JP2008090504A - コンピュータ保守支援システム及び解析サーバ - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易的な解析結果に加えて、より詳細な解析結果を提供するコンピュータ保守支援システムを提供すること。
【解決手段】コンピュータの保守作業を支援するための情報を提供するコンピュータ保守支援システムであって、保守対象であるコンピュータに保存されたコンピュータの設定情報及びコンピュータの動作が記録されたログ情報を含む解析対象データを収集し、解析する解析装置110と、1または2以上の解析装置110と接続され、解析装置110から取得した解析対象データを解析する解析サーバ120と、解析装置110が解析した1次解析レポート140と、解析サーバ120が解析した2次解析レポート150とを受信して、コンピュータの保守作業に用いられる情報を出力する監視用出力装置130と、を備えるコンピュータ保守支援システムが提供される。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンピュータ保守支援システム及び解析サーバに係り、コンピュータの保守作業を支援するコンピュータ保守支援システム及び解析サーバに関する。
サーバコンピュータなどのコンピュータシステムの管理者が、システムの設定状態の確認や障害発生時の調査等のシステム保守作業を行う場合、コンピュータシステム内に保存されているシステム構成情報、ログファイル等を用いて行うことが多い。
システム構成情報は、コンピュータシステムを管理するオペレーティングシステム(Operating System:OS)を構成する設定情報である。システム構成情報には、例えば、OSのインストールに必要なコンピュータ名、IP(Internet Protocol)アドレスやサブネットマスク、デフォルトゲートウェイ等のネットワークの設定値、カーネルの定義情報(コンフィグレーション)の値等が含まれる。これらの設定値は、OSのインストール時に初期設定され、ハードウェアやアプリケーションの追加等によって自動的に更新されたり、あるいはシステム管理者の操作によって手動で変更される。
また、ログファイルは、OSや各アプリケーションによって出力されるものであって、システムの動作状況を記録したファイルである。OSによって記録されるログファイルには、例えば、プログラムの起動やハードウェアの故障等の発生現象について記録したイベント・ログ、CPUやメモリ等の使用状況を記録したパフォーマンス・ログ等がある。
このようなシステム構成情報、ログファイル等を参照することによって、システム管理者は、コンピュータシステムの設定状態を確認し、システムが正常に運用されているかどうかを確認することができる。あるいは、障害発生時に、これらの情報を解析することによって、障害の発生原因を突き止め、設定を変更することによって、システムを正常な状態に戻すことができる。
従来より、上述したようなシステム構成情報やログファイル等を自動的に収集し、システムの保守作業に利用するための方法が提案されている。例えば、特許文献1には、システム構成情報及びログファイル等を自動的に収集し、予め設定された判断基準に基づいてそれらの情報を解析するシステム解析装置が記載されている。
特開2005−266919号公報
しかし、従来の方法では、設定情報やログ情報を自動的に収集しても、収集されたデータから保守・解析担当者が解析を行うのに時間が掛かる、または、項目の確認漏れや確認ミス、問題点の見落とし等が生じやすい等の問題があった。あるいは、ログの内容を解析するにはスキルが必要なため、担当者毎に解析の判断基準が異なる場合があり、解析の品質にばらつきが生じるという問題もあった。また、収集したデータから自動的に解析を行う場合でも、解析の条件を設定・更新するのに手間がかかったり、自動解析だけでは十分ではなく、収集されたデータを用いて再度解析担当者が詳細な解析を行わなければならない場合もあった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、簡易的な解析結果に加えて、より詳細な解析結果を提供してコンピュータの保守管理作業を支援することが可能な、新規かつ改良されたコンピュータ保守支援システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、コンピュータの保守作業を支援するための情報を提供するコンピュータ保守支援システムであって、保守対象であるコンピュータに保存されたコンピュータの設定情報及びコンピュータの動作が記録されたログ情報を含む解析対象データを収集し、解析する解析装置と、1または2以上の解析装置と接続され、解析装置から取得した解析対象データを解析する解析サーバと、解析装置が解析した1次解析レポートと解析サーバが解析した2次解析レポートとを受信して、コンピュータの保守作業に用いられる情報を出力する監視用出力装置と、を備えることを特徴とする、コンピュータ保守支援システムが提供される。
かかる構成により、解析対象データを自動的に取得し、かつ、その際に1次解析を行うことができるので、解析対象データの収集漏れを防止することができるようになる。また、解析装置で収集された解析対象データをさらに解析サーバで解析することによって、解析装置では簡易的な解析を行って問題点を検出し、解析サーバではより詳細な解析を行うといった段階的な解析処理を行うことができるようになる。
