JP5950554B2 - 表示装置、情報処理装置、及びそれらの制御方法、投影システム、プログラム、並びに記憶媒体 - Google Patents

表示装置、情報処理装置、及びそれらの制御方法、投影システム、プログラム、並びに記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、一つの画像を複数の投影画面をつなぎ合わせて表示する投影システムに関する。
従来、投影装置として、液晶パネル等のライトバルブにより生成された画像をスクリーンに投影表示するプロジェクタが知られている。また、近年、画像の高解像度化が進んでおり、例えば4K2Kや8K4K等の多画素数の画像を大画面表示することが望まれている。一般的に、プロジェクタの多画素化、大画面化のためには、液晶パネル等のライトバルブの微細化や、高輝度光源の採用が必要になり、コストが上がってしまう。そのため、通常のライトバルブや光源を有する安価なプロジェクタを複数用いたマルチ投影により、多画素、大画面の投影表示を行うことも多い。
マルチ投影とは、複数の投影画面をつなぎ合わせて、全体として一つの画像を表示する方法である。なお、以降、複数の投影画面をつなぎ合わせて得られる一つの投影画面を、便宜的に「統合画面」と呼ぶ。一般的に、複数の投影画面をつなぎ合わせるには、厳密に位置合せしないと統合画面内につなぎ目が視認されてしまい、品位を低下させてしまう。そのために、エッジブレンドと呼ばれる、つなぎ目が目立たなくする処理を行う。エッジブレンドとは、複数の投影画面を一部重畳させ、重畳される部分が各投影画面の照度を合計すると非重畳部分の照度と等しくなるように各投影画面の重畳部分を減光する処理である。
図1を参照して、エッジブレンドの具体例を説明する。これは、2台のプロジェクタにより、投影画面を横方向に2つつなげる例である。図1(a)は左側の投影画面を示しており、2つの領域、非重畳領域Aと、重畳領域ARとからなる。図1(c)は、エッジブレンドの減光処理を示し、投影画面の横方向を横軸とし、縦軸はその位置における映像に対するゲインを表している。図1(c)の実線は、左側の投影画面に対するゲインであり、非重畳領域Aではゲインは100%であるのに対し、重畳領域ARでは画面端に向かうにつれ、徐々にゲインが0%に減少していく(減光させていく)ことを示している。一方、図1(b)は右側の投影画面を示し、2つの領域、非重畳領域Bと、重畳領域BLとからなる。図1(c)の一点鎖線は、右側の投影画面に対するゲインであり、左側のそれと同様に、非重畳領域Bではゲインは100%であるのに対し、重畳領域BLでは画面端に向うにつれ、徐々にゲインが0%に減少していく(減光させていく)。
エッジブレンド処理では、領域ARとBLを重畳させた際、2つの領域を足し合わせたゲインが100%になるようにする。足し合わせたゲインを図1(c)の点線に示す。このようにして、Aの領域、AR領域とBL領域との重畳領域、B領域との3つの領域から統合画面を構成するようにし、2台のプロジェクタに担当する部分画像を入力することにより、多画素、大画面の投影を実現する。しかも、重畳領域AR、BLの周辺ではゲインが徐々に変わることになるので、投影画面の少々の位置ずれが発生したとしても、つなぎ目が目立つことが少なくなる。この例では、2画面を横に並べてエッジブレンドを行う例を示したが、3画面以上並べる例も当然考えられる。その場合は、左右端のプロジェクタが図1と同様の処理を行う他、その他のプロジェクは1画面内の左右端に図1(a)、(b)の如き処理を行うことになる。また、横方向に並べるのではなく、縦方向に並べてもよい。その場合は、画面内の上下端に図1のようなエッジブレンド処理を行うことになる。更に、2x2や3x3等のように、複数台のプロジェクタを縦及び横方向に並べてマルチ投影を実現する場合は、画面内の上下端及び左右端の両方にエッジブレンド処理を行えば良い。
上記エッジブレンドを行い画像を投影表示する技術が、例えば特許文献1に記載されている。特許文献1には、PCがソース機器から入力した画像に対しエッジブレンド部を生成、付加して合成画面を生成し、各プロジェクタに合成画面を送信し、各プロジェクタにて合成画面から担当する部分を切り出して表示する技術が記載されている。
特開2010−134396号公報
ところで、画素構造のライトバルブを用いたプロジェクタでは、ソース機器から入力される画像をスケーリング(解像度変換)しないで表示するのが画質面で望ましい。スケーリングを行うと、例えば、モアレの発生や、情報量の欠落、高周波成分の欠落等といった画質面のデメリットが発生してしまうからである。従って、大画面表示のためになるべくライトバルブ全面に画像を形成することを考えると、入力画像の画素数と、ライトバルブの画素数とが等しくなることが望ましい。
一方、エッジブレンドを行うプロジェクタでは、重畳領域のサイズはユーザにより可変とすべきである。これは、投影画面を厳密に位置合わせできる場合には、重畳領域を小さくするか、無くすことにより、より大画面が実現できる一方、厳密な位置合わせが困難な場合には重畳領域を大きくして位置ずれを視認し難くする必要があるからである。このようにエッジブレンドを行う際、重畳領域のサイズが可変であると、ソース機器から入力される画像の画素数が、統合画面の画素数に一致せず画質が低下するということが多くなる。
上記特許文献1では、ソース機器から入力した画像に対しエッジブレンド部を生成、付加して合成画面を生成する際に、その合成画面の解像度を送信先の複数プロジェクタの解像度の整数倍としている。しかしながら、ソース機器から入力される画像の画素数(解像度)が考慮されていないため、上述した画質の低下を抑制できない。すなわち、入力される画像の画素数(解像度)によっては、統合画面生成時にスケーリングが必要になり、画質の低下が起こり得る。
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、その目的は、各投影画面の重畳領域の画素数を考慮して統合画面の画素数をソース機器に通知し、スケーリングが不要な画像を入力するので、画質の低下を抑制することができる技術を実現することである。
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明の投影システムは、複数の投影装置と、前記複数の投影装置の少なくとも1つに接続された情報処理装置とを有し、各投影装置の投影画面をつなぎ合わせた統合画面を表示する投影システムにおいて、前記情報処理装置は、画像を前記複数の投影装置に分配する画像送信手段と、前記複数の投影装置から、各投影装置に設定されている重畳領域の画素数を示す情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された情報に基づき前記統合画面の画素数を算出する算出手段と、画像供給装置が統合画面の画素数に合わせた画像を投影装置に送信できるように、前記算出手段により算出された前記統合画面の画素数を前記画像供給装置に対して通知する通知手段と、を有する。
本発明によれば、エッジブレンドを行う投影システムにおいて、重畳領域の画素数を考慮して統合画面の画素数をソース機器に通知すると共に、スケーリングが不要な画像を入力するので、画質の低下を抑制することができる。
