JP5945777B2 - 超音波センサ - Google Patents

超音波センサ Download PDF

Info

Publication number
JP5945777B2
JP5945777B2 JP2011246763A JP2011246763A JP5945777B2 JP 5945777 B2 JP5945777 B2 JP 5945777B2 JP 2011246763 A JP2011246763 A JP 2011246763A JP 2011246763 A JP2011246763 A JP 2011246763A JP 5945777 B2 JP5945777 B2 JP 5945777B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibrator
ultrasonic sensor
received signal
resonance frequency
obstacle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011246763A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013104689A (ja
Inventor
一將 山内
一將 山内
逸志 只政
逸志 只政
寺田 直人
直人 寺田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2011246763A priority Critical patent/JP5945777B2/ja
Publication of JP2013104689A publication Critical patent/JP2013104689A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5945777B2 publication Critical patent/JP5945777B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、超音波を送信し、送信した超音波の障害物からの反射波を受信して、この反射波に基づき生成した受波信号に応じた信号を出力する超音波センサに関する。
従来より、マイクロフォンとスピーカとを同一の筐体に組み込んだ、一体型の送受信器を有する超音波センサが知られている(例えば、特許文献1参照)。この種の超音波センサでは、図8に示されるように、送受信器内の振動子より超音波が送信されてから、この超音波が、障害物に反射されて、同じ振動子で受信されるまでのタイムラグ(時間差)に基づいて、障害物までの距離の計測や、障害物の検知を行っている。上記の振動子への駆動信号の停止後、振動子の振動面における振動(レベル)は、減衰していくが、残響振動が一定時間残る。この残響振動は、図8に示されるように、(増幅後の)受波信号における残響信号として現れる。このため、この種の超音波センサでは、検知を開始してから、正常な超音波センサでは残響振動が終息しているはずの時間までを、障害物の有無を判定(検知)しない近距離マスク時間とし、近距離マスク時間終了後の検知ゲート時間における受波信号の有無に基づき障害物の有無を判定している。なお、本明細書では、近距離マスク時間終了後における障害物を検知可能な期間を、検知ゲート時間という。
特開2001−221849号公報
けれども、上記従来の超音波センサに異常が発生した場合には、上記の残響信号が、近距離マスク時間終了後の検知ゲート時間にまで延びてしまうことがある。このような現象は、振動子と振動子を保持する筐体とが共振するような場合や、超音波センサの送受信器にごみが付着した場合等の、振動子に寄生する振動部が生じている場合に、発生する。このため、従来の超音波センサは、検知ゲート時間内に受波信号が入力された場合でも、超音波センサの検知可能な距離の範囲内に障害物が存在するのか、超音波センサの異常に起因する残響信号が入力されたのかを判別することができない。従って、検知可能な距離の範囲内に障害物がないのに、障害物が存在すると誤判定してしまう場合があった。
また、上記特許文献1に記載の発明では、上記の超音波センサの異常のうち、送受信器の氷結や、送受信器とマイコンとを結ぶワイヤ(通信ケーブル)の断線しか検知することができない。従って、この発明では、上記のような振動子に寄生する振動部が生じている場合には、障害物が存在するのか、超音波センサの異常に起因する残響信号が入力されたのかを判別することができない。
本発明は、上記課題を解決するものであり、超音波センサの異常を判別することができるようにして、障害物に関する正確な情報を得ることが可能な超音波センサを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の超音波センサは、超音波の送信を行うと共に、送信した超音波の障害物からの反射波を受信して受波信号を出力する送受信器と、前記送受信器における振動子を駆動する送波駆動回路と、前記送受信器から出力された受波信号を増幅する受波増幅回路と、前記送波駆動回路による駆動を制御すると共に、前記受波増幅回路から出力された増幅後の受波信号に応じた信号を出力するように制御する制御手段とを備えた超音波センサにおいて、前記制御手段は、前記超音波センサの通常の障害物検知処理時には、前記送波駆動回路が前記送受信器における振動子の共振周波数で前記振動子を駆動するように制御し、この結果、検知ゲート時間内に、前記受波増幅回路から受波信号が入力されたか否かに基づいて、障害物の有無を判定し、前記超音波センサの異常判定処理時には、前記送波駆動回路が前記送受信器における振動子の共振周波数とは異なる周波数で前記振動子を駆動するように制御し、この結果、前記検知ゲート時間内に、前記受波増幅回路から受波信号が入力されたか否かに基づいて、該超音波センサが異常であるか否かを判定することを特徴とする。
