JP6196048B2 - 昇降圧dc−dcコンバータ型点灯回路および車両用灯具 - Google Patents

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Description

本発明はLED(Light Emitting Diode)などの半導体光源に電流を供給する昇降圧DC−DCコンバータ型点灯回路に関する。
近年、前照灯などの車両用灯具に、従来のフィラメントを有するハロゲンランプに代えてより長寿命で低消費電力のLEDが利用されている。LEDの発光の度合いすなわち輝度はLEDに流す電流の大きさに依存するので、LEDを光源として利用する場合にはLEDに流れる電流を調節するための点灯回路が必要となる。そのような点灯回路は通常エラーアンプを有し、LEDに流れる電流が一定となるようにフィードバック制御する。
点灯回路への電力は、通常車載バッテリから供給される。車載バッテリは点灯回路以外にも車両の様々な部分に電力を供給するので、バッテリ電圧の変動は比較的大きい。このバッテリ電圧がLEDの順方向降下電圧をまたいで変動しうる場合は、点灯回路はバッテリ電圧を昇圧する機能と降圧する機能とを兼ね備えることが望ましい。
特許文献1および特許文献2には、LEDの点灯回路として使用可能な昇降圧チョッパ型のDC−DCコンバータが開示されている。
特開2010−098840号公報 特開2005−045943号公報
特許文献1や特許文献2に開示されるDC−DCコンバータは、スイッチング素子をオンオフさせることで必要な昇圧または降圧を実現する。入力環境や出力環境の急変等が発生してもこのスイッチング素子に流れる電流が最大定格を超えないように、スイッチング素子に流れる電流を監視し、その電流が規定値を超えるとスイッチング素子をオフする過電流制御機能をDC−DCコンバータに備えさせることが考えられる。
しかしながら、このような過電流制御機能はスイッチング素子のオンオフを乱すので、電流フィードバック制御に悪影響を与える虞がある。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、過電流制御がフィードバック制御に与えうる悪影響を軽減または除去できる昇降圧DC−DCコンバータ型点灯回路の提供にある。
本発明のある態様は、昇降圧DC−DCコンバータ型点灯回路に関する。この昇降圧DC−DCコンバータ型点灯回路は、半導体光源に電流を供給する昇降圧DC−DCコンバータ型点灯回路であって、入力電圧が一端に印加される第1スイッチング素子を有する降圧部と、第2スイッチング素子を有し、第1スイッチング素子の他端からの電圧を受ける昇圧部と、第1スイッチング素子および第2スイッチング素子のオンオフを制御する第1制御部と、を備える。第1制御部は、第1スイッチング素子がオン状態を維持しつつ第2スイッチング素子がオンオフを繰り返すとき、第1スイッチング素子に流れる電流を検出する電流検出部と、電流検出部によって検出された電流が所定のしきい値電流を上回った場合、第1スイッチング素子のオン状態を維持しつつ第2スイッチング素子のオフ期間を増やす第2制御部と、を含む。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや、本発明の構成要素や表現を装置、方法、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、過電流制御がフィードバック制御に与えうる悪影響を軽減または除去できる昇降圧DC−DCコンバータ型点灯回路を提供できる。
実施の形態に係る昇降圧DC−DCコンバータ型点灯回路の構成を示す回路図である。 図1のオンオフ制御部の構成を示す回路図である。 制御デジタル値とデューティ比設定信号の電圧との関係の一例を示すグラフである。 昇圧モードにおいて過電流検出が繰り返される場合の、比較例に係る昇降圧DC−DCコンバータ型点灯回路の動作状態を模式的に示す波形図である。 通常のフィードバック制御にしたがい昇圧モードで動作する場合の、比較例に係る昇降圧DC−DCコンバータ型点灯回路の動作状態を模式的に示す波形図である。 昇圧モードにおいて過電流検出が繰り返される場合の、実施の形態に係る昇降圧DC−DCコンバータ型点灯回路の動作状態を模式的に示す波形図である。
以下、各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、信号には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図面において説明上重要ではない部材の一部は省略して表示する。また、電圧、電流あるいは抵抗などに付された符号は、必要に応じてそれぞれの電圧値、電流値あるいは抵抗値を表すものとして用いることがある。
