JP2010134724A - メッセージキューイング監視装置、メッセージキューイング監視方法、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

メッセージキューイング監視装置、メッセージキューイング監視方法、プログラム、及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 メッセージキューに滞留するメッセージが長時間滞留し続けることによって生じる障害を防止する。
【解決手段】 監視システム111において、メッセージがメッセージキュー107、108、109、及び110に挿入された時の時刻を当該メッセージに記録させ、監視処理を実行している現時刻と挿入時の時刻と、を比較し、所定時間経過したことが判定された場合、警告を行うことによって障害を検知することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、端末装置やホスト等とメッセージの送受信によって処理要求を行うメッセージキューイングを使用したオンラインシステムにおける、メッセージングの監視に関するものである。
トランザクション処理において、クライアント端末からサーバへ所定の処理を実行するために要求情報を送信し、サーバが送信された要求情報に対応するトランザクションを処理し、処理結果をクライアント端末が同期的に待つトランザクション処理が存在する。
しかしながら、上記のようなモデルでは、クライアント端末とサーバとの間で通信が不可となった時、クライアント端末がサーバへ処理要求を行った場合、クライアント端末へはエラーを即座に受け取る事になり得る。
従って、サーバとの通信が可能となり、サーバが利用することができるまで、クライアント端末で上記の処理要求をブロックしておくか、再度、クライアント端末に対して、ユーザが上記の処理要求を起こすように指示入力を行う必要性が生じる。
当然、クライアント端末から処理要求を受け取ったサーバにおいて、この処理要求に対応したトランザクション処理を行っている最中に生じる障害によって、クライアント端末では、サーバからの処理結果を受け取ることができないという不具合が生じるケースもある。
そこで、上記の問題を解決すたるためにクライアント端末とサーバとの間で処理要求と処理結果についてバッファ機能としてメッセージキューを用いることにより、クライアント端末は、処理要求をサーバへ送信せずにメッセージキューに対して送信し、サーバは、メッセージキューに対して送信された処理要求を受け取り、受け取った処理要求に対する処理結果をメッセージキューに返すことで、クライアント端末は、メッセージキューに対して返された処理結果をうけとるメッセージキューイングシステムによって解決を図っている。
つまり、メッセージキュー自体が利用可能な状況である限り、クライアント端末やサーバ等に関する障害にも影響を受けずに継続した処理を実行することが可能となる。
しかしながら、メッセージキューを有するシステム自体に障害が発生した場合は、トランザクション処理は当然のことながら影響を受けるが、その対応方法として、自動的に必要最低限のメッセージキューを閉鎖させることが可能なシステムが提供されている(例えば、特許文献1)。
また、ある特定のクライアント端末と他のホストコンピュータとのキューイングバッファ毎に、キューイング禁止点及びキューイング解除点を設けて、メッセージキューに対するメッセージのトラフィック状態を監視することにより、ある特定のクライアント端末とホストコンピュータ間において、大量のメッセージが送受信される場合や、送信メッセージが長時間滞留した場合も、他のクライアント端末とホストコンピュータ間の処理に影響を与えないシステムが提案されている(例えば、特許文献2)
特開平2007−133453号公報 特開平6−59998号公報
しかしながら、上記メッセージキューイング監視システムは、メッセージキューに対するメッセージの滞留量が一定値を超えた場合、その状態を検知することによってシステムを管理するものであるが、これではメッセージが一定値を超えない場合、例えば、メッセージキューに滞留したメッセージに対して処理が施されない等の障害が発生しても即時検知することが出来ない。
上記特許文献1で提案されている発明は、メッセージキューイング機能を有するサーバ自体において監視を行うため、汎用性に乏しく、設定の変更も容易でない。また、メッセージがメッセージキューに挿入された後に、長時間処理が行われなくとも、何ら検知されない可能性がある。
上記特許文献2で提案されている発明では、メッセージがメッセージキューに滞留している個数によって、障害発生の検知を行うため、メッセージの量が少なく、これらのメッセージがメッセージキューに挿入されても処理が長時間なされないという障害に対応することは難しい。