この超音波センサにおいて、前記制御手段は、前記送波駆動回路が前記送受信器における振動子の共振周波数とは異なる周波数で前記振動子を駆動するように制御し、この結果、前記検知ゲート時間内に、前記受波増幅回路から受波信号が入力されたときに、この入力された受波信号の周波数が、前記振動子の共振周波数と同じである場合に限り、該超音波センサが異常であると判定することが好ましい。
この超音波センサにおいて、前記制御手段は、前記送波駆動回路が前記送受信器における振動子の共振周波数とは異なる周波数で前記振動子を駆動するように制御し、この結果、前記検知ゲート時間内に、前記受波増幅回路から受波信号が入力されなかったときに、前記送波駆動回路が前記振動子の共振周波数と同じ周波数で前記振動子を駆動するように制御し、この結果、前記検知ゲート時間内に、前記受波増幅回路から受波信号が入力されたか否かに基づいて、障害物の有無を判定することが好ましい。
この超音波センサにおいて、前記制御手段は、前記送波駆動回路が前記送受信器における振動子の共振周波数とは異なる周波数で前記振動子を駆動するように制御し、この結果、前記検知ゲート時間内に、前記受波増幅回路から所定のレベルよりも小さい第1の受波信号が入力されたときに、前記送波駆動回路が前記振動子の共振周波数と同じ周波数で前記振動子を駆動するように制御し、この結果、前記検知ゲート時間内に前記受波増幅回路から入力された第2の受波信号のレベルが、前記第1の受波信号のレベルよりも所定の値以上大きい場合に、障害物があると判定することが好ましい。
この超音波センサにおいて、前記制御手段は、該超音波センサの起動時にのみ、前記異常であるか否かの判定を行ってもよい。
この超音波センサにおいて、前記制御手段は、前記超音波センサが異常であるか否かの判定を行った後に、障害物の有無の判定処理を繰り返し、この判定処理において接近方向の障害物がある場合に限り、障害物があると判定してもよい。
本発明の超音波センサによれば、超音波センサの異常判定処理時には、振動子の共振周波数とは異なる周波数で、振動子が駆動され、この結果、検知ゲート時間内に、受波増幅回路から受波信号が入力されたか否かに基づいて、超音波センサが異常であるか否かを判定する。ここで、振動子の共振周波数とは異なる周波数で振動子を駆動した場合、送信される超音波(送波)の振幅が小さくなり、しかも、反射波の周波数が、振動子の共振周波数とは異なる周波数になるので、振動子を効率的に振動させることができない。このため、送受信器が障害物からの反射波に基づいて出力する受波信号は、無視し得る程微小なレベルのものになる。これに対して、共振周波数とは異なる周波数で振動子を駆動した場合でも、残響振動は、振動子の共振周波数になるので、振動子を効率的に振動させることができる。従って、受波増幅回路から出力される、残響振動に起因する受波信号(残響信号)のレベルは、共振周波数で振動子を駆動させた場合に生じる残響信号のレベルと大差がなく、残響振動が継続する時間(残響時間)も、共振周波数で振動子を駆動させた場合と殆ど変わらない。このため、振動子の共振周波数とは異なる周波数で振動子を駆動したときに、検知ゲート時間内に、受波増幅回路から受波信号が入力された場合、その受波信号は、反射波に起因する受波信号ではなく、残響振動に起因する受波信号(残響信号)であるとみなすことができる。しかも、上記のように、共振周波数とは異なる周波数で振動子を駆動した場合と、共振周波数で振動子を駆動させた場合とでは、残響時間が殆ど変わらないので、共振周波数とは異なる周波数で振動子を駆動したときに、検知ゲート時間内に、残響信号が入力されたということは、共振周波数で振動子を駆動させた場合にも、検知ゲート時間内に、残響信号が入力されるということを意味する。そして、共振周波数で振動子を駆動させた場合に、検知ゲート時間内に、残響信号が入力されるということは、超音波センサに、振動子に寄生する振動部が生じていることに起因する異常が発生していることを意味する。
従って、本発明のように、振動子の共振周波数とは異なる周波数で、振動子を駆動させ、検知ゲート時間内に、受波増幅回路から受波信号が入力されたか否かに基づいて、超音波センサが異常であるか否かを判定することにより、超音波センサが異常であるか否かを正確に判別することができる。これにより、障害物の正確な検知や、障害物までの距離の正確な検出を行うことができるので、障害物に関する正確な情報を得ることができる。しかも、上記特許文献1に記載の発明と異なり、振動子と振動子を保持する筐体とが共振するような場合や、超音波センサの送受信器にごみが付着した場合等の、振動子に寄生する振動部が生じていることに起因する異常が発生している場合でも、超音波センサの異常を判別することができる。
本発明の一実施形態に係る超音波センサの回路構成図。 (a)(b)は、それぞれ、共振周波数(70kHz)と、共振周波数と異なる周波数(60kHz)とで、振動子を駆動した場合における、振動子の振動面の振動レベルと、受波増幅回路から出力される受波信号電圧とを示すグラフ。 障害物検知動作用に共振周波数で振動子を駆動した場合と、異常判定用に共振周波数と異なる周波数で振動子を駆動した場合において、(1)超音波センサの正常時に障害物がなかったときと、(2)超音波センサの異常時に障害物がなかったときと、(3)超音波センサの正常時に障害物があったときに、受波増幅回路から出力される受波信号電圧を示すグラフ。 同超音波センサの障害物検知処理のフローチャート。 図4中のS2のシステムチェック処理のフローチャート。 同システムチェック処理の第1の変形例のフローチャート。 同システムチェック処理の第2の変形例のフローチャート。 従来の超音波センサの受波信号(電圧)の波形を示すグラフ。
