JP5957389B2 - 動力工具 - Google Patents

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Description

本発明は、被加工材に所定の加工作業を行う動力工具に関する。
特開2011−161602号公報には、2つのバッテリパックを装着可能な電動工具が開示されている。当該電動工具は、2つのバッテリパックを装着するためのバッテリ装着部は、バッテリの装着方向に対して直交する方向に並んで配置されている。
特開2011−161602号公報
しかしながら、特開2011−161602号公報に記載された電動工具は、2つのバッテリ装着部をバッテリの装着方向に対して直交する方向に並べて配置しているため、当該直交する方向に関して、電動工具の大きさが大きくなる。すなわち、バッテリ装着部に関してさらなる改良の余地がある。そこで、本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、2つのバッテリを装着可能な動力工具において、バッテリ装着部に関する改良技術を提供することを目的とする。
上記課題を達成するため、本発明に係る動力工具の好ましい形態によれば、着脱可能に取り付けられた先端工具を当該先端工具の駆動軸に対して駆動させる動力工具が構成される。当該動力工具は、先端工具を駆動するためのモータと、モータを収容する工具本体と、モータに電流を供給するためのバッテリが着脱可能に装着されるバッテリ装着部と、を有する。バッテリ装着部は2つ形成されており、バッテリ装着部に装着されたバッテリからモータに対して電流を供給可能に構成されている。2つのバッテリ装着部は、所定方向に延在する直線上に並んで設けられている。また、バッテリ装着部はバッテリ係合部を有し、バッテリがバッテリ係合部に係合することによって当該バッテリを保持するように構成されている。そして、2つのバッテリ装着部のうちの一方のバッテリ装着部には、他方のバッテリ装着部に近づく方向に、バッテリがバッテリ係合部に対して摺動することで装着されるように構成されている。一方、2つのバッテリ装着部のうちの他方のバッテリ装着部には、一方のバッテリ装着部に近づく方向に、バッテリがバッテリ係合部に対して摺動することで装着されるように構成されている。換言すると、一方のバッテリ装着部と他方のバッテリ装着部には、互いに近接する方向にバッテリが摺動されてそれぞれのバッテリが装着される。
本発明によれば、2つのバッテリ装着部には、互いに近接する方向にバッテリが摺動されて装着されるため、2つのバッテリを互いに異なる方向から装着することができる。とりわけ、2つのバッテリを同時にバッテリ装着部に装着する場合には、一方のバッテリを装着するための力と他方のバッテリを装着するための力を相殺することができる。
本発明に係る動力工具の更なる形態によれば、所定方向は、駆動軸と平行な方向として規定されている。すなわち、2つのバッテリ装着部は、先端工具の駆動軸が延在する駆動軸延在方向に並んで設けられている。
本形態によれば、バッテリ装着部が駆動軸延在方向に並んでおり、バッテリが当該駆動軸延在方向に摺動してバッテリ装着部に装着されるため、装着された2つのバッテリが駆動軸延在方向に並んで配置される。したがって、駆動軸延在方向に交差する方向における動力工具の大きさを小さくすることができる。
本発明に係る動力工具の更なる形態によれば、工具本体に連接するハンドルを有している。そして、ハンドルは、駆動軸に交差するハンドル延在方向に延在するように設けられており、ハンドル延在方向に関する少なくとも一方の端部側が工具本体に連接するように構成されている。そして、2つのバッテリ装着部は、ハンドル延在方向に関するハンドルの他方の端部側に設けられている。
本形態によれば、バッテリ装着部をハンドル延在方向に関するハンドルの端部に設けることができる。これにより、ハンドルの一方の端部には工具本体が連接し、ハンドルの他方の端部にはバッテリが装着されるため、作業者がハンドルを把持したときの、動力工具のバランスをとることができる。
本発明に係る動力工具の更なる形態によれば、工具本体に連接するハンドルを有している。そして、ハンドルは、駆動軸に交差するハンドル延在方向に延在するように設けられており、ハンドル延在方向に関する少なくとも一方の端部側が工具本体に連接するように構成されている。そして、2つのバッテリ装着部は、工具本体の、ハンドル延在方向に関する一方の端部側に設けられている。