また、解析サーバは、解析対象データの解析に用いられ、コンピュータに問題があるか否かを判断するための判断条件を記憶する判断条件データベースを含み、判断条件データベースは、解析サーバにおける解析処理の結果を基にして更新されるようにしてもよい。これにより、解析処理において得られるノウハウを判断条件として用いることができ、より質の高い解析を行うことができる。また、このような解析処理のノウハウを反映した判断情報データベースを用いることにより、専門知識を有しないユーザであっても容易に的確な保守作業を行うことができる。
また、解析サーバは、複数の解析装置と接続され、複数の解析装置のうちの1つから取得した解析対象データを解析するときに、他の解析装置から取得した解析対象データと比較することにより解析を行うようにしてもよい。あるいは、同一の解析装置について複数の時点での解析対象データを比較して正常動作時と障害発生時、各種設定変更前と変更後の解析対象データを比較して解析を行うようにしてもよい。これにより、解析を行う対象であるコンピュータから収集した解析対象データのみを用いる解析装置における解析処理と比較して、より進んだ内容の解析を行うことができる。
また、解析サーバは、1次解析レポートを解析装置から受信し、解析対象データの解析に用いるようにしてもよい。これにより、1次解析処理で行った解析結果を基にして、さらに詳細な解析を行うことができるため、解析処理を効率的に行うことができる。
また、解析サーバは、解析装置から受信した解析対象データまたは1次解析レポートの少なくともいずれかを用いて、判断条件データベースを更新するようにしてもよい。これにより、解析装置で行った解析処理の過程で得られるノウハウも、判断条件データベースに反映することができるようになる。
また、解析装置は、解析サーバまたは監視用出力装置の少なくともいずれかに対し、解析処理によって検出された問題点の緊急度を通知するための1次警告メッセージを送信するようにしてもよい。これにより、利用者に対して早期に問題の発生や問題の重要度・緊急度を通知することができ、利用者が問題に対する早急な対処をとることができるようになる。
また、解析サーバは、解析装置から1次警告メッセージが通知されるまでは解析処理を行わず、1次警告メッセージが通知されてはじめて解析装置から解析対象データを取得して解析処理を行うようにしてもよい。これにより、解析装置で問題が検出された場合に限って、解析サーバでの詳細な解析が行われるようにすることができ、解析が必要な場合にのみ解析サーバを効率よく使用することができるようになる。
また、監視用出力装置は、1次警告メッセージを受信したら、利用者に異常を通知するための警告アラームを出力するようにしてもよい。これにより、解析担当者やユーザにコンピュータの異常をいち早く感知させ、早急に対処させることが可能となる。
また、解析サーバは、監視用出力装置に対し、解析によって検出された問題点の緊急度を通知する2次警告メッセージを送信し、監視用出力装置は、1次警告メッセージと2次警告メッセージとを受信したら、警告アラームを出力するようにしてもよい。これにより、問題の重要度や緊急度が高い場合に限定して警告アラームによる通知を行うことができる。
また、監視用出力装置は、1次解析レポートと2次解析レポートと対応付けて出力させるようにしてもよい。これにより、解析装置において解析した内容をさらに解析サーバで詳細に解析した場合に、1次解析レポートで検出された問題点の詳細な解析結果を、簡単に2次解析レポートから参照することができるようになる。また、2次解析レポートは詳細な解析結果を含んでいるため、大量のデータが存在する場合もあるが、そのような場合であっても、参照したい内容を容易に見つけ出すことができるようになる。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、コンピュータの保守作業を支援するための情報を提供する解析サーバであって、1または2以上の解析装置によって収集された、保守対象であるコンピュータに保存されたコンピュータの設定情報とコンピュータの動作が記録されたログ情報とを含む解析対象データを取得する解析対象データ取得部と、解析対象データを解析する解析処理部と、解析処理部による解析結果から解析レポートを作成する解析レポート作成部と、を備えることを特徴とする、解析サーバが提供される。
かかる構成により、複数のコンピュータの解析対象データを用いた解析を集中的に行うことができる。また、各コンピュータで行った簡易的な解析結果に加えて、さらに詳細で質の高い解析結果を提供することができる。
また、解析サーバは、解析対象データの解析した内容から、コンピュータに問題があるか否かを判断するための判断条件を記憶する判断条件データベースを含み、判断条件データベースは、解析サーバにおける解析処理の結果を基にして更新されるようにしてもよい。これにより、解析処理において得られるノウハウを判断条件として用いることができ、より質の高い解析を行うことができる。また、このような解析処理のノウハウを反映した判断情報データベースを用いることにより、専門知識を有しないユーザであっても容易に的確な保守作業を行うことができる。
また、解析サーバは、複数の解析装置と接続され、解析処理部は、複数の解析装置のうちの1つから取得した解析対象データを解析するときに、他の解析装置から取得した解析対象データと比較することにより解析を行うようにしてもよい。あるいは、同一の解析装置について複数の時点での解析対象データを比較して正常動作時と障害発生時、各種設定変更前と変更後の解析対象データを比較して解析を行うようにしてもよい。これにより、解析を行う対象であるコンピュータから収集した解析対象データのみを用いる解析装置における解析処理と比較して、より進んだ内容の解析を行うことができる。