エッジブレンド処理の説明図。 実施形態1のマルチ投影システムの斜視図。 マルチ投影システムにおける各投影画面と統合画面を例示する図。 PCのブロック図。 実施形態1の分配機及びプロジェクタのブロック図。 実施形態1のPC、分配機、プロジェクタの動作を示すフローチャート。 マルチ投影情報の説明図。 マルチ投影情報の設定画面を例示する図。 実施形態2のマルチ投影システムの斜視図。 実施形態2のプロジェクタのブロック図。 実施形態2のプロジェクタの動作を示すフローチャート。 実施形態2の識別子の送信方法を説明する図。
以下に、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、本発明を実現するための一例であり、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正又は変更されるべきものであり、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。また、後述する各実施形態の一部を適宜組み合わせて構成しても良い。
以下では、本発明を適用した投影装置を含むマルチ投影システムについて説明する。また、投影装置として、液晶プロジェクタを一例に挙げて説明する。なお、本発明は液晶プロジェクタに限らず、画素構造のライトバルブを有する投影装置であれば、例えばDMDプロジェクタ、レーザプロジェクタ等でも適用可能である。また、液晶プロジェクタには、単板式、3板式などが一般に知られているが、どのような方式であっても構わない。
<システム構成>図2を参照して、本実施形態のマルチ投影システムの全体構成について説明する。
図2において、200は、パーソナルコンピュータ(以下、PC)である。PC200は、本例では画像供給源(ソース機器)となる。なお、画像供給源としては他の機器を用いても本発明を実施できる。例えば、DVDプレーヤや、TVチューナを用いることもできる。PC200は、ケーブル201にて後述する分配機202に接続され、画像信号を送信する。
分配機202は、本発明を適用可能な情報処理装置の一例である。分配機202は、ケーブル203a〜203dにて、夫々後述するプロジェクタ204a〜204dに接続される。分配機202は、PC200から画像信号を受信し、それをプロジェクタ204a〜204dに分配・送信する。
図3(e)は、PC200から受信する画像信号の1フレームのサイズを示し、実線の矩形が画像信号の画像領域を示し、矩形の上部に示される数値は画像領域の水平方向の座標を示し、矩形の左部に示される数値は画像領域の垂直方向の座標を示す。この例では、水平方向の座標が0〜3495の範囲を取り、垂直方向の座標が0〜767の範囲を取るので、1フレームのサイズとしては横長の3496x768となる。
プロジェクタ204a〜204dは、分配機202から画像信号、例えば、図3(e)に示す画像信号を受け取る。そして、各プロジェクタは、分配機202から受け取った画像信号のうち、各自の担当部分を切り取ることで投影表示する。この際、投影する画像に対し、エッジブレンド処理も行う。
図3(a)〜(d)は、各プロジェクタ204a〜204dの投影画面を示し、図3(e)は統合画面を示している。各投影画面は、図1で説明したような、水平方向に夫々200画素のエッジブレンドの重畳領域を有する。そして、統合画面は、プロジェクタ204aによる投影画面(非重畳領域Aと、重畳領域ARからなる)、プロジェクタ204bによる投影画面(非重畳領域Bと、重畳領域BL、BRからなる)、プロジェクタ204cによる投影画面(非重畳領域Cと、重畳領域CL、CRからなる)、プロジェクタ204dによる投影画面(非重畳領域Dと、重畳領域DLからなる)により構成される。
このようにして、PC200が生成した横長の画像を、4台のプロジェクタにより、単一の統合画像として表示することができる。
<装置構成>次に、図4及び図5を参照して、マルチ投影システムを構成するPC、分配機及びプロジェクタの各構成について説明する。
図4はPC200のブロック図である。PC200の内部では、バス400を介して、CPU401、主記憶装置402、ビデオコントローラ403、ネットワークコントローラ404、入出力インタフェース405、補助記憶装置406が相互に接続される。
CPU401は、PC200の各ブロックを統括して制御する。また、CPU401は、補助記憶装置406や不図示の外部のサーバに格納されたオペレーティングシステム(以下、OS)やアプリケーションのコードに従って実行する。CPU401は、これらコードに従い、ビデオコントローラ403を制御して画像データを生成し、主記憶装置402に展開する。アプリケーションの例としては、プレゼンテーションソフトウェアや、表計算ソフトウェア、ビデオ再生ソフトウェア等がある。CPU401は、後述する画素数により、仮想デスクトップ画面を生成し、その画面上に上記ソフトウェアに対応した画像を配置することで、画像データを生成できる。
主記憶装置402は、CPU401が動作するためのワークメモリである。
ネットワークコントローラ404は、CPU401を不図示の外部のサーバやネットワーク機器に接続する機能を有する。
入出力インタフェース405は、不図示のキーボードやマウスといった、ユーザがPC200を操作するためのデバイスを接続するインタフェースである。
補助記憶装置406は、CPU401が実行するOSやアプリケーション、データが格納されている。
ビデオコントローラ403は、CPU401により制御され、画像データを生成する。ビデオコントローラ403は、画像送信部407と接続されている。画像送信部407は、ビデオコントローラ403で生成された画像データを受信し、外部機器への送信に適した形式に変換し、送信する機能を有する。また、ビデオコントローラ403は、通信部408と接続されている。通信部408は、画像信号の受信側である外部機器と通信を行う。通信部408は、外部機器から、VESA(Video Electronics Standards Association)により形式が規格化されているEDIDを読み出すことができる。EDID(Extended Display Identification Data)は、画像データの受信側装置の特性情報を示すものであり、その一つにその機器の最適とされる画像画素数が格納されている。ビデオコントローラ403は、通信部408が取得したEDIDを受信し、それをCPU401にバス400を介して送信する。
このようにして、CPU401は画像信号の受信側である外部機器の最適な画素数を取得できる。例えば、受信側装置がHDTV規格のテレビであれば、横1920画素×縦1080画素といった画素数を取得できる。CPU401は、上述した仮想デスクトップ画面を、その画素数で生成することで、画像信号の受信側装置に最適な画像データを生成する。画像送信部407と通信部408とは、ケーブル201を介し、外部機器(本例では分配機202)と接続可能となっている。
このような構成により、最適なアプリケーションやデータを補助記憶装置406や非図示の外部サーバにインストールしておける。従って、それらアプリケーションやデータを基づき、PC200はプレゼンテーション画像や、表計算結果を示す画像や、ビデオ画像といった画像を生成し、外部機器に出力する。
図5は、分配機202とプロジェクタ204a〜204dのブロック図である。
