JP5953197B2 - 鞍乗り型車両 - Google Patents

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Description

本発明は、過給機付きエンジンが備えられている鞍乗り型車両の改良に関する。
エンジンに付属し、吸気を周囲の大気圧力以上の圧力に高めて過給気とし、この過給気をエンジンの吸気ポートへ送る過給機で、エンジンのクランク軸によって駆動される機械式の過給機はスーパーチャージャと呼ばれる。このようなスーパーチャージャ付きエンジンを備えている鞍乗り型車両が知られている(例えば、特許文献1(第2図)参照。)。
特許文献1の第2図に示すように、エンジン(8)(括弧付き数字は、特許文献1記載の符号を示す。以下同じ。)は、クランクケース(9)と、このクランクケース(9)の上面に載置され車両斜前上方に延びるシリンダブロック(10)と、このシリンダブロック(10)の上面に載置されるシリンダヘッド(13)と、このシリンダヘッド(13)の上面に載置されるヘッドカバー(20)とを有する。ヘッドカバー(20)の上面に、エアクリーナ(23)で浄化された吸気を気化器(18)へ送るスーパーチャージャ(25)が設けられる。エアクリーナ(23)から気化器(18)に至る吸気管路(24)に、スーパーチャージャ(25)とサージタンク(32)とがこの順に介在される。
ところで、ヘッドカバー(20)の上面には、重量の嵩むスーパーチャージャ(25)が取付けられる。このため、シリンダブロック(10)の前傾角度によっては、車両の重心が高くなる。重心が高くなると、車両の旋回性能を向上させるという観点では課題となる。
また、特許文献1の技術では開示されていないが、スーパーチャージャの下流にインタークーラを設け、過給によって昇温された過給空気を一旦冷やした後、エンジンに供給する方が、エンジンの効率向上の観点で望ましい。しかしながら、特許文献1のスーパーチャージャ(25)からサージタンク(32)へ延びる吸気管路(24)は、車両斜め後上方へ延びている。仮に、この吸気管路(24)にインタークーラを介在させたとしても、このインタークーラに走行風が当たり難いという問題がある。
スーパーチャージャ付きエンジンが備えられている鞍乗り型車両において、車両の重心を下げると共に、インタークーラへ走行風を当たり易くする技術が望まれる。
特開平1−301919号公報
本発明は、スーパーチャージャ付きエンジンが備えられている鞍乗り型車両において、車両の重心を下げると共に、インタークーラへ走行風を当たり易くする技術を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、車体フレームに締結されるエンジンと、このエンジンの吸気系に設けられ外気を浄化するエアクリーナと、このエアクリーナの下流に設けられエンジンに過給空気を供給するスーパーチャージャと、このスーパーチャージャの下流に延びている過給空気通路と、この過給空気通路の下流に設けられ過給空気を冷やすインタークーラと、このインタークーラの下流に設けられ、冷やされた過給空気を一時的に溜めるサージタンクと、このサージタンクの下流に設けられ、エンジンに供給される空気量を調節するスロットルボデイと、が備えられている鞍乗り型車両において、エンジンは、クランクケースと、このクランクケースから車両斜め前上方へ前傾して延びるシリンダ部とを有し、スーパーチャージャは、シリンダ部の後方でクランクケースの上面に配置され、インタークーラは、車体フレームのヘッドパイプ後方に配置され、サージタンクは、インタークーラの後方に配置され、過給空気通路は、斜め前上方へ延びてインタークーラに接続され、サージタンクは、車幅方向中心より、左右の一方にオフセットして配置され、サージタンクの前方に、インタークーラの排風を車幅方向中心より、左右の他方へガイドするガイド部材が配置されていることを特徴とする。
請求項2に係る発明では、インタークーラは、走行風で過給空気を冷やすコア部と、このコア部の車幅方向左右に設けられ過給空気を一時的に溜める左右のタンク部とを有し、サージタンクは、左右のタンク部の一方に寄せて配置され、過給空気通路は、左右のタンク部の他方に接続されることを特徴とする。
