JP5949202B2 - 通信機および通信方法 - Google Patents

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本発明は、通信機および通信方法に関する。
OFDM(Orthogonal Frequency-Division Multiplexing:直交周波数分割多重)方式の通信では、入力信号をサブキャリア変調し、IFFT(Inverse Fast Fourier Transformation:逆高速フーリエ変換)を行い、ベースバンド信号を生成する。そのため、サブキャリアの数が増え、FFT(Fast Fourier Transformation:高速フーリエ変換)サイズが大きくなると、大きなピークを持つベースバンド信号が生成され、PAPR(Peak-to-Average Power Ratio:ピーク対平均電力比)が高くなるという性質を持っている。PAPRが高くなると、信号を歪みなく伝送するために広範囲において線形性を有する増幅器が必要となる。そこでPAPRを低減するための技術が開発されている。
特許文献1では、PAPRを低減するため、IFFTを行う前に逐次決定法により算出した最適位相に基づきサブキャリア変調信号の位相を制御する。
特開2006−165781号公報
OFDM方式の通信では、PAPRを低減することが課題となっている。特許文献1では、PAPRを低減する最適位相を算出するために繰り返し計算処理を行い、サブキャリアごとに位相を制御する必要がある。また特許文献1に開示されている技術では、PAPRの低減の程度を制御することはできない。
本発明は、上述のような事情に鑑みてなされたものであり、OFDM方式の通信において、PAPRを低減し、さらにPAPRの低減の程度を制御することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る通信機は、
直交周波数分割多重通信方式の無線通信により他の機器と通信を行う通信機であって、
入力信号を所定の変調方式で変調し、周波数成分が互いに直交するサブキャリアに割り当て、サブキャリア変調信号を生成する変調手段と、
前記サブキャリア変調信号を時間方向に等分割してサブデータを生成し、互いに値が異なる、前記サブデータの個数と同じ個数の振幅係数の集合である振幅データ系列を用いて、前記サブデータと前記振幅データ系列の要素を一対一で対応付け、前記サブデータの各要素に該サブデータに対応付けられた前記振幅データ系列の要素を乗算して、演算後サブデータを生成する演算手段と、
前記演算後サブデータを所定の順序で並べて並び替えデータを生成する並び替え手段と、
前記並び替えデータの逆高速フーリエ変換を行うIFFT手段と、
前記IFFT手段の演算結果を合成してベースバンド信号を生成する合成手段と、
前記ベースバンド信号のピーク対平均電力比を算出し、該ピーク対平均電力比が所定の基準に合致するか否かを判定する判定手段と、
前記ピーク対平均電力比が前記所定の基準に合致する前記ベースバンド信号を検出するまで、前記並び替え手段において前記演算後サブデータを並べる前記所定の順序を変えて、前記並び替え手段、前記IFFT手段、前記合成手段、および前記判定手段の処理を繰り返し行う制御手段と、
前記所定の基準に合致する前記ベースバンド信号から送信信号を生成して送信する送信手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明の第2の観点に係る通信機は、
直交周波数分割多重通信方式の無線通信により他の機器と通信を行う通信機であって、
送信信号を受信してベースバンド信号を生成する受信手段と、
前記ベースバンド信号を直並列変換し、高速フーリエ変換を行い、並列信号を生成するFFT手段と、
前記並列信号を等分割してサブ並列信号を生成し、前記サブ並列信号ごとに二乗平均平方根を算出するRMS演算手段と、
互いに値が異なる、前記サブ並列信号の個数と同じ個数の振幅係数の集合である所定の振幅データ系列を用いて、前記サブ並列信号の二乗平均平方根の大小関係および前記振幅データ系列の要素の大小関係に基づき、前記サブ並列信号と前記振幅データ系列の要素を一対一で対応付け、前記振幅データ系列の要素の並び順に従って前記サブ並列信号を並べ、前記サブ並列信号の各要素を該サブ並列信号に対応付けられた前記振幅データ系列の要素で除算し、サブキャリア変調信号を生成する逆演算手段と、
