JP5958172B2 - 障害解析情報管理システム及び障害解析情報管理方法 - Google Patents

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本発明は、障害解析情報管理システム及び障害解析情報管理方法に関し、特に、障害解析情報を記憶するための記憶容量の維持に関する。
近年、情報の電子化が推進される傾向にあり、電子化された情報の出力に用いられるプリンタやファクシミリ及び書類の電子化に用いるスキャナ等の画像処理装置は欠かせない機器となっている。このような画像処理装置は、撮像機能、画像形成機能及び通信機能等を備えることにより、プリンタ、ファクシミリ、スキャナ、複写機として利用可能なMFP(Multi Function Peripheral:複合機)として構成されることが多い。
このような画像処理装置においては、障害解析のためにログ情報を収集することが行われている。組み込み機器における障害解析データを収集するための技術として、組み込み機器において収集した障害解析データを圧縮して組み込み機器内の記憶手段に保存する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示された方法においては、データを圧縮することにより障害解析データを保存することが可能な容量を確保している。しかしながら記憶媒体の容量には限界があるため、データを圧縮したとしても収集した障害解析データは永久に残しておくことはできない。そのため、何らかの定めに従って削除して残容量を維持する必要があるが、重要な障害解析データが削除されてしまえば、障害解析が困難になってしまう。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、障害解析データを記憶するための記憶容量を維持すると共に重要な障害解析データが記憶媒体の容量制限によって消去されてしまうことを防ぐことを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、障害解析を行う対象の装置の動作に応じて出力される障害解析情報を管理する障害解析情報管理システムであって、前記障害解析情報に含まれる項目毎に重要度が設定された重要度設定情報に基づき、前記障害解析情報の重要度を判断する重要度判断部と、出力された前記障害解析情報を、前記重要度毎に区別して記憶媒体に記憶させる障害解析情報記憶処理部と、記憶された前記障害解析情報を消去する障害解析情報消去処理部とを含み、前記障害解析情報消去処理部は、前記重要度と前記障害解析情報の消去態様とが関連付けられた消去態様情報に基づいて前記障害解析情報を消去することを特徴とする。
また、本発明の他の態様は、障害解析を行う対象の装置の動作に応じて出力される障害解析情報を管理する障害解析情報管理方法であって、前記障害解析情報に含まれる項目毎に重要度が設定された重要度設定情報に基づき、前記障害解析情報の重要度を判断し、出力された前記障害解析情報を、判断された前記重要度毎に区別して記憶媒体に記憶させ、前記重要度と前記障害解析情報の消去態様とが関連付けられた消去態様情報に基づき、前記記憶媒体に記憶された前記障害解析情報をその重要度に応じて消去することを特徴とする。
本発明によれば、障害解析データを記憶するための記憶容量を維持すると共に、重要な障害解析データが記憶媒体の容量制限によって消去されてしまうことを防ぐことができる。
本発明の実施形態に係るシステムの運用形態を示す図である。 本発明の実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を模式的に示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る画像処理装置の機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るデータ収集装置の機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るデータサーバの機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る障害解析データの例を示す図である。 本発明の実施形態に係る障害解析データの出力動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るカウント値の例を示す図である。 本発明の実施形態に係る障害解析データの一次保存動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る優先度の判断基準を示す図である。 本発明の実施形態に係る障害解析データのデータサーバへの格納動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る障害解析データのデータサーバへの格納タイミングを示す図である。 本発明の実施形態に係る障害解析データのリフレッシュ動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るリフレッシュルールテーブルの例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係るリフレッシュルールテーブルの例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。本実施形態においては、画像処理装置の障害解析データを収集、保存すると共に、障害解析データの内容に応じた優先度に従って障害解析データをリフレッシュすることにより、障害解析データを記憶するための記憶媒体の容量オーバーを防ぐことが可能なシステムを例として説明する。