請求項3に係る発明では、サージタンクは、車両側面視で、スーパチャージャの直上に配置され、サージタンクとスーパーチャージャ間に、余剰になった過給空気をスーパーチャージャの入口へと戻すバイパス通路が設けられていることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、車両側面視で、サージタンクからスロットルボデイへ延びている通路と、バイパス通路とは逆V字状に配置され、車両平面視で、スロットルボデイと、バイパス通路に介在されるバイパス用スロットルボデイとは、車幅方向にオフセット配置されていることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、サージタンクの後方に、エアクリーナが配置され、このエアクリーナの側方を通って、インタークーラの排風が車両後下方へ導かれるように排風通路が形成されていることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、車両側面視で、インタークーラは、ヘッドパイプに平行に配置されることを特徴とする。
請求項7に係る発明は、鞍乗り型車両の前面に、走行風取入口が形成され、この走行風取入口からインタークーラへ延びて走行風を案内するダクト部材が備えられていることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、スーパーチャージャは、シリンダ部の後方でクランクケースの上面に配置されるので、過給システム搭載によって車両の重心が高くなることを極力低く抑えられる。車両の重心が低く抑えられれば、車両の旋回性能を向上させ易くすることができる。
また、ヘッドパイプ後方に、インタークーラが配置される。車両前部に配置されるヘッドパイプの後方であれば、走行風はインタークーラに当たり易くなる。従って、インタークーラは冷やされ易い。さらに、インタークーラの直後に、サージタンクが配置されるので、インタークーラからサージタンクに延びている過給空気通路を短くすることができる。結果、過給に係るタイムラグを低減させることができる。
又本発明では、サージタンクの車幅方向中心は、車幅左右の一方にオフセットして配置され、サージタンクの前方に、インタークーラの排風を車幅方向左右の他方へガイドするガイド部材が配置される。インタークーラの排風は、ガイド部材によって車幅方向の左右の他方へガイドされた後、車両後方へ円滑に流れる。サージタンクの前方に、ガイド部材を配置したので、サージタンクにインタークーラの排風の熱が伝わり難くなる。結果、サージタンクの温度上昇が抑えられる。
請求項2に係る発明では、サージタンクは、インタークーラの後方に配置されると共に、このインタークーラの左右のタンク部のうちの一方に寄せて配置されるため、サージタンクをインタークーラの左右のタンク部から等距離に配置する場合、又は、サージタンクをインタークーラの左右のタンク部の他方に寄せて配置する場合に比べて、インタークーラのタンク部からサージタンクに延びる過給空気通路の長さを短くできる。
また、インタークーラの排風を車幅方向の他方へガイドするガイド部材が配置され、スーパーチャージャからタンク部へ延びる過給空気通路は、左右のタンク部のうちの他方に接続される。このとき、過給空気通路側は、インタークーラの排風に曝され易くなるが、この過給空気通路を通る過給空気は、インタークーラの排風よりも温度が高いため、問題はなく、熱観点でも合理的な過給系部品配置とすることができる。
請求項3に係る発明では、スーパチャージャの直上に配置されるサージタンクとスーパーチャージャの間に、バイパス通路が設けられている。サージタンクとスーパーチャージャとを上下に配置したので、バイパス通路を短くできる。結果、バイパス通路をコンパクトにまとめることが可能になる。
請求項4に係る発明では、車両側面視で、サージタンクからスロットルボデイへ延びている通路とバイパス通路とは逆V字状に配置されている。また、スロットルボデイと、バイパス用スロットルボデイとは、車幅方向にオフセット配置されている。
仮に、スロットルボデイとバイパス用スロットルボデイとが車幅方向にオフセットされず車両長手方向に並んで配置されると、スロットルボデイとバイパス用スロットルボデイ間の距離が長くなる場合がある。すると、逆V字状のなす角度が大きくなる。加えて、車両長手方向に必要なスペースが嵩む。