以下、本発明を具体化した実施形態による超音波センサについて、図面を参照して説明する。図1は、本実施形態による超音波センサの回路構成を示す。超音波センサ1は、振動子2を有する送受信器3と、送受信器3における振動子2を駆動する送波駆動回路4と、受波増幅回路5と、装置全体の制御用のマイクロプロセッサ6(制御手段)とを備えている。送受信器3は、超音波の送信を行うと共に、送信した超音波の障害物20からの反射波を受信して受波信号を出力する。上記の振動子2は、例えば、圧電セラミックで形成されたバイモルフ振動子である。受波増幅回路5は、送受信器3から出力された受波信号を増幅する。
マイクロプロセッサ6は、マイクロプロセッサ6内の制御・演算を行うCPUコア11と、送波駆動用周波数切換モジュール12と、レベル判定モジュール13と、時間計測モジュール14とを有している。送波駆動用周波数切換モジュール12は、CPUコア11の制御(指示)に基づき、送波駆動回路4に対して、振動子2の共振周波数fと、共振周波数fとは異なる周波数fとのいずれの周波数で振動子2を駆動するかの指示を行う。なお、本明細書において、「モジュール」とは、マイクロプロセッサ6における、ひとまとまりの機能・要素を実現するためのハードウェアやソフトウェアを指す。
また、レベル判定モジュール13は、受波増幅回路5からマイクロプロセッサ6に入力された増幅後の受波信号のレベルが、ノイズとはみなせない所定のレベル(図3中の閾値電圧Vth)に達しているか否かを判定する。レベル判定モジュール13は、受波増幅回路5から送られた受波信号のレベルが、上記の閾値電圧Vthに達している場合には、受波増幅回路5から受波信号が入力されたことを通知するための通知信号を、時間計測モジュール14に送信する。なお、請求項における「受波増幅回路から受波信号が入力されたか否かに基づいて」とは、「受波増幅回路からノイズとはみなせない所定のレベル(上記の閾値電圧Vthに相当)以上の受波信号が入力されたか否かに基づいて」という意味である。時間計測モジュール14は、上記の通知信号を受信すると、タイマを用いて算出した、超音波の送信(送波)から受波信号の受信までの時間に相当するカウンタ値を、CPUコア11に入力する。CPUコア11は、このカウンタ値を用いて、障害物20までの距離の算出や、所定の距離内に障害物20が存在するか否かの検知を行う。
図2(a)(b)は、それぞれ振動子2の共振周波数f(70kHz)と、振動子2の共振周波数fと異なる周波数f(60kHz)とで、振動子2を駆動した場合における、振動子2の振動面の振動レベルと、受波増幅回路5から出力される受波信号電圧を示す。上記の共振周波数f(70kHz)と、これとは異なる周波数f(60kHz)とは、本来の障害物検知動作用に振動子2を駆動する場合の周波数と、超音波センサ1の異常判定用に振動子2を駆動する場合の周波数である。なお、図2(a)(b)中の正常時減衰カーブ21、31と異常時減衰カーブ22、32とは、正常時と異常時とにおける、振動子2の振動面の振動レベルを模式的に表したものである。図3は、(1)超音波センサ1の正常時に、障害物20がなかったときと、(2)超音波センサ1の異常時に、障害物20がなかったときと、(3)超音波センサ1の正常時に、障害物20があったときに、受波増幅回路5から出力される受波信号電圧を示す。図3の左段には、共振周波数f(70kHz)で振動子2を駆動した場合における受波信号電圧を示し、右段には、共振周波数fと異なる周波数f(60kHz)で振動子2を駆動した場合における受波信号電圧を示す。
図2(a)の正常時減衰カーブ21に示されるように、振動子2の振動面は、送波駆動回路4から共振周波数fによる送波のための駆動信号が送受信器3に与えられたときは、大きく振動し、上記の駆動信号が停止した後は、ある一定の減衰カーブで終息していく。これが、いわゆる残響振動である。図2(a)中の送波振動信号24は、送波のための駆動信号が送受信器3に与えられているときの駆動振動に起因する受波信号であり、正常時残響信号25は、正常時の残響振動に起因する受波信号である。ここで、受波信号が、図2(a)(b)に示されるような形になるのは、以下の理由による。すなわち、振動子2の振動面における振動が、アンプ飽和ラインL3よりも大きくて、送受信器3から出力される受波信号の振幅が所定のレベルより大きいときは、受波増幅回路5から出力される受波信号の電圧は、アンプである受波増幅回路5に与えられる電源電圧でクランプされるからである。
超音波センサ1が正常であれば、残響振動も、図2(a)の正常時減衰カーブ21に示されるように、単一の減衰カーブに沿って、比較的短時間で終息していく。このため、図3の(1)正常時(障害物なし)の左段と(3)正常時(障害物あり)の左段に示されるように、正常時残響信号25は、近距離マスク時間内に終息し、検知ゲート時間にまでは延びない。なお、近距離マスク時間は、図2(a)及び図3に示される正常時残響信号25を、障害物20からの反射波に基づく反射波信号27(図3の(3)参照)と誤検知しないようにするために設けられている、障害物の有無を判定(検知)しない期間を意味する。また、検知ゲート時間は、近距離マスク時間終了後における障害物を検知可能な期間を意味する。
これに対して、振動子2と振動子2を保持する筐体とが共振するような場合や、超音波センサ1の送受信器3にごみが付着した場合等の、振動子2に寄生する振動部が生じている場合には、以下のようになる。すなわち、この寄生する振動部の残響振動は、その振動レベルは振動子2の振動面に比べて大きくないものの、図2(a)の異常時減衰カーブ22に示されるように、正常時減衰カーブ21に比べて、長い時間をかけて減衰する。そして、この減衰に要する時間が所定の長さを超えると、図3の(2)異常時(障害物なし)に示されるように、検知ゲート時間に重なる(検知ゲート時間にまで延びる)異常時残響信号26になる。
