JP7077713B2 - 網状構造体製造装置及び網状構造体の製造方法 - Google Patents

網状構造体製造装置及び網状構造体の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、網状構造体を製造する装置及び網状構造体を製造する方法に関するものである。
現在、家具、ベッド等の寝具、電車や自動車、二輪車等の車両用の座席に用いられるクッション材として、網状構造体が広く使用されつつある。網状構造体は、発泡-架橋型ウレタンと比べて、同程度の耐久性を有し、透湿透水性や通気性に優れており、蓄熱性が少ないため蒸れにくいという利点がある。さらに、熱可塑性樹脂からなるため、リサイクルが容易であり、残留薬品の心配もなく、環境に優しいという利点も挙げられる。
網状構造体の製造装置として、溶融した熱可塑性樹脂を線条として下方に押し出して降下させる複数の押出孔を有する口金と、線条の集合体を冷却する水槽と、押出孔の下方で一対が対向して設けられ、周設される無端部材が間隙を有するコンベヤと、該コンベヤの内部領域に設けられ、間隙から集合体に向かって冷却水を噴出する噴出孔または集合体付近から間隙を通して水を吸引する吸引孔の少なくとも一方を含む強制対流部材と、を備え、線条の降下速度より遅い速度で集合体をコンベヤにより引き取り、水槽で冷却することにより、集合体を立体網状構造体となす立体網状構造体製造装置がある(例えば、特許文献1参照)。
また、網状構造体の製造方法として、溶融した熱可塑性樹脂を複数の線条として下方に押し出して降下させる押出ステップと、線条が水面に接触し、または、降下する線条の集合体を挟んで対向する一対の案内部材もしくは該案内部材の下方で対向するコンベヤに接触し、線条が不規則に絡まり合い、その絡合部が熱溶着するループ形成ステップと、コンベヤにより集合体を挟持して線条の降下速度より遅い速度で水中に引き取る引取ステップと、コンベヤに周設される無端部材が間隙を有し、一対のコンベヤに挟まれる引取領域に向かってコンベヤの内部領域から該間隙を通して冷却水を噴出するか、または引取領域からコンベアの内部領域へ該間隙を通して水を吸引することにより、水の強制対流を起こし、引取ステップと並行して集合体を水中で冷却する冷却ステップと、を備えたことを特徴とする立体網状構造体の製造方法がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2015-155588号公報
しかし、特許文献1のような網状構造体の製造装置及び製造方法は、網状構造体の製造時に網状構造体に向かって冷却水を噴出しており、直接冷却水が当たる網状構造体の表面部と冷却水が当たらない内部とで冷却の度合いに差があり、網状構造体の厚み方向で冷却斑が発生する。網状構造体の製造において冷却斑があると、冷却が不十分であった内部の繰り返し圧縮残留歪みが大きく、また、繰り返し圧縮後の硬度保持率が小さくなり、網状構造体の耐久性が著しく劣ってしまうという問題がある。
本発明は、上記従来技術の問題点を解消するために創案されたものであり、その目的は、網状構造体の製造時において、網状構造体を冷却する際に網状構造体の厚み方向に冷却斑が発生しにくく、十分な耐久性を備えた網状構造体の製造装置及び製造方法を提供することにある。
前記課題を解決することができた本発明の網状構造体製造装置は、溶融した熱可塑性樹脂を線条にして押し出す吐出孔を有するノズルと、ノズルの下方に配置されている水槽と、水槽に設けられており、線条の樹脂を有する網状構造体を搬送する搬送装置と、水槽に設けられており、気体を放出する気体放出装置と、を有していることを特徴とするものである。
上記発明の網状構造体製造装置において、気体放出装置は、搬送装置よりも下方に設けられていることが好ましい。
上記発明の網状構造体製造装置において、気体放出装置は、気体を放出する放出孔を有しており、放出孔の法線方向が水槽の水面に向いていることが好ましい。
上記発明の網状構造体製造装置において、搬送装置は、少なくとも第1搬送装置と第2搬送装置から構成されており、第1搬送装置と第2搬送装置との間に網状構造体があり、気体放出装置は、気体を放出する放出孔を有しており、放出孔の法線方向が搬送装置の間にある網状構造体に向いていることが好ましい。
上記発明の網状構造体製造装置において、気体放出装置が放出する気体の量は、ノズルから押し出される樹脂の量が増えると増加することが好ましい。
