JP5958407B2 - Led駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、LED駆動装置に関する。特に、本発明は、LEDのアノード側の地絡検知を行うLED駆動装置に関する。
従来、特許文献1に開示された発光装置がある。この発光装置は、電力変換装置の出力端子間に、五つのLEDが配置されており、検出対象となる二つのLED(第1のLEDと第2のLED)と、その他のLED(第3のLED〜第5のLED)とが接続点を介して接続されている。なお、電力変換装置とは、特許文献1におけるDC/DCコンバータ12である。また、LEDは、Light Emitting Diode(発光ダイオード)の略称である。
検出対象となる二つのLEDの両端には、抵抗が接続されている。また、発光装置は、この抵抗の両端を第1のLEDのアノード電極と第2のLEDのカソード電極に連なる検出対象部位として、抵抗の一端が接続点を介して地絡検出回路に接続されている。そして、発光装置は、検出対象部位が地絡したときには、接続点の電圧が接地電位まで低下するので、この電圧の変化を地絡検出回路で検出することで、出力端子または接続点に連なる検出対象部位の地絡を検出することができる。
特開2008−251227号公報
しかしながら、上記発光装置は、LEDのアノードが地絡していた場合に、DC/DCコンバータ動作前に地絡を検知することができないという問題がある。つまり、発光装置は、DC/DCコンバータ動作させないと、地絡を検知することができないという問題がある。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、電力変換装置を動作させることなくLEDのアノードの地絡を検知することができるLED駆動装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
電源ラインにアノードが接続され、グランドにカソードが接続されたLED(100)を点灯駆動するLED駆動装置であって、
第1電源(V10)の電圧を電圧変換してLEDに供給する電力変換装置(10)と、
LEDに電流が流れ始める閾値電圧よりも低い電圧の第2電源(V20)と、
第2電源の電圧を用いて電流を生成し、生成した電流をLEDのアノード側に供給可能な電流生成部(T20,T21,R20,R21)と、
電流生成部からの電流が流れていない場合は、LEDのアノードが地絡していないとみなし、電流生成部からの電流が流れている場合は、LEDのアノードが地絡しているとみなす地絡検知部(40,T40,T41,R42〜R44)と、を備えることを特徴とする。
本発明は、このように第2電源と電流生成部とを備えているため、電力変換装置が動作する前であっても、LEDのアノード側に電流を流すことができる。しかしながら、LEDのアノードが地絡していなかった場合、第2電源の電圧がLEDの閾値電圧よりも低いため、電流生成部からの電流は流れない。よって、地絡検知部は、電流生成部からの電流が流れていない場合は、LEDのアノードが地絡していないとみなすことができる。
一方、LEDのアノードが地絡していた場合、LEDのアノード側の電位がグランド電位(GND)になるため、電流生成部からの電流は地絡点に流れることになる。よって、地絡検知部は、電流生成部からの電流が流れている場合は、LEDのアノードが地絡しているとみなすことができる。このように、本発明は、電力変換装置が動作する前であっても、LEDのアノードが地絡しているか否かを検知することができる。
また、電力変換装置は、出力側に平滑コンデンサが設けられていることが多い。そこで、本発明の電力変換装置は、LEDと並列に設けられた出力側の平滑コンデンサ(C11)を含み、電流生成部は、生成した電流を平滑コンデンサに流すことで、平滑コンデンサを充電可能としてもよい。
このようにすることで、本発明は、LEDのアノードが地絡していなかった場合、電流生成部が生成した電流によって平滑コンデンサが充電される。これによって、平滑コンデンサの電位は、上昇し、電流生成部からの電流は流れなくなる。よって、地絡検知部は、電流生成部からの電流が流れていない場合は、LEDのアノードが地絡していないとみなすことができる。
一方、本発明は、LEDのアノードが地絡していた場合、LEDのアノード側の電位がグランド電位になるため、電流生成部からの電流は地絡点に流れることになる。よって、地絡検知部は、電流生成部からの電流が流れている場合は、LEDのアノードが地絡しているとみなすことができる。
また、本発明の地絡検知部は、LEDのアノードが地絡していないとみなした場合は、電力変換装置の動作を許可し、LEDのアノードが地絡しているとみなした場合は、電力変換装置の動作を停止するようにしてもよい。