本形態によれば、バッテリ装着部を工具本体のハンドル延在方向に関するハンドルの一方の端部側に設けることができる。これにより、ハンドル延在方向に関する、工具本体のハンドルとは反対側のスペースを有効に利用することができる。
本発明に係る動力工具の更なる形態によれば、モータは、当該モータの回転軸と先端工具の駆動軸が交差するように設けられている。すなわち、モータの回転軸と先端工具の駆動軸が交差する形態の動力工具が構成される。
本発明に係る動力工具の更なる形態によれば、モータは、当該モータの回転軸と先端工具の駆動軸が平行に設けられている。すなわち、モータの回転軸と先端工具の駆動軸が平行である形態の動力工具が構成される。
本発明に係る動力工具の更なる形態によれば、モータは、当該モータの回転軸と先端工具の駆動軸が平行に設けられている。さらに、ハンドルは、作業者に把持されるグリップ部を有し、グリップ部は駆動軸上に設けられている。
本形態によれば、被加工材に対して加工を行う際に、作業者が駆動軸上に設けられたグリップ部に力を付与することができる。これにより、加工作業の際にグリップ部に付与された作業者の力が被加工材まで合理的に伝達される。
本発明に係る動力工具の更なる形態によれば、モータは、当該モータの回転軸と先端工具の駆動軸が平行に設けられている。さらに、ハンドルは、一端側が工具本体に連接するグリップ部と、当該グリップ部の他端側と工具本体を連結する補強部材を有する。
本形態によれば、補強部材によってグリップ部を補強することができる。したがって、加工作業の際にグリップ部に付与された作業者の力が被加工材まで合理的に伝達される。
本発明によれば、2つのバッテリを装着可能な動力工具において、バッテリ装着部に関する改良技術を提供することができる。
第1実施形態に係るハンマドリルの全体構成を示す模式図である。 図1のハンマドリルにバッテリパックが装着された状態を示す模式図である。 バッテリパックを示す斜視図である。 バッテリパックを示す平面図である。 図3のC矢視図である。 図3のD矢視図である。 第2実施形態に係るハンマドリルの全体構成及び当該ハンマドリルにバッテリパックが装着された状態を示す模式図である。 第3実施形態に係るハンマドリルの全体構成及び当該ハンマドリルにバッテリパックが装着された状態を示す模式図である。 第4実施形態に係るハンマドリルの全体構成及び当該ハンマドリルにバッテリパックが装着された状態を示す模式図である。 第5実施形態に係るハンマドリルの全体構成及び当該ハンマドリルにバッテリパックが装着された状態を示す模式図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態につき、図1〜図6を参照しつつ詳細に説明する。本発明の実施形態は、動力工具の一例としてバッテリ式ハンマドリルを用いて説明する。図1に示すように、ハンマドリル100は、ハンマビット119を長軸方向に直線動作及び長軸方向回りに回転動作させて、被加工材に対して穴明けやハツリ等の加工を行う打撃工具である。このハンマビット119が、本発明における「先端工具」に対応する実施構成例である。
ハンマドリル100は、概括的に見て、ハンマドリル100の外郭を形成する本体部101を主体として構成される。本体部101の先端領域には、ハンマビット119が筒状のツールホルダ159を介して着脱自在に取付けられる。ハンマビット119は、その長軸方向への相対的な往復動が可能に、かつその周方向への相対的な回動が規制された状態でツールホルダ159に保持される。
本体部101は、モータハウジング103およびギアハウジング105を主体として構成されている。モータハウジング103は、電動モータ110を収容している。ギアハウジング105は、運動変換機構120、打撃要素140及び動力伝達機構150を収容している。ハンマビット119の長軸方向に関して本体部101のハンマビット119と反対側には、作業者が握るハンドグリップ109が連接されている。なお、本実施形態では、便宜上、ハンマビット119の長軸方向、すなわち本体部101の長軸方向に関して、ハンマビット119側を、「前側」ないし「前方側」として規定し、ハンドグリップ109側を、「後側」ないし「後方側」として規定する。また、図1の上方を、「上側」ないし「上方側」と規定し、図1の下方を、「下側」ないし「下方側」と規定する。
すなわち、本体部101は、ハンマビット119の長軸方向に関して、前方にギアハウジング105が配置され、後方にモータハウジング103が配置されている。さらに、モータハウジング103の後方にハンドグリップ109が配置されている。この本体部101が、本発明における「工具本体」に対応する実施構成例である。また、ハンドグリップ109が、本発明における「ハンドル」に対応する実施構成例である。