図1は、本実施の形態に係る障害解析情報管理システムの運用形態の例を示す図である。図1に示すように、本実施形態に係るシステムは、画像処理装置1a、画像処理装置1b、データ収集装置2、データサーバ3が、インターネットやLAN(Local Area Network)等のネットワークを介して接続されて構成される。
画像処理装置1a、画像処理装置1b(以降、総じて画像処理装置1とする)は、撮像機能、画像形成機能及び通信機能等を備えることにより、プリンタ、ファクシミリ、スキャナ、複写機として利用可能なMFP(Multi Function Peripheral:複合機)であり、本実施形態に係るシステムにおいて障害解析データを収集する対象の装置である。データ収集装置2は、画像処理装置1の障害解析データをネットワークを介して取得する情報処理装置である。データサーバ3は、データ収集装置2が収集した障害解析データを記憶する記憶媒体を含むデータ記憶装置である。
尚、本実施形態においては、データ収集装置2が画像処理装置1とは異なる装置として構成されている場合を例として説明する。これにより、複数の画像処理装置1の障害解析データを1台のデータ収集装置2によって収集、管理することが可能となる。この他、画像処理装置1a、1b夫々がデータ収集装置2の機能を備えていても良い。また、本実施形態においては、データ収集装置2とデータサーバ3とが異なる装置として構成されている場合を例として説明するが、データ収集装置2及びデータサーバ3の機能を備える1台の装置として構成することも可能である。
次に、本実施形態に係るシステムに含まれる画像処理装置1、データ収集装置2、データサーバ3等の情報処理装置のハードウェア構成について説明する。図2は、本実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。図2に示すように、本実施形態に係る情報処理装置は、一般的なサーバやPC等と同様の構成を含む。
即ち、本実施形態に係る情報処理装置は、CPU(Central Processing Unit)10、RAM(Random Access Memory)20、ROM(Read Only Memory)30、HDD(Hard Disk Drive)40及びI/F50がバス80を介して接続されている。また、I/F50にはLCD(Liquid Crystal Display)60及び操作部70が接続されている。この他、画像処理装置1の場合、画像形成出力やスキャンを実行するエンジンが含まれる。
CPU10は演算手段であり、情報処理装置全体の動作を制御する。RAM20は、情報の高速な読み書きが可能な揮発性の記憶媒体であり、CPU10が情報を処理する際の作業領域として用いられる。ROM30は、読み出し専用の不揮発性記憶媒体であり、ファームウェア等のプログラムが格納されている。HDD40は、情報の読み書きが可能な不揮発性の記憶媒体であり、OS(Operating System)や各種の制御プログラム、アプリケーション・プログラム等が格納される。
I/F50は、バス80と各種のハードウェアやネットワーク等を接続し制御する。LCD60は、ユーザが情報処理装置の状態を確認するための視覚的ユーザインタフェースである。操作部70は、キーボード、マウス、各種のハードボタン、タッチパネル等、ユーザが情報処理装置に情報を入力するためのユーザインタフェースである。
このようなハードウェア構成において、ROM30やHDD40若しくは図示しない光学ディスク等の記憶媒体に格納されたプログラムがRAM20に読み出され、CPU10がそれらのプログラムに従って演算を行うことによりソフトウェア制御部が構成される。このようにして構成されたソフトウェア制御部と、ハードウェアとの組み合わせによって、本実施形態に係る画像処理システムを構成する各機器の機能を実現する機能ブロックが構成される。
次に、本実施形態に係る画像処理装置1の機能構成について説明する。図3は、本実施形態に係る画像処理装置1の機能構成を示すブロック図である。図3に示すように、本実施形態に係る画像処理装置1は、コントローラ100、ADF(Auto Documennt Feeder:原稿自動搬送装置)110、スキャナユニット120、排紙トレイ130、ディスプレイパネル140、給紙テーブル150、プリントエンジン160、排紙トレイ170及び^ネットワークI/F180を有する。
また、コントローラ100は、主制御部101、エンジン制御部102、入出力制御部103、画像処理部104及び操作表示制御部105を有する。図3に示すように、本実施形態に係る画像処理装置1は、スキャナユニット120、プリントエンジン160を有する複合機として構成されている。尚、図3においては、電気的接続を実線の矢印で示しており、用紙の流れを破線の矢印で示している。