また、解析処理部は、解析装置が解析した1次解析レポートを解析装置から受信し、解析対象データの解析に用いてもよい。これにより、1次解析処理で行った解析結果を基にして、さらに詳細な解析を行うことができるため、解析処理を効率的に行うことができる。
また、判断条件データベースは、解析装置から受信した解析対象データまたは1次解析レポートの少なくともいずれかを用いて更新されてもよい。これにより、解析装置で行った解析処理の過程で得られるノウハウも、判断条件データベースに反映することができるようになる。
また、解析サーバは、解析装置で検出された問題点の緊急度を通知する1次警告メッセージが通知されるまでは解析処理を行わず、1次警告メッセージが通知されてはじめて当該解析装置から解析対象データを取得し解析処理を行うようにしてもよい。これにより、解析装置で問題が検出された場合に限って、解析サーバでの詳細な解析が行われるようにすることができ、解析が必要な場合にのみ解析サーバを効率よく使用することができるようになる。
また、解析サーバは、解析処理部で検出された問題点の緊急度を通知する2次警告メッセージを外部装置に対して送信するようにしてもよい。これにより、利用者に対して早期に問題の発生や問題の重要度・緊急度を通知することができ、利用者が問題に対する早急な対処をとることができるようになる。
以上説明したように本発明によれば、簡易的な解析結果に加えて、より詳細な解析結果を提供してコンピュータの保守管理作業を支援することができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
まず、図1〜3を参照して、本発明の一実施形態にかかるコンピュータ保守支援システムについて説明する。ここで、図1は、本発明の一実施形態にかかるコンピュータ保守支援システム100の概略構成を示すブロック図である。図2は、本発明の一実施形態にかかる1次解析装置110の概略構成を示すブロック図である。図3は、本発明の一実施形態にかかる2次解析サーバ120の概略構成を示すブロック図である。
本実施形態にかかるコンピュータ保守支援システム100は、保守対象であるユーザのコンピュータのシステム構成情報やログ情報等を解析し、保守作業に用いることのできる情報をシステム管理担当者等に提供するためのシステムである。ここで、コンピュータの保守作業とは、コンピュータシステムの新規構築、構成や設定の変更、定期診断、障害発生時の調査及び復旧等の作業をいう。
本実施形態にかかるコンピュータ保守支援システム100は、図1に示すように、1以上の1次解析装置110と、2次解析サーバ120と、監視用出力装置130とにより構成される。以下、コンピュータ保守支援システム100の各構成要素についてそれぞれ説明する。
(1次解析装置110)
1次解析装置110は、保守対象であるユーザのコンピュータ(以下、保守対象コンピュータという)のシステム構成情報やログ情報等を解析し、解析結果である1次解析レポート140を監視用出力装置130に出力するための装置である。1次解析装置110は、図2に示すように、解析対象データ収集部111と、1次解析処理部112と、1次解析レポート作成部113と、データ送信部114と、1次警告メッセージ通知部115と、により構成される。以下、1次解析装置110の各部についてそれぞれ説明する。
(解析対象データ収集部111)
解析対象データ収集部111は、保守対象コンピュータに保存されている設定情報、リソース情報、ログ情報等のデータ(以下、解析対象データという)を収集するための機能部である。解析対象データ収集部111は、予め設定された時間間隔をおいて定期的に、あるいは解析担当者等の操作により適宜解析対象データの収集を行う。収集されたデータは、1次解析処理部112に送られる。
図4は、解析対象データ収集部111において収集される解析対象データの一例を示した説明図である。図4に示すように、収集される解析対象データは、例えば、コンピュータのホスト名や機種名などのシステム構成情報、インストールされているアプリケーションの情報、カーネルの情報、メモリやネットワーク、ディスクに関する情報、オペレーティングシステム(OS)上のログファイル(syslog.log、shutdownlog等)やインストールログ等の各種ログ情報等を含む。
解析対象データ収集部111は、収集時の保守対象コンピュータのシステムログ等のように既存の情報を取得するばかりでなく、コンピュータの設定を一時的に変更したときのシステムログ等も取得して、システムの状態をより的確に解析することができるようにしてもよい。また、収集される解析対象データは、解析ノウハウの蓄積等に応じて定期的または必要に応じて追加及び変更されるようにしてもよい。あるいは、収集される解析対象データを必要に応じて選択できるようにしてもよい。
さらに、解析対象データ収集部111は、簡易プログラムであるシェルスクリプト(shell script)により、複数のデータ取得処理をバッチ処理して、その結果を解析対象データとして取得するようにしてもよい。シェルスクリプトは、OSのシェルが直接解釈・処理できるため、保守対象コンピュータにおけるリソース等の消費を最小限にとどめることができると共に、複数の解析対象データを短時間で取得することができる。あるいは、解析対象データ収集部111は、保守・解析担当者やユーザとの対話型処理によって、解析対象データを取得するようにしてもよい。
(1次解析処理部112)
