JP2007044787A - フック装置付き携帯用電動工具。 - Google Patents

フック装置付き携帯用電動工具。 Download PDF

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Abstract

【課題】 ロック機能を有すフック装置により、携帯用電動工具の盗難を防止する。
【解決手段】 携帯用電動工具に設けられたフック装置において、当該フック装置が有す二つの端部の内、一端を携帯用電動工具の本体に所定量のみ回動及びスライド可能に常時連結した連結端部とし、他端を携帯用電動工具の本体に連結した位置と離間した位置との間で移動可能な可動端部とする。可動端部を携帯用電動工具の本体に連結した状態において、携帯用電動工具の本体から離間した位置への移動を阻止するように、連結状態でロックすることを可能とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、モータにより駆動されるレシプロソーや丸鋸等の携帯用電動工具に設けられ、非使用時に、携帯用電動工具を足場の骨組みや脚立等に引掛け保持するためのフック装置に関する。
携帯用電動工具は、建築現場等において、非使用時には地面や作業台に置かれるのが一般的である。地面に置くことは、それによって作業の障害となったり、建築資材が当たる等による破損の虞が生じる。また携帯用電動工具を置くことのできる作業台が常にあるとは限らない。このような問題を解決するため、携帯用電動工具に足場の骨組みや脚立等に引掛けて保持することができるフックを設けたものが提供されている。
一方、建築作業では、一人の作業者が目的に応じて種々の工具を使用するため、ある工具を使用し、再びその工具を使用するまでに長い時間が空くことがある。また、一般的に建築作業は長期間に渡るため、作業者はその日の作業が終了しても携帯用電動工具を持ち帰らないことがある。これらのような場合、携帯用電動工具は長時間に渡って建築現場に放置された状態となる。
米国特許第5,850,698号公報
携帯用電動工具は建築作業の効率を上げるためには必須の道具であるが、手工具に比して高価なものである。このため、長時間に渡って建築現場等に携帯用電動工具を放置してその場を離れると、盗難に遭うという問題が生じていた。
従来の携帯用電動工具に設けられたフック装置においては、非使用時に作業者の邪魔にならない場所に携帯用電動工具を保持するという問題は解決されるものの、その状態がロックされるものではなく、その工具の所有者以外の者であっても容易に当該携帯用電動工具を取外し、持ち運ぶことができるものであった。
このため、長時間に渡って放置した際等に、盗難に遭うという問題は依然として生じていた。
そこで、請求項1に記載の発明は、携帯用電動工具をそれに設けられたフック装置によって引掛け対象物に引掛け、その状態でロックすることを可能にし、盗難を防止することができる携帯用電動工具を提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、フック装置の二つの端部のうち、一端は常に携帯用電動工具本体に連結され、他端は携帯用電動工具本体に連結および離間する位置の間で可動とし、連結した状態でロックすることが可能な構成としたことを特徴とするものである。ここで、本発明における「ロック」とは、いわゆる鍵を掛けた状態のことを指し、基本的には、ロックした者の操作によらなければその解除をすることができない状態にすることを意味する。
請求項2に記載の発明は、請求項1の目的を充電式工具に適用したものである。
請求項1に記載の発明によれば、携帯用電動工具のフック装置を引掛け対象物に引掛けた後、その可動端部を携帯用電動工具本体に連結し、その状態でロックすることができる。この状態は、フック装置と携帯用電動工具本体とによって形成される環の中に、引掛け対象部材が位置することを意味する。従って、ロックを解除しなければ携帯用電動工具本体を引掛け対象部材から離間させることができず、盗難を防止することが可能となる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の発明を、携帯用電動工具の中でも、携帯性に優れた充電式の工具に適用することで、より盗難防止の効果を図ることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1から図4は、本発明の携帯用電動工具の一例であるレシプロソーの側面図であり、本発明にかかるフック装置の、それぞれ異なる状態を示したものである。説明にあたり、本発明におけるレシプロソー1の内部機構については、公知の技術から何ら変更を要すものではないため、説明は省略する。