本発明の目的を達成するための請求項1記載のメッセージキューイング監視装置は、情報処理装置とネットワークを介してメッセージの送受信を行う送受信手段と、前記送受信手段によって受信したメッセージを一時的に記憶するメッセージキューと、前記メッセージキューに記憶されたメッセージを取得する取得手段と、前記メッセージキューによって記憶されたメッセージが前記取得手段によって取得されずに所定時間経過した場合、警告を行う監視手段と、を備えた事を特徴とする。
本発明における請求項2記載のメッセージキューイング監視装置は、請求項1に記載のメッセージキューイング監視装置であって、複数のメッセージキューから構成され、前記所定時間は前記複数のメッセージキュー毎に設定することを特徴とする。
本発明における請求項3記載のメッセージキューイング監視装置は、請求項1または請求項2に記載のメッセージキューイング監視装置であって、前記監視手段は、前記メッセージキューにメッセージを記憶する時の時刻を前記メッセージへ記憶し、前記メッセージが前記取得手段によって取得されずに前記メッセージに記憶した時刻に対して所定時間経過した場合、警告を行うことを特徴とする。
本発明における請求項4記載のメッセージキューイング監視装置は、請求項1または請求項2に記載のメッセージキューイング監視装置であって、前記監視手段は、前記メッセージキューにメッセージを記憶する時に、前記メッセージを一意に識別するための識別情報を記憶し、前記メッセージキューに前記記憶した識別情報に該当するメッセージが前記取得手段によって取得されずに所定時間以上記憶されている場合、警告を行うことを特徴とする。
また、本発明における請求項5記載のメッセージキューイング監視方法は、情報処理装置とネットワークを介してメッセージの送受信を行う送受信工程と、前記送受信工程によって受信したメッセージを一時的に記憶するメッセージキュー工程と、前記メッセージキュー工程において記憶されたメッセージを取得する取得工程と、前記メッセージキュー工程において記憶されたメッセージが前記取得工程において取得されずに所定時間経過した場合、警告を行う監視工程と、を実行することを特徴とする。
本発明における請求項6記載のメッセージキューイング監視方法は、請求項5に記載のメッセージキューイング監視方法であって、前記監視工程は、前記メッセージキュー工程においてメッセージを記憶する時の時刻を前記メッセージへ記憶し、前記メッセージが前記取得工程において取得されずに前記メッセージに記憶した時刻に対して所定時間経過した場合、警告を行うことを特徴とする。
本発明における請求項7記載のメッセージキューイング監視方法は、請求項5に記載のメッセージキューイング監視方法であって、前記監視工程は、前記メッセージキュー工程においてメッセージを記憶する時に、前記メッセージを一意に識別するための識別情報を記憶し、前記メッセージキュー工程において前記記憶した識別情報に該当するメッセージが前記取得工程において取得されずに所定時間以上記憶されている場合、警告を行うことを特徴とする。
本発明における請求項8記載のプログラムは、請求項6または請求項7記載のメッセージキューイング監視方法でコンピュータに実行させるためのコンピュータに読み取り可能なプログラムである。
本発明における請求項9記載の記録媒体は、請求項8に記載のプログラムを記録したコンピュータで読取り可能な記録媒体である。
本発明によって、メッセージキューイング監視装置において、メッセージがメッセージキューに滞留する時間を監視することによって、メッセージの滞留による障害を検知する事が出来る、という効果を奏する。
〔実施例1〕
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るメッセージキューイング監視装置からなるメッセージキューイングシステムにおける基本構成を示す概略構成図である。
メッセージキューイングシステム100は、サーバ101、サーバ102、チャネル105、106、サーバ101の監視システム111、サーバ102の監視システム112を含んで構成されている。
サーバ101及びサーバ102は、一般的なサーバであり、業務処理等を行うためのモジュールであるアプリケーション103、104を自身に有する。
これらのアプリケーション103及び104間のメッセージの行き来をさせるものとしてチャネル105、106が存在し、それらのチャネルを介してメッセージを受け渡しするための一時的な滞留場所として、メッセージキュー(以下、キューとする。)であるキュー107、108、109、及び110が存在する。