上記発明の網状構造体製造装置において、気体放出装置が放出する気体の量は、搬送装置の速度が大きくなると増加することが好ましい。
上記発明の網状構造体製造装置において、搬送装置は、メッシュ状ベルトと駆動ローラーとを有していることが好ましい。
上記発明の網状構造体製造装置において、水槽の一方側に、網状構造体を牽引する網状構造体牽引装置を有しており、搬送装置は、少なくとも第1搬送装置と第2搬送装置から構成されており、気体放出装置は、第1搬送装置と第2搬送装置との中点を含む鉛直平面よりも網状構造体牽引装置側に配置されていることが好ましい。
上記発明の網状構造体製造装置において、気体放出装置は、少なくとも第1気体放出装置と第2気体放出装置から構成されており、搬送装置は、少なくとも第1搬送装置と第2搬送装置から構成されており、第1気体放出装置は、第1搬送装置の鉛直方向の下方に設けられており、第2気体放出装置は、第2搬送装置の鉛直方向の下方に設けられていることが好ましい。
また、前記課題を解決することができた本発明の網状構造体の製造方法は、溶融した熱可塑性樹脂を線条にして押し出すステップと、搬送手段によって線条の樹脂を有する網状構造体を水槽内で搬送するステップと、気体放出装置によって水槽内の水中に気体を放出するステップと、を有することを特徴とするものである。
本発明によれば、水槽に設けられている気体放出装置が気体を放出することにより、水槽の水に対流を起こすことができ、網状構造体の表面部と内部とを均一に冷却しやすくなり、網状構造体の厚み方向に冷却斑が発生しにくく、十分な耐久性を備えた網状構造体を製造することができる。
本発明の実施の形態における網状構造体製造装置の側面図を表す。
以下、本発明に関して、図面を参照しつつ具体的に説明するが、本発明はもとより図示例に限定される訳ではなく、前・後記の趣旨に適合し得る範囲で適当に変更を加えて実施することも可能であり、それらはいずれも本発明の技術的範囲に包含される。
本発明に係る網状構造体製造装置は、溶融した熱可塑性樹脂を線条にして押し出す吐出孔を有するノズルと、ノズルの下方に配置されている水槽と、水槽に設けられており、線条の樹脂を有する網状構造体を搬送する搬送装置と、水槽に設けられており、気体を放出する気体放出装置と、を有していることを特徴とするものである。
本発明の網状構造体は、熱可塑性樹脂からなる線条の樹脂を曲がりくねらせてランダムループを形成し、夫々のループを互いに溶融状態で接触せしめて接合させた三次元ランダムループ接合構造を持つ構造体である。
図1は、本発明の実施の形態における網状構造体製造装置の側面図である。網状構造体製造装置1は、ノズル10、水槽20、搬送装置30、及び気体放出装置40を有している。
ノズル10は、溶融した熱可塑性樹脂を線条にして押し出す吐出孔11を有している。即ち、加熱によって溶融した熱可塑性樹脂をノズル10の吐出孔11から押し出すことにより、線条の樹脂12を形成している。
ノズル10が有している吐出孔11は、1列に配置されていてもよいが、複数列であることが好ましい。ノズル10が複数の吐出孔11を有していることにより、同時に複数の線条の樹脂12を形成することができ、網状構造体60の生産効率を高めることができる。ノズル10が有している吐出孔11の数は、製造する網状構造体60の硬度やクッション性に応じて調節することができる。
吐出孔11の出口の断面形状は特に限定されず、例えば、円形、楕円形、多角形等が挙げられる。吐出孔11の出口の断面形状は、中でも、円形または楕円形であることが好ましい。吐出孔11がこのように構成されていることにより、吐出孔11から押し出された線条の樹脂12の断面形状も円形または楕円形となり、前述の三次元ランダムループ接合構造を形成する際に、線条の樹脂12同士が接触する面積を増やして、高い弾力性と耐久性を有する網状構造体60を製造することができる。
また、吐出孔11から押し出された線条の樹脂12の断面形状は、中実であってもよく、中空であってもよい。線条の樹脂12の断面形状を中空とするためには、例えば、吐出孔11の内側に心棒のような心金部を有する構成であればよい。具体的には、吐出孔11の出口の断面形状が、吐出孔11の内側と外側とが一部連通している、所謂C型ノズルや、吐出孔11にブリッジを設けて、吐出孔11を周方向に分割した、所謂3点ブリッジ形状ノズル等が挙げられる。
