JP6476978B2 - ログ情報収集プログラム、ログ情報収集装置、及びログ情報収集方法 - Google Patents

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Description

本明細書は、ログ情報収集プログラム、ログ情報収集装置、及びログ情報収集方法に関する。
処理結果に異常が発生した問題を調査するためには、業務プログラムの処理状況が記録されたログの解析が行われる。そのようなログの解析について、例えば、以下の技術がある。
第1の技術として、異常を早期に検出できる技術がある(例えば、特許文献1)。第1の技術では、表示端末は、利用者の操作履歴をフラッシュメモリの操作ログ情報記憶領域に操作ログ情報として記憶する。次に、フラッシュメモリの異常ログ情報記憶領域に予め記憶した異常ログ情報と照合する。一致する場合は、注意情報として表示パネルに表示する。例えば、表示端末がハングアップした際に利用者が行う特定の操作手順である異常ログ情報が操作ログ情報の中に有るか否か判断する。ハングアップのような異常が頻繁に起きるような場合、重大な障害の予兆である可能性が高い。表示端末は、端末単体でこのような予兆を検出できる。そして表示パネルに表示することで、利用者に注意を喚起できる。
第2の技術として、トランザクションのデバッグ情報の採取、出力を運用中に制御する技術がある(例えば、特許文献2)。第2の技術では、トランザクションのデバッグ情報をデバッグ情報保存領域に記録する。デバッグ情報の採取指示情報を指示情報領域に記憶する。採取指示登録手段によりデバッグ情報の採取を行うか否かの指示情報を指示情報領域に登録する。デバッグ情報保存手段によりデバッグ情報をデバッグ情報保存領域に記録する。デバッグ情報出力手段からデバッグ情報を出力する。デバッグ情報削除手段によりデバッグ情報をデバッグ情報保存領域から削除する。
第3の技術として、操作者による一の操作から派生したログ情報を判別可能な画像処理技術がある(例えば、特許文献3)。第3の技術では、画像形成に係る処理を行う画像処理装置は、画像形成に係る処理を実現する一連のジョブを実行したあと、一連のジョブのログ情報を関連付けて記録する。
特開2012−048681号公報 特開平6−12297号公報 特開2006−211587号公報
業務システムにおいて、処理結果の異常の発生に備えて、常時、詳細なログを採取するようにすると、原因調査に必要となる詳細ログは採取できるようになる。ところが、処理結果異常の発生していない処理を含むすべての要求において、ログが採取されるために、大量のログが採取されるようになる。常時収集しているログは、容量不足によるトラブル防止を考慮して、一定の時間経過後に、または記憶容量の制限により、古いログから消去される。したがって、異常事象の発生からログの採取までに時間がかかると、調査に必要なログが消えてしまうおそれがある。
詳細なログを採取しても大量なログを保存しないように、処理結果に異常が発生していない詳細ログの保存を抑制することが考えられる。しかしながら、業務システムにより通知された処理結果の異常には、業務システムのプログラムで自律的に検知できない異常も含まれている。すなわち、処理結果が正常であるか否かを業務システムのプログラムが正確に判断することができない。
本発明の一側面によれば、異常に基づくログ情報が消去されることを抑止する技術を提供する。
本発明の一態様では、コンピュータに、以下の処理を実行させる。すなわち、コンピュータは、端末装置からの処理要求の取得から処理要求に対する実行結果の該端末装置への送信の後に該端末装置より取得される、該処理要求に係る処理についての終了要求に対する処理終了までの処理に応じて生成される端末装置についてのログ情報を収集する。コンピュータは、収集した端末装置についてのログ情報から、実行結果を示す結果データが端末装置で表示された以降の、端末装置における画面表示の遷移情報を特定する。コンピュータは、特定した画面表示の遷移情報と、予め設定された画面遷移パターンの条件とに基づいて、処理要求に対応する処理についてのログ情報を、記憶部からのログ情報の削除の際における削除対象とするか否かを決定する。
本発明の一側面によれば、異常に基づくログ情報が消去されることを抑止することができる。
本実施形態におけるログ情報収集装置の一例を示す。 本実施形態におけるネットワーク構成の一例を示す。 本実施形態における、処理結果が正常な場合での業務AP1の画面遷移と、処理結果が異常な場合での業務AP1の画面遷移を説明するための図である。 本実施形態における処理結果が正常な場合での業務AP2の画面遷移と、処理結果が異常な場合での業務AP2の画面遷移を説明するための図である。 本実施形態におけるAPサーバの一例を示す。 本実施形態における異常条件定義の一例を示す。 本実施形態における業務APの判定確定定義の一例を示す。 本実施形態におけるログ格納領域を説明するための図である。 本実施形態における、処理結果が正常な場合での業務AP1の利用者の行動による画面遷移、業務AP1の処理、及びログ管理部の処理を説明するための図である。 本実施形態における、処理結果が異常な場合での業務AP1の利用者の行動による画面遷移、業務AP1の処理、及びログ管理部の処理を説明するための図である。 