本の線条10がループ状に無秩序に絡まり合い、熱接着された立体網状構造を備えることとなる。立体網状構造体15において、製造段階での集合体11の外周部の長手側面と短手側面に相当する側面に、内部17と比較して嵩密度の大きな表面部16が形成される。表面部16は、製造段階において、線条10がシュート80a,80bに沿って二次元的に絡合したことによるものである。
本発明の実施例1による効果について説明する。噴出孔20から引取領域Uに向けて冷却水を噴出することにより、引取中の集合体11を確実に冷却することができる。これによって立体網状構造体15の冷却不足による形成不良を防止し、製造効率を向上させることができる。
噴出孔20から新鮮な冷却水を連続的に供給することによって、製造装置1の長時間運転においても水温の上昇を防止し、立体網状構造体15の品質を安定化することができる。また、水槽90内の低温な部分の水を循環させることによっても、冷却に重要な引取領域の局所的な温度上昇を防止し、立体網状構造体15の形成を良好に保つことができる。
水槽90内の全体的な温度上昇や局所的な温度上昇を防止することによって、製造装置の熱損傷を防ぎ、長寿命化が図られる。
本実施例1による立体網状構造体15には表面部16が形成されることにより内部17の冷却が進行しにくいものとなってしまうが、噴出孔20から引取領域Uに向けて冷却水を噴出することにより、内部17まで直接的に冷却水を当てることが可能となる。また、噴出された水により、水の強制対流がおこり、立体網状構造体と水とで効率的に熱交換が行われる。また、異形断面の口金による集合体11を冷却する場合や、立体網状構造体15の厚みが大きい場合においても、表面部16を形成する場合と同様にして内部17の冷却が進行しにくいものとなってしまうが、適切に内部17を冷却することができる。すなわち、噴出孔20から冷却水を噴出することにより、様々な立体網状構造体15の嵩密度、形状、大きさ等に対応する汎用性が向上することとなる。
本実施例1の変形例として、噴出孔20を吸引孔(図示略)に変えることもできる。吸引孔は、吸引管によってポンプに接続され、引取領域∪から内部領域Iに間隙Rを通して水を吸引する。引取領域U内の、集合体11付近の局所的に温度上昇した水は、吸引孔によって吸引され、水の強制対流により周囲から比較的低温な水が供給される。そのため、立体網状構造体と水とで効率的に熱交換が行われ、適切に内部17を冷却することができる。吸引された水は水槽90の下部等に供給して循環させてもよいし、外部へ排出されてもよい。また、吸引孔と噴出孔の両方を設けてもよい。
本発明の実施例2による立体網状構造体215の製造装置201(以下、単に製造装置201という。)について図6〜図9を参照して以下に説明する。製造装置201は、溶融した熱可塑性樹脂を線条210として下方に押し出して降下させる複数の押出孔271を有する口金270と、降下する線条集合体211を挟んで対向する一対の案内部材であるシュート280a,280bと、線条集合体211を冷却する水槽290と、押出孔271の下方で一対が対向して設けられ、周設される無端部材241が間隙を有するコンベヤ240a,240bと、コンベヤ240a,240bの内部領域Iに設けられ、無端部材241の撓みを規制するガイド230と、を備え、線条210の降下速度より遅い速度で集合体211をコンベヤ240a,240bにより引き取り、水槽290で冷却することにより、集合体211を立体網状構造体215となすものである。以下、各部について説明する。
ガイド230は、内部領域Iのうち集合体211に接する側において、無端部材241の直線部と平行な縦方向に延設されるものである。無端部材241を駆動する回動体である上スプロケット248および下スプロケット249と同軸である上部駆動シャフト244および下部駆動シャフト245に設けられ、無端部材241の撓みを規制する円形ガイド(図示略)を設けてもよい。なお、内部領域Iとはコンベヤ240a,240bにおいて無端部材241によって隔てられる内部の領域をいう。以下、コンベヤ240a,240bの構成について説明した後、ガイド230について説明する。