吐出孔11の出口の断面形状の長軸方向の長さは、0.1mm以上であることが好ましく、0.5mm以上であることがより好ましく、1.0mm以上であることがさらに好ましい。吐出孔11の出口の断面形状の長軸方向の長さの下限値をこのように設定することにより、網状構造体60の耐久性を高め、繰り返しの圧縮に耐えられる網状構造体60とすることができる。また、吐出孔11の出口の断面形状の長軸方向の長さは、10mm以下であることが好ましく、7mm以下であることがより好ましく、5mm以下であることがさらに好ましい。吐出孔11の出口の断面形状の長軸方向の長さの上限値をこのように設定することにより、クッション性のよい網状構造体60を製造することができる。
ノズル10が複数の吐出孔11を有している場合、各吐出孔11の出口の断面形状の大きさは同じであってもよく、異なっていてもよい。ノズル10が有している全ての吐出孔11の出口の断面形状の大きさを同じにすれば、線条の樹脂12の太さが均一である網状構造体60とすることができる。また、例えば、ノズル10の中央部の吐出孔11の出口の断面形状の大きさを、その外周部の吐出孔11の出口の断面形状の大きさよりも小さくすると、網状構造体60の内部の線条の樹脂12が網状構造体60の表面部の線条の樹脂12よりも細くなるため、網状構造体60の内部の温度が表面部よりも下がりやすくなり、冷却斑が起こりにくい構造の網状構造体60を製造することができる。
吐出孔11から押し出す熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリエステル系熱可塑性エラストマー、ポリオレフィン系熱可塑性エラストマー、ポリスチレン系熱可塑性エラストマー、ポリウレタン系熱可塑性エラストマー、ポリアミド系熱可塑性エラストマー、エチレン酢酸ビニル共重合体等が挙げられる。熱可塑性樹脂は、中でも、ポリエステル系熱可塑性エラストマー、ポリオレフィン系熱可塑性エラストマー、及びポリスチレン系熱可塑性エラストマーの少なくともいずれかを含んでいることが好ましい。熱可塑性樹脂がポリエステル系熱可塑性エラストマー、ポリオレフィン系熱可塑性エラストマー、及びポリスチレン系熱可塑性エラストマーの少なくともいずれかを含んでいることにより、加工性が向上し、網状構造体60の製造が容易となる。また、熱可塑性樹脂は、ポリエステル系熱可塑性エラストマーを含んでいることがより好ましい。熱可塑性樹脂がポリエステル系熱可塑性エラストマーを含んでいることにより、繰り返し圧縮残留歪みを小さく、また、繰り返し圧縮後の硬度保持率を大きくすることができ、耐久性の高い網状構造体60を製造することができる。
水槽20は、ノズル10の下方に配置されており、ノズル10の吐出孔11から押し出された線条の樹脂12を受け入れ可能に構成されている。水槽20は、ノズル10の吐出孔11から押し出された線条の樹脂12を冷却する水を有している。ノズル10の吐出孔11から押し出された線条の樹脂12は、水槽20内の水面に着水して曲がりくねることによってランダムループを形成し、隣接するランダムループと互いに溶融状態で接触することで、三次元方向にランダムループ同士が接合した構造体を形成し、同時に水によって冷却されその構造が固定される。このようにして網状構造体60が得られる。
搬送装置30は、水槽20に設けられており、線条の樹脂12を有する網状構造体60を搬送する。つまり、搬送装置30は、ノズル10の吐出孔11から押し出され、水槽20内に受け入れた線条の樹脂12を有する網状構造体60を水槽20内で搬送する。搬送装置30は、水槽20の水面から水槽20の底部に向かって、網状構造体60を搬送することが好ましい。
搬送装置30の種類は特に限定されず、例えば、ベルトコンベア、ネットコンベア、スラットコンベア等のコンベアが挙げられる。搬送装置30の詳細については後述する。