このようにすることで、本発明は、LEDのアノードが地絡していない場合は、電力変換装置を動作させることができ、LEDのアノードが地絡している場合は、電力変換装置を動作させないようにすることができる。つまり、本発明は、電力変換装置を動作させる前に、既にLEDのアノードが地絡していた場合、電力変換装置を動作させないようにすることができる。さらに、本発明は、電力変換装置を動作させているときに、LEDのアノードが地絡した場合、電力変換装置の動作を停止させることができる。
実施形態におけるLED駆動装置の概略構成を示す回路図である。 LEDの電流と電圧の特性を示すグラフである。 変形例1におけるLED駆動装置の概略構成を示す回路図である。 変形例2におけるLED駆動装置の概略構成を示す回路図である。 変形例3におけるLED駆動装置の概略構成を示す回路図である。 変形例4におけるLED駆動装置の概略構成を示す回路図である。 変形例5におけるLED駆動装置の概略構成を示す回路図である。 変形例6におけるLED駆動装置の概略構成を示す回路図である。
以下、本発明の実施形態を図に基づいて説明する。本実施形態のLED駆動装置は、図1に示すように、電源ラインにアノードが接続され、グランドにカソードが接続されたLED100を点灯駆動する。LED駆動装置は、主要部として、DCDCコンバータ10、地絡検知用電源V20、カレントミラー回路、地絡検知部などを備えて構成されている。以下においては、DCDCコンバータ10を単にコンバータ10とも記載する。
なお、本実施形態のLED駆動装置では、一つのLED100を駆動する例を採用している。しかしながら、本発明は、これに限定されない。LED駆動装置は、複数のLEDを駆動してもよい。また、LED駆動装置によって駆動される複数のLEDは、直列に接続されていても、並列に接続されていてもよい。
コンバータ10は、本発明の特許請求の範囲における電力変換装置に相当し、バッテリV10(第1電源)の電圧を電圧変換してLED100に供給する。コンバータ10は、入力平滑コンデンサC10、出力平滑コンデンサC11、第1整流ダイオードD10、第2整流ダイオードD11、チョークコイルL10、ハイサイドスイッチT10、ローサイドスイッチT11を備えて構成されている。さらに、コンバータ10は、ハイサイドスイッチT10及びローサイドスイッチT11を制御する制御回路M10を備えて構成されている。本実施形態では、第1整流ダイオードD10、第2整流ダイオードD11として、ショットキーバリアダイオードを採用している。出力平滑コンデンサC11は、本発明の特許請求の範囲における出力側の平滑コンデンサに相当する。
なお、図1に示すように、LED100のカソードとグランドとの間には、電流検出抵抗(シャント抵抗)R10が設けられている。さらに、図1に示すように、LED100のカソードと電流検出抵抗R10との間には、ダイオードD40が設けられている。このダイオードD40は、定電圧を発生させるためのダイオードであり、アノードがLED100のカソードに接続されており、カソードが電流検出抵抗R10に接続されている。また、本実施形態では、ダイオードD40として、ショットキーバリアダイオードを採用している。
このように、本実施形態では、コンバータ10として、周知技術である昇降圧型のDCDCコンバータを採用している。また、上記のように、コンバータ10は、ローサイド側に電流検出抵抗R10が設けられている。このため、コンバータ10は、ローサイド電流検出型のDCDCコンバータと称することができる。但し、本発明の電力変換装置は、昇降圧型のDCDCコンバータに限定されるものではない。このコンバータ10は、周知技術であるため、動作に関する詳細な説明は省略する。
なお、チョークコイルL10は、スイッチングインダクタと称することもできる。また、ハイサイドスイッチT10及びローサイドスイッチT11には、MOSFETを採用している。また、第1整流ダイオードD10及び第2整流ダイオードD11の夫々は、MOSFETで代用することもできる。
地絡検知用電源V20は、本発明の特許請求の範囲における第2電源に相当し、LED100のアノードの地絡を検知するための電流を流し込むための電源である。この地絡検知用電源V20は、LED100に電流が流れ始める閾値電圧Vthよりも低い電圧の電源である。つまり、地絡検知用電源V20は、LED100に電流が流れない程度の電圧の電源である。また、第2電源V20は、閾値電圧Vthよりも小さい電圧源と言い換えることができる。
カレントミラー回路は、本発明の特許請求の範囲における電流生成部に相当し、コンバータ10の電源ラインに接続されており、地絡検知用電源V20からの電圧を用いて電流を生成し、生成した電流をLED100のアノード側に供給可能に構成されている。言い換えると、カレントミラー回路は、バッテリV10とは別の電源である地絡検知用電源V20によって、LED100のアノードに供給する電流を生成する。なお、地絡検知用電源V20は、バッテリV10から電源ICを利用して電圧を生成するものであってもよい。