ディスプレイパネル140は、画像処理装置1の状態を視覚的に表示する出力インタフェースであると共に、タッチパネルとしてユーザが画像処理装置1を直接操作し若しくは画像処理装置1に対して情報を入力する際の入力インタフェース(操作部)でもある。ネットワークI/F180は、画像処理装置1がネットワークを介して管理者用端末等の他の機器と通信するためのインタフェースであり、Ethernet(登録商標)やUSBインタフェースが用いられる。
コントローラ100は、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせによって構成される。具体的には、ROM30やHDD40等の不揮発性記憶媒体に格納されたファームウェア等の制御プログラムが、RAM20にロードされ、それらのプログラムに従ってCPU10が演算を行うことにより構成されるソフトウェア制御部と集積回路などのハードウェアとによってコントローラ100が構成される。コントローラ100は、画像処理装置1全体を制御する制御部として機能する。
主制御部101は、コントローラ100に含まれる各部を制御する役割を担い、コントローラ100の各部に命令を与える。エンジン制御部102は、プリントエンジン160やスキャナユニット120等を制御若しくは駆動する駆動手段としての役割を担う。入出力制御部103は、ネットワークI/F180を介して入力される信号や命令を主制御部101に入力する。また、主制御部101は、入出力制御部103を制御し、ネットワークI/F180及びネットワークを介して他の装置にアクセスする。
本実施形態に係る主制御部101は、画像処理装置1の動作に応じて装置各部の状態を示す情報を取得し、入出力制御部103を制御して障害解析データとして出力する機能を有する。この機能については後に詳述する。
画像処理部104は、主制御部101の制御に従い、印刷出力すべき画像情報に基づいて描画情報を生成する。この描画情報とは、画像形成部であるプリントエンジン160が画像形成動作において形成すべき画像を描画するための情報である。また、画像処理部104は、スキャナユニット120から入力される撮像データを処理し、画像データを生成する。この画像データとは、スキャナ動作の結果物として画像処理装置1に格納され若しくはネットワークI/F180を介して他の機器に送信される情報である。
画像処理装置1がプリンタとして動作する場合は、まず、入出力制御部103がネットワークI/F180を介して印刷ジョブを受信する。入出力制御部103は、受信した印刷ジョブを主制御部101に転送する。主制御部101は、印刷ジョブを受信すると、画像処理部104を制御して印刷ジョブに含まれる文書情報若しくは画像情報に基づいて描画情報を生成する。画像処理部104によって描画情報が生成されると、エンジン制御部102は、生成された描画情報に基づき、給紙テーブル150から搬送される用紙に対して画像形成を実行する。プリントエンジン160の具体的態様としては、インクジェット方式による画像形成機構や電子写真方式による画像形成機構等を用いることが可能である。プリントエンジン160によって画像形成が施された文書は排紙トレイ170に排紙される。
画像処理装置1がスキャナとして動作する場合は、ユーザによるディスプレイパネル140の操作若しくはネットワークI/F180を介して外部の機器から入力されるスキャン実行指示に応じて、操作表示制御部105若しくは入出力制御部103が主制御部101にスキャン実行信号を転送する。主制御部101は、受信したスキャン実行信号に基づき、エンジン制御部102を制御する。
エンジン制御部102は、ADF110を駆動し、ADF110にセットされた撮像対象原稿をスキャナユニット120に搬送する。また、エンジン制御部102は、スキャナユニット120を駆動し、ADF110から搬送される原稿を撮像する。また、ADF110に原稿がセットされておらず、スキャナユニット120に直接原稿がセットされた場合、スキャナユニット120は、エンジン制御部102の制御に従い、セットされた原稿を撮像する。即ち、スキャナユニット120が撮像部として動作する。
撮像動作においては、スキャナユニット120に含まれるCCD等の撮像素子が原稿を光学的に走査し、光学情報に基づいた撮像情報が生成される。エンジン制御部102は、スキャナユニット120が生成した撮像情報を画像処理部104に転送する。画像処理部104は、主制御部101の制御に従い、エンジン制御部102から受信した撮像情報に基づき画像情報を生成する。画像処理部104が生成した画像情報はHDD40等の画像処理装置1に装着された記憶媒体に保存される。画像処理部104によって生成された画像情報は、ユーザの指示に応じてそのままHDD40等に格納され若しくはネットワークI/F180、近距離通信I/F190を介して、入出力制御部103により外部の装置に送信される。
また、画像処理装置1が複写機として動作する場合は、エンジン制御部102がスキャナユニット120から受信した撮像情報若しくは画像処理部104が生成した画像情報に基づき、画像処理部104が描画情報を生成する。その描画情報に基づいてプリンタ動作の場合と同様に、エンジン制御部102がプリントエンジン160を駆動する。