1次解析処理部112は、解析対象データ収集部111において収集された解析対象データの内容を解析し、保守対象コンピュータの問題点を抽出するための機能部である。1次解析処理部112は、解析対象データ収集部111から解析対象データを受け取ると、予め設定された判断基準に従って、各データの内容を解析し、解析結果を1次解析レポート作成部113に対して出力する。解析処理は、解析対象データ収集部111から解析対象データを受け取る毎に随時実行するようにしてもよく、あるいは、解析対象データを一時的にハードディスクなどの記憶装置(図示せず)に格納しておき、予め設定された時間間隔をおいて定期的に実行してもよく、あるいは外部からの要求等に応じて適宜実行するようにしてもよい。
1次解析処理部112は、図4に示すような解析対象データの内容から、保守対象コンピュータのリソース使用状況や設定状態、動作状況等を分析し、保守対象コンピュータに異常が発生していないか、設定された値に誤りがないか等の判断を行う。
例えば、1次解析処理部112は、解析対象データに含まれるリソース情報から、リソースの使用状況を解析し、メモリの使用率が所定の割合以下である場合には、リソース不足が発生していると判断して、その旨を1次解析レポート作成部113に通知する。あるいは、例えば、ログ情報からCPUの使用率を求め、その使用率が所定の割合、例えば90%以上である場合にはシステムが暴走していると判断し、その旨を1次解析レポート作成部に通知する。
(1次解析レポート作成部113)
1次解析レポート作成部113は、1次解析処理部112における解析結果から1次解析レポート140を作成するための機能部である。1次解析レポート作成部113は、1次解析処理部112から解析結果を受け取り、保守対象コンピュータの設定の問題点やその対応方法等を含む1次解析レポート140を作成する。作成された1次解析レポート140は、1次解析レポート送信部に送られる。あるいは、ハードディスクなどの記憶装置(図示せず)に1次解析レポート140を格納するようにしてもよい。
また、1次解析レポート140は、HTML(HyperText Markup Language)やXML(eXtensible Markup Language)等のウェブブラウザで表示可能な形式により作成されてもよい。これにより、解析担当者やユーザは、ウェブブラウザをインストールした情報処理装置を用いて、1次解析レポート140の内容を確認することができる。
(データ送信部114)
データ送信部114は、解析対象データ収集部111により収集された解析対象データを2次解析サーバ120に対して送信し、また、1次解析レポート作成部113から出力された1次解析レポート140を監視用出力装置130、または2次解析サーバ120に対して送信するための機能部である。
データ送信部114は、解析対象データ収集部111または1次解析レポート作成部113から、解析対象データまたは1次解析レポート140を受け取る毎に、監視用出力装置130または2次解析サーバ120に対してデータを送信してもよい。あるいは、ハードディスクなどの記憶装置(図示せず)に格納された解析対象データまたは1次解析レポート140を、予め設定された時間間隔をおいて定期的に、あるいは2次解析サーバ120や監視用出力装置130から要求があった時点で取り出し、送信するようにしてもよい。
(1次警告メッセージ通知部115)
1次警告メッセージ通知部115は、1次解析処理部112による解析の結果検出された問題についての警告メッセージを監視用出力装置130に通知するための機能部である。警告メッセージは、検出された問題全てについて通知されてもよく、または、検出された問題の重要度や緊急度を比較し、重要度や緊急度の度合いが一定以上のレベルにある問題が検出された場合に限り、通知されるようにしてもよい。あるいは、問題の重要度や緊急度の度合いに応じて異なる警告メッセージを通知するようにしてもよい。これにより、利用者に対して、早期の問題の発生や問題の重要度・緊急度を通知することができ、問題に対する早急な対処が必要な場合には非常に効果がある。
また、1次警告メッセージ通知部115は、監視用出力装置130とともに、2次解析サーバに対しても同様の警告メッセージを通知するようにしてもよい。
以上、1次解析装置110の各部について説明した。かかる構成により、解析対象データを自動的に取得し、かつ、その際に1次解析を行うことができるので、解析対象データの収集漏れを防止することができるようになる。また、1次解析レポート140を送信することにより、解析担当者やユーザが随時コンピュータの状態について確認することができ、早期に異常を発見することができる。
(2次解析サーバ120)
2次解析サーバ120は、1次解析装置110から解析対象データや1次解析レポート140を取得して、1次解析装置よりも詳細な解析を行うための装置である。2次解析サーバ120は、図3に示すように、データ受信部121と、2次解析処理部122と、判断条件データベース123と、判断条件更新部124と、2次解析レポート作成部125と、2次解析レポート送信部126と、2次警告メッセージ通知部127とにより構成される。以下、2次解析サーバ120の各部についてそれぞれ説明する。
(データ受信部121)
データ受信部121は、1次解析装置110から出力された解析対象データまたは1次解析レポート140を受け取るための機能部である。受け取った解析対象データまたは1次解析レポート140は、2次解析処理部122に渡される。あるいは、ハードディスク等の記憶装置に格納され、任意のタイミングで2次解析処理部122によって取り出されるようにされてもよい。また、データ受信部121は、1次解析装置110から通知される1次警告メッセージを受信し、2次解析処理部122に受信したメッセージに通知する。