前記サブキャリア変調信号を所定の復調方式で復調する復調手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明の第3の観点に係る通信方法は、
直交周波数分割多重通信方式の無線通信により他の機器と通信を行う通信機が行う通信方法であって、
入力信号を所定の変調方式で変調し、周波数成分が互いに直交するサブキャリアに割り当て、サブキャリア変調信号を生成する変調ステップと、
前記サブキャリア変調信号を時間方向に等分割してサブデータを生成し、互いに値が異なる、前記サブデータの個数と同じ個数の振幅係数の集合である振幅データ系列を用いて、前記サブデータと前記振幅データ系列の要素を一対一で対応付け、前記サブデータの各要素に該サブデータに対応付けられた前記振幅データ系列の要素を乗算して、演算後サブデータを生成する演算ステップと、
前記演算後サブデータを所定の順序で並べて並び替えデータを生成する並び替えステップと、
前記並び替えデータの逆高速フーリエ変換を行うIFFTステップと、
前記IFFTステップの演算結果を合成してベースバンド信号を生成する合成ステップと、
前記ベースバンド信号のピーク対平均電力比を算出し、該ピーク対平均電力比が所定の基準に合致するか否かを判定する判定ステップと、
前記ピーク対平均電力比が前記所定の基準に合致する前記ベースバンド信号を検出するまで、前記並び替えステップにおいて前記演算後サブデータを並べる前記所定の順序を変えて、前記並び替えステップ、前記IFFTステップ、前記合成ステップ、および前記判定ステップの処理を繰り返し行う制御ステップと、
前記所定の基準に合致する前記ベースバンド信号から送信信号を生成して送信する送信ステップと、
を備えることを特徴とする。
本発明の第4の観点に係る通信方法は、
直交周波数分割多重通信方式の無線通信により他の機器と通信を行う通信機が行う通信方法であって、
送信信号を受信してベースバンド信号を生成する受信ステップと、
前記ベースバンド信号を直並列変換し、高速フーリエ変換を行い、並列信号を生成するFFTステップと、
前記並列信号を等分割してサブ並列信号を生成し、前記サブ並列信号ごとに二乗平均平方根を算出するRMS演算ステップと、
互いに値が異なる、前記サブ並列信号の個数と同じ個数の振幅係数の集合である所定の振幅データ系列を用いて、前記サブ並列信号の二乗平均平方根の大小関係および前記振幅データ系列の要素の大小関係に基づき、前記サブ並列信号と前記振幅データ系列の要素を一対一で対応付け、前記振幅データ系列の要素の並び順に従って前記サブ並列信号を並べ、前記サブ並列信号の各要素を該サブ並列信号に対応付けられた前記振幅データ系列の要素で除算し、サブキャリア変調信号を生成する逆演算ステップと、
前記サブキャリア変調信号を所定の復調方式で復調する復調ステップと、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、OFDM方式の通信において、PAPRを低減し、さらにPAPRの低減の程度を制御することが可能になる。
本発明の実施の形態に係る通信機の構成例を示すブロック図である。 実施の形態に係る通信機の異なる構成例を示すブロック図である。 実施の形態に係る演算部および並び替え部が行う演算処理の例を示す図である。 実施の形態に係る通信機が行う送信制御の動作の一例を示すフローチャートである。 実施の形態に係るRMS演算部および逆演算部が行う逆演算処理の例を示す図である。 実施の形態に係る通信機が行う受信制御の動作の一例を示すフローチャートである。 シミュレーションしたCCDFの特性を示す図である。 シミュレーションしたBERの特性を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお図中、同一または同等の部分には同一の符号を付す。以下の説明において、IFFT(Inverse Fast Fourier Transformation:逆高速フーリエ変換)は、IFFTとIDFT(Inverse Discrete Fourier Transformation:逆離散フーリエ変換)を含む概念とする。したがって本発明の実施の形態においては、IFFTの代わりに、IDFTを行うよう構成してもよい。同様にFFT(Fast Fourier Transformation:高速フーリエ変換)は、FFTとDFT(Discrete Fourier Transformation:離散フーリエ変換)を含む概念とする。またIDFTおよびDFTを行う場合は、以下の説明におけるFFTサイズとは、DFTサイズを意味する。