この点、本発明では、スロットルボデイとバイパス用スロットルボデイとは、車幅方向にオフセット配置されている。オフセット配置により、車両長手方向に、スロットルボデイとバイパス用スロットルボデイとを近づけて配置でき、逆V字状のなす角度は小さくなる。結果、より小さなスペースに、スロットルボデイとバイパス用スロットルボデイとを配置することが可能になる。
請求項5に係る発明では、インタークーラの排風が車両後下方へ導かれるように、インタークーラに、排風通路が形成される。インタークーラの排風は、車両後下方へ導かれるので、この排風を運転者から離して流すことができる。
請求項6に係る発明では、インタークーラは、ヘッドパイプに平行に配置される。ヘッドパイプと平行に配置されるインタークーラであれば、ヘッドパイプと非平行にヘッドパイプが配置される場合に比べ、デッドスペースが形成され難くなる。結果、インタークーラの容量を大きく確保することができる。
請求項7に係る発明では、走行風取入口からインタークーラへダクト部材が延びている。このダクト部材を通って、走行風がインタークーラへ導かれるようにした。このダクト部材によって、走行風を円滑にインタークーラへ流すことができるため、インタークーラの冷却効率を高めることができる。
本発明に係る自動二輪車の左側面図である。 図1の要部拡大図である。 図1の3矢視図である。 本発明に係る過給機付きエンジンの斜視図である。 吸気系要素において吸気の流れを説明するフロー図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。図中及び実施例において、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」は、各々、自動二輪車に乗車する運転者から見た方向を示す。
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、自動二輪車10は、車体フレーム11を備えている。この車体フレーム11は、前輪操向部13を操向自在に支えるヘッドパイプ21と、このヘッドパイプ21の下部から車両後方へ延びるメインフレーム22と、ヘッドパイプ21の上部とメインフレーム22間に渡され結合強度を高めるサブフレーム23と、メインフレーム22の前部から斜後ろ下方へ延びてエンジン15を支持するダウンフレーム24と、メインフレーム22の後端から下方へ延び後輪懸架部24を揺動自在に支持するピボットフレーム26と、このピボットフレーム26の上部後端から後上方へ延びてシート16を支えるシートレール25と、ピボットフレーム26から後上方へ延びてシートレール25を支えるサポートフレーム29と、からなる。図中、メインフレーム22、サブフレーム23、シートレール25、ピボットフレーム26及びサポートフレーム29は、車幅方向左右に設けられている。シートレール25の後端に、テールライト35やナンバープレート36が取付けられるリヤフェンダ37が後輪18の後上方を覆うように取付けられる。
自動二輪車10は、エンジン15の前方に前輪17が配置され、エンジン15の後方に後輪18が配置され、前輪17と後輪18の間にシート16が配置され、このシート16に乗員が跨って座る形態の鞍乗り型車両である。エンジン15は、ダウンフレーム24に加え、メインフレーム22及びピボットフレーム26に支持される。つまり、エンジン15は、車体フレーム11に懸架される。ダウンフレーム24には、ラジエータ39が取付けられている。
前輪操向部13は、ヘッドパイプ21に回動自在に設けられるフロントフォーク27と、フロントフォーク27の上端に取付けられるハンドル28と、フロントフォーク27の下端に回転自在に取付けられる前輪17とからなる。後輪懸架部24は、ピボットフレーム26に車幅方向に設けられるピボット軸30と、このピボット軸30から車両後方へ延びてピボット軸30に揺動自在に支持されるスイングアーム31と、このスイングアーム31の後端に回転自在に取付けられる後輪18と、スイングアーム31と車体フレーム11との間に介在されるクッションユニット32及びリンク部33と、からなる。前輪操向部13にメータパネル34が取付けられている。