本実施形態における、処理結果が正常な場合での業務AP2の利用者の行動による画面遷移、業務AP2の処理、及びログ管理部の処理を説明するための図である。 本実施形態における、処理結果が異常な場合(異常条件パターンA)での業務AP2の利用者の行動による画面遷移、業務AP2の処理、及びログ管理部の処理を説明するための図である。 本実施形態における、処理結果が異常な場合(異常条件パターンB)での業務AP2の利用者の行動による画面遷移、業務AP2の処理、及びログ管理部の処理を説明するための図である。 本実施形態における、処理結果が異常な場合(異常条件パターンC)での業務AP2の利用者の行動による画面遷移、業務AP2の処理、及びログ管理部の処理を説明するための図である。 本実施形態におけるログ管理部の処理フローを示す。 本実施形態におけるプログラムを実行するコンピュータのハードウェア環境の構成ブロック図の一例である。
業務システム上で動作しているプログラム(アプリケーション、ミドルウェア製品等)は、利用者から依頼された要求を処理した結果を画面に表示する。ところが、利用者から見れば利用者が要求した結果とは異なる結果(異常な結果)がプログラムから通知される場合がある。表示された結果の異常は、プログラムはコーディングに従った処理を実行しているが、利用者から見れば利用者が要求した結果とは異なる結果がシステムから提供される場合である。プログラムは、処理中に異常を検出しておらず、結果の異常を検出できない。このような場合においては、システムを利用している利用者が、処理結果の異常を発見し、その利用者からの通知により調査が依頼され、調査が開始される。
このとき、調査資料としてシステムに蓄積されているログを提供してもらって調査を実施する。しかしながら、提供されたログには、異常の情報が記録されておらず、異常の原因が分からず、原因不明で調査を打ち切っている場合がある。
また、異常の原因が判明しない理由の一例として、再現しない処理結果の異常がある。処理結果の異常が発生したときに採取したログから異常の原因が分からない場合は、詳細なログ(内部処理ルートや内部処理結果の把握できるログ)を収集する状態にした上で、再現操作が行われる。しかしながら、再現操作を実施しても、発生する条件が判らないため、異常事象の再現ができず、有効な詳細ログを採取できないことがある。
さらに異常の原因が判明しない理由として、処理結果の調査には、異常が発生したときに動作したプログラムの内部処理ルートや内部処理結果の把握できる詳細なログが必要である。しかしながら、処理結果の異常は、いつ発生するかも分からないために、常時、すべての要求で詳細なログを採取すると、大量なログ採取が実施されることになる。このため、異常が発生したときに調査に必要なログが残っていない場合が考えられる。常時収集しているログは、容量不足によるトラブル防止を考慮して、一定の時間経過後に、または記憶容量の制限により、古いログから消去される。したがって、異常事象の発生からログの採取までに時間がかかると、調査に必要なログが消去される。
例えば、利用者がシステムのプログラムが検出できない異常に気づいて、製品サポートセンターに調査を依頼するが、この間もシステムは運用され、次々に要求は処理されており、ログの収集は、継続している。
ログの採取は、異常について調査して欲しいとの利用者からの依頼を受けてから、行われる。そのため、異常事象の発生から資料の採取までに時間がかかってしまう。その結果既に異常が発生した時点のログ情報が消去されており、調査に必要なログが採取できない。
いつ処理結果の異常が発生しても原因調査ができるように、常時、詳細なログを採取しても大量なログを保存しないように、結果異常の発生していない詳細ログを保存しないように制御することが考えられる。しかしながら、業務システムの通知した結果が、利用者が正しいと判断したかどうかが分からない。このため、保存の必要のないログがどれか判断ができない。
そこで、本実施形態では、利用者から特別な通知がなくても、ログを消去する(正常時)、ログを保存する(異常時)という判断を行う。
例えば、業務プログラムが処理結果の異常を検出できずに結果を端末装置に表示し、利用者が表示された結果に異常があると気づいたときに、利用者が異常を検出したかどうかを利用者から特別な指示なしでも利用者の行動(画面遷移操作)で判断する。利用者が異常を検出したかどうかの判断は、採取しているログ(画面遷移ログ)を用いて行う。
具体的な方法として、業務プログラムの表示する画面遷移に関するログに基づいて、利用者行動を判断する。異常時の行動(画面遷移)のパターンを予めログ管理が認識できるように定義する。その異常時の行動パターンと同じ操作が実施され、ログが通知された場合、異常と判断することができる。
一方、上記の行動がとられず、異常パターンのログが記録されていない状態で、処理を確定するログ(処理を終了)の採取がされたとき、正常と判断することができる。
以下に本実施形態について詳述する。
図1は、本実施形態におけるログ情報収集装置の一例を示す。ログ情報収集装置1は、収集部2、特定部3、決定部4を含む。