電動モータ110は、回転軸がハンマビット119の長軸方向と平行になるように配置されている。この電動モータ110が、本発明における「モータ」に対応する実施構成例である。
電動モータ110の回転出力は、運動変換機構120によって直線動作に適宜変換された上で打撃要素140に伝達され、当該打撃要素140を介してハンマビット119に対して、当該ハンマビット119の長軸方向(図1の左右方向)への衝撃力を発生させる。また、電動モータ110の回転出力は、動力伝達機構150によって適宜減速された上でハンマビット119に伝達され、当該ハンマビット119が周方向に回転動作される。すなわち、ハンマビット119の長軸方向に一致する当該ハンマビット119の駆動軸が構成されている。したがって、ハンマビット119の長軸方向が、駆動軸が延在する駆動軸延在方向として規定される。なお、電動モータ110は、ハンドグリップ109に配置されたトリガの引き操作によって通電駆動される。運動変換機構120、打撃要素140および動力伝達機構150の詳細な構成については、便宜上説明を省略する。
ハンドグリップ109は、グリップ部109Aとサポート部材107を主体として構成されている。グリップ部109Aは、ハンマビット119の長軸方向に交差する図1の上下方向(ハンドル延在方向とも称す)に延在するように配置されている。グリップ部109Aの上端はモータハウジング103に連接し、グリップ部109Aの下端はサポート部材107に連接している。また、サポート部材107の上端は、モータハウジング103に連接している。これにより、ハンドグリップ109において、サポート部107がグリップ部109Aを補強している。このサポート部材107が、本発明における「補強部材」に対応する実施構成例である。
ハンドグリップ109の下端部には、バッテリを装着するための装着部160が形成されている。装着部160には、2つのバッテリ装着部160A,160Bにより構成されている。2個のバッテリ装着部160A,160Bのそれぞれに、電動モータ110に駆動用の電流を供給するためのバッテリパック170A,170Bが着脱自在に装着されるように構成されている。このバッテリ装着部160A,160Bが、本発明における「バッテリ装着部」に対応する実施構成例である。また、バッテリパック170A,170Bが、本発明における「バッテリ」に対応する実施構成例である。
図1に示すように、バッテリ装着部160A,160Bには、それぞれバッテリ170A,170Bと係合可能なガイドレール161と、バッテリパック170A,170Bのフック175が係止可能な凹状の係止部(図示省略)と、バッテリパック170A,170Bのターミナル179が電気的に接続されるターミナル(図示省略)が設けられている。当該ガイドレール161は、ハンマビット119の駆動軸に平行な方向に延在している。すなわち、バッテリ装着部160Aのガイドレール161とバッテリ装着部160Bのガイドレール161は、ハンマビット119の駆動軸に平行な同一直線上に延在するように設けられている。これにより、バッテリパック170Aは、図2における矢印1Aの方向に摺動してバッテリ装着部160Aに装着されるように構成され、バッテリパック170Bは、図2における矢印1Bの方向に摺動してバッテリ装着部160Bに装着されるように構成されている。すなわち、バッテリパック170A,170Bの装着方向である矢印1Aおよび矢印1Bの方向は、ハンマビット119の駆動軸が延在する駆動軸延在方向に平行な方向である。このガイドレール161が、本発明における「バッテリ係合部」に対応する実施構成例である。
図3〜図6は、バッテリパック170A,170Bの詳細を示している。図3に示すように、バッテリパック170A,170Bは、概略的には略直方形のバッテリケース171と、バッテリケース171内に収容される複数の電池セル(便宜上図示を省略する)とを主体として構成される。バッテリパック170A,170Bは、各バッテリ装着部160A,160Bの下面に沿ってスライドすることによってバッテリ装着部160A,160Bに着脱自在に装着される。このバッテリパック170A,170Bは同じ形状であり、いずれのバッテリ装着部160A,160Bにも装着可能である。
