JP6258063B2 - 集塵装置 - Google Patents

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本発明は、作業工具に装着される集塵装置に関する。
欧州特許出願公開第1872899号明細書には、集塵装置を備えた作業工具が開示されている。作業工具は、工具本体の先端領域に取り付けられる先端工具と、工具本体の後端領域に連接されたハンドルを有している。そして、集塵装置は、作業工具のうち先端工具とハンドルのほぼ中間領域の工具本体に装着される。
欧州特許出願公開第1872899号明細書
上記の作業工具のように集塵装置がハンドルから離れた先端工具側に装着されると、集塵装置が装着されていない作業工具の重心位置に比べて、集塵装置を含めた作業工具の重心位置が先端工具側に移動する。ハンドルを把持して作業工具を保持する作業者にとって、集塵装置が作業工具に装着されることで、作業工具の重心位置がハンドルから離れると、作業工具を保持する作業者の手に対する負荷が増大する可能性がある。そこで、本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、集塵装置が装着された作業工具を用いた加工作業における作業性を改善するための、作業工具に対する集塵装置の装着性に関する改良技術を提供することを目的とする。
上記課題は、本発明によって解決される。本発明に係る集塵装置の好ましい形態によれば、被加工材に対して加工作業を行う作業工具に装着され、当該加工作業時に発生する粉塵を収集する集塵装置が構成される。この集塵装置が装着される作業工具は、先端側領域に先端工具が取り付けられる工具本体部と、工具本体部のうち先端側領域から離間した後端側領域に連接されたハンドルと、を有する。作業工具は、先端側領域と後端側領域とを連続する方向により前後方向を定義する。工具本体部は、駆動機構用モータを収容するモータハウジングと、駆動機構用モータに駆動され先端工具を駆動する駆動機構と、駆動機構を収容する駆動機構ハウジングと、を有する。駆動機構用モータは、当該駆動機構用モータの回転軸が、先端工具の長軸方向と平行に延在するように配置される。駆動機構ハウジングは、第1連結部を有する。ハンドルは、モータハウジングの一方の領域に連接するとともに長軸方向に交差する交差方向に延在される把持部と、工具本体部から離間した把持部の先端部とモータハウジングの他方の領域を接続する接続部と、接続部に設けられた第2連結部と、を有する。なおハンドルにあっては、把持部、接続部および工具本体部によって囲まれたスペースが形成される。
そして、集塵装置は、粉塵を収集するための開口部を備えた集塵部と、集塵部に連接されるとともに、作業工具のうちハンドルに連結される本体部と、を有している。本体部は、第2連結部に連結されるハンドル連結部と、作業工具の工具本体部に連結される工具本体連結部と、集塵用モータと、集塵用モータに回転されるファンと、を有し、ファンの回転によって発生する風を利用して、集塵部の開口部を介して粉塵を収集するように構成される。工具本体連結部は、第1連結部に対して前後方向に摺動可能に係合する係合部を有する。係合部が第1連結部に対して前方向から後方向に向かって摺動することで、工具本体連結部を介して工具本体部に機械的に連結されるとともに、ハンドル連結部が第2連結部に連結される。
作業工具に装着された集塵装置は、ハンドル連結部を介してハンドルから給電されて、集塵用モータを駆動するよう構成される。
集塵部は、典型的には、粉塵を収集するために先端工具に対応した先端工具に近接した位置に配置され、好ましくは、先端工具を囲むように配置される。そして、本体部がハンドルに連結されることで、集塵装置が作業工具に装着される。集塵装置が作業工具に装着されることで、作業工具とともに作業者が持ち運び可能な可搬式の集塵装置が構成される。なお、本体部は、集塵部で収集された粉塵が通過する粉塵通路、粉塵を収容する粉塵収容部、粉塵を集塵部から粉塵収容部に移送するため粉塵移送機構のうちの少なくとも一つの構成要素を備えていることが好ましい。なお作業工具のハンドルは、工具本体部に取り外し不能に設けられたメインハンドルとして構成されていることが好ましい。
本発明によれば、集塵装置は、ハンドルに連結されることで、作業工具に装着される。そのため、集塵装置がハンドルに連結されない構成に比べて、集塵装置の重心がハンドルに近接する。したがって、集塵装置が装着された作業工具全体の重心がハンドルから離れた位置に配置されることを抑制できる。すなわち、集塵装置が装着された作業工具全体の重心がハンドルに近接して配置され、ハンドルを把持して作業工具を保持する作業者の負荷が低減する。その結果、加工作業時における作業者の作業性が向上する。また、集塵装置が作業工具においてハンドル以外の領域にも連結する構成においては、作業工具上の複数箇所においてに集塵装置が作業工具に連結されるため、集塵装置が作業工具に対して安定的に装着される。
また本発明によれば、本体部は、ハンドルに連結されるハンドル連結部と、集塵用モータと、集塵用モータに回転されるファンと、を有し、ファンの回転によって発生する風を利用して、集塵部の開口部を介して粉塵を収集する。すなわち、集塵用モータとファンが粉塵移送機構として設けられている。そして、作業工具に装着された集塵装置は、ハンドル連結部を介してハンドルから給電されて、集塵用モータを駆動する。作業工具は、電源ケーブルを介して外部電源から給電される態様、バッテリ装着部を有し、当該バッテリ装着部に装着されたバッテリから給電される態様を好適に包含する。したがって、外部電源やバッテリからハンドルに設けられた配線および給電端子を介してハンドルに連結された集電装置に給電される。
一般的に、作業者に把持されるハンドルは、作業者の把持に適した大きさ(太さ)に形成されるため、先端工具を駆動するための比較的大きな構成要素である駆動機構等は、ハンドル以外の領域に配置される。そのため、ハンドル内部には、比較的空きスペースが生じやすい。本形態によれば、ハンドルを介して集塵装置に給電するため、ハンドル内部に集塵装置に給電するための配線が配置される。そのため、空きスペースとなりやすいハンドル内部が効率的に利用される。また、機械的な構成要素である駆動機構等と、電気的な構成要素である配線や接続端子が合理的に分離配置される。