詳述すると、カレントミラー回路は、図1に示すように、第1トランジスタT20、第2トランジスタT21、抵抗R20を備えて構成されている。そして、カレントミラー回路は、生成した電流をLED100と並列に設けられた出力平滑コンデンサC11に流すことで、出力平滑コンデンサC11を充電可能に構成されている。
なお、図1に示すように、カレントミラー回路は、ダイオードD30を介してコンバータ10の電源ラインに接続されている。このダイオードD30は、アノードがカレントミラー回路に接続されており、カソードがコンバータ10の電源ラインに接続されている。このダイオードD30は、コンバータ10の動作時に、電流が流れてこないようにするための整流ダイオードである。
地絡検知部は、LED100のアノードが地絡しているか否かを検知する回路である。地絡検知部は、カレントミラー回路からの電流が流れていない場合は、LED100のアノードが地絡していないとみなし、カレントミラー回路からの電流が流れている場合は、LED100のアノードが地絡しているとみなす回路である。
さらに、本実施形態の地絡検知部は、地絡検知の結果に応じて、コンバータ10に対して動作許可、及び動作の停止を指示する回路構成を有している。このように、地絡検知部として、コンバータ10に対して動作許可、及び動作の停止を指示する回路構成を採用することで、地絡検知の結果に応じて、コンバータ10を動作させたり、停止させたりすることができるので好ましい。
地絡検知部は、コンパレータ40、抵抗R42、抵抗R43、抵抗R44、トランジスタT40を備えて構成されている。コンパレータ40は、反転入力端子(−)に抵抗R44と抵抗R43及び抵抗R42との接続点が接続されており、非反転入力端子(+)にダイオードD40のアノードが接続されている。なお、以下においては、反転入力端子は、コンパレータ40の反転入力端子を示す、非反転入力端子は、コンパレータ40の非反転入力端子を示す。
コンパレータ40は、反転入力端子の電圧が非反転入力端子の電圧よりも低い場合、コンバータ10の動作を許可することができる。また、コンパレータ40は、反転入力端子の電圧が非反転入力端子の電圧よりも高い場合、コンバータ10の動作を停止することができる。言い換えると、コンパレータ40は、反転入力端子の電圧が非反転入力端子の電圧よりも高い場合、制御回路M10のイネーブル端子をグランド電位にする。これによって、コンバータ10は、動作できない状態となる。コンパレータ40は、オープンコレクタである。よって、制御回路M10のイネーブル端子の電圧は、点灯許可回路200が出力するハイ電圧(以下、単にハイとも称する)、或いは、コンパレータ40の出力段のトランジスタがオンすることでグランド電位になる。なお、以下においては、ハイ電圧を単にハイとも称する。また、コンパレータ40は、周知技術であるため、出力段のトランジスタに関しては図示を省略している。
本実施形態においては、コンパレータ40の出力端子と制御回路M10との間に点灯許可回路200が接続されている。この点灯許可回路200は、LED100のアノードの地絡の有無にかかわらず、点灯準備ができた場合にイネーブル端子をハイにしようとする。
これに対して、コンパレータ40は、オープンコレクタなので、LED100のアノードが地絡していない場合、コンパレータ40の出力段のトランジスタがオフしたままになりハイインピーダンスになる。この結果、点灯許可回路200の結果(出力)がイネーブル端子の状態になる。一方、LED100のアノードが地絡した場合は、コンパレータ40の出力段のトランジスタがオンし、イネーブル端子をグランド電位に引っ張ることになる。なお、LED100のアノードが地絡した場合は、点灯許可回路200がイネーブル端子をハイにしようと出力していても、イネーブル端子はグランド電位に引っ張られることになる。
抵抗R42〜抵抗R44、トランジスタT40は、本発明の特許請求の範囲における電圧設定回路に相当する。抵抗R42〜抵抗R44は、反転入力端子の電圧を設定する抵抗である。一方、トランジスタT40は、反転入力端子の電圧を設定する抵抗の抵抗比を変更するスイッチトランジスタである。つまり、抵抗R42〜抵抗R44、トランジスタT40は、カレントミラー回路からの電流が流れていない場合に、反転入力端子の電圧が非反転入力端子の電圧よりも低くなるように、コンパレータ40の反転入力端子の電圧を設定する。一方、抵抗R42〜抵抗R44、トランジスタT40は、カレントミラー回路からの電流が流れている場合に、反転入力端子の電圧が非反転入力端子の電圧よりも高くなるようにコンパレータ40の反転入力端子の電圧を設定する。このように、抵抗R42〜抵抗R44、トランジスタT40は、カレントミラー回路からの電流が流れているか否かに応じて、反転入力端子の電圧を決める分圧抵抗を切り替えることで、コンパレータ40の反転入力端子の電圧を設定する。
なお、抵抗R40は、トランジスタT40をオンするためのベース電流を設定する抵抗である。また、抵抗R41は、ダイオードD40及び電流検出抵抗R10に流す電流を設定する抵抗である。
