JP6211433B2 - 集塵装置 - Google Patents

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本発明は、作業工具に装着される集塵装置に関する。
米国特許出願公開第2004/0231871号明細書には、集塵装置を備えた作業工具が開示されている。この集塵装置は、モータおよびファンを有しており、作業工具から給電されてモータが駆動される。そして、モータがファンを回転させて空気流を生じさせることで、加工作業時に発生する粉塵を収集する。
米国特許出願公開第2004/0231871号明細書
上記の集塵装置においては、モータを制御するためのコントローラが、加工作業中に発熱する。そこで、本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、作業工具に装着される集塵装置のコントローラ冷却に関する改良技術を提供することを目的とする。
上記課題は、本発明によって解決される。本発明に係る集塵装置の好ましい形態によれば、被加工材に対して加工作業を行う作業工具に装着され、当該加工作業時に発生する粉塵を収集する集塵装置が構成される。この集塵装置は、集塵用モータと、集塵用モータに駆動されるファンと、集塵用モータを制御するコントローラと、粉塵を収集するための開口部を備えた集塵部と、収集された粉塵を収容する粉塵収容部と、集塵部から収集された粉塵を粉塵収容部に移送する粉塵移送部と、を有する。そして、集塵用モータに駆動されたファンの回転によって生じる空気の流れを利用して、集塵部から粉塵を収集して粉塵収容部に移送するとともに、コントローラを冷却する。なお、ファンの回転によって発生する空気の流れは、粉塵移送後の空気がさらにコントローラを冷却するように構成されていてもよく、また一方で、粉塵移送用の空気流とコントローラ冷却用の空気流が分離されて流通されるように構成されていてもよい。
本発明によれば、ファンの回転により発生する空気流によって、粉塵を収集するだけでなく、コントローラも冷却される。したがって、集塵用のファンとコントローラ冷却用のファンを個別に設ける必要がなく、集塵装置の部品点数が削減される。
また本発明に係る集塵装置の当該形態によれば、粉塵収容部に連接され、集塵用モータおよびコントローラを収容する駆動機構収容部と、粉塵収容部と駆動機構収容部の間に配置されたフィルタと、を有する。そして、粉塵を粉塵収容部に移送した後にフィルタを通過した空気が、コントローラを冷却する。
当該構成によれば、フィルタによって空気流中の粉塵が捕捉された後に、コントローラが冷却される。したがって、冷却風中の粉塵がコントローラに対して与える影響が抑制される。
また本発明に係る集塵装置の当該形態によれば、ファンの回転によって生じる空気が、フィルタ、コントローラおよびファンを順番に通過するように、コントローラがフィルタとファンの間に配置されている。このコントローラの配置は、開口部から集塵装置の内部に流入する空気が、フィルタ、コントローラ、ファンを順番に通過して集塵装置の外部に排出されるように、空気の流れに関して、コントローラがフィルタとファンの間に配置される態様、あるいは所定の軸方向に関して、物理的な位置として、コントローラがフィルタとファンの間に配置される態様を好適に包含する。
本発明に係る集塵装置の更なる形態によれば、駆動機構収容部は、フィルタからファンに向かって空気が流れる空気流通路を有している。そして、コントローラが、空気流通路の少なくとも一部を構成し、当該コントローラの表面に沿って空気が流れる。なお、コントローラは、空気流通路を構成する金属製の放熱板を有することが好ましい。
本形態によれば、コントローラが空気流通路を構成するため、コントローラが効率的に冷却される。また、コントローラは、集塵用モータの駆動を制御する機能と、空気流通路を構成する機能を有する。換言すると、コントローラは、複数の機能を有する部材として設けられ、集塵装置の部品点数が削減される。
本発明に係る集塵装置の更なる形態によれば、集塵用モータは、DCモータとして構成されている。そして、コントローラは、外部電源から供給される電気を変圧して、集塵用モータに給電する変圧器としての機能を有する。
一般的に、粉塵を収集するための空気流を発生するために必要なモータの出力トルクは、作業工具の駆動機構および先端工具を駆動するために必要なモータの出力トルクよりも小さくて済む。そのため、集塵用モータは、低電圧で駆動可能な小型モータが利用される。したがって、本形態によれば、コントローラが変圧器としての機能を有するため、小型モータを有する集塵装置が、外部電源から供給された電力によって合理的に駆動される。
本発明に係る集塵装置の更なる形態によれば、集塵装置が装着される作業工具は、外部電源から供給される電気によって駆動される。典型的には、作業工具はACモータを有しており、当該ACモータが駆動機構を駆動することで先端工具が駆動される。そして、集塵装置は、作業工具から給電されて駆動される。そして、集塵装置の集塵用モータは、DCモータとして構成されており、コントローラは、外部電源から供給される交流電流を直流電流に変換するコンバータとしての機能を有する。典型的には、作業工具は、外部電源から供給される交流電流で駆動されるACモータによって先端工具を駆動するように構成されている。したがって、作業工具から集塵装置に供給される交流電流を集塵用モータに供給する前に、コントローラが直流電流に変換する。