また本発明によれば、本体部に連接されるとともに、作業工具の工具本体部に連結される工具本体連結部を有する。そして、工具本体連結部を介して工具本体部に機械的に連結されるとともに、ハンドル連結部を介してハンドルに機械的かつ電気的に連結される。工具本体連結部としては、工具本体部に係合する凹部あるいは凸部を有することが好ましい。なお、ハンドル連結部とハンドルのうち一方の構成要素が、雄端子を備え、他方の構成要素が雌端子を備えており、雄端子と雌端子の係合によってハンドル連結部とハンドルが機械的かつ電気的に接続されることが好ましい。
当該構成によれば、集塵装置が作業工具のハンドルと工具本体部に連結されるため、集塵装置が作業工具によって安定的に保持される。
また本発明によれば、作業工具のハンドルは、モータハウジングの一方の領域に連接するとともに長軸方向に交差する交差方向に延在される把持部と、工具本体部から離間した把持部の先端部とモータハウジングの他方の領域を接続する接続部と、接続部に設けられた第2連結部と、を有し、把持部、接続部および工具本体部によって囲まれたスペースが形成されている。そして、集塵装置のハンドル連結部は、ハンドルのうち接続部に連結される。典型的には、把持部、接続部および工具本体部が単一の平面上に配置され、当該平面上に、把持部、接続部および工具本体部によって囲まれた領域が形成される。なお、当該平面に直交する方向に関して、当該領域(閉空間とも称する)は外部と連通していることが好ましい。
当該構成によれば、接続部は、把持部を補強するとともに、集塵装置が装着される領域として構成される。換言すると、接続部は、把持部を補強する補強部としての機能と、集塵装置が装着される集塵装置装着部としての機能を有する。これにより、ハンドルにおける把持部以外の領域に集塵装置が連結される。そのため、集塵装置が、加工作業時に把持部を把持する作業者の手指を邪魔しない。
また本発明によれば、集塵装置が工具本体部に対して前方向から後方向に向かって摺動して作業工具に装着される。典型的には、集塵装置が、当該作業工具の先端側領域から後端側領域に向かって作業工具に対して摺動されることで、集塵装置のハンドル連結部が作業工具のハンドルに連結されて、集塵装置が作業工具に装着される。なお、集塵装置の作業工具に対する装着作業がハンドル連結部とハンドルの連結の完了とほぼ同時に完了することが好ましい。
また本発明の集塵装置が装着される作業工具は、工具本体部に収容された駆動機構用モータと、駆動機構用モータを収容するモータハウジングと、駆動機構用モータに駆動され、先端工具を駆動する駆動機構と、駆動機構を収容する駆動機構ハウジングと、を有する。駆動機構としては、モータの回転を先端工具に伝達して当該先端工具を回転させる回転伝達機構、モータの回転を直線運動に変換するクランク機構、クランク機構によって変換された直線運動を先端工具に伝達する直線運動伝達機構などを好適に包含する。そして、ハンドルは、先端工具の長軸方向に交差する交差方向に延在するように構成されている。さらに、典型的には、駆動機構用モータは、当該駆動機構用モータの回転軸が、先端工具の長軸方向と平行に延在するように配置されている。なお、モータの回転軸は、先端工具の長軸方向に略平行に配置されていればよい。
また本発明によれば、工具本体部は、第1連結部を有する。一方、集塵装置の工具本体連結部は、第1連結部に対して前後方向に摺動可能に係合する係合部を有する。典型的には、第1連結部と係合部の一方は、凸部で構成され、第1連結部と係合部の他方は、凹部で構成される。また、ハンドルは、集塵装置のハンドル連結部が連結される第2連結部を有する。そして、係合部が第1連結部に対して前方向から後方向に向かって摺動することで、集塵装置のハンドル連結部がハンドルの第2連結部に連結される。したがって、第1連結部と係合部が係合した状態で、集塵装置が作業工具に対して摺動されることで、集塵装置のハンドル連結部が作業工具のハンドルの第2連結部に連結される。
当該構成によれば、第1連結部と係合部の摺動によって、第2連結部とハンドル連結部が連結される。すなわち、集塵装置の作業工具の工具本体部に対する摺動によって、集塵装置が作業工具のハンドルに連結される。すなわち、第1連結部と係合部の摺動と、第2連結部とハンドル連結部の連結は、一連の装着動作として完了される。その結果、集塵装置を作業工具に装着する際に、複雑な装着動作が必要なく、集塵装置の装着作業の作業性が向上する。
本発明に係る集塵装置の更なる形態によれば、集塵装置が作業工具に装着された状態において、本体部、ハンドルおよび工具本体部によって囲まれた領域が形成されるように、本体部に領域形成部が設けられている。典型的には、本体部、ハンドルおよび工具本体部が単一の平面上に配置され、当該平面上に、本体部、ハンドルおよび工具本体部によって囲まれた領域が形成される。したがって、当該平面に直交する方向に関して、この領域(閉空間とも称する)は外部と連通している。この閉空間には、ハンドルを把持した作業者の指が配置されるか、あるいは工具本体部の内部から冷却風が排出されることが好ましい。
本形態によれば、本体部、ハンドルおよび工具本体部によって囲まれた領域が形成される。したがって、当該領域内に作業者の指が配置されるように、ハンドルが形成されている場合には、集塵装置の本体部や作業工具の工具本体部によって、被加工材の飛散等から作業者の指が保護される。また、作業工具から排出される冷却風の排出口が当該領域に面して設けられている場合には、集塵装置が作業工具に装着された状態において、集塵装置が排出口を塞がない。すなわち、冷却風の排出が妨げられないため、冷却風によって作業工具が合理的に冷却される。
本発明に係る集塵装置の更なる形態によれば、ハンドルには、駆動機構用モータを駆動するためのトリガが設けられている。このトリガは、集塵装置が作業工具に装着された状態において、把持部、接続部および工具本体部によって囲まれたスペースに突出するように設けられている。
本形態によれば、トリガを操作するために作業者は領域(閉空間)内に指を配置する。この領域は、把持部、接続部および工具本体部に囲まれているため、作業者の指が把持部、接続部および工具本体部によって被加工材の飛散物等から保護される。
本発明に係る集塵装置の更なる形態によれば、作業工具は、駆動機構用モータに駆動される冷却ファンを有する。そして、工具本体部は、冷却ファンの駆動によって発生される冷却風を工具本体部の外部に排出する排出口を有する。この排出口は、本体部、ハンドルおよび工具本体部によって囲まれた領域に面するように設けられている。