収集部2は、端末装置からの処理要求の取得から処理要求に対する実行結果の端末装置への送信までの処理に応じて生成される端末装置についてのログ情報を収集する。収集部2の一例として、収集部43aが挙げられる。
特定部3は、収集した端末装置についてのログ情報から、実行結果を示す結果データが端末装置で表示された以降の、端末装置における画面表示の遷移情報を特定する。特定部3の一例として、判定部43bが挙げられる。
決定部4は、特定した前記画面表示の遷移情報と、予め設定された画面遷移パターンの条件とに基づいて、前記処理要求に対応する処理についてのログ情報を、記憶部に優先的に保持するか否かを決定する。決定部4の一例として、判定部43bが挙げられる。
このように構成することにより、異常に基づくログ情報が消去されることを抑止することができる。
さらに、以下に本実施形態について詳細に説明する。
図2は、本実施形態におけるネットワーク構成の一例を示す。クライアント端末11は、通信ネットワーク15を介して、業務システム12と接続されている。業務システム12は、WEBサーバ13とデータベース(DB)サーバ14と接続されている。通信ネットワーク15は、インターネット、LAN(Local Area Network)等の通信ネットワークである。
WEBサーバ13には、業務アプリケーションプログラム1または業務アプリケーションプログラム2等のWEBアプリケーションがインストールされている。以下、アプリケーションプログラムを「AP」と称する。
DBサーバは、データベース管理システム(DBMS)によって業務APが利用するデータを管理する。
ユーザは、クライアント端末11にインストールされたWEBブラウザプログラムを介して、WEBサーバ13の業務AP1または業務AP2にアクセスし、処理要求を行う。
図3は、本実施形態における、処理結果が正常な場合での業務AP1の画面遷移と、処理結果が異常な場合での業務AP1の画面遷移を説明するための図である。業務AP1では、図3(A)に示すように、処理結果が正常な場合には、処理要求画面21、結果表示画面22、終了画面23の順で画面が遷移するとする。
処理結果が異常な場合、利用者は、自分が何かミスをしていないか確認する行動をとる。例えば、図3(B)に示すように、処理受付画面21にて処理要求を入力して、結果表示画面22にその処理要求が表示された場合に、その表示内容に異常があったとする。すると、利用者は、画面に入力した内容に間違いがないか遷移前の処理受付画面21に戻って、画面の入力内容を確認する。入力内容の確認の結果、再度、処理受付画面21にて処理要求を実施できる場合には、利用者は、再度処理要求を実施する。
図4は、本実施形態における処理結果が正常な場合での業務AP2の画面遷移と、処理結果が異常な場合での業務AP2の画面遷移を説明するための図である。図4(A)に示すように、処理結果が正常な場合には、処理要求画面31、結果表示画面32、結果履歴画面33、終了画面34の順で画面が遷移するとする。
処理結果が異常な場合(ケース1)、利用者は、自分が何かミスをしていないか確認する行動をとる。例えば、図4(B)に示すように、処理受付画面31にて処理要求が入力されて、結果表示画面32にその処理要求が表示された場合に、その表示内容に異常があったとする。すると、利用者は、画面に入力した内容に間違いがないか遷移前の処理受付画面31に戻って、画面の入力内容を確認する。入力内容の確認の結果、再度、処理受付画面31にて処理要求を実施できる場合には、利用者は、再度処理要求を実施する。
また、処理結果が異常な場合(ケース2)、利用者は、自分が何かミスをしていないか確認する行動をとる。図4(C)に示すように、処理結果履歴画面33に遷移し、結果履歴画面33の表示内容に異常があったとする。すると、利用者は、画面に入力した内容に間違いがないか遷移前の結果表示画面32または処理受付画面31に戻って、画面の入力内容を確認する。入力内容の確認の結果、再度、結果表示画面32または処理受付画面31にて処理要求を実施できる場合には、利用者は、再度処理要求を実施する。
図5は、本実施形態におけるAPサーバの一例を示す。APサーバ13は、制御部41、記憶部47を含む。制御部41は、記憶部47から読み出した業務AP1または業務AP2(42)、ログ管理プログラム、オペレーティングシステム(OS)44等を実行する。制御部41は、ログ管理プログラムを実行すると、ログ管理部43として機能する。
OS44は、APサーバ13を動作させるための基本プログラムである。業務AP1または業務AP2(42)は、OS44上で動作するアプリケーションプログラムである。業務AP1または業務AP2(42)は、処理要求取得部42a、処理結果送信部42b、ログ出力部42cとして動作する機能を含む。
処理要求取得部42aは、クライアント端末11から送信された処理要求を取得し、取得した処理要求を、処理を行う処理実行部(不図示)へ渡す。処理結果送信部42bは、処理実行部から処理結果を受け取り、クライアント端末11へ送信する。
ログ出力部42cは、業務AP1または業務AP2(42)の動作に応じて発生するログをログ管理部43に出力する。
ログ管理部43は、OS44上で動作するアプリケーションプログラムまたはミドルウェアプログラムである。ログ管理部43は、収集部43a、判定部43b、出力部43c、削除部43dとして動作する機能を含む。