本形態によれば、コントローラは、作業工具を介して供給される交流電流を直流電流に変換する。したがって、作業工具が交流電流で駆動される場合であっても、当該作業工具に装着された集塵装置は、DCモータとして構成された集塵用モータを駆動することができる。
本発明に係る集塵装置の好ましい形態によれば、コントローラは、作業工具と電気的に接続されている。そして、作業工具から出力された信号に基づいて、コントローラが集塵用モータを制御する。典型的には、作業工具は、作業者に操作されて、作業工具が駆動されるON状態と作業工具の駆動が停止されるOFF状態との間で切り替えられる操作部材を有する。さらに、操作部材がON状態に切り替えられて作業工具が駆動されるときに、作業工具は、集塵装置に対して駆動信号を出力し、操作部材がOFF状態に切り替えられて作業工具の駆動が停止されるときに、作業工具は、集塵装置に対して停止信号を出力する。そして、作業工具から出力された駆動信号を受信した集塵装置のコントローラは、駆動信号を受信すると同時に、集塵用モータを駆動し、停止信号を受信したコントローラは、停止信号を受信して所定時間が経過した後に、集塵用モータの駆動を停止する。この場合、駆動信号および停止信号としては、操作部材に操作されるスイッチの切り替えによって達成される集塵装置の所定の電気系統における電流供給および電流遮断として構成される形態、あるいは、信号出力装置として設けられた作業工具用コントローラが操作部材の切り替えに基づいて所定の信号を生成する形態を好適に包含する。
本形態によれば、コントローラは、作業工具から出力される信号に基づいて集塵用モータを駆動する。そのため、集塵装置(集塵用モータ)の駆動を切り替えるための個別のスイッチが不要であり、集塵装置の部品点数が削減される。さらに、作業工具を駆動するために操作部材の操作に基づいて、集塵装置が駆動される。そのため、作業者が集塵装置に対して特別な操作を行うことなく、作業工具が加工作業を行う駆動タイミングに合わせて、集塵装置が合理的に駆動される。さらに、作業工具の駆動を停止するための操作部材の操作に基づいて、当該操作から所定時間経過した後に集塵装置の駆動が停止される。そのため、作業工具が加工作業を停止した後も集塵装置は所定時間駆動を継続する。これにより、加工作業中に収集されなかった粉塵が、加工作業後の集塵装置の駆動によって効果的に収集される。また、所定時間経過後に集塵装置は自動的に停止するため、加工作業の停止タイミングに合わせて、集塵装置が合理的に駆動される。
本発明によれば、作業工具に装着される集塵装置のコントローラ冷却に関する改良技術が提供される。
本発明の代表的な実施形態に係るハンマドリルおよび集塵装置の斜視図である。 図1のハンマドリルおよび集塵装置の側面図である。 ハンマドリルの内部機構を示す断面図である。 集塵装置の内部機構を示す断面図である。 集塵装置がハンマドリルに装着された状態を示す側面図である。 図5のハンマドリルおよび集塵装置の断面図である。 図6のVII−VII線における断面図である。 変形例に係るハンマドリルおよび集塵装置の側面図である。
本発明の代表的な実施形態につき、図1〜図7を参照して説明する。本実施形態は、集塵装置が取り外し可能に装着される作業工具の一例として電動式のハンマドリルを用いて説明する。図1および図2に示すように、ハンマドリル101は、本体部103と、ハンドル109を主体として構成されている。本体部103は、それぞれハンマドリル101の内部機構を収容したモータハウジング105とギアハウジング107を主体として構成されている。
被加工材に対して加工作業を行うハンマビット119は、図2に示すように、本体部103の先端側領域(図2の左側)において、ハンマドリル101に対して取り外し可能に取り付けられる。ハンドル109は、グリップ部109A、補強部109Bを有しており、本体部103の先端側領域とは反対側の後端側領域(図2の右側)に設けられている。したがって、ハンマドリル101において、ハンマビット119側を前側と称し、ハンドル109側を後側と称する。
[駆動機構]
図3に示すように、モータハウジング105は、ハンドル109と一体に形成されており、駆動モータ111を収容している。駆動モータ111は、回転軸線がハンマビット119の長軸方向と平行になるように配置されている。駆動モータ111の前方には、冷却ファン112が駆動モータ111の回転軸に取り付けられている。すなわち、冷却ファン112は、ハンマビット119の長軸方向に関して、駆動機構と駆動モータ111の間に設けられている。したがって、駆動モータ111の駆動によって、冷却ファン112が回転し、冷却風が発生する。この冷却ファン112は、遠心ファンとして形成されている。そのため、ギアハウジング107内部を流通した冷却風が、冷却ファン112に対応した位置であるモータハウジング105の下面に設けられた開口部105aから排出される。ハンドル109には、トリガ109aが設けられており、トリガ109aの操作によって、駆動モータ111のON/OFFが切り替えられる。
図3に示すように、ギアハウジング107は、運動変換機構113、打撃要素115及び動力伝達機構117を収容している。駆動モータ111の回転出力は、駆動モータ111の前方に配置された運動変換機構113によって直線動作に変換されて打撃要素115に伝達され、ハンマビット119の長軸方向(図3における左右方向)の衝撃力を発生させる。また、駆動モータ111の回転出力は、駆動モータ111の前方に配置された動力伝達機構117によって減速されてハンマビット119に伝達され、ハンマビット119を周方向に回転させる。なお、説明の便宜上、ハンマビット119側を前、ハンドル109側を後という。