(2次解析処理部122)
2次解析処理部122は、データ受信部121によって1次解析装置110から受信した解析対象データの解析を行うための機能部である。2次解析処理部122は、解析対象データを取得すると、判断条件データベース123に予め設定された判断基準を用いて、解析対象データが判断条件データベース123に格納された判断基準に適合するか否か、又は判断基準を超えるか否か等の判断を行うことにより、保守対象コンピュータの設定状態や動作等の問題点を検出する。判断条件データベース123には、複数の1次解析装置110で行った解析結果から得られたノウハウが反映されており、1次解析装置110で行われる1次解析処理よりもさらに詳細な質の高い解析を行うことができる。
また、2次解析処理部122は、データ受信部121によって1次解析装置110から受信した1次解析レポート140の内容を用いて解析を行ってもよい。これにより、1次解析処理で行った解析結果を基にして、さらに詳細な解析を行うことができるため、解析処理を効率的に行うことができる。
また、2次解析サーバ120は、複数の1次解析装置110から解析対象データを取得し、各解析対象データに対応する保守対象コンピュータについての解析処理を行う。従って、2次解析処理部122は、1つの保守対象コンピュータについての解析を行う際に、そのコンピュータの解析対象データと、同様のシステム構成等を有する他の保守対象コンピュータの解析対象データとを比較し、設定情報の相違点等を解析することにより、保守対象コンピュータの問題点を検出するように構成されてもよい。これにより、解析を行う対象のコンピュータから収集した解析対象データのみを用いる1次解析装置110における解析処理と比較して、より進んだ内容の解析を行うことができる。あるいは、同一の解析装置について複数の時点での解析対象データを比較して正常動作時と障害発生時、各種設定変更前と変更後の解析対象データを比較して解析を行うようにしてもよい。これにより、過去の正常に動作していた時の設定情報との相違点等を解析することにより、保守対象コンピュータの問題点を検出することができる。
また、2次解析処理部122は、1次解析装置110から1次警告メッセージが通知されるまでは解析処理を行わず、1次解析装置110から1次警告メッセージが通知されたときにはじめて解析処理を行うようにしてもよい。また、1次解析装置110において検出された問題点の重要度や緊急度に応じて異なる内容の1次警告メッセージが通知される場合、通知された1次警告メッセージの重要度や緊急度が所定のレベル以上である場合のみ、2次解析処理部122が解析処理を行うようにしてもよい。これにより、1次解析装置110で問題が検出された場合に限って、2次解析サーバ120での詳細な解析が行われるようにすることができる。さらに、2次解析を実施する問題の重要度や緊急度のレベルを設定することによって、必要な場合にのみ2次解析が実行され、2次解析サーバ120を効率よく使用することができるようになる。
(判断条件データベース123)
判断条件データベース123は、2次解析処理部122の解析処理において用いられ、保守対象コンピュータに問題があるか否かを判断するための判断条件を記憶するための記憶部である。判断条件データベース123には、1次解析装置110で行われる1次解析処理よりもさらに詳細な解析を行うことのできる判断条件が記憶されている。判断条件は、初期設定時には保守・解析担当者等によって手動で設定される。また、初期設定後は、判断条件更新部124によって、判断条件の追加や変更が行われるように構成される。また、保守・解析担当者等が、定期的または適宜設定内容を手動で変更することができるように構成されてもよい。
(判断条件更新部124)
判断条件更新部124は、判断条件データベース123に格納された判断条件を追加または変更するための機能部である。判断条件更新部124は、定期的又は外部からの要求等に応じて適宜判断条件や解析に用いられるパラメータを更新する。このような判断条件の更新は、保守対象コンピュータにおける新しいアプリケーションや接続機器(例えば、ビデオカード等)の追加、ネットワーク構成の変更、OSのバージョンアップや新規なアプリケーションの追加等に伴って行われる。
また、判断条件更新部124は、2次解析処理部122における解析処理の過程で得られた新規な問題やそれに対する対処法から随時新たな判断条件を生成し、判断条件データベース123に反映するようにしてもよい。これにより、解析処理において得られたノウハウを判断条件として用いることができ、より質の高い解析を行うことができる。また、このような解析処理のノウハウを反映した判断情報データベースを用いることにより、専門知識を有しないユーザであっても容易に的確な保守作業を行うことができる。
また、判断条件更新部124は、1次解析装置110から受信した解析対象データやは1次解析レポート140を用いて判断条件データベース123を更新してもよい。これにより、1次解析装置で行った解析処理の過程で得られるノウハウ情報も、判断条件データベースに反映することができるようになる。このように、解析に用いられる判断条件が定期的又は適宜更新されることにより、追加された付帯機器や最新のOSのバージョンに対応したノウハウが蓄積され、保守対象コンピュータの状態に応じた的確な解析が行えるようになり利便性が向上する。
(2次解析レポート作成部125)
