JP5941773B2 - Dc−dcコンバータ - Google Patents

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本発明は、トランスと、フィルタ回路部と、これらを実装する回路基板とを有するDC−DCコンバータに関する。
DC−DCコンバータは、通常、入力線又は出力線を伝搬して漏洩するノイズを除去するためのノイズフィルタ(フィルタ回路部)を備えている。これにより、DC−DCコンバータ内で発生したノイズが入力側又は出力側に漏洩して、周辺機器に影響を与えることを抑制している。しかし、DC−DCコンバータの筐体内における空間を伝搬する放射ノイズが、ノイズフィルタの特性に影響を与えることがある。この場合、ノイズフィルタの正常な機能を妨げ、DC−DCコンバータの外部へのノイズ漏洩量が増大するおそれがある。
そこで、特許文献1は、ノイズ発生源とノイズフィルタとの間に仕切壁を設け、該仕切壁によって放射ノイズを遮蔽する構成を提案している。
特開2001−44685号公報
しかしながら、筐体内に仕切壁を設けるということは、その分、筐体内のスペースを有効に利用することが困難となり、デッドスペースが生じやすい。また、このデッドスペースを極力小さくするためには、特許文献1に開示されているように筐体内の隅部分にノイズフィルタを配置するなど、その配置に制約が生じることとなり、筐体内における構成部品のレイアウトの自由度が小さくなる。
また、チョークコイルとフィルタコンデンサとを備えたフィルタ回路部を設けた場合、チョークコイルから発生した放射ノイズがフィルタコンデンサに影響すると、フィルタ特性を低下させるおそれがある。その結果、DC−DCコンバータからのノイズの漏洩を防ぐことが困難となるおそれがある。
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたもので、ノイズの漏洩を防ぐとともに小型化しやすいDC−DCコンバータを提供しようとするものである。
本発明の一態様は、一次コイル及び二次コイルを備えたトランスと、
入力線又は出力線を伝搬して漏洩するノイズを除去するためのフィルタ回路部と、
該フィルタ回路部を実装する回路基板と、
該回路基板を搭載するベースプレートとを有し、
上記フィルタ回路部はフィルタコンデンサを備えており、
上記回路基板を挟んで上記ベースプレートと反対側には、電磁ノイズを放射するノイズ源部品が配置されており、
上記フィルタコンデンサは、上記回路基板と上記ベースプレートとの間に配置されており、
上記フィルタコンデンサは、上記ノイズ源部品に対して上記回路基板を挟んで反対側に配置されており、
上記回路基板は、上記ノイズ源部品と上記フィルタコンデンサとの間の領域に、接地パターンを形成してなることを特徴とするDC−DCコンバータにある(請求項1)。
上記DC−DCコンバータにおいて、上記回路基板を挟んで上記ベースプレートと反対側に上記ノイズ源部品が配置されており、上記フィルタコンデンサは、上記回路基板と上記ベースプレートとの間に配置されている。すなわち、フィルタコンデンサは、ノイズ源部品に対して上記回路基板を挟んで反対側に配置されている。そして、上記回路基板は、上記ノイズ源部品と上記フィルタコンデンサとの間の領域に、接地パターンを形成してなる。これにより、ノイズ源部品から放射されてフィルタコンデンサへ向かう電磁ノイズを、接地パターンによって遮蔽することができる。これにより、フィルタコンデンサのフィルタ特性の低下を防いで、DC−DCコンバータからのノイズの漏洩を防ぐことができる。
そして、ノイズ源部品とフィルタコンデンサとの間の遮蔽手段として、回路基板に形成された接地パターンを用いているため、DC−DCコンバータ内に新たな構造物を設ける必要がない。それゆえ、上記遮蔽手段によってDC−DCコンバータ内にデッドスペースが形成されることを防ぐことができる。
また、フィルタコンデンサは、回路基板とベースプレートとの間に配置されている。すなわち、元々デッドスペースとなりやすい回路基板とベースプレートとの間の空間を、フィルタコンデンサの配置によって有効利用することができる。そのため、DC−DCコンバータの小型化を図りやすくなる。
以上のごとく、本発明によれば、ノイズの漏洩を防ぐとともに小型化しやすいDC−DCコンバータを提供することができる。
実施例1における、DC−DCコンバータの一部の断面説明図。 実施例1における、DC−DCコンバータの回路図。 実施例1における、回路基板の法線方向から見たDC−DCコンバータの一部の説明図。 実施例1における、入力側及び出力側のフィルタコンデンサと回路基板との位置関係を示す説明図。 実施例2における、DC−DCコンバータの一部の断面説明図。
上記フィルタ回路部は、上記トランスにおける上記一次コイル側に設けられていてもよいし、上記二次コイル側に設けられていてもよいし、上記一次コイル側及び上記二次コイル側の双方に設けられていてもよい。
そして、フィルタ回路部が一次コイル側及び二次コイル側の双方に設けられている場合において、その少なくとも一方に含まれるフィルタコンデンサが、上述の配置となっていればよい。ただし、この場合において、双方のフィルタ回路部にそれぞれ含まれるフィルタコンデンサのいずれもが上述の配置となっていることが、より好ましい。