図5において、分配機202内部では、バス500を介して、画像受信部501、通信部502、画像分配部503、制御部504、画像送信部505a〜505d、通信部506a〜506d、操作部507、表示部508が相互に接続される。
制御部504は、分配機202の各ブロックを統括して制御する。制御部504は、処理手順を記述したコードを不図示のROMから読み出し、不図示のRAMをワークメモリとして使用しながら実行する。
画像受信部501は、PC200等のソース機器から画像データを受信する回路である。画像受信部501は、ケーブル201を介した通信に適した形式である画像データを内部処理に適した形式に変換し、画像分配部503に出力する。
通信部502は、PC200等のソース機器と通信するための回路である。通信部502は、EDIDを格納するための記憶部509を有している。EDIDは、画像データの受信側装置の特性情報を示し、その一つとして受信側装置に最適とされる画像画素数が格納されている。
画像分配部503は、画像受信部501で受信した画像データを複数の出力先に分配する回路であり、本例では、画像送信部505a〜505bの4つの回路に同じ画像データを分配出力する。
画像送信部505a〜505dは、画像分配部503から受信した画像データを外部機器への送信に適した形式に変換し、各プロジェクタ204a〜204dに送信する機能を有している。
通信部506a〜506dは、各プロジェクタ204a〜204d等の外部表示装置と通信する回路である。
画像送信部505a〜505dと通信部506a〜506dとは、各ケーブル203a〜203dを介して、プロジェクタ204a〜204d等の外部表示装置と接続可能である。
操作部507は、ユーザにより分配機202を操作するための操作部材であり、例えば、ボタンやダイヤル、不図示のリモコンの操作指示を受信する受光部である。操作部507により受け付けた操作指示の情報は、制御部504に送出される。
表示部508は、ユーザに対し分配機202の状態を提示するものであり、例えば、LEDや液晶ディスプレイである。
次に、図5を参照して、各プロジェクタ204a〜204dの構成について説明する。なお、プロジェクタ204a〜204dの構成は同等であるため、それらをまとめてプロジェクタ204として説明する。
プロジェクタ204の内部では、バス510を介して、画像受信部511、通信部512、画像切り出し部513、減光処理部514、投影表示部515、制御部516、操作部517が相互に接続される。
制御部516は、プロジェクタ204の各ブロックを統括して制御する。制御部516は、処理手順を記述したコードを不図示のROMから読み出し、不図示のRAMをワークメモリとして使用しながら実行する。
画像受信部511は、分配機202から画像データを受信する。画像受信部511は、ケーブル203を介した通信に適した形式である画像データを内部処理に適した形式に変換し、画像切り出し部513に出力する。
通信部512は、分配機202等の外部機器と通信する。通信部512は、EDIDを格納するための記憶部518を有している。EDIDは、プロジェクタ204の特性情報を示し、その一つとしてプロジェクタ204の投影画面に最適とされる画像の画素数が格納されている。この画像画素数とは、プロジェクタのような画素構造のライトバルブにて画像表示を行う装置においては、ライトバルブ(液晶パネル)の実質的な画素数である。本例では、プロジェクタ204のライトバルブの画素数は1024x768であるため、その値が記憶部518に格納されている。
画像切り出し部513は、画像受信部511で受信した画像データのうち、各プロジェクタ204で投影を担当する部分を切り出し、後段の減光処理部514に出力する回路である。
図3(e)は切り出し処理を例示している。画像受信部511では、図3(e)に示される横長の画像を受信したとする。画像切り出し部513は、制御部516から切り出し位置が指示される。この指示は、例えば、左上座標(0,824)−右下座標(767,1847)といった矩形の領域情報からなる。画像切り出し部513は、その指示を受け、図3(e)の画像から、自身の担当画像として、図3(b)の画像を切り取るのである。減光処理部514は、画像切り出し部513から受信した画像データに対し、エッジブレンドの減光処理を行い、後段の投影表示部515に出力する回路である。
図3(b)は減光処理を例示している。減光処理部514は、図3(b)の画像を受信し、制御部516からエッジブレンドの領域を指示される。この指示は、例えば、減光方向左で領域BL(左上座標(0,0)−右下座標(199,767))、減光方向右で領域BR(左上座標(824,0)−右下座標(1023,767))という情報からなる。減光処理部514は、その指示を受け、図3(e)の画像に対し、図1で説明した減光処理を施す。
投影表示部515は、減光処理部514から入力した画像データを投影表示するものである。投影表示部515は、不図示の光源、不図示の液晶パネル、不図示の光学系、不図示の液晶パネルの駆動回路から構成される。
操作部517は、ユーザによりプロジェクタ204を操作するための操作部材であり、例えば、操作ボタンや、不図示のリモコンの指示を受信する受光部である。操作部517により受け付けた操作指示の情報は、制御部516に伝達される。
<動作説明>次に、図6を参照して、PC200、分配機202及びプロジェクタ204a〜204dの各動作について説明する。図6において、(a)は分配機202の動作、(b)はPC200の動作、(c)はプロジェクタ204a〜204dの動作をそれぞれ示している。
(分配機の動作)最初に、分配機202の動作について説明する。なお、図示の処理は、分配機202の制御部504が、処理手順を記述したコードを不図示のROMから読み出し、ワークメモリとしての不図示のRAMに展開し実行することで実現される。
図6(a)において、操作部507によりユーザから分配機202に電源のオンが指示されると、まずS100にて、制御部504は各ブロックの初期化処理を行う。具体的には、制御部504は不図示の電源部から各部に電源が供給されるように指示を送出する。また、制御部504は不図示のROMに予め格納されている初期のEDIDを読み出し、記憶部509に書き込む。通常、EDIDには、その装置に最適とされる画素数の情報が格納されているが、本例の初期のEDIDでは特に制約はない。例えば、横1920画素×縦1080画素等の画素数を格納していてもよい。
次いで、S101にて、制御部504は、分配機202の各部からイベントが発生するまで待機する。ここで、操作部507によりユーザから分配機202に電源のオフが指示されたことを制御部504が判定すると、S102に移行する。また、通信部506a〜506dを介して接続先の全てのプロジェクタ204a〜204dから、以下に述べるマルチ投影情報を受信すると、制御部504はマルチ投影システムが構築されたと判定し、S103に移行する。