収集部43aは、業務AP1または業務AP2(42)から出力されるログを収集する。判定部43bは、収集したログに、予め異常処理のパターンとして設定しておいたクライアント端末における結果表示画面からの画面遷移のパターンと合致するパターンがあるか否かを判定する。
判定部43bは、結果出力画面からの画面遷移のパターンに合致するパターンがログに存在する場合には、その処理結果の出力のために動作していたプログラムの、処理要求毎のログを選択的に保存できるように特定する。処理要求毎のログを選択的に保存できるように特定するとは、例えば、ユーザの指示に応じて削除できたり、所定のタイミングで自動的に削除することができるように、処理要求毎のログに削除可能であることを示す削除フラグを付与することをいう。
出力部43cは、選択的に保存できるように特定された処理要求毎のログをログ格納領域50に格納する。
削除部43dは、ログ格納領域50に格納された削除フラグが付与されたログを、処理要求単位で、一定の時間経過後に、記憶容量の制限により、またはオペレータの指示により、削除する。
記憶部47は、異常条件定義48、判定確定定義49を格納する。異常条件定義48は、ログ中の異常を発見するためのログの異常条件パターンを定義している。判定確定定義49は、ログが正常か異常かの判定を確定する定義である。また、記憶部47は、ログを格納するためのログ格納領域50を含む。
図6は、本実施形態における異常条件定義の一例を示す。図6(A)は、業務AP1の異常条件定義の一例を示す。異常と判断されるログのログ遷移のパターン(異常条件パターンA)は、「結果表示画面表示」のログの後に、「処理受付画面表示」のログが出力されている場合である。
図6(B)は、業務AP2の異常条件定義の一例を示す。異常と判断されるログのログ遷移のパターン(異常条件パターンA)は、「結果表示画面表示」のログの後に、「処理受付画面作成表示」のログが出力されているパターンである。異常と判断されるログのログ遷移のパターン(異常条件パターンB)は、「結果履歴画面表示」のログの後に、「処理表示画面表示」のログが出力されているパターンである。異常と判断されるログのログ遷移のパターン(異常条件パターンC)は、「結果履歴画面表示」のログの後に、「処理
受付画面表示」のログが出力されているパターンである。
なお、本実施形態で用いる異常条件パターンは一例であり、業務APに応じて、処理結果、異常と判定した利用者の画面遷移パターンは異なるので、業務APに応じて、異常条件パターンを設定することができる。
図7は、本実施形態における業務APの判定確定定義の一例を示す。図7(A)に示すように、業務AP1では、「終了画面表示」または「新規要求依頼」のログが出力されている場合には、正常または異常の判定が確定する。
図7(B)に示すように、業務AP2では、「終了画面表示」のログが出力されている場合には、正常または異常の判定が確定する。
図8は、本実施形態におけるログ格納領域を説明するための図である。ログ格納領域には、処理要求単位に、その処理要求に対応するログが格納される。ログが異常条件定義のパターンと一致して、異常が確定した場合には、その処理要求に対応するログは削除対象から除外されるので、そのログに対して削除フラグ=0を付与する。ログが異常条件定義のパターンと一致せず、正常が確定した場合には、その処理要求に対応するログは削除対象なので、そのログに対して削除フラグ=1を付与する。削除フラグ=1が付されたログは、所定のタイミングでまたはオペレータの操作により削除される。
例えば、要求R1〜R3の処理で出力するログ51〜53は、正常が確定したログなので、削除対象として、削除フラグ=1が付与されている。
例えば、要求R4の処理で出力するログ54は、異常が確定したログなので、削除対象外として、削除フラグ=0が付与されている。なお、要求R5の処理で出力するログ55は、現在出力中であり、正常か異常かがまだ確定していない。
図9は、本実施形態における、処理結果が正常な場合での業務AP1の利用者の行動による画面遷移、業務AP1の処理、及びログ管理部の処理を説明するための図である。利用者はクライアント端末11を用いて業務AP1の処理受付画面21を表示させる(S11)。この場合、業務AP1は、処理受付画面表示処理を行うと(S21)、そのログをログ管理部43に出力する(S31)。
次に、利用者は処理受付画面21に処理内容を入力し(S12)、処理受付画面21内の所定のボタンを押下して、実行処理の依頼を行う(S13)。業務AP1は、その依頼による要求処理を受け付けると(S22)、そのログをログ管理部43に出力する(S32)。
業務AP1は、受け付けた要求処理に基づいて、処理1〜nを行い、それぞれの処理に対応するログをログ管理部43に出力する(S33、S34)。業務AP1は、結果表示画面表示処理を行い、その結果表示画面に処理結果を表示させ(S25)、そのログをログ管理部43に出力する(S35)。
利用者は、表示された結果表示画面22の処理を確認する(S14)。表示された処理結果に異常がない場合、利用者は画面内の終了ボタンを押して、終了画面を表示させる(S15,S16)。
