JP5942591B2 - 色補正装置、テーブル生成装置、色補正方法及び色補正プログラム - Google Patents

色補正装置、テーブル生成装置、色補正方法及び色補正プログラム Download PDF

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Description

本発明は、色調整やカラーマッチングを行う際に利用されるルックアップテーブルの技術分野に関する。
色調整やカラーマッチングを行うにあたって、入力のCMYK(C:Cyan、M:Magenta、Y:Yellow、K:Key Plate)値を変換して出力のCMYK値を取得するためのルックアップテーブル(以下、「LUT」と記述する場合がある。)を含むデバイスリンクプロファイルが用いられることがある(CMYK値は、C値、M値、Y値、K値からなり、各色の網点面積率を示す。)。デバイスリンクプロファイルにおけるLUTは、一般的に変換前の色表現と変換後の色表現がなるべく同一になるように生成される。具体的には、印刷されたカラーチャートを測色することによりCMYK値及びL*a*b*値を取得し、当該取得したL*a*b*と、入力のCMYK値に対応するL*a*b*とを比較して色差ΔEが最小であるL*a*b*についてそれぞれCMYK値同士を対応付けることによりLUTを生成する。また、LUTは全てのCMYK値について規定しているわけではなく、離散的な定義値としての格子点におけるCMYK値についてのみ規定している。
ところが、従来のデバイスリンクプロファイルにおけるLUTは、「色差ΔEが最小」、「離散的な格子点」という特徴を有するため、測色条件などによっては滑らかな色表現を得ることができず、いわゆるトーンジャンプが発生し、グラデーション画像などで印刷品質が低下する場合があった。
トーンジャンプの対策として、いくつかの提案がなされている。例えば特許文献1には、トーンジャンプが発生しないように測色用のカラーチャートの構成を変更する技術が開示されている。また、特許文献2には、トーンジャンプが発生しないようにLUTに対してスムージング(明度方向の前後の点を含む3点以上のCMYK値による平均化)処理を行う技術が開示されている。
特開2003−274207号公報 特開2003−78774号公報
ところが、特許文献1の技術では、予めばらつきがないように修正したカラーチャートを測色してLUTを生成しているが、測色データに突発的な変動が発生した場合は、生成されるLUTにばらつきが発生しトーンジャンプの原因となってしまう。一方、特許文献2の技術では、こうした問題は解消されるが、LUTを平均化するため変換前と変換後の構成色が変化してしまう可能性があり、例えば、元の構成色がCとMで構成された色の場合にYやKが混じってしまうおそれがある。つまり、印刷機への適応などを使用目的とする場合においては、デバイスリンクプロファイルによる色変換を行う場合に、色再現の濁りなどを除去するために、構成色を変化させないこと(入力がCとMであれば変換後もCとMであること)が求められるにもかかわらず、特許文献2の技術ではこの条件を満たすことができない。
本発明は、このような問題等に鑑みて為されたもので、入力の構成色を保持したままCMYK値を変換するLUTを、トーンジャンプが発生しにくいLUTとなるように補正することができる色補正装置等を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、CMYKの構成色がそれぞれ同一である入力CMYK値と出力CMYK値の組が複数規定されたルックアップテーブルにおける出力CMYK値を補正する色補正装置であって、同一の構成色からなる出力CMYK値を構成するC値、M値、Y値又はK値の色値であって、同じ値となるべき複数の色値について、当該複数の色値に基づいて平均値を算出する平均値算出手段と、前記算出された平均値により前記同じ値となるべき色値を補正する補正手段と、を備えることを特徴とする。