図3に示すように、バッテリケース171の上面側には、バッテリ170A,170Bの長手方向に沿って直線状に延びる一対の装着ガイド173が設けられている。この装着ガイド173は、バッテリ装着部160A,160Bのガイドレール161と係合するように構成されている。
また、図3〜図6に示すように、バッテリケース171の上面中央部には、バッテリ170A,170Bをバッテリ装着部160A,160Bに対してロックするためのフック175とロックを解除するための押しボタン177が設けられている。フック175は、バッテリケース171の上面から突出するようにバネ(便宜上図示を省略する)によって付勢されている。また、押しボタン177は、バッテリケース171の装着方向後側に配置されており、押しボタン177が押されたときに、フック175がバッテリケース171の上面から引っ込む方向へ移動するように、フック175と機械的に連結されている。
図2に示すように、バッテリ170A,170Bがバッテリ装着部160A,160Bに装着されると、フック175がバッテリ装着部160A,160Bの係止部と係合して、バッテリ170A,170Bがバッテリ装着部160A,160Bに対して固定される。このとき、バッテリ170A,170Bのターミナル179がバッテリ装着部160A,160Bのターミナルと電気的に接続され、ハンマドリル100に対して電流の供給が可能となる。バッテリ装着部160A,160Bに装着されたバッテリパック170A,170Bは、それぞれのバッテリパック170A,170Bの挿入方向における前端面が互いに対向するように配置される。
第1実施形態によれば、それぞれのバッテリ装着部160A,160Bにバッテリパック170A,170Bが着脱可能に装着されるため、ハンマドリル100が、例えば36V仕様の場合であれば、18Vのバッテリパック170A,170Bがそれぞれ装着されて、電気的に直列に接続される。18Vのバッテリパックは、36Vのバッテリパックに比べて軽いため、作業者は、バッテリパック170A,170Bの着脱作業を簡単に行うことが可能となる。なお、ハンマドリル100が、例えば18V仕様の場合であれば、2つのバッテリパック170A、170Bは電気的に並列に接続されるように構成されていてもよい。さらに、ハンマドリル100が36Vと18Vのどちらの電圧でも駆動可能である場合には、バッテリパック170A,170Bの接続態様を直列と並列との間で切り替えるように構成されていてもよい。この場合には、作業者によってバッテリパック170A,170Bの接続態様を切り替え可能な切替スイッチを設けることが好ましい。
また、第1実施形態によれば、バッテリパック170Aは、バッテリ装着部160Bに近づく方向(図2の1A方向)に向かって移動することで、バッテリ装着部160Aに装着される。一方、バッテリパック170Bは、バッテリ装着部160Aに近づく方向(図2の1B方向)に向かって移動することで、バッテリ装着部160Bに装着される。したがって、2つのバッテリパック170A,170Bを互いに異なる方向から装着することができる。とりわけ、2つのバッテリパック170A,170Bを同時にバッテリ装着部160A、160Bに装着する場合には、バッテリパック170Aを装着するための力とバッテリパック160Bを装着するための力を相殺することができる。
また、一般にバッテリパック170A,170Bは、一方に長い略直方形に形成される。第1実施形態によれば、ハンマビット119の長軸方向にバッテリ装着部160A,160Bが並んで配置されており、バッテリパック170A,170Bは、ハンマビット119の長軸方向に摺動することで、バッテリパック170A,170Bの長手方向がハンマビット119の長軸方向に一致してバッテリ装着部160A,160Bにそれぞれ装着される。したがって、2つのバッテリパックを装着可能なハンマドリル100において、当該ハンマドリル100の左右方向(ハンマビット119の長軸方向に交差する方向)の長さを短くすることができる。
また、第1実施形態によれば、バッテリパック170A,170Bの装着ガイド173をバッテリ装着部160A,160Bのガイドレール161に沿って摺動させることで、バッテリパック170A,170Bをバッテリ装着部160A,160Bに装着する装着作業を容易に行うことができる。