業務AP1は、クライアント端末11から終了処理を受け付けると(S26)、終了画面表示処理を行い(S27)、そのログをログ管理部43に出力する(S36)。
ログ管理部43は、業務AP1から出力されたログと、異常条件定義48の異常条件パターン48−1とを比較し、業務AP1から出力されたログに異常条件パターン48−1が含まれていないかを判定する。
さらに、ログ管理部43は、業務AP1から出力されたログと、判定確定定義49の判定確定パターン49−1とを比較し、業務AP1から出力されたログに判定確定パターン49−1が含まれていないかを判定する。
ログ管理部43は、業務AP1から出力されたログに異常条件パターン48−1が含まれていない場合に、判定確定パターン49−1を検知したとき、そのログからシステムは正常であると判定する。この場合、ログ管理部43は、その要求に対応するログに、削除フラグ=1を付加し、ログ格納領域50に格納する。
図10は、本実施形態における、処理結果が異常な場合での業務AP1の利用者の行動による画面遷移、業務AP1の処理、及びログ管理部の処理を説明するための図である。図10では、図9のS15において、異常と判定した場合の利用者の行動による画面遷移、業務AP1の処理、及びログ管理部の処理を説明する。
利用者は、表示された結果表示画面22の処理を確認する(S14)。表示された処理結果に異常がある場合(S15)、利用者は処理受付画面21へ戻る(S41)。それに応じて、業務AP1は、処理受付画面表示処理を行うと(S42)、そのログをログ管理部43に出力する(S43)。
利用者は画面内の終了ボタンを押して、終了画面を表示させる(S16)。
業務AP1は、クライアント端末11から終了処理を受け付けると(S26)、終了画面表示処理を行い(S27)、そのログをログ管理部43に出力する(S36)。
ログ管理部43は、業務AP1から出力されたログと、異常条件定義48の異常条件パターン48−1とを比較し、業務AP1から出力されたログに異常条件パターン48−1が含まれていないかを判定する。
さらに、ログ管理部43は、業務AP1から出力されたログと、判定確定定義49の判定確定パターン49−1とを比較し、業務AP1から出力されたログに判定確定パターン49−1が含まれていないかを判定する。
ログ管理部43は、業務AP1から出力されたログに異常条件パターン48−1の検知後に、判定確定パターン49−1を検知したとき、そのログからシステムは異常であると判定する。この場合、ログ管理部43は、その要求に対応するログに、削除フラグ=0を付加し、ログ格納領域50に格納する。
図11は、本実施形態における、処理結果が正常な場合での業務AP2の利用者の行動による画面遷移、業務AP2の処理、及びログ管理部の処理を説明するための図である。利用者はクライアント端末11を用いて業務AP2の処理受付画面31を表示させる(S51)。この場合、業務AP2は、処理受付画面表示処理を行うと(S71)、そのログをログ管理部43に出力する。
次に、利用者は処理受付画面31に処理内容を入力し(S52)、処理受付画面31内の所定のボタンを押下して、実行処理の依頼を行う(S53)。業務AP2は、その依頼による要求処理を受け付けると(S72)、そのログをログ管理部43に出力する(S81)。
業務AP2は、受け付けた要求処理に基づいて、処理1〜nを行い(S73)、処理1に対応するログをログ管理部43に出力する(S81)。業務AP2は、結果表示画面表示処理を行い、その結果表示画面に処理1の結果を表示させ(S54)、そのログをログ管理部43に出力する(S82)。利用者は、結果表示画面32に表示された処理1の結果を確認する(S54)。表示された処理結果が正常である場合(S55)、業務AP2は、結果表示画面表示処理を行い、その結果表示画面に処理2の結果を表示させ、そのログをログ管理部43に出力する。利用者は、結果表示画面32に表示された処理2の結果を確認する(S56)。
業務AP2は、結果表示画面表示処理を行い、その結果表示画面に処理2の結果を表示させ、そのログをログ管理部43に出力する。利用者は、結果表示画面32に表示された処理2の結果を確認する(S54)。
表示された処理結果が正常である場合(S57)、業務AP2は、結果表示画面表示処理を行い、その結果表示画面に処理nの結果を表示させ、そのログをログ管理部43に出力する(S83)。利用者は、結果表示画面32に表示された処理nの結果を確認する(S58)。
表示された処理結果が正常である場合(S59)、業務AP2は、結果履歴画面通知処理を行い、その結果履歴画面33に処理1〜nの結果を表示させ、そのログをログ管理部43に出力する(S84)。利用者は、結果履歴画面33に表示された内容を確認する(S60)。
表示された処理結果が異常である場合、利用者は画面内の終了ボタンを押して、終了画面を表示させる(S62)。
業務AP2は、クライアント端末11から終了処理を受け付けると(S78)、終了画面表示処理を行い(S79)、そのログをログ管理部43に出力する(S85)。
ログ管理部43は、業務AP2から出力されたログと、異常条件定義48の異常条件パターン48−1とを比較し、業務AP2から出力されたログに異常条件パターン48−1が含まれていないかを判定する。