なお、本願において、「構成色が同一であるCMYK値」とは、CMYK値を構成するC値、M値、Y値及びK値の各色値(C値、M値、Y値及びK値をそれぞれ色値という。)のうち値が「0(零)」でない色が同じ(色値の大きさは問わない)ものをいう。例えば、「(C,M,Y,K)=(6.25,0,6.25,12.5)」で構成されるCMYK値と、「(C,M,Y,K)=(12.5,0,12.5,6.25)」で構成されるCMYK値とは、共に色値が「0」でない色がC、Y及びKであることから構成色が同一である。一方、「(C,M,Y,K)=(6.25,0,6.25,0)」で構成されるCMYK値と、「(C,M,Y,K)=(12.5,0,12.5,6.25)」で構成されるCMYK値とは、前者は色値が「0」でない色がC及びYであり、後者は色値が「0」でない色がC、Y及びKであることから構成色が同一ではない。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の色補正装置であって、前記ルックアップテーブルには、C値、M値、Y値及びK値をそれぞれ所定値ずつ変位させたC値、M値、Y値及びK値の組合せによりそれぞれ構成される複数の前記入力CMYK値と、構成色がそれぞれ同一である出力CMYK値の組が複数規定されており、前記平均値算出手段は、同一の構成色からなる出力CMYK値を構成するC値、M値、Y値又はK値の色値であって、当該出力CMYK値と前記組をなす前記入力CMYK値を構成するC値、M値、Y値又はK値が同じ値である複数の色値について、当該複数の色値に基づいて平均値を算出する、ことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の色補正装置が前記出力CMYK値を補正する前のルックアップテーブルを生成するテーブル生成装置であって、色出力装置により出力された複数のカラーパッチを測色して得られたCMYK値に基づいて、ルックアップテーブルに規定する前記組の数分だけ前記出力CMYK値を線形補間法により生成する生成手段と、C値、M値、Y値及びK値をそれぞれ所定値ずつ変位させたC値、M値、Y値及びK値の組合せによりそれぞれ構成される前記組の数分の前記入力CMYK値と、前記組の数分だけ生成された出力CMYK値とを、それぞれ構成色が同一であり、色差が最も小さいものから順に組み合わせて前記組を生成する組生成手段と、を備えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、CMYKの構成色がそれぞれ同一である入力CMYK値と出力CMYK値の組が複数規定されたルックアップテーブルにおける出力CMYK値を補正する色補正方法であって、同一の構成色からなる出力CMYK値を構成するC値、M値、Y値又はK値の色値であって、同じ値となるべき複数の色値について、当該複数の色値に基づいて平均値を算出する平均値算出工程と、前記算出された平均値により前記同じ値となるべき色値を補正する補正工程と、を含むことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、CMYKの構成色がそれぞれ同一である入力CMYK値と出力CMYK値の組が複数規定されたルックアップテーブルにおける出力CMYK値を補正する色補正装置に含まれるコンピュータを、同一の構成色からなる出力CMYK値を構成するC値、M値、Y値又はK値の色値であって、同じ値となるべき複数の色値について、当該複数の色値に基づいて平均値を算出する平均値算出手段、前記算出された平均値により前記同じ値となるべき色値を補正する補正手段、として機能させることを特徴とする色補正プログラムである。
本発明によれば、同一の構成色からなる出力CMYK値を構成するC値、M値、Y値又はK値の色値であって、同じ値となるべき複数の色値を、当該複数の色値の平均値により補正することから、同じ値となるべき色値にもかかわらずばらつきのあった色値を補正することができ、トーンジャンプが発生しにくいルックアップテーブルとすることができる。