そして、監視対象のキューが存在する各サーバに監視システム111、112は存在し、アプリケーションからの指示に応じたメッセージのキューへの書き込み、キューに滞留したメッセージを読み取りアプリケーションへ提供する、あるいは、それぞれのサーバにおいてキュー内にメッセージが長時間滞留し続けるという障害を即時検知するためのキューを管理する機能を有する。
図2は、サーバ101、及びサーバ102のハードウェア構成を示す図である。
CPU201は、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM202あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバを実行する機能を実現するために必要な各種プログラム等が記憶されている。RAM203は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をRAM203にロードして、プログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、入力コントローラ(入力C)205は、キーボード209や不図示のマウス等のポインティングデバイスからの入力を制御する。ビデオコントローラ(VC)206は、CRTディスプレイ(CRT)210等の表示器への表示を制御する。表示器はCRTだけでなく、液晶ディスプレイでも構わない。これらは必要に応じて管理者が使用するものである。本発明には直接関係があるものではない。
メモリコントローラ(MC)207は、ブートプログラム、ブラウザソフトウエア、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、各種データ等を記憶するハードディスク(HD)やフロッピー(登録商標)ディスク(FD)或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
通信I/Fコントローラ(通信I/FC)208は、ネットワークを介して、外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いたインターネット通信等が可能である。なお、CPU201は、例えばRAM203内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、CRT210上での表示を可能としている。また、CPU201は、CRT210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
本発明を実現するためのメッセージキューイング監視プログラムは、外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM203にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。さらに、本発明に係わるメッセージキューイング監視プログラムが用いる定義ファイル及び各種情報テーブルは外部メモリ211に格納されており、これらについての詳細な説明は後述する。
図3は、本発明の実施の形態に係るメッセージキューイングシステム100におけるサーバ101が有するアプリケーション、クライアントPC(不図示)あるいは他サーバ(不図示)との連携を表す関連図である。
図1で説明したとおり、サーバ101は、クライアントPC(不図示)、サーバ102、他サーバ(不図示)から、チャネルを介して、アプリケーション103に提供されるメッセージを一時的に滞留させておくキュー110及び301、メッセージを書き込むためのキュー107及び302を有する。
また、監視システム111は、アプリケーション103からの指示に応じてキュー110及び301に滞留しているメッセージの読み取りを実行しアプリケーション103へ提供すると共に、キュー107及び302へメッセージの書き込みを実行し、チャネルを介してクライアントPC(不図示)、サーバ102、及び他サーバ(不図示)へ、このメッセージを送信する。また、メッセージが各キューに対して長時間滞留することを防止するために監視を行っている。
なお、サーバ102を構成するキュー108及び109、アプリケーション104、監視システム112についても同様な機能を有するため説明は省略する。
次に、本発明の実施の形態に係るメッセージキューイングシステム100において、キューに対してメッセージが長時間滞留することを防止するための監視システム111で実行される処理について図4のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、図2に示すCPU201の制御下の元に制御されて処理が実行される。
まず、ステップ401では、図5のキューリストファイルをオープンする。このキューリストファイルには、監視対象となるキューのキュー名が予めユーザによって入力設定されている。キューリストファイルの設定目的は、ステップ406以下の処理を行う上で監視対象のキューすべてに対して監視を行うため。また、項目のキュー名とはキュー107、110、301、及び302のそれぞれについているキューを一意に識別するための名称を表す。