前輪17の上方から車両後方に向かって車体フレーム11の側方及び上方は、カウル40で覆われる。カウル40の車両前面41に、走行風を取入れる走行風取入口42が形成され、この走行風取入口42からインタークーラ43へダクト部材44が延びている。ダクト部材44は、カウル40に設けられている。
次に、スーパーチャージャ付きエンジンの構成について説明する。
図2に示すように、エンジン15は、クランクケース46と、このクランクケース46から車両斜め前上方へ前傾して延びるシリンダ部47とを有する。同様に、シリンダ部47の中心軸47cも、クランクケース46のクランク軸48の中心から車両斜め前上方へ鉛直線VLに対し角度θで前傾するように延びている。ここで、実施例での角度θは45°以上とされ、シリンダ部47は、鉛直方向よりも水平方向に近い角度まで前傾される。シリンダヘッド53は、シリンダブロック51の上面52に取付けられる。シリンダ部47は、シリンダブロック51と、シリンダブロックの上面52に載置されるシリンダヘッド53と、このシリンダヘッドの上面54に載置されるヘッドカバー55とからなる。
シリンダブロック51に、シリンダ軸47cを中心とし、ピストン57を摺動可能に支持するシリンダボア58が形成される。ピストン57は、図示せぬコンロッドを介してクランク軸48に連結される。シリンダヘッド53の車両前方側に向く下面62に、排気ガスが通る排気ポート64が形成され、シリンダヘッド53の車両後方側に向く上面61に、混合気が通る吸気ポート63が形成される。排気ポート64に排気弁66が設けられ、吸気ポート63に吸気弁65が設けられる。排気弁66及び吸気弁65は、クランク軸48に連結され、且つ、駆動される図示せぬ動弁機構によって所定のタイミングで開閉駆動される。排気ポート64に排気管(図1、符号68)が連結され、吸気ポート63に燃料の供給量を調整するスロットルボデイ67が連結される。
次に、吸気系の詳細について説明する。
吸気系70は、エンジン15の運転状態に応じで、所定量の混合気をエンジン15に送る装置であって、クランクケース46の上方に配置されエンジン15に取入れる空気を浄化するエアクリーナ71と、このエアクリーナ71の上部に設けられる吸気口71aと、エアクリーナ71の右側面下部から車幅方向右側へ少し延びた後、曲がって前方へ延びる吸気通路72と、この吸気通路72の先が車幅方向内側に曲がった箇所に設けられるチャンバー112と、このチャンバー112に接続されると共にエアクリーナ71の直前に配置され吸入空気を圧縮し過給空気にするスーパーチャージャ73と、このスーパーチャージャ73から斜め前上方へ延びる第1過給空気通路81と、この第1過給空気通路81の先に接続され過給空気を冷やすインタークーラ43と、このインタークーラ43から後方に延びる第2過給空気通路82と、この第2過給空気通路82の先に接続され過給空気を一時蓄えるサージタンク74と、このサージタンク74から斜め前下方に延びる第3過給空気通路83と、この第3過給空気通路83の先が接続されるスロットルボデイ67と、サージタンク74から下方に延び車幅方向右側に曲がってスーパーチャージャ73の入口に設けたチャンバー112につながるバイパス通路84と、このバイパス通路84に介在され運転状態に応じて適宜開閉制御されるバイパス用スロットルボデイ77とからなる。サージタンク74は、インタークーラ43の後方に配置される。また、バイパス用スロットルボデイ77は、スーパーチャージャ73の上方に配置される。また、エアクリーナ71は、その上部に吸気口71aが配置され、その下部に出力側の吸気通路72が配置されている構造から、上半部がダーテイサイドであり、下半部がクリーンサイドとなっている。
シリンダ部47の後方に配置されるスーパーチャージャ73は、クランクケース46の上方に臨む上面49に取付けられている。スーパーチャージャ73は、内部に螺旋状のロータ87、88が内蔵され、これらのロータ87、88の一方にスーパーチャージャー従動軸91が連結され、スーパーチャージャー従動軸91に従動プーリ92が取付けられている。
一方、エンジンのクランクケース46に、クランク軸48と、このクランク軸48に噛み合いクランク軸48に連動するバランサ軸93が設けられ、このバランサ軸93にスーパーチャージャ73を駆動する駆動プーリ94が取付けられる。