LUTの一例を示す図である。 プロファイル生成装置1の構成を示すブロック図である。 プロファイル生成装置1の制御部11によるプロファイル生成処理の一例を示すフローチャートである。 プロファイル生成装置1の制御部11によるLUT生成処理の一例を示すフローチャートである。 プロファイル生成装置1の制御部11によるLUT補正処理の一例を示すフローチャートである。 プロファイル生成装置1の制御部11による2次色補正処理の一例を示すフローチャートである。 プロファイル生成装置1の制御部11によるCK補正処理の一例を示すフローチャートである。 CKグラ−デーション画像300と、これを構成するCグラデーション画像301及びKグラデーション画像302の一例を示す図である。 入力データをC値に基づいてグルーピングした様子を示す図である。 LUTにおいて入力データのC値が6.25%である格子点における入力データ及び出力データの一例((a)は補正前。(b)は補正後。)を示す図である。 プロファイル生成装置1の制御部11による3次色補正処理の一例を示すフローチャートである。 プロファイル生成装置1の制御部11によるCMY補正処理の一例を示すフローチャートである。 入力データをC値に基づいてグルーピングした様子を示す図である。 C値、M値及びY値の組合せを、M値及びY値の大きさに基づいて配列した表の一例を示す図である。 プロファイル生成装置1の制御部11による4次色補正処理の一例を示すフローチャートである。 グラデーション画像の構成の一例を示す図である。 グラデーション画像の分版画像を示す図である。上段は補正前のLUTを用いた場合の分版画像であり、下段は補正後のLUTを用いた場合の分版画像である。
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。
本実施形態のプロファイル生成装置1(「テーブル生成装置」、「色補正装置」の一例)は、入力されたCMYK値(「入力CMYK値」の一例)を変換して変換後のCMYK値(「出力CMYK値」の一例)を出力するためのLUTを含むデバイスリンクプロファイルを生成する。図1に示すように、本実施形態で生成されるLUTは、CMYKの各色について網点面積率を0%〜100%まで6.25%ずつ(16段階)変化させることによりできるそれぞれの組合せ(すなわち、17の4乗(83521)の組合せ)について、データを規定する。なお、83521の組合せのそれぞれが格子点を構成する。また、図1における出力データのC1〜C18、M1〜M18、Y1〜Y17、K1〜K17は、後述する測色データに基づいて記述される色値であり、このLUTが入力の構成色を保持したまま出力データを出力するLUTであることを示している。
プロファイル生成装置1は、大きく分けて2段階にてLUTを生成する。具体的には、第1段階では、基本となるLUTを生成し、第2段階では基本となるLUTを補正する。なお、プロファイル生成装置1は、第1段階ではテーブル生成装置として機能し、第2段階では色補正装置として機能する。
図2に示すように、プロファイル生成装置1は、制御部11、記憶部12、インターフェース部13、表示部14、及び操作部15を備えている。
記憶部12は、例えば、HDD(Hard disk drive)等により構成されており、オペレーティングシステムや、アプリケーションプログラム等の各種プログラムを記憶する。特に、本実施形態の記憶部12は、LUTを生成するためのアプリケーションプログラム(LUT生成アプリ)や、生成されたLUTの色値を補正するためのアプリケーションプログラム(色補正アプリ)を記憶する。なお、各種プログラムは、例えば、他のサーバ装置等からネットワークを介して取得されるようにしても良いし、記録媒体に記録されて外付けドライブ装置を介して読み込まれるようにしても良い。
インターフェース部13は他の装置や機器との間で送受信されるデータの窓口の役割を果たす。例えば、インターフェース部13は、測色器により測色された測色データを受け付ける。
表示部14は、例えば、液晶ディスプレイ等により構成されており、オペレータがプロファイル生成装置1を操作する際の操作画面等を表示する。また、操作部15は、例えば、キーボードやマウス等により構成されており、オペレータの操作を受け付け、操作内容を示す操作信号を制御部11に送信する。
制御部11は、演算機能を有するCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、作業用のRAM(Random Access Memory)、及び図示しない発振回路等を備えて構成されており、操作部15から受信した操作信号に基づいて、オペレータの操作内容に応じた処理を行う。