ステップ402では、本処理を実施している際に発生する障害に関する情報を出力するためのログファイルを作成し、RAM203へ記憶する。
ステップ403では、本処理において、ステップ404からステップ413の処理中に障害が発生したか否かを判定し、障害が発生した場合は、本処理を終了することを表している。なお、ここでいう障害とは、キューに対してメッセージが長時間滞留した場合を示している。
ステップ404では、外部メモリ211に記憶された図6に示す環境設定ファイルに予め設定されているSLEEP時間、メッセージタイムアウトを読取りRAM203へ記憶する。
尚、図6に示す環境設定ファイルは、SLEEP時間、メッセージタイムアウト共に、ユーザ等によって外部からプログラムを毎回変更せずとも容易に変更を行うことが可能となるために設定される。
また、SLEEP時間は、監視対象のキューすべての監視が終了した後、次の監視処理を行う迄の待ち時間を表し、メッセージアウトタイムは、メッセージがキュー内に滞留することを許される時間を表している。
また、環境設定ファイルは、キュー107、110、301、及び302の各々に対して設定することで、例えば、メッセージが滞留し易いキューに対してメッセージアウトタイムの時間をより長く設定することで、障害の発生回数を減じること、あるいは、より短く設定することでメッセージの滞留を抑止することによって、より柔軟に各キューに対するメッセージの監視を行うことも可能である。この場合、環境設定ファイルにキュー名を設定することで対応することが可能である。
ステップ405では、キューリストファイル(図5参照)の先頭のキュー名を取得し、取得したキュー名を変数Aに設定しRAM203へ記憶する。
ステップ406では、ステップ405の処理結果に基づいて、キューリストファイル(図5参照)にキュー名が存在するか否かを判定する。キュー名が存在した場合は、ステップ407へ進み、キュー名が存在しない場合は、ステップ413へ進む。
ステップ407では、ステップ406で取得したキュー名に該当するキューにメッセージが滞留しているか否かを確認する。メッセージが滞留していれば、ステップ408へ進み、滞留していなければ、ステップ413へ進む。なお、監視システム111が、キューに滞留しているメッセージを読取りアプリケーション103へ提供すると、あるいは、メッセージを読取り、チャネルを介してクライアントPC(不図示)、サーバ102、他サーバ(不図示)へメッセージを送信すると、キューからこれらのメッセージは存在しなくなる。
ステップ408では、現在の時刻、及びステップ407で該当すると判断されたキュー内に滞留しているメッセージが有するキュー挿入時間を読取りRAM203へ記憶する。本発明の実施の形態に係るメッセージキューイングシステム100で使用されるメッセージの基本構成を示す概略構成図を図7に示す。
構造体IDは、図7で示している構造体を識別するためのIDを表しており、メッセージIDは、メッセージを一意に識別するための識別情報を表す。また、応答先キュー名は、メッセージが滞留するキュー名を表し、応答先監視システムは、メッセージの書き込み及び読取りを行う監視システムの名を表す。例えば、監視システム111を識別するための名称を表す。また、キュー挿入時間は、メッセージがキュー107、110、301、及び302内に挿入された時刻を表すものであり、監視システム111によって設定される。
ステップ409では、ステップ404でRAM203へ記憶したメッセージタイムアウトを変数Xに、ステップ408でRAM203へ記憶した先頭メッセージのキュー挿入時間を変数Yに、現在の時刻を変数Zに、ステップ404でRAM203へ記憶したSLEEP時間を変数Sに設定し、RAM203に記憶する。
ステップ410では、ステップ409でRAM203に記憶した変数X、Y、Zを用いて先頭メッセージの滞留時間とメッセージタイムアウトを比較する。例えば、Z−Yが、Xより大となる、すなわち、現在の時刻とキュー挿入時間との差が、メッセージタイムアウトの値より小となるか否かの判定を行う。差が小となった場合は、ステップ411へ進み、差が大とならなかった場合は、ステップ413へ進む。
ステップ411では、メッセージがメッセージタイムアウトの値以上、キューに滞留しているため、障害が発生したと判定し、ステップ402でRAM203へ記憶したログファイルに、障害に関する情報と現在の時刻、障害が発生したキュー名を出力する。
ステップ412では、図11に示される如くCRT210のキュー名、時刻、障害コメントに対応させて、障害が発生したキュー名、現在の時刻、障害に関する情報を出力する。