運動変換機構113は、中間軸125と、揺動リング129と、筒状ピストン131を主体として構成されている。中間軸125は、駆動モータ111によって回転される。揺動リング129は、中間軸125の回転に伴い、回転体127を介してハンマビット119の長軸方向に搖動される。筒状ピストン131は、揺動リング129の揺動に伴い、ハンマビット119の長軸方向に直線状に往復移動される。
動力伝達機構117は、複数のギアからなるギア減速機構を主体として構成されている。このギア減速機構は、中間軸125と一体に回転する小径ギア133、小径ギア133と噛み合い係合する大径ギア135を有する。動力伝達機構117は、駆動モータ111の回転をツールホルダ137に伝達する。ツールホルダ137は、ベアリング137aによってギアハウジング107に対して回転可能に支持されている。したがって、ツールホルダ137が回転され、これにより、ツールホルダ137に保持されたハンマビット119が回転される。
打撃要素115は、ストライカ143と、インパクトボルト145を主体として構成されている。ストライカ143は、筒状ピストン131内に摺動可能に配置された打撃子として構成されている。インパクトボルト145は、ツールホルダ137内に摺動可能に配置された中間子として構成されている。ストライカ143は、筒状ピストン131の摺動に伴う空気室131aの空気バネ(圧力変動)を介して駆動され、インパクトボルト145に衝突する。これにより、ハンマビット119が打撃力を発生する。
上記のハンマドリル101においては、駆動モータ111が通電駆動されると、駆動モータ111の回転が運動変換機構113を介して直線運動に変換された後、打撃要素115を介してハンマビット119に伝達される。これにより、ハンマビット119が打撃動作する。また、駆動モータ111の回転は、動力伝達機構117を介してハンマビット119に伝達される。これにより、ハンマビット119は、長軸方向の打撃動作と周方向の回転動作を行い、被加工材にハンマドリル作業を遂行する。
なお、ハンマドリル101は、作業モードを切替えるためのモード切替スイッチ(図示省略)を備えている。そして、作業者がモード切替スイッチを操作することにより、作業モードとしてのハンマドリルモードとドリルモードが切り替えられる。ハンマドリルモードにおいては、ハンマビット119が打撃動作と回転動作を行う。ドリルモードにおいては、運動変換機構113および打撃機構115が駆動されず、動力伝達機構117のみが駆動されて、ハンマビット119が回転動作を行う。これにより、被加工材に対してドリル作業を遂行する。
[ハンドル]
図3に示すように、ハンドル109のグリップ部109Aは、モータハウジング105の後端部に連接された基端部109A1からハンマビット119の長軸方向に交差する方向に延在するように形成されている。グリップ部109Aの先端部109A2には、電源ケーブル190が設けられているとともに、補強部109Bの一端部が連結されている。この補強部109Bの他端部は、グリップ部109Aよりも前方において、モータハウジング105に連結されている。したがって、グリップ部109A、補強部109Bおよびモータハウジング105がループ状に形成され、グリップ部109A、補強部109Bおよびモータハウジング105によって囲まれた保護スペース261が形成される。したがって、補強部109Bは、片持ち梁状のグリップ部109Aを構造的に補強するとともに、グリップ部109Aを把持した作業者の手を保護する。すなわち、保護スペース261に配置された作業者の手が保護される。この補強部109Bのモータハウジング105との連結部付近には、集塵装置200と機械的および電気的に連結される雌型コネクタ154が設けられている。電源ケーブル190は、駆動モータ111および雌型コネクタ154に電気的に接続されており、当該電源ケーブル190を介して給電される。
[集塵装置取付部]
上記のハンマドリル101は、集塵装置200が着脱可能に取り付けられるように構成されている。具体的には、ハンマドリル101に形成された集塵装置取付部は、図1〜図3および図7に示すように、ガイド溝151、本体側係合部152、係合溝153および雌型コネクタ154を主体として構成されている。すなわち、集塵装置200は、ハンマドリル101の本体部103およびハンドル109に装着される。ガイド溝151は、ギアハウジング107の下方領域に形成された、左右一対の溝で構成されている。このガイド溝151は、ハンマビット119の長軸方向に平行に延在している。また、図3に示すように、本体側係合部152は、ガイド溝151よりもハンマビット119側に形成された凹部で構成されている。係合溝153および雌型コネクタ154は、ハンドル109の補強部109Bの前面(ハンマビット119側の面)に形成されている。
[集塵装置]
次に、ハンマドリル101に取り付けられる集塵装置200について説明する。この集塵装置200は、集塵アタッチメントとも称し、ハンマドリル101に装着された状態でハンマドリル101とともに持ち運び可能な可搬式集塵アタッチメントとして構成されている。したがって、ハンマドリル101は、集塵装置200が取り付けられた状態で駆動することも可能であり、一方で集塵装置200が取り外された状態で駆動することも可能である。すなわち、ハンマドリル101は、集塵装置200が取り付けられた駆動モード(集塵装置装着モードともいう)、および集塵装置200が取り付けられていない駆動モード(集塵装置非装着モードともいう)のどちらかの駆動モードが選択されて駆動される。