次に、図3〜図15を用いて、プロファイル生成装置1の制御部11によるプロファイル生成処理について説明する。なお、プロファイル生成処理を実行する前に、前処理として、生成するデバイスリンクプロファイルの対象となる印刷機にて、928個のカラーパッチ(IT8.7/3)からなるカラーチャートを印刷して、各カラーパッチを測色器にて測色する。そして、測色した928点分の測色データ(CMYK値及びL*a*b*値の組合せ)を、記憶部12に記録しておくこととする。また、図1に示したLUTにおける83521点分の入力データ(CMYK値と、当該CMYK値についてジャパンカラー(登録商標)等の規格により規定されているL*a*b*値との組合せ)を記憶部12に記録しておくこととする。このように、前処理により、記憶部12には、入力データ(CMYK値及びL*a*b*値の組合せ)が83521点(LUTの格子点)分記録され、測色データ(CMYK値及びL*a*b*値の組合せ)が928点分記録されることになる。
図3に示すように、プロファイル生成装置1の制御部11は、LUT生成アプリにより、第1段階に相当するLUT生成処理を行う(ステップS1)。ここで、図4を用いてLUT生成処理について説明する。
図4に示すように、プロファイル生成装置1の制御部11は、記憶部12に記憶されている測色データから格子点分の出力データを生成する。具体的には、928点分の測色データ(CMYK値及びL*a*b*値の組合せ)から、線形補間法により、入力の83521点(LUTの格子点)分の出力データ(CMYK値及びL*a*b*値の組合せ)を生成する(ステップS11)。すなわち、出力データは測色データと同義である。なお、制御部11は、構成色を保持したまま出力データを生成する。つまり、測色データのC値が0%、M値、Y値及びK値が0%以外の値である場合には、C値が0%、M値、Y値及びK値が0%以外の値である出力データを生成する。
次いで、制御部11は、記憶部12に記録されている一の入力データ(CMYK値及びL*a*b*値の組合せ)を取得し(ステップS12)、次いで、取得した入力データにおけるCMYKの構成を特定する(ステップS13)。具体的には、制御部11は、CMYKの各色のうち0%でない構成色を特定する。例えば、制御部11は、CMYK値が(6.25,6.25,0,0)であれば、C及びMを構成色として特定する。次いで、制御部11は、ステップS13の処理で特定した構成色と同じ構成色であるCMYK値を有する出力データ(CMYK値及びL*a*b*値の組合せ)を抽出する(ステップS14)。この処理を行うのは、入力の構成色を保持したままCMYK値を変換するLUTを生成するためである。
次いで、制御部11は、ステップS14の処理で抽出した出力データにおけるL*a*b*値の中から、ステップS12の処理で取得した入力データにおけるL*a*b*値と色差ΔEが最小のL*a*b*値を特定する(ステップS15)。そして、制御部11は、ステップS12の処理で取得した入力データにおけるCMYK値と対応付けて、ステップS15の処理で特定したL*a*b*値と関連付けられた出力データにおけるCMYK値をLUTに記述する(ステップS16)。
次いで、制御部11は、格子点(83521点)分の入力データを取得したか否かを判定する(ステップS17)。すなわち、ステップS12〜ステップS16の処理を、記憶部12に記録された入力データの数、すなわち格子点(83521)分、繰り返したか否かを判定する。このとき、制御部11は格子点(83521点)分の入力データを取得したと判定したときには(ステップS17:YES)、当該フローチャートにおける処理を終了する。一方、制御部11は格子点(83521点)分の入力データを取得していないと判定したときには(ステップS17:NO)、ステップS12の処理に移行する。
なお、制御部11は、2回目以降のステップS12の処理では、既に取得した入力データを除く、未だ取得していない入力データを取得することとする。また、制御部11は、2回目以降のステップS14の処理では、既に抽出した出力データを除く、未だ取得していない出力データを抽出することとする。このように、制御部11は格子点(83521点)分、ステップS12〜ステップS16の処理を繰り返すことにより、LUTを生成する。
図3に戻り、プロファイル生成装置1の制御部11は、色補正アプリにより、第2段階に相当するLUT補正処理を行う(ステップS2)。LUT補正処理は、LUTの出力データを補正する処理である。ここで、図5を用いてLUT補正処理について説明する。