気体放出装置40は、水槽20に設けられており、気体を放出する。気体放出装置40が放出する気体は、気体を圧縮する装置(図示せず)によって圧縮された気体であることが好ましい。気体放出装置40が水槽20内の水中において気体を放出することにより、水槽20内の水に対流を発生させることができる。水槽20内の水に対流が起こると、水槽20内の網状構造体60の表面部付近にある水だけでなく、網状構造体60の内部にある水も、網状構造体60の空隙を通じて移動させられ、新たな水が供給される。そのため、水槽20内の網状構造体60の表面部及び内部の両方を均一に冷却することができ、冷却斑が発生しにくくなる。冷却斑が発生しにくいことにより、網状構造体60の製造において、冷却が不十分であることによる繰り返し圧縮残留歪みの増大や、繰り返し圧縮後の硬度保持率の低下を防ぐことができ、耐久性の高い網状構造体60を製造することができる。気体の種類は、例えば、空気、酸素ガス、窒素ガス等が挙げられるが、空気であることが好ましい。
気体放出装置40は、搬送装置30よりも下方に設けられていることが好ましい。ノズル10の吐出孔11から押し出された線条の樹脂12が水槽20の水と接触する水面付近の水が最も高温になるため、搬送装置30よりも下方に気体放出装置40が設けられていることにより、水面付近の水よりも低温である搬送装置30の下方の水を、水面付近の線条の樹脂12へ送り込むことができ、効率よく水面付近の線条の樹脂12を冷却することができる。気体放出装置40は、搬送装置30の下端と水槽20の底との間に設けられていてもよく、水槽20の底部に設けられていてもよい。
気体放出装置40は、気体を放出する放出孔43を有しており、放出孔43の法線方向が水槽20の水面に向いていることが好ましい。放出孔43の法線とは、放出孔43の開口部を含む面に垂直な線を指す。放出孔43の法線方向が水槽20の水面に向いていることにより、気体放出装置40付近から水温の高い水面付近に向かって水の対流を起こすことができ、網状構造体60の冷却を効率的に行うことができる。なお、気体放出装置40が複数の放出孔43を有している場合は、少なくとも1つの放出孔43の法線方向が水槽20の水面に向いていることが好ましい。
気体放出装置40が有している放出孔43の数は、1つであってもよく、複数であってもよい。放出孔43の数が1つであれば、放出孔43から放出する気体の方向を調整することが容易となる。また、放出孔43の数が複数であれば、放出孔43から放出する気体を拡散させることができて水槽20内の水に大きく対流を起こすことができ、網状構造体60の冷却効率を高めることができる。
また、後述するように、搬送装置30が少なくとも第1搬送装置31と第2搬送装置32から構成されており、第1搬送装置31と第2搬送装置32との間に網状構造体60がある場合は、放出孔43の法線方向が搬送装置30の間にある網状構造体60に向いていることも好ましい。放出孔43の法線方向が搬送装置30の間にある網状構造体60に向いていることにより、水を網状構造体60の内部へより送り込みやすくなり、冷却が不十分になりやすい網状構造体60の内部を冷却しやすくなる。
放出孔43の法線方向は、水槽20の水面、及び搬送装置30の間にある網状構造体60に向いていることがより好ましい。放出孔43がこのように構成されていることにより、気体放出装置40から網状構造体60の内部を通って、水槽20の水面に向かって水の対流を発生させることができ、網状構造体60の厚み方向に冷却斑が起こりにくくなる。
気体放出装置40が放出する気体の量は、ノズル10から押し出される樹脂の量が増えると増加することが好ましい。つまり、気体放出装置40が放出する気体の体積(m/min)(1気圧、常温での測定値)とノズル10から押し出される樹脂の押出量(g/min)とが連動していることが好ましい。例えば、網状構造体60の反発性を高めるためにノズル10から押し出される線条の樹脂12の量を増やすと、水槽20の水面付近の温度がより高温になりやすくなるため、網状構造体60の冷却の効率が悪くなり、また、網状構造体60の内部が冷却されにくく、網状構造体60の厚み方向に冷却斑が発生しやすくなる。そのため、ノズル10から押し出される線条の樹脂12の量の増加に伴って気体放出装置40の気体の放出量を増加することにより、水槽20内の水の対流を大きくし、網状構造体60の冷却効率を高め、冷却斑を防止することができる。
気体放出装置40が放出する気体の体積(m/min)(1気圧、常温での測定値)は、ノズル10からの樹脂の押出量(g/min)と比例していることがより好ましい。気体放出装置40が放出する気体の体積とノズル10からの樹脂の押出量とがこのような関係にあることにより、さらに網状構造体60の冷却の効率をさらに高めることができ、冷却斑が起こりにくくなる。