次に、本実施形態に係るデータ収集装置2の機能構成について、図4を参照して説明する。図4に示すように、本実施形態に係るデータ収集装置2は、コントローラ200及びネットワークI/F210を含む。また、コントローラ200は、ネットワーク制御部201、優先度判断部202、データ圧縮部203、一次保存部204及び転送判断部205を含む。
ネットワークI/F210は、データ収集装置2がネットワークを介して他の機器と通信するためのインタフェースであり、Ethernet(登録商標)等のインタフェースが用いられる。ネットワークI/F210は、図2に示すI/F50によって実現される。コントローラ200は、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせによって構成される。コントローラ200は、データ収集装置2全体を制御する制御部である。ネットワーク制御部201は、ネットワークI/F210を介して入力される情報を取得すると共に、ネットワークI/F210を介して他の機器に情報を送信する。
優先度判断部202は、ネットワーク制御部201がネットワークI/F210を介して取得した障害解析データの内容に基づき、障害解析データの優先度を判断する。データ圧縮部203は、優先度判断部202によって優先度が判断された障害解析データを圧縮処理し、一次保存部204に格納する。一次保存部204は、圧縮処理された障害解析データをデータ収集装置2において一次的に保持する記憶媒体である。
転送判断部205は、一次保存部204に保持されている圧縮された障害解析データをデータサーバ3に送信するタイミングを判断し、一次保存部204に保持されている障害解析データをネットワーク制御部201に受け渡す。転送判断部205は、データサーバ3に格納されている転送タイミングを判断するための情報に基づいて障害解析データをデータサーバ3に送信するタイミングを判断する。
次に、本実施形態に係るデータサーバ3の機能構成について、図5を参照して説明する。図5に示すように、本実施形態に係るデータサーバ3は、コントローラ300及びネットワークI/F310を含む。また、コントローラ300は、ネットワーク制御部301、データ記憶処理部302、リフレッシュ処理部303、優先度A記憶部304、優先度B記憶部305、優先度C記憶部306、リフレッシュルールテーブル307及びデータ転送ルールテーブル308を含む。
ネットワークI/F310は、データサーバ3がネットワークを介して他の機器と通信するためのインタフェースであり、Ethernet(登録商標)等のインタフェースが用いられる。ネットワークI/F310は、図2に示すI/F50によって実現される。コントローラ300は、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせによって構成される。コントローラ300は、データサーバ3全体を制御する制御部である。ネットワーク制御部301は、ネットワークI/F310を介して入力される情報を取得すると共に、ネットワークI/F310を介して他の機器に情報を送信する。
データ記憶処理部302は、ネットワーク制御部301がネットワークI/F310を介して取得した障害解析データを、障害解析データを蓄積する記憶媒体である優先度A記憶部304、優先度B記憶部305及び優先度C記憶部306のいずれかに格納する。データ記憶処理部302は、データ収集装置2の優先度判断部202によって判断された障害解析データの優先度に基づき、障害解析データを格納する先を決定する。
リフレッシュ処理部303は、優先度A記憶部304、優先度B記憶部305及び優先度C記憶部306(以降、総じて障害解析データ記憶部とする)に夫々格納された障害解析データを、リフレッシュルールテーブル307の情報に基づいてリフレッシュ処理する。リフレッシュ処理部303の機能により、障害解析データ記憶部に格納された障害解析データが、その優先度に応じて消去され、限りある記憶容量を効率的に利用することが可能となる。
優先度A記憶部304、優先度B記憶部305及び優先度C記憶部306は、データ収集装置2の優先度判断部202によって判断された障害解析データの優先度に応じて、優先度別に区別して障害解析データを記憶する記憶媒体である。優先度A記憶部304、優先度B記憶部305及び優先度C記憶部306は、夫々異なるHDD40を用いて構成される場合の他、1つの記憶装置において、フォルダやパーティションを分けるような異なる種類の記憶領域によって実現することも可能である。
リフレッシュルールテーブル307は、リフレッシュ処理部303が障害解析データ記憶部のリフレッシュ処理を行うタイミングを示す情報である。データ転送ルールテーブル308は、データ収集装置2の転送判断部205が、一次保存部204に一次的に保持された障害解析データをデータサーバ3に転送するタイミングを判断するための情報である。
次に、本実施形態に係る障害解析データの例について説明する。図6(a)、(b)は、本実施形態に係る障害解析データの例を示す図である。図6(a)は、画像処理装置1において主制御部101が取得した状態における障害解析データを示す図である。図6(a)に示すように、本実施形態に係る障害解析データには、“ヘッダ情報”、“起動ログ”、“レジスタ状態”及び“エンジン状態の情報”の情報が含まれている。