図1は、本発明の実施の形態に係る通信機の構成例を示すブロック図である。通信機1は、OFDM(Orthogonal Frequency-Division Multiplexing:直交周波数分割多重)方式の無線通信により他の機器と通信を行う。通信機1は、アンテナ10、変調部11、直並列変換部12、演算部13、並び替え部14、IFFT部15、合成部16、判定部17、送信部18、およびコントローラ20を備える。
コントローラ20は、CPU(Central Processing Unit:中央処理装置)21、RAM(Random Access Memory)23、およびROM(Read-Only Memory)24を備える。複雑化を避け、理解を容易にするために、コントローラ20から各部への信号線が省略されているが、コントローラ20は通信機1の各部にI/O(Input/Output)22を介して接続しており、それらの処理の開始、終了、処理内容の制御を行う。
RAM23には、例えば送信フレームを生成するためのデータが記憶されている。ROM24は、コントローラ20が通信機1の動作を制御するための制御プログラムを格納する。コントローラ20は、制御プログラムに基づいて、通信機1を制御する。
図2は、実施の形態に係る通信機の異なる構成例を示すブロック図である。上述の通信機1に受信機能をもたせるため、図2に示す通信機1はさらに復調部31、並直列変換部32、逆演算部33、RMS演算部34、FFT部35、受信部36および送受信切替部37を備える。送信機能および受信機能を備える図2に示す通信機1を用いて、通信機1が行う通信方法について以下に説明する。
変調部11は、入力信号を所定の変調方式で変調し、変調信号を生成し、直並列変換部12に送る。所定の変調方式とは、変調後のデータが取り得る値の絶対値が互いに同じである変調方式であり、例えばQPSK(Quadrature Phase-Shift Keying:四位相偏移変調)である。直並列変換部12は、変調信号を直並列変換し、周波数成分が互いに直交するサブキャリアに割り当て、サブキャリア変調信号を生成する。そして、サブキャリア変調信号を演算部13に送る。
演算部13は、サブキャリア変調信号を時間方向に等分割してサブデータを生成する。例えば、演算部13は、下記(1)式で表されるようにサブキャリア変調信号dを4等分して、サブデータs、s、s、sを生成する。サブキャリア変調信号dの要素の数をNとすると、サブデータの各要素は、下記(2)式で表される。添え字のTは行列を転置表示していることを意味する。
Figure 0005949202
Figure 0005949202
演算部13は、サブデータと同じ個数の互いに値が異なる振幅係数の集合である振幅データ系列を用意する。例えば演算部13は、下記(3)式で表される、振幅係数α、α、α、αから成る振幅データ系列を用意する。振幅データ系列の各要素の値は後述するようにPAPR(Peak-to-Average Power Ratio:ピーク対平均電力比)の低減の程度およびBER(Bit Error Rate:符号誤り率)を考慮して予め定められている。
Figure 0005949202
演算部13は、サブデータと振幅データ系列の要素を一対一で対応付ける。例えば演算部13は、サブデータsと振幅係数α、サブデータsと振幅係数α、サブデータsと振幅係数α、サブデータsと振幅係数α、をそれぞれ対応付ける。演算部13は、サブデータの各要素に、該サブデータに対応付けられた振幅データ系列の要素を乗算し、演算後サブデータを生成し、並び替え部14に送る。