さらに、ログ管理部43は、業務AP2から出力されたログと、判定確定定義49の判定確定パターン49−1とを比較し、業務AP2から出力されたログに判定確定パターン49−1が含まれていないかを判定する。
ログ管理部43は、業務AP2から出力されたログに異常条件パターン48−1が含まれていない場合に、判定確定パターン49−1を検知したとき、そのログからシステムは正常であると判定する。この場合、ログ管理部43は、その要求に対応するログに、削除フラグ=1を付加し、ログ格納領域50に格納する。
図12は、本実施形態における、処理結果が異常な場合(異常条件パターンA)での業務AP2の利用者の行動による画面遷移、業務AP2の処理、及びログ管理部の処理を説明するための図である。図12では、図11のS59において、異常と判定した場合の利用者の行動による画面遷移、業務AP2の処理、及びログ管理部の処理を説明する。
利用者は、結果表示画面32に表示された処理nの結果を確認する(S58)。表示された処理結果が異常である場合(S59)、利用者は処理受付画面31へ戻る(S41)。それに応じて、業務AP2は、処理受付画面表示処理を行うと(S92)、そのログをログ管理部43に出力する(S93)。
利用者は画面内の終了ボタンを押して、終了画面を表示させる(S62)。
業務AP2は、クライアント端末11から終了処理を受け付けると(S78)、終了画面表示処理を行い(S79)、そのログをログ管理部43に出力する(S85)。
ログ管理部43は、業務AP2から出力されたログと、異常条件定義48の異常条件パターン48−1とを比較し、業務AP2から出力されたログに異常条件パターン48−1が含まれていないかを判定する。この場合、ログ管理部43は、業務AP2から出力されたログに異常条件パターンAが含まれていると判定する。
さらに、ログ管理部43は、業務AP2から出力されたログと、判定確定定義49の判定確定パターン49−1とを比較し、業務AP2から出力されたログに判定確定パターン49−1が含まれていないか否かを判定する。この場合、ログ管理部43は、業務AP2から出力されたログに判定確定パターンAが含まれていると判定する。
ログ管理部43は、業務AP2から出力されたログに異常条件パターンAの検知後に、判定確定パターン49−1を検知したとき、そのログからシステムは異常であると判定する。この場合、ログ管理部43は、その要求に対応するログに、削除フラグ=0を付加し、ログ格納領域50に格納する。
図13は、本実施形態における、処理結果が異常な場合(異常条件パターンB)での業務AP2の利用者の行動による画面遷移、業務AP2の処理、及びログ管理部の処理を説明するための図である。図12では、図11のS61において、異常と判定した場合の利用者の行動による画面遷移、業務AP2の処理、及びログ管理部の処理を説明する。
利用者は、結果履歴画面33に表示された内容を確認する(S60)。表示された処理履歴結果が異常である場合(S61)、利用者は結果n表示画面32へ戻る(S94)。それに応じて、業務AP2は、結果n表示画面表示処理を行うと(S95)、そのログをログ管理部43に出力する(S96)。
利用者は画面内の終了ボタンを押して、終了画面を表示させる(S62)。
業務AP2は、クライアント端末11から終了処理を受け付けると(S78)、終了画面表示処理を行い(S79)、そのログをログ管理部43に出力する(S85)。
ログ管理部43は、業務AP2から出力されたログと、異常条件定義48の異常条件パターン48−1とを比較し、業務AP2から出力されたログに異常条件パターン48−1が含まれていないかを判定する。この場合、ログ管理部43は、業務AP2から出力されたログに異常条件パターンBが含まれていると判定する。
さらに、ログ管理部43は、業務AP2から出力されたログと、判定確定定義49の判定確定パターン49−1とを比較し、業務AP2から出力されたログに判定確定パターン49−1が含まれていないか否かを判定する。この場合、ログ管理部43は、業務AP2から出力されたログに判定確定パターンAが含まれていると判定する。
ログ管理部43は、業務AP2から出力されたログに異常条件パターンAの検知後に、判定確定パターン49−1を検知したとき、そのログからシステムは異常であると判定する。この場合、ログ管理部43は、その要求に対応するログに、削除フラグ=0を付加し、ログ格納領域50に格納する。
図14は、本実施形態における、処理結果が異常な場合(異常条件パターンC)での業務AP2の利用者の行動による画面遷移、業務AP2の処理、及びログ管理部の処理を説明するための図である。図12では、図11のS59において、異常と判定した場合の利用者の行動による画面遷移、業務AP2の処理、及びログ管理部の処理を説明する。
利用者は、結果履歴画面33に表示された内容を確認する(S60)。表示された処理履歴結果が異常である場合(S61)、利用者は処理受付画面31へ戻る(S97)。それに応じて、業務AP2は、結果n表示画面表示処理を行うと(S98)、そのログをログ管理部43に出力する(S99)。
利用者は画面内の終了ボタンを押して、終了画面を表示させる(S62)。