地絡検知用電源V20、カレントミラー回路、地絡検知部は、LED100のアノードが地絡している際に、コンバータ10を動作させないようにするための回路であり、保護回路とも称することができる。また、本実施形態では、制御回路M10と別体に保護回路を設ける例を採用している。しかしながら、保護回路は、制御回路M10と共にIC化することも可能である。
ここで、LED駆動装置における地絡検知の原理に関して説明する。LED駆動装置は、図2に示すLED100のI−V特性を利用して地絡検知を行う。LED100は、図2に示すように、閾値電圧Vth以上の電圧が印加されなければ電流がほとんど流れない。上述のように、出力平滑コンデンサC11に電流を流す地絡検知用電源V20の電圧をLED100の閾値電圧Vthより小さくしている。つまり、地絡検知用電源V20として、LED100の閾値電圧Vthより小さい電圧の電源を採用している。
これによって、LED駆動装置は、LED100のアノードが地絡していない場合(正常時)、カレントミラー回路からLED100に電流が流れないようにしつつ、出力平滑コンデンサC11に電流を流して、出力平滑コンデンサC11を充電することができる。さらに、LED駆動装置は、出力平滑コンデンサC11の充電が完了すると、カレントミラー回路から電流が流れないようにすることができる。
また、コンバータ10が動作している時は、LED100の閾値電圧Vth以上の電圧が印加されることでLED100のアノード電圧>地絡検知用電源V20の電圧となる。よって、コンバータ10が動作している限り、カレントミラー回路からは電流が流れない。
一方、LED100のアノードが地絡していた場合、出力平滑コンデンサC11を充電する電流は、地絡点に流れる。この地絡点に流れる地絡電流による電位上昇は、地絡検知用電源V20の電圧よりもはるかに小さい値になる。これによって、LED100のアノードが地絡している限り、カレントミラー回路から電流が流れ続けることになる。LED駆動装置は、このことを利用して地絡を検知している。
ここで、LED駆動装置の地絡検知に関連する動作を説明する。まず、正常時の動作に関して説明する。LED駆動装置は、コンバータ10を動作させる前に、カレントミラー回路から電流を流しておく。カレントミラー回路は、電流を供給することで、ダイオードD30を介して出力平滑コンデンサC11を充電する。それと同時に、カレントミラーから供給される電流がダイオードD30を通って流れているときに、抵抗R41からダイオードD40、電流検出用抵抗R10に電流を流し込む。さらに、カレントミラーから供給される電流がダイオードD30を通って流れているときに、トランジスタT40、抵抗R40、ダイオードD30を通して電流を流し込む。
このとき、トランジスタT40は、オンになる。これによって、反転入力端子の電圧(閾値電圧)を決めている分圧抵抗は、抵抗R43と抵抗R44から、抵抗R42//抵抗R43(並列接続された抵抗R42と抵抗R43の合成抵抗)と抵抗R44に変化する。つまり、反転入力端子の電圧は、抵抗R43//抵抗R43と抵抗R44との抵抗比で決まる値になる。このように、電圧設定回路は、カレントミラー回路から電流が流れているときは、反転入力端子の電圧が、ダイオードD40のアノード電圧よりも高くなるように、抵抗R42〜R44を選択することになる。なお、ダイオードD40のアノード電圧とは、抵抗R41、ダイオードD40、電流検出抵抗R10に流れる電流によるダイオードD40のアノードの電圧である。
これによって、コンパレータ40は、カレントミラー回路から電流が流れているときに動作して、制御回路M10のイネーブル端子をグランド電位にすることができる。つまり、コンパレータ40は、カレントミラー回路から電流が流れているときに、コンバータ10が動作しないようにすることができる。このように、LED駆動装置は、カレントミラー回路から電流が流れているときに、コンバータ10が動作しないようにすることができる。
また、カレントミラー回路によって出力平滑コンデンサC11が充電されると、出力平滑コンデンサC11の電位が上昇する。これによって、カレントミラー回路からの電流がダイオードD30を流れなくなる。このため、トランジスタT40がオフし、反転入力端子の電圧は、抵抗R43と抵抗R44との抵抗比で決まる値に変化する。つまり、このとき、電圧設定回路は、反転入力端子の電圧が、ダイオードD40のアノード電圧よりも低くなるように、抵抗R42〜R44を選択することになる。
これによって、コンパレータ40は、カレントミラー回路から電流が流れなくなると、出力段のトランジスタがオフする。よって、制御回路M10のイネーブル端子の電圧は、点灯許可回路100によってハイになる。このように、コンパレータ40は、カレントミラー回路から電流が流れていないときに、コンバータ10が動作するようにできる。つまり、LED駆動装置は、カレントミラー回路から電流が流れていないときに、コンバータ10が動作するようにできる。