ステップ413では、キューリストファイルからステップ405でRAM203へ記憶したキュー名を削除し、変数Aにキューリストファイル内の次のキュー名を設定しRAM203へ記憶する。
ステップ414では、変数Sに設定された時間、つまりステップ404でRAM203へ記憶したSLEEP時間の間、本処理を実行するための機能を休止すると共に、本処理を終了し、終了後、SLEEP時間経過した後に、再度、本処理を開始する。
なお、本処理については監視システム111について説明したが、監視システム112に本処理を適用することも可能であることは言うまでもない。
〔実施例2〕
本発明の第1の実施の形態にかかる発明においては、キュー挿入時間を使用して、キューに滞留するメッセージの滞留時間を監視する形態を説明したが、本発明の第2の実施の形態に係る発明は、キュー挿入時間の変わりにメッセージを一意に識別するためのメッセージIDを使用することによって、メッセージの滞留を監視する形態について説明する。
本発明の実施形態に係るメッセージキューイングシステムにおけるシステムの構成は、図1〜図3、図7、図11に示される構成と同等であるものについては、同一符号を用いるとともに各構成の説明は省略する。
次に、本発明の実施形態に係るメッセージ監視装置からなるメッセージキューイングシステム100において、キューに対してメッセージが長時間滞留することを防止するための監視システム111で実行される処理について図8のフローチャートを用いて説明する。なお、本処理は、図2に示すCPU201の制御下の元に処理が実行される。
まず、ステップ801では、図9のキューリストファイルに監視対象となるキュー名に対応する先頭のメッセージのメッセージID(図7の項目12)を自動で取得し、キューリストファイルに格納する。また、メッセージがない場合は、0を格納する。なお、キューリストファイルには、予めユーザによって監視対象となるキュー名が設定されている。
キューリストファイルの設定目的は、ステップ806以下の処理を行う上で監視対象のキューすべてに対して監視を行うため。また、項目のキュー名とはキュー107、110、301、及び302のそれぞれについているキューを一意に識別するための名称を表す。
ステップ802では、本処理を実施している際に発生する障害に関する情報を出力するためのログファイルを作成し、RAM203へ記憶する。
ステップ803では、本処理において、ステップ804からステップ814の処理中に障害が発生したか否かを判定し、障害が発生した場合は、本処理を終了することを表している。なお、ここでいう障害とは、キューに対してメッセージが長時間滞留した場合を示している。
ステップ804では、外部メモリ211に記憶された図10に示す環境設定ファイルに予め設定されているSLEEP時間を読取り、RAM203へ記憶する。
尚、図10に示す環境設定ファイルは、SLEEP時間に対して、ユーザ等によって外部からプログラムを毎回変更せずとも容易に変更を行うことができるために設定される。
また、SLEEP時間は、監視対象のキューすべての監視が終了した後、次の処理を行う迄の待ち時間を表している。
また、環境設定ファイルは、キュー107、110、301、及び302の各々に対して設定することで、例えば、メッセージが滞留し易いキューに対してSLEEP時間をより長く設定することで、障害の発生回数を減じること、あるいは、より短く設定することでメッセージの滞留を抑止することによって、より柔軟に各キューに対するメッセージの監視を行うことも可能である。この場合、環境設定ファイルにキュー名を設定することで対応することが可能である。
ステップ805では、キューリストファイル(図9参照)の先頭のキュー名、そのキュー名に紐付くメッセージIDを読取り、読取ったキュー名を変数Aに、メッセージIDをXに設定し、RAM203へ記憶する。
ステップ806では、キューリストファイル(図9参照)に設定されたすべてのキュー107、110、301、及び302に対して、ステップ807からステップ814迄の処理、つまり、各キューに対するメッセージの滞留の監視を行うことを表しており、すべてのキューに対して処理が完了すると、ステップ807からステップ814までの処理は、終了となる。
ステップ807では、ステップ805でRAM203へ記憶したキュー名に該当するキュー107、110、301、あるいは302にメッセージが滞留しているか否かを確認する。メッセージが滞留していれば、ステップ808へ進み、滞留していなければ、ステップ814へ進む。なお、監視システム111が、キューに滞留しているメッセージを読取りアプリケーション103へ提供すると、あるいは、メッセージを読取り、チャネルを介してクライアントPC(不図示)、サーバ102、他サーバ(不図示)へメッセージを送信すると、キューからこれらのメッセージは存在しなくなる。