次に、超音波センサ1の異常を検知するために、振動子2の共振周波数fと異なる周波数f(60kHz)で、振動子2を駆動した場合における、振動子2の振動面の振動レベルと、受波増幅回路5から出力される受波信号電圧について説明する。図2(b)中の送波振動信号34は、周波数fによる送波のための駆動信号が送受信器3に与えられているときの駆動振動に起因する受波信号であり、正常時残響信号35は、正常時の残響振動に起因する受波信号である。振動子2の共振周波数fと異なる周波数fで振動子2を駆動した場合には、駆動信号印加時における振動子2の振動面の振動レベルは、共振周波数fで振動子2を駆動した場合に比べて小さい。けれども、図3の右段の<異常判定用駆動>に示されるように、周波数fで振動子2を駆動した場合でも、送波駆動回路4からの駆動信号が停止した後の残響振動は、振動子の共振周波数fになるので、振動子2を効率的に振動させることができる。従って、図2(b)に示すように、周波数fで振動子2を駆動した場合における正常時減衰カーブ31、異常時減衰カーブ32は、いずれも、共振周波数fで振動子2を駆動した場合の正常時減衰カーブ21、異常時減衰カーブ22とほぼ同じ傾きで減衰する。このため、図2(b)に示すように、全体の残響時間は、共振周波数fで振動子2を駆動した場合に比べて、駆動信号印加時における振動面の振動レベルの差(L1−L2)に対応する時間t1の分だけ短いだけで、全体として大きな差がない。ここで、上記の時間t1は、共振周波数fで駆動した場合の振動面の振動レベルL1が、周波数fで駆動した場合の振動面の振動レベルL2に減衰するのに要する時間を意味する。
これに対して、振動子2の共振周波数fとは異なる周波数fで振動子2を駆動した場合、送受信器3が障害物20からの反射波に基づいて出力する受波信号(図3の(3)の右段の反射波信号37)は、無視し得る程微小なレベルのものになる。具体的には、反射波信号37は、図3の(3)の右段に示される、正規の(ノイズではない)反射波信号37であるか否かの判定用の閾値電圧Vthよりも低いレベルのものになる。何故なら、振動子2の共振周波数fとは異なる周波数fで振動子2を駆動した場合、送信される超音波(送波)の振幅が小さくなり、しかも、反射波の周波数が、振動子2の共振周波数fとは異なる周波数fになるので、振動子2を効率的に振動させることができないからである。
このため、周波数fで振動子2を駆動したときに、検知ゲート時間内に受波増幅回路5から受波信号が入力された場合、その受波信号は、反射波信号37ではなく、残響振動に起因する受波信号(残響信号)であるとみなすことができる。しかも、上記のように、周波数fで振動子2を駆動した場合と、共振周波数fで振動子2を駆動した場合とでは、残響時間が殆ど変わらないので、周波数fで振動子2を駆動したときに、検知ゲート時間内に残響信号が入力されたということは、共振周波数fで振動子2を駆動させた場合にも、検知ゲート時間内に残響信号が入力されるということを意味する。そして、共振周波数fで振動子2を駆動させた場合に、検知ゲート時間内に残響信号が入力されるということは、超音波センサ1に、振動子に寄生する振動部が生じていることに起因する異常が発生していることを意味する。従って、振動子2の共振周波数fとは異なる周波数fで振動子2を駆動させて、検知ゲート時間内に、受波増幅回路5から受波信号が入力されたか否かを判定することにより、超音波センサ1が異常であるか否かを判定することができる。図3の(2)の右段に示すように、周波数fで振動子2を駆動させて、検知ゲート時間内に受波増幅回路5から受波信号が入力された場合、その受波信号は、超音波センサ1が異常である場合に生じる異常時残響信号36である。
本超音波センサ1では、振動子2の共振周波数fとは異なる周波数fで振動子2を駆動させて、検知ゲート時間内に、受波増幅回路5から受波信号(異常時残響信号36)が入力されたか否かに基づいて、超音波センサが異常であるか否かを判定している。
まず、図4を参照して、上記の超音波センサ1が異常であるか否かの判定処理を組み込んだシステムチェック処理を含む障害物検知処理の全体について説明する。超音波センサ1のマイクロプロセッサ6は、装置が起動されると(S1)、上記の異常判定処理を組み込んだシステムチェック処理を実行する(S2)。そして、システムチェック処理を実行した結果、超音波センサ1が異常であるか否かを示すフラグである異常フラグがオンになっている場合には(S3でYES)、通常の障害物検知処理を実行せずに、超音波センサ1が異常である旨をユーザに報知する(S9)。
これに対して、システムチェック処理を実行した結果、異常フラグがオフの場合には(S3でNO)、マイクロプロセッサ6は、通常の障害物検知処理を実行するモード(通常検知モード)に移行する。そして、送波駆動回路4により共振周波数fで振動子2を駆動させて超音波を送信し(S4)、検知ゲート時間内に受波増幅回路5から受波信号が入力されたか否かを判定する(S5)。そして、受波信号が入力された場合(S5でYES)、その受波信号に基づいて障害物20までの1回目の距離算出を行った上で、再度、共振周波数fで振動子2を駆動させて障害物20までの2回目の距離算出を行い、1回目に算出した距離と2回目に算出した距離を比較して、障害物20が接近しているか否かを判定する(S6)。この結果、障害物20が接近している(接近方向の障害物20がある)場合には(S6でYES)、マイクロプロセッサ6は、「障害物がある」と判定する(S7)。これに対して、障害物20が接近していない(接近方向の障害物20がない)場合には(S6でNO)、マイクロプロセッサ6は、「障害物がない」と判定する(S8)。この後、マイクロプロセッサ6は、装置が(超音波センサ1を含むシステムが)停止するまで、上記S4乃至S8の処理を繰り返す。
上記のように、装置の起動時にのみ、システムチェック処理を実行するようにした理由は、システムチェック処理を行うためには、共振周波数fとは異なる周波数fで振動子2を駆動する必要があるため、ある程度の時間がかかる。従って、障害物検知処理を実行する度に、システムチェック処理を行うと、障害物有無の検知に要する時間が長くなってしまうからである。