“ヘッダ情報”は、障害解析データにおいて実際の装置各部の状態を示す情報に付加される情報である。“起動ログ”は、装置各部の状態を示す情報であり、画像処理装置1に電源が投入されて装置各部の起動処理が実行される際に取得される。“レジスタ状態”は、画像処理装置1において発生したイベントに応じて取得される情報であり、図6(a)においては、“例外発生フラグ”及びそれに伴って取得される情報が示されている。尚、画像処理装置1における“例外”とは、予期しないデータが入力されたり、不正アクセスを検知したり、画像処理装置1を動作させるためのプログラムにバグが発生したりした場合等、主としてソフトウェア上の障害を示す。
“エンジン状態”は、図6(a)に示すように、“トレーオープン”、“インク残量”、“JAM有無”、“温度”等、プロッタエンジン160、スキャナユニット120等の画像処理装置1に含まれるエンジンの状態を示す情報である。本実施形態に係る“エンジン状態”は、主制御部101が障害解析データを送信する際におけるエンジン各部の状態が取得されて生成される。このように、“起動ログ”、“レジスタ状態”及び“エンジン状態の情報”の夫々の内容が、障害解析情報である障害解析データ内の夫々の項目として用いられる。
次に、主制御部101がデータ収集装置2に対して障害解析データを送信する動作について、図7に示すフローチャートを用いて説明する。図7に示すように、画像処理装置1において電源が投入されると(S701)、主制御部101の制御に従ってログ取得が開始される(S702)。上述したような装置の起動処理におけるログ取得や、例外発生等のイベントによるログ取得が発生すると(S703/YES)、主制御部101は、取得されたログの種類に応じてカウント値を計算して更新する(S704)。
図8は、主制御部101がカウント値を計算するために参照する情報(以降、カウント値情報とする)を示す図である。図8に示すように、本実施形態に係るカウント値情報においては、カウント値を計算する対象の“項目”と、その項目に応じたカウント値を示す“値”とが関連付けられている。例えば、図6(a)に示す“起動ログ”内の各モジュールの返り値が“×”だった場合、“10”という値が加算される。即ち、図8に示すカウント値情報が、障害解析情報に含まれる項目毎に重要度が設定された重要度設定情報として用いられ、主制御部101が重要度判断部として機能する。
そして、主制御部101は、予め定められたデータ送信タイミングとなるまで、ログ取得及びカウント値の計算を繰り返す(S705/NO)。本実施形態におけるデータ送信タイミングとしては、画像処理装置1において電源をOFFにするための操作が行われた場合、例外が発生した場合、予め定められた時刻となった場合、所定期間をカウントアップした場合等である。
上述したようなデータ送信タイミングであると判断すると(S705/YES)、主制御部101は、それまでに取得されたログ情報に基づいて生成された、図6(a)に示すような障害解析データを、データ収集装置2に送信する(S706)。尚、上述したように、障害解析データに含まれる情報のうち“エンジン状態”は、障害解析データの送信時の情報である。そのため、主制御部101はS706の処理に際して“エンジン状態”の情報を取得してS704と同様にカウント値の更新処理を行った上で障害解析データを送信する。尚、主制御部101によって計算されて更新されたカウント値の情報は、例えば図6(a)に示す“ヘッダ情報”として付加されて送信される。
次に、本実施形態において画像処理装置1から障害解析データを受信したデータ収集装置2が、障害解析データを一次保存部204に一次的に保存する際の動作について、図9を参照して説明する。ネットワーク制御部201が受信した障害解析データは、優先度判断部202に入力される。障害解析データを取得した優先度判断部202は、図9に示すように、障害解析データに付加されているカウント値を参照し(S901)、参照したカウント値に基づいて障害解析データの優先度を判断してヘッダ情報として付加する(S902)。
このS902の処理により、図6(b)に示すように、障害解析データのヘッダ情報に優先度の情報が書き込まれる。尚、カウント値の情報がヘッダ情報に書き込まれている場合には、このS902の処理において消去するようにしても良い。図10は、S902における優先度判断部202による優先度の判断基準を示す図である。図10に示すように、本実施形態に係る優先度判断部202は、カウント値が50以上であれば優先度A、カウント値が30以上50未満であれば優先度B、カウント値が30未満であれば優先度Cと判断する。即ち、図10に示す優先度A、優先度B、優先度Cが、障害解析情報の重要度のランクであり、図10に示す情報が重要度ランク情報として用いられる。また、優先度判断部202が、重要度ランク付加処理部として機能する。
図8において説明したように、例外が発生するとカウント値が“50”加算されるため、一度でも例外発生している場合には優先度がAと判断される。また、JAM、即ち用紙詰まりが発生するとカウント値が“30”加算されるため、一度でも例外が発生している場合には優先度がBと判断される。また、例外やJAMが発生していない場合であっても、多くのモジュールの返り値が“×”であれば、優先度がAやBと判断され得る。