本明細書において、「部材Aが、部材Bと接続された状態」とは、部材Aと部材Bが物理的に直接的に接続される場合のほか、部材Aと部材Bが、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。同様に、「部材Cが、部材Aと部材Bとの間に設けられた状態」とは、部材Aと部材C、あるいは部材Bと部材Cが直接的に接続される場合のほか、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
図1は、実施の形態に係る昇降圧DC−DCコンバータ型点灯回路10の構成を示す回路図である。昇降圧DC−DCコンバータ型点灯回路10は、電子制御ユニット(Electronic Control Unit)20および車載用のLEDを3つ直列に接続して構成されるLED40と接続される。昇降圧DC−DCコンバータ型点灯回路10およびLED40は前照灯などの車両用灯具に搭載される。
電子制御ユニット20は、自動車などの車両の電気的な制御を総合的に行うためのマイクロコンピュータである。電子制御ユニット20はスイッチSWを介して車載バッテリ30と接続され、スイッチSWがオンされると車載バッテリ30からバッテリ電圧Vbatを受ける。電子制御ユニット20は、昇降圧DC−DCコンバータ型点灯回路10に入力電圧Vinとして直流のバッテリ電圧Vbatを供給する。電子制御ユニット20は、昇降圧DC−DCコンバータ型点灯回路10に入力電圧Vinよりも低い固定電圧すなわち接地電位VGND(=0V)を供給する。
昇降圧DC−DCコンバータ型点灯回路10は、入力電圧Vinを昇圧または降圧して駆動電圧Vdを生成し、LED40に印加する。昇降圧DC−DCコンバータ型点灯回路10は、入力フィルタ192と、入力保護部194と、チョッパ方式の昇降圧コンバータ100と、出力フィルタ196と、制御部124と、を備える。
昇降圧コンバータ100には、入力フィルタ192および入力保護部194を介して入力電圧Vinおよび接地電位VGNDが供給される。昇降圧コンバータ100の出力電圧は出力フィルタ196を介して昇降圧DC−DCコンバータ型点灯回路10から出力され、LED40に印加される。入力フィルタ192および出力フィルタ196は公知のフィルタ技術を使用して構成されてもよい。入力保護部194は公知の入力保護技術を使用して構成されてもよい。
昇降圧コンバータ100は、降圧部102と、昇圧部104と、入力キャパシタ110と、駆動電流検出抵抗116と、スイッチ電流検出抵抗118と、を備える。入力キャパシタ110の一端には、入力フィルタ192および入力保護部194を経た入力電圧(これは、厳密には昇降圧DC−DCコンバータ型点灯回路10に入力される入力電圧Vinとは異なる場合もあるが、以下説明をより明瞭とするため入力電圧Vinとして説明する)が印加され、他端は接地される。
駆動電流検出抵抗116は、LED40を流れる駆動電流ILEDの経路上に配置される。本実施の形態では、電流検出抵抗116はLED40のカソードと接地端子との間に設けられる。電流検出抵抗116で生じる電圧降下は駆動電流検出電圧Vgとして制御部124に提供される。電流検出抵抗116に駆動電流ILEDが流れるので、駆動電流検出電圧Vgは駆動電流ILEDの大きさに応じた電圧となる。
降圧部102、昇圧部104のトポロジーはいずれも一般的なものであるため簡潔に説明する。
降圧部102は、降圧モードにおいて、入力電圧Vinが一端に印加されるハイサイドスイッチング素子134のオンオフにより、入力電圧Vinよりも低い駆動電圧Vdを生成する。降圧部102は、出力キャパシタ108と、インダクタ130と、第2ダイオード132と、ハイサイドスイッチング素子134と、を含む。
ハイサイドスイッチング素子134は例えば、p型金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)であってもよい。ハイサイドスイッチング素子134のソースは入力キャパシタ110の一端と接続され、ドレインは第1接続ノードN1と接続される。第2ダイオード132のカソードは第1接続ノードN1と接続され、アノードは接地される。インダクタ130の一端は第1接続ノードN1と接続され、他端は第1ダイオード126を介して出力キャパシタ108の一端と接続される。出力キャパシタ108の一端はまた出力フィルタ196とも接続される。