図4に示すように、集塵装置200は、本体部201、集塵部210、および装着機構250を主体として構成されている。本体部201は、集塵装置200の外郭を形成する本体ハウジング201Aを有している。この本体ハウジング201Aは、粉塵移送部215の一部を収容するとともに、粉塵収容部220および駆動部230を収容している。
集塵部210は、ハンマビット119が挿通される貫通孔として形成された開口部211を有している。図6に示すように、開口部211は、集塵装置200がハンマドリル101に装着された状態において、ハンマビット119を囲むように配置される。この集塵部210および開口部211が、それぞれ本発明における「集塵部」および「開口部」に対応する実施構成例である。
図4に示すように、粉塵移送部215は、第1移送部215aおよび第2移送部215bで構成されている。第1移送部215aは、中空の樹脂製部材であり、集塵部210に連接されている。したがって、第1移送部215aの内部と開口部211が互いに連通している。図6に示すように、第1移送部215aは、集塵装置200がハンマドリル101に装着された状態において、ハンマビット119の長軸方向と交差する方向に延在する。
図4に示すように、第2移送部215bは、第1移送部215aが延在する方向と交差する方向に延在する。すなわち、第2移送部215bは、ハンマビット119の長軸方向に平行に延在する。この第2移送部215bは、移送ホース216、第1延在部217および第2延在部218を主体として構成されている。第1延在部217および第2延在部218は、それぞれ中空の樹脂製部材である。なお、第2延在部218は、本体ハウジング201Aの一部として構成されている。第1延在部217は、第2移送部215aの延在方向(図4の左右方向)に関して、第2延在部218の内側を摺動可能である。すなわち、第1延在部217と第2延在部218は、互いに相対移動可能である。第1延在部217および第2延在部218の内部には、蛇腹状の移送ホース216が配置されている。したがって、第1延在部217が、第2延在部218に対して摺動する際に、移送ホース216が伸縮する。この移送ホース216の一端部は第1移送部215aに連通されており、他端部は粉塵収容部220に連通されている。すなわち、粉塵収容部220の収容部225は、第1移送部215aおよび第2移送部215b(移送ホース216)を介して、集塵部210の開口部211に連通している。この粉塵移送部215が、本発明における「粉塵移送部」に対応する実施構成例である。
図4に示すように、粉塵収容部220は、固定部221aおよび可動部221bを主体として構成されている。固定部221aは、本体ハウジング201Aの一部として形成されている。一方、可動部221bは、本体ハウジング201Aに設けられた支点222を中心に回動可能である。この可動部221bは、ラッチ223を有しており、ラッチ223が固定部221aに係合することで、可動部221bが固定部221aに対して固定される。可動部221b内には、収容部225が設けられており、移送された粉塵が収容部225に一時的に収容される。ラッチ223と固定部221aの係合を解除して可動部221bを回動させることで、収容部225にアクセス可能となり、これにより、収容部225に収容された粉塵が廃棄される。収容部225の上方(駆動部230側)に形成された貫通孔には、フィルタ226が配置されている。この収容部225およびフィルタ226が、それぞれ本発明における「粉塵収容部」および「フィルタ」に対応する実施構成例である。
図4に示すように、粉塵収容部220の上部の本体ハウジング201A内には、駆動部230が設けられている。駆動部230は、集塵モータ231、ファン232、雄型プラグ233、コントローラ234を主体として構成されている。集塵モータ231は、直流モータとして構成されており、回転軸が粉塵移送部215の第2移送部215bと概ね平行に配置されている。集塵モータ231の前方側において、集塵モータ231の回転軸には、ファン232が取り付けられている。この駆動部230は、フィルタ226を介して収容部225と連通している。この集塵モータ231、ファン232およびコントローラ234が、それぞれ本発明における「集塵用モータ」、「ファン」および「コントローラ」に対応する実施構成例である。また、本体ハウジング201Aが、本発明における「駆動機構収容部」に対応する実施構成例である。
集塵モータ231の粉塵収容部220とは反対側の上方には、本体ハウジング201から後方に向かって突出する雄型プラグ233が配置されている。雄型プラグ233は、プラグ保持部233aに保持された4本のプラグで構成されている。プラグ保持部233aの雄型プラグ233とは反対側の前方側は、コイルスプリング233bに連結されている。また、コイルスプリング233bは、さらに本体ハウジング201に連結されている。これにより、プラグ保持部233aおよび雄型プラグ233は、コイルスプリング233bを介して、前後方向(ハンマビット119の長軸方向)に移動可能である。この雄型プラグ233は、コントローラ234に電気的に接続されている。コントローラ234は、図7に示すように、駆動モータ231の側方に配置されており、集塵モータ231の駆動を制御する。集塵モータ231は、本体ハウジング201に形成された複数のリブによって保持されており、リブとコントローラ234によって囲まれた空間が、空気流通路Sとして規定されている。この空気流通路Sが、本発明における「空気流通路」に対応する実施構成例である。