優先度判断部202は、ヘッダ情報に優先度を付加した障害解析データをデータ圧縮部203に入力する。優先度判断部202から障害解析データを取得したデータ圧縮部203は、取得した障害解析データを圧縮処理し(S903)、一次保存部204に一次的に保存する(S904)。
次に、一次保存部204に保存された障害解析データがデータサーバ3に格納される動作について図11を参照して説明する。図11に示すように、転送判断部205は、一次保存部204に障害解析データが保存されているか否かを確認する(S1101)。一次保存部204に障害解析データが保存されている場合(S1101/YES)、転送判断部205は、データサーバ3からデータ転送ルールテーブル308を取得して転送タイミングの判断を行う。
図12は、本実施形態に係るデータ転送ルールテーブル308の例を示す図である。図12に示すように、本実施形態に係るデータ転送ルールテーブル308は、複数のデータ転送タイミングを示す“タイミング”と、夫々のタイミングの実際の時間間隔を示す“タイミング詳細”と、夫々のタイミングにおいて転送される障害解析データの優先度を示す“対象優先度”とが関連付けられた情報である。例えば、“タイミングA”であれば、優先度Aのみの障害解析データが10分毎にデータ収集装置2からデータサーバ3に対して転送される。
図12に示すようなデータ転送ルールテーブル308を参照すると、転送判断部205は、まず“転送タイミングC”であるか否かを判断する(S1102)。転送タイミングCであれば(S1102/YES)、転送判断部205は、優先度A〜Cのすべての障害解析データを一次保存部204から読み出してデータサーバ3に転送する(S1103)。
転送タイミングCでなければ(S1102/NO)、転送判断部205は、次に、転送タイミングBであるか否かを判断する(S1104)。転送タイミングBであれば(S1104/YES)、転送判断部205は、優先度A、Bの障害解析データを一次保存部204から読み出してデータサーバ3に転送する(S1105)。
転送タイミングBでなければ(S1102/NO)、転送判断部205は、次に、転送タイミングAであるか否かを判断する(S1106)。転送タイミングAであれば(S1106/YES)、転送判断部205は、優先度Aの障害解析データを一次保存部204から読み出してデータサーバ3に転送する(S1107)。このような動作を繰り返すことにより、データ収集装置2からデータサーバ3への障害解析データの転送が実行される。
このように、本実施形態に係る転送判断部205は、データ転送ルールテーブル308において優先度別に定められている転送タイミングに従って障害解析データをデータサーバ3に送信する。そのため、障害解析データがデータサーバ3に格納される頻度を優先度の高さに応じて調整することが可能であり、装置運用の効率化を図ると共に重要なデータが可能な限り早くデータサーバ3に反映されるようにすることができる。
このようにデータサーバ3に障害解析データが送信されると、データサーバ3においては、データ記憶処理部302がネットワーク制御部301を介して障害解析データを取得し、障害解析データのヘッダ情報として付加されている優先度の情報に応じて優先度A記憶部304、優先度B記憶部305及び優先度C記憶部306のいずれかを選択して格納する。即ち、データ記憶処理部302が、障害解析情報記憶処理部として機能する。
次に、データサーバ3における障害解析データのリフレッシュ処理動作について、図13のフローチャートを用いて説明する。図13に示すように、データサーバ3のリフレッシュ処理部303がリフレッシュルールテーブル307を参照し(S1301)、障害解析データの優先度に応じたリフレッシュタイミングを確認する。図14は、本実施形態に係るリフレッシュテーブル307の内容を示す図である。
図14に示すように、本実施形態に係るリフレッシュテーブル308においては、夫々の障害解析データに付加された“優先度”について、リフレッシュの有無を示す“定期リフレッシュ”、リフレッシュの頻度を示す“リフレッシュ間隔”、1回のリフレッシュ動作で削除されるデータ容量を示す“リフレッシュ容量”、データ量に応じてユーザに通知を行うか否かを示す“ユーザ通知”の情報が関連付けられている。例えば、優先度Aの障害解析データの場合、定期リフレッシュの実行は無く、そのために“リフレッシュ間隔”、“リフレッシュ容量”にはNull値が設定されている。また、ユーザ通知は行うように設定されている。
リフレッシュルールテーブル307の“リフレッシュ間隔”において定められているリフレッシュタイミングとなった場合(S1302/YES)、リフレッシュ処理部303は、リフレッシュタイミングとなった優先度に対応した障害解析データ記憶部に格納されている障害解析データを、リフレッシュルールテーブル307におけるリフレッシュ容量分消去する(S1303)。この際、リフレッシュ処理部303は、障害解析データのタイムスタンプを確認し、タイムスタンプが古いものから順に定められた容量分消去する。即ち、リフレッシュ処理部303が、障害解析情報消去処理部として機能する。