出力キャパシタ108の一端の電圧と駆動電圧Vdとは、出力フィルタ196の存在により厳密には異なる場合もある。しかしながら、以下では説明をより明瞭とするために、出力キャパシタ108の一端の電圧を駆動電圧Vdとして説明する。
降圧モードにおいて、制御部124からハイサイドスイッチング素子134のゲートに出力されるハイサイド駆動信号S1は、LED40に流れる駆動電流ILEDの大きさに基づく電流フィードバック制御によりパルス幅変調された矩形波状の信号である。このハイサイド駆動信号S1の周波数である駆動周波数f1は一例では数百kHzから数MHzである。ハイサイドスイッチング素子134はハイサイド駆動信号S1により定まるオンデューティでオンオフし、出力キャパシタ108の両端電圧は入力電圧Vinよりも低い駆動電圧Vdとなる。昇圧モードではハイサイド駆動信号S1の電圧はハイサイドスイッチング素子134のソース電圧よりも低い接地電位VGNDに実質的に固定され、ハイサイドスイッチング素子134はオン状態を維持する。
昇圧部104は、ハイサイドスイッチング素子134のドレインからの電圧を受ける。昇圧部104は、昇圧モードにおいて、接地電位VGNDがソースに印加されるローサイドスイッチング素子128のオンオフにより、入力電圧Vinよりも高い駆動電圧Vdを生成する。昇圧部104は、出力キャパシタ108と、第1ダイオード126と、ローサイドスイッチング素子128と、インダクタ130と、を含む。
ローサイドスイッチング素子128は例えば、n型金属酸化膜半導体電界効果トランジスタであってもよい。ローサイドスイッチング素子128のドレインはインダクタ130の他端と第1ダイオード126のアノードとの第2接続ノードN2と接続される。
昇圧モードにおいて、制御部124からローサイドスイッチング素子128のゲートに出力されるローサイド駆動信号S2は、駆動電流ILEDの大きさに基づく電流フィードバック制御によりパルス幅変調された矩形波状の信号であり、周波数は駆動周波数f1である。ローサイドスイッチング素子128はローサイド駆動信号S2により定まるオンデューティでオンオフし、出力キャパシタ108の両端電圧は入力電圧Vinよりも高い駆動電圧Vdとなる。降圧モードではローサイド駆動信号S2の電圧は実質的に接地電位VGNDに固定され、ローサイドスイッチング素子128はオフ状態を維持する。
昇圧モードでは、ハイサイドスイッチング素子134がオン状態を維持しつつローサイドスイッチング素子128が駆動周波数f1でオンオフを繰り返す。降圧モードでは、ローサイドスイッチング素子128がオフ状態を維持しつつハイサイドスイッチング素子134が駆動周波数f1でオンオフを繰り返す。
スイッチ電流検出抵抗118は、ハイサイドスイッチング素子134を流れるスイッチ電流ISWの経路上に配置される。本実施の形態では、スイッチ電流検出抵抗118は、入力キャパシタ110の他端と第2ダイオード132のアノードとの第3接続ノードN3と、ローサイドスイッチング素子128のソースと出力キャパシタ108の他端との第4接続ノードN4と、の間に設けられる。スイッチ電流検出抵抗118の一端の電圧はスイッチ電流検出電圧Vjとして制御部124に提供される。スイッチ電流検出抵抗118にスイッチ電流ISWが流れるので、スイッチ電流検出電圧Vjはスイッチ電流ISWの大きさに応じた電圧となる。
制御部124は昇降圧コンバータ100を制御するIC(Integrated Circuit)である。制御部124は、ハイサイドスイッチング素子134およびローサイドスイッチング素子128のオンオフを制御する。制御部124は、鋸波生成部136と、過電流検出部138と、短絡検出部140と、オンオフ制御部144と、電圧電流検出部148と、を含む。
電圧電流検出部148は、駆動電圧Vdおよび駆動電流ILEDを検出する。電圧電流検出部148は出力キャパシタ108の一端の電圧を駆動電圧Vdとして検出する。電圧電流検出部148は駆動電流検出電圧Vgを取得することで駆動電流ILEDを検出する。電圧電流検出部148は、検出された駆動電流ILEDの大きさに対応する検出電流電圧Vg’を生成し、オンオフ制御部144に提供する。
短絡検出部140は、電圧電流検出部148によって検出された駆動電圧Vdに基づいて短絡判定信号S3を生成し、オンオフ制御部144に出力する。短絡判定信号S3は、検出された駆動電圧Vdが所定の短絡電圧Vshortよりも低い場合にアサートされ、そうでない場合にネゲートされる信号である。より具体的には、短絡判定信号S3は、検出された駆動電圧Vdが短絡電圧Vshortよりも低い場合にハイレベルとなり、そうでない場合にローレベルとなる。LED40に地絡や短絡が発生した場合、負荷が急に小さくなるので駆動電圧Vdは低下する。したがって、短絡判定信号S3のハイレベルは短絡または地絡が疑われる状態に対応する。
