JP2020186673A - 多気筒エンジンの吸気装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】機械式過給機40の輻射熱からインタークーラー50を保護して、インタークーラー50の冷却効率の低下を抑制できる多気筒エンジン1の吸気装置3を提供することを目的とする。【解決手段】少なくとも新気を含む気体を、多気筒エンジン1の各気筒16に供給する多気筒エンジン1の吸気装置3であって、気体を圧縮する機械式過給機40と、機械式過給機40に接続され、機械式過給機40が吐出した気体を冷却するインタークーラー50と、インタークーラー50に接続され、インタークーラー50が吐出した気体を多気筒エンジン1に導入する内部中空のインテークマニホールド60とを備え、機械式過給機40、インテークマニホールド60、及びインタークーラー50は、下方からこの順番で重なり合うように配設されたことを特徴とする。【選択図】図6
Description
この発明は、例えば機械式過給機を備えたような多気筒エンジンの吸気装置に関する。
一般的に、自動車などの車両において、複数の気筒を有する多気筒エンジンは、各気筒に吸気される少なくとも新気を含む気体の圧力が高いほど、より高い出力を得ることが知られている。このため、多気筒エンジンの吸気装置には、少なくとも新気を含む気体を圧縮する過給機を備えたものがある。
例えば、特許文献1には、少なくとも新気を含む気体を圧縮する機械式過給機と、機械式過給機から吐出された気体を冷却するインタークーラーと、インタークーラーから多気筒エンジンの各気筒へ気体を導通させるインテークマニホールドとを備えた吸気装置が記載されている。
ところで、機械式過給機は、少なくとも新気を含む気体を圧縮する過程において、軸体の回転に伴う発熱、ロータの噛み合いに伴う発熱、ギヤ対の噛み合いに伴う発熱、及び圧縮に伴う気体の発熱などによって、その温度が上昇して高温状態となり易い。このため、機械式過給機は、軸体やロータなどを収容するハウジングを介して、その熱を外部に放熱している。
この際、特許文献1のように、インタークーラーとインテークマニホールドとが略同じ車両上下方向の位置に配置され、機械式過給機がインタークーラーの下方に配置された吸気装置の場合、機械式過給機が放出した輻射熱によって、インタークーラーが加熱されることで、インタークーラーの冷却効率が低下するおそれがあった。
本発明は、上述の問題に鑑み、機械式過給機の輻射熱からインタークーラーを保護して、インタークーラーの冷却効率の低下を抑制できる多気筒エンジンの吸気装置を提供することを目的とする。
この発明は、少なくとも新気を含む気体を、多気筒エンジンの各気筒に供給する多気筒エンジンの吸気装置であって、前記気体を圧縮する機械式過給機と、該機械式過給機に接続され、前記機械式過給機が吐出した前記気体を冷却するインタークーラーと、該インタークーラーに接続され、前記インタークーラーが吐出した前記気体を前記多気筒エンジンに導入する吸気管部材とを備え、該吸気管部材は、前記多気筒エンジンの上下方向に沿って並設された前記機械式過給機と前記インタークーラーとの間に配設されるとともに、平面視において、前記機械式過給機、及び前記インタークーラーに対して少なくとも一部が重なり合うように配設されたことを特徴とする。
上記少なくとも新気を含む気体とは、エアクリーナーを介して取り込まれた新気、あるいは排気再循環装置からの排気再循環ガスと新気とが混合した気体のことをいう。
上記少なくとも新気を含む気体とは、エアクリーナーを介して取り込まれた新気、あるいは排気再循環装置からの排気再循環ガスと新気とが混合した気体のことをいう。
この発明により、機械式過給機の輻射熱からインタークーラーを保護して、インタークーラーの冷却効率の低下を抑制することができる。
具体的には、機械式過給機とインタークーラーとの間に、遮蔽物として吸気管部材が介在するため、多気筒エンジンの吸気装置は、インタークーラーが機械式過給機の輻射熱に直接的に晒されることを防止できる。
具体的には、機械式過給機とインタークーラーとの間に、遮蔽物として吸気管部材が介在するため、多気筒エンジンの吸気装置は、インタークーラーが機械式過給機の輻射熱に直接的に晒されることを防止できる。
換言すると、多気筒エンジンの吸気装置は、機械式過給機の輻射熱がインタークーラーに伝わることを遮熱する遮熱部材として、吸気管部材を機能させることができる。
この際、内部中空の吸気管部材により、多気筒エンジンの吸気装置は、吸気管部材の内部に空気層を形成できるため、機械式過給機の輻射熱を、吸気管部材で安定して遮熱することができる。
この際、内部中空の吸気管部材により、多気筒エンジンの吸気装置は、吸気管部材の内部に空気層を形成できるため、機械式過給機の輻射熱を、吸気管部材で安定して遮熱することができる。
さらに、例えば、吸気管部材に遮熱材を巻着するなどすることで、多気筒エンジンの吸気装置は、機械式過給機の輻射熱をより安定して遮熱することができる。
従って、多気筒エンジンの吸気装置は、機械式過給機の輻射熱からインタークーラーを保護して、インタークーラーの冷却効率の低下を抑制することができる。
従って、多気筒エンジンの吸気装置は、機械式過給機の輻射熱からインタークーラーを保護して、インタークーラーの冷却効率の低下を抑制することができる。
この発明の態様として、前記吸気管部材は、合成樹脂製であってもよい。
この発明により、多気筒エンジンの吸気装置は、金属製の吸気管部材に比べて熱伝導率が低く、かつ比熱が大きい吸気管部材を、機械式過給機とインタークーラーとの間に介在させることができる。
この発明により、多気筒エンジンの吸気装置は、金属製の吸気管部材に比べて熱伝導率が低く、かつ比熱が大きい吸気管部材を、機械式過給機とインタークーラーとの間に介在させることができる。
このため、多気筒エンジンの吸気装置は、吸気管部材の内部に介在する空気層との相乗効果により、機械式過給機の輻射熱を効率よく遮熱することができる。
これにより、多気筒エンジンの吸気装置は、機械式過給機の輻射熱からインタークーラーを確実に保護して、インタークーラーの冷却効率の低下をより抑制することができる。
これにより、多気筒エンジンの吸気装置は、機械式過給機の輻射熱からインタークーラーを確実に保護して、インタークーラーの冷却効率の低下をより抑制することができる。
また、この発明の態様として、前記吸気管部材は、平面視において、前記インタークーラーの外形よりも大きい外形形状に形成されてもよい。
この発明により、多気筒エンジンの吸気装置は、機械式過給機とインタークーラーとの間に、遮蔽物として吸気管部材を確実に介在させることができる。
この発明により、多気筒エンジンの吸気装置は、機械式過給機とインタークーラーとの間に、遮蔽物として吸気管部材を確実に介在させることができる。
このため、多気筒エンジンの吸気装置は、機械式過給機の輻射熱を、吸気管部材によってより確実に遮熱することができる。
これにより、多気筒エンジンの吸気装置は、機械式過給機の輻射熱からインタークーラーをより確実に保護して、インタークーラーの冷却効率の低下をより確実に抑制することができる。
これにより、多気筒エンジンの吸気装置は、機械式過給機の輻射熱からインタークーラーをより確実に保護して、インタークーラーの冷却効率の低下をより確実に抑制することができる。
また、この発明の態様として、前記吸気管部材は、前記インタークーラーの下方に位置するサージタンクを備えてもよい。
この発明により、多気筒エンジンの吸気装置は、平面視における面積が比較的大きいサージタンクを、機械式過給機とインタークーラーとの間に介在させることができる。