[装着機構]
図4および図7に示すように、集塵装置200は、ハンマドリル101に取り付けるための装着機構250を備えている。装着機構250は、本体ハウジング201の上面に当該本体ハウジング201と一体に形成されたガイドレール251と、プラグ保持部233aと一体に形成された係合凸部252と、本体ハウジング201上に設けられたラッチ253を主体として構成されている。
図7に示すように、ガイドレール251は、互いに対向する一対の凸部で形成されている。図4に示すように、係合凸部252は、雄型プラグ233と平行に集塵装置200の後方に突出するように形成されている。なお、ラッチ253は、本体ハウジング201に対して当該ラッチ253の前端を支点として回動可能であり、ラッチ253の後端は本体ハウジング201からバネ要素(図示省略)によって上方(図4の上方)に向かって本体ハウジング201から離れる方向に付勢されている。
[ハンマドリルに対する集塵装置の取付]
次に、ハンマドリル101に対する集塵装置200の取付について説明する。集塵装置200は、ハンマドリル101に対して、図2に示す位置から、ハンマビット119の長軸方向に移動されて、図5に示すように取り付けられる。具体的には、ハンマドリル101のギアハウジング107に設けられたガイド溝151と集塵装置200のガイドレール251が係合して、集塵装置200がハンマビット119からハンドル109に向かってハンマドリル101の前方から後方に摺動される。その後、図6に示すように、ハンマドリル101の本体側係合部152と集塵装置200のラッチ253が係合し、ハンマドリル101の係合溝153と集塵装置200の係合凸部252が係合する。すなわち、集塵装置200は、ハンマドリル101のギアハウジング107とハンドル109に係合する。これにより、集塵装置200がハンマドリル101に対して固定される。集塵装置200がハンマドリル101に取り付けられると同時に、ハンマドリル101の雌型コネクタ154と集塵装置200の雄型プラグ233が機械的に連結され、これによりハンマドリル101と集塵装置200が電気的に接続される。
以上の通り、集塵装置200は、ハンマドリル101のギアハウジング107およびハンドル109と係合することで、ハンマドリル101に装着される。この集塵装置200の本体ハウジング201の上面には、図2に示すように、段付き部201aが形成されている。この段付き部201aによって、図5に示すように、集塵装置200がハンマドリル101に装着された状態において、ハンマドリル101のモータハウジング105と集塵装置200の本体ハウジング201の間には、放熱スペース260が形成される。モータハウジング105の開口部105aは、放熱スペース260に対応する領域に形成されており、冷却ファン112によって発生された冷却風は、モータハウジング105内で駆動モータ111を冷却した後、開口部105aから放熱スペース260に排出される。したがって、ハンマドリル101に設けられた冷却風の排出口を塞ぐことなく、集塵装置200がハンマドリル101に取り付けられる。
集塵装置200がハンマドリル101に取り付けられると、集塵装置200のコントローラ234には、電気的に接続された雄型プラグ233および雌型コネクタ154を介して、ハンマドリル101の電源ケーブル190から給電可能となる。換言すると、ハンマドリル101のハンドル109に装着された集塵装置200は、当該ハンドル109を介して給電される。したがって、ハンドル109は、作業者に把持されるだけでなく、集塵装置200が取り付けられ、当該集塵装置200に給電するための構成要素として機能する。
[ハンマドリルおよび集塵装置の動作]
具体的には、ハンマドリル101によって所定の作業を行うために、作業者によってトリガ109aが操作されると、ハンマドリル101には、電源ケーブル190を介して外部電源から交流電流が駆動モータ111に供給されて駆動される。これにより、駆動機構としての運動変換機構113、打撃要素115、動力伝達機構117が駆動モータ111によって駆動され、ハンマビット119が駆動される。ハンマビット119を被加工材に押圧して所定の加工作業(ハンマドリル作業、ドリル作業)が行われる。この加工作業時においては、ハンマビット119を囲む集塵部210もハンマビット119とともに被加工材に当接する。そして、ハンマビット119は、被加工材内部に進入するが、集塵部210は、被加工材表面に当接したままとなる。すなわち、加工作業の進行に伴って、蛇腹状の移送ホース216が収縮し、第1延在部217が第2延在部218の内部を摺動することで、集塵部210がハンマビット119に対して相対移動する。
上記のハンマドリル101においては、駆動モータ111を駆動するためにトリガ109aが操作されると同時に、集塵装置200に対して駆動信号が出力される。例えば、トリガ109aが操作されることで、トリガスイッチ(図示省略)がONに切り替えられて、集塵装置200に対して駆動信号としての微小電流が供給される。この駆動信号は、集塵装置200に供給される集塵装置駆動用電力の配線とは別系統の配線によって、ハンマドリル101から集塵装置200に出力される。なお、どちらの配線もハンマドリル101の雌型コネクタ154と集塵装置200の雄型プラグ233によって電気的に接続される。この駆動信号に基づいて、コントローラ234は、集塵モータ231を駆動する。具体的には、コントローラ234は、駆動信号を受信すると同時に集塵モータ231を駆動し、これにより、ハンマドリル101と集塵装置200がほぼ同時に駆動される。この駆動信号が、本発明における「駆動信号」に対応する実施構成例である。また、トリガ109aが、本発明における「操作部材」に対応する実施構成例である。