一対のコンベヤ240a,240bがそれぞれ備える無端部材241は、図8に示す通り、横方向に長尺な板材242が無端チェーン243により縦方向に連結して周設されることより構成される。一対のコンベヤ240a,240bのうち一方のコンベヤ240aは、上部駆動シャフト244と下部駆動シャフト245とを備え、これらは正面フレーム246aと背面フレーム247aとの間において回動自在に軸支される。一対のコンベヤ240a,240bのうち他方のコンベヤ240bも同様にして、上部駆動シャフト244と下部駆動シャフト245とを備え、これらは正面フレーム246bと背面フレーム247bとの間において回動自在に軸支される。正面フレーム246a,246bと背面フレーム247a,247bとの間には、コンベヤ240a,240bの内部領域Iにおいて上フレーム250と下フレーム251とが横方向に延設される。上部駆動シャフト244および下部駆動シャフト245の間と、上部駆動シャフト244および下部駆動シャフト245の間には、それぞれにおいて対応する間隔で上スプロケット248および下スプロケット249が設けられ、無端チェーン243は、上スプロケット248および下スプロケット249に張力を掛けて周設される。なお、無端部材241としては上記の構成の他、ゴム製や金属製のメッシュを繋げた無端ベルトを用いることもできる。なお、図6〜図9における上スプロケット248および下スプロケット249の歯は省略して図示している。
一対のコンベヤ240a,240bは、実施例1と同様あるので、説明は略す。
ガイド230は、コンベヤ240a,240bのそれぞれの内部領域Iのうち集合体211に接する側において、無端部材241の直線部と平行な縦方向に延設され、無端部材241の撓みを規制するガイド230である。すなわち、コンベヤ240a,240bは長尺の長円形に周設され二つの直線部を備えるが、このうち、一対のコンベヤ240a,240bに挟まれる領域であって集合体211が引き取られる際に通過する引取領域Uにある側の直線部であって、コンベヤ240a,240bのそれぞれの内部領域Iに、ガイド230は設けられる。ガイド230は、図8に示す通り、コンベヤ240a,240bの内部領域Iにおいて横方向に延設される上フレーム250と下フレーム251に固設され、周回する板材242に対して摺動するように設けられる。なお、図8では便宜上、無端チェーン243の手前側にガイド230が見える位置での部分断面状に図示している。ガイド230は、図7に示す通り、上部駆動シャフト244および下部駆動シャフト245の延設方向において、三つが設けられるが、これに限られず、製造する立体網状構造体215の大きさや形状、嵩密度・材質等による反発力等に応じて、数量、位置、形状等は、適宜調整できる。ガイド230の材質は硬質な樹脂製であるが、上記の製造における要素に応じて金属製、セラミックス製、炭素繊維製、あるいは、複合材料等を用いてもよい。
以下、本発明の実施例2による立体網状構造体215の製造方法については実施例1と同様であるので、噴出口20、ノズル21を削除し、ガイド230を設けたものであり、基本的なものは同様であるので、説明は援用する。
本発明の実施例2による効果について説明する。本実施例ではガイド230を備えることにより、コンベヤ240a,240bにおける板材242の撓みを規制し、精度の良好な立体網状構造体215を安定的に製造することができる。
また、ガイド230を備えることにより、様々な形状や大きさの立体網状構造体215を製造する際にも板材242の歪みを防止することができる。例えば、ダブルベッドサイズのマットレス等の幅広な立体網状構造体215を製造する際には、板材242の横方向の延設長さが大きくなり、引取中の集合体211の反発力によって板材242に加わる曲げ応力も大きくなるが、適宜の間隔でガイド230を備えることにより、板材242に必要な曲げ剛性を保ち、板材242の撓みを防止することができる。また、例えば、口金270による長四辺形の断面形状の立体網状構造体215を製造するラインにおいて、製造する立体網状構造体215の形状を異形状のようなものに変更した場合においては、集合体211からの反発力が板材242の延設方向の中央付近に集中し、板材242に加わる曲げ応力が大きくなるが、そのような場合であってもガイド230によって板材242の撓みを防止することができる。
ガイド230を備えることによりコンベヤ240a,240b全体の剛性が向上する上、間隔調節機構(図示略)を備えることによりコンベヤ240a,240bの対向間隔C1を調整できるため、製造する立体網状構造体215の形状や大きさに合わせて最適な引取領域Uの間隔を設定し、これを保つことが可能となる。
上記の通り、ガイド230を備えることにより、様々な立体網状構造体215を精度よく製造することができ、製造装置201の汎用性が向上する。また、板材242の撓みを防止するため、無端チェーン243の適切な張力の設定範囲が広くなり、張力の設定が容易となる。さらに、コンベヤ240a,240bの全体的な剛性が向上することにより、コンベヤ240a,240b全体の形状を保持するための無端チェーン243の張力の負担を減らすことができ、製造装置201の長寿命化が図られ、総合的にコストダウンされる。