本形態によれば、本体部、ハンドルおよび工具本体部によって囲まれた領域が形成される。したがって、当該領域に作業者の指が配置されるように、ハンドルが形成されている場合には、集塵装置の本体部や作業工具の工具本体部によって、被加工材の飛散等から作業者の指が保護される。また、作業工具から排出される冷却風の排出口が当該領域に面して設けられている場合には、集塵装置が作業工具に装着された状態において、集塵装置が排出口を塞がない。すなわち、冷却風の排出が妨げられないため、冷却風によって作業工具が合理的に冷却される。
本発明によれば、集塵装置が装着された作業工具を用いた加工作業における作業性を改善するための、作業工具に対する集塵装置の装着性に関する改良技術が提供される。
本発明の代表的な実施形態に係るハンマドリルおよび集塵装置の斜視図である。 図1のハンマドリルおよび集塵装置の側面図である。 ハンマドリルの内部機構を示す断面図である。 集塵装置の内部機構を示す断面図である。 集塵装置がハンマドリルに装着された状態を示す側面図である。 図5のハンマドリルおよび集塵装置の断面図である。 図6のVII−VII線における断面図である。 変形例に係るハンマドリルおよび集塵装置の側面図である。
本発明の代表的な実施形態につき、図1〜図7を参照して説明する。本実施形態は、集塵装置が取り外し可能に装着される作業工具の一例として電動式のハンマドリルを用いて説明する。図1および図2に示すように、ハンマドリル101は、本体部103と、ハンドル109を主体として構成されている。本体部103は、それぞれハンマドリル101の内部機構を収容したモータハウジング105およびギアハウジング107を主体として構成されている。この本体部103およびハンドル109が、それぞれ本発明における「工具本体部」および「ハンドル」に対応する実施構成例である。
被加工材に対して加工作業を行うハンマビット119は、図2に示すように、本体部103の先端側領域(図2の左側)において、ハンマドリル101に対して取り外し可能に取り付けられる。ハンドル109は、グリップ部109A、補強部109Bを有しており、本体部103の先端側領域とは反対側の後端側領域(図2の右側)に設けられている。したがって、ハンマドリル101において、ハンマビット119側を前側と称し、ハンドル109側を後側と称する。
[駆動機構]
図3に示すように、モータハウジング105は、ハンドル109と一体に形成されており、駆動モータ111を収容している。駆動モータ111は、回転軸線がハンマビット119の長軸方向と平行になるように配置されている。駆動モータ111の前方には、冷却ファン112が駆動モータ111の回転軸に取り付けられている。すなわち、冷却ファン112は、ハンマビット119の長軸方向に関して、駆動機構と駆動モータ111の間に設けられている。したがって、駆動モータ111の駆動によって、冷却ファン112が回転し、冷却風が発生する。この冷却ファン112は、遠心ファンとして形成されている。そのため、ギアハウジング107内部を流通した冷却風が、冷却ファン112に対応した位置であるモータハウジング105の下面に設けられた開口部105aから排出される。ハンドル109には、トリガ109aが設けられており、トリガ109aの操作によって、駆動モータ111のON/OFFが切り替えられる。この駆動モータ111および冷却ファン112が、それぞれ本発明における「駆動機構用モータ」および「冷却ファン」に対応する実施構成例である。また、開口部105aが、本発明の「排出口」に対応する実施構成例である。
図3に示すように、ギアハウジング107は、運動変換機構113、打撃要素115及び動力伝達機構117を収容している。駆動モータ111の回転出力は、駆動モータ111の前方に配置された運動変換機構113によって直線動作に変換されて打撃要素115に伝達され、ハンマビット119の長軸方向(図3における左右方向)の衝撃力を発生させる。また、駆動モータ111の回転出力は、駆動モータ111の前方に配置された動力伝達機構117によって減速されてハンマビット119に伝達され、ハンマビット119を周方向に回転させる。なお、説明の便宜上、ハンマビット119側を前、ハンドル109側を後という。運動変換機構113、打撃要素115及び動力伝達機構117が、本発明における「駆動機構」に対応する実施構成例である。
運動変換機構113は、中間軸125と、揺動リング129と、筒状ピストン131を主体として構成されている。中間軸125は、駆動モータ111によって回転される。揺動リング129は、中間軸125の回転に伴い、回転体127を介してハンマビット119の長軸方向に搖動される。筒状ピストン131は、揺動リング129の揺動に伴い、ハンマビット119の長軸方向に直線状に往復移動される。
動力伝達機構117は、複数のギアからなるギア減速機構を主体として構成されている。このギア減速機構は、中間軸125と一体に回転する小径ギア133、小径ギア133と噛み合い係合する大径ギア135を有する。動力伝達機構117は、駆動モータ111の回転をツールホルダ137に伝達する。ツールホルダ137は、ベアリング137aによってギアハウジング107に対して回転可能に支持されている。したがって、ツールホルダ137が回転され、これにより、ツールホルダ137に保持されたハンマビット119が回転される。
打撃要素115は、ストライカ143と、インパクトボルト145を主体として構成されている。ストライカ143は、筒状ピストン131内に摺動可能に配置された打撃子として構成されている。インパクトボルト145は、ツールホルダ137内に摺動可能に配置された中間子として構成されている。ストライカ143は、筒状ピストン131の摺動に伴う空気室131aの空気バネ(圧力変動)を介して駆動され、インパクトボルト145に衝突する。これにより、ハンマビット119が打撃力を発生する。
上記のハンマドリル101においては、駆動モータ111が通電駆動されると、駆動モータ111の回転が運動変換機構113を介して直線運動に変換された後、打撃要素115を介してハンマビット119に伝達される。これにより、ハンマビット119が打撃動作する。また、駆動モータ111の回転は、動力伝達機構117を介してハンマビット119に伝達される。これにより、ハンマビット119は、長軸方向の打撃動作と周方向の回転動作を行い、被加工材にハンマドリル作業を遂行する。
なお、ハンマドリル101は、作業モードを切替えるためのモード切替スイッチ(図示省略)を備えている。そして、作業者がモード切替スイッチを操作することにより、作業モードとしてのハンマドリルモードとドリルモードが切り替えられる。ハンマドリルモードにおいては、ハンマビット119が打撃動作と回転動作を行う。ドリルモードにおいては、運動変換機構113および打撃機構115が駆動されず、動力伝達機構117のみが駆動されて、ハンマビット119が回転動作を行う。これにより、被加工材に対してドリル作業を遂行する。