駆動プーリ94と従動プーリ92の間にベルト95が巻回され、エンジン15の機械系駆動力によりスーパーチャージャ73が駆動される。加えて、クランクケース46にベルト95を外方から押圧することでベルト95の張力を所定値に保つテンショナプーリ96が設けられる。テンショナプーリ96は、テンショナ軸97に取付けられている。
次に、インタークーラ及びサージタンクの配置について説明する。
インタークーラ43は、ヘッドパイプ21の後方に配置される。また、車両側面視で、インタークーラ43を構成し空気が通過するコア部(図3、符号101)の面が、ヘッドパイプ21の軸方向に沿って配置される。つまり、インタークーラ43は、ヘッドパイプ21に平行に配置されている。サージタンク74は、インタークーラ43の後方に配置され、過給空気通路(第1過給空気通路81)は、斜め前上方へ延びてインタークーラ43に接続される。サージタンク74は、スーパーチャージャ73の直上に配置されている。さらに、サージタンク74からスロットルボデイ67へ延びている通路(第3過給空気通路83)と、バイパス通路84とは逆V字状に配置される。
図3に示すように、ヘッドパイプ21の後方に配置されるインタークーラ43は、走行風で過給空気を冷やすコア部101と、このコア部101の車幅方向左右に設けられ過給空気を一時的に溜める左右のタンク部102L、102Rとを有する。コア部101に冷却用のファン103が備えられている。左のタンク部102Lに、スーパーチャージャ73から延びている第1過給空気通路81が連結され、右のタンク部102Rから第2過給空気通路82が延びてサージタンク74へ連結される。サージタンク74の車幅方向中心74cは、左右のタンク部102L、102Rの一方(右のタンク部102R)に寄せて配置され、過給空気通路(第1過給空気通路81)は、左右のタンク部102L、102Rの他方(左のタンク部102L)に接続される。
サージタンク74の車幅方向中心74cは、車幅方向中心110cより、左右の一方(右側)にオフセットして配置される。また、サージタンク74の前方に、インタークーラ43の排風を車幅方向中心より、左右の他方(左側)へガイドするガイド部材111が配置されている。サージタンク74とスーパーチャージャ73間に、余剰になった過給空気をスーパーチャージャの入口に設けたチャンバー112へと戻すバイパス通路(図2、符号84)が設けられている。また、スロットルボデイ67と、バイパス通路84に介在されるバイパス用スロットルボデイ77とは、車幅方向にオフセット配置される。
図2にて、車両側面視で、サージタンク74からスロットルボデイ67へ延びている通路(第3過給空気通路83)とバイパス通路84とは逆V字状に配置されている。
図3にて、仮に、スロットルボデイ67とバイパス用スロットルボデイ77とが車幅方向にオフセットされていない状態で車両長手方向に並んで配置されると、スロットルボデイ67とバイパス用スロットルボデイ77間の距離が長くなる場合があり、逆V字状のなす角度が大きくなる。すると、車両長手方向に必要なスペースが嵩む。
この点、本発明では、スロットルボデイ67とバイパス用スロットルボデイ77とは、車幅方向にオフセット配置されている。オフセット配置により、車両長手方向に、スロットルボデイ67とバイパス用スロットルボデイ77とを近づけて配置でき、逆V字状(天地が逆のV字又は下に開いているV字)のなす角度が小さくなる。結果、より小さなスペースに、スロットルボデイ67とバイパス用スロットルボデイ77とを配置することが可能になる。
次に、インタークーラの車両前方に設けられるダクト部材について説明する。
図1にて、カウル40の車両前面41に、走行風を取入れる走行風取入口42が形成され、この走行風取入口42からインタークーラ43へ延び走行風を案内するダクト部材44が備えられている。このダクト部材44により、走行風は円滑にインタークーラ43に導かれる。
次に、インタークーラの車両後方に設けられる排風通路について説明する。
図3にて、サージタンク74の後方に、エアクリーナ71が配置され、このエアクリーナ71の側方を通って、インタークーラ43の排風が車両後下方へ導かれるように、インタークーラ43に、排風通路120が形成されている。
図1にて、これにより、走行風取入口42から入った走行風Wiは、ダクト部材44を通り、インタークーラ43を通過し、排風通路(図3、符号120)を通り、シートレール25とカウル40の間を通過して車両後方へ図矢印Woの如く抜ける。