この発明により、多気筒エンジンの吸気装置は、平面視における面積が比較的大きいサージタンクを、機械式過給機とインタークーラーとの間に介在させることができる。
さらに、サージタンクの内部により大きな空気層を確保できるため、多気筒エンジンの吸気装置は、機械式過給機の輻射熱をさらに確実に遮熱することができる。
これにより、多気筒エンジンの吸気装置は、機械式過給機の輻射熱からインタークーラーをさらに確実に保護して、インタークーラーの冷却効率の低下をさらに確実に抑制することができる。
これにより、多気筒エンジンの吸気装置は、機械式過給機の輻射熱からインタークーラーをさらに確実に保護して、インタークーラーの冷却効率の低下をさらに確実に抑制することができる。
また、この発明の態様として、前記吸気管部材は、前記機械式過給機と前記インタークーラーとの間をとおって、前記多気筒エンジンの各吸気ポートに接続される複数の独立吸気通路を備えてもよい。
この発明により、多気筒エンジンの吸気装置は、平面視において、機械式過給機とインタークーラーとの間に配設される吸気管部材の面積をより大きく確保することができる。
この発明により、多気筒エンジンの吸気装置は、平面視において、機械式過給機とインタークーラーとの間に配設される吸気管部材の面積をより大きく確保することができる。
このため、多気筒エンジンの吸気装置は、機械式過給機とインタークーラーとの間に、吸気管部材を遮蔽物としてより確実に介在させることができる。
これにより、多気筒エンジンの吸気装置は、機械式過給機の輻射熱を、吸気管部材によって安定して遮熱できるために、インタークーラーの冷却効率の低下をより一層抑制することができる。
これにより、多気筒エンジンの吸気装置は、機械式過給機の輻射熱を、吸気管部材によって安定して遮熱できるために、インタークーラーの冷却効率の低下をより一層抑制することができる。
また、この発明の態様として、前記機械式過給機は、前記インタークーラーに対向する部分に、圧縮された前記気体を吐出する過給機出口部を備えてもよい。
この発明により、多気筒エンジンの吸気装置は、吸気装置の大型化を抑えて、インタークーラーの冷却効率の低下を抑制することができる。
この発明により、多気筒エンジンの吸気装置は、吸気装置の大型化を抑えて、インタークーラーの冷却効率の低下を抑制することができる。
具体的には、インタークーラーに対向する部分に過給機出口部を備えたことにより、多気筒エンジンの吸気装置は、上下方向の長さを抑えた配管で、機械式過給機とインタークーラーとを略直線的に接続することができる。
このため、多気筒エンジンの吸気装置は、配管の内部を流動する気体が、機械式過給機の輻射熱によって加熱されることを抑制できる。
これにより、多気筒エンジンの吸気装置は、吸気装置の大型化を抑えて、インタークーラーの冷却効率の低下を抑制することができる。
これにより、多気筒エンジンの吸気装置は、吸気装置の大型化を抑えて、インタークーラーの冷却効率の低下を抑制することができる。
本発明により、機械式過給機の輻射熱からインタークーラーを保護して、インタークーラーの冷却効率の低下を抑制できる多気筒エンジンの吸気装置を提供することができる。
この発明の一実施形態を以下図面と共に説明する。
本実施形態は、複数の気筒を有する多気筒エンジンに対して、少なくとも新気を含む気体を機械式過給機で圧縮して供給する吸気装置について、図1から図10を用いて説明する。
本実施形態は、複数の気筒を有する多気筒エンジンに対して、少なくとも新気を含む気体を機械式過給機で圧縮して供給する吸気装置について、図1から図10を用いて説明する。
なお、図1は多気筒エンジン1におけるシステム構成図を示し、図2は多気筒エンジン1、及び吸気装置3の左側面図を示し、図3は多気筒エンジン1、及び吸気装置3の平面図を示し、図4は上方視における吸気装置3の外観斜視図を示し、図5は吸気装置3の右側面図を示している。
さらに、図6は図2中のA−A矢視断面図を示し、図7は左側方からの吸気装置3の外観斜視図を示し、図8は図2中のB−B矢視断面図を示し、図9はインタークーラー50を取外した状態の吸気装置3の外観斜視図を示し、図10はインタークーラー50を取外した状態の吸気装置3の平面図を示している。
また、図中において、矢印Fr及び矢印Rrは多気筒エンジン1の前後方向を示しており、矢印Frは前方を示し、矢印Rrは後方を示している。さらに、矢印Rh及び矢印Lhは多気筒エンジン1の幅方向を示しており、矢印Rhは右方向を示し、矢印Lhは左方向を示している。
また、図示を明確にするため、図1中において、多気筒エンジン1に燃料を供給する燃料供給装置の図示を省略するとともに、図2及び図3中において、多気筒エンジン1の詳細な図示を省略している。さらに、図示を明確にするため、図5及び図6中において、機械式過給機40の詳細な図示を省略している。
まず、本実施形態における多気筒エンジンのシステム構成は、図1に示すように、ガソリンを含有する燃料の供給を受けて駆動力を出力する多気筒エンジン1と、多気筒エンジン1に少なくとも新気を含む気体を供給する吸気装置3と、多気筒エンジン1から排出された排気ガスを外部に導通させる排気装置5と、排気ガスの一部を吸気装置3に再循環させる排気再循環装置7(以下、EGR装置7と呼ぶ)とを備えている。
多気筒エンジン1は、クランク軸11の軸中心に沿った軸方向(前後方向)に沿って、複数の気筒が直列に配設されたエンジンである。なお、本実施形態では、多気筒エンジン1として、直列6気筒の縦置きエンジンを用いて説明する。
具体的には、多気筒エンジン1は、図1及び図2に示すように、前後方向を軸中心とするクランク軸11を回転自在に支持するエンジンブロック12と、エンジンブロック12の上面に装着されたシリンダヘッド13と、シリンダヘッド13の上面に装着されたヘッドカバー(図示省略)と、エンジンブロック12の下面に装着されたオイルパン14とで構成されている。
この多気筒エンジン1の内部には、図1に示すように、ピストン15を上下方向に摺動可能に収容する気筒16と、気筒16及びピストン15で構成された空間である燃焼室Vとが、前後方向に沿って6つ形成されている。
さらに、多気筒エンジン1の内部には、図1に示すように、燃焼室Vと吸気装置3とに連通する2つの吸気ポート17、及び燃焼室Vと排気装置5とに連通する2つの排気ポート18が、気筒16ごとに形成されている。
なお、吸気ポート17、及び排気ポート18は、シリンダヘッド13に形成されているものとする。
なお、吸気ポート17、及び排気ポート18は、シリンダヘッド13に形成されているものとする。
加えて、多気筒エンジン1には、図1に示すように、ピストン15の動きに連動して吸気ポート17を開閉する吸気バルブ19と、ピストン15の動きに連動して排気ポート18を開閉する排気バルブ20と、燃焼室V内に燃料を噴射する燃料噴射用インジェクタ21と、燃焼室V内の燃料に点火する点火プラグ22とを、気筒16ごとに備えている。
また、吸気装置3は、図1に示すように、外気を新気として取込む内部中空のエアダクト31と、エアダクト31を介して取込んだ新気に含まれる粉塵を除去するエアクリーナー32と、少なくとも新気を含む気体を圧縮する機械式過給機40と、機械式過給機40で圧縮された圧縮気体を冷却するインタークーラー50と、少なくとも新気を含む気体を多気筒エンジン1の各吸気ポート17に供給するインテークマニホールド60とを備えている。