図7(a)はマルチ投影情報を例示し、a〜d列は、各プロジェクタ204a〜204dから取得した情報である。本例では、マルチ投影の画面数は横4画面×縦1画面であり、同様の情報がa〜dに共通に1行目と2行目に記述されている。また、本例では、プロジェクタの位置は、プロジェクタ204a〜204dの順番で左から配列され、3行目と4行目に記述されている。更に、各画面の左・上・右・下の各端に対応するエッジブレンド幅の画素数が5行目から9行目に記述されている。本例では、各投影画面の重畳部分は200画素である。図3(a)〜(d)の重畳領域AR、BL、BR、CL、CR、DLはそれぞれ、図7(a)の同じ符号が付加された箇所に対応している。プロジェクタ204a〜204dにおけるマルチ投影情報の生成方法については後述する。なお、マルチ投影情報は、横4画面×縦1画面のマルチ投影画面数だけでなく、他の画面数であっても対応できる。例えば、横2画面×縦2画面であれば、図7(b)のように生成すればよい。
制御部504は、S101にて電源オフ指示を受けると、S102にて、分配機202の終了処理を行う。具体的には、制御部504は不図示の電源部に対し、各部への電源供給を終了するように指示を送出する。
制御部504はS101にてマルチ投影ステムが構築されたと判定すると、S103にて、通信部506a〜506dにより接続先のプロジェクタ204a〜204d(の記憶部518)からEDIDを読み出す。EDIDには、前述したように、各プロジェクタ204a〜204dの投影画面に最適な画像の画素数が含まれている。画素数は、本例では、プロジェクタ204a〜204dのライトバルブの画素数である横1024画素×縦768画素である。
S104にて、制御部504は、S103で得られた各プロジェクタの最適画素数と、S101で受信した各プロジェクタのマルチ投影情報から統合画面の画素数を算出する。この計算は、マルチ投影の横方向と縦方向において、(1)各プロジェクタの最適画素数を足し合わせ、(2)そこから重畳箇所ごとにその画素数を引く方法となる。本例では、横方向においては、以下のような計算となる。
(1)1024画素(a)+1024画素(b)+1024画素(c)+1024画素(d)=4096画素
(2)4096画素−200画素(aとbの重畳箇所)−200画素(bとcの重畳箇所)−200画素(cとdの重畳箇所)=3496画素
また、本例では、縦方向においては、重畳部分がないため、プロジェクタ204a〜204bの共通の縦の画素数である768画素がそのまま得られる。このようにして、本例では、統合画面の画素数として、横3496画素×縦768画素のサイズが得られる。各プロジェクタの画面と統合画面の関係は、図3(a)〜(d)と図3(e)に示される。なお、当然のことながら、本発明は他のレイアウトにも対応できる。例えば、図7(b)のように横2画面×縦2画面のマルチ投影構成であった場合、横方向は、以下のようになる。
(1)1024画素(a,c共通)+1024画素(b,d共通)=2048画素
(2)2048画素−200画素(aとb、及び、cとdの重畳箇所)=1848画素
縦方向は、以下のようになる。
(1)768画素(a,b共通)+768画素(c,d共通)=1536画素
(2)1536画素−200画素(aとc、及び、bとdの重畳箇所)=1336画素
S105にて、制御部504は、記憶部509に格納されているEDIDに対し、そこに含まれる装置の最適な画素数情報について、S104で計算した統合画面の画素数を上書きし、再度記憶部509に書き込む。
S106にて、制御部504は、PC200に対して、通信部502を介してEDIDの再読み出し指示を行う。この指示により、後述するようにPC200より、統合画面の画素数にて画像信号が入力される。入力された画像信号は前述したように、画像送信部505a〜505dを介してプロジェクタ204a〜204dへ送信される。
S107にて、制御部504は、図7(a)のマルチ投影情報を用い、統合画面のうちで各プロジェクタ204a〜204dが担当する部分を計算し、各プロジェクタに通知する。具体的には、図3(e)のように、
プロジェクタ204aには、統合画面の左上座標(0,0)−右下座標(1023,767)を、
プロジェクタ204bには、統合画面の左上座標(824,0)−右下座標(1847,767)を、
プロジェクタ204cには、統合画面の左上座標(1648,0)−右下座標(2671,767)を、
プロジェクタ204dには、統合画面の左上座標(2472,0)−右下座標(3495,767)を、
通知する。その後、S101に遷移する。
(PCの動作)次に、図6(b)に示す9PC200の動作について説明する。なお、図示の処理は、PC200のCPU401が、処理手順を記述したコードを不図示のROMから読み出し、ワークメモリとしての不図示のRAMに展開し実行することで実現される。
図6(b)において、不図示の電源ボタンによりユーザからPC200に電源のオンが指示されると、まずS200にて、CPU401は各ブロックの初期化処理を行う。具体的には、CPU401は不図示の電源部から各部に電源が供給されるように指示を送出する。また、CPU401は、補助記憶装置406からのOSのロードや、周辺デバイスの初期化を行う。また、その中で、CPU401は、前述したように通信部408から取得したEDIDに基づき、仮想デスクトップ画面のサイズを決定し、画像を生成することも行う。
次いで、S201にて、CPU401は、PC200の各部からイベントが発生するまで待機する。なお、通常、PC200はマルチタスクにより複数の処理を略同時に実行するが、ここでは、そのうち画像出力に関係するものについてのみ抜粋して説明を行う。ここで、CPU401が不図示の電源ボタンや入出力インタフェース405に接続された不図示のマウス等のデバイスからユーザによりPC200に電源のオフが指示されたと判定すると、S202に移行する。また、通信部408より、接続先の分配機202から前述したEDIDの再読み出し指示を受信すると、S203に移行する。
CPU401はS201にて電源オフ指示を受けると、S202にて、PC200の終了処理を行う。具体的には、制御部504は、OSのシャットダウン処理を行う他、不図示の電源部に対し、各部への電源供給を終了するように指示を送出する。
S203にて、CPU401は、分配機202から通信部408を介してEDIDの再読み出しを行う。読み出されるEDIDは、前述したように、統合画面の画素数が記述されている。
S204にて、CPU401は、読み込んだEDIDに含まれる統合画面の画素数に基づき、仮想デスクトップ画面の画素数を変更する。具体的には、仮想デスクトップ画面を横3496画素×縦768画素のサイズに変更する。
S205にて、CPU401は、仮想デスクトップ画面上に存在するアプリケーションの画像のレイアウトを変更する。例えば、変更前の仮想デスクトップ画面の画素数が横1920画素×縦1080画素であり、その上に表計算ソフトウェアが全画面表示されていたとする。その場合、変更後に仮想デスクトップ画面の画素数が横3496画素×縦768画素になると、例えば、横方向には表示セル数を増加させ、縦方向には表示セル数を減少させればよい。この後、S201に移行する。
(プロジェクタの動作)次に、図6(c)を参照して、プロジェクタ204a〜204dの動作について説明する。なお、プロジェクタ204a〜204dの動作は同等であるため、それらをまとめてプロジェクタ204として説明する。また、図示の処理は、プロジェクタ204の制御部516が、処理手順を記述したコードを不図示のROMから読み出し、ワークメモリとしての不図示のRAMに展開し実行することで実現される。