次に、図5のフローチャートを参照して、上記S2のシステムチェック処理について説明する。システムチェックを開始すると、まず、マイクロプロセッサ6は、送波駆動回路4が振動子2の共振周波数fとは異なる周波数fで振動子2を駆動するように制御して、超音波を送信する(送波させる)(S11)。この結果、検知ゲート時間内に受波増幅回路5から受波信号が入力された場合には(S12でYES)、マイクロプロセッサ6は、受波信号の周波数を計測(解析)して、受波信号の周波数が、振動子2の共振周波数fと同じであるか否かを判定する(S13)。この判定の結果、受波信号の周波数が、振動子2の共振周波数fと同じである場合には、受波信号が図3の(2)の右段に示される異常時残響信号36であるとみなせる。従って、このとき、マイクロプロセッサ6は、受波信号の周波数が、振動子2の共振周波数fと同じである場合に限り(S13でYES)、超音波センサ1が異常であると判定して(S14)、異常フラグをオンにする(S15)。
これに対して、S12の判定処理において、検知ゲート時間内に受波増幅回路5から受波信号が入力されなかった場合には(S12でNO)、マイクロプロセッサ6は、異常フラグをオンにしないで(初期値のオフのままで)、システムチェック処理を終了する。また、S13の判定処理において、受波信号の周波数が、振動子2の共振周波数fと同じでない場合にも(S13でNO)、マイクロプロセッサ6は、異常フラグをオンにしないで(初期値のオフのままで)、システムチェック処理を終了する。ただし、上記S13の判定処理は、必ずしも必要ではなく、検知ゲート時間内に受波増幅回路5から受波信号が入力された場合に、マイクロプロセッサ6が、無条件に、超音波センサ1は異常であると判定してもよい。
上記のように、本実施形態の超音波センサ1によれば、振動子2の共振周波数fとは異なる周波数fで、振動子2が駆動される。そして、マイクロプロセッサ6は、少なくとも、上記の周波数fによる送波に応じて検知ゲート時間内に受波増幅回路5から受波信号が入力されたか否かという事実に基づいて、超音波センサ1が異常であるか否かを判定する。ここで、振動子2の共振周波数fとは異なる周波数fで振動子2を駆動した場合、送信される超音波(送波)の振幅が小さくなり、しかも、反射波の周波数が、振動子2の共振周波数fとは異なる周波数fになるので、振動子2を効率的に振動させられない。このため、送受信器3が障害物20からの反射波に基づいて出力する受波信号は、無視し得る程微小なレベルのものになる。
これに対して、共振周波数fとは異なる周波数fで振動子2を駆動した場合でも、残響振動は、振動子2の共振周波数fになるので、振動子2を効率的に振動させることができる。従って、受波増幅回路5から出力される、残響振動に起因する受波信号(残響信号)のレベルは、共振周波数fで振動子2を駆動させた場合に生じる残響信号のレベルと大差がない。また、残響振動が継続する時間(残響時間)も、共振周波数fで振動子2を駆動させた場合と殆ど変わらない。このため、周波数fで振動子2を駆動したときに、検知ゲート時間内に、受波増幅回路5から受波信号が入力された場合、その受波信号は、反射波に起因する受波信号ではなく、残響振動に起因する受波信号(残響信号)であるとみなすことができる。ここで、上記のように、共振周波数fとは異なる周波数fで振動子を駆動した場合と、共振周波数fで振動子2を駆動させた場合とでは、残響時間が殆ど変わらない。従って、共振周波数fとは異なる周波数fで振動子2を駆動したときに、検知ゲート時間内に、残響信号が入力されたということは、共振周波数fで振動子2を駆動させた場合にも、検知ゲート時間内に、残響信号が入力されるということを意味する。そして、共振周波数fで振動子2を駆動させた場合に、検知ゲート時間内に、残響信号が入力されるということは、超音波センサ1に、振動子2に寄生する振動部が生じていることに起因する異常が発生していることを意味する。
従って、本実施形態のように、周波数fで振動子2を駆動させ、少なくとも、検知ゲート時間内に受波増幅回路5から受波信号が入力されたか否かという事実に基づいて、超音波センサ1が異常であるか否かを判定することにより、超音波センサ1が異常であるか否かを正確に判別することができる。これにより、障害物20の正確な検知や、障害物20までの距離の正確な検出を行うことができるので、障害物20に関する正確な情報を得ることができる。しかも、振動子2と振動子2を保持する筐体とが共振するような場合や、超音波センサ1の送受信器3にごみが付着した場合等の、振動子2に寄生する振動部が生じていることに起因する異常が発生している場合でも、超音波センサ1の異常を判別することができる。
また、ここで、一般に、超音波センサを自動車の障害物検知に用いた場合について考えると、検知結果をドライバに対して報知するだけであれば、超音波センサの異常に起因して障害物の誤検知が発生した場合でも、ドライバが誤検知と判断して対処可能である。けれども、障害物検知の結果を自動車の制御に直接使用する場合には、より信頼性の高い(正確な)情報を得ることと、正確な故障検出が必要である。ここで、本実施形態の超音波センサ1は、上記のように、超音波センサ1が異常であるか否かを正確に判別することができ、障害物20に関する正確な情報を得ることができるので、自動車の障害物検知に用いるのに適している。