並び替え部14は、演算後サブデータを所定の順序で並べて並び替えデータd’(p を生成し、IFFT部15に送る。添え字のp、p、p、pは、演算後サブデータを示す番号であり、(p)は、演算後サブデータを並べる順序を示す。例えば、演算後サブデータを、演算部13で分割したときの位置に並べて生成した並び替えデータd’(1234)は、下記(4)式で表される。また1番目の演算後サブデータと2番目の演算後サブデータの位置を入れ替え、3番目の演算後サブデータと4番目の演算後サブデータの位置を入れ替えて生成した並び替えデータd’(2143)は、下記(5)式で表される。
Figure 0005949202
Figure 0005949202
図3は、実施の形態に係る演算部および並び替え部が行う演算処理の例を示す図である。図3(a)は、サブキャリア変調信号であり、図3(b)は、演算後サブデータである。図3(c)は、上記(5)式で表される、並び替え部14で演算後サブデータを並び替えて生成した並び替えデータd’(2143)である。
IFFT部15は、並び替えデータd’(p のIFFTを行い、演算結果を合成部16に送る。IFFT部15の演算結果u(p は、下記(6)式で表される。
Figure 0005949202
合成部16は、IFFT部15の演算結果u(p を合成してベースバンド信号を生成し、判定部17に送る。
判定部17は、ベースバンド信号のPAPRを算出し、PAPRが所定の基準に合致するか否かを判定する。ベースバンド信号のPAPRが所定の基準に合致しない場合には、並び替え部14は、演算後サブデータを並べる順序を変えて、新たな並び替えデータを生成する。IFFT部15、合成部16、および判定部17は、新たな並び替えデータに基づき上述の処理を行うことを、PAPRが所定の基準に合致するベースバンド信号を検出するまで繰り返す。コントローラ20は、並び替え部14、IFFT部15、合成部16、および判定部17が上述の処理を繰り返すよう制御し、制御手段としての動作を行う。
ベースバンド信号のPAPRが所定の基準に合致する場合には、判定部17は、ベースバンド信号を送信部18に送る。判定部17は、演算後サブデータを並べる順序の全てについて上述の処理を繰り返し、最もPAPRが低いベースバンド信号を検出するように、またはPAPRが所定の値より小さいベースバンド信号を検出するように構成することができる。
送信部18は、受け取ったベースバンド信号から送信信号を生成し、送受信切替部37およびアンテナ10を介して他の機器に送信信号を送る。
図4は、実施の形態に係る通信機が行う送信制御の動作の一例を示すフローチャートである。変調部11は、入力信号を所定の変調方式で変調して変調信号を生成し、直並列変換部12は、変調信号を直並列変換し、周波数成分が互いに直交するサブキャリアに割り当て、サブキャリア変調信号を生成する(ステップS110)。
演算部13は、サブキャリア変調信号を時間方向に等分割してサブデータを生成し、サブデータの各要素に該サブデータに一対一で対応付けられた振幅データ系列の要素を乗算する(ステップS120)。並び替え部14は、演算後サブデータを所定の順序で並べて並び替えデータを生成する(ステップS130)。IFFT部15は、並び替えデータのIFFTを行う(ステップS140)。合成部16はIFFT部15の演算結果を合成してベースバンド信号を生成する(ステップS150)。
判定部17は、ベースバンド信号のPAPRを算出し、PAPRが所定の基準に合致するか否かを判定する(ステップS160)。所定の基準に合致しない場合には(ステップS170:N)、ステップS130に戻り、演算後サブデータを並べる順序を変えて上述の処理を繰り返す。所定の基準に合致する場合には(ステップS170:Y)、送信部18は、ベースバンド信号から送信信号を生成し、送受信切替部37およびアンテナ10を介して他の機器に送信信号を送る(ステップS180)。ステップS180の送信処理が完了すると、処理を終了する。
受信側での処理を以下に説明する。受信部36は、アンテナ10および送受信切替部37を介して送信信号を受信し、ベースバンド信号を生成し、FFT部35に送る。FFT部35は、ベースバンド信号を直並列変換し、FFTを行って並列信号を生成し、並列信号をRMS演算部34に送る。並列信号は、送信側の並び替え部14で生成した並び替えデータに一致する。