2次解析レポート作成部125は、2次解析処理部122における解析結果から2次解析レポート150を作成するための機能部である。2次解析レポート作成部125は、2次解析処理部122から解析結果を受け取り、保守対象コンピュータの設定の問題点やその対応方法等を含む2次解析レポート150を作成する。作成された2次解析レポート150は、2次解析レポート送信部126に送られる。または、ハードディスクなどの記憶装置(図示せず)に、2次解析レポート150を格納するようにしてもよい。
また、2次解析レポート150は、HTML(HyperText Markup Language)やXML(eXtensible Markup Language)等のウェブブラウザで表示可能な形式により作成されてもよい。これにより、解析担当者やユーザは、ウェブブラウザをインストールした情報処理装置を用いて、2次解析レポート150の内容を確認することができる。
(2次解析レポート送信部126)
2次解析レポート送信部126は、2次解析レポート作成部125から出力された2次解析レポート150を監視用出力装置130に送信するための機能部である。2次解析レポート送信部126は、2次解析レポート作成部125から2次解析レポート150を受け取る毎に解析対象データを送信するようにしてもよい。または、ハードディスクなどの記憶装置(図示せず)に格納された2次解析レポート150を、予め設定された時間間隔をおいて定期的に、あるいは監視用出力装置130から要求があった時点で取り出し、送信するようにしてもよい。
(2次警告メッセージ通知部127)
2次警告メッセージ通知部127は、2次解析処理部122による解析の結果検出された問題についての警告メッセージを監視用出力装置130に通知するための機能部である。警告メッセージは、検出された問題全てについて通知されてもよく、または、検出された問題の重要度や緊急度を比較し、重要度や緊急度の度合いが一定以上のレベルにある問題が検出された場合に限り、通知されるようにしてもよい。あるいは、問題の重要度や緊急度の度合いに応じて異なる警告メッセージを通知するようにしてもよい。これにより、利用者に対して、早期の問題の発生や問題の重要度・緊急度を通知することができ、問題に対する早急な対処が必要な場合には非常に効果がある。
(監視用出力装置130)
監視用出力装置130は、1次解析装置110または2次解析サーバ120からそれぞれ送信された1次解析レポート140及び2次解析レポート150を出力し、システム管理者やユーザが保守対象コンピュータの状態を監視するために利用される装置である。監視用出力装置130は、例えば、1次解析レポート140及び2次解析レポート150を表示するディスプレイ等の表示部を備えたパーソナルコンピュータや携帯情報端末等の情報処理装置であってもよいし、紙などの印刷媒体に1次解析レポート140及び2次解析レポート150を印刷するプリンタ等の印刷装置であってもよい。
また、監視用出力装置130は、1次解析レポート140と2次解析レポート150とを対応付けて出力させるようにしてもよい。即ち、1次解析レポート140及び2次解析レポート150の両方に同種の項目に関する解析結果が含まれる場合、両者が同時に参照できたり、あるいは、一方の項目から他方の項目が簡単に参照できるように出力されてもよい。これにより、1次解析装置において解析した内容をさらに2次解析サーバで詳細に解析した場合に、1次解析レポート140で検出された問題点の詳細な解析結果を、簡単に2次解析レポート150から参照することができるようになる。また、2次解析レポート150は詳細な解析結果を含んでいるため、大量のデータが存在する場合もあるが、そのような場合であっても、参照したい内容を容易に見つけ出すことができるようになる。
また、監視用出力装置130は、例えば、半導体メモリ、光ディスク、磁気ディスク等の各種の記憶媒体からなる記憶装置を備え、送信された1次解析レポート140及び2次解析レポート150を格納するように構成されてもよい。これにより、過去に送信された1次解析レポート140及び2次解析レポート150を記憶装置に蓄積しておき、任意のタイミングで過去のレポートを参照したり、あるいは、複数の異なる時期のレポートを比較したりすることができるようになる。
また、監視用出力装置130は、1次解析装置から1次警告メッセージを受け取った場合、または、2次解析サーバから2次警告メッセージを受け取った場合に、警告アラームを発して利用者に保守対象コンピュータの異常を通知するようにしてもよい。あるいは、1次警告メッセージと2次警告メッセージとの両方を受け取った場合にのみ、警告アラームを発するようにしてもよい。
警告アラームは、利用者の注意を喚起し、コンピュータの異常を認識させることが可能なように構成される。例えば、ディスプレイ等の表示部やプリンタ等に文字や画像を出力したり、または、ブザーやスピーカー等により音声を出力したりするようにしてもよい。あるいは、解析担当者等の電子メールアドレスに異常を通知する電子メールを送信するようにしてもよい。これにより、解析担当者やユーザがコンピュータの異常をいち早く感知することができ、早急に対処することが可能となる。
また、警告アラームは、異常の度合いに応じて、段階的に出力されるようにしてもよい。例えば、上述のディスプレイやスピーカー等を用いる場合に、異常の度合いに応じて異なる出力を行ったり、複数個のLEDを用いて異常の度合いに応じた数のLEDを点灯させるなどしてもよい。これにより、利用者は、保守対象コンピュータの異常の度合いをより直感的に認識できるようになる。
以上、本実施形態にかかるコンピュータ保守支援システム100について説明した。