気体放出装置40が放出する気体の量は、搬送装置30の速度が大きくなると増加することも好ましい。つまり、気体放出装置40が放出する気体の体積(m/min)(1気圧、常温での測定値)と搬送装置30による網状構造体60の搬送速度とが連動していることが好ましい。網状構造体60の硬さを低くするために網状構造体60の密度を下げる等の目的で、搬送装置30の速度を速めると、網状構造体60の内部の冷却が不十分なまま次の工程へ移ってしまい、内部の繰り返し圧縮残留歪みが大きく、繰り返し圧縮後の硬度保持率が小さい、耐久性の劣った網状構造体60となるおそれがある。そのため、搬送装置30の速度が速まるのに伴い、気体放出装置40の気体の放出量を増加することにより、水槽20内の水の対流を大きくし、網状構造体60の冷却効率を高め、網状構造体60の表面部だけでなく内部も十分に冷却することができる。
気体放出装置40が放出する気体の体積(m/min)(1気圧、常温での測定値)は、搬送装置30の速度(m/min)と比例していることがより好ましい。気体放出装置40が放出する気体の体積と搬送装置30の速度とがこのような関係にあることにより、網状構造体60の冷却効率をより向上させることができ、冷却斑の発生を防ぐことができる。
また、気体放出装置40が放出する気体の量は、ノズル10から押し出される樹脂の量が増えると増加し、かつ、搬送装置30の速度が大きくなると増加することがより好ましい。つまり、気体放出装置40が放出する気体の体積(m/min)(1気圧、常温での測定値)は、ノズル10からの樹脂の押出量(g/min)、及び搬送装置30の速度(m/min)と比例していることがより好ましい。気体放出装置40が放出する気体の量がこのようになっていることにより、例えば、網状構造体60の生産性を高める等の目的で、ノズル10から押し出される線条の樹脂12の量を増やし、搬送装置30の速度を速めても、水槽20内の水の対流を大きくすることによって網状構造体60を十分に冷却することができ、網状構造体60の厚み方向の冷却斑を起こりにくくすることができる。
搬送装置30の上端部は、水槽20の水面よりも上方にあることが好ましい。搬送装置30がこのように配置されていることにより、ノズル10の吐出孔11から押し出された線条の樹脂12が水槽20内の水に接触する際に、線条の樹脂12が水面上で自由に移動することを妨げ、網状構造体60の厚みが過度に大きくならないようにすることができる。
搬送装置30は、コンベアベルト33を有していることが好ましい。コンベアベルト33は、ゴムや樹脂製の平ベルト、金属製のワイヤーを連続的に編み込んだり、織り込んだりすることでメッシュ状にしたネットコンベアベルトや、コンベアチェーンに連続的に金属製の板を取り付けたスラットコンベアベルトが挙げられる。
コンベアベルト33は、中でも、把持性能がよく、通水性能に優れることより、ネットコンベアベルトであることが好ましい。即ち、搬送装置30は、メッシュ状ベルトと駆動ローラー34とを有している、ネットコンベア搬送装置であることが好ましい。搬送装置30がこのように構成されていることにより、搬送装置30を水や気体が通過することができるため、気体放出装置40による水槽20内の水の対流を搬送装置30が妨げにくく、網状構造体60の冷却効率を高めることができる。
コンベアベルト33は、無端状であることが好ましい。コンベアベルト33が無端状に構成されていることにより、駆動ローラー34の回転によって無端状のコンベアベルト33が途切れることなく回り、搬送装置30を連続して作動させることができ、網状構造体60の搬送を効率的に行うことができる。
駆動ローラー34は複数であり、無端状のコンベアベルト33の内部の上部及び下部にそれぞれ設けられていることが好ましい。つまり、コンベアベルト33の内部の上部に上部駆動ローラー34aが設けられ、コンベアベルト33の内部の下部に下部駆動ローラー34bが設けられていることが好ましい。駆動ローラー34がこのように構成されていることにより、コンベアベルト33に撓みが生じにくくなり、駆動ローラー34の回転によってコンベアベルト33が空回りして搬送装置30が動作不良を起こすことを防止できる。
搬送装置30は、少なくとも第1搬送装置31と第2搬送装置32から構成されており、第1搬送装置31と第2搬送装置32との間に網状構造体60があることが好ましい。搬送装置30がこのように構成されていることにより、網状構造体60を第1搬送装置31と第2搬送装置32とで挟んだ状態で搬送することができるため、表面が整っており、また、厚みが一定である網状構造体60とすることができる。