レシプロソー1の外形主要部は、図示省略のモータを収納するモータハウジング2を中心として、その前方(図1の右方)に、モータの回転を減速するギヤ及びモータの回転運動を往復運動に変換するクランク機構を収納したギヤハウジング3を連結し、また、モータハウジング2の後方(図1の左方)には、使用者が作業時に握る操作部としてのハンドル4を連結して成る。ハンドル4は上部連結部4aと下部連結部4bによりモータハウジング2に連結され、略D字状を形成している。そしてハンドル4の下部にはモータの駆動源であるバッテリー5が着脱可能に取り付けられ、レシプロソー1の全体外形を形成している。
フック装置6の主要部は、モータハウジング2の側面上方に固定された取付基部7と、該取付基部7に対し、その軸線方向(図1の左右方向)周りに任意の一定角度相対回動可能、且つ、軸線方向に任意の一定幅相対移動可能に常時連結された連結端部6b、フック本体部6a、および取付基部7に対して離間する位置と連結する位置との間で移動可能な可動端部6cとから構成される。連結端部6bとフック本体部6aは金属等の強度のある棒状部材を折り曲げることで連続形成している。フック本体部6aの連結端部6bと反対側の端部には、可動端部6cの一端が、ピン等から成る回動支点6dにより連結されている。可動端部6cの他端は、取付基部7の連結孔7aに挿入可能なように本体部6aとの連結部から曲折形成されている。
ロック手段8は公知のダイヤルナンバー式施錠機構であり、基体部と操作部から構成される。基体部はフック装置6の取付基部7が兼用しており、該基体部に操作部としてのダイヤル11を取り付けることで構成している。
以上の如く構成されたレシプロソー1において、非使用時にはフック装置6を、まず、図2に示す開放状態、すなわち可動端部6cを取付基部7から離間した状態とし、その開口部9から図示省略の引掛け対象部材、例えば、骨組みされた足場の鉄骨等に引掛け、レシプロソー1をその場に保持することができる。この状態が、通常のフックとして使用した場合であり、再び作業をする際には、開口部9から引掛け対象部材を抜くことで容易に取り外すことができる。このため、再びレシプロソー1を使用するまでの時間が短い場合には、このような使用が適している。なお、図2の状態における可動端部6cの位置、すなわち、取付基部7から離間した位置が請求項1に記載の第一の位置に対応する。
次に、本発明の特徴であるロック使用について説明する。レシプロソー1を用いた作業が一旦終了し、再び使用するまでが長時間である場合、特に作業者が作業現場から離れる場合には、前述の引掛け操作の後、可動端部6cを回動支点6dを中心に回動操作し、可動端部6cが取付基部7の連結孔7aに対抗する位置まで回動させる。この状態を表したのが図3である。その後、フック装置6全体を図3の矢印Aの方向にスライドさせ、可動端部6cを取付基部7内に挿入する。これにより、図4に示す如く、可動端部6cと取付基部7が連結状態となり、フックの開口部9が完全に閉塞された状態となる。すなわち、フック装置6とレシプロソー1とによって環状部10が形成され、その環状部10の中に引掛け対象部材が位置した状態となる。ただし、この状態にするのみでは連結状態がロックされてはおらず、可動端部6cを取付基部7から離間する方向(図3の矢印Aとは逆方向)に向けてスライドさせることが可能である。なお、図4の状態における可動端部6cの位置、すなわち、取付基部7に連結した位置が請求項1に記載の第二の位置に対応する。
連結状態でロックするには、ロック手段8として設けられたダイヤルナンバー式施錠機構を用いる。これは、4つのダイヤル11により決定される4桁の番号が、予め決められた解除番号のときに可動端部6cを取付基部7内に挿入し、フック装置6全体を矢印Aの方向にスライドさせた挿入状態において、4桁の数字を解除番号以外の数字に変更することで、可動端部6cが取付基部7内から抜き取ることができなくなる一般的なものである。このようにロック状態としておけば、他人がレシプロソー1を引掛け対象部材から取り外すことができなくなり、盗難を防止することが可能となる。なお、当該ロック状態が請求項1に記載の、可動端部6cを第二の位置から第一の位置への移動を阻止した状態に対応する。