さらに、吸気装置3は、図1に示すように、エアクリーナー32から下流側の機械式過給機40へ気体を導通させる吸気通路33と、インタークーラー50を介して、機械式過給機40から下流側のインテークマニホールド60に圧縮気体を導通させる過給通路34と、機械式過給機40を介さず迂回するように吸気通路33から下流側のインテークマニホールド60へ非圧縮の気体を導通させる自然吸気通路35とを備えている。
吸気通路33には、図1に示すように、エアクリーナー32から下流に向けて流動する新気の流動量を調整するスロットルバルブ36が配設されている。
自然吸気通路35は、図1に示すように、スロットルバルブ36よりも下流側の吸気通路33とインテークマニホールド60とを接続している。この自然吸気通路35には、吸気通路33からの新気の導入と、導入の遮断とを切換えるバイパスバルブ37が開閉自在に配設されている。
自然吸気通路35は、図1に示すように、スロットルバルブ36よりも下流側の吸気通路33とインテークマニホールド60とを接続している。この自然吸気通路35には、吸気通路33からの新気の導入と、導入の遮断とを切換えるバイパスバルブ37が開閉自在に配設されている。
また、排気装置5は、図1に示すように、多気筒エンジン1の各排気ポート18に接続されたエキゾーストマニホールド5aと、排気管5bを介してエキゾーストマニホールド5aに接続された第1触媒5cと、排気管5bを介して第1触媒5cに接続された第2触媒5dと、排気管5bを介して第2触媒5dに接続されたサイレンサー(図示省略)などで構成されている。
なお、第1触媒5cは、例えば、三次元触媒などであり、第2触媒5dは、例えば、ガソリン・パティキュレート・フィルターなどである。
なお、第1触媒5cは、例えば、三次元触媒などであり、第2触媒5dは、例えば、ガソリン・パティキュレート・フィルターなどである。
また、EGR装置7は、図1に示すように、エアクリーナー32よりも下流側の吸気通路33と第1触媒5cとを接続するEGR配管7a、吸気装置3に還流される排気ガスの流量を調整するEGRバルブ7b、及び吸気装置3に還流される排気ガスを冷却するEGRクーラー7cなどで構成されている。
引き続き、上述した吸気装置3のエアダクト31、エアクリーナー32、機械式過給機40、インタークーラー50、インテークマニホールド60、吸気通路33、過給通路34、及び自然吸気通路35について、さらに詳述する。
なお、吸気装置3は、図2及び図3に示すように、インテークマニホールド60がシリンダヘッド13の幅方向左側に配設され、インテークマニホールド60の下方に近接して機械式過給機40が配設され、インテークマニホールド60の上方に近接してエアダクト31、エアクリーナー32、及びインタークーラー50が配設された状態で、多気筒エンジン1に接続されている。
エアダクト31は、図2から図4に示すように、多気筒エンジン1の前部から多気筒エンジン1の後部にかけて配設されている。具体的には、エアダクト31は、幅方向左側へ向けて開口を有する一端から、幅方向右側へ延設されたのち、後方へ向けて延びる筒状体に形成されている。
エアクリーナー32は、多気筒エンジン1の後部に配設されている。このエアクリーナー32は、前方側にエアダクト31の後端が導通可能に接続され、幅方向左側に後述する吸気通路33の一端が導通可能に接続されている。
また、機械式過給機40は、多気筒エンジン1の前部に設けたクランクプーリー23に、図示を省略したベルトを介して接続され、多気筒エンジン1の出力で駆動する過給機である。
具体的には、機械式過給機40は、例えば、リショルム式過給機などであって、多気筒エンジン1のクランクプーリー23に、ベルトを介して連結される過給機プーリー41、クランク軸11に略平行な回転軸を有する一対のロータ、多気筒エンジン1からの駆動力の伝達と伝達の遮断とを切換える電磁クラッチ、及びこれらを収容するハウジング42などで構成されている。
具体的には、機械式過給機40は、例えば、リショルム式過給機などであって、多気筒エンジン1のクランクプーリー23に、ベルトを介して連結される過給機プーリー41、クランク軸11に略平行な回転軸を有する一対のロータ、多気筒エンジン1からの駆動力の伝達と伝達の遮断とを切換える電磁クラッチ、及びこれらを収容するハウジング42などで構成されている。
なお、この機械式過給機40のハウジング42は、図4及び図6に示すように、幅方向に沿った縦断面における断面形状が、幅方向に長い略長楕円形状の筒状体であって、インテークマニホールド60の下方に位置する外面部分に、ハウジング42の内部で発生した熱を外部に放熱するための放熱フィン42aが、前後方向に所定間隔を隔てて複数突設されている。
さらに、ハウジング42には、図6に示すように、新気、またはEGR装置7を介して還流された排気ガスと新気との混合気体が流入する過給機入口部(図示省略)が後面に開口形成され、圧縮された新気または混合気体が吐出される過給機出口部43が、インタークーラー50に上下方向で対向する上面に開口形成されている。
そして、ハウジング42には、図5及び図6に示すように、後述する吸気通路33の他端が後面の過給機入口部に導通可能に接続され、後述する過給通路34の一端が上面の過給機出口部43に導通可能に接続されている。
そして、ハウジング42には、図5及び図6に示すように、後述する吸気通路33の他端が後面の過給機入口部に導通可能に接続され、後述する過給通路34の一端が上面の過給機出口部43に導通可能に接続されている。
また、インタークーラー50は、外部から冷却水の供給を受付けて、圧縮された新気または新気と排気ガスとの混合気体を冷却する水冷式の熱交換装置である。
このインタークーラー50は、図3及び図4に示すように、前後方向に長い平面視略矩形のボックス状であって、平面視において、幅方向左側後方の角部に対して、幅方向左側前方の角部が幅方向左側に位置するように傾斜した状態で配設されている。
このインタークーラー50は、図3及び図4に示すように、前後方向に長い平面視略矩形のボックス状であって、平面視において、幅方向左側後方の角部に対して、幅方向左側前方の角部が幅方向左側に位置するように傾斜した状態で配設されている。
さらに、インタークーラー50は、図6及び図7に示すように、側面視において、前端に対して後端が僅かに上方に位置するとともに、幅方向に沿った断面において、幅方向右端に対して幅方向左端が下方に位置するように、その下面が傾斜した状態で配設されている。換言すると、インタークーラー50は、略水平な方向に対して、その下面が傾斜した状態で配設されている。
具体的には、インタークーラー50は、図4から図8に示すように、冷却水が流動する熱交換器51と、熱交換器51を収容保持する略ボックス状体のケーシング52とで構成されている。
熱交換器51は、図4、図6、図7、及び図8に示すように、ケーシング52に収容される平面視略矩形の交換器本体51aと、交換器本体51aの上面に一体的に設けられるとともに、交換器本体51aよりも大きい平面視略矩形の平板部51bとで構成されている。
熱交換器51は、図4、図6、図7、及び図8に示すように、ケーシング52に収容される平面視略矩形の交換器本体51aと、交換器本体51aの上面に一体的に設けられるとともに、交換器本体51aよりも大きい平面視略矩形の平板部51bとで構成されている。
なお、平板部51bの上面には、交換器本体51aに冷却水を導入するための導入口であるインレットと、冷却水を外部に導出するための導出口であるアウトレットとが一体形成されている。
ケーシング52は、図4及び図6に示すように、上面が開口した略ボックス状であって、上面の開口が熱交換器51の平板部51bによって閉塞されている。