障害解析データの消去によりデータリフレッシュをおこなったリフレッシュ処理部303は、次に、優先度A記憶部304、優先度B記憶部305及び優先度C記憶部306夫々の記憶容量の残量を確認し、予め定められた閾値よりも少ないか否か確認する(S1304)。S1304の確認の結果、残量が閾値以下であった場合(1304/YES)、次にリフレッシュ処理部303は、残量が閾値以下であった記憶部についての“ユーザ通知”を参照し、ユーザ通知の要否を確認する(S1305)。
ユーザ通知が必要であった場合(S1305/YES)、リフレッシュ処理部303は、残量が閾値以下であった記憶部の残量が残り少ないことのユーザ通知を行う(S1306)。S1306において通知を行う先のユーザとは、障害解析データを管理している管理者である。そして、リフレッシュ処理部303は、S1306において、予め設定されている上記管理者のメールアドレスに対してメール送信を行うことにより通知を行う。この他、専用のアプリケーション・ソフトウェアによるメッセージ機能等により、管理者に対してメッセージを通知しても良い。
他方、ユーザ通知が不要であった場合(S1305/NO)、フレッシュ処理部303は、上述した管理者に対して通知を行うことなくデータリフレッシュを行う(S1307)。S1307において、リフレッシュ処理部303は、S1303と同様に、残量が少なくなった障害解析データ記憶部に格納されている障害解析データを、リフレッシュルールテーブル307におけるリフレッシュ容量分消去する。
このような処理を繰り返すことにより、データサーバ3のリフレッシュ処理が実行される。本実施形態に係るデータサーバ3においては、図14に示すようなリフレッシュルールテーブル307及びS1302、S1303の処理により、障害解析データをリフレッシュする頻度を、障害解析データの優先度に応じて変えることができるため、重要な障害解析データほど長く残るように制御することができる。
また、本実施形態に係るデータサーバ3においては、優先度A記憶部304、優先度B記憶部305及び優先度C記憶部306夫々の記憶容量の残量が少なくなった場合にも、夫々の記憶部に格納されている障害解析データのリフレッシュを行う。その際、“ユーザ通知”の設定に基づいてユーザへの通知を行うか否かを判断することにより、重要な障害解析データがユーザの知らないうちに消去されてしまうようなことを防ぐことができる。
以上説明したように、本実施形態に係るシステムによれば、監視対象の装置である画像処理装置1の障害解析データは、データの内容に基づいて優先度が判断され、その優先度毎に区別されて記憶媒体に格納される。そして、格納された障害解析データのリフレッシュの際には、判断された優先度に従ってリフレッシュの態様が決定される。このような構成により、重要な障害解析データが記憶媒体の容量制限によって消去されてしまうことを防ぐことが可能となる。
尚、上記実施形態においては、障害解析データを優先度毎に異なる記憶媒体若しくは記憶領域に分けて格納する場合を例として説明した。しかしながら、少なくとも有精度毎に区別してリフレッシュの態様を変えることが可能な状態なら良く、記憶媒体や記憶領域を分けることは必須ではない。例えば、図6(b)に示すようにヘッダ情報に優先度の情報が付加されていれば、その情報に基づいて夫々の障害解析データを区別することが可能であり、上記と同様の処理が可能となる。
また、上記実施形態においては、データ収集装置2において優先度を判断してヘッダ情報を更新し、データサーバ3においては、ヘッダ情報に格納されている優先度の情報に基づいてリフレッシュ処理を行う場合を例として説明した。しかしながら、本件の要旨は、障害解析データの内容に応じて重要なデータを極力残すことにある。
そのため、データサーバ3のリフレッシュ処理部303が参照する情報は、障害解析データの内容に応じてカウントされたカウント値に基づいて判断された優先度に限らず、カウント値そのものであっても良い。そのような態様は、図15に示すように、優先度ではなくカウント値の範囲毎に夫々の情報と関連付けられた情報としてリフレッシュルールテーブル307を構成することにより可能である。また、データ収集装置2がデータサーバ2に障害解析データを転送する際には、図11に示すようなデータ転送ルールテーブルが、優先度とタイミングが関連付けられた情報ではなく、カウント値の範囲とタイミングが関連付けられた情報として構成されることにより、上記と同様の制御が可能となる。
また、上記実施形態においては、画像処理装置1において、主制御部101が図8に示すような情報に基づいてカウント値をカウントする場合を例として説明した。この他、画像処理装置1は図6(a)に示すような障害解析データをそのまま出力し、データ収集装置2においてカウント値をカウントして優先度を判断しても良い。
更には、データ収集装置2においてもカウント値のカウントを行うことなく、図6(a)に示すような障害解析データをデータサーバ3に送信するようにしても良い。この場合、夫々の障害解析データには優先度が付されていないため、データ収集装置2は、全ての障害解析データを同一の頻度でデータサーバ3に転送する。そして、データサーバ3においては、障害解析データの内容に基づいてカウント値をカウントした上で、上述したような優先度毎に区別した格納や、優先度毎のリフレッシュ処理が行われる。