鋸波生成部136は、電圧が駆動周波数f1で鋸波状に変化する鋸波信号S4を生成し、オンオフ制御部144および過電流検出部138に出力する。
過電流検出部138は、鋸波信号S4およびスイッチ電流検出電圧Vjに基づいて過電流判定信号S5を生成し、オンオフ制御部144に出力する。過電流検出部138は、スイッチ電流検出電圧Vjを取得することでスイッチ電流ISWを検出する。過電流検出部138は、検出されたスイッチ電流ISWが所定の上限電流Iuを上回ると、過電流判定信号S5をローレベルからハイレベルに遷移させる。過電流検出部138は、その遷移の後、鋸波信号S4の電圧が初めてローレベルに戻るタイミングで過電流判定信号S5をハイレベルからローレベルに遷移させる。すなわち、過電流検出部138は、検出されたスイッチ電流ISWが上限電流Iuを上回ってから鋸波信号S4の電圧が初めてローレベルに戻るまでの期間をパルス幅とする単パルスを発生させる(後述の図4参照)。上限電流Iuは、ハイサイドスイッチング素子134やローサイドスイッチング素子128の定格電流に基づいて設定されてもよい。
降圧モードでは、過電流検出部138によって検出されたスイッチ電流ISWはハイサイドスイッチング素子134に流れる電流である。昇圧モードでは、過電流検出部138によって検出されたスイッチ電流ISWはハイサイドスイッチング素子134およびローサイドスイッチング素子128に流れる電流である。
オンオフ制御部144は、昇圧モードまたは降圧モードで昇降圧コンバータ100を動作させる。オンオフ制御部144は、いずれのモードにおいても、電圧電流検出部148によって検出される駆動電流ILEDの大きさが目標値に近づくように各スイッチング素子134、128のオンオフを制御する。特にオンオフ制御部144は、オンオフされるスイッチング素子のデューティ比を調整する。
オンオフ制御部144は、いずれのモードにおいても、過電流判定信号S5に現れるパルスを、オンオフされるスイッチング素子の駆動信号に反映させる。オンオフ制御部144は、昇圧モードにおいて、過電流判定信号S5がハイレベルになると、ハイサイドスイッチング素子134のオン状態を維持しつつローサイドスイッチング素子128のオフ期間を増やす。特にオンオフ制御部144は、過電流判定信号S5がハイレベルとなっている期間中、ハイサイド駆動信号S1をローレベルとしたままローサイド駆動信号S2をローレベルに固定する。
ただし、オンオフ制御部144は、短絡判定信号S3がハイレベルとなり、かつ、過電流判定信号S5がハイレベルになると、ハイサイドスイッチング素子134をオフする。
オンオフ制御部144は、降圧モードにおいて、過電流判定信号S5がハイレベルになると、ハイサイドスイッチング素子134のオフ期間を増やす。特にオンオフ制御部144は、過電流判定信号S5がハイレベルとなっている期間中、ハイサイド駆動信号S1をハイレベルに固定する。
図2は、オンオフ制御部144の構成を示す回路図である。オンオフ制御部144は、基準電圧源150と、エラーコンパレータ152と、アップダウンカウンタ154と、D/Aコンバータ156と、PWMコンパレータ158と、マスク部160と、モード選択部162と、第1NANDゲート164と、第1ANDゲート166と、を含む。
基準電圧源150は、駆動電流ILEDの大きさの目標値に対応する基準電圧Vrefを生成し、エラーコンパレータ152の非反転入力端子に印加する。基準電圧Vrefは接地電位VGNDを基準に生成される。エラーコンパレータ152の反転入力端子には検出電流電圧Vg’が印加される。
エラーコンパレータ152は、検出電流電圧Vg’と基準電圧Vrefとを比較する。すなわちエラーコンパレータ152は検出電流電圧Vg’が示す駆動電流ILEDの大きさと基準電圧Vrefが示す目標値とを比較する。エラーコンパレータ152は、検出電流電圧Vg’と基準電圧Vrefとの大小関係によって電圧のレベルが変わる誤差信号S6をアップダウンカウンタ154に出力する。特に誤差信号S6の電圧は、Vg’<Vrefのとき(駆動電流の検出値が目標値よりも小さい場合)5Vなどの所定の第1電圧、Vg’≧Vrefのとき(駆動電流の検出値が目標値以上の場合)第1電圧より低い0Vなどの第2電圧となる。
アップダウンカウンタ154は、エラーコンパレータ152における比較結果によって定まるカウントの向きで制御デジタル値をカウントする。アップダウンカウンタ154としては例えば標準ロジックICである74シリーズの’191と同様の機能を有する素子が採用されてもよい。