[ハンドル]
図3に示すように、ハンドル109のグリップ部109Aは、モータハウジング105の後端部に連接された基端部109A1からハンマビット119の長軸方向に交差する方向に延在するように形成されている。グリップ部109Aの先端部109A2には、電源ケーブル190が設けられているとともに、補強部109Bの一端部が連結されている。この補強部109Bの他端部は、グリップ部109Aよりも前方において、モータハウジング105に連結されている。したがって、グリップ部109A、補強部109Bおよびモータハウジング105がループ状に形成され、グリップ部109A、補強部109Bおよびモータハウジング105によって囲まれた保護スペース261が形成される。したがって、補強部109Bは、片持ち梁状のグリップ部109Aを構造的に補強するとともに、グリップ部109Aを把持した作業者の手を保護する。すなわち、保護スペース261に配置された作業者の手が保護される。この補強部109Bのモータハウジング105との連結部付近には、集塵装置200と機械的および電気的に連結される雌型コネクタ154が設けられている。電源ケーブル190は、駆動モータ111および雌型コネクタ154に電気的に接続されており、当該電源ケーブル190を介して給電される。このグリップ部109Aおよび補強部109Bが、それぞれ本発明における「把持部」および「接続部」に対応する実施構成例である。また、保護スペース261が、本発明における「第2の領域」に対応する実施構成例である。
[集塵装置取付部]
上記のハンマドリル101は、集塵装置200が着脱可能に取り付けられるように構成されている。具体的には、ハンマドリル101に形成された集塵装置取付部は、図1〜図3および図7に示すように、ガイド溝151、本体側係合部152、係合溝153および雌型コネクタ154を主体として構成されている。すなわち、集塵装置200は、ハンマドリル101の本体部103およびハンドル109に装着される。ガイド溝151は、ギアハウジング107の下方領域に形成された、左右一対の溝で構成されている。このガイド溝151は、ハンマビット119の長軸方向に平行に延在している。また、図3に示すように、本体側係合部152は、ガイド溝151よりもハンマビット119側に形成された凹部で構成されている。係合溝153および雌型コネクタ154は、ハンドル109の補強部109Bの前面(ハンマビット119側の面)に形成されている。このガイド溝151が、本発明における「第1連結部」に対応する実施構成例である。また、係合溝153および雌型コネクタ154が、本発明における「第2連結部」に対応する実施構成例である。
[集塵装置]
次に、ハンマドリル101に取り付けられる集塵装置200について説明する。この集塵装置200は、集塵アタッチメントとも称し、ハンマドリル101に装着された状態でハンマドリル101とともに持ち運び可能な可搬式集塵アタッチメントとして構成されている。したがって、ハンマドリル101は、集塵装置200が取り付けられた状態で駆動することも可能であり、一方で集塵装置200が取り外された状態で駆動することも可能である。すなわち、ハンマドリル101は、集塵装置200が取り付けられた駆動モード(集塵装置装着モードともいう)、および集塵装置200が取り付けられていない駆動モード(集塵装置非装着モードともいう)のどちらかの駆動モードが選択されて駆動される。
図4に示すように、集塵装置200は、本体部201、集塵部210、および装着機構250を主体として構成されている。本体部201は、集塵装置200の外郭を形成する本体ハウジング201Aを有している。この本体ハウジング201Aは、粉塵移送部215の一部を収容するとともに、粉塵収容部220および駆動部230を収容している。この本体部201が、本発明における「本体部」に対応する実施構成例である。
集塵部210は、ハンマビット119が挿通される貫通孔として形成された開口部211を有している。図6に示すように、開口部211は、集塵装置200がハンマドリル101に装着された状態において、ハンマビット119を囲むように配置される。この集塵部210および開口部211が、それぞれ本発明における「集塵部」および「開口部」に対応する実施構成例である。
図4に示すように、粉塵移送部215は、第1移送部215aおよび第2移送部215bで構成されている。第1移送部215aは、中空の樹脂製部材であり、集塵部210に連接されている。したがって、第1移送部215aの内部と開口部211が互いに連通している。図6に示すように、第1移送部215aは、集塵装置200がハンマドリル101に装着された状態において、ハンマビット119の長軸方向と交差する方向に延在する。
図4に示すように、第2移送部215bは、第1移送部215aが延在する方向と交差する方向に延在する。すなわち、第2移送部215bは、ハンマビット119の長軸方向に平行に延在する。この第2移送部215bは、移送ホース216、第1延在部217および第2延在部218を主体として構成されている。第1延在部217および第2延在部218は、それぞれ中空の樹脂製部材である。なお、第2延在部218は、本体ハウジング201Aの一部として構成されている。第1延在部217は、第2移送部215aの延在方向(図4の左右方向)に関して、第2延在部218の内側を摺動可能である。すなわち、第1延在部217と第2延在部218は、互いに相対移動可能である。第1延在部217および第2延在部218の内部には、蛇腹状の移送ホース216が配置されている。したがって、第1延在部217が、第2延在部218に対して摺動する際に、移送ホース216が伸縮する。この移送ホース216の一端部は第1移送部215aに連通されており、他端部は粉塵収容部220に連通されている。すなわち、粉塵収容部220の収容部225は、第1移送部215aおよび第2移送部215b(移送ホース216)を介して、集塵部210の開口部211に連通している。
図4に示すように、粉塵収容部220は、固定部221aおよび可動部221bを主体として構成されている。固定部221aは、本体ハウジング201Aの一部として形成されている。一方、可動部221bは、本体ハウジング201Aに設けられた支点222を中心に回動可能である。この可動部221bは、ラッチ223を有しており、ラッチ223が固定部221aに係合することで、可動部221bが固定部221aに対して固定される。可動部221b内には、収容部225が設けられており、移送された粉塵が収容部225に一時的に収容される。ラッチ223と固定部221aの係合を解除して可動部221bを回動させることで、収容部225にアクセス可能となり、これにより、収容部225に収容された粉塵が廃棄される。収容部225の上方(駆動部230側)に形成された貫通孔には、フィルタ226が配置されている。