メッセージが滞留していない場合、すなわちステップ814では、図9に示すキューリストファイルのメッセージIDに対して0を設定する。
ステップ808では、現在の時刻、及びステップ807で該当すると判断されたキュー内に滞留しているメッセージが有するメッセージID(図7参照)を読取り、RAM203へ記憶する。
ステップ809では、参照したキュー107、110、301、あるいは302のキュー名に対応したキューリストファイル内のメッセージIDに対してステップ808でRAM203へ記憶したメッセージIDを使用して上書きを行う。
ステップ810では、ステップ808でRAM203へ記憶したメッセージIDを変数Yに、現在の時刻を変数Zに、ステップ804でRAM203へ記憶したSLEEP時間を変数Sに設定し、RAM203へ記憶する。
ステップ811では、ステップ805でRAM203へ記憶した変数X、ステップ810でRAM203へ記憶した変数Yを用いて、本処理を実行するための機能を休止する前の先頭メッセージのメッセージIDと現在の先頭メッセージIDとを比較する。変数Xに設定されたメッセージIDが、変数Yに設定されたメッセージIDと同じIDになれば、ステップ812へ進み、異なれば、ステップ815へ進む。
ステップ812では、本処理を実行するための機能を休止する前の先頭メッセージIDと現在のメッセージIDと、が同じIDであると、ステップ811で判定される、つまり、本処理を実行するための機能を休止する前にキューに滞留していたメッセージが、機能を休止した後、再度、処理を実行した時にも滞留したままの状態であるので、本処理において障害が発生したと判定されるため、ステップ802で作成し、RAM203へ記憶したログファイルに、障害が発生したキュー名、現在の時刻、及び障害に関する情報を出力する。
ステップ813では、図11に示される如くCRT210のキュー名、時刻、障害コメントに対応させて、障害が発生したキュー名、現在の時刻、障害に関する情報を出力する。
ステップ815では、図9に示すキューリストファイルからステップ805でRAM203へ記憶したキュー名を削除し、変数Aにキューリストファイル内の次のキュー名を設定しRAM203へ記憶する。
ステップ817では、変数Sに設定された時間、つまりステップ804でRAM203へ記憶したSLEEP時間の間、本処理を実行するための機能を休止すると共に、本処理を終了し、終了後、SLEEP時間経過した後に、再度、本処理を開始する。
なお、本処理については監視システム111について説明したが、監視システム112に本処理を適用することも可能であることは言うまでもない。
以上、上記実施形態の一例について説明したが、これらの形態は、装置、システム、方法、コンピュータに実行させることが可能なプログラム、コンピュータで読取り可能な記録媒体等の形態によって実施することも可能である。記録媒体としては、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、磁気ディスク、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、CD−R、CD−ROM、CD−RW、DVD−RAM、DVD−ROM、DVD+RW、DVD−RW等が上げられる。
また、ネットワークを介してプログラムをダウンロードすることによって利用することも可能である。
以上、上記実施形態によってメッセージキューイング監視装置において、メッセージキューに滞留する時間を監視することによって、メッセージの滞留による障害を検知する事が可能となる。
本発明の実施形態に係るメッセージングキューイングシステムの基本構成に関する概略構成図である。 本発明の実施形態に係るサーバを構成するハードウェアを示す構成図である。 本発明の実施形態に係るサーバと他システムとの連携を説明するための構成図である。 本発明の実施形態に係る監視システムにおいて、メッセージがキューに長時間滞留することによって生じる障害を、キュー挿入時間を使用することによって防止する処理を表すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る監視対象のキューを定めるためのファイルを表す構成図である。 本発明の実施形態に係るメッセージがキューに長時間滞留しているか否かを判定するために必要とするデータを設定するためのファイルを表す構成図である。 本発明の実施形態に係るメッセージの基本構成を示す概略構成図である。 本発明の実施形態に係る監視システムにおいて、メッセージがキューに長時間滞留することによって生じる障害を、メッセージIDを使用して防止する処理を表すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る監視対象のキュー、及びキューに滞留しているメッセージを定めるためのファイルを表す構成図である。 本発明の実施形態に係るメッセージがキューに長時間滞留しているか否かを判定するために必要とするデータを設定するためのファイルを表す構成図である。 本発明の実施形態に係る監視システムにおいて、メッセージがキューに長時間滞留することによって障害が生じた場合、障害情報を表示するための画面を示す構成図である。