業務AP2は、クライアント端末11から終了処理を受け付けると(S78)、終了画面表示処理を行い(S79)、そのログをログ管理部43に出力する(S85)。
ログ管理部43は、業務AP2から出力されたログと、異常条件定義48の異常条件パターン48−1とを比較し、業務AP2から出力されたログに異常条件パターン48−1が含まれていないかを判定する。この場合、ログ管理部43は、業務AP2から出力されたログに異常条件パターンCが含まれていると判定する。
さらに、ログ管理部43は、業務AP2から出力されたログと、判定確定定義49の判定確定パターン49−1とを比較し、業務AP2から出力されたログに判定確定パターン49−1が含まれていないか否かを判定する。この場合、ログ管理部43は、業務AP2から出力されたログに判定確定パターンAが含まれていると判定する。
ログ管理部43は、業務AP2から出力されたログに異常条件パターンAの検知後に、判定確定パターン49−1を検知したとき、そのログからシステムは異常であると判定する。この場合、ログ管理部43は、その要求に対応するログに、削除フラグ=0を付加し、ログ格納領域50に格納する。
図15は、本実施形態におけるログ管理部の処理フローを示す。ログ管理部43は、記憶部47から異常条件定義48と判定確定定義49を読み込む(S101)。ログ管理部43は、業務APより出力されたログを取得する(S102)。ログ管理部43は、S102で取得したログを作業領域W1に格納する(S103)。
ログ管理部43は、次に出力されたログを取得する(S104)。ログ管理部43は、S104で取得したログを作業領域W2に格納する(S103)。
ログ管理部43は、作業領域W1,W2に格納したログのパターンと、異常条件定義48の異常条件パターン48−1とが一致するか否かを判定する(S106)。作業領域W2に格納したログのパターンと、異常条件パターン48−1とが一致しない場合(S106で「NO」)、ログ管理部43は、S104で取得したログのパターンが判定確定パターン49−1か否かを判定する(S107)。
S104で取得したログのパターンが判定確定パターン49−1でない場合(S107で「NO」)、ログ管理部43は、作業領域W2に格納したログを作業領域W1に格納し(S108)、次に出力されたログを取得する(S104)。
S107で取得したログのパターンが判定確定パターンである場合(S107で「YES」)、ログ管理部43は、対象の処理要求に対応するログに削除フラグ=1を付与して、ログ格納領域50に格納する(S109)。
作業領域W2に格納したログのパターンと、異常条件パターン48−1とが一致する場合(S106で「YES」)、ログ管理部43は、その後に出力されたログを取得する(S111)。
S110で取得したログのパターンが判定確定パターン49−1でない場合(S111で「NO」)、ログ管理部43は、再度出力されたログを取得する(S111)。ログから判定確定パターン49−1が検出されるまで、S110〜S111の処理を繰り返す。
S111で取得したログのパターンが判定確定パターンである場合(S111で「YES」)、ログ管理部43は、対象の処理要求に対応するログに削除フラグ=0を付与して、ログ格納領域50に格納する。
これにより、削除フラグ=1が付与されたログは、処理要求単位で、オペレータの指示または所定のタイミングで削除することができる。その結果、例えば、一定の時間経過後に、または記憶容量の制限により、またはオペレータの指示により、削除フラグが付与されたログ情報を、処理要求単位で選択的に削除することができる。
本実施形態によれば、ログ管理部43は、業務システムで実行されるプログラムのログと、業務システムを利用する利用者の端末の画面遷移操作に対応して生成されるログ(画面遷移ログ)とを収集する。ログ管理部43は、収集したログに、予め異常処理のパターンとして設定しておいた端末における結果表示画面からの画面遷移のパターンと合致するパターンがあるか否かを判定する。収集したログに、予め異常処理のパターンとして設定しておいた端末における結果表示画面からの画面遷移のパターンと合致するパターンがある場合、ログ管理部43は、その結果出力のために動作していたプログラムの処理単位のログを選択的に保存できる。したがって、異常(例えば、ユーザにより検知された異常)に基づくログ情報が消去されることを抑止することができる。
図16は、本実施形態におけるプログラムを実行するコンピュータのハードウェア環境の構成ブロック図の一例である。コンピュータ60は、クライアント端末11、WEBサーバ13、DBサーバ14等として機能する。コンピュータ60は、CPU62、ROM63、RAM66、通信I/F64、記憶装置67、出力I/F61、入力I/F65、読み取り装置68、バス69、出力機器71、入力機器72によって構成されている。
ここで、CPUは、中央演算装置を示す。ROMは、リードオンリメモリを示す。RAMは、ランダムアクセスメモリを示す。I/Fは、インターフェースを示す。バス69には、CPU62、ROM63、RAM66、通信I/F64、記憶装置67、出力I/F61、入力I/F65、及び読み取り装置68が接続されている。読み取り装置68は、可搬型記録媒体を読み出す装置である。出力機器71は、出力I/F61に接続されている。入力機器72は、入力I/F65に接続にされている。