なお、上記図5のS13において、周波数fで振動子2を駆動したときの受波信号の周波数が振動子2の共振周波数fと同じであるか否かを確認しているのは、このときの受波信号が残響信号であるか否かを確認するためである。しかしながら、S13の判定処理において、受波信号の周波数が、振動子2の共振周波数fと同じでないケースは、非常に稀である。ただし、図5の例のように、周波数fで振動子2が駆動され、この結果、検知ゲート時間内に受波増幅回路5から受波信号が入力されたときに、この受波信号の周波数が、共振周波数fと同じである場合に限り、超音波センサ1が異常であると判定する方がよい。これにより、周波数fで振動子2を駆動したときの受波信号が残響信号であるか否かを正確に判別することができるので、超音波センサ1が異常であるか否かを、より正確に判定することができるからである。
次に、図6のフローチャートを参照して、上記図5で説明したシステムチェック処理の第1の変形例について説明する。図6のシステムチェック処理は、検知ゲート時間内に受波増幅回路5から受波信号が入力されなかった場合の処理のみが、図5のシステムチェック処理と異なっており、他の処理は同様である。図6のフローチャートにおけるS21、S22、S27、S28、S29の処理は、それぞれ、図5のフローチャートにおけるS11、S12、S13、S14、S15の処理に相当する。
図6に示されるように、システムチェックを開始すると、まず、マイクロプロセッサ6は、送波駆動回路4が振動子2の共振周波数fとは異なる周波数fで振動子2を駆動するように制御して、超音波を送信する(S21)。この結果、検知ゲート時間内に受波増幅回路5から受波信号が入力された場合には(S22でYES)、マイクロプロセッサ6は、上記図5におけるS13乃至S15と同様な処理を行う(S27乃至S29)。これに対して、S22の判定処理において、検知ゲート時間内に受波増幅回路5から受波信号が入力されなかった場合には(S22でNO)、マイクロプロセッサ6は、送波駆動回路4が振動子2の共振周波数fで振動子2を駆動するように制御する(S23)。この結果、検知ゲート時間内に受波増幅回路5から受波信号が入力されたときに(S24でYES)、マイクロプロセッサ6は、「障害物がある」と判定する(S25)。これに対して、検知ゲート時間内に受波増幅回路5から受波信号が入力されなかったときは(S24でNO)、マイクロプロセッサ6は、「障害物がない」と判定する(S26)。
次に、図7のフローチャートを参照して、上記システムチェック処理の第2の変形例について説明する。図7のシステムチェック処理は、検知ゲート時間内に受波増幅回路5から受波信号が入力された場合の処理のみが、図6のシステムチェック処理と異なっており、他の処理は同様である。図7のフローチャートにおけるS31、S32、S40、S41、S42、S43の処理は、それぞれ、図6のフローチャートにおけるS21、S22、S23、S24、S25、S26の処理に相当する。
図7に示されるように、システムチェックを開始すると、まず、マイクロプロセッサ6は、送波駆動回路4が振動子2の共振周波数fとは異なる周波数fで振動子2を駆動するように制御して、超音波を送信する(S31)。この結果、検知ゲート時間内に受波増幅回路5から受波信号が入力されなかった場合には(S32でNO)、マイクロプロセッサ6は、上記図6におけるS23乃至S26と同様な処理を行う(S40乃至S43)。
これに対して、S32の判定処理において、検知ゲート時間内に受波増幅回路5から受波信号(第1の受波信号)が入力された場合には(S32でYES)、マイクロプロセッサ6は、入力された受波信号が所定のレベルよりも小さいか否かを判定する(S33)。この結果、受波信号が所定のレベルよりも小さい場合には(所定のレベルよりも小さい第1の受波信号が入力されたときに)(S33でYES)、マイクロプロセッサ6は、送波駆動回路4が振動子2の共振周波数fで振動子2を駆動するように制御する(S34)。この送波の結果、検知ゲート時間内に受波増幅回路5から入力された受波信号(第2の受波信号)のレベルが、第1の受波信号のレベルよりも所定の値以上大きい場合には(S35でYES)、マイクロプロセッサ6は、「障害物がある」と判定する(S36)。これに対して、第2の受波信号のレベルが、第1の受波信号のレベルよりも所定の値以上大きいとは言えない場合(「(第2の受波信号のレベル)−(第1の受波信号のレベル)」の値が所定の値未満の場合)(S35でNO)、マイクロプロセッサ6は、「障害物がない」と判定する(S37)。
上記S33の判定処理において受波信号が所定のレベルよりも大きい場合には(S33でNO)、マイクロプロセッサ6は、受波信号が図3の(2)の右段の異常時残響信号36であるとみなし、超音波センサ1が異常であると判定する(S38)。そして、マイクロプロセッサ6は、異常フラグをオンにする(S39)。
上記第2の変形例のシステムチェック処理によれば、共振周波数fとは異なる周波数fで駆動したときの受波信号と、共振周波数fで駆動したときの受波信号とのレベルの差を考慮して、障害物の有無を判定する。従って、障害物の有無をより正確に判定することができる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られず、発明の趣旨を変更しない範囲で種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、振動子2の共振周波数fが70kHzであり、共振周波数fと異なる周波数fが60kHzである場合の例を示したが、共振周波数f、及びこれとは異なる周波数fの値は、これに限られない。また、上記実施形態では、振動子2が、バイモルフ振動子である場合の例を示したが、ユニモルフ振動子であってもよい。さらにまた、本発明の超音波センサは、送受信器、送波駆動回路、受波増幅回路及びマイクロプロセッサを一つのユニットに搭載した、一体型のものであってもよいし、送波駆動回路、受波増幅回路及びマイクロプロセッサだけを一つのユニットに搭載し、このユニットと送受信器とを通信用のケーブルで接続したものでもよい。
1 超音波センサ
2 振動子
3 送受信器
4 送波駆動回路
5 受波増幅回路
6 マイクロプロセッサ(制御手段)