図6(c)において、操作部517によりユーザからプロジェクタ204に電源のオンが指示されると、まずS300にて、制御部516は各ブロックの初期化処理を行う。具体的には、制御部516は不図示の電源部から各部に電源が供給されるように指示を送出する。また、不図示のランプにも電源を供給するようにし、プロジェクタ204の入力画像の投影表示が開始される。なお、入力画像信号が無い場合は、制御部516は不図示の液晶駆動回路に指示を送出し、ブルーバック表示や、入力信号が無い旨の警告表示がされるようにする。
次いで、S301にて、制御部516は、プロジェクタ204の各部からイベントが発生するまで待機する。ここで、制御部516が操作部517によりユーザからプロジェクタ204に電源のオフが指示されたと判定すると、S302に移行する。また、通信部512より、接続先の分配機202から前述した切り出し位置設定が指示されると、S303に移行する。更に、操作部517より、ユーザからマルチ投影の設定指示をされると、S305に移行する。
制御部516はS301にて電源オフ指示を受けると、S302にて、プロジェクタ204の終了処理を行う。具体的には、制御部516は不図示の電源部に対し、各部への電源供給を終了するように指示を送出する。また、不図示のランプへの電源供給も終了するようにし、投影表示が終了される。
制御部516はS301にて切り出し位置設定が指示されると、S303にて、指示された切り出し位置にて画像切り出し部513の設定を行う。プロジェクタ204bを例に挙げれば、S107で説明したように、横3496画素×縦768画素の統合画面のうち、左上座標(824,0)−右下座標(1847,767)を切り出すことができる。
S304にて、制御部516は、後述するようにユーザから入力されるマルチ投影情報に基づき、エッジブレンド処理の指示を減光処理部514に対して行う。これにより、切り出し画像に対し、エッジブレンド処理がなされた上で投影表示がされる。その後、S301に遷移する。
制御部516はS301にてマルチ投影の設定指示が指示されると、S305にて、ユーザに対し、マルチ投影の詳細情報の入力受付を行う。具体的には、制御部516は不図示の液晶駆動回路に指示を送出し、図8に示すようなメニュー画像を投影表示し、ユーザが操作部517を用いて各種詳細情報を入力できるようにする。
図8はメニュー画像について説明する。
800は、メニュー画像である。メニュー画像800は、以下のような複数の設定項目が含まれている。
設定項目801は、マルチ投影の横の画面数をユーザに入力してもらうための設定項目である。ここでは、例として4(画面)が入力されている。
設定項目802は、マルチ投影の縦の画面数をユーザに入力してもらうための設定項目である。ここでは、例として1(画面)が入力されている。
設定項目803は、マルチ投影のレイアウト情報のうち、当該プロジェクタの横の位置を入力してもらうための設定項目である。ここでは、例として(4画面中の)2(画面目)が入力されている。
設定項目804は、マルチ投影のレイアウト情報のうち、当該プロジェクタの縦の位置を入力してもらうための設定項目である。ここでは、例として(1画面中の)1(画面目)が入力されている。
設定項目805は、当該プロジェクタの投影画面の左端に対するエッジブレンド幅をユーザに入力してもらうための設定項目である。ここでは、例として200(画素)が入力されている。
設定項目806は、当該プロジェクタの投影画面の上端に対するエッジブレンド幅をユーザに入力してもらうための設定項目である。ここでは、例として、欄に対する入力が無効化されている(値としては0画素に相当)。これは、横方向のマルチ投影なので、縦方向にはエッジブレンド処理が不要であることを制御部516が判定しているために、そのようにメニューを表示しているからである。
設定項目807は、当該プロジェクタの投影画面の右端に対するエッジブレンド幅をユーザに入力してもらうための設定項目である。ここでは、例として200(画素)が入力されている。
設定項目808は、当該プロジェクタの投影画面の下端に対するエッジブレンド幅をユーザに入力してもらうための設定項目である。ここでは、例として、欄に対する入力が無効化されている(値としては0画素に相当)。これは、横方向のマルチ投影なので、縦方向にはエッジブレンド処理が不要であることを制御部516が判定しているために、そのようにメニューを表示しているからである。
決定ボタン809は、上記入力した数値をユーザが決定するための項目である。
キャンセルボタン810は、上記入力した数値をユーザがキャンセルするための項目である。
S306にて、制御部516は、ユーザがキャンセルボタン810を押下したと判定した場合、S301に移行する。また、ユーザが決定ボタン809を押下したと判定した場合、S307に移行する。また、S306での決定後、何れもメニュー画像800の表示を消去する。
S307にて、制御部516は、S305でユーザが入力したマルチ投影の設定情報を、図7(a)の形式に変更し、通信部512を経由して分配機202に対して通知する。
以上説明したように、本実施形態によれば、分配機202は、各プロジェクタ204a〜204dの画素数情報や、ユーザにより設定されたマルチ投影情報を取得できる。分配機202は、更にそれら情報から統合画面の画素数を計算してEDIDに反映し、EDIDをソース機器であるPC200に通知することができる。このようにすれば、PC200は統合画面の画素数にて仮想デスクトップ画面を生成し、分配機202に画像信号を入力できる。また、分配機202は画像信号を各プロジェクタ204a〜204dに分配し、また画像のうち各プロジェクタの担当部分を該当するプロジェクタに通知できる。
従って、本実施形態のマルチ投影システムによれば、レイアウト位置やエッジブレンド幅といったマルチ投影情報が設定変更されたとしても、PC200から出力する画像信号の画素数を追従させることができる。それにより、統合画面作成時にプロジェクタ204a〜204dでスケーリングを行わずに(ライトバルブの画素数で)表示できる。
なお、本実施形態では、分配機202にて統合画面の画像信号を加工せずにプロジェクタ204a〜204dに分配出力し、プロジェクタ側で担当部分を切り出して表示する構成としているが、他の構成でも本発明を実施できる。例えば、分配機202側で統合画面をプロジェクタ204a〜204dの各担当部分を切り出して、夫々プロジェクタ204a〜204dに対し、それらが担当する部分のみを出力するような構成にしてもよい。この構成を実現するためには次のようにすればよい。まず、画像分配部503に画像信号を任意に切り出し、切り出した各部分画像を画像送信部505a〜505dに個別に出力する機能を持たせる。且つ、S107を変更して、画像分配部503に切り出し位置を通知するようにし、プロジェクタ204a〜204dに対し切り出し位置として全画面を指定する(実質的に切り出しをしない)ようにすれば実現できる。
また、本実施形態では、各プロジェクタ204a〜204d側にてマルチ投影情報の入力を行ったが、分配機202側でマルチ投影情報の入力を行うようにしてもよい。その場合は、S101を変更して、プロジェクタ204からマルチ投影情報を取得するのではなく、メニュー画像800を表示部508に表示するようにし、操作部507を用いてユーザにマルチ投影情報を入力するようにする。更に、S107にて、通常の動作に加え制御部504がエッジブレンド幅をプロジェクタ204に通知することにより、プロジェクタ204側でS304にて制御部516がそのエッジブレンド幅を減光処理部514に設定できるようにすればよい。