ケーシング52は、図4及び図6に示すように、上面が開口した略ボックス状であって、上面の開口が熱交換器51の平板部51bによって閉塞されている。
より詳しくは、ケーシング52は、図5から図8に示すように、交換器本体51aにおける略幅方向の長さよりも長い間隔を隔てて、略幅方向に対向する右側面部521、及び左側面部522と、熱交換器51の交換器本体51aに略同じ前後方向の間隔を隔てて、略前後方向に対向する前面部523、及び後面部524と、これらを下方から覆う底面部525とで一体形成されている。
換言すると、ケーシング52は、図6及び図8に示すように、熱交換器51よりも幅方向右側に設けた所定容積の第1の内部空間S1と、熱交換器51の交換器本体51aが収容される第2の内部空間S2と、熱交換器51よりも幅方向左側に設けた所定容積の第3の内部空間S3とを有する略ボックス状に形成されている。
右側面部521は、図8に示すように、前後方向に沿った水平断面において、交換器本体51aにおける幅方向右側の側面に対して幅方向右側へ所定間隔を隔てた位置に形成されている。
より詳しくは、右側面部521は、図5及び図8に示すように、前後方向略中央、かつ上下方向略中央部分が、幅方向右側に最も膨出したような形状に形成されている。
より詳しくは、右側面部521は、図5及び図8に示すように、前後方向略中央、かつ上下方向略中央部分が、幅方向右側に最も膨出したような形状に形成されている。
左側面部522は、図8に示すように、前後方向に沿った水平断面において、交換器本体51aにおける幅方向左側の側面に対して幅方向左側へ所定間隔を隔てた位置に形成されている。
より詳しくは、左側面部522は、図4、図7、及び図8に示すように、前端から前後方向略中央にかけて、漸次、幅方向左側へ膨出した前部と、前部から後方へ延設された後部とを一体化した形状に形成されている。
より詳しくは、左側面部522は、図4、図7、及び図8に示すように、前端から前後方向略中央にかけて、漸次、幅方向左側へ膨出した前部と、前部から後方へ延設された後部とを一体化した形状に形成されている。
前面部523は、図8に示すように、前後方向に沿った水平断面において、右側面部521の前端と左側面部522の前端を連結する略平板状に形成されている。
後面部524は、図8に示すように、前後方向に沿った水平断面において、右側面部521の後端と左側面部522の後端を連結する略平板状に形成されている。
後面部524は、図8に示すように、前後方向に沿った水平断面において、右側面部521の後端と左側面部522の後端を連結する略平板状に形成されている。
この後面部524には、図8に示すように、交換器本体51aよりも幅方向左側部分に、後述する吸気通路33と第3の内部空間S3とを連通させるとともに、吸気通路33を介して、少なくとも新気を含む気体が導入される第1導入開口部52aが開口形成されている。
底面部525は、図5から図8に示すように、交換器本体51aの下面に隣接する略平坦な下面を有するとともに、略幅方向の両端近傍が右側面部521、及び左側面部522にかけて緩やかに上方へ傾斜した傾斜面を有する形状に形成されている。
底面部525は、図5から図8に示すように、交換器本体51aの下面に隣接する略平坦な下面を有するとともに、略幅方向の両端近傍が右側面部521、及び左側面部522にかけて緩やかに上方へ傾斜した傾斜面を有する形状に形成されている。
さらに、底面部525には、図5、図6、及び図8に示すように、機械式過給機40で圧縮された圧縮気体が導入される第2導入開口部52bと、インテークマニホールド60へ向けて気体を導出するする導出開口部52cとが開口形成されている。
なお、上述した第1導入開口部52a、第2導入開口部52b、及び導出開口部52cは、平面視において、第1導入開口部52aの略中央と導出開口部52cの略中央とを結ぶ仮想直線と、第2導入開口部52bの略中央と導出開口部52cの略中央とを結ぶ仮想直線とが、略直交するように開口形成されている。
より詳しくは、第2導入開口部52bは、図8に示すように、平面視略円形状の開口であって、熱交換器51の交換器本体51aよりも幅方向右側、かつ底面部525の前後方向略中央の位置において、右側面部521の下部に跨って開口形成されている。
一方、導出開口部52cは、図8に示すように、前後方向に長い平面視略長楕円形状の開口であって、熱交換器51の交換器本体51aよりも幅方向左側側、かつ底面部525の前後方向略中央の位置において、左側面部522の下部に跨って開口形成されている。
そして、ケーシング52には、図5から図7に示すように、第2導入開口部52bの縁端から下方に延びる略筒状の導入管部526と、導出開口部52cの縁端から下方に延びる略筒状の導出管部527が一体形成されている。
そして、ケーシング52には、図5から図7に示すように、第2導入開口部52bの縁端から下方に延びる略筒状の導入管部526と、導出開口部52cの縁端から下方に延びる略筒状の導出管部527が一体形成されている。
このような構成のため、インタークーラー50には、図8に示すように、機械式過給機40で圧縮された圧縮気体が流動する通路が、導入管部526、第1の内部空間S1、第2の内部空間S2、第3の内部空間S3、及び導出管部527で形成され、吸気通路33からの少なくとも新気を含む気体が流動する通路が、第1導入開口部52a、第3の内部空間S3、及び導出管部527で形成されている。
また、インテークマニホールド60は、図2及び図4に示すように、少なくとも、機械式過給機40のハウジング42における放熱フィン42aが設けられた部分と、インタークーラー50との間に位置するように配設されている。
このインテークマニホールド60は、図2から図7に示すように、平面視において、インタークーラー50における前後方向の長さよりも長い前後方向の長さと、インタークーラー50における幅方向の長さよりも長い幅方向の長さとを有する外形形状に形成されている。換言すると、インテークマニホールド60は、平面視において、インタークーラー50を下方側から覆う大きさの外形形状に形成されている。
より詳しくは、インテークマニホールド60は、図7、図9、及び図10に示すように、インタークーラー50の導出管部527が接続されるインマニ本体61と、インマニ本体61を多気筒エンジン1に締結固定するための連結部材62とで構成されている。
インマニ本体61は、例えば、エンジニアリングプラスチックのように、耐熱性を有する合成樹脂製の内部中空形状に形成されている。
インマニ本体61は、例えば、エンジニアリングプラスチックのように、耐熱性を有する合成樹脂製の内部中空形状に形成されている。
このインマニ本体61は、図7、図9、及び図10に示すように、少なくとも新気を含む気体の流速を安定化するサージタンク63と、サージタンク63から多気筒エンジン1の各吸気ポート17へ向けて延びる6つの独立吸気管64とで一体形成されている。
サージタンク63は、図6及び図10に示すように、多気筒エンジン1に組付けられた状態において、インタークーラー50における熱交換器51の幅方向略中央よりも幅方向左側の部分に対して、下方で対向する位置に形成されている。
このサージタンク63は、図7、図9、及び図10に示すように、インテークマニホールド60における前後方向略中央に位置するとともに、インタークーラー50の導出管部527が接続される内部中空の接続部631と、接続部631の内部に連通する内部中空の第1サージタンク632、及び第2サージタンク633とで構成されている。
なお、第1サージタンク632、及び第2サージタンク633は、接続部631を介して、互いに連通するように形成されている。