図5に示すように、プロファイル生成装置1の制御部11は、LUT補正処理において、2次色補正処理(ステップS31)、3次色補正処理(ステップS32)、4次色補正処理(ステップS33)を行う。
ここで、図6を用いて2次色補正処理について説明する。図6に示すように、プロファイル生成装置1の制御部11は、2次色補正処理において、CK補正処理(ステップS51)、YK補正処理(ステップS52)、MK補正処理(ステップS53)、CY補正処理(ステップS54)、MY補正処理(ステップS55)、CM補正処理(ステップS56)を行う。ステップS52〜ステップS56の処理は、ステップS51の処理と補正対象が異なるだけで処理内容は同様なので、ここでは、図7を用いてCK補正処理(ステップS51)について詳細に説明し、ステップS52〜ステップS56の処理については説明を省略する。
図7に示すように、プロファイル生成装置1の制御部11は、LUTにおけるC=ANY(ANY:0,6.25%,…,100%)、M=0、Y=0、K=ANYであるデータを処理対象に設定する(ステップS71)。すなわち、構成色が同一であるデータを処理対象とする。ここで、処理対象とするのは、図1のLUTにおいて「NO.」でそれぞれ識別される行に対応する83521個のデータ(入力と出力の双方)のうち、C=ANY(ANY:0,6.25%,…,100.00%)、M=0、Y=0、K=ANYであるデータである。このとき、制御部11は、LUTにおける83521個のデータ(格子点)のうち、17の2乗(289)個のデータを処理対象に設定する。
次いで、制御部11は、処理対象のデータに対してCK処理を実行する(ステップS72)。CK処理を説明するに当たり、図8を用いてCKグラデーション画像300について説明する。CKグラデーション画像300は、Cグラデーション画像301とKグラデーション画像302からなる。Cグラデーション画像301では下方向に向かうに従って徐々にCが濃く(C値が大きく)なっており、一方、Kグラデーション画像302では右方向に向かうに従って徐々にKが濃く(K値が大きく)なっている。つまり、Cグラデーション画像301においては、横方向に並ぶ点の集まり301a、301b、301cは、それぞれ同じ濃度(同じ値)であれば、トーンジャンプもなく、きれいなグラ−デーションとなる。すなわち、並ぶ点の集まり301aを構成する各点は、「同一の構成色からなる出力CMYK値を構成するC値、M値、Y値又はK値の色値であって、同じ値となるべき複数の色値」に対応する。そこで、CK処理では、出力データにおけるC値を同じ値にするために、平均値を算出する処理が行われる。
具体的には、図9に示すように、制御部11は、処理対象としたデータを、入力データにおけるC値が同じ値であるもの同士でグルーピングし、17個のグループを作成する。ここで、図10(a)に、入力データのC値が6.25%であるもの同士でグルーピングされたグループの一例を示す。図に示すように、入力データのC値が同じ値であっても、出力データのC値はばらつきがあり、これがトーンジャンプの原因となっている。そこで、制御部11は、グループ毎にC値の平均値を算出する。図10(a)の例の場合、グループのC値の平均値は、「(6.15+5.81+6.22+5.75+6.50+6.30+6.02+5.87+5.98+6.34+6.28+6.21+6.51+6.40+6.21+6.11+5.85)/17=6.15」となる。
なお、ここでは、グループを構成する全てのC値に基づいて平均値を算出することとしたが、グループを構成する一部のC値に基づいて平均値を算出することとしてもよい。
次いで、制御部11は、LUTの処理対象のデータにおける出力データのC値を、ステップS72の処理でグループ毎に算出した平均値でそれぞれ更新する(ステップS73)。すなわち、ステップS72において同じグループにグルーピングされた出力データのC値は全て同じ値に更新される。上述した図10(a)の例の場合、グループのC値の平均値は「6.15」なので、図10(b)に示すように、出力データのC値は全て「6.15」に更新される。これにより、C値がばらつくことがなく、トーンジャンプを防止することができる。