RMS演算部34は、並列信号を等分割してサブ並列信号を生成する。サブ並列信号の数は、演算部13で生成したサブデータの数と同じである。受信側ではサブデータの数について予め情報を保持しているものとする。RMS演算部34は、例えば下記(7)式で表されるように、並列信号rを4等分し、サブ並列信号t、t、t、tを生成する。
Figure 0005949202
RMS演算部34は、サブ並列信号ごとに二乗平均平方根を算出する。サブ並列信号ごとの二乗平均平方根とは、サブ並列信号の各要素の絶対値の二乗の平均値を算出し、該平均値の平方根を算出したものである。サブ並列信号の各要素は複素数であるから、サブ並列信号の各要素と該要素の共役複素数を乗算することで、サブ並列信号の各要素の絶対値の二乗を算出することができる。直並列変換部12で生成したサブキャリア変調信号の各要素の絶対値は同じであるから、サブ並列信号の二乗平均平方根の大小関係は、演算部13で用いた振幅データ系列の要素の大小関係により決定される。RMS演算部34は、サブ並列信号および該サブ並列信号の二乗平均平方根を逆演算部33に送る。
逆演算部33は、サブ並列信号と同じ個数の互いに値が異なる振幅係数の集合である所定の振幅データ系列を用意する。所定の振幅データ系列は、送信側の演算部13で用いた上記(3)式で表される振幅データ系列と同じである。受信側では振幅データ系列についての情報を予め保持しているものとする。逆演算部33は、サブ並列信号の二乗平均平方根の大小関係および振幅データ系列の要素の大小関係に基づき、サブ並列信号と振幅データ系列を一対一で対応付ける。そして、振幅データ系列の要素の並び順に従って、サブ並列信号を並べ、サブ並列信号の各要素を該サブ並列信号に対応付けられた振幅データ系列の要素で除算し、サブキャリア変調信号を生成する。逆演算部33は、サブキャリア変調信号を並直列変換部32に送る。
例えば、演算部13で用いた振幅データ系列の要素が、α>α>α>αの関係を満たし、上記(5)式で表される並び替えデータd’(2143)に基づくベースバンド信号から送信信号が生成されたとする。サブ並列信号t、t、t、tの二乗平均平方根をそれぞれRMS、RMS、RMS、RMSとする。サブ並列信号の二乗平均平方根は振幅データ系列の要素に比例するため、RMS>RMS>RMS>RMSが成り立つ。逆演算部33は、サブ並列信号の二乗平均平方根RMS、RMS、RMS、RMSの大小関係および振幅データ系列の要素α、α、α、αの大小関係に基づき、サブ並列信号tを振幅係数αに、サブ並列信号tを振幅係数αに、サブ並列信号tを振幅係数αに、サブ並列信号tを振幅係数αに、それぞれ対応付ける。
逆演算部33は、下記(8)式で表されるように、振幅データ系列の要素の並び順α、α、α、αに従って、サブ並列信号をt、t、t、tの順に並べ、該サブ並列信号に対応付けられた振幅データ系列の要素で除算する。上記(5)式より、サブ並列信号t、t、t、tは、それぞれα・s、α・s、α・s、α・sに一致するから、r’=dとなり、サブキャリア変調信号dを復元することができる。
Figure 0005949202
図5は、実施の形態に係るRMS演算部および逆演算部が行う逆演算処理の例を示す図である。図5(a)は、並列信号であり、図5(b)は、サブ並列信号の二乗平均平方根である。図5(c)は、振幅データ系列の要素に従ってサブ並列信号を並べた状態であり、図5(d)は図5(c)に示すサブ並列信号を対応付けた振幅データ系列の要素で除算して復元したサブキャリア変調信号である。
並直列変換部32は、サブキャリア変調信号を並直列変換し、直列信号を生成して復調部31に送る。復調部31は、直列信号を所定の復調方式で復調する。例えば、復調部31は直列信号のQPSK復調を行う。これにより変調部11で変調した入力信号を復調部31で復調して出力することができる。
図6は、実施の形態に係る通信機が行う受信制御の動作の一例を示すフローチャートである。受信部36は、アンテナ10および送受信切替部37を介して送信信号を受信し、ベースバンド信号を生成する(ステップS210)。FFT部35は、ベースバンド信号を直並列変換し、FFTを行って並列信号を生成する(ステップS220)。