接続部631は、図10に示すように、6つの気筒16のうち、最も後方に位置するNo1気筒16と、最も前方に位置するNo6気筒16との間において、前後方向略中央に位置するように形成されている。
接続部631は、図10に示すように、6つの気筒16のうち、最も後方に位置するNo1気筒16と、最も前方に位置するNo6気筒16との間において、前後方向略中央に位置するように形成されている。
具体的には、接続部631は、図7及び図10に示すように、上下方向に延びる上下方向筒状部分631aと、筒状部分の下端から前後方向に延びる幅方向筒状部分631bとで一体形成されている。
この上下方向筒状部分631aは、図9及び図10に示すように、前後方向に長い平面視略長楕円形状の筒状体であって、その前後方向略中央には、前後に開口を隔てるように、幅方向に延びる仕切板631cが一体形成されている。
この上下方向筒状部分631aは、図9及び図10に示すように、前後方向に長い平面視略長楕円形状の筒状体であって、その前後方向略中央には、前後に開口を隔てるように、幅方向に延びる仕切板631cが一体形成されている。
第1サージタンク632は、図9及び図10に示すように、接続部631に対して前方側に位置している。一方、第2サージタンク633は、図9及び図10に示すように、接続部631に対して後方側に位置している。
なお、第1サージタンク632、及び第2サージタンク633は、図10に示すように、その内部空間の容積が略同じになるように、接続部631をとおる幅方向に沿った仮想直線を対称軸とした平面視略対称形状に形成されている。
なお、第1サージタンク632、及び第2サージタンク633は、図10に示すように、その内部空間の容積が略同じになるように、接続部631をとおる幅方向に沿った仮想直線を対称軸とした平面視略対称形状に形成されている。
6つの独立吸気管64は、図10に示すように、6つの気筒16のうち、最も後方に位置するNo1気筒16に接続される独立吸気管641と、No1気筒16の前方に位置するNo2気筒16に接続される独立吸気管642と、No2気筒16の前方に位置するNo3気筒16に接続される独立吸気管643と、No3気筒16の前方に位置するNo4気筒16に接続される独立吸気管644と、No4気筒16の前方に位置するNo5気筒16に接続される独立吸気管645と、最も前方に位置するNo6気筒16に接続される独立吸気管646とで構成されている。
このうち、No1気筒16に接続される独立吸気管641、No2気筒16に接続される独立吸気管642、No3気筒16に接続される独立吸気管643が、第2サージタンク633に形成され、No4気筒16に接続される独立吸気管644、No5気筒16に接続される独立吸気管645、No6気筒16に接続される独立吸気管646が、第1サージタンク632に形成されている。
この6つの独立吸気管64のうち、No1気筒16に接続される独立吸気管641と、No6気筒16に接続される独立吸気管646とは、図10に示すように、接続部631をとおる幅方向に沿った仮想直線を対称軸とした平面視略対称形状に形成されている。
また、No2気筒16に接続される独立吸気管642が、平面視において、後述する吸気通路33を避けるように湾曲した形状に形成され、No4気筒16に接続される独立吸気管644、及びNo5気筒16に接続される独立吸気管645が、平面視において、後述する過給通路34を避けるように湾曲した形状に形成されている。
加えて、この6つの独立吸気管64は、図4、図6、及び図9に示すように、多気筒エンジン1に組付けられた状態において、機械式過給機40とインタークーラー50との間をとおるように、第1サージタンク632、及び第2サージタンク633から幅方向右側へ延設されている。
具体的には、独立吸気管64は、図10に示すように、第1サージタンク632、及び第2サージタンク633から幅方向右側へ延びる本体部分64aと、連結部材62の近傍で2つに分岐した先端部分64bとで一体形成されている。この先端部分64bは、連結部材62を介して、各気筒16の2つの吸気ポート17に接続されている。
連結部材62は、例えば、アルミ合金などの金属製であって、インマニ本体61の複数の独立吸気管64を一体的に支持するとともに、多気筒エンジン1に締結固定可能な形状に形成されている。なお、インマニ本体61と連結部材62とは、例えば、接着剤などで固定されているものとする。
また、吸気通路33は、図4、図5、及び図7に示すように、一端がエアクリーナー32に接続された第1配管331と、スロットルバルブ36を内部に有するとともに、第1配管331に接続されたスロットルボディ332と、スロットルボディ332に接続された分岐配管333と、分岐配管333と機械式過給機40とを接続する第2配管334、及び第3配管335とで構成されている。
第1配管331は、図7に示すように、エアクリーナー32の幅方向左側に近接配置されたスロットルボディ332と、エアクリーナー32とを接続している。この第1配管331は、エアクリーナー32から幅方向左側、かつ下方へ向けて延設されている。
分岐配管333は、図5、図7、及び図8に示すように、スロットルボディ332に接続された一端から、平面視U字状に屈曲するように、幅方向右側へ向けて延設されたのち、下方へ向けて延設された右側分岐部333aと、スロットルボディ332に接続された一端から前方、かつ幅方向左側へ向けて延設された左側分岐部333bと、右側分岐部333aに対向するとともに、幅方向左側に延設されたEGR接続部333cとで一体形成されている。
このうち、右側分岐部333aには、後述する第2配管334が接続され、左側分岐部333bには、後述する自然吸気通路35が接続され、EGR接続部333cにはEGR装置7のEGR配管7aが接続されている。
第2配管334は、図5、図9、及び図10に示すように、最も後方に位置するNo1気筒16に接続される独立吸気管641の本体部分64aと、その前方に位置するNo2気筒16に接続される独立吸気管642の本体部分64aとの間に配設されている。
第2配管334は、図5、図9、及び図10に示すように、最も後方に位置するNo1気筒16に接続される独立吸気管641の本体部分64aと、その前方に位置するNo2気筒16に接続される独立吸気管642の本体部分64aとの間に配設されている。
具体的には、第2配管334は、図5に示すように、側面視において、No1気筒16に接続される独立吸気管641の本体部分64aと、No2気筒16に接続される独立吸気管642の本体部分64aと間において、略上下方向に延びる筒状体に形成されている。なお、第2配管334は、インマニ本体61に一体形成されている。
第3配管335は、図5に示すように、インテークマニホールド60の下方において、第2配管334と機械式過給機40の過給機入口部とを接続している。この第3配管335は、機械式過給機40の過給機入口部に対して、前後方向に沿って接続されている。
具体的には、第3配管335は、図5に示すように、第2配管334の下端から下方へ延びたのち、前方へ向けて屈曲した形状に形成されている。
具体的には、第3配管335は、図5に示すように、第2配管334の下端から下方へ延びたのち、前方へ向けて屈曲した形状に形成されている。
また、過給通路34は、図5から図8に示すように、機械式過給機40の上部に接続された出口配管341と、インタークーラー50の導入管部526と、インタークーラー50の第1の内部空間S1、第2の内部空間S2、及び第3の内部空間S3と、インタークーラー50の導出管部527とで構成されている。