アップダウンカウンタ154は、誤差信号S6が第1電圧を示すとき、所定のクロック信号の遷移に合わせてすなわちクロック信号に立ち上がりエッジが現れるごとに、制御デジタル値をカウントアップする。アップダウンカウンタ154は、誤差信号S6が第2電圧を示すとき、クロック信号に立ち上がりエッジが現れるごとに制御デジタル値をカウントダウンする。すなわち、アップダウンカウンタ154は、駆動電流の検出値が目標値に対して小さいとカウントアップ、大きいとダウンする。アップダウンカウンタ154は現在の制御デジタル値をD/Aコンバータ156に出力する。
アップダウンカウンタ154は、現在の制御デジタル値の最上位ビットがローレベルのときローレベルとなり、最上位ビットがハイレベルのときハイレベルとなるモード選択信号S7を生成する。モード選択信号S7がハイレベルのとき昇降圧コンバータ100は昇圧モードで動作し、モード選択信号S7がローレベルのとき昇降圧コンバータ100は降圧モードで動作する。したがって、モード選択信号S7は昇降圧コンバータ100の動作モードを示す信号である。
D/Aコンバータ156は、アップダウンカウンタ154によってカウントされた制御デジタル値を、その制御デジタル値に応じたアナログ電圧を有するデューティ比設定信号S8に変換する。特にD/Aコンバータ156は、制御デジタル値のうち最上位以外の部分をデジタルアナログ変換してアナログ電圧を生成する。D/Aコンバータ156におけるデジタルアナログ変換処理自体は公知のデジタルアナログ変換技術を使用して行われてもよい。D/Aコンバータ156はデューティ比設定信号S8をPWMコンパレータ158の非反転入力端子に出力する。
図3は、制御デジタル値とデューティ比設定信号S8の電圧との関係の一例を示すグラフである。制御デジタル値の最上位ビットがローレベルである場合、制御デジタル値が増大するとデューティ比設定信号S8の電圧も高くなる。制御デジタル値の最上位ビットがハイレベルである場合、制御デジタル値が増大するとデューティ比設定信号S8の電圧は低くなる。
また、後述の通り、制御デジタル値の最上位ビットがローレベルのままだと降圧モード、ハイレベルに達すると昇圧モード、そしてハイレベル/ローレベルを繰り返すと昇圧モードと降圧モードとが繰り返されるモードとなる。このような繰り返しモードを、モードが混在するハイブリッドモードとして定義してもよい。
図2に戻り、PWMコンパレータ158の反転入力端子には鋸波信号S4が入力される。PWMコンパレータ158は、鋸波信号S4の電圧とデューティ比設定信号S8の電圧とを比較し、駆動周波数f1で電圧が矩形波状に変化する矩形波信号S9であってデューティ比設定信号S8の電圧に応じたデューティ比を有する矩形波信号S9を生成する。
モード選択部162は、モード選択信号S7に基づいて、オンオフされるべきスイッチング素子を決定する。モード選択部162は、第2ANDゲート168と、ORゲート170と、第1インバータ172と、を有する。第2ANDゲート168は、第1インバータ172によってレベルが反転された矩形波信号S9とモード選択信号S7との論理積を第1ANDゲート166に出力する。ORゲート170は、矩形波信号S9とモード選択信号S7との論理和を第1NANDゲート164に出力する。
モード選択信号S7がハイレベルのとき、第2ANDゲート168の出力信号は反転された矩形波信号S9と同じ矩形波信号となり、ORゲート170の出力信号はハイレベル一定の信号となる。したがって昇圧モードが実現される。モード選択信号S7がローレベルのとき、第2ANDゲート168の出力信号はローレベル一定の信号となり、ORゲート170の出力信号は矩形波信号S9と同じ矩形波信号となる。したがって降圧モードが実現される。
マスク部160は、モード選択信号S7、短絡判定信号S3および過電流判定信号S5に基づき、スイッチ電流ISWが上限電流Iuを上回った場合にどのスイッチング素子をオフするかを決定する。マスク部160は第1マスク信号S10、第2マスク信号S11を生成して第1NANDゲート164、第1ANDゲート166にそれぞれ出力する。
マスク部160は過電流判定信号S5のレベルを反転させて第2マスク信号S11とする。マスク部160は、モード選択信号S7がハイレベルかつ短絡判定信号S3がローレベルのとき、過電流判定信号S5のレベルによらずに第1マスク信号S10をハイレベルに維持する。マスク部160は、モード選択信号S7がハイレベルであっても短絡判定信号S3がハイレベルとなると、過電流判定信号S5のハイレベルに応じて第1マスク信号S10をローレベルにする。