次に、図5及び図6に基づいて、本実施形態にかかるコンピュータ保守支援システム100により実行される処理の一例を説明する。ここで、図5は、本実施形態にかかる1次解析装置110及び監視用出力装置130において行われる1次解析処理の流れを示すフローチャートである。また、図6は、本実施形態にかかる2次解析サーバ120及び監視用出力装置130において行われる2次解析処理の流れを示すフローチャートである。
図5に示すように、まず、ステップS200で、1次解析装置110は、保守対象コンピュータに保存されている設定情報、リソース情報、ログ情報等からなる解析対象データを収集する。解析対象データの収集処理は、予め定められた時間間隔をおいて定期的に実行されてもよいし、あるいは、解析担当者やユーザの操作等により適宜実行されてもよい。
次いで、ステップS202で、1次解析装置110は、収集した解析対象データの内容を解析する。
ステップS202の解析の結果、問題点が検出された場合、ステップS204で問題点の緊急度を判断し、ステップS206で1次解析装置110から2次解析サーバ120及び監視用出力装置130に対して1次警告メッセージを通知する。
監視用出力装置130は、ステップS300で1次警告メッセージを受け取り、ステップS302で警告アラームを発生させる。
次いで、ステップS208で、1次解析装置110は、解析結果を基にして1次解析レポート140を作成し、ステップS210で、2次解析サーバ120及び監視用出力装置130に対して1次解析レポート140を送信する。
監視用出力装置130は、ステップS304で1次解析レポート140を受信し、ステップS306で1次解析レポート140を表示させる。
ステップS212で、ステップS200で収集された解析対象データを2次解析サーバ120に送信する。なお、ステップS212は、ステップS200の後であれば任意のタイミングで実行されることができる。例えば、ステップS200の後にステップS212を実行し、その後ステップS202以下を実行してもよい。あるいは、ステップS206またはステップS210で、1次警告メッセージまたは1次解析レポート140の送信時に、同時に実行されてもよい。あるいは、2次解析サーバ120からの要求があった時点で初めてステップS212を実行するようにしてもよい。
次に、図6を参照して、2次解析サーバ120及び監視用出力装置130における処理について説明する。ここでは、2次解析サーバ120が、1次解析装置110からの1次警告メッセージを受信したときに2次解析処理を実行する処理の一例について説明する。
まず、ステップS400で、2次解析サーバ120が、1次解析装置110からの1次警告メッセージを受信する。
次いで、ステップS402で、2次解析サーバ120は、1次解析装置110に対し、解析対象データ及び1次解析レポート140を要求し、取得する。
次いで、ステップS404で、取得した解析対象データ及び1次解析レポート140に基づいて2次解析処理を実行する。
ステップS404の解析の結果、問題点が検出された場合、ステップS406で問題点の緊急度を判断し、ステップS408で監視用出力装置130に対して2次警告メッセージを通知する。
監視用出力装置130は、ステップS500で2次警告メッセージを受け取り、ステップS502で警告アラームを発生させる。
次いで、ステップS410で、2次解析サーバ120は、解析結果を基にして2次解析レポート150を作成し、ステップS412で、監視用出力装置130に対して2次解析レポート150を送信する。
監視用出力装置130は、ステップS504で2次解析レポート150を受信し、ステップS506で2次解析レポート150を表示させる。
さらに、2次解析サーバ120は、ステップS414で、ステップS404の解析処理の結果、判断条件データベース123を更新する。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明の一実施形態に係るコンピュータ保守支援システムの概略構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る1次解析装置の概略構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る2次解析サーバの概略構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る解析対象データ収集部において収集される解析対象データの一例を示した説明図である。 本実施形態に係る1次解析装置及び監視用出力装置の処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態に係る2次解析サーバ及び監視用出力装置の処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
100 コンピュータ保守支援システム
110 1次解析装置
111 解析対象データ収集部
112 1次解析処理部
113 1次解析レポート作成部
114 データ送信部
115 1次警告メッセージ通知部
120 2次解析サーバ
121 データ受信部
122 2次解析処理部
123 判断条件データベース
124 判断条件更新部
125 2次解析レポート作成部
126 2次解析レポート送信部
127 2次警告メッセージ通知部
130 監視用出力装置
140 1次解析レポート
150 2次解析レポート

Claims (17)

  1. コンピュータの保守作業を支援するための情報を提供するコンピュータ保守支援システムであって、
    保守対象であるコンピュータに保存された前記コンピュータの設定情報及び前記コンピュータの動作が記録されたログ情報を含む解析対象データを収集し、解析する解析装置と、