RMS演算部34は、並列信号を等分割してサブ並列信号を生成し、サブ並列信号ごとに二乗平均平方根を算出する(ステップS230)。逆演算部33は、サブ並列信号の二乗平均平方根の大小関係および振幅データ系列の要素の大小関係に基づき、サブ並列信号と振幅データ系列の要素を一対一で対応付ける。そして、振幅データ系列の要素の並び順に従ってサブ並列信号を並べ、サブ並列信号の各要素を対応付けられた振幅データ系列の要素で除算し、サブキャリア変調信号を生成する(ステップS240)。
並直列変換部32は、サブキャリア変調信号を並直列変換して直列信号を生成し、復調部31は、直列信号を所定の復調方式で復調する(ステップS250)。ステップS250の復調処理が完了すると、処理を終了する。
以上説明した原理に従って、通信機1は例えば以下のように通信を行う。サブキャリアの数が16の場合に、演算部13が生成したサブデータが下記(9)式で表されるとする。演算部13で用いる振幅データ系列の要素はα>α>α>αの関係を満たすものとする。
Figure 0005949202
並び替え部14、IFFT部15、合成部16、判定部17は上述の処理を行い、上記(5)式で表される並び替えデータd’(2143)に基づくベースバンド信号から送信信号が生成されたとする。
受信側での処理を以下に説明する。RMS演算部34は、下記(10)式で表されるように、サブ並列信号の二乗平均平方根をそれぞれ算出する。上記(9)式より、下記(10)式を変形して、下記(11)式が導き出される。式中のrは、サブ並列信号の各要素を表す。
Figure 0005949202
Figure 0005949202
サブキャリア変調信号の各要素の絶対値が同じであるため、下記(12)式が成立する。サブキャリア変調信号の各要素の絶対値の二乗和をβとする。
Figure 0005949202
上記(12)式より、上記(11)式を変形して、下記(13)式が導き出される。
Figure 0005949202
α>α>α>αであるから、RMS>RMS>RMS>RMSが成り立つので、逆演算部33は、サブ並列信号tを振幅係数αに、サブ並列信号tを振幅係数αに、サブ並列信号tを振幅係数αに、サブ並列信号tを振幅係数αにそれぞれ対応付ける。逆演算部33は、上記(8)式と同様に、振幅データ系列の要素の並び順に従って、サブ並列信号を並べ、サブ並列信号の各要素を対応付けられた振幅データ系列の要素で除算し、サブキャリア変調信号を復元する。
以上説明したとおり、本発明の実施の形態に係る通信機1によれば、OFDM通信方式において、サブキャリア変調信号を時間方向に等分割して生成したサブデータに所定の演算を施し、所定の順序に並べて生成した並び替えデータに基づき、ベースバンド信号を生成することでPAPRを低減することが可能となる。また後述するように、PAPRを低減し、PAPRの低減の程度を制御することが可能となる。
(具体例)
次に、シミュレーションにより実施の形態に係る発明の効果を説明する。変調方式をQPSKとし、FFTサイズを2048として、PAPRのCCDF(Complementary Cumulative Distribution Function:相補累積分布関数)、すなわちPAPRの発生確率の特性を比較した。図7は、シミュレーションしたCCDFの特性を示す図である。横軸はPAPR(単位:dB)、縦軸はPAPRのCCDFである。従来技術とは、上述のような演算を加えずに、FFTサイズを2048としてサブキャリア変調信号のIFFTを行い、ベースバンド信号を生成する方法である。
図7において、従来技術のPAPRのCCDF特性が細い実線のグラフであり、本実施の形態においてα=1.1、α=1.0、α=0.9、α=0.8とした場合(ケース1)のCCDF特性が太い実線のグラフである。本実施の形態においてα=1.3、α=1.1、α=0.9、α=0.7とした場合(ケース2)のCCDF特性が一点鎖線のグラフであり、α=1.3、α=1.2、α=1.1、α=1.0とした場合(ケース3)のCCDF特性が二点鎖線のグラフである。図7に示す範囲において、本実施の形態に係る発明のPAPRは従来技術と比べて低減されており、振幅データ系列の要素の値を変えることでPAPRの低減の程度が変化することがわかる。サブキャリア変調信号の各要素の位相が同じである同一信号を入力信号としてシミュレーションを行った場合のPAPRは、従来技術が33.1dBであるのに対し、ケース1のPAPRは32.5dBであり、同一信号を用いた場合についてもPAPRが改善した。