より具体的には、マスク部160は、第2インバータ174と、第3インバータ176と、第2NANDゲート178と、第3NANDゲート180と、を含み、以下の真理値表を満たすようにそれらのゲートを組み合わせて構成される。
Figure 0006196048
表1において、「L」はローレベル、「H」はハイレベルを示す。
第1NANDゲート164は、ORゲート170の出力信号と第1マスク信号S10と強制停止信号S12との否定論理積を、ハイサイド駆動信号S1としてハイサイドスイッチング素子134のゲートに出力する。
第1ANDゲート166は、第2ANDゲート168の出力信号と第2マスク信号S11と強制停止信号S12との論理積を、ローサイド駆動信号S2としてローサイドスイッチング素子128のゲートに出力する。
強制停止信号S12は、昇降圧DC−DCコンバータ型点灯回路10の強制的な停止が必要と判定された場合にローレベルとなり、それ以外の場合にハイレベルとなる信号である。強制停止信号S12がローレベルとなるとハイサイドスイッチング素子134およびローサイドスイッチング素子128は両方ともオフとなる。
本実施の形態に係る昇降圧DC−DCコンバータ型点灯回路10の利点を説明するために、図2に示される構成からマスク部160を除去した比較例を考える。比較例では、過電流判定信号S5がインバータを介して第1NANDゲート164および第1ANDゲート166に入力される。したがって、検出されたスイッチ電流ISWが上限電流Iuを上回ると、ハイサイドスイッチング素子134およびローサイドスイッチング素子128の両方がオフされる。
両方のスイッチング素子134、128がターンオフすると、インダクタ130に蓄えられた電流は、インダクタ130、出力キャパシタ108および第2ダイオード132により形成されるループ経路を流れて低下する。この場合、第2ダイオード132および第1ダイオード126が導通状態となるので、第1接続ノードN1の電圧は実質的に接地電位VGNDとなり、第2接続ノードN2の電圧は駆動電圧Vdとなる。したがって、インダクタ130の両端には駆動電圧Vdが印加され、この駆動電圧Vdに比例するスピードでインダクタ130を流れるコイル電流は低下する。
過電流検出部138の作用により、スイッチング素子のターンオンは次のスイッチングのタイミングとなり、それまで両方のスイッチング素子のオフが維持される。スイッチング素子がターンオンするとコイル電流は、昇圧モードでは入力電圧Vinに比例したスピードで、降圧モードでは入力電圧Vin−駆動電圧Vdに比例したスピードで上昇する。
入力電圧Vinにサージが生じる等の理由で過電流検出部138において過電流が検出された場合、コイル電流がかなり低下してからスイッチング素子のオンオフが再開される。したがって、スイッチング素子のオンオフ再開当初は駆動電流が目標値に届かない状態となることが多く、スイッチング素子のオンデューティを増大させる向きにフィードバックが働く。すると、スイッチング素子のオン期間におけるコイル電流(=スイッチ電流ISW)の上昇量は大きくなり、過電流が検出されやすくなる。
このように、比較例では、過電流検出、過電流が検出されやすくなる、再度過電流検出、過電流がさらに検出されやすくなる、といったように過電流検出が繰り返される状態に陥る場合がある。この状態は、最初の過電流検出の原因が解消されても解消されにくい。
過電流検出が繰り返される場合と通常のフィードバック制御の場合とでは、同じコイル電流の低下・上昇スピードでも、出力の能力に差が出る。
図4は、昇圧モードにおいて過電流検出が繰り返される場合の、比較例に係る昇降圧DC−DCコンバータ型点灯回路の動作状態を模式的に示す波形図である。図4は、上から順に、鋸波信号S4、過電流判定信号S5、ローサイド駆動信号S2、コイル電流、を示す。
図5は、通常のフィードバック制御にしたがい昇圧モードで動作する場合の、比較例に係る昇降圧DC−DCコンバータ型点灯回路の動作状態を模式的に示す波形図である。図5は、上から順に、ローサイド駆動信号S2、コイル電流、を示す。
図4および図5から理解される通り、通常のフィードバック制御における平均コイル電流IA2の方が過電流検出が繰り返される場合の平均コイル電流IA1よりも高く、出力能力が高い。
過電流検出して図4に示されるような間欠スイッチングになった場合、平均コイル電流が通常時よりも低下する。その結果、駆動電流が目標値に達しないため、降圧モードであれば降圧モードから昇圧モードへ移行する。また、スイッチング素子のオンデューティは上限値に近づく。その過程で駆動電流が目標値に達すれば通常のフィードバック制御に移行するが、達しないと「昇圧モードかつオンデューティ最大」の状態で、出力が不充分のままの状態を維持することになる。