集塵装置200の駆動に関して、コントローラ234は、ハンマドリル101のハンドル109を介して給電された電力を集塵モータ231に電力を供給する前に、電圧を低下させるとともに、交流電流を直流電流に変換する。すなわち、コントローラ234は、変圧器として機能するとともに、コンバータとして機能する。そして、コントローラ234は、集塵モータ231に電力を供給して、集塵モータ231の駆動を制御する。これにより、コントローラ234は、ファン232の回転を制御する。
ファン232が回転されると、図6に示すように、集塵部210の開口部211から空気が吸引される。吸引された空気は、図6の矢印で示されるように、移送ホース216、収容部225、フィルタ226、集塵モータ231を通過してファン232に到達し、集塵装置200の本体ハウジング201に形成された排気口(図示省略)から排出される。この空気の流れによって、ハンマビット119による被加工材の加工作業時に発生した粉塵が集塵部210の開口部211から吸い込まれ、収容部225に移送される。そして、吸引された空気がフィルタ226を通過する際に、粉塵がフィルタ226に捕捉され、収容部225に堆積される。
フィルタ226を通過した空気は、コントローラ243と集塵モータ231の間の空気流通路S(図7参照)を通過して、ファン232に到達する。図7に示すように、空気流通路Sは、コントローラ243の外表面を構成する壁(例えば、放熱板)、および、集塵モータ231を保持する本体ハウジング201内側のリブによって形成されている。したがって、空気流通路Sを空気が通過することで、コントローラ243および駆動モータ231が冷却される。
一方、駆動モータ111の駆動を停止するためにトリガ109aの操作が解除されると同時に、集塵装置200に対して停止信号が出力される。例えば、トリガ109aが操作されることで、トリガスイッチ(図示省略)がOFFに切り替えられて、集塵装置200に対して駆動信号としての供給された微小電流の供給が遮断されることで、停止信号が出力される。この停止信号に基づいて、コントローラ234は、集塵モータ231を停止する。具体的には、コントローラ234は、停止信号を受信して所定時間(例えば3秒)経過した後に、集塵モータ231を停止する。これにより、ハンマドリル101が駆動を停止した後も、集塵装置200の駆動は継続される。この停止信号が、本発明における「停止信号」に対応する実施構成例である。
なお、以上の実施形態においては、ハンドル109がグリップ部109Aと補強部109Bを有していたが、これには限られない。例えば、図8に示すように、ハンドル109はグリップ部109Aのみを備えていてもよい。この場合、集塵装置200は、集塵部210とは反対側の後端部にハンドル連結部255が形成されている。そして、ハンドル接続部255に設けられた雄端子(図示省略)と、グリップ部109Aの先端部の取付部109Cに設けられた雌端子(図示省略)が係合して電気的に接続される。このとき、集塵装置200とモータハウジング105(本体部103)とハンドル109によって、放熱スペース270が形成される。すなわち、集塵装置200に段付き部201a,201bが設けられているため、集塵装置200がハンマドリル101に取り付けられたときに、放熱スペース270を形成する。この放熱スペース270は、開口部105aからの冷却風が排出されるだけでなく、グリップ部109Aを把持した作業者の指が配置されるための空間として機能する。したがって、ハンマドリル101に取り付けられた集塵装置200が、ハンマドリル101の作業時に、グリップ部109Aを把持した作業者の指を保護する。
以上の実施形態によれば、集塵装置200がハンドル109に取り付けられる。したがって、ハンドル109は、作業者に把持される把持部としてだけでなく、集塵装置200が取り付けられる集塵装置取付部として利用される。
また、以上の実施形態によれば、集塵装置200は、ハンマドリル101の本体部103とハンドル109に取り付けられる。すなわち、集塵装置200は、ハンマドリル101の複数箇所で保持される。そのため、集塵装置200がハンマドリル101に対して安定的に取り付けられる。
また、以上の実施形態によれば、集塵装置200は、ハンドル109に取り付けられるとともに、ハンドル109を通じて給電される。したがって、集塵装置200に給電するための配線がハンマドリル101のハンドル109の内部に配置される。一般に、作業工具において、ハンドル109の内部には、先端工具を駆動するための駆動機構などの機械系部品が配置されない。したがって、駆動機構等の機械系要素と配線等の電気系要素が合理的に分離して配置される。
また、以上の実施形態によれば、ハンマドリル101と集塵装置200の間に放熱スペース260,270が形成されるように、集塵装置200がハンマドリル101に取り付けられる。換言すると、集塵装置200がハンマドリル101に取り付けられたときに、放熱スペース260,270が形成されるように、段付き部201a,201bが設けられている。したがって、ハンマドリル101から排出された冷却風の排出口としての開口部105aを集塵装置200が塞がない。その結果、冷却ファン112によって発生された冷却風が確実に本体部103の内部から外部に排出される。