同様にBERについてのシミュレーションを行った。図8は、シミュレーションしたBER特性を示す図である。横軸はEb/No(Energy per Bit to NOise power spectral density ratio:ビットエネルギー対雑音電力密度比)、縦軸はBERである。Eb/Noの単位はdBである。従来技術のBERはプロット点を四角で表したグラフであり、ケース1のBERがプロット点を三角で表したグラフであり、ケース2のBERがプロット点を丸で表したグラフであり、ケース3のBERがプロット点を菱形で表したグラフである。ケース3の場合は、従来技術よりBERが改善していることがわかる。これはケース3においては振幅データ系列の要素の値が全て1以上であり、送信信号の平均電力が従来技術の送信信号の平均電力より高いためである。
本実施の形態に係る発明の送信信号の平均電力の、従来技術の送信信号の平均電力に対する比率は、ケース1が91.5% 、ケース2が105%、ケース3が133.5%であった。ケース3のように平均電力を高くすることで、従来技術と比べてPAPRを低減し、さらにBERを改善することが可能となる。
上述のシミュレーションにより、サブキャリア変調信号を時間方向に等分割して生成したサブデータに所定の演算を施し、所定の順序に並べて生成した並び替えデータに基づき、ベースバンド信号を生成することでPAPRを低減できることがわかった。また振幅データ系列の要素の値を変更することでPAPRの低減の程度を制御できることがわかった。
本発明の実施の形態は上述の実施の形態に限られない。変調部11の変調方式は、QPSKに限られず、QPSK以外のPSK(Phase Shift Keying:位相偏移変調)を用いることができる。変調部11と直並列変換部12の順序を変えて、入力信号を直並列変換してサブキャリア信号に割り当て、並列信号の各データを所定の変調方式で変調するよう構成してもよい。その場合、受信側では復調部31と並直列変換部32の順序を変えて、復調処理を行う。演算部13が行う演算処理は上述の実施の形態に限られない。サブデータの数は任意である。
1 通信機
10 アンテナ
11 変調部
12 直並列変換部
13 演算部
14 並び替え部
15 IFFT部
16 合成部
17 判定部
18 送信部
20 コントローラ(制御手段)
21 CPU
22 I/O
23 RAM
24 ROM
31 復調部
32 並直列変換部
33 逆演算部
34 RMS演算部
35 FFT部
36 受信部
37 送受信切替部

Claims (4)

  1. 直交周波数分割多重通信方式の無線通信により他の機器と通信を行う通信機であって、
    入力信号を所定の変調方式で変調し、周波数成分が互いに直交するサブキャリアに割り当て、サブキャリア変調信号を生成する変調手段と、
    前記サブキャリア変調信号を時間方向に等分割してサブデータを生成し、互いに値が異なる、前記サブデータの個数と同じ個数の振幅係数の集合である振幅データ系列を用いて、前記サブデータと前記振幅データ系列の要素を一対一で対応付け、前記サブデータの各要素に該サブデータに対応付けられた前記振幅データ系列の要素を乗算して、演算後サブデータを生成する演算手段と、
    前記演算後サブデータを所定の順序で並べて並び替えデータを生成する並び替え手段と、
    前記並び替えデータの逆高速フーリエ変換を行うIFFT手段と、
    前記IFFT手段の演算結果を合成してベースバンド信号を生成する合成手段と、
    前記ベースバンド信号のピーク対平均電力比を算出し、該ピーク対平均電力比が所定の基準に合致するか否かを判定する判定手段と、
    前記ピーク対平均電力比が前記所定の基準に合致する前記ベースバンド信号を検出するまで、前記並び替え手段において前記演算後サブデータを並べる前記所定の順序を変えて、前記並び替え手段、前記IFFT手段、前記合成手段、および前記判定手段の処理を繰り返し行う制御手段と、