第1搬送装置31の下部駆動ローラー34bと第2搬送装置32の下部駆動ローラー34bとの距離は、第1搬送装置31の上部駆動ローラー34aと第2搬送装置32の上部駆動ローラー34aとの距離よりも小さいことが好ましい。つまり、第1搬送装置31と第2搬送装置32との間の距離は、上部よりも下部の方が小さく、下部にいくにつれて狭くなっていることが好ましい。搬送装置30がこのように構成されていることにより、搬送装置30の下部で網状構造体60を挟み込むことができ、線条の樹脂12及び網状構造体60を水槽20内へ引き込みやすくなって、網状構造体60の冷却が行いやすくなる。
網状構造体製造装置1は、網状構造体60を牽引して水槽20から引き上げる網状構造体牽引装置50を有していることが好ましい。網状構造体製造装置1が網状構造体牽引装置50を有していることにより、網状構造体60の冷却後に水槽20から網状構造体60を自動的に引き上げて、網状構造体60の乾燥工程に移ることができるため、網状構造体60の生産性を上げることができる。
水槽20の一方側に、網状構造体60を牽引する網状構造体牽引装置50を有しており、搬送装置30は、少なくとも第1搬送装置31と第2搬送装置32から構成されており、気体放出装置40は、第1搬送装置31と第2搬送装置32との中点P1を含む鉛直平面p1よりも網状構造体牽引装置50側に配置されていることが好ましい。水槽20内において、鉛直平面p1よりも網状構造体牽引装置50側に網状構造体60が存在しているため、鉛直平面p1の網状構造体牽引装置50側の反対側よりも、鉛直平面p1の網状構造体牽引装置50側の方に水の対流をより多く起こす方が、網状構造体60を効率よく冷却する上で好ましい。そのため、気体放出装置40がこのように配置されていることにより、網状構造体60付近の水に対してより効率的に対流を起こすことができ、網状構造体60の冷却効率を高めることができる。
気体放出装置40は、少なくとも第1気体放出装置41と第2気体放出装置42から構成されており、搬送装置30は、少なくとも第1搬送装置31と第2搬送装置32から構成されており、第1気体放出装置41は、第1搬送装置31の鉛直方向の下方に設けられており、第2気体放出装置42は、第2搬送装置32の鉛直方向の下方に設けられていることが好ましい。第1気体放出装置41と第2気体放出装置42がこのように配置されていることにより、網状構造体60の両側に水の対流を発生させることができ、網状構造体60付近だけでなく、水槽20全体の水を動かすことが可能となり、網状構造体60の冷却の効率をより向上させることができる。
第1気体放出装置41の放出孔43の法線方向は、第2気体放出装置42の放出孔43の法線方向と同じであってもよく、異なっていてもよい。例えば、第1気体放出装置41の放出孔43の法線方向が鉛直方向であって水面に向かう方向であり、第2気体放出装置42の放出孔43の法線方向も同じく鉛直方向であって水面に向かう方向であれば、水槽20内の網状構造体60の両側で等しく水の対流を起こすことができ、第1気体放出装置41と第2気体放出装置42とでバランスよく対流を発生させることができる。また、第1気体放出装置41の放出孔43の法線方向と第2気体放出装置42の放出孔43の法線方向とが異なっていれば、第1気体放出装置41と第2気体放出装置42とで、それぞれ異なる場所に水の対流を起こすことができ、対流を発生させたい場所にそれぞれ優先的に対流を起こすことができる。
図1に示すように、第1気体放出装置41の放出孔43の法線方向と第2気体放出装置42の放出孔43の法線方向が、第1搬送装置31の上部駆動ローラー34aの中心点と第2搬送装置32の上部駆動ローラー34aの中心点との間に向かっていることも好ましい。第1気体放出装置41と第2気体放出装置42とがこのように構成されていることにより、水槽20内で最も水温が高くなる場所である、ノズル10の吐出孔11から押し出された線条の樹脂12と水槽20の水が接する場所に効率的に対流を起こすことができ、網状構造体60の冷却を効率よく行うことができる。