なお、円形ガイド(図示略)を備えることにより、コンベヤ240a,240bの上部および下部における板材242の撓みを防止できる。上述の通り、集合体211を引き取るために一対のコンベヤ240a,240bの対向間隔C1はシュート280a,280bの下端部の間隔S1よりも狭く設けられ、また、上述の立体網状構造体215の製造方法のように、集合体211には水面291付近で立体網状構造が形成されるため、コンベヤ240a,240bの対向間隔C1が狭まるにつれて、コンベヤ240a,240bには集合体211を圧縮するための反発力が加わるところ、コンベヤ240a,240bの上部には円形ガイド(図示略)が設けられているので、集合体211を圧縮するために必要な板材242の曲げ剛性を保つことができる。また、コンベヤ240a,240bの下部にも円形ガイド(図示略)が設けられるため、コンベヤ240a,240bの上下の剛性をバランスよく保つことができ、そのようなコンベヤ240a,240bの上部にかかる力によってコンベヤ240a,240bが全体的に歪むことはない。
本発明の実施例3による立体網状構造体315の製造装置301(以下、単に製造装置301という。)について図10〜図11を参照して以下に説明する。製造装置301は、おおむね実施例1、2と同様であるので、説明は援用するが、実施例1の噴出口20、ノズル21に対応する噴出口320、ノズル321、実施例2のガイド230に対応するガイド330を共に備えていることが相違する。なお、図10、図11においては、噴出口320、ノズル321、ガイド330は、それぞれ、左右一対を備えているが、図面では便宜上、一個のみ表示し、他は省略している。
本発明の実施例3による効果について説明する。実施例3では噴出口320、ノズル321、ガイド330を共に備えているので、実施例1と2の効果を共に備えることで、相乗的な効果が得られる。なお、変形例として、噴出口320を吸入孔に変えてもよい。
なお、本発明は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲において、改変等を加えることが出来るものであり、それらの改変、均等物等も本発明の技術的範囲に含まれることとなる。
1、201、301・・・立体網状構造体の製造装置
10、210、310・・・線条
11、211、311・・・集合体
15、215、315・・・立体網状構造体
20、320・・・噴出孔
230、330・・・ガイド
40a,40b、240a,240b、340a,340b・・・コンベヤ
41、241、341・・・無端部材
42、242、342・・・板材
R・・・間隙

Claims (2)

  1. 溶融した熱可塑性樹脂を線条として下方に押し出して降下させる複数の押出孔を有する口金と、
    前記線条の集合体を冷却する水槽と、
    前記押出孔の下方で一対が対向して間隔をおいて立設され、周設される無端部材が内部領域を有するコンベヤと、
    前記内部領域において、前記集合体に接する側の前記コンベアの無端部材の直線部に隣接し、水没するとともに前記直線部に平行な縦方向に延設されたガイドと、を備え、
    前記ガイドが前記集合体から前記無端部材への圧力に起因する前記無端部材の内部領域への撓みを規制するとともに、前記線条の降下速度より遅い速度で前記集合体を前記コンベヤにより引き取り、前記水槽で冷却することにより、前記集合体を立体網状構造体となす立体網状構造体製造装置。
  2. 溶融した熱可塑性樹脂を複数の線条として下方に押し出して降下させる押出ステップと、
    前記線条が水面に接触し、または、降下する前記線条の集合体を挟んで対向する一対の案内部材もしくは該案内部材の下方で対向するコンベヤに接触し、前記線条が不規則に絡まり合い、その絡合部が熱溶着するループ形成ステップと、
    前記コンベヤにより前記集合体を挟持して前記線条の降下速度より遅い速度で水中に引き取る引取ステップと、
    前記引取ステップと並行して前記集合体を水中で冷却する冷却ステップと、
    を備え、
    間隔をおいて立設された一対のコンベアの無端部材の内部領域において、前記集合体に接する側の前記無端部材の直線部に隣接するとともに前記直線部に平行な縦方向に延設されたガイドを備え、
    前記引取ステップにおいて、前記ガイドが、水没状態で、前記集合体からの無端部材への圧力に起因する前記無端部材の内部領域への撓みを規制することを特徴とする立体網状構造体の製造方法。
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