記憶装置67としては、ハードディスク、フラッシュメモリ、磁気ディスクなど様々な形式の記憶装置を使用することができる。記憶装置67またはROM63には、CPU62を応答部3として機能させる本実施形態に係るプログラムが格納されている。RAM66には、情報が一時的に記憶される。記憶装置67またはRAM66は、格納部37として異常条件定義48、判定確定定義49等を格納する。また、記憶装置67またはRAM66は、ログ格納領域50を含む。
CPU62は、制御部41として、記憶装置67またはROM63から本実施形態に係るプログラムを読み出し、当該プログラムを実行し、収集部2、特定部3、決定部4として機能する。
上記実施形態で説明した処理を実現するプログラムは、プログラム提供者側から通信ネットワーク70、および通信I/F66を介して、例えば記憶装置67に格納されてもよい。また、上記実施形態で説明した処理を実現するプログラムは、市販され、流通している可搬型記憶媒体に格納されていてもよい。この場合、この可搬型記憶媒体は読み取り装置68にセットされて、CPU62によってそのプログラムが読み出されて、実行されてもよい。可搬型記憶媒体としてはCD−ROM、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、ICカード、USBメモリ装置など様々な形式の記憶媒体を使用することができる。このような記憶媒体に格納されたプログラムが読み取り装置68によって読み取られる。
また、入力機器72には、キーボード、マウス、電子カメラ、ウェブカメラ、マイク、スキャナ、センサ、タブレットなどを用いることが可能である。また、出力機器71には、ディスプレイ、プリンタ、スピーカなどを用いることが可能である。また、ネットワーク70は、インターネット、LAN、WAN、専用線、有線、無線等の通信網であってよい。
なお、本発明は、以上に述べた実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の構成または実施形態を取ることができる。
1 ログ情報収集装置
2 収集部
3 特定部
4 決定部
11 クライアント端末
12 業務システム
13 WEBサーバ
14 DBサーバ
15 通信ネットワーク
41 制御部
42 業務AP1/業務AP2
42a 処理要求取得部
42b 処理結果送信部
42c ログ出力部
43 ログ管理部
43a 収集部
43b 判定部
43c 出力部
44 OS
47 記憶部
48 異常条件定義
49 判定確定定義
50 ログ格納領域

Claims (3)

  1. コンピュータに、
    端末装置からの処理要求の取得から該処理要求に対する実行結果の該端末装置への送信の後に該端末装置より取得される、該処理要求に係る処理についての終了要求に対する処理終了までの処理に応じて生成される前記端末装置についてのログ情報を収集して記憶部に記憶させ
    収集した前記端末装置についてのログ情報から、前記実行結果を示す結果データが前記端末装置で表示された以降の、該端末装置における画面表示の遷移情報を特定し、
    特定した前記画面表示の遷移情報と、予め設定された画面遷移パターンの条件とに基づいて、前記処理要求に対応する処理についてのログ情報を、前記記憶部からのログ情報の削除の際における削除対象とするか否かを決定する、
    ことを実行させることを特徴とするログ情報収集プログラム。
  2. 端末装置からの処理要求の取得から、該処理要求に対する実行結果の該端末装置への送信の後に該端末装置より取得される、該処理要求に係る処理についての終了要求に対する処理終了までの処理に応じて生成される前記端末装置についてのログ情報を収集して記憶部に記憶させる収集部と、
    収集した前記端末装置についてのログ情報から、前記実行結果を示す結果データが前記端末装置で表示された以降の、該端末装置における画面表示の遷移情報を特定する特定部と、
    特定した前記画面表示の遷移情報と、予め設定された画面遷移パターンの条件とに基づいて、前記処理要求に対応する処理についてのログ情報を、前記記憶部からのログ情報の削除の際における削除対象とするか否かを決定する決定部と、
    を備えることを特徴とするログ情報収集装置。
  3. コンピュータが、
    端末装置からの処理要求の取得から、該処理要求に対する実行結果の該端末装置への送信の後に該端末装置より取得される、該処理要求に係る処理についての終了要求に対する処理終了までの処理に応じて生成される前記端末装置についてのログ情報を収集して記憶部に記憶させ
    収集した前記端末装置についてのログ情報から、前記実行結果を示す結果データが前記端末装置で表示された以降の、該端末装置における画面表示の遷移情報を特定し、
    特定した前記画面表示の遷移情報と、予め設定された画面遷移パターンの条件とに基づいて、前記処理要求に対応する処理についてのログ情報を、前記記憶部からのログ情報の削除の際における削除対象とするか否かを決定する、
    ことを特徴とするログ情報収集方法。
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