出口配管341は、機械式過給機40とは別体で構成され、機械式過給機40の過給機出口部43を覆う略平板状の天板部341aと、天板部341aから上方へ延びる略円筒状の配管部341bとで一体形成されている。
出口配管341は、機械式過給機40とは別体で構成され、機械式過給機40の過給機出口部43を覆う略平板状の天板部341aと、天板部341aから上方へ延びる略円筒状の配管部341bとで一体形成されている。
この配管部341bは、図5、図6、図9、及び図10に示すように、最も後方に位置するNo1気筒16から数えて4つ目のNo4気筒16に接続される独立吸気管644の本体部分64aと、その前方に位置するNo5気筒16に接続される独立吸気管645の本体部分64aとの間に配設されている。
具体的には、配管部341bは、図5に示すように、側面視において、No4気筒16に接続される独立吸気管644の本体部分64aと、No5気筒16に接続される独立吸気管645の本体部分64aとの間において、略上下方向に延びる筒状体に形成されている。
また、自然吸気通路35は、図7及び図8に示すように、バイパスバルブ37を内部に有する弁体収容部351と、インタークーラー50の第3の内部空間S3と、インタークーラー50の導出管部527とで構成されている。
なお、弁体収容部351は、図7及び図8に示すように、一端が吸気通路33における分岐配管333の左側分岐部333bに接続され、他端がインタークーラー50の第1導入開口部52aに接続されている。
なお、弁体収容部351は、図7及び図8に示すように、一端が吸気通路33における分岐配管333の左側分岐部333bに接続され、他端がインタークーラー50の第1導入開口部52aに接続されている。
このように、自然吸気通路35は、図8に示すように、少なくともインタークーラー50の第3の内部空間S3、及び導出管部527を、過給通路34と共用するように構成されている。換言すれば、上述したインタークーラー50は、過給通路34の一部と、自然吸気通路35の一部とを一体化した一体化通路として構成されている。
次に、上述した構成の吸気装置3において、少なくとも新気を含む気体が、多気筒エンジン1の各気筒16に導入されるまでの気体の流れについて、簡単に説明する。
まず、自然吸気通路35のバイパスバルブ37が閉弁状態において、機械式過給機40が駆動した場合、エアクリーナー32を介して導入された新気は、図7及び図8中の矢印W1で示した気体の流れW1のように、吸気通路33の第1配管331をとおって、分岐配管333の右側分岐部333aに流入する。
まず、自然吸気通路35のバイパスバルブ37が閉弁状態において、機械式過給機40が駆動した場合、エアクリーナー32を介して導入された新気は、図7及び図8中の矢印W1で示した気体の流れW1のように、吸気通路33の第1配管331をとおって、分岐配管333の右側分岐部333aに流入する。
この際、EGRバルブ7bが開弁状態の場合、分岐配管333に流入した新気は、EGR配管7aを介して、分岐配管333に還流された排気ガスと混ざり合った気体状態で、分岐配管333の右側分岐部333aに流入する。
その後、分岐配管333の右側分岐部333aに流入した少なくとも新気を含む気体は、図5中の矢印W2で示した気体の流れW2のように、吸気通路33の第2配管334、及び第3配管335をとおって、機械式過給機40に流入する。
その後、分岐配管333の右側分岐部333aに流入した少なくとも新気を含む気体は、図5中の矢印W2で示した気体の流れW2のように、吸気通路33の第2配管334、及び第3配管335をとおって、機械式過給機40に流入する。
そして、機械式過給機40で圧縮された圧縮気体は、図5及び図6中の矢印W3で示した気体の流れW3のように、機械式過給機40の過給機出口部43から過給通路34の出口配管341、及びインタークーラー50の導入管部526をとおって、インタークーラー50の第1の内部空間S1に流入する。
インタークーラー50に流入した圧縮気体は、図6及び図8中の矢印W4で示した気体の流れW4のように、インタークーラー50の導出管部527へ向けて流動する。この際、圧縮気体は、熱交換器51の交換器本体51aとの熱交換によって冷却されながら、導出管部527へ向けて流動する。
その後、熱交換器51で冷却された圧縮気体は、図6中の矢印W5で示した気体の流れW5のように、インタークーラー50の導出管部527からインテークマニホールド60の接続部631に流入したのち、第1サージタンク632と第2サージタンク633とに分流する。
この際、インテークマニホールド60の接続部631に流入した圧縮気体は、接続部631の仕切板631cによって、第1サージタンク632と第2サージタンク633とに分流される。
そして、第1サージタンク632の内部、及び第2サージタンク633の内部において、流速が安定した気体は、独立吸気管64、及び多気筒エンジン1の吸気ポート17を介して、多気筒エンジン1の各気筒16に供給される。
そして、第1サージタンク632の内部、及び第2サージタンク633の内部において、流速が安定した気体は、独立吸気管64、及び多気筒エンジン1の吸気ポート17を介して、多気筒エンジン1の各気筒16に供給される。
また、自然吸気通路35のバイパスバルブ37が開弁状態、かつ機械式過給機40が駆動していない場合、エアクリーナー32を介して導入された新気は、図7及び図8中の矢印W6で示した気体の流れW6のように、吸気通路33の第1配管331をとおって、分岐配管333の左側分岐部333bに流入する。
この際、EGRバルブ7bが開弁状態の場合、分岐配管333に流入した新気は、EGR配管7aを介して、分岐配管333に還流された排気ガスと混ざり合った気体状態で、分岐配管333の左側分岐部333bに流入する。
その後、分岐配管333の左側分岐部333bに流入した少なくとも新気を含む非圧縮の気体は、図8中の矢印W7で示した気体の流れW7のように、自然吸気通路35の弁体収容部351を介して、インタークーラー50の第3の内部空間S3に流入したのち、インタークーラー50の導出管部527を介して、インテークマニホールド60に流入する。
そして、インテークマニホールド60に流入した非圧縮の気体は、図6中の矢印W5で示した気体の流れW5のように、第1サージタンク632、及び第2サージタンク633に分流したのち、独立吸気管64、及び多気筒エンジン1の吸気ポート17を介して、多気筒エンジン1の各気筒16に供給される。
また、自然吸気通路35のバイパスバルブ37が閉弁状態、かつ機械式過給機40が駆動している状態から、自然吸気通路35のバイパスバルブ37が開弁状態に移行するとともに、機械式過給機40の駆動停止が開始された場合、機械式過給機40で圧縮された圧縮気体が、過給通路34を流動する一方で、少なくとも新気を含む非圧縮の気体が、分岐配管333の左側分岐部333bを介して、自然吸気通路35に流入開始する。
このため、インタークーラー50の内部は、図8に示すように、気体の流れW4に沿って、第2導入開口部52bから導出開口部52cへ向かう圧縮気体と、気体の流れW7に沿って、第1導入開口部52aから導出開口部52cへ向かう非圧縮の気体とが、略同時に流動している状態となる。
そして、第2導入開口部52bから導出開口部52cへ向かう圧縮気体、及び第1導入開口部52aから導出開口部52cへ向かう非圧縮の気体は、インタークーラー50の導出管部527によって案内されながら、インテークマニホールド60のサージタンク63に流入する。