Claims (6)

  1. 超音波の送信を行うと共に、送信した超音波の障害物からの反射波を受信して受波信号を出力する送受信器と、
    前記送受信器における振動子を駆動する送波駆動回路と、
    前記送受信器から出力された受波信号を増幅する受波増幅回路と、
    前記送波駆動回路による駆動を制御すると共に、前記受波増幅回路から出力された増幅後の受波信号に応じた信号を出力するように制御する制御手段とを備えた超音波センサにおいて、
    前記制御手段は、
    前記超音波センサの通常の障害物検知処理時には、前記送波駆動回路が前記送受信器における振動子の共振周波数で前記振動子を駆動するように制御し、この結果、検知ゲート時間内に、前記受波増幅回路から受波信号が入力されたか否かに基づいて、障害物の有無を判定し、
    前記超音波センサの異常判定処理時には、前記送波駆動回路が前記送受信器における振動子の共振周波数とは異なる周波数で前記振動子を駆動するように制御し、この結果、前記検知ゲート時間内に、前記受波増幅回路から受波信号が入力されたか否かに基づいて、該超音波センサが異常であるか否かを判定することを特徴とする超音波センサ。
  2. 前記制御手段は、前記送波駆動回路が前記送受信器における振動子の共振周波数とは異なる周波数で前記振動子を駆動するように制御し、この結果、前記検知ゲート時間内に、前記受波増幅回路から受波信号が入力されたときに、この入力された受波信号の周波数が、前記振動子の共振周波数と同じである場合に限り、該超音波センサが異常であると判定することを特徴とする請求項1に記載の超音波センサ。
  3. 前記制御手段は、前記送波駆動回路が前記送受信器における振動子の共振周波数とは異なる周波数で前記振動子を駆動するように制御し、この結果、前記検知ゲート時間内に、前記受波増幅回路から受波信号が入力されなかったときに、前記送波駆動回路が前記振動子の共振周波数で前記振動子を駆動するように制御し、この結果、前記検知ゲート時間内に、前記受波増幅回路から受波信号が入力されたか否かに基づいて、障害物の有無を判定することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の超音波センサ。
  4. 前記制御手段は、前記送波駆動回路が前記送受信器における振動子の共振周波数とは異なる周波数で前記振動子を駆動するように制御し、この結果、前記検知ゲート時間内に、前記受波増幅回路から所定のレベルよりも小さい第1の受波信号が入力されたときに、前記送波駆動回路が前記振動子の共振周波数で前記振動子を駆動するように制御し、この結果、前記検知ゲート時間内に前記受波増幅回路から入力された第2の受波信号のレベルが、前記第1の受波信号のレベルよりも所定の値以上大きい場合に、障害物があると判定することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の超音波センサ。
  5. 前記制御手段は、該超音波センサの起動時にのみ、前記超音波センサが異常であるか否かの判定を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の超音波センサ。
  6. 前記制御手段は、前記超音波センサが異常であるか否かの判定を行った後に、障害物の有無の判定処理を繰り返し、この判定処理において接近方向の障害物がある場合に限り、障害物があると判定することを特徴とする請求項5に記載の超音波センサ。
JP2011246763A 2011-11-10 2011-11-10 超音波センサ Active JP5945777B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011246763A JP5945777B2 (ja) 2011-11-10 2011-11-10 超音波センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011246763A JP5945777B2 (ja) 2011-11-10 2011-11-10 超音波センサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013104689A JP2013104689A (ja) 2013-05-30
JP5945777B2 true JP5945777B2 (ja) 2016-07-05