図4に示すように、粉塵収容部220の上部の本体ハウジング201A内には、駆動部230が設けられている。駆動部230は、集塵モータ231、ファン232、雄型プラグ233、コントローラ234を主体として構成されている。集塵モータ231は、直流モータとして構成されており、回転軸が粉塵移送部215の第2移送部215bと概ね平行に配置されている。集塵モータ231の前方側において、集塵モータ231の回転軸には、ファン232が取り付けられている。この駆動部230は、フィルタ226を介して収容部225と連通している。この集塵モータ231およびファン232が、それぞれ本発明における「集塵用モータ」および「ファン」に対応する実施構成例である。
集塵モータ231の粉塵収容部220とは反対側の上方には、本体ハウジング201から後方に向かって突出する雄型プラグ233が配置されている。雄型プラグ233は、プラグ保持部233aに保持された4本のプラグで構成されている。プラグ保持部233aの雄型プラグ233とは反対側の前方側は、コイルスプリング233bに連結されている。また、コイルスプリング233bは、さらに本体ハウジング201に連結されている。これにより、プラグ保持部233aおよび雄型プラグ233は、コイルスプリング233bを介して、前後方向(ハンマビット119の長軸方向)に移動可能である。この雄型プラグ233は、コントローラ234に電気的に接続されている。コントローラ234は、図7に示すように、集塵モータ231の側方に配置されており、集塵モータ231の駆動を制御する。集塵モータ231は、本体ハウジング201に形成された複数のリブによって保持されており、リブとコントローラ234によって囲まれた空間が、空気流通路Sとして規定されている。
[装着機構]
図4および図7に示すように、集塵装置200は、ハンマドリル101に取り付けるための装着機構250を備えている。装着機構250は、本体ハウジング201の上面に当該本体ハウジング201と一体に形成されたガイドレール251と、プラグ保持部233aと一体に形成された係合凸部252と、本体ハウジング201上に設けられたラッチ253を主体として構成されている。
図7に示すように、ガイドレール251は、互いに対向する一対の凸部で形成されている。図4に示すように、係合凸部252は、雄型プラグ233と平行に集塵装置200の後方に突出するように形成されている。なお、ラッチ253は、本体ハウジング201に対して当該ラッチ253の前端を支点として回動可能であり、ラッチ253の後端は本体ハウジング201からバネ要素(図示省略)によって上方(図4の上方)に向かって本体ハウジング201から離れる方向に付勢されている。このガイドレール251およびラッチ253が、本発明における「工具本体連結部」に対応する実施構成例である。また、ガイドレール251が、本発明における「係合部」に対応する実施構成例である。
[ハンマドリルに対する集塵装置の取付]
次に、ハンマドリル101に対する集塵装置200の取付について説明する。集塵装置200は、ハンマドリル101に対して、図2に示す位置から、ハンマビット119の長軸方向に移動されて、図5に示すように取り付けられる。具体的には、ハンマドリル101のギアハウジング107に設けられたガイド溝151と集塵装置200のガイドレール251が係合して、集塵装置200がハンマビット119からハンドル109に向かってハンマドリル101の前方から後方に摺動される。その後、図6に示すように、ハンマドリル101の本体側係合部152と集塵装置200のラッチ253が係合し、ハンマドリル101の係合溝153と集塵装置200の係合凸部252が係合する。すなわち、集塵装置200は、ハンマドリル101のギアハウジング107とハンドル109に係合する。これにより、集塵装置200がハンマドリル101に対して固定される。集塵装置200がハンマドリル101に取り付けられると同時に、ハンマドリル101の雌型コネクタ154と集塵装置200の雄型プラグ233が機械的に連結され、これによりハンマドリル101と集塵装置200が電気的に接続される。この係合凸部252および雄型プラグ233が、本発明における「ハンドル連結部」に対応する実施構成例である。
以上の通り、集塵装置200は、ハンマドリル101のギアハウジング107およびハンドル109と係合することで、ハンマドリル101に装着される。この集塵装置200の本体ハウジング201の上面には、図2に示すように、段付き部201aが形成されている。この段付き部201aによって、図5に示すように、集塵装置200がハンマドリル101に装着された状態において、ハンマドリル101のモータハウジング105と集塵装置200の本体ハウジング201の間には、放熱スペース260が形成される。モータハウジング105の開口部105aは、放熱スペース260に対応する領域に形成されており、冷却ファン112によって発生された冷却風は、モータハウジング105内で駆動モータ111を冷却した後、開口部105aから放熱スペース260に排出される。したがって、ハンマドリル101に設けられた冷却風の排出口を塞ぐことなく、集塵装置200がハンマドリル101に取り付けられる。この段付き部201aが、本発明における「領域形成部」に対応する実施構成例である。
集塵装置200がハンマドリル101に取り付けられると、集塵装置200のコントローラ234には、電気的に接続された雄型プラグ233および雌型コネクタ154を介して、ハンマドリル101の電源ケーブル190から給電可能となる。換言すると、ハンマドリル101のハンドル109に装着された集塵装置200は、当該ハンドル109を介して給電される。したがって、ハンドル109は、作業者に把持されるだけでなく、集塵装置200が取り付けられ、当該集塵装置200に給電するための構成要素として機能する。
[ハンマドリルおよび集塵装置の動作]