そして、第2導入開口部52bから導出開口部52cへ向かう圧縮気体、及び第1導入開口部52aから導出開口部52cへ向かう非圧縮の気体は、インタークーラー50の導出管部527によって案内されながら、インテークマニホールド60のサージタンク63に流入する。
この際、第2導入開口部52bから導出開口部52cへ向かう圧縮気体、及び第1導入開口部52aから導出開口部52cへ向かう非圧縮の気体は、インタークーラー50の導出開口部52cで衝突することで、互いに混ざり合いながら、インタークーラー50の導出管部527を通過する。
その後、圧縮気体と非圧縮の気体との混合気体は、図6中の矢印W5で示した気体の流れW5のように、第1サージタンク632、及び第2サージタンク633に分流したのち、独立吸気管64、及び多気筒エンジン1の吸気ポート17を介して、多気筒エンジン1の各気筒16に供給される。
以上のように、少なくとも新気を含む気体を、多気筒エンジン1の各気筒16に供給する多気筒エンジン1の吸気装置3は、気体を圧縮する機械式過給機40と、機械式過給機40に接続され、機械式過給機40が吐出した気体を冷却するインタークーラー50と、インタークーラー50に接続され、インタークーラー50が吐出した気体を多気筒エンジン1に導入するインテークマニホールド60とを備え、インテークマニホールド60が、多気筒エンジン1の上下方向に沿って並設された機械式過給機40とインタークーラー50との間に配設されるとともに、平面視において、機械式過給機40、及びインタークーラー50に対して少なくとも一部が重なり合うように配設されたことにより、機械式過給機40の輻射熱からインタークーラー50を保護して、インタークーラー50の冷却効率の低下を抑制することができる。
具体的には、機械式過給機40とインタークーラー50との間に、遮蔽物としてインテークマニホールド60が介在するため、多気筒エンジン1の吸気装置3は、インタークーラー50が機械式過給機40の輻射熱に直接的に晒されることを防止できる。
換言すると、多気筒エンジン1の吸気装置3は、機械式過給機40の輻射熱がインタークーラー50に伝わることを遮熱する遮熱部材として、インテークマニホールド60を機能させることができる。
この際、内部中空のインテークマニホールド60により、多気筒エンジン1の吸気装置3は、インテークマニホールド60の内部に空気層を形成できるため、機械式過給機40の輻射熱を、インテークマニホールド60で安定して遮熱することができる。
この際、内部中空のインテークマニホールド60により、多気筒エンジン1の吸気装置3は、インテークマニホールド60の内部に空気層を形成できるため、機械式過給機40の輻射熱を、インテークマニホールド60で安定して遮熱することができる。
さらに、例えば、インテークマニホールド60に遮熱材を巻着するなどすることで、多気筒エンジン1の吸気装置3は、機械式過給機40の輻射熱をより安定して遮熱することができる。
従って、多気筒エンジン1の吸気装置3は、機械式過給機40の輻射熱からインタークーラー50を保護して、インタークーラー50の冷却効率の低下を抑制することができる。
従って、多気筒エンジン1の吸気装置3は、機械式過給機40の輻射熱からインタークーラー50を保護して、インタークーラー50の冷却効率の低下を抑制することができる。
また、インテークマニホールド60が、合成樹脂製であるため、多気筒エンジン1の吸気装置3は、金属製のインテークマニホールドに比べて熱伝導率が低く、かつ比熱が大きいインテークマニホールド60を、機械式過給機40とインタークーラー50との間に介在させることができる。
このため、多気筒エンジン1の吸気装置3は、インテークマニホールド60の内部に介在する空気層との相乗効果により、機械式過給機40の輻射熱を効率よく遮熱することができる。
これにより、多気筒エンジン1の吸気装置3は、機械式過給機40の輻射熱からインタークーラー50を確実に保護して、インタークーラー50の冷却効率の低下をより抑制することができる。
これにより、多気筒エンジン1の吸気装置3は、機械式過給機40の輻射熱からインタークーラー50を確実に保護して、インタークーラー50の冷却効率の低下をより抑制することができる。
また、インテークマニホールド60が、平面視において、インタークーラー50の外形よりも大きい外形形状に形成されたことにより、多気筒エンジン1の吸気装置3は、機械式過給機40とインタークーラー50との間に、遮蔽物としてインテークマニホールド60を確実に介在させることができる。
このため、多気筒エンジン1の吸気装置3は、機械式過給機40の輻射熱を、インテークマニホールド60によってより確実に遮熱することができる。
これにより、多気筒エンジン1の吸気装置3は、機械式過給機40の輻射熱からインタークーラー50をより確実に保護して、インタークーラー50の冷却効率の低下をより確実に抑制することができる。
これにより、多気筒エンジン1の吸気装置3は、機械式過給機40の輻射熱からインタークーラー50をより確実に保護して、インタークーラー50の冷却効率の低下をより確実に抑制することができる。
また、インテークマニホールド60が、インタークーラー50の下方に位置するサージタンク63を備えたことにより、多気筒エンジン1の吸気装置3は、平面視における面積が比較的大きいサージタンク63を、機械式過給機40とインタークーラー50との間に介在させることができる。
さらに、サージタンク63の内部により大きな空気層を確保できるため、多気筒エンジン1の吸気装置3は、機械式過給機40の輻射熱をさらに確実に遮熱することができる。
これにより、多気筒エンジン1の吸気装置3は、機械式過給機40の輻射熱からインタークーラー50をさらに確実に保護して、インタークーラー50の冷却効率の低下をさらに確実に抑制することができる。
これにより、多気筒エンジン1の吸気装置3は、機械式過給機40の輻射熱からインタークーラー50をさらに確実に保護して、インタークーラー50の冷却効率の低下をさらに確実に抑制することができる。
また、インテークマニホールド60が、機械式過給機40とインタークーラー50との間をとおって、多気筒エンジン1の各吸気ポート17に接続される複数の独立吸気管64を備えたことにより、多気筒エンジン1の吸気装置3は、平面視において、機械式過給機40とインタークーラー50との間に配設されるインテークマニホールド60の面積をより大きく確保することができる。
このため、多気筒エンジン1の吸気装置3は、機械式過給機40とインタークーラー50との間に、インテークマニホールド60を遮蔽物としてより確実に介在させることができる。
これにより、多気筒エンジン1の吸気装置3は、機械式過給機40の輻射熱を、インテークマニホールド60によって安定して遮熱できるために、インタークーラー50の冷却効率の低下をより一層抑制することができる。
これにより、多気筒エンジン1の吸気装置3は、機械式過給機40の輻射熱を、インテークマニホールド60によって安定して遮熱できるために、インタークーラー50の冷却効率の低下をより一層抑制することができる。
また、機械式過給機40が、インタークーラー50に対向する上面部分に、圧縮された気体を吐出する過給機出口部43を備えたことにより、多気筒エンジン1の吸気装置3は、吸気装置3の大型化を抑えて、インタークーラー50の冷却効率の低下を抑制することができる。
具体的には、インタークーラー50に対向する部分に過給機出口部43を備えたことにより、多気筒エンジン1の吸気装置3は、上下方向の長さを抑えた出口配管341で、機械式過給機40とインタークーラー50とを略直線的に接続することができる。
このため、多気筒エンジン1の吸気装置3は、出口配管341の内部を流動する気体が、機械式過給機40の輻射熱によって加熱されることを抑制できる。