第1気体放出装置41から水槽20の底までの距離は、第2気体放出装置42から水槽20の底までの距離と同じであってもよく、異なっていてもよい。第1気体放出装置41から水槽20の底までの距離が、第2気体放出装置42から水槽20の底までの距離と同じであれば、第1気体放出装置41が起こす対流と第2気体放出装置42が起こす対流とを同程度のものとすることができ、第1気体放出装置41と第2気体放出装置42とでバランスよく水槽20内に対流を起こすことができる。
また、第1気体放出装置41から水槽20の底までの距離が、第2気体放出装置42から水槽20の底までの距離と異なっており、網状構造体牽引装置50が設けられている側に第1気体放出装置41が配置されており、第1気体放出装置41から水槽20の底までの距離が、第2気体放出装置42から水槽20の底までの距離よりも大きい場合、第1気体放出装置41が線条の樹脂12に近い場所に設けられるため、網状構造体60付近により大きく対流を起こすことができ、網状構造体60の冷却効率を高めることができる。
第1気体放出装置41が放出する気体の量は、第2気体放出装置42が放出する気体の量と同じであってもよく、異なっていてもよい。第1気体放出装置41が放出する気体の量が、第2気体放出装置42が放出する気体の量と同じであれば、第1気体放出装置41と第2気体放出装置42とで水槽20内の水に同程度の対流を起こすことができ、水槽20内にバランスよく対流を発生させることができる。
また、第1気体放出装置41が放出する気体の量が、第2気体放出装置42が放出する気体の量と異なっており、網状構造体牽引装置50が設けられている側に第1気体放出装置41が配置され、第1気体放出装置41が放出する気体の量が、第2気体放出装置42が放出する気体の量よりも多ければ、網状構造体60により近い第1気体放出装置41が起こす水の対流を大きくすることができ、網状構造体60の冷却を効率よく行うことができる。
水槽20内の水を排出して、新たに低温の水を水槽20に供給してもよい。水槽20の水の排出としては、図示していないが、水槽20の上部に設けられている配管等から水を排出する、所謂オーバーフローにより排出すればよい。具体的には、例えば、水槽20の下部から新たな低温の水を水槽20へ供給し、温度の高くなった水をオーバーフローさせる等が挙げられる。
本発明に係る網状構造体の製造方法は、溶融した熱可塑性樹脂を線条にして押し出すステップと、搬送手段によって線条の樹脂を有する網状構造体を水槽内で搬送するステップと、気体放出装置によって水槽内の水中に気体を放出するステップと、を有することを特徴とするものである。
網状構造体の材料となる熱可塑性樹脂を加熱して溶融させ、線条となるように樹脂を押し出す。樹脂を線条とするには、吐出孔を有するノズル等から溶融した熱可塑性樹脂を押し出す等すればよい。
押し出した線条の樹脂を、水を貯留している水槽内に受け入れる。線条の樹脂を水槽内の水面に着水して曲がりくねることによってランダムループを形成し、隣接するランダムループと互いに溶融状態で接触することで、三次元方向にランダムループ同士が接合した構造体を形成し、同時に水によって冷却されその構造が固定されて、網状構造体が形成される。
搬送手段によって網状構造体を水槽内で搬送する。搬送手段は、網状構造体を水槽内の水面から下方に向かって搬送することが好ましい。このように搬送手段によって網状構造体を搬送することにより、押し出された線条の樹脂が連続してシート状の網状構造体となって形成され、寝具や座席のクッション材として適した大きさの網状構造体を製造することができる。搬送手段としては、例えば、前述のコンベア等の搬送装置を用いることができる。
気体放出装置によって、水槽内の水中に気体を放出する。水中で気体を放出することにより、水槽内の水に対流が発生し、水面付近の高温となった水が移動して低温の水が供給される。これにより、網状構造体が効率よく冷却されて網状構造体の表面部だけでなく内部も十分に冷却することができ、冷却斑が発生しにくく、高い耐久性を有する網状構造体を製造することができる。
冷却後の網状構造体を水槽から引き上げ、乾燥させることにより、網状構造体を製造できる。網状構造体の乾燥前後に、網状構造体の材料に用いた樹脂の融点よりも低い温度で一定時間加熱する、疑似結晶化処理を行うことが好ましい。網状構造体に疑似結晶化処理を行うことにより、網状構造体の耐久性を高めることができる。疑似結晶化処理は、加熱によって樹脂のハードセグメントが再配列され、準安定中間相を形成し、疑似結晶化様の架橋点が形成されて、網状構造体の耐熱性や耐へたり性等の耐久性を向上しているのではないかと考えられる。