具体的には、ハンマドリル101によって所定の作業を行うために、作業者によってトリガ109aが操作されると、ハンマドリル101には、電源ケーブル190を介して外部電源から交流電流が駆動モータ111に供給されて駆動される。これにより、駆動機構としての運動変換機構113、打撃要素115、動力伝達機構117が駆動モータ111によって駆動され、ハンマビット119が駆動される。ハンマビット119を被加工材に押圧して所定の加工作業(ハンマドリル作業、ドリル作業)が行われる。この加工作業時においては、ハンマビット119を囲む集塵部210もハンマビット119とともに被加工材に当接する。そして、ハンマビット119は、被加工材内部に進入するが、集塵部210は、被加工材表面に当接したままとなる。すなわち、加工作業の進行に伴って、蛇腹状の移送ホース216が収縮し、第1延在部217が第2延在部218の内部を摺動することで、集塵部210がハンマビット119に対して相対移動する。
上記のハンマドリル101においては、駆動モータ111を駆動するためにトリガ109aが操作されると同時に、集塵装置200に対して駆動信号が出力される。例えば、トリガ109aが操作されることで、トリガスイッチ(図示省略)がONに切り替えられて、集塵装置200に対して駆動信号としての微小電流が供給される。この駆動信号は、集塵装置200に供給される集塵装置駆動用電力の配線とは別系統の配線によって、ハンマドリル101から集塵装置200に出力される。なお、どちらの配線もハンマドリル101の雌型コネクタ154と集塵装置200の雄型プラグ233によって電気的に接続される。この駆動信号に基づいて、コントローラ234は、集塵モータ231を駆動する。具体的には、コントローラ234は、駆動信号を受信すると同時に集塵モータ231を駆動し、これにより、ハンマドリル101と集塵装置200がほぼ同時に駆動される。
集塵装置200の駆動に関して、コントローラ234は、ハンマドリル101のハンドル109を介して給電された電力を集塵モータ231に電力を供給する前に、電圧を低下させるとともに、交流電流を直流電流に変換する。すなわち、コントローラ234は、変圧器として機能するとともに、コンバータとして機能する。そして、コントローラ234は、集塵モータ231に電力を供給して、集塵モータ231の駆動を制御する。これにより、コントローラ234は、ファン232の回転を制御する。
ファン232が回転されると、図6に示すように、集塵部210の開口部211から空気が吸引される。吸引された空気は、図6の矢印で示されるように、移送ホース216、収容部225、フィルタ226、集塵モータ231を通過してファン232に到達し、集塵装置200の本体ハウジング201に形成された排気口(図示省略)から排出される。この空気の流れによって、ハンマビット119による被加工材の加工作業時に発生した粉塵が集塵部210の開口部211から吸い込まれ、収容部225に移送される。そして、吸引された空気がフィルタ226を通過する際に、粉塵がフィルタ226に捕捉され、収容部225に堆積される。
フィルタ226を通過した空気は、コントローラ243と集塵モータ231の間の空気流通路S(図7参照)を通過して、ファン232に到達する。図7に示すように、空気流通路Sは、コントローラ243の外表面を構成する壁(例えば、放熱板)、および、集塵モータ231を保持する本体ハウジング201内側のリブによって形成されている。したがって、空気流通路Sを空気が通過することで、コントローラ243および集塵モータ231が冷却される。
一方、駆動モータ111の駆動を停止するためにトリガ109aの操作が解除されると同時に、集塵装置200に対して停止信号が出力される。例えば、トリガ109aが操作されることで、トリガスイッチ(図示省略)がOFFに切り替えられて、集塵装置200に対して駆動信号としての供給された微小電流の供給が遮断されることで、停止信号が出力される。この停止信号に基づいて、コントローラ234は、集塵モータ231を停止する。具体的には、コントローラ234は、停止信号を受信して所定時間(例えば3秒)経過した後に、集塵モータ231を停止する。これにより、ハンマドリル101が駆動を停止した後も、集塵装置200の駆動は継続される。
なお、以上の実施形態においては、ハンドル109がグリップ部109Aと補強部109Bを有していたが、これには限られない。例えば、図8に示すように、ハンドル109はグリップ部109Aのみを備えていてもよい。この場合、集塵装置200は、集塵部210とは反対側の後端部にハンドル連結部255が形成されている。そして、ハンドル接続部255に設けられた雄端子(図示省略)と、グリップ部109Aの先端部の取付部109Cに設けられた雌端子(図示省略)が係合して電気的に接続される。このとき、集塵装置200とモータハウジング105(本体部103)とハンドル109によって、放熱スペース270が形成される。すなわち、集塵装置200に段付き部201a,201bが設けられているため、集塵装置200がハンマドリル101に取り付けられたときに、放熱スペース270を形成する。この放熱スペース270は、開口部105aからの冷却風が排出されるだけでなく、グリップ部109Aを把持した作業者の指が配置されるための空間として機能する。したがって、ハンマドリル101に取り付けられた集塵装置200が、ハンマドリル101の作業時に、グリップ部109Aを把持した作業者の指を保護する。
以上の実施形態によれば、集塵装置200がハンドル109に取り付けられる。したがって、ハンドル109は、作業者に把持される把持部としてだけでなく、集塵装置200が取り付けられる集塵装置取付部として利用される。
また、以上の実施形態によれば、集塵装置200は、ハンマドリル101の本体部103とハンドル109に取り付けられる。すなわち、集塵装置200は、ハンマドリル101の複数箇所で保持される。そのため、集塵装置200がハンマドリル101に対して安定的に取り付けられる。
また、以上の実施形態によれば、集塵装置200は、ハンドル109に取り付けられるとともに、ハンドル109を通じて給電される。したがって、集塵装置200に給電するための配線がハンマドリル101のハンドル109の内部に配置される。一般に、作業工具において、ハンドル109の内部には、先端工具を駆動するための駆動機構などの機械系部品が配置されない。したがって、駆動機構等の機械系要素と配線等の電気系要素が合理的に分離して配置される。
また、以上の実施形態によれば、ハンマドリル101と集塵装置200の間に放熱スペース260,270が形成されるように、集塵装置200がハンマドリル101に取り付けられる。換言すると、集塵装置200がハンマドリル101に取り付けられたときに、放熱スペース260,270が形成されるように、段付き部201a,201bが設けられている。したがって、ハンマドリル101から排出された冷却風の排出口としての開口部105aを集塵装置200が塞がない。その結果、冷却ファン112によって発生された冷却風が確実に本体部103の内部から外部に排出される。