また、以上の実施形態によれば、コントローラ243の側壁が、空気流通路Sを構成する。すなわち、コントローラ243が空気流通路Sに対して露出して配置される。そのため、ファン232の回転によって発生する空気の流れによるコントローラ243の冷却効率が高くなる。すなわち、コントローラ234が、変圧器、およびコンバータとして動作する際に発生する熱が効率よく発散される。
また、以上の実施形態によれば、ファン232の回転によって発生される空気の流れにおいて、当該空気は冷却風として、フィルタ226を通過した後に集塵モータ231およびコントローラ234を冷却する。粉塵はフィルタ226に捕捉されるため、フィルタ226を通過した後の空気は、クリーンエアとして集塵モータ231およびコントローラ234を冷却する。そのため、集塵モータ231およびコントローラ234に対する粉塵の影響が抑制される。
また、以上の実施形態によれば、ハンマドリル101の駆動が停止した後、集塵装置200は駆動を継続する。すなわち、被加工材に対する加工作業によって発生する粉塵が加工作業終了後であっても集塵装置200によって収集される。したがって、集塵装置200によって粉塵が合理的に収集される。
なお、以上の実施形態においては、集塵装置200は、ハンマドリル101のガイド溝151およびハンドル109と係合することで、ハンマドリル101に取り付けられるように構成されているが、これには限られない。例えば、集塵装置200がハンマドリル101のハンドル109にのみ取り付けられて、当該集塵装置200がハンマドリル101に対して固定状に保持されるように構成されていてもよい。
また、以上の実施形態においては、作業工具の一例として、本発明をハンマドリルに適用したが、これには限られない。例えば、電動ハンマ、電動ドリル、マルチツール、切断工具など、被加工材の加工時に粉塵が発生する作業工具に本発明を適用することができる。
上記発明の趣旨に鑑み、本発明に係る集塵装置および作業工具に関しては、下記の態様が構成可能である。なお、各態様は、単独で、あるいは互いに組み合わされて用いられるだけでなく、請求項に記載された発明と組み合わされて用いられる。
(態様1)
前記コントローラは、放熱板を有し、
前記放熱板が、前記空気流通路の少なくとも一部を構成する。
(態様2)
前記空気流通路は、当該空気流通路内を空気が流れる方向に直交する方向に関して、前記集塵用モータと前記コントローラに挟まれるように形成されている。
(態様3)
前記集塵部の前記開口部から吸引された空気が、前記空気流通路内を前記フィルタ、前記コントローラ、前記ファンを順番に通過して前記集塵装置の外部に排出される。
(態様4)
前記集塵用モータの回転軸方向に関して、前記コントローラは、前記フィルタと前記ファンの間に配置されている。
(態様5)
前記集塵装置が装着される前記作業工具は、
先端側領域に前記先端工具が取り付けられる工具本体部と、
前記工具本体部に収容された駆動機構用モータと、
前記駆動機構用モータに駆動され、前記先端工具を駆動する駆動機構と、
前記先端工具の駆動軸が延在する駆動軸延在方向に関して、前記工具本体部のうち前記先端側領域から離間した後端側領域に連接され、前記駆動軸延在方向に交差する交差方向に延在するハンドルと、を有し、
前記集塵装置は、
粉塵を収集するための開口部を備えた集塵部と、
前記集塵部に連接されるとともに、前記作業工具のうち前記ハンドルに連結されるハンドル連結部と、を有し、
前記ハンドル連結部が前記ハンドルに連結されることで、前記集塵装置が前記作業工具に装着される。
(態様6)
前記集塵装置は、前記ハンドル連結部を介して前記ハンドルから給電されて、前記集塵用モータを駆動する。
(態様7)
前記集塵装置を備えた作業工具であって、
当該作業工具は、前記先端工具を駆動するためのACモータを有し、
外部電源から供給される交流電流によって前記ACモータが駆動されるように構成されており、
前記集塵装置は、前記作業工具を介して交流電流が供給されるように構成されており、
前記集塵用モータは、DCモータとして構成されており、
前記コントローラは、前記交流電流を直流電流に変換するコンバータとしての機能を有する。
(本実施形態の各構成要素と本発明の各構成要素の対応関係)
本実施形態の各構成要素と本発明の各構成要素の対応関係を以下に示す。なお、本実施形態は、本発明を実施するための形態の一例を示すものであり、本発明は、本実施形態の構成に限定されるものではない。
ハンマドリル101が、本発明の「作業工具」に対応する構成の一例である。
トリガ109aが、本発明の「操作部材」に対応する構成の一例である。
集塵装置200が、本発明の「集塵装置」に対応する構成の一例である。
本体部201が、本発明の「駆動機構収容部」に対応する構成の一例である。
本体ハウジング201Aが、本発明の「本体部」に対応する構成の一例である。
集塵部210が、本発明の「集塵部」に対応する構成の一例である。
開口部211が、本発明の「開口部」に対応する構成の一例である。
粉塵移送部215が、本発明の「粉塵移送部」に対応する構成の一例である。
収容部225が、本発明の「粉塵収容部」に対応する構成の一例である。
フィルタ226が、本発明の「フィルタ」に対応する構成の一例である。
集塵モータ231が、本発明の「集塵用モータ」に対応する構成の一例である。
ファン232が、本発明の「ファン」に対応する構成の一例である。
コントローラ234が、本発明の「コントローラ」に対応する構成の一例である。