このように、制御部11は、ステップS72の処理及びステップS73の処理によりC値について補正を行ったので、次いで、ステップS74の処理及びステップS75の処理により、K値について補正を行う。処理内容は、C値とK値とを入れ替えて処理を行うだけで同様の処理を行うこととなるので、説明を省略する。制御部11は、ステップS75の処理を終えると、当該フローチャートにおける処理を終了する。
図6に戻り、制御部11は、ステップS51の処理と同様に、ステップS52〜ステップS56の処理を行い、当該フローチャートにおける処理を終了する。
図5に戻り、次いで、制御部11は、3次色補正処理を行う(ステップS32)。
ここで、図11を用いて3次色補正処理について説明する。図11に示すように、プロファイル生成装置1の制御部11は、3次色補正処理において、CMY補正処理(ステップS91)、MYK補正処理(ステップS92)、CYK補正処理(ステップS93)、CMK補正処理(ステップS94)を行う。ステップS92〜ステップS94の処理は、ステップS91の処理と補正対象が異なるだけで、処理内容は同様なので、図12を用いてCMY補正処理(ステップS91)について詳細に説明し、ステップS92〜ステップS94の処理については説明を省略する。
図12に示すように、プロファイル生成装置1の制御部11は、CMY補正処理において、まず、LUTにおけるC=ANY、M=ANY、Y=ANY、K=0であるデータを処理対象に設定する(ステップS111)。このとき、制御部11は、LUTにおける83521個のデータ(格子点)のうち、17の3乗(4913)個のデータを処理対象に設定する。
次いで、制御部11は、処理対象のデータについてCMY平均値処理を実行する(ステップS112)。具体的には、図13に示すように、制御部11は、処理対象としたデータを、入力データにおけるC値が同じ値であるもの同士でグルーピングし、17個のグループを作成する。このとき、各グループのデータ数は17の2乗(289)個となる。以下、各グループについて同様の処理を行うこととなるが、ここでは、入力データにおけるC値が0%であるグループについて図14を用いて処理内容を説明し、C値が0%以外であるグループについては説明を省略する。
図14にC値が0%であるグループの入力データの一覧を示す。図14では、右方向に進むに連れてY値が大きくなるとともに、下方向に進むに連れてM値が大きくなるように、入力データを配置している。CK処理の説明でも説明したように、入力データに対応する出力データは、図14に示すように、Y値であれば縦方向(列方向)で同じ値となり、M値であれば横方向(行方向)に同じ値となり、C値であれば横方向(行方向)或いは縦方向(列方向)に同じ値とすることがトーンジャンプを軽減するために好ましい。そこで、制御部11は、CMY平均値処理において、図14における入力データを出力データに置き換えた場合の、C値及びM値について横方向(行方向)に平均値を算出する。制御部11は、当該処理をC値が0%以外である各グループについても行う。なお、本実施形態においては、C値について横方向(行方向)の平均値を算出することとするが、縦方向(列方向)の平均値を算出することとしてもよい。また、Y値については、後述するMYC平均値処理、YCM平均値処理において平均値を算出する。
次いで、制御部11は、CMY平均値処理においてグループ毎に算出されたC値及びM値の平均値により、LUTにおける出力データのC値及びM値をグループ毎に更新する(ステップS113)。これにより、出力データがばらつくことがなく、トーンジャンプを防止することができる。
後続のステップS114の処理及びステップS115の処理と、ステップS116の処理及びステップS117の処理は、それぞれ、ステップS112の処理及びステップS113の処理と同様(C値、M値及びY値を入れ替えて処理を行うだけ)なので、説明を省略する。制御部11は、ステップS117の処理を終えると、当該フローチャートにおける処理を終了する。
図11に戻り、制御部11は、ステップS91の処理と同様に、ステップS92〜ステップS94の処理を行い、当該フローチャートにおける処理を終了する。
図5に戻り、次いで、制御部11は、4次色補正処理を行う(ステップS33)。
ここで、図15を用いて4次色補正処理について説明する。図15に示すように、まず、プロファイル生成装置1の制御部11は、LUTにおけるC=ANY、M=ANY、Y=ANY、K=ANYであるデータを処理対象に設定する(ステップS131)。このとき、制御部11は、LUTにおける83521個のデータ(格子点)のうち、17の4乗(83521)個のデータ、すなわち全てのデータを処理対象に設定する。