また、第1実施形態によれば、ハンドグリップ109の上端部はモータハウジング103に連接されており、ハンドグリップ109の下端部にはバッテリ装着部160A,160Bが設けられているため、作業者がサイドハンドル109を把持したときの、ハンマドリル100のバランスをとることができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態につき、図7を参照しつつ説明する。第2実施形態におけるハンマドリル100は、第1実施形態のハンマドリル100とは、バッテリ装着部160A,160Bの配置場所が異なる。バッテリ装着部160A,160B以外の構成については、第1実施形態のハンマドリル100と同様の構成であり、同じ符号を付して説明を省略する。
第2実施形態においては、図7に示すように、ハンドグリップ109が延在する方向における本体部101の上部(図7の上方)にバッテリ装着部160A,160Bが配置されている。バッテリパック170Aは、図7における矢印2Aの方向に摺動してバッテリ装着部160Aに装着されるように構成されている。一方、バッテリパック170Bは、図7における矢印2Bの方向に摺動してバッテリ装着部160Bに装着されるように構成されている。矢印2Aおよび矢印2Bの方向は、ハンマビット119の駆動軸が延在する駆動軸延在方向に平行な方向である。
第2実施形態によれば、バッテリ装着部160A,160Bをハンドグリップ109が延在する方向に関してハンドグリップ109が本体部101に連接する側に設けることができる。これにより、本体部101上部のスペースを有効に利用することができる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態につき、図8を参照しつつ説明する。第3実施形態におけるハンマドリル100は、第1実施形態のハンマドリル100に対してサポート部材107が設けられていない構成である。サポート部材107以外の構成については、第1実施形態のハンマドリル100と同様の構成であり、同じ符号を付して説明を省略する。
第3実施形態においては、図8に示すように、バッテリパック170Aは、矢印3Aの方向に摺動してバッテリ装着部160Aに装着されるように構成されている。一方、バッテリパック170Bは、矢印3Bの方向に摺動してバッテリ装着部160Bに装着されるように構成されている。矢印3Aおよび矢印3Bの方向は、ハンマビット119の駆動軸が延在する駆動軸延在方向に平行な方向である。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態につき、図9を参照しつつ説明する。第4実施形態におけるハンマドリル100は、第1実施形態のハンマドリル100とは、ハンドグリップ109の本体部101に対する連接場所が異なる。ハンドグリップ109の連接場所以外の構成については、第1実施形態のハンマドリル100と同様の構成であり、同じ符号を付して説明を省略する。
第4実施形態においては、図9に示すように、バッテリパック170Aは、矢印4Aの方向に摺動してバッテリ装着部160Aに装着されるように構成されている。一方、バッテリパック170Bは、矢印4Bの方向に摺動してバッテリ装着部160Bに装着されるように構成されている。矢印4Aおよび矢印4Bの方向は、ハンマビット119の駆動軸が延在する駆動軸延在方向に平行な方向である。
ハンドグリップ109のグリップ部109Aは、モータハウジング103の後方(図9の右端)において、モータハウジング103の上部側に連接している。さらに、グリップ部109Aは、ハンマビット119の長軸方向に交差する図9の上下方向(ハンドル延在方向とも称す)に延在するように配置されている。これにより、グリップ部109Aがハンマビット119の駆動軸線上に配置される。したがって、被加工材に対して加工を行う際に、作業者が駆動軸上に設けられたグリップ部に力を付与することができる。その結果、加工作業の際にグリップ部109Aに付与された作業者の力が被加工材まで合理的に伝達される。このグリップ部109Aが、本発明における「グリップ部」に対応する実施構成例である。
(第5実施形態)
次に、第5実施形態につき、図10を参照しつつ説明する。第5実施形態におけるハンマドリル100は、第1実施形態のハンマドリル100とは、モータハウジング103の形状および電動モータ110の配置方向が異なる。モータハウジング103の形状および電動モータ110の配置方向以外の構成については、第1実施形態のハンマドリル100と同様の構成であり、同じ符号を付して説明を省略する。