    前記所定の基準に合致する前記ベースバンド信号から送信信号を生成して送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とする通信機。
  2. 直交周波数分割多重通信方式の無線通信により他の機器と通信を行う通信機であって、
    送信信号を受信してベースバンド信号を生成する受信手段と、
    前記ベースバンド信号を直並列変換し、高速フーリエ変換を行い、並列信号を生成するFFT手段と、
    前記並列信号を等分割してサブ並列信号を生成し、前記サブ並列信号ごとに二乗平均平方根を算出するRMS演算手段と、
    互いに値が異なる、前記サブ並列信号の個数と同じ個数の振幅係数の集合である所定の振幅データ系列を用いて、前記サブ並列信号の二乗平均平方根の大小関係および前記振幅データ系列の要素の大小関係に基づき、前記サブ並列信号と前記振幅データ系列の要素を一対一で対応付け、前記振幅データ系列の要素の並び順に従って前記サブ並列信号を並べ、前記サブ並列信号の各要素を該サブ並列信号に対応付けられた前記振幅データ系列の要素で除算し、サブキャリア変調信号を生成する逆演算手段と、
    前記サブキャリア変調信号を所定の復調方式で復調する復調手段と、
    を備えることを特徴とする通信機。
  3. 直交周波数分割多重通信方式の無線通信により他の機器と通信を行う通信機が行う通信方法であって、
    入力信号を所定の変調方式で変調し、周波数成分が互いに直交するサブキャリアに割り当て、サブキャリア変調信号を生成する変調ステップと、
    前記サブキャリア変調信号を時間方向に等分割してサブデータを生成し、互いに値が異なる、前記サブデータの個数と同じ個数の振幅係数の集合である振幅データ系列を用いて、前記サブデータと前記振幅データ系列の要素を一対一で対応付け、前記サブデータの各要素に該サブデータに対応付けられた前記振幅データ系列の要素を乗算して、演算後サブデータを生成する演算ステップと、
    前記演算後サブデータを所定の順序で並べて並び替えデータを生成する並び替えステップと、
    前記並び替えデータの逆高速フーリエ変換を行うIFFTステップと、
    前記IFFTステップの演算結果を合成してベースバンド信号を生成する合成ステップと、
    前記ベースバンド信号のピーク対平均電力比を算出し、該ピーク対平均電力比が所定の基準に合致するか否かを判定する判定ステップと、
    前記ピーク対平均電力比が前記所定の基準に合致する前記ベースバンド信号を検出するまで、前記並び替えステップにおいて前記演算後サブデータを並べる前記所定の順序を変えて、前記並び替えステップ、前記IFFTステップ、前記合成ステップ、および前記判定ステップの処理を繰り返し行う制御ステップと、
    前記所定の基準に合致する前記ベースバンド信号から送信信号を生成して送信する送信ステップと、
    を備えることを特徴とする通信方法。
  4. 直交周波数分割多重通信方式の無線通信により他の機器と通信を行う通信機が行う通信方法であって、
    送信信号を受信してベースバンド信号を生成する受信ステップと、
    前記ベースバンド信号を直並列変換し、高速フーリエ変換を行い、並列信号を生成するFFTステップと、
    前記並列信号を等分割してサブ並列信号を生成し、前記サブ並列信号ごとに二乗平均平方根を算出するRMS演算ステップと、
    互いに値が異なる、前記サブ並列信号の個数と同じ個数の振幅係数の集合である所定の振幅データ系列を用いて、前記サブ並列信号の二乗平均平方根の大小関係および前記振幅データ系列の要素の大小関係に基づき、前記サブ並列信号と前記振幅データ系列の要素を一対一で対応付け、前記振幅データ系列の要素の並び順に従って前記サブ並列信号を並べ、前記サブ並列信号の各要素を該サブ並列信号に対応付けられた前記振幅データ系列の要素で除算し、サブキャリア変調信号を生成する逆演算ステップと、
    前記サブキャリア変調信号を所定の復調方式で復調する復調ステップと、
    を備えることを特徴とする通信方法。
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