また、本実施形態では、エッジブレンド幅を画素で指定する例を示したが、本発明はそれに限定されない。エッジブレンド幅を画素ではなく、例えばプロジェクタのライトバルブの画素数に対する割合で指定するようにしてもよい。この場合は、ライトバルブの画素数にその割合を乗算することでエッジブレンド幅の画素数が得られるので、本実施形態で説明した構成や処理手順を用いて同様に実施することができるのである。
また、本実施形態では、分配機を例に説明したが、本発明は、分配機に限られるものではない。本実施形態のように、画像信号の入力手段と出力手段を有するものであれば、どのような装置であってもよい。例えば、DVDレコーダ、AVアンプ、PC、スマートフォンであってもよい。
[実施形態2]実施形態2のマルチ投影システムについて説明する。なお、以下では、実施形態1と共通する部分については説明を簡略化し、差異点を中心に説明を進める。
<システム構成>図9は、本実施形態のマルチ投影システムの構成を示し、実施形態1と同一の要素には同一の符号を付して示している。
本実施形態のマルチ投影システムは、各プロジェクタ204a〜204dが所謂、カスケード状に接続されており、後述する画像送信部1000及び通信部1001を追加的に備える。ソース機器であるPC200が最上流側にあり、ケーブル900a〜900cを介してプロジェクタ204a〜204dが、その順番で接続される。
PC200は、実施形態1と同様である。PC200は、実施形態1と同様のケーブル201にて、後述するプロジェクタ204aに接続されている。
プロジェクタ204aはケーブル900aにて、プロジェクタ204bに接続されている。プロジェクタ204bはケーブル900bにて、プロジェクタ204cに接続されている。プロジェクタ204cはケーブル900cにて、プロジェクタ204dに接続されている。
本システムでは、PC200は、例えば、図3(e)に示す画像信号を出力する。その画像信号は、まずプロジェクタ204aに入力され、同じ画像がプロジェクタ204aからプロジェクタ204bに出力される。そのようにして順次入出力を繰り返し、プロジェクタ204dまで同じ画像信号が伝送される。そして、各プロジェクタ204a〜204dは、受け取った画像信号のうち、各自の担当部分を切り取った後、担当部分を投影表示する。この際、投影する画像に対し、エッジブレンド処理も行う。
そして、図3(a)〜(e)で説明したように、PC200が生成した横長の画像を、4台のプロジェクタにより、単一の画像として表示することができる。
<装置構成>次に、図10を参照して、マルチ投影システムを構成するPC、分配機及びプロジェクタの各構成について説明する。
PC200の構成は実施形態1と同一であるので、説明は省略する。
プロジェクタ204a〜204dの構成は同等であるため、それらをまとめてプロジェクタ204として説明する。
図10に示すように、プロジェクタ204は実施形態1の構成に加え、バス510を介して接続される、画像送信部1000と通信部1001を有している。
制御部516は、図11で後述するフローに従い動作する。
画像受信部511は、実施形態1と異なり、カスケード接続された上流側の装置から画像データを受信する。画像受信部511は、受信した画像データを画像送信部1000に送信する一方、画像データを内部処理に適した形式に変換した上で画像切り出し部513に出力する。
通信部512は、実施形態1と異なり、カスケード接続された上流側の装置と通信を行う。通信部512は、実施形態1と同様にEDIDを格納するための記憶部518を有している。
通信部1001は、カスケード接続された下流側の装置と通信を行う。
通信部512及び通信部1001はそれぞれ、カスケード接続された上流側又は下流側の装置から情報を受信する。この情報には送り先を特定する識別子が付加されている。この識別子については後述する。もし、情報の送り先の識別子が、後述する自装置の識別子と同じであれば、その情報を取り込むようになっている。逆に、同じでなければ、その情報を転送するようになっている。具体的な転送方法としては、通信部512に送られてきた情報であれば、それをそのまま通信部1001から外部機器に送信し、通信部1001に送られてきた情報であれば、そのまま通信部512に送信するのである。このようにして、複数のプロジェクタがカスケード接続されたマルチ投影システムにおいて、相手機器を指定した通信が可能となっている。
また、通信部512及び通信部1001が受信した情報にブロードキャスト用の特殊な識別子が付加されていた場合、自装置の識別子に関わらず、その識別子が付加された情報を取り込み、且つ、その情報を他装置の転送するようになっている。このようにして、複数のプロジェクタがカスケード接続されたマルチ投影システムにおいて、他の全ての装置に対する通信が可能となっている。
画像切り出し部513、減光処理部514、投影表示部515、並びに操作部517は、実施形態1と同様であるため、説明を省略する。
<動作説明>次に、図11を参照して、PC200、分配機202及びプロジェクタ204a〜204dの各動作について説明する。
図11において、(a)はプロジェクタ204a〜204dの基本動作、(b)はプロジェクタ204a〜204dの親機モードでの動作をそれぞれ示している。
なお、PC200の動作は、実施形態1と同様であるため、説明を省略する。
また、プロジェクタ204a〜204dの動作は同等であるため、それらをまとめてプロジェクタ204として説明する。
(基本動作)図11(a)において、操作部517によりユーザからプロジェクタ204に電源のオンが指示されると、まずS400にて、制御部516は不図示の電源部から各部に電源が供給されるように指示を送出する。また、制御部516は不図示のROMに予め格納されている初期のEDIDを読み出し、記憶部518に書き込む。次いで、制御部516はカスケード接続情報を監視する。具体的には、以下のような処理を行う。
まず、通信部1001に下流側の装置が接続された(若しくは、接続された下流側の装置の電源がONになった)と判定すると、制御部516は不図示のROMに格納された装置固有の識別子を、下流側の装置に送信する。一方、通信部512に接続された上流側の装置からその識別子が送られると、通信部1001は、その識別子を通信部1001に接続された下流側の装置に送信する。
ここで通信部1001に下流側の装置が未接続の場合、受信した識別子を自装置内のRAMに記憶しておく。そして、通信部1001に下流側の装置が接続された(若しくは、接続された下流側の装置の電源がONになった)タイミングにて、自装置の識別子とRAMに記憶していた上流側の装置の識別子とを、通信部1001に接続された下流側の装置に送信する。このようにすれば、上流側の装置であるPC200に最も近い(最上流の)プロジェクタには、他のプロジェクタの識別子が送られず、PC200から最も遠い(最下流の)プロジェクタには、他の全てのプロジェクタの識別子が送られることになる。