図10に示すように、電動モータ110の回転軸とハンマビット119の駆動軸が交差するように電動モータ110が配置されている。したがって、モータハウジング103は、ギアハウジング105から図10の下方に延在するように構成されている。このように、電動モータ110の回転軸とハンマビット119の駆動軸が交差するハンマドリル100においても、2つのバッテリ装着部160A,160Bを設けることができる。これにより、ハンマドリル100に2つのバッテリ170A,170Bを装着することができる。なお、図10においては、電動モータ110の回転軸とハンマビット119の駆動軸が直交するように電動モータ110が配置されているが、電動モータ110の回転軸とハンマビット119の駆動軸に対して傾斜状に交差するように電動モータ110が配置されていてもよい。
第5実施形態においては、図10に示すように、バッテリパック170Aは、矢印5Aの方向に摺動してバッテリ装着部160Aに装着されるように構成されている。一方、バッテリパック170Bは、矢印5Bの方向に摺動してバッテリ装着部160Bに装着されるように構成されている。矢印5Aおよび矢印5Bの方向は、ハンマビット119の駆動軸が延在する駆動軸延在方向に平行な方向である。
なお、以上の第2実施形態から第5実施形態においても、第1実施形態と同様の効果を奏する。
以上においては、バッテリ装着部160A,160Bは、ハンマビット119の長軸方向に並んで配置されていたが、これには限られない。例えば、バッテリ装着部は、ハンマビット119の長軸方向(先端工具の駆動軸が延在する方向)に交差する方向に並んで配置されていてもよい。このような構成は、バッテリ装着部のガイドレールに対してバッテリパックをその短手方向に摺動させて装着させる構成において有用である。
また、以上においては、2つのバッテリ装着部160A,160Bが設けられていたが、バッテリ装着部の数は3つ以上であってもよい。この場合には、3つ以上のバッテリ装着部のうち2つのバッテリ装着部が同一直線上に並んで設けられていればよい。
また、以上においては、動力工具の一例として、ハンマビット119が打撃動作と回転動作を行うハンマドリル100として説明したが、これには限られない。例えば、打撃工具としてハンマビット119が打撃動作のみを行うハンマに本発明を適用することも可能である。また、ハンマビット119が回転動作のみを行うドリルに本発明を適用することも可能である。その他にも、電動ドライバ、電動レンチ、電動グラインダ、電動レシプロソー、電動ジグソーに本発明を適用することも可能である。
上記発明の趣旨に鑑み、本発明に係る動力工具は、下記の態様が構成可能である。
(態様)
「着脱可能に取り付けられた先端工具を当該先端工具の駆動軸に対して駆動させる動力工具であって、
前記先端工具を駆動するためのモータと、
前記モータを収容する工具本体と、
前記モータに電流を供給するためのバッテリが着脱可能に装着されるバッテリ装着部とを有し、前記バッテリ装着部は2つ形成されており、前記バッテリ装着部に装着された前記バッテリから前記モータに対して電流を供給可能に構成されており、
2つの前記バッテリ装着部は、所定方向に延在する直線上に並んで設けられており、
前記バッテリ装着部はバッテリ係合部を有し、前記バッテリが前記バッテリ係合部に係合することによって前記バッテリを保持するように構成されており、
2つの前記バッテリ装着部のうちの一方の前記バッテリ装着部には、他方の前記バッテリ装着部に近づく方向に、前記バッテリが前記バッテリ係合部に対して摺動することで装着されるように構成されており、
2つの前記バッテリ装着部のうちの他方の前記バッテリ装着部には、一方の前記バッテリ装着部に近づく方向に、前記バッテリが前記バッテリ係合部に対して摺動することで装着されるように構成されており、これにより一方の前記バッテリ装着部に装着された前記バッテリの挿入方向における前側の面と他方の前記バッテリ装着部に装着された前記バッテリの挿入方向における前側の面が互いに対向して配置されるように構成されていることを特徴とする動力工具。」
(本実施形態の各構成要素と本発明の各構成要素の対応関係)
本実施形態の各構成要素と本発明の各構成要素の対応関係を以下の通り示す。なお、本実施形態は、本発明を実施するための形態の一例を示すものであり、本発明は、本実施形態の構成に限定されるものではない。
本体部101が、本発明の「工具本体」に対応する構成の一例である。
ハンマビット119が、本発明の「工具ビット」に対応する構成の一例である。
電動モータ110が、本発明の「モータ」に対応する構成の一例である。
バッテリ装着部160A,160Bが、本発明の「バッテリ装着部」に対応する構成の一例である。
サポート部材107が、本発明の「補強部材」に対応する構成の一例である。