また、以上の実施形態によれば、コントローラ243の側壁が、空気流通路Sを構成する。すなわち、コントローラ243が空気流通路Sに対して露出して配置される。そのため、ファン232の回転によって発生する空気の流れによるコントローラ243の冷却効率が高くなる。すなわち、コントローラ234が、変圧器、およびコンバータとして動作する際に発生する熱が効率よく発散される。
また、以上の実施形態によれば、ファン232の回転によって発生される空気の流れにおいて、当該空気は冷却風として、フィルタ226を通過した後に集塵モータ231およびコントローラ234を冷却する。粉塵はフィルタ226に捕捉されるため、フィルタ226を通過した後の空気は、クリーンエアとして集塵モータ231およびコントローラ234を冷却する。そのため、集塵モータ231およびコントローラ234に対する粉塵の影響が抑制される。
また、以上の実施形態によれば、ハンマドリル101の駆動が停止した後、集塵装置200は駆動を継続する。すなわち、被加工材に対する加工作業によって発生する粉塵が加工作業終了後であっても集塵装置200によって収集される。したがって、集塵装置200によって粉塵が合理的に収集される。
なお、以上の実施形態においては、集塵装置200は、ハンマドリル101のガイド溝151およびハンドル109と係合することで、ハンマドリル101に取り付けられるように構成されているが、これには限られない。例えば、集塵装置200がハンマドリル101のハンドル109にのみ取り付けられて、当該集塵装置200がハンマドリル101に対して固定状に保持されるように構成されていてもよい。
また、以上の実施形態においては、作業工具の一例として、本発明をハンマドリルに適用したが、これには限られない。例えば、電動ハンマ、電動ドリル、マルチツール、切断工具など、被加工材の加工時に粉塵が発生する作業工具に本発明を適用することができる。
上記発明の趣旨に鑑み、本発明に係る集塵装置および作業工具に関しては、下記の態様が構成可能である。なお、各態様は、単独で、あるいは互いに組み合わされて用いられるだけでなく、請求項に記載された発明と組み合わされて用いられる。
(態様1)
前記ハンドル連結部が前記作業工具の前記ハンドルに連結されることで、前記集塵装置が前記ハンドルに固定状に装着される。
(態様2)
前記本体部は、集塵用モータと、前記集塵用モータに回転されるファンと、前記作業工具の前記工具本体部に連結される工具本体連結部と、前記作業工具の前記ハンドルに連結されるハンドル連結部を有する。
(態様3)
前記ハンドル連結部は、雄端子を有し、
前記ハンドルは、前記雄端子に係合する雌端子を有し、
前記雄端子と前記雌端子が接続されて、前記集塵装置に対して前記ハンドルから給電される。
(態様4)
前記作業工具の前記工具本体部は、前記先端工具の前記駆動軸の延在方向に平行に延在する集塵装置取付部を有し、
前記集塵装置の前記工具本体連結部は、前記集塵装置取付部に対して前記駆動軸の延在方向に摺動可能に係合する係合部を有し、
前記ハンドルは、前記集塵装置の前記ハンドル連結部が連結される集塵装置連結部を有し、
前記係合部が前記集塵装置取付部に対して前記駆動軸の延在方向に平行に前記先端工具側から前記ハンドル側に向かって摺動することで、前記雄端子と前記雌端子が係合して電気的に接続され、前記集塵装置の前記作業工具に対する装着と前記雄端子と前記雌端子の係合がほぼ同時に完了する。
(態様5)
前記集塵装置取付部と前記係合部のうちの一方の構成要素は、前記延在方向に延在する凹部で形成され、
前記集塵装置取付部と前記係合部のうちの他方の構成要素は、前記凹部と係合する凸部で形成されている。
(態様6)
前記集塵用モータの回転軸が延在する方向に関して、前記本体部の一方側に前記集塵部が連接されており、前記本体部の他方側に前記ハンドル連結部が設けられており、
前記集塵用モータの回転軸が延在する方向に関して、前記ファンは、前記集塵用モータよりも前記集塵部側に配置されている。
(態様7)
態様6に記載の集塵装置であって、
前記集塵装置が前記作業工具に装着された状態において、前記集塵用モータの回転軸が前記先端工具の駆動軸に略平行になるように当該集塵用モータが前記本体部内に配置されており、
前記ハンドル連結部は、前記集塵用モータの回転軸が延在する方向に前記本体部から突出する雄端子を有し、
前記ハンドルは、前記雄端子に係合して、当該雄端子と電気的に接続される雌端子を有し、
当該集塵装置は、前記工具本体部に対して前記集塵用モータの回転軸が延在する方向に平行に摺動することで、前記集塵装置の前記作業工具に対する装着と前記雄端子と前記雌端子の係合がほぼ同時に完了する。
(本実施形態の各構成要素と本発明の各構成要素の対応関係)
本実施形態の各構成要素と本発明の各構成要素の対応関係を以下に示す。なお、本実施形態は、本発明を実施するための形態の一例を示すものであり、本発明は、本実施形態の構成に限定されるものではない。
ハンマドリル101が、本発明の「作業工具」に対応する構成の一例である。
駆動モータ111が、本発明の「駆動機構用モータ」に対応する構成の一例である。
冷却ファン112が、本発明の「冷却ファン」に対応する構成の一例である。
本体部103が、本発明の「工具本体部」に対応する構成の一例である。
モータハウジング105が、本発明の「工具本体部」に対応する構成の一例である。
ギアハウジング107が、本発明の「工具本体部」に対応する構成の一例である。
開口部105aが、本発明の「排出口」に対応する構成の一例である。
ハンドル109が、本発明の「ハンドル」に対応する構成の一例である。
グリップ部109Aが、本発明の「把持部」に対応する構成の一例である。
補強部109Bが、本発明の「接続部」に対応する構成の一例である。
保護スペース261が、本発明の「第2の領域」に対応する構成の一例である。
運動変換機構113が、本発明の「駆動機構」に対応する構成の一例である。
打撃要素115が、本発明の「駆動機構」に対応する構成の一例である。
動力伝達機構117が、本発明の「駆動機構」に対応する構成の一例である。
トリガ109aが、本発明の「トリガ」に対応する構成の一例である。
ガイド溝151が、本発明の「第1連結部」に対応する構成の一例である。
係合溝153が、本発明の「第2連結部」に対応する構成の一例である。
雌型コネクタ154が、本発明の「第2連結部」に対応する構成の一例である。