上記接地パターンは、上記ノイズ源部品と上記フィルタコンデンサとの間の領域の少なくとも一部に設けられていればよいが、当該領域の全体に設けられていることが好ましい。更に好ましくは、当該領域全体を含むより大きい領域に上記接地パターンを形成することもできる。
また、上記接地パターンは、上記回路基板における上記ベースプレート側の面に形成されていても、その反対側の面に形成されていても、多層基板の中間層として形成されていてもよい。
また、上記ベースプレートは金属製であることが好ましい(請求項2)。この場合には、上記フィルタコンデンサを、上記回路基板の接地パターンと上記ベースプレートとによって、両側から電磁的に遮蔽することができる。これにより、回路基板側と反対側から外部のノイズがフィルタコンデンサに影響することをも防ぐことができる。また、回路基板とベースプレートとの間に配置されたフィルタコンデンサは、ベースプレートに近付けることもできる。この場合、ベースプレートが金属製であることにより、フィルタコンデンサから放射磁界が生じたとき、近接したベースプレートにこの磁界を打ち消す渦電流が発生することとなる。その結果、フィルタ回路部のフィルタ特性を向上させることができる。
また、上記フィルタコンデンサは、その主面を上記ベースプレートに接触させていることが好ましい(請求項3)。この場合には、フィルタコンデンサから生じる放射磁界を打ち消す効果を高めることができる。また、フィルタコンデンサの放熱性を向上させることができる。その結果、DC−DCコンバータの定格電流を大きくすることも可能となる。
また、上記フィルタ回路部は、上記フィルタコンデンサの他にチョークコイルを備えており、該チョークコイルが上記ノイズ源部品であることが好ましい(請求項4)。この場合には、上記チョークコイルから放射される電磁ノイズが、上記フィルタコンデンサに影響することを防ぐことができる。これにより、効果的にノイズの漏洩を防ぐことができる。
(実施例1)
上記DC−DCコンバータの実施例につき、図1〜図4を用いて説明する。
本例のDC−DCコンバータ1は、図1、図2に示すごとく、一次コイル21及び二次コイル22を備えたトランス2と、入力線11を伝搬して漏洩するノイズを除去するフィルタ回路部3と、フィルタ回路部3を実装する回路基板4と、回路基板4を搭載するベースプレート5とを有する。
図2に示すごとく、フィルタ回路部3はフィルタコンデンサ31を備えている。
図1に示すごとく、回路基板4を挟んでベースプレート5と反対側には、電磁ノイズを放射するノイズ源部品6が配置されている。また、フィルタコンデンサ31は、回路基板4とベースプレート5との間に配置されている。そして、回路基板4は、ノイズ源部品6とフィルタコンデンサ31との間の領域に、接地パターン41を形成してなる。
ベースプレート5は金属製であり、例えばアルミニウムによって構成されている。また、ベースプレート5は、DC−DCコンバータ1の構成部品を収容するケースの一部を構成している。すなわち、例えば、アルミニウム製のケースの底板部として、上記ベースプレート5が構成されている。そして、ベースプレート5に対して、図示しないボス等の固定部において、回路基板4が固定されている。
DC−DCコンバータ1は、図2に示すごとく、入力側電源71に接続される入力線11に、上記フィルタ回路部3を設けており、フィルタ回路部3とトランス2との間に、スイッチング回路部13が設けられている。スイッチング回路部13は、複数のスイッチング素子からなり、該複数のスイッチング素子のスイッチングによって、入力された直流電力を交流に変換するよう構成されている。スイッチング素子としては、例えばMOSFET、IGBT等を用いることができる。
なお、フィルタ回路部3は、フィルタコンデンサ31の他にチョークコイル32を備えている。このチョークコイル32は、コモンモードチョークコイルである。そして、本例においては、このチョークコイル32がノイズ源部品6である。
スイッチング回路部13によって交流に変換された一次電圧は、トランス2において変圧される。トランス2における二次コイル22側には、ダイオード141からなる整流回路部14が設けられている。整流回路部14は、トランス2によって変圧された二次電圧を整流し、直流電圧として出力側電源72に出力するよう構成されている。また、整流回路部14と出力側電源72との間には、出力側のフィルタ回路部30が設けられている。このフィルタ回路部30は、二次電圧を平滑化し、平滑な二次電圧が出力線12を介して出力側電源72に出力されるよう構成されている。出力側のフィルタ回路部30は、フィルタコンデンサ301とチョークコイル302とを備えている。
また、スイッチング回路部13のスイッチング素子は、駆動回路によってスイッチング駆動される。この駆動回路が、上記回路基板4に設けられている。
本例のDC−DCコンバータ1は、入力側電源71の電圧を降圧して、出力側電源72へ出力するよう構成されている。そして、上記DC−DCコンバータ1は、例えば、電気自動車やハイブリッド自動車等の車両に搭載され、入力側電源71としての駆動用バッテリーの電圧を降圧して、出力側電源72としての補機用バッテリーを充電できるよう構成することができる。
上述したDC−DCコンバータ1の構成部品は、ベースプレート