Family

ID=48624352

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011246763A Active JP5945777B2 (ja) 2011-11-10 2011-11-10 超音波センサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5945777B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6320880B2 (ja) 2014-09-01 2018-05-09 株式会社デンソー 検知システム
CN109923442B (zh) 2016-11-08 2021-03-12 三菱电机株式会社 物体检测装置及物体检测方法
JP6686961B2 (ja) 2017-04-24 2020-04-22 株式会社デンソー 物体検知装置
JP6874647B2 (ja) 2017-11-07 2021-05-19 株式会社デンソー 送受信制御装置
JP7252756B2 (ja) * 2018-12-27 2023-04-05 日清紡マイクロデバイス株式会社 超音波センサ及び車両制御システム
CN113552561A (zh) * 2021-07-19 2021-10-26 辉创电子科技(苏州)有限公司 一种超声波传感器防淋水误报系统与流程

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6333684A (ja) * 1986-07-28 1988-02-13 Matsushita Electric Works Ltd 超音波物体検知器
JPH0827342B2 (ja) * 1987-01-23 1996-03-21 トヨタ自動車株式会社 無人搬送車の障害物検知装置
JPH06194445A (ja) * 1992-12-22 1994-07-15 Matsushita Electric Works Ltd 車載用超音波検知器
JP4267161B2 (ja) * 2000-02-04 2009-05-27 株式会社日本自動車部品総合研究所 超音波ソナー
JP2001221848A (ja) * 2000-02-04 2001-08-17 Nippon Soken Inc 超音波ソナー及び超音波ソナーの超音波送信方法
JP2002148347A (ja) * 2000-08-31 2002-05-22 Denso Corp 車両用障害物検知装置
JP3587147B2 (ja) * 2000-08-31 2004-11-10 株式会社デンソー 車両用障害物検知装置
US8699299B2 (en) * 2010-04-26 2014-04-15 Semiconductor Components Industries, Llc Self-tuning acoustic measurement system

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013104689A (ja) 2013-05-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5945777B2 (ja) 超音波センサ
KR100593775B1 (ko) 초음파 센서
US6431001B1 (en) Obstacle detecting system having snow detecting function
JP6445419B2 (ja) 物体検出装置、及び物体検出方法
CN107807361B (zh) 用于驱动超声波传感器的设备和方法
WO2015025527A1 (ja) 車両用物体検知装置
WO2019012837A1 (ja) 超音波式の物体検出装置
US20100074056A1 (en) Obstacle detection device for detecting obstacle
JP6048731B2 (ja) 障害物検知装置
JP6044817B2 (ja) 車両用障害物検知装置
CN104428175A (zh) 在车辆中出现欠压时基于超声波的驾驶员辅助系统的可用性的提高
JP2012220434A (ja) 物体検知装置
CN111373280B (zh) 发送接收控制装置
JP5807197B2 (ja) 物体検知装置
JP6523911B2 (ja) 物体検出装置、及び物体検出方法
JP2005291798A (ja) 発信装置、音波センサ及び自走車
JP6865369B2 (ja) 制御装置、制御方法およびプログラム
JP3587147B2 (ja) 車両用障害物検知装置
JP2002148347A (ja) 車両用障害物検知装置
JPH10268035A (ja) 超音波センサー
CN104508510B (zh) 用于运行超声换能器的方法
JP2002372585A (ja) 車両用障害物検出装置
JP2003248051A (ja) 超音波センサ
JP5884047B2 (ja) 超音波センサ
JPH04363998A (ja) 超音波センサー

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140909

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20141008

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20141017

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150612

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150623

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150819

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160119

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160322

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160412

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160509

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5945777

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

SZ03 Written request for cancellation of trust registration

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313Z03