ここで、ダイオード40を利用している理由に関して説明する。ダイオード40を用いることで、LED10のカソード側の地絡も検出できるような構成にしているためである。LED10のカソードが地絡していた場合、ダイオード40に電流がながれなくなり、コンパレータ40の非反転入力端子の電圧が上昇しないことを利用してLED10のカソード側の地絡も検出できる。
次に、コンバータ10が動作する前に、LED100のアノードが地絡していた場合の動作に関して説明する。この場合、カレントミラー回路から供給される電流は、地絡点に流れる。このため、反転入力端子の電圧(閾値電圧)を決めている分圧抵抗は、抵抗R42//抵抗R43(並列接続された抵抗R42と抵抗R43の合成抵抗)と抵抗R44となる。このため、上述のように、コンパレータ40は動作し続けてオフしない。よって、LED駆動装置は、コンバータ10が動作しない状態を継続させることができる。
次に、コンバータ10が動作中に、LED100のアノードが地絡した場合の動作に関して説明する。この場合、LED100のアノードがグランド電位になる。このため、カレントミラー回路から電流が地絡点に流れ出す。これによって、反転入力端子の電圧(閾値電圧)を決めている分圧抵抗は、抵抗R43と抵抗R44から、抵抗R42//抵抗R43と抵抗R44に変化する。このため、上述のように、コンパレータ40は動作して、制御回路M10のイネーブル端子をグランド電位にすることができる。よって、LED駆動装置は、コンバータ10を即座に停止させることができる。
このように、コンパレータ40は、反転入力端子の電圧が非反転入力端子の電圧よりも低い場合、LED100のアノードが地絡していないとみなす。つまり、コンパレータ40は、反転入力端子の電圧が非反転入力端子の電圧よりも低い場合に、LED100のアノードが地絡していないと検知する、と言い換えることができる。これによって、コンパレータ40は、LEDのアノードが地絡していない場合は、コンバータ10の動作を許可することができる。
また、コンパレータ40は、反転入力端子の電圧が非反転入力端子の電圧よりも高い場合、LED100のアノードが地絡しているとみなす。つまり、コンパレータ40は、反転入力端子の電圧が非反転入力端子の電圧よりも高い場合に、LEDのアノードが地絡していると検知する、と言い換えることができる。これによって、コンパレータ40は、LED100のアノードが地絡している場合は、コンバータ10の動作を停止することができる。
LED駆動装置は、上述のように地絡検知用電源V20とカレントミラー回路とを備えているため、コンバータ10が動作する前であっても、LED100のアノード側に電流を流すことができる。LED100のアノードが地絡していなかった場合、出力平滑コンデンサC11は、カレントミラー回路が生成した電流によって充電される。これによって、出力平滑コンデンサC11の電位は、上昇して、カレントミラー回路からの電流は流れなくなる。よって、地絡検知部は、カレントミラー回路からの電流が流れていない場合は、LED100のアノードが地絡していないとみなすことができる。
一方、LED100のアノードが地絡していた場合、LED100のアノード側の電位がグランド電位になるため、カレントミラー回路からの電流は、流れることになる。よって、地絡検知部は、電流生成部からの電流が流れている場合は、LED100のアノードが地絡しているとみなすことができる。このように、LED駆動装置は、コンバータが動作する前に、LED100のアノードが地絡しているか否かを検知することができる。さらに、LED駆動装置は、コンバータが動作しているときであっても、LED100のアノードが地絡しているか否かを検知することができる。
また、地絡検知部は、LED100のアノードが地絡していないとみなした場合は、制御回路M10のイネーブル端子をハイにでき、LED100のアノードが地絡しているとみなした場合は、制御回路M10のイネーブル端子をグランド電位にできる。言い換えると、地絡検知部は、LED100のアノードが地絡していないとみなした場合は、点灯許可回路100が出力する信号を、コンバータ10の動作許可を示す信号とすることができる。一方、地絡検知部は、LED100のアノードが地絡しているとみなした場合は、点灯許可回路100の出力にかかわらず、制御回路M10のイネーブル端子をグランド電位にすることで、コンバータ10の動作許可を示す信号を停止することができる。つまり、地絡検知部は、LED100のアノードが地絡しているとみなした場合は、点灯許可回路100が出力する信号を、動作停止を示す信号とすることができると、言い換えることもできる。よって、LED駆動装置は、LED100のアノードが地絡していない場合は、コンバータ10を動作させることができ、LED100のアノードが地絡している場合は、コンバータ10を動作させないようにすることができる。
なお、本実施形態では、出力平滑コンデンサC11が設けられたコンバータ10を採用した。しかしながら、本発明は、これに限定されず、出力平滑コンデンサC11が設けられていなくても、目的を達成することができる。