次に、排風通路の詳細について説明する。
図3において、インタークーラ43に形成される排風通路120は、コア部101と略同一幅で車両後方に延びる左右の第1側壁121L、121Rと、左の第1側壁121Lの後端から車両後斜め左方に延びる左の第2側壁122Lと、この左の第2側壁122Lの後端から車両後方へ延びる左の第3側壁123Lと、右の第1側壁121Rの後端から車両後斜め左方に延びるガイド部材111(右の第2側壁122R)と、この右の第2側壁122Rの後端から車両後方へ延びる右の第3側壁123Rとを有する。右の第2側壁122Rは、サージタンク74の前方に、インタークーラ43の排風を車幅方向中心より、左方へガイドするものである。
インタークーラ43の排風は、ガイド部材(右の第2側壁122R)によって車幅方向の左方へガイドされるので、インタークーラ43の排風は円滑に車両後方へ流れる。加えて、サージタンク74にインタークーラ43の排風の熱が伝わり難くなる。結果、サージタンク74の温度上昇を抑えることができる。
次に、吸気系の配置構造について説明する。
図4に示すように、エンジン15の吸気系70に、外気を浄化するエアクリーナ71が設けられ、このエアクリーナ71の車両前方にエンジン15に過給空気を供給するスーパーチャージャ73が設けられ、このスーパーチャージャ73の車両前方に過給空気通路(第1過給空気通路(図2、符号81))が延びており、第1過給空気通路81の下流に過給空気を冷やすインタークーラ43が設けられ、このインタークーラ43の後方に冷やした過給空気を一時的に溜めるサージタンク74が設けられ、サージタンク74の下流に過給空気に所定量の燃料を混合させエンジン15に混合気を送るスロットルボデイ67が設けられる。
次に、吸気系を構成する要素と吸気の流れについて説明する。
図5に示すように、吸気系70は、上流から下流に向け、エアクリーナ71、スーパーチャージャ73、インタークーラ43、サージタンク74及びスロットルボデイ67がこの順に連結されている。サージタンク74とスーパーチャージャ73の入口112の間に、余剰になった過給空気を戻すバイパス通路84が設けられ、このバイパス通路84の途中に、バイパス用スロットルボデイ77が介在されている。
エアクリーナ71の吸気口71aから入った外気は、エアクリーナ71を通って浄化され、浄化された吸気はスーパーチャージャ73に入り昇圧されて過給空気となり、スーパーチャージャ73から延びる第1過給空気通路91が接続されるインタークーラ43に入って温度が下げられ、下流側に設けたサージタンク74で一時蓄えられた後、スロットルボデイ67で霧化された燃料と混合されて混合気となり、エンジン15の吸気ポート63に送られる。また、エンジン15の運転状態によっては、バイパス用スロットルボデイ77が開放され、余剰になったサージタンク内の過給空気をスーパーチャージャ73の入口に設けたチャンバー112へと戻すようにした。
以上に述べたスーパーチャージャー付き自動二輪車の作用を次に述べる。
サージタンク74とスーパーチャージャ73間に、余剰になった過給空気をスーパーチャージャの入口に設けたチャンバー112へと戻すバイパス通路84が設けられ、このバイパス通路84にバイパス用スロットルボデイ77が介在される。バイパス用スロットルボデイ77は、スロットルボデイ67と関係して開閉制御される。
例えば、スロットルボデイ67が全開から全閉になったとき、サージタンク74内の過給空気は余剰となるので、過給空気圧力は上昇する。このとき、バイパス用スロットルボデイ77が大きく開き、サージタンク74内の過給空気を逃がすことで、サージタンク74内の過給空気の圧力を速やかに下げることが可能になり、アクセル操作に即応したエンジン(図4、符号15)の制御が可能になる。
図2にて、スーパーチャージャ73は、前傾配置されるシリンダ部47の後方で且つクランクケース46の上方に配置される。スーパーチャージャ73が、シリンダ部47の上面に配置されると、シリンダ部47の鉛直線からの前傾角度(θ)が小さくなる程、車両の重心が高くなり易い。車両の重心が高くなると、車両の旋回操作が重くなり旋回操作に力が要ることになる。