図9の場合の識別子の送信例を、図12を参照して説明する。各プロジェクタ204a〜204dには、識別子AAAA、BBBB、CCCC、DDDDがそれぞれROMに格納されているとする。このとき、プロジェクタ204aには他のプロジェクタ204b〜204dから識別子が送られない。プロジェクタ204bにはプロジェクタ204aの識別子AAAAが送られる。プロジェクタ204cには、プロジェクタ204aの識別子AAAAとプロジェクタ204bの識別子BBBBが送られる。プロジェクタ204dにはプロジェクタ204aの識別子AAAA、プロジェクタ204bの識別子BBBB、プロジェクタ204cの識別子CCCCが送られる。
結果として、制御部516aは(AAAA)、制御部516bは(BBBB,AAAA)、制御部516cは(CCCC,BBBB,AAAA)、制御部516dは(DDDD,CCCC,BBBB,AAAA)というリストを保有することになる。このようにして、各プロジェクタ204a〜204dの制御部516a〜516dは、リストの最後の要素を参照することで、親機の識別子を知ることができる。
次いで、S401にて、制御部516は自機が図9のカスケード接続における最上流に位置するか判定する。この判定方法は前述した通りである。もし、自プロジェクタがカスケード構成中の最上流であれば、親機モードで動作することになり、そうでなければ、子機モードで動作する。図9の例であれば、プロジェクタ204aが親機モードになり、プロジェクタ204b〜204dが子機モードとなる。
子機モードでは、プロジェクタ204は、図6(c)で説明した動作を行う。ただし、以下の点が異なる。S301でのイベント監視中に送られる切り出し位置指定指示は、実施形態1の分配機202ではなく親機から送られる。S307でのマルチ投影情報は、実施形態1の分配機202ではなく親機へ送信する。
(親機モードでの動作)
図11(b)において、親機モードで起動すると、まずS500にて、制御部516は各ブロックの初期化処理を行う。具体的には、制御部516は不図示の電源部から各部に電源が供給されるように指示を送出する。また、不図示のランプにも電源を供給するようにし、プロジェクタ204の入力画像の投影表示が開始される。なお、入力画像信号が無い場合は、制御部516は不図示の液晶駆動回路に指示を送出し、ブルーバック表示や、入力信号が無い旨の警告表示を行う。
次いで、S501にて、制御部516は、プロジェクタ204の各部からイベントが発生するまで待機する。ここで、制御部516が操作部517を介してユーザからプロジェクタ204に電源のオフが指示されたと判定すると、S502に移行する。また、通信部1001を介して、子機モードである下流側のプロジェクタの全てから、マルチ投影情報を受信すると、制御部516はマルチ投影のシステムが構築されたと判定し、S506に移行する。更に、操作部517より、ユーザからマルチ投影の設定指示が出されると、S503に移行する。なお、マルチ投影情報については、実施形態1で図7で説明した通りであるので説明を省略する。
制御部516はS501にて電源オフ指示を受けると、S502にて、プロジェクタ204の終了処理を行うが、詳細は実施形態1のS302と同様であるので、説明を省略する。
制御部516はS501にてマルチ投影の設定指示が指示されると、S503にて、ユーザに対し、マルチ投影の詳細情報の入力受付を行う。詳細は実施形態1のS305と同様であるため、説明を省略する。
S504にて、制御部516は、ユーザがキャンセルボタン810を押下したと判定すると、S501に移行する。また、ユーザが決定ボタン809を押下したと判定した場合、S505に移行する。また、S504の決定後は、何れもメニュー画像800の表示を消去する。
S505にて、制御部516は、S503でユーザが入力したマルチ投影の設定情報を、図7(a)の形式に変更し、不図示のRAMに記憶する。その後、S501に移行する。
制御部516はS501にてマルチ投影ステムが構築されたと判定すると、S506にて、通信部1001を介して、下流側のプロジェクタの全てからEDIDを取得する。この場合にはブロードキャスト通信が用いられる。また、一方、不図示のROMに格納された自プロジェクタのEDIDも読み出す。これにより、全プロジェクタのEDIDが取得でき、それらの最適な入力画像の画素数が獲得できる。
S507にて、制御部516は、S506で得られた各プロジェクタ204の最適画素数と、S501で受信した各プロジェクタ204のマルチ投影情報から統合画面の画素数を計算する。この計算方法は、実施形態1のS104で説明した方法と同様であるため、説明を省略する。
S508にて、制御部516は、記憶部518に格納されているEDIDに対し、そこに含まれる装置の最適な画素数情報について、S507で計算した統合画面の画素数を上書きし、再度記憶部518に書き込む。
S509にて、制御部516は、PC200に対して、通信部512を用いてEDIDの再読み出し指示を送出する。この指示により、実施形態1で説明したようにPC200より、統合画面の画素数にて画像信号が入力される。入力された画像信号は前述したように、画像送信部1000を介して後段のプロジェクタ204a〜204dに出力される。
S510にて、制御部516は、図7(a)のマルチ投影情報を用い、統合画面でプロジェクタ204a〜204dが担当する部分を計算し、下流のプロジェクタに通知する。具体的には、図3(e)のように、
プロジェクタ204bには、統合画面の左上座標(824,0)−右下座標(1847,767)を、
プロジェクタ204cには、統合画面の左上座標(1648,0)−右下座標(2671,767)を、
プロジェクタ204dには、統合画面の左上座標(2472,0)−右下座標(3495,767)を、
通知する。
S511にて、S510で計算した自機(プロジェクタ204a)の担当領域を画像切り出し部513に設定する。例えば、統合画面の左上座標(0,0)−右下座標(1023,767)を設定する。
S512にて、制御部516は、前述したようにユーザから入力されたマルチ投影情報に基づき、エッジブレンド処理の指示を減光処理部514に対して行う。これにより、切り出し画像に対し、エッジブレンド処理が成された上で投影表示される。その後、S501に移行する。
以上説明したように、本実施形態によれば、上流側のプロジェクタは、下流側のプロジェクタから画素数情報や、ユーザにより設定されたマルチ投影情報を取得できる。更に、上流側のプロジェクタは、それら情報から統合画面の画素数を計算してEDIDに反映し、EDIDをソース機器であるPCに通知することができる。このようにすれば、PC200は統合画面の画素数にて仮想デスクトップ画面を生成し、最上流のプロジェクタに画像信号を入力できる。また、入力された画像信号はカスケード接続された下流側のプロジェクタに伝送される。上流側のプロジェクタは、画像信号のうち各自の担当部分を下流側のプロジェクタに通知できる。
従って、本実施形態のマルチ投影システムは、レイアウト位置やエッジブレンド幅といったマルチ投影情報が設定変更されたとしても、PC200から出力する画像信号の画素数を追従させることができる。それにより、それにより、統合画面作成時にプロジェクタ204a〜204dでスケーリングを行わずに(ライトバルブの画素数で)表示できる。
[他の実施形態]本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。