上述のように、LED駆動回路は、地絡検知用電源V20とカレントミラー回路とを備えているため、コンバータ10が動作する前であっても、LED100のアノード側に電流を流すことができる。しかしながら、LED100のアノードが地絡していなかった場合、地絡検知用電源V20の電圧がLED100の閾値電圧Vthよりも低いため、カレントミラー回路からの電流は流れない。よって、地絡検知部は、カレントミラー回路からの電流が流れていない場合は、LED100のアノードが地絡していないとみなすことができる。
一方、LED100のアノードが地絡していた場合、LED100のアノード側の電位がグランド電位になるため、カレントミラー回路からの電流は流れ続けることになる。よって、地絡検知部は、カレントミラー回路からの電流が流れている場合は、LED100のアノードが地絡しているとみなすことができる。このように、LED駆動装置は、出力平滑コンデンサC11が設けられていなくても、出力平滑コンデンサC11が設けられている場合と同様の効果を奏することができる。
さらに、LED駆動装置は、カレントミラー回路を用いることで、第2整流ダイオードD11としてショットキーバリアダイオードを採用した場合であっても、高温時の逆方向漏れ電流によって、コンバータ10が動作しなくなることを抑制できる。
また、ローサイドに電流検出抵抗が設けられたDCDCコンバータは、LEDのアノードが地絡すると、電流検出抵抗によって発生するフィードバック電圧が0になるため、最大出力で動作してしまう。このため、コンバータ10は、過負荷になることがある。しかしながら、LED駆動装置は、コンバータ10を動作させる前に地絡を検出できるため、ローサイドに電流検出抵抗R10を設けた場合であっても、LED100のアノード地絡時にコンバータ10が過負荷になることを抑制できる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明した。しかしながら、本発明は、上述した実施形態に何ら制限されることはなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変形が可能である。
以下に、LED駆動装置の変形例1〜6に関して説明する。この変形例1〜6は、適宜組み合わせて実施することも可能である。
(変形例1)
本発明は、図3に示す変形例1のように、カレントミラー回路のかわりに、電流生成部として抵抗R21を備えるものであってもよい。つまり、変形例1のLED駆動装置は、上述の実施形態における第1トランジスタT20、第2トランジスタT21、抵抗R20は設けられておらず、抵抗R21を備えて構成されている。よって、変形例1のLED駆動装置は、出力平滑コンデンサC11を充電する電流を抵抗R21で決めている。
この点で、変形例1のLED駆動装置は、上述の実施形態のLED駆動装置と異なる。この他の点に関しては、変形例1のLED駆動装置と上述の実施形態のLED駆動装置とは同じである。よって、変形例1のLED駆動装置においては、上述の実施形態のLED駆動装置と同じ構成要素に同じ符号を付与して説明を省略する。
この変形例1のLED駆動装置は、上述の実施形態のLED駆動装置と同様の効果を奏することができる。さらに、変形例1のLED駆動装置は、カレントミラー回路を構成する第1トランジスタT20、第2トランジスタT21、抵抗R20が設けられていない分、上述の実施形態のLED駆動装置よりも体格を小さくすることができる。つまり、変形例1のLED駆動装置は、上述の実施形態のLED駆動装置よりも省スペース化することができる。さらに、変形例1のLED駆動装置は、上述の実施形態のLED駆動装置よりも低コスト化が期待できる。
なお、変形例1のLED駆動装置は、第2整流ダイオードD11として、MOSFETや一般的なダイオードを採用するときに好適である。言い換えると、変形例1のLED駆動装置は、第2整流ダイオードD11における、高温時の逆方向漏れ電流を考慮する必要がない場合に好適である。一般的なダイオードとは、金属と半導体との接合によって生じるショットキー障壁を利用しないダイオードである。
(変形例2)
本発明は、図4に示す変形例2のように、ダイオードD40のかわりに、抵抗R45と抵抗R46を備えるものであってもよい。つまり、変形例2のLED駆動装置は、上述の実施形態におけるダイオードD40は設けられておらず、抵抗R45と抵抗R46とを備えて構成されている。よって、変形例2のLED駆動装置は、抵抗R45と抵抗R46の分圧比によって、非反転入力端子の電圧を決定している。
この点で、変形例2のLED駆動装置は、上述の実施形態のLED駆動装置と異なる。この他の点に関しては、変形例2のLED駆動装置と上述の実施形態のLED駆動装置とは同じである。よって、変形例2のLED駆動装置においては、上述の実施形態のLED駆動装置と同じ構成要素に同じ符号を付与して説明を省略する。