符号の説明
100 メッセージキューイングシステム
101 サーバ
102 サーバ
103 アプリケーション
104 アプリケーション
105 チャネル
106 チャネル
107 メッセージキュー
108 メッセージキュー
109 メッセージキュー
110 メッセージキュー
111 監視システム
112 監視システム
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 システムバス
205 入力コントローラ
206 ビデオコントローラ
207 メモリコントローラ
208 通信I/Fコントローラ
209 キーボード
210 CRTディスプレイ
211 外部メモリ
301 メッセージキュー
302 メッセージキュー

Claims (9)

  1. 情報処理装置とネットワークを介してメッセージの送受信を行う送受信手段と、
    前記送受信手段によって受信したメッセージを一時的に記憶するメッセージキューと、
    前記メッセージキューに記憶されたメッセージを取得する取得手段と、
    前記メッセージキューによって記憶されたメッセージが前記取得手段によって取得されずに所定時間経過した場合、警告を行う監視手段と、
    を備えた事を特徴とするメッセージキューイング監視装置。
  2. 請求項1に記載のメッセージキューイング監視装置は、複数のメッセージキューから構成され、前記所定時間は前記複数のメッセージキュー毎に設定することを特徴とする。
  3. 前記監視手段は、前記メッセージキューにメッセージを記憶する時の時刻を前記メッセージへ記憶し、前記メッセージが前記取得手段によって取得されずに前記メッセージに記憶した時刻に対して所定時間経過した場合、警告を行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のメッセージキューイング監視装置。
  4. 前記監視手段は、前記メッセージキューにメッセージを記憶する時に、前記メッセージを一意に識別するための識別情報を記憶し、前記メッセージキューに前記記憶した識別情報に該当するメッセージが前記取得手段によって取得されずに所定時間以上記憶されている場合、警告を行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のメッセージキューイング監視装置。
  5. 情報処理装置とネットワークを介してメッセージの送受信を行う送受信工程と、
    前記送受信工程によって受信したメッセージを一時的に記憶するメッセージキュー工程と、
    前記メッセージキュー工程において記憶されたメッセージを取得する取得工程と、
    前記メッセージキュー工程において記憶されたメッセージが前記取得工程において取得されずに所定時間経過した場合、警告を行う監視工程と、
    を実行することを特徴とするメッセージキューイング監視方法。
  6. 前記監視工程は、前記メッセージキュー工程においてメッセージを記憶する時の時刻を前記メッセージへ記憶し、前記メッセージが前記取得工程において取得されずに前記メッセージに記憶した時刻に対して所定時間経過した場合、警告を行うことを特徴とする請求項5に記載のメッセージキューイング監視方法。
  7. 前記監視工程は、前記メッセージキュー工程においてメッセージを記憶する時に、前記メッセージを一意に識別するための識別情報を記憶し、前記メッセージキュー工程において前記記憶した識別情報に該当するメッセージが前記取得工程において取得されずに所定時間以上記憶されている場合、警告を行うことを特徴とする請求項5に記載のメッセージキューイング監視方法。
  8. 請求項6または請求項7記載のメッセージキューイング監視方法でコンピュータに実行させるためのコンピュータに読み取り可能なプログラム。
  9. 請求項8に記載のプログラムを記録したコンピュータで読取り可能な記録媒体。
JP2008310366A 2008-12-05 2008-12-05 メッセージキューイング監視装置、メッセージキューイング監視方法、プログラム、及び記録媒体 Withdrawn JP2010134724A (ja)

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