    1または2以上の前記解析装置と接続され、前記解析装置から取得した前記解析対象データを解析する解析サーバと、
    前記解析装置が解析した1次解析レポートと、前記解析サーバが解析した2次解析レポートとを受信して、前記コンピュータの保守作業に用いられる情報を出力する監視用出力装置と、
    を備えることを特徴とする、コンピュータ保守支援システム。
  2. 前記解析サーバは、前記解析対象データの解析に用いられ、前記コンピュータに問題があるか否かを判断するための判断条件を記憶する判断条件データベースを含み、
    前記判断条件データベースは、前記解析サーバにおける解析処理の結果を基にして更新されることを特徴とする、請求項1に記載のコンピュータ保守支援システム。
  3. 前記解析サーバは、複数の前記解析装置と接続され、前記複数の解析装置のうちの1つから取得した前記解析対象データを解析するときに、他の前記解析装置から取得した前記解析対象データまたは同一の前記解析装置の過去の前記解析対象データと比較することにより解析を行うことを特徴とする、請求項1または2のいずれかに記載のコンピュータ保守支援システム。
  4. 前記解析サーバは、前記1次解析レポートを前記解析装置から受信し、前記解析対象データの解析に用いることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載のコンピュータ保守支援システム。
  5. 前記解析サーバは、前記解析装置から受信した前記解析対象データまたは前記1次解析レポートの少なくともいずれかを用いて、前記判断条件データベースを更新することを特徴とする、請求項4に記載のコンピュータ保守支援システム。
  6. 前記解析装置は、前記解析サーバまたは前記監視用出力装置の少なくともいずれかに対し、解析処理によって検出された問題点の緊急度を通知するための1次警告メッセージを送信することを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載のコンピュータ保守支援システム。
  7. 前記解析サーバは、前記解析装置から前記1次警告メッセージが通知されるまでは解析処理を行わず、前記1次警告メッセージが通知されてはじめて当該解析装置から前記解析対象データを取得して解析処理を行うことを特徴とする、請求項6に記載のコンピュータ保守支援システム。
  8. 前記監視用出力装置は、前記1次警告メッセージを受信したら、利用者に異常を通知するための警告アラームを出力することを特徴とする、請求項6または7のいずれかに記載のコンピュータ保守支援システム。
  9. 前記解析サーバは、前記監視用出力装置に対し、解析によって検出された問題点の緊急度を通知する2次警告メッセージを送信し、
    前記監視用出力装置は、前記1次警告メッセージと前記2次警告メッセージとを受信したら、前記警告アラームを出力することを特徴とする、請求項6〜8のいずれかに記載のコンピュータ保守支援システム。
  10. 前記監視用出力装置は、前記1次解析レポートと前記2次解析レポートと対応付けて出力させることを特徴とする、請求項1〜9のいずれかに記載のコンピュータ保守支援システム。
  11. コンピュータの保守作業を支援するための情報を提供する解析サーバであって、
    1または2以上の解析装置によって収集された、保守対象であるコンピュータに保存された前記コンピュータの設定情報と前記コンピュータの動作が記録されたログ情報とを含む解析対象データを取得する解析対象データ取得部と、
    前記解析対象データを解析する解析処理部と、
    前記解析処理部による解析結果から解析レポートを作成する解析レポート作成部と、
    を備えることを特徴とする、解析サーバ。
  12. 前記解析サーバは、前記解析対象データの解析した内容から、前記コンピュータに問題があるか否かを判断するための判断条件を記憶する判断条件データベースを含み、
    前記判断条件データベースは、前記解析サーバにおける解析処理の結果を基にして更新されることを特徴とする、請求項11に記載の解析サーバ。
  13. 前記解析サーバは、複数の前記解析装置と接続され、
    前記解析処理部は、前記複数の解析装置のうちの1つから取得した前記解析対象データを解析するときに、他の前記解析装置から取得した前記解析対象データまたは同一の前記解析装置の過去の前記解析対象データと比較することにより解析を行うことを特徴とする、請求項11または12のいずれかに記載の解析サーバ。
  14. 前記解析処理部は、前記解析装置が解析した1次解析レポートを前記解析装置から受信し、前記解析対象データの解析に用いることを特徴とする、請求項11〜13のいずれかに記載の解析サーバ。
  15. 前記判断条件データベースは、前記解析装置から受信した前記解析対象データまたは前記1次解析レポートの少なくともいずれかを用いて更新されることを特徴とする、請求項14に記載の解析サーバ。
  16. 前記解析サーバは、前記解析装置で検出された問題点の緊急度を通知する1次警告メッセージが通知されるまでは解析処理を行わず、前記1次警告メッセージが通知されてはじめて当該解析装置から前記解析対象データを取得し解析処理を行うことを特徴とする、請求項11〜15のいずれかに記載の解析サーバ。
  17. 前記解析サーバは、前記解析処理部で検出された問題点の緊急度を通知する2次警告メッセージを外部装置に対して送信することを特徴とする、請求項11〜16のいずれかに記載の解析サーバ。
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