そして、再びレシプロソー1を使用する際は、ダイヤルナンバー式施錠機構の番号を解除番号にすることでロック状態は解除され、可動端部6cを取付基部7から離間する方向(図3の矢印Aとは逆方向)へとスライドさせることが可能となる。スライドさせることで図3の状態、すなわち、可動端部6cが取付基部7とは非連結状態となり、回動支点6dを中心に回動可能となるため、環状部10を切開し、再び図2に示す如く、開口部9を形成することができる。これによって、レシプロソー1を引掛け対象部材から取り外すことが可能となる。
また、フック装置6は連結端部6bが取付基部7に対してその軸線方向(図3の左右方向)周りに回動可能に取り付けられているため、レシプロソー1の本体に対する引掛け位置(レシプロソー1の本体に対するフック開口部の位置)を、設定範囲内において任意に選ぶことができる。さらに、本回動構造により、レシプロソー1を使用中には、フック本体部6aがモータハウジング2の側面に当接した状態、すなわち、図1に示す状態にすることでフック装置6が作業の邪魔にならない収納状態となる。
このように、上記形態のレシプロソー1によれば、非使用時において、レシプロソー1を容易に引掛け及び取外し操作ができるという従来のフック機能をそのまま具備しつつ、必要な際は、引掛け状態でロックすることが可能なため、盗難を防止することができる。 また、本実施例のレシプロソー1は充電式の所謂バッテリー工具であるため、電源コードを有さない構成である。本構成の特徴は、作業時の操作性が良好であるだけではなく、持ち運びが容易であるという携帯性の利点も有す。しかしながら、携帯性が良いという利点は裏を返せば盗難に遭い易いという欠点に繋がる。従って、このような充電式工具において本発明を適用することで、盗難防止の効果をより一層発揮することが可能となる。
なお、本実施例のフック装置においては、フック本体部と本体部に対して回動可能に取付けられた可動部とによる二部材から成る構成としたが、本構成に限られるものではなく、フック自体は単一の部材で構成し、その一端がレシプロソー本体に回動可能に常時連結され、その回動により、フック他端部がレシプロソー本体へ連結および離間する構成とすることも可能である。
また、本実施例ではロック手段として、ダイヤルナンバー式施錠機構を用いて説明したが、この形態に限定されるものではなく、一般的なシリンダー鍵(鍵本体に鍵穴が設けられ、別体としての操作鍵を鍵穴に挿入し、その操作鍵を回動させることでロックおよび解除を行う形態のもの)であっても盗難防止の目的達成には何ら差し支えない。この場合には、フック装置の取付基部に鍵本体および鍵穴を設ける構成とすればよいが、作業者が別途操作鍵を携帯する必要が生じる。このため、鍵本体に操作部が一体状に設けられた本実施例のダイヤルナンバー式施錠機構であれば、別途操作鍵を携帯する必要がないため利便性がよく、また、操作鍵を紛失するといった心配がないため好適である。
レシプロソーの側面図であり、フック収納状態を示した図である。 フックとレシプロソー本体が非連結状態であり、開口部が最大に形成された 状態を示した図である。 フックをレシプロソー本体に連結する直前の状態を示した図である。 フックとレシプロソー本体が連結状態であり、連結状態のロック状態および 非ロック状態の両方を示した図である。
符号の説明
1・・・レシプロソー
2・・・モータハウジング
3・・・ギヤハウジング
4・・・ハンドル
4a・・・上部連結部
4b・・・下部連結部
5・・・バッテリー
6・・・フック装置
6a・・・フック本体部
6b・・・連結端部
6c・・・可動端部
6d・・・回動支点
7・・・取付基部
7a・・・連結孔
8・・・ロック手段
9・・・開口部
10・・・環状部
11・・・ダイヤル










Claims (2)

  1. フック装置を有す携帯用電動工具であって、該フック装置は、二つの端部を有し、一端は前記携帯用電動工具の本体に常時連結されており、他端は、前記携帯用電動工具の本体と離間した第一の位置と、前記携帯用電動工具の本体に連結した第二の位置との間で移動可能な可動端部であり、前記可動端部が前記第二の位置にあるとき、前記第一の位置への移動を阻止することが可能なロック手段がさらに設けられていることを特徴とするフック装置付き携帯用電動工具。
  2. 前記携帯用電動工具が、充電式工具である請求項1に記載のフック装置付き携帯用電動工具。







































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