例えば、入力電圧Vinが低下して昇圧モードに移行し、スイッチング素子に流れる電流が上昇、過電流検出したとする(図4に対応)。その後、入力電圧Vinが正常電圧に回復したとしても、出力能力が通常のフィードバック制御時よりも低下しており、目標の出力に達することが出来ない事態が生じうる。これを、過電流検出によるハリツキ症状と称してもよい。
そこで、本実施の形態に係る昇降圧DC−DCコンバータ型点灯回路10は、昇圧モードにおいて過電流が検出された場合、ハイサイドスイッチング素子134のオン状態を維持しつつローサイドスイッチング素子128のオフ期間を増やす。ハイサイドスイッチング素子134がオンされている場合、第2ダイオード132は非導通状態となる。したがって、過電流が検出された場合の第1接続ノードN1の電圧を高めることができる。これにより、過電流検出時のコイル電流の低下のスピードをより緩やかにすることができる。その結果、平均コイル電流(出力能力)の低下を抑制することが可能となり、過電流検出によるハリツキ症状を抑制できる。言い換えると、過電流検出が繰り返される状態から通常のフィードバック制御への復帰をより促進することができる。
特に、過電流検出によりローサイドスイッチング素子128がターンオフしたときにインダクタ130に蓄えられた電流は、インダクタ130、出力キャパシタ108、入力キャパシタ110およびハイサイドスイッチング素子134により形成されるループ経路を流れて低下する。この場合、第1接続ノードN1の電圧は入力電圧Vinとなり、第2接続ノードN2の電圧は駆動電圧Vdとなる。したがって、インダクタ130の両端には駆動電圧Vd−入力電圧Vinが印加される。その結果、コイル電流の低下スピードは比較例よりも緩やかになり、過電流検出によるハリツキ症状の発生を抑制できる。また、比較例からの回路規模の増大は比較的小さい。
図6は、昇圧モードにおいて過電流検出が繰り返される場合の、本実施の形態に係る昇降圧DC−DCコンバータ型点灯回路の動作状態を模式的に示す波形図である。図6は、上から順に、ローサイド駆動信号S2、コイル電流、を示す。ハイサイドスイッチング素子134のオンを維持することでコイル電流の低下スピードは緩やかになり、過電流検出が繰り返される状態における平均コイル電流IA3は上昇し、出力能力は上昇する。したがって、過電流検出が繰り返される状態から通常のフィードバック制御への復帰がより容易となる。
また、本実施の形態に係る昇降圧DC−DCコンバータ型点灯回路10では、昇圧モードにおいて過電流が検出された場合、かつ、駆動電圧Vdの低下が検出された場合はハイサイドスイッチング素子134およびローサイドスイッチング素子128の両方をオフする。駆動電圧Vdが低下している場合、LED40に短絡または地絡が発生している可能性がある。したがって、そのような場合にはハイサイドスイッチング素子134がターンオフするように過電流制御を解除することで、回路素子の故障を抑制または防止できる。
特に昇降圧コンバータ100は非絶縁型であり、LED40に短絡または地絡が発生すると短絡電流が流れる。したがって、短絡や地絡が疑われる場合には、過電流検出時のハイサイドスイッチング素子134のターンオフを有効とすることで、回路素子の故障をより有効に抑制または防止できる。
また、本実施の形態に係る昇降圧DC−DCコンバータ型点灯回路10では、アップダウンカウンタ154によってカウントされた制御デジタル値の最上位ビットを、モードを示す情報として扱うことで、オンオフすべきスイッチング素子の選択および過電流制御が実現されている。したがって、回路規模をそれほど増大させずに過電流制御を実装できる。
以上、実施の形態に係る昇降圧DC−DCコンバータ型点灯回路10の構成と動作について説明した。この実施の形態は例示であり、その各構成要素や各処理の組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
実施の形態では、スイッチ電流検出抵抗118は第3接続ノードN3と第4接続ノードN4との間に設けられる場合について説明したが、これに限られない。例えば、スイッチ電流検出抵抗は、ローサイドスイッチング素子128のソースと第4接続ノードN4との間、またはハイサイドスイッチング素子134のソースと入力保護部194との間に設けられてもよい。あるいはまた、スイッチ電流検出抵抗を複数設けてもよい。