空気流通路Sが、本発明の「空気流通路」に対応する構成の一例である。
101 ハンマドリル
103 本体部
105 モータハウジング
105a 開口部
106 摺動ガイド
107 ギアハウジング
107a ベアリング保持部
107b 開口部
108 蛇腹部材
109 ハンドル
109A グリップ部
109B 補強部
109C 取付部
109a トリガ
109b 係合凸部
109c トリガスイッチ
110 モード切替スイッチ
111 駆動モータ
111a 整流子
112 冷却ファン
113 運動変換機構
115 打撃要素
117 動力伝達機構
119 ハンマビット
125 中間軸
127 回転体
129 揺動リング
131 筒状ピストン
131a 空気室
133 小径ギア
135 大径ギア
137 ツールホルダ
137a ベアリング
143 ストライカ
145 インパクトボルト
151 ガイド溝
152 本体側係合部
153 係合溝
154 雌型コネクタ
190 電源ケーブル
200 集塵装置
201 本体ハウジング
201a 段付き部
201b 段付き部
210 集塵部
211 開口部
215 粉塵移送部
215a 第1移送部
215b 第2移送部
216 移送ホース
217 第1延在部
218 第2延在部
220 粉塵収容部
221a 固定部
221b 可動部
222 支点
223 ラッチ
225 収容部
226 フィルタ
230 駆動部
231 集塵モータ
232 ファン
233 雄型プラグ
233a プラグ保持部
233b コイルスプリング
234 コントローラ
250 装着機構
251 ガイドレール
252 係合凸部
253 ラッチ
255 ハンドル接続部
260 放熱スペース
261 保護スペース
270 放熱スペース

Claims (6)

  1. 被加工材に対して加工作業を行う作業工具に装着され、当該加工作業によって発生する粉塵を収集する集塵装置であって、
    集塵用モータと、
    前記集塵用モータに駆動されるファンと、
    前記集塵用モータを制御するコントローラと、
    粉塵を収集するための開口部を備えた集塵部と、
    収集された粉塵を収容する粉塵収容部と、
    前記集塵部から収集された粉塵を前記粉塵収容部に移送する粉塵移送部と、を有し、
    前記集塵用モータに駆動された前記ファンの回転によって生じる空気の流れを利用して、前記集塵部から粉塵を収集して前記粉塵収容部に移送するとともに、前記コントローラを冷却するように構成されており、
    さらに、
    前記粉塵収容部に連接され、前記集塵用モータおよび前記コントローラを収容する駆動機構収容部と、
    前記粉塵収容部と前記駆動機構収容部の間に配置されたフィルタと、を有し、
    粉塵を前記粉塵収容部に移送した後に前記フィルタを通過した空気が、前記コントローラを冷却するように構成されており、
    前記コントローラは、前記フィルタと前記ファンの間に配置されていることを特徴とする集塵装置。
  2. 請求項1に記載の集塵装置であって、
    前記駆動機構収容部は、前記フィルタから前記ファンに向かって空気が流れる空気流通路を有しており、
    前記コントローラが、前記空気流通路の少なくとも一部を構成し、当該コントローラの表面に沿って空気が流れることを特徴とする集塵装置。
  3. 請求項1または2に記載の集塵装置であって、
    前記集塵用モータは、DCモータとして構成されており、
    前記コントローラは、外部電源から供給される電気を変圧して、前記集塵用モータに給電する変圧器としての機能を有することを特徴とする集塵装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の集塵装置であって、
    当該集塵装置が装着される前記作業工具は、外部電源から供給される電気によって駆動され、
    当該集塵装置は、前記作業工具から給電されて駆動されるように構成されており、
    前記集塵用モータは、DCモータとして構成されており、
    前記コントローラは、前記外部電源から供給される交流電流を直流電流に変換するコンバータとしての機能を有することを特徴とする集塵装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の集塵装置であって、
    前記コントローラは、前記作業工具と電気的に接続されており、前記作業工具から出力された信号に基づいて、前記集塵用モータを制御するように構成されていることを特徴とする集塵装置。
  6. 請求項5に記載の集塵装置であって、
    当該集塵装置が装着される前記作業工具は、作業者に操作されて、前記作業工具が駆動されるON状態と前記作業工具の駆動が停止されるOFF状態との間で切り替えられる操作部材を有し、
    前記操作部材が前記ON状態に切り替えられて前記作業工具が駆動されるときに、前記作業工具は、前記集塵装置に対して駆動信号を出力し、
    前記操作部材が前記OFF状態に切り替えられて前記作業工具の駆動が停止されるときに、前記作業工具は、前記集塵装置に対して停止信号を出力し、
    前記駆動信号を受信した前記コントローラは、前記駆動信号を受信すると同時に、前記集塵用モータを駆動し、
    前記停止信号を受信した前記コントローラは、前記停止信号を受信して所定時間が経過した後に、前記集塵用モータの駆動を停止することを特徴とする集塵装置。
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