この点、本発明では、スーパーチャージャ73は、シリンダ部47の後方でクランクケース46の上面49に配置されるので、シリンダ部47の前傾角度(θ)に影響されることなく車両の重心が低く抑えられる。車両の重心が低く抑えられれば、車両の重心が高い場合に比べ、旋回操作を軽く行うことができる。結果、旋回に係る車両の操作性を高めることができる。
また、ヘッドパイプ21の後方に、インタークーラ43が配置される。ヘッドパイプ21の後方であれば、インタークーラ43の前方を遮る部材は限定されるため、インタークーラ43に走行風を当て易くなる。よって、インタークーラ43は冷やされ易い。さらに、インタークーラ43の後方に、サージタンク74が配置されるので、第2過給空気通路82の長さを短くできる。結果、過給に係るタイムラグを減らすことができる。
インタークーラ43は、ヘッドパイプ21に平行に配置される。すなわち、ヘッドパイプの軸21cとインタークーラの高さ方向に延びる軸43cとは、互いに平行に配置される。このようにヘッドパイプ21に平行に配置されるインタークーラ43であれば、ヘッドパイプ21との間に、デッドスペースが形成され難くできる。従って、車両スペースが有効に活用できるようになる。結果、インタークーラ43の容量を大きく確保することができる。
図3にて、サージタンク74の車幅方向中心は、車幅方向右側にオフセットして配置され、サージタンク74の前方に、インタークーラ43の排風を車幅方向中心110cより、車幅方向左側へガイドするガイド部材111が配置される。インタークーラ43の排風は、ガイド部材111によって車幅方向の左側へガイドされるので、インタークーラ43の排風は円滑に車両後方へ導かれる。加えて、サージタンク74にインタークーラ43の排風の熱が伝わり難くなる。結果、サージタンクの温度上昇を抑えることができる。
サージタンク74は、インタークーラ43の後方に配置されると共に、このインタークーラ43の右のタンク部102Rに寄せて配置されるので、インタークーラ43からサージタンク74の右のタンク部102Rに延びる第2過給空気通路82の長さを短くすることができる。
また、インタークーラ43の排風をサージタンク74の車幅方向の他方へガイドするガイド部材111が配置されると共に、第1過給空気通路81は、左のタンク部102Lに接続される。すなわち、過給空気通路側は、インタークーラ43の排風に曝され易くなるが、この第1過給空気通路81を通る過給空気は、インタークーラ43の排風よりも温度が高いため、問題はなく、熱観点でも合理的な過給系部品配置とすることができる。
図2にて、サージタンク74は、スーパーチャージャ73の直上に配置され、サージタンク74とスーパーチャージャ73の間に、バイパス通路84が設けられている。サージタンク74とスーパーチャージャ73とを上下に配置したので、バイパス通路84を短くできる。結果、バイパス通路84をコンパクトにまとめることが可能になる。
図1にて、走行風取入口42からインタークーラ43へダクト部材44が延びている。このダクト部材44を通って、走行風がインタークーラ43へ導かれるようにした。このダクト部材44によって、所定量の走行風をインタークーラ43に流すことができるため、インタークーラ43の冷却効率を高めることができる。
また、インタークーラ43の排風が車両後下方へ導かれるように、インタークーラ43に、排風通路120が形成される。インタークーラ43の排風は、車両後下方へ導かれるので、この排風を運転者から離すことができる。
尚、本発明は、実施の形態では自動二輪車に適用したが、鞍乗り型三輪車にも適用可能であり、一般の鞍乗り型車両に適用することは差し支えない。
本発明は、スーパーチャージャーが備えられている自動二輪車に好適である。
10…鞍乗り型車両(自動二輪車)、11…車体フレーム、15…エンジン、21…ヘッドパイプ、42…走行風取入口、43…インタークーラ、44…ダクト部材、46…クランクケース、47…シリンダ部、49…クランクケースの上面(前傾斜面)、67…スロットルボデイ、70…吸気系、71…エアクリーナ、73…スーパーチャージャ、74…サージタンク、74c…サージタンクの車幅方向中心、77…バイパス用スロットルボデイ、81…過給空気通路(第1過給空気通路)、82…、83…過給空気通路(第3過給空気通路)、84…バイパス通路、101…コア部、102L、102R…左右のタンク部、111…ガイド部材、120…排風通路。