この変形例2のLED駆動装置は、上述の実施形態のLED駆動装置と同様の効果を奏することができる。さらに、変形例2のLED駆動装置は、ダイオードD40での損失がない分、上述の実施形態のLED駆動装置よりも好ましい。
(変形例3)
本発明は、図5に示す変形例3のように、カレントミラー回路のかわりに、抵抗R21を備えると共に、ダイオードD40のかわりに、抵抗R45と抵抗R46を備えるものであってもよい。つまり、変形例3のLED駆動装置は、変形例1のLED駆動装置において、変形例2のLED駆動装置のように抵抗R45と抵抗R46を備えた構成である。
この点で、変形例3のLED駆動装置は、上述の実施形態のLED駆動装置と異なる。この他の点に関しては、変形例3のLED駆動装置と上述の実施形態のLED駆動装置とは同じである。よって、変形例3のLED駆動装置においては、上述の実施形態のLED駆動装置と同じ構成要素に同じ符号を付与して説明を省略する。この変形例3のLED駆動装置は、上述の実施形態のLED駆動装置、変形例1のLED駆動装置、及び変形例2のLED駆動装置と同様の効果を奏することができる。
(変形例4)
本発明は、図6に示す変形例4のように、変形例2のLED駆動装置における電流検出抵抗R10をハイサイド側に設けるようにしてもよい。この点で、変形例4のLED駆動装置は、上述の変形例2のLED駆動装置と異なる。この他の点に関しては、変形例4のLED駆動装置と上述の変形例2のLED駆動装置とは同じである。よって、変形例4のLED駆動装置においては、上述の変形例2のLED駆動装置と同じ構成要素に同じ符号を付与して説明を省略する。
この変形例4のLED駆動装置は、上述の変形例2のLED駆動装置と同様の効果を奏することができる。さらに、変形例4のLED駆動装置は、ハイサイド側に電流検出抵抗R10が設けられているため、LED100のアノードが地絡した場合に定電流制御ができる。変形例4のLED駆動装置は、上述の変形例2のLED駆動装置のように、LED100のアノードが地絡した場合に、コンバータ10が最大出力で動作することを抑制できる。この点で、変形例4のLED駆動装置は、上述の変形例2のLED駆動装置よりも優れている。また、変形例4のLED駆動装置は、コンバータ10を動作させる前に地絡を検出できるため、LED100のアノードが地絡した場合、定格電流を地絡点に流してしまうことを抑制できる。
(変形例5)
本発明は、図7に示す変形例5のように、変形例3のLED駆動装置における電流検出抵抗R10をハイサイド側に設けるようにしてもよい。この点で、変形例5のLED駆動装置は、上述の変形例3のLED駆動装置と異なる。この他の点に関しては、変形例5のLED駆動装置と上述の変形例3のLED駆動装置とは同じである。よって、変形例5のLED駆動装置においては、上述の変形例3のLED駆動装置と同じ構成要素に同じ符号を付与して説明を省略する。
この変形例5のLED駆動装置は、上述の変形例3のLED駆動装置と同様の効果を奏することができる。さらに、変形例5のLED駆動装置は、上述の変形例4のLED駆動装置と同様の効果を奏することができる。
(変形例6)
本発明は、図8に示す変形例6のように、コンパレータ40などのかわりに、トランジスタT41を備えるものであってもよい。つまり、変形例6のLED駆動装置は、上述の実施形態におけるコンパレータ40、抵抗R41〜R44、ダイオードD40は設けられておらず、トランジスタT41を備えて構成されている。なお、図8における抵抗R47は、図1の抵抗R40と同様の機能を奏するものであり、トランジスタT41をオンするためのベース電流を設定する抵抗である。変形例6のLED駆動装置は、トランジスタT41によって、コンバータ10の動作の許可、及びコンバータ10の動作の停止を行っている。言い換えると、変形例6のLED駆動装置では、地絡検知部として、トランジスタT41を採用している。
この点で、変形例6のLED駆動装置は、上述の実施形態のLED駆動装置と異なる。この他の点に関しては、変形例6のLED駆動装置と上述の実施形態のLED駆動装置とは同じである。よって、変形例6のLED駆動装置においては、上述の実施形態のLED駆動装置と同じ構成要素に同じ符号を付与して説明を省略する。
トランジスタT41は、本発明の特許請求の範囲におけるスイッチング素子に相当する。このトランジスタT41は、カレントミラー電流生成部からの電流が流れていない場合に、オフしてコンバータ10の動作を許可する。つまり、トランジスタT41は、カレントミラー電流生成部からの電流が流れていない場合に、制御回路M10のイネーブル端子をハイにする。本変形例においては、トランジスタT41のエミッタと制御回路M10との間に点灯許可回路200が接続されている。よって、変形例6のLED駆動装置は、カレントミラー電流生成部からの電流が流れていない場合、トランジスタT41がオフして、点灯許可回路200の出力をコンバータ10の動作許可を示す信号とする。