集塵装置200が、本発明の「集塵装置」に対応する構成の一例である。
本体部201が、本発明の「本体部」に対応する構成の一例である。
本体ハウジング201Aが、本発明の「本体部」に対応する構成の一例である。
集塵部210が、本発明の「集塵部」に対応する構成の一例である。
開口部211が、本発明の「開口部」に対応する構成の一例である。
集塵モータ231が、本発明の「集塵用モータ」に対応する構成の一例である。
ファン232が、本発明の「ファン」に対応する構成の一例である。
ガイドレール251が、本発明の「工具本体連結部」に対応する構成の一例である。
ガイドレール251が、本発明の「係合部」に対応する構成の一例である。
ラッチ253が、本発明の「工具本体連結部」に対応する構成の一例である。
係合凸部252が、本発明の「ハンドル連結部」に対応する構成の一例である。
雄型プラグ233が、本発明の「ハンドル連結部」に対応する構成の一例である。
段付き部201aが、本発明の「領域形成部」に対応する構成の一例である。
101 ハンマドリル
103 本体部
105 モータハウジング
105a 開口部
106 摺動ガイド
107 ギアハウジング
107a ベアリング保持部
107b 開口部
108 蛇腹部材
109 ハンドル
109A グリップ部
109B 補強部
109C 取付部
109a トリガ
109b 係合凸部
109c トリガスイッチ
110 モード切替スイッチ
111 駆動モータ
111a 整流子
112 冷却ファン
113 運動変換機構
115 打撃要素
117 動力伝達機構
119 ハンマビット
125 中間軸
127 回転体
129 揺動リング
131 筒状ピストン
131a 空気室
133 小径ギア
135 大径ギア
137 ツールホルダ
137a ベアリング
143 ストライカ
145 インパクトボルト
151 ガイド溝
152 本体側係合部
153 係合溝
154 雌型コネクタ
190 電源ケーブル
200 集塵装置
201 本体ハウジング
201a 段付き部
201b 段付き部
210 集塵部
211 開口部
215 粉塵移送部
215a 第1移送部
215b 第2移送部
216 移送ホース
217 第1延在部
218 第2延在部
220 粉塵収容部
221a 固定部
221b 可動部
222 支点
223 ラッチ
225 収容部
226 フィルタ
230 駆動部
231 集塵モータ
232 ファン
233 雄型プラグ
233a プラグ保持部
233b コイルスプリング
234 コントローラ
250 装着機構
251 ガイドレール
252 係合凸部
253 ラッチ
255 ハンドル接続部
260 放熱スペース
261 保護スペース
270 放熱スペース

Claims (4)

  1. 被加工材に対して加工作業を行う作業工具に装着され、当該加工作業によって発生する粉塵を収集する集塵装置であって、
    当該集塵装置が装着される前記作業工具は、
    先端側領域に先端工具が取り付けられる工具本体部と、
    前記工具本体部のうち前記先端側領域から離間した後端側領域に連接されたハンドルと、を有し、
    前記先端側領域と前記後端側領域とを連続する方向により前後方向を定義し、
    前記工具本体部は、駆動機構用モータを収容するモータハウジングと、
    前記駆動機構用モータに駆動され、前記先端工具を駆動する駆動機構と、
    前記駆動機構を収容する駆動機構ハウジングと、を有し、
    前記駆動機構用モータは、当該駆動機構用モータの回転軸が、前記先端工具の長軸方向と平行に延在するように配置され、
    前記駆動機構ハウジングは、第1連結部を有し、
    前記ハンドルは、前記モータハウジングの一方の領域に連接するとともに前記長軸方向に交差する交差方向に延在される把持部と、前記工具本体部から離間した前記把持部の先端部と前記モータハウジングの他方の領域を接続する接続部と、前記接続部に設けられた第2連結部と、を有し、前記把持部、前記接続部および前記工具本体部によって囲まれたスペースが形成されており、
    前記集塵装置は、
    粉塵を収集するための開口部を備えた集塵部と、
    前記集塵部に連接されるとともに、前記作業工具のうち前記ハンドルに連結される本体部と、を有し、
    前記本体部は、
    前記第2連結部に連結されるハンドル連結部と、
    前記作業工具の前記工具本体部に連結される工具本体連結部と、
    集塵用モータと、
    前記集塵用モータに回転されるファンと、を有し、
    前記ファンの回転によって発生する風を利用して、前記集塵部の前記開口部を介して粉塵を収集するように構成されており、
    前記工具本体連結部は、前記第1連結部に対して前記前後方向に摺動可能に係合する係合部を有し、
    前記係合部が前記第1連結部に対して前方向から後方向に向かって摺動することで、前記工具本体連結部を介して前記工具本体部に機械的に連結されるとともに、前記ハンドル連結部が前記第2連結部に連結され、
    前記作業工具に装着された前記集塵装置は、前記ハンドル連結部を介して前記ハンドルから給電されて、前記集塵用モータを駆動するよう構成されることを特徴とする集塵装置。
  2. 請求項1に記載の集塵装置であって、
    当該集塵装置が前記作業工具に装着された状態において、前記本体部、前記ハンドルおよび前記工具本体部によって囲まれた領域が形成されるように、前記本体部に領域形成部が設けられていることを特徴とする集塵装置。
  3. 請求項1または2に記載の集塵装置であって、
    前記ハンドルには、前記駆動機構用モータを駆動するためのトリガが設けられており、
    前記トリガは、前記集塵装置が前記作業工具に装着された状態において、前記把持部、前記接続部および前記工具本体部によって囲まれた前記スペースに突出するように設けられていることを特徴とする集塵装置
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の集塵装置であって、
    前記駆動機構用モータに駆動される冷却ファンを有し、
    前記工具本体部は、前記冷却ファンの駆動によって発生される冷却風を前記工具本体部の外部に排出する排出口を有し、
    前記排出口から冷却風が前記領域に排出されるように、前記排出口が前記本体部、前記ハンドルおよび前記工具本体部によって囲まれた領域に面するように設けられていることを特徴とする集塵装置
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