これにより、多気筒エンジン1の吸気装置3は、吸気装置3の大型化を抑えて、インタークーラー50の冷却効率の低下を抑制することができる。
これにより、多気筒エンジン1の吸気装置3は、吸気装置3の大型化を抑えて、インタークーラー50の冷却効率の低下を抑制することができる。
この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、
この発明の少なくとも新気を含む気体は、実施形態の新気または新気と排気ガスとの混合気体に対応し、
以下同様に、
吸気管部材は、インテークマニホールド60に対応し、
独立吸気通路は、独立吸気管64に対応するが、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
この発明の少なくとも新気を含む気体は、実施形態の新気または新気と排気ガスとの混合気体に対応し、
以下同様に、
吸気管部材は、インテークマニホールド60に対応し、
独立吸気通路は、独立吸気管64に対応するが、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
例えば、上述した実施形態において、縦置きの多気筒エンジン1としたが、これに限定せず、横置きの多気筒エンジンとしてもよい。
また、直列6気筒の多気筒エンジン1としたが、これに限定せず、例えば、直列4気筒や、複数の気筒を有するV型エンジンなどであってもよい。
また、合成樹脂製のインテークマニホールド60としたが、これに限定せず、遮熱性を有する遮熱材が巻着された金属製のインテークマニホールドであってもよい。
また、直列6気筒の多気筒エンジン1としたが、これに限定せず、例えば、直列4気筒や、複数の気筒を有するV型エンジンなどであってもよい。
また、合成樹脂製のインテークマニホールド60としたが、これに限定せず、遮熱性を有する遮熱材が巻着された金属製のインテークマニホールドであってもよい。
また、接続部631、第1サージタンク632、及び第2サージタンク633で構成されたサージタンク63としたが、これに限定せず、第1サージタンク632と第2サージタンク633とを直接連通させるように一体化したサージタンクであってもよい。
また、過給通路34を流動する圧縮気体と、自然吸気通路35を流動する非圧縮の気体とを一体的にサージタンク63に案内する案内通路としての導出管部527を、インタークーラー50のケーシング52に備えた吸気装置3としたが、これに限定せず、過給通路34を流動する圧縮気体と、自然吸気通路35を流動する非圧縮の気体とを一体的にサージタンク63に案内する案内通路が、インテークマニホールド60に一体形成された吸気装置としてもよい。
また、インテークマニホールド60に、吸気通路33の第2配管334を一体形成したが、これに限定せず、インテークマニホールド60と、吸気通路33の第2配管334とが別体であってもよい。
また、インテークマニホールド60と、過給通路34の出口配管341とを別体で構成したが、これに限定せず、インテークマニホールド60と過給通路34の出口配管341とを一体形成してもよい。
また、インテークマニホールド60と、過給通路34の出口配管341とを別体で構成したが、これに限定せず、インテークマニホールド60と過給通路34の出口配管341とを一体形成してもよい。
また、機械式過給機40、インテークマニホールド60、及びインタークーラー50が下方からこの順番で配設された吸気装置3としたが、これに限定せず、インタークーラー50、インテークマニホールド60、及び機械式過給機40が下方からこの順番で配設された吸気装置であってもよい。
1…多気筒エンジン
3…吸気装置
16…気筒
40…機械式過給機
43…過給機出口部
50…インタークーラー
60…インテークマニホールド
63…サージタンク
64…独立吸気管
3…吸気装置
16…気筒
40…機械式過給機
43…過給機出口部
50…インタークーラー
60…インテークマニホールド
63…サージタンク
64…独立吸気管
Claims (6)
- 少なくとも新気を含む気体を、多気筒エンジンの各気筒に供給する多気筒エンジンの吸気装置であって、
前記気体を圧縮する機械式過給機と、
該機械式過給機に接続され、前記機械式過給機が吐出した前記気体を冷却するインタークーラーと、
該インタークーラーに接続され、前記インタークーラーが吐出した前記気体を前記多気筒エンジンに導入する吸気管部材とを備え、
該吸気管部材は、
前記多気筒エンジンの上下方向に沿って並設された前記機械式過給機と前記インタークーラーとの間に配設されるとともに、平面視において、前記機械式過給機、及び前記インタークーラーに対して少なくとも一部が重なり合うように配設された
多気筒エンジンの吸気装置。 - 前記吸気管部材は、合成樹脂製である
請求項1に記載の多気筒エンジンの吸気装置。 - 前記吸気管部材は、
平面視において、前記インタークーラーの外形よりも大きい外形形状に形成された
請求項1または請求項2に記載の多気筒エンジンの吸気装置。 - 前記吸気管部材は、
前記インタークーラーの下方に位置するサージタンクを備えた
請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の多気筒エンジンの吸気装置。 - 前記吸気管部材は、
前記機械式過給機と前記インタークーラーとの間をとおって、前記多気筒エンジンの各吸気ポートに接続される複数の独立吸気通路を備えた
請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の多気筒エンジンの吸気装置。 - 前記機械式過給機は、
前記インタークーラーに対向する部分に、圧縮された前記気体を吐出する過給機出口部を備えた
請求項1から請求項5のいずれか1つに記載の多気筒エンジンの吸気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019091269A JP2020186673A (ja) | 2019-05-14 | 2019-05-14 | 多気筒エンジンの吸気装置 |
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ID=73221460
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Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08312475A (ja) * | 1995-05-11 | 1996-11-26 | Mazda Motor Corp | 機械式過給機付エンジンの吸気装置 |
JP2014065467A (ja) * | 2012-09-27 | 2014-04-17 | Honda Motor Co Ltd | 鞍乗り型車両 |
JP2017141784A (ja) * | 2016-02-12 | 2017-08-17 | マツダ株式会社 | エンジンの過給装置 |
JP2018168783A (ja) * | 2017-03-30 | 2018-11-01 | マツダ株式会社 | 多気筒エンジンの吸気通路構造 |
-
2019
- 2019-05-14 JP JP2019091269A patent/JP2020186673A/ja active Pending
Patent Citations (4)
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