Claims (14)

  1. 複数の投影装置と、前記複数の投影装置の少なくとも1つに接続された情報処理装置とを有し、各投影装置の投影画面をつなぎ合わせた統合画面を表示する投影システムにおいて、
    前記情報処理装置は、
    画像を前記複数の投影装置に分配する画像送信手段と、
    前記複数の投影装置から、各投影装置に設定されている重畳領域の画素数を示す情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された情報に基づき前記統合画面の画素数を算出する算出手段と、
    画像供給装置が統合画面の画素数に合わせた画像を投影装置に送信できるように、前記算出手段により算出された前記統合画面の画素数を前記画像供給装置に対して通知する通知手段と、を有することを特徴とする投影システム。
  2. 前記複数の投影装置は、カスケード状に接続されており、上流側の装置から受信した投影画面を、下流側の投影装置に送信することを特徴とする請求項1に記載の投影システム。
  3. 前記取得手段は更に、前記統合画面における各投影画面のレイアウト情報を取得し、
    前記算出手段は、前記投影画面の画素数と、前記重畳領域の画素数と、前記レイアウト情報とに基づき、前記統合画面の画素数を算出することを特徴とする請求項1又は2に記載の投影システム。
  4. 前記算出手段は、縦方向もしくは横方向に配列された前記複数の投影画面の画素数を足し合わせた値から、前記投影画面の重畳部分ごとに当該重畳領域の画素数を差し引いて、前記統合画面の画素数を算出することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の投影システム。
  5. 第1の表示装置によって表示される第1の画像の一部と、第2の表示装置によって表示される第2の画像の一部とを重畳しつなげることで、統合画像を表示するシステムにおける情報処理装置であって、
    前記第1の表示装置および前記第2の表示装置に設定されている情報であって、前記第1の画像の一部と前記第2の画像の一部とが重畳される領域の画素数の情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された情報に基づき前記統合画像の画素数を算出する算出手段と、
    前記統合画像の画素数を示す情報を画像供給装置に送信する通信手段と、
    前記情報が前記画像供給装置に送信された後に、前記画像供給装置から受信された画像の少なくとも一部を前記第1の表示装置に送信する第1の送信手段と、
    前記情報が前記画像供給装置に送信された後に、前記画像供給装置から受信された画像の少なくとも一部を前記第2の表示装置に送信する第2の送信手段と、を有することを特徴とする情報処理装置。
  6. 前記通信手段は、前記第1の表示装置及び前記第2の表示装置から、前記統合画像の表示のための表示装置のレイアウト情報を受信した後、前記統合画像の画素数を示す情報を前記画像供給装置に送信することを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  7. 前記通信手段は、前記第1の表示装置及び前記第2の表示装置において前記統合画像の表示に関する設定が変更された後、前記統合画像の画素数を示す情報を前記画像供給装置に送信することを特徴とする請求項5または6に記載の情報処理装置。
  8. 第1の表示装置によって表示される第1の画像の一部と、第2の表示装置によって表示される第2の画像の一部とを重畳しつなげることで、統合画像を表示するシステムにおける情報処理装置の制御方法であって、
    前記第1の表示装置および第2の表示装置に設定されている情報であって、前記第1の画像の一部と前記第2の画像の一部とが重畳される領域の画素数の情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程により取得された情報に基づき前記統合画像の画素数を算出する算出工程と、
    前記統合画像の画素数を示す情報を画像供給装置に送信する通信工程と、
    前記情報が前記画像供給装置に送信された後に、前記画像供給装置から受信された画像の少なくとも一部を前記第1の表示装置に送信する第1の送信工程と、
    前記情報が前記画像供給装置に送信された後に、前記画像供給装置から受信された画像の少なくとも一部を前記第2の表示装置に送信する第2の送信工程と、を有することを特徴とする制御方法。
  9. 画像を表示する表示手段と、
    他の表示装置に設定されている情報であって、第1の画像の一部と第2の画像の一部とが重畳される領域の画素数の情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された情報に基づき、前記第1の画像と前記第2の画像とをつなげた統合画像の画素数を算出する算出手段と、
    記統合画像をスクリーンに表示するための前記統合画像の画素数を示す情報を画像供給装置に送信する通信手段と、
    前記統合画像の画素数を示す情報が前記画像供給装置に送信された後に、前記画像供給装置から受信された画像の少なくとも一部を前記他の表示装置に送信する送信手段と、
    前記統合画像の画素数を示す情報が前記画像供給装置に送信された後に、前記画像供給装置から受信された画像の一部を前記表示手段に表示させるための処理を行う制御手段と、を有することを特徴とする表示装置。
  10. 前記統合画像の画素数を示す情報は、前記第1の画像の一部と前記第2の画像の一部とが重畳される領域の画素数に基づいて算出されることを特徴とする請求項に記載の表示装置。
  11. 他の表示装置に設定されている情報であって、第1の画像の一部と第2の画像の一部とが重畳される領域の画素数の情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程により取得された情報に基づき、前記第1の画像と前記第2の画像とをつなげた統合画像の画素数を算出する算出工程と、
    前記統合画像をスクリーンに表示するための前記統合画像の画素数を示す情報を画像供給装置に送信する通信工程と、
    前記統合画像の画素数を示す情報が前記画像供給装置に送信された後に、前記画像供給装置から受信された画像の少なくとも一部を前記他の表示装置に送信する送信工程と、
    前記統合画像の画素数を示す情報が前記画像供給装置に送信された後に、前記画像供給装置から受信された画像の一部を表示する表示工程と、を有することを特徴とする表示装置の制御方法。
  12. 前記統合画像の画素数を示す情報は、前記第1の画像の一部と前記第2の画像の一部とが重畳される領域の画素数に基づいて算出されることを特徴とする請求項11に記載の制御方法。
  13. 請求項8、11または12に記載の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  14. 請求項8、11または12に記載の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを格納したコンピュータにより読み取り可能な記憶媒体。
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