例えば、第3接続ノードN3と第4接続ノードN4との間やハイサイドスイッチング素子134のソースと入力保護部194との間にスイッチ電流検出抵抗を設ける場合、昇圧モードにおいてハイサイド・ローサイド両方のスイッチング素子134、128に流れる電流を検出でき、降圧モードにおいてハイサイドスイッチング素子134に流れる電流を検出できる(降圧モードではローサイドスイッチング素子128はオフなので検出する必要は無い)。これに対してローサイドスイッチング素子128のソースと第4接続ノードN4との間にスイッチ電流検出抵抗を設ける場合、降圧モードにおいてハイサイドスイッチング素子134に流れる電流を検出できない。
実施の形態では、第2ダイオード132を使用して降圧部102を構成する場合について説明したが、これに限られない。例えば、第2ダイオード132の代わりに電界効果トランジスタなどのスイッチング素子を用いた同期整流により降圧部102を構成してもよい。この場合、コスト的には比較的不利になるが、電気効率をより高めることができる。
10 昇降圧DC−DCコンバータ型点灯回路、 20 電子制御ユニット、 30 車載バッテリ、 40 LED、 100 昇降圧コンバータ、 102 降圧部、 104 昇圧部、 124 制御部。

Claims (6)

  1. 半導体光源に駆動電流を供給する昇降圧DC−DCコンバータ型点灯回路であって、
    ハイサイドスイッチング素子、インダクタ、ローサイドスイッチング素子を含み、前記ハイサイドスイッチング素子はその一端に入力電圧を受け、その他端が前記インダクタの一端と接続され、前記ローサイドスイッチング素子はその一端が前記インダクタの他端と接続され、その他端が接地側と接続される、昇降圧コンバータと、
    前記半導体光源に流れる前記駆動電流の経路上に設けられた駆動電流検出抵抗と、
    前記駆動電流検出抵抗の電圧降下に応じた駆動電流検出電圧が、前記駆動電流の目標値に対応する基準電圧に近づくように、前記ハイサイドスイッチング素子および前記ローサイドスイッチング素子のオンオフを制御するオンオフ制御部と、
    を備え、
    前記オンオフ制御部は、昇圧モードにおいて、前記ハイサイドスイッチング素子に流れるスイッチ電流に応じたスイッチ電流検出電圧が所定のしきい値を超えると、前記ハイサイドスイッチング素子のオン状態を維持しつつ前記ローサイドスイッチング素子をターンオフすることを特徴とする昇降圧DC−DCコンバータ型点灯回路。
  2. 前記スイッチ電流検出電圧が前記しきい値を超えると第1レベルとなり、次に前記ローサイドスイッチング素子がターンオンすべきタイミングで第2レベルに戻る過電流判定信号を生成する過電流検出部をさらに備え、
    前記オンオフ制御部は、昇圧モードにおいて、前記過電流判定信号が前記第1レベルとなる期間、前記ハイサイドスイッチング素子のオン状態を維持しつつ前記ローサイドスイッチング素子をオフすることを特徴とする請求項1に記載の昇降圧DC−DCコンバータ型点灯回路。
  3. 本昇降圧DC−DCコンバータ型点灯回路の出力電圧を検出する電圧検出部をさらに備え、
    前記オンオフ制御部は、前記電圧検出部によって検出された出力電圧が所定のしきい値電圧を下回り、かつ、前記過電流判定信号が前記第1レベルとなると、前記ハイサイドスイッチング素子をオフすることを特徴とする請求項2に記載の昇降圧DC−DCコンバータ型点灯回路。
  4. 前記オンオフ制御部は、
    前記駆動電流検出電圧と目標値とを比較するコンパレータと、
    前記コンパレータにおける比較結果によって定まるカウントの向きでデジタル値をカウントするアップダウンカウンタと、
    前記アップダウンカウンタによってカウントされたデジタル値に基づいて、オンオフされるべきスイッチング素子およびそのスイッチング素子のデューティ比を決定する駆動回路と、を含むことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の昇降圧DC−DCコンバータ型点灯回路。
  5. 前記スイッチ電流の経路上に設けられたスイッチ電流検出抵抗をさらに備え、
    前記オンオフ制御部は、降圧モードにおいて、前記スイッチ電流検出抵抗の電圧降下に応じた前記スイッチ電流検出電圧が前記しきい値を超えると、前記ハイサイドスイッチング素子をオフすることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の昇降圧DC−DCコンバータ型点灯回路。
  6. 半導体光源と、
    前記半導体光源に駆動電流を供給する請求項1から5のいずれかに記載の昇降圧DC−DCコンバータ型点灯回路と、
    を備えることを特徴とする車両用灯具。
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