以上のように、本発明の網状構造体製造装置は、溶融した熱可塑性樹脂を線条にして押し出す吐出孔を有するノズルと、ノズルの下方に配置されている水槽と、水槽に設けられており、線条の樹脂を有する網状構造体を搬送する搬送装置と、水槽に設けられており、気体を放出する気体放出装置と、を有していることを特徴とする。このような構成であることにより、水槽に設けられている気体放出装置が気体を放出して水槽の水に対流を起こすことができ、網状構造体の表面部と内部とを効率よく冷却しやすくなり、網状構造体の厚み方向に冷却斑が発生しにくく、十分な耐久性を備えた網状構造体を製造する製造装置を提供することができる。
1:網状構造体製造装置
10:ノズル
11:吐出孔
12:線条の樹脂
20:水槽
30:搬送装置
31:第1搬送装置
32:第2搬送装置
33:コンベアベルト
34:駆動ローラー
34a:上部駆動ローラー
34b:下部駆動ローラー
40:気体放出装置
41:第1気体放出装置
42:第2気体放出装置
43:放出孔
50:網状構造体牽引装置
60:網状構造体
P1:第1搬送装置と第2搬送装置との中点
p1:中点P1を含む鉛直平面

Claims (10)

  1. 溶融した熱可塑性樹脂を線条にして押し出す吐出孔を有するノズルと、
    前記ノズルの下方に配置されている水槽と、
    前記水槽に設けられており、前記線条の樹脂を有する網状構造体を搬送する搬送装置と、
    前記水槽に設けられており、前記網状構造体の内部に新たな水が供給される水の対流を発生させる気体を放出する気体放出装置と、を有している網状構造体製造装置。
  2. 前記気体放出装置は、前記搬送装置よりも下方に設けられている請求項1に記載の網状構造体製造装置。
  3. 前記気体放出装置は、気体を放出する放出孔を有しており、
    前記放出孔の法線方向が前記水槽の水面に向いている請求項1または2に記載の網状構造体製造装置。
  4. 前記搬送装置は、少なくとも第1搬送装置と第2搬送装置から構成されており、
    前記第1搬送装置と前記第2搬送装置との間に前記網状構造体があり、
    前記気体放出装置は、気体を放出する放出孔を有しており、
    前記放出孔の法線方向が前記搬送装置の間にある網状構造体に向いている請求項1~3のいずれか一項に記載の網状構造体製造装置。
  5. 前記気体放出装置が放出する気体の量は、前記ノズルから押し出される樹脂の量が増えると増加する請求項1~4のいずれか一項に記載の網状構造体製造装置。
  6. 前記気体放出装置が放出する気体の量は、前記搬送装置の速度が大きくなると増加する請求項1~5のいずれか一項に記載の網状構造体製造装置。
  7. 前記搬送装置は、メッシュ状ベルトと駆動ローラーとを有している請求項1~6のいずれか一項に記載の網状構造体製造装置。
  8. 前記水槽の一方側に、前記網状構造体を牽引する網状構造体牽引装置を有しており、
    前記搬送装置は、少なくとも第1搬送装置と第2搬送装置から構成されており、
    前記気体放出装置は、前記第1搬送装置と前記第2搬送装置との中点を含む鉛直平面よりも前記網状構造体牽引装置側に配置されている請求項1~7のいずれか一項に記載の網状構造体製造装置。
  9. 前記気体放出装置は、少なくとも第1気体放出装置と第2気体放出装置から構成されて
    おり、
    前記搬送装置は、少なくとも第1搬送装置と第2搬送装置から構成されており、
    前記第1気体放出装置は、前記第1搬送装置の鉛直方向の下方に設けられており、
    前記第2気体放出装置は、前記第2搬送装置の鉛直方向の下方に設けられている請求項1~8のいずれか一項に記載の網状構造体製造装置。
  10. 溶融した熱可塑性樹脂を線条にして押し出すステップと、
    搬送手段によって前記線条の樹脂を有する網状構造体を水槽内で搬送するステップと、
    気体放出装置によって前記水槽内の水中に気体を放出して網状構造体の内部に新たな水が供給される水の対流を発生させるステップと、を有することを特徴とする網状構造体の製造方法。
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