ハンドグリップ109が、本発明の「ハンドル」に対応する構成の一例である。
ガイドレール161が、本発明の「バッテリ係合部」に対応する構成の一例である。
100 ハンマドリル
101 本体部
103 モータハウジング
105 ギアハウジング
107 サポート部材
109 ハンドグリップ
109A グリップ部
110 電動モータ
119 ハンマビット
120 運動変換機構
140 打撃要素
150 動力伝達機構
159 ツールホルダ
160 装着部
160A バッテリ装着部
160B バッテリ装着部
161 ガイドレール
170A バッテリパック
170B バッテリパック
171 バッテリケース
173 装着ガイド
175 フック
177 押しボタン
179 ターミナル

Claims (8)

  1. 着脱可能に取り付けられた先端工具を当該先端工具の駆動軸に対して駆動させる動力工具であって、
    前記先端工具を駆動するためのモータと、
    前記モータを収容する工具本体と、
    前記モータに電流を供給するためのバッテリが着脱可能に装着されるバッテリ装着部とを有し、前記バッテリ装着部は2つ形成されており、前記バッテリ装着部に装着された前記バッテリから前記モータに対して電流を供給可能に構成されており、
    2つの前記バッテリ装着部は、所定方向に延在する直線上に並んで設けられており、
    前記バッテリ装着部はバッテリ係合部を有し、前記バッテリが前記バッテリ係合部に係合することによって前記バッテリを保持するように構成されており、
    2つの前記バッテリ装着部のうちの一方の前記バッテリ装着部には、他方の前記バッテリ装着部に近づく方向に、前記バッテリが前記バッテリ係合部に対して摺動することで装着されるように構成されており、
    2つの前記バッテリ装着部のうちの他方の前記バッテリ装着部には、一方の前記バッテリ装着部に近づく方向に、前記バッテリが前記バッテリ係合部に対して摺動することで装着されるように構成されていることを特徴とする動力工具。
  2. 請求項1に記載の動力工具であって、
    前記所定方向は、前記駆動軸と平行な方向として規定されていることを特徴とする動力工具。
  3. 請求項1または2に記載の動力工具であって、
    前記工具本体に連接するハンドルを有し、
    前記ハンドルは、前記駆動軸に交差するハンドル延在方向に延在するように設けられており、前記ハンドル延在方向に関する少なくとも一方の端部側が前記工具本体に連接するように構成されており、
    2つの前記バッテリ装着部は、前記ハンドル延在方向に関する前記ハンドルの他方の端部側に設けられていることを特徴とする動力工具。
  4. 請求項1または2に記載の動力工具であって、
    前記工具本体に連接するハンドルを有し、
    前記ハンドルは、前記駆動軸に交差するハンドル延在方向に延在するように設けられており、前記ハンドル延在方向に関する少なくとも一方の端部側が前記工具本体に連接するように構成されており、
    2つの前記バッテリ装着部は、前記工具本体の、前記ハンドル延在方向に関する前記一方の端部側に設けられていることを特徴とする動力工具。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の動力工具であって、
    前記モータは、当該モータの回転軸と前記駆動軸が交差するように設けられていることを特徴とする動力工具。
  6. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の動力工具であって、
    前記モータは、当該モータの回転軸と前記駆動軸が平行に設けられていることを特徴とする動力工具。
  7. 請求項3または4に記載の動力工具であって、
    前記モータは、当該モータの回転軸と前記駆動軸が平行に設けられており、
    前記ハンドルは、作業者に把持されるグリップ部を有し、
    前記グリップ部は、前記駆動軸上に設けられていることを特徴とする動力工具。
  8. 請求項3または4に記載の動力工具であって、
    前記モータは、当該モータの回転軸と前記駆動軸が平行に設けられており、
    前記ハンドルは、一端側が前記工具本体に連接するグリップ部と、当該グリップ部の他端側と前記工具本体を連結する補強部材を有することを特徴とする動力工具。
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