また、トランジスタT41は、カレントミラー電流生成部からの電流が流れている場合に、オンしてコンバータ10の動作を停止する。つまり、トランジスタT41は、カレントミラー電流生成部からの電流が流れている場合、点灯許可回路100の出力にかかわらず、制御回路M10のイネーブル端子をグランド電位にする。
なお、変形例6のLED駆動回路は、変形例1〜5と適宜組み合わせて実施することも可能である。例えば、変形例6のLED駆動回路において、カレントミラー回路のかわりに、抵抗R21を用いて電流を流すようにしてもよい。また、変形例6のLED駆動回路において、ハイサイド側に電流検出抵抗R10を設けてもよい。このように、変形例6のLED駆動回路は、変形例1〜5と適宜組み合わせることによって、変形例1〜5と同様の効果を奏することができる。当然ながら、この変形例6のLED駆動装置は、上述の実施形態のLED駆動装置と同様の効果を奏することができる。
V10 バッテリ、C10 入力平滑コンデンサ、C11 出力平滑コンデンサ、T10 ハイサイドスイッチ、T11 ローサイドスイッチ、L10 スイッチングインダクタ、D10 第1整流ダイオード、D11 第2整流ダイオード、R10 電流検出抵抗、M10 制御回路、100 LED、300 点灯許可回路、V20 地絡検知用電源、T20 第1トランジスタ、T21 第2トランジスタ、R20 抵抗、

Claims (9)

  1. 電源ラインにアノードが接続され、グランドにカソードが接続されたLED(100)を点灯駆動するLED駆動装置であって、
    第1電源(V10)の電圧を電圧変換してLEDに供給する電力変換装置(10)と、
    前記LEDに電流が流れ始める閾値電圧よりも低い電圧の第2電源(V20)と、
    前記第2電源の電圧を用いて電流を生成し、生成した電流を前記LEDのアノード側に供給可能な電流生成部(T20,T21,R20,R21)と、
    前記電流生成部からの電流が流れていない場合は、前記LEDのアノードが地絡していないとみなし、前記電流生成部からの電流が流れている場合は、前記LEDのアノードが地絡しているとみなす地絡検知部(40,T40,T41,R42〜R44)と、を備えることを特徴とするLED駆動装置。
  2. 前記電力変換装置は、前記LEDと並列に設けられた出力側の平滑コンデンサ(C11)を含み、
    前記電流生成部は、生成した電流を前記平滑コンデンサに流すことで、前記平滑コンデンサを充電可能であることを特徴とする請求項1に記載のLED駆動装置。
  3. 前記地絡検知部は、前記LEDのアノードが地絡していないとみなした場合は、前記電力変換装置の動作を許可し、前記LEDのアノードが地絡しているとみなした場合は、前記電力変換装置の動作を停止することを特徴とする請求項1又は2に記載のLED駆動装置。
  4. 前記地絡検知部は、
    反転入力端子の電圧が非反転入力端子の電圧よりも低い場合に、前記電力変換装置の動作を許可し、反転入力端子の電圧が非反転入力端子の電圧よりも高い場合に、前記電力変換装置の動作を停止するコンパレータ(40)と、
    前記コンパレータの反転入力端子の電圧を設定する電圧設定回路(T40,R42〜R44)と、を備え、
    前記電圧設定回路は、前記電流生成部からの電流が流れていない場合に、反転入力端子の電圧が非反転入力端子の電圧よりも低くなるように前記コンパレータの反転入力端子の電圧を設定し、前記電流生成部からの電流が流れている場合に、反転入力端子の電圧が非反転入力端子の電圧よりも高くなるように前記コンパレータの反転入力端子の電圧を設定することを特徴とする請求項3に記載のLED駆動装置。
  5. 前記地絡検知部は、前記電流生成部からの電流が流れていない場合に、オフして前記電力変換装置の動作を許可し、前記電流生成部からの電流が流れている場合に、オンして前記電力変換装置の動作を停止するスイッチング素子(T41)を含むことを特徴とする請求項3に記載のLED駆動装置。
  6. 前記電流生成部は、カレントミラー回路(T20,T21,R20)によって構成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のLED駆動装置。
  7. 前記電流生成部は、抵抗(R21)によって構成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のLED駆動装置。
  8. 前記LEDのハイサイド側に、前記LEDに流れる電流を検出するための抵抗(R10)が設けられていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載のLED駆動装置。
  9. 前記LEDのローサイド側に、前記LEDに流れる電流を検出するための抵抗(R10)が設けられていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載のLED駆動装置。
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