次いで、制御部11は、処理対象のデータについてCMYK処理を実行する(ステップS132)。CMYK処理では、制御部11は、K値に基づいてグルーピングされる17個の大グループ(CMY平均値処理内で作成されるグループを包含するグループであることから「大グループ」と呼ぶ。)毎に、上述のCMY平均値処理を行う。そのために、制御部11は、まず、ステップS131の処理で処理対象としたデータを、入力データにおけるK値が同じ値であるもの同士でグルーピングし、17個の大グループを作成する。このとき、各大グループのデータ数は17の3乗(4913)個となる。次いで、制御部11は、作成した大グループ毎にCMY平均値処理を行う。これにより、大グループ毎及び小グループ(大グループに対してCMY平均値処理内で作成されるグループを「小グループ」と呼ぶ。)毎に、C値、M値及びY値の平均値が算出される。
次いで、制御部11は、CMYK処理で大グループ及び小グループ毎に算出されたC値、M値及びY値の平均値に基づいて、LUTにおける出力データのC値、M値及びY値を大グループ及び小グループ毎に更新する(ステップS133)。
後続のステップS134の処理及びステップS135の処理と、ステップS136の処理及びステップS137の処理と、ステップS138の処理及びステップS139の処理は、それぞれ、ステップS132の処理及びステップS133の処理と同様(C値、M値、Y値、K値を入れ替えて処理を行うだけ)なので、説明を省略する。制御部11は、ステップS139の処理を終えると、当該フローチャートにおける処理を終了する。更に、図5に戻り、制御部11は、当該フローチャートにおけるLUT補正処理を終了する。
なお、本実施形態においては一のプロファイル生成装置1により、LUT生成処理(ステップS1)とLUT補正処理(ステップS2)を行うことで、LUTを生成することとしたが、これらの処理は別の装置によりそれぞれ行うこととしてもよい。この場合、それぞれの装置に、LUT生成アプリと色補正アプリをインストールして処理を行うこととなる。
以上、説明したように、本実施形態におけるプロファイル生成装置1(「色補正装置」の一例)は、CMYKの構成色がそれぞれ同一である入力データにおけるCMYK値(「入力CMYK値」の一例)と出力データにおけるCMYK値(「出力CMYK値」の一例)の組が複数規定されたルックアップテーブルにおける出力データにおけるCMYK値を補正する。具体的には、制御部11(「平均値算出手段」、「補正手段」の一例)が、同一の構成色からなる出力データにおけるCMYK値を構成するC値、M値、Y値又はK値の色値であって、同じ値となるべき複数の色値について、当該複数の色値に基づいて平均値を算出し、算出した平均値により同じ値となるべき色値を補正する。
したがって、プロファイル生成装置1によれば、同一の構成色からなる出力データにおけるCMYK値を構成するC値、M値、Y値又はK値の色値であって、同じ値となるべき複数の色値を、当該複数の色値の平均値により補正することから、同じ値となるべき色値にもかかわらずばらつきのあった色値を補正することができ、トーンジャンプが発生しにくいルックアップテーブルとすることができる。
また、本実施形態におけるプロファイル生成装置1(「テーブル生成装置」の一例)は、補正前のルックアップテーブルを生成する。具体的には、制御部11(「生成手段」、「組生成手段」の一例)が、生成するルックアップテーブルの対象となる印刷機(「色出力装置」の一例)により出力された複数のカラーパッチを測色して得られたCMYK値に基づいて、ルックアップテーブルに規定する格子点の数分だけ出力データにおけるCMYK値を線形補間法により生成し、また、C値、M値、Y値及びK値をそれぞれ所定値ずつ変位させたC値、M値、Y値及びK値の組合せによりそれぞれ構成される格子点の数分の入力データにおけるCMYK値と、格子点の数分だけ生成した出力データにおけるCMYK値とを、それぞれ構成色が同一であり、色差が最も小さいものから順に組み合わせて、ルックアップテーブルに記述する。これにより、入力の構成色を保持したままCMYK値を変換するLUTを生成することができる。