尚、上記実施形態のように、画像処理装置1においてはカウント値のカウント、データ収集サーバ2においては優先度の判断、データサーバ3においては優先度に応じたリフレッシュ処理のように、夫々の処理を各装置に分けて実行させることにより、処理を各装置に分散して、各装置の処理負荷を低減することができる。
1、1a、1b 画像処理装置
2 データ収集装置
3 データサーバ
10 CPU
20 RAM
30 ROM
40 HDD
50 I/F
60 LCD
70 操作部
80 バス
100 コントローラ
101 主制御部
102 エンジン制御部
103 入出力制御部
104 画像処理部
105 操作表示制御部
110 ADF
120 スキャナユニット
130 排紙トレイ
140 ディスプレイパネル
150 給紙テーブル
160 プリントエンジン
170 排紙トレイ
180 ネットワークI/F
200 コントローラ
201 ネットワーク制御部
202 優先度判断部
203 データ圧縮部
204 一次保存部
205 転送判断部
210 ネットワークI/F
301 ネットワーク制御部
302 データ記憶処理部
303 リフレッシュ処理部
304 優先度A記憶部
305 優先度B記憶部
306 優先度C記憶部
307 リフレッシュルールテーブル
308 データ転送ルールテーブル
310 ネットワークI/F
特開2000−155704号公報

Claims (8)

  1. 障害解析を行う対象の装置の動作に応じて出力される障害解析情報を管理する障害解析情報管理システムであって、
    前記障害解析情報に含まれる項目毎に重要度が設定された重要度設定情報に基づき、前記障害解析情報の重要度を判断する重要度判断部と、
    出力された前記障害解析情報を、前記重要度毎に区別して記憶媒体に記憶させる障害解析情報記憶処理部と、
    記憶された前記障害解析情報を消去する障害解析情報消去処理部とを含み、
    前記障害解析情報消去処理部は、前記重要度と前記障害解析情報の消去態様とが関連付けられた消去態様情報に基づいて前記障害解析情報を消去することを特徴とする障害解析情報管理システム。
  2. 前記消去態様情報は、前記重要度と前記障害解析情報の消去頻度とが関連付けられた情報を含み、
    前記障害解析情報消去処理部は、前記重要度に応じた消去頻度で前記障害解析情報を消去することを特徴とする請求項1に記載の障害解析情報管理システム。
  3. 前記重要度設定情報は、前記項目毎に重要度を示す値が設定された情報であり、
    前記重要度判断部は、前記障害解析情報に含まれる項目に応じて設定された値を合算することにより前記重要度を判断することを特徴とする請求項1または2に記載の障害解析情報管理システム。
  4. 前記合算された値の範囲と前記重要度のランクとが関連付けられた重要度ランク情報に基づき、前記合算された値に関連付けられているランクを前記障害解析情報に付加する重要度ランク付加処理部を含み、
    前記消去態様情報は、前記ランクと前記障害解析情報の消去態様とが関連付けられた情報であり、
    前記障害解析情報消去処理部は、前記障害解析情報に付加されているランクに基づいて前記障害解析情報を消去することを特徴とする請求項3に記載の障害解析情報管理システム。
  5. 前記重要度ランク付加処理部及び前記ランクが付加された障害解析情報を一次的に保存する一次保存部を含むデータ収集装置と、
    前記障害解析情報記憶処理部が前記障害解析情報を記憶させる記憶媒体及び前記障害解析情報消去処理部を含むデータ記憶装置とを含み、
    前記データ収集装置は、前記重要度のランクと前記障害解析情報を前記データ記憶装置に送信する頻度を示す情報とが関連付けられたデータ送信頻度情報に基づき、一次的に保存された前記障害解析情報を前記データ記憶装置に送信することを特徴とする請求項4に記載の障害解析情報管理システム。
  6. 前記重要度判断部は、前記障害解析を行う対象の装置において、前記障害解析情報に含まれる項目毎の情報を取得する度に、前記項目に応じて設定された値を加算することを特徴とする請求項3乃至5いずれか1項に記載の障害解析情報管理システム。
  7. 前記障害解析情報記憶処理部は、前記障害解析情報を前記重要度毎に異なる記憶媒体に記憶させることを特徴とする請求項1乃至6いずれか1項に記載の障害解析情報管理システム。
  8. 障害解析を行う対象の装置の動作に応じて出力される障害解析情報を管理する障害解析情報管理方法であって、前記障害解析情報に含まれる項目毎に重要度が設定された重要度設定情報に基づき、前記障害解析情報の重要度を判断し、
    出力された前記障害解析情報を、判断された前記重要度毎に区別して記憶媒体に記憶させ、
    前記重要度と前記障害解析情報の消去態様とが関連付けられた消去態様情報に基づき、前記記憶媒体に記憶された前記障害解析情報をその重要度に応じて消去することを特徴とする障害解析情報管理方法。
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