Claims (7)

  1. 車体フレーム(11)に締結されるエンジン(15)と、このエンジン(15)の吸気系(70)に設けられ外気を浄化するエアクリーナ(71)と、このエアクリーナ(71)の下流に設けられ前記エンジン(15)に過給空気を供給するスーパーチャージャ(73)と、このスーパーチャージャ(73)の下流に延びている過給空気通路(81)と、この過給空気通路(81)の下流に設けられ過給空気を冷やすインタークーラ(43)と、このインタークーラ(43)の下流に設けられ、冷やされた過給空気を一時的に溜めるサージタンク(74)と、このサージタンク(74)の下流に設けられ、前記エンジン(15)に供給される空気量を調節するスロットルボデイ(67)と、が備えられている鞍乗り型車両において、
    前記エンジン(15)は、クランクケース(46)と、このクランクケース(46)から車両斜め前上方へ前傾して延びるシリンダ部(47)とを有し、
    前記スーパーチャージャ(73)は、前記シリンダ部(47)の後方で前記クランクケース(46)の上面(49)に配置され、
    前記インタークーラ(43)は、前記車体フレーム(11)のヘッドパイプ(21)後方に配置され、
    前記サージタンク(74)は、前記インタークーラ(43)の後方に配置され、
    前記過給空気通路(81)は、斜め前上方へ延びて前記インタークーラ(43)に接続され、
    前記サージタンク(74)は、車幅方向中心より、左右の一方にオフセットして配置され、
    前記サージタンク(74)の前方に、前記インタークーラ(43)の排風を車幅方向中心より、左右の他方へガイドするガイド部材(111)が配置されている、
    ことを特徴とする鞍乗り型車両。
  2. 前記インタークーラ(43)は、走行風で過給空気を冷やすコア部(101)と、このコア部(101)の車幅方向左右に設けられ過給空気を一時的に溜める左右のタンク部(102L、102R)とを有し、
    前記サージタンク(74)は、前記左右のタンク部(102L、102R)の一方に寄せて配置され、
    前記過給空気通路(81)は、前記左右のタンク部(102L、102R)の他方に接続されることを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両。
  3. 前記サージタンク(74)は、車両側面視で、前記スーパチャージャ(73)の直上に配置され、
    前記サージタンク(74)と前記スーパーチャージャ(73)間に、余剰になった過給空気を前記スーパーチャージャ(73)の入口へと戻すバイパス通路(84)が設けられていることを特徴とする請求項2記載の鞍乗り型車両。
  4. 車両側面視で、前記サージタンク(74)から前記スロットルボデイ(67)へ延びている通路(83)と、前記バイパス通路(84)とは逆V字状に配置され、
    車両平面視で、前記スロットルボデイ(67)と、前記バイパス通路(84)に介在されるバイパス用スロットルボデイ(77)とは、車幅方向にオフセット配置されていることを特徴とする請求項3記載の鞍乗り型車両。
  5. 前記サージタンク(74)の後方に、前記エアクリーナ(71)が配置され、
    このエアクリーナ(71)の側方を通って、前記インタークーラ(43)の排風が車両後下方へ導かれるように排風通路(120)が形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の鞍乗り型車両。
  6. 車両側面視で、前記インタークーラ(43)は、前記ヘッドパイプ(21)に平行に配置されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の鞍乗り型車両。
  7. 前記鞍乗り型車両の前面に、走行風取入口(42)が形成され、
    この走行風取入口(42)から前記インタークーラ(43)へ延びて走行風を案内するダクト部材(44)が備えられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の鞍乗り型車両。
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