ここで、図16及び図17を用いて、補正前のLUTを用いた場合と、補正後のLUTを用いた場合とにおけるトーンジャンプの有無について確認する。印刷するグラデーション画像は、図16に示すように、CMYKの少なくとも2色についてベタ印刷又はグラデーション印刷することができる25通りの組合せにより構成されている。図17は、当該画像を、CMYKについて分版した分版画像を示している。上段は補正前のLUTを用いた場合の分版画像であり、一方、下段は補正後のLUTを用いた場合の分版画像である。補正前のLUTを用いた場合の分版画像のC、M、Yでは、所々きれいなグラデーションとなっておらず、トーンジャンプしている箇所が散見される。一方、補正後のLUTを用いた場合の分版画像のC、M、Yでは、明らかにトーンジャンプしている箇所は見受けられずトーンジャンプは軽減されており、きれいなグラデーションとなっているのが確認できる。
1 プロファイル生成装置
11 制御部
12 記憶部
13 インターフェース部
14 表示部
15 操作部

Claims (5)

  1. CMYKの構成色がそれぞれ同一である入力CMYK値と出力CMYK値の組が複数規定されたルックアップテーブルにおける出力CMYK値を補正する色補正装置であって、
    同一の構成色からなる出力CMYK値を構成するC値、M値、Y値又はK値の色値であって、同じ値となるべき複数の色値について、当該複数の色値に基づいて平均値を算出する平均値算出手段と、
    前記算出された平均値により前記同じ値となるべき色値を補正する補正手段と、
    を備えることを特徴とする色補正装置。
  2. 請求項1に記載の色補正装置であって、
    前記ルックアップテーブルには、C値、M値、Y値及びK値をそれぞれ所定値ずつ変位させたC値、M値、Y値及びK値の組合せによりそれぞれ構成される複数の前記入力CMYK値と、構成色がそれぞれ同一である出力CMYK値の組が複数規定されており、
    前記平均値算出手段は、同一の構成色からなる出力CMYK値を構成するC値、M値、Y値又はK値の色値であって、当該出力CMYK値と前記組をなす前記入力CMYK値を構成するC値、M値、Y値又はK値が同じ値である複数の色値について、当該複数の色値に基づいて平均値を算出する、ことを特徴とする色補正装置。
  3. 請求項1又は2に記載の色補正装置が前記出力CMYK値を補正する前のルックアップテーブルを生成するテーブル生成装置であって、
    色出力装置により出力された複数のカラーパッチを測色して得られたCMYK値に基づいて、ルックアップテーブルに規定する前記組の数分だけ前記出力CMYK値を線形補間法により生成する生成手段と、
    C値、M値、Y値及びK値をそれぞれ所定値ずつ変位させたC値、M値、Y値及びK値の組合せによりそれぞれ構成される前記組の数分の前記入力CMYK値と、前記組の数分だけ生成された出力CMYK値とを、それぞれ構成色が同一であり、色差が最も小さいものから順に組み合わせて前記組を生成する組生成手段と、
    を備えることを特徴とするテーブル生成装置。
  4. CMYKの構成色がそれぞれ同一である入力CMYK値と出力CMYK値の組が複数規定されたルックアップテーブルにおける出力CMYK値を補正する色補正方法であって、
    同一の構成色からなる出力CMYK値を構成するC値、M値、Y値又はK値の色値であって、同じ値となるべき複数の色値について、当該複数の色値に基づいて平均値を算出する平均値算出工程と、
    前記算出された平均値により前記同じ値となるべき色値を補正する補正工程と、
    を含むことを特徴とする色補正方法。
  5. CMYKの構成色がそれぞれ同一である入力CMYK値と出力CMYK値の組が複数規定されたルックアップテーブルにおける出力CMYK値を補正する色補正装置に含まれるコンピュータを、
    同一の構成色からなる出力CMYK値を構成するC値、M値、Y値又はK値の色値であって、同じ値となるべき複数の色値について、当該複数の色値に基づいて平均値を算出する平均値算出手段、
    前記算出された平均値により前記同じ値となるべき色値を補正する補正手段、
    として機能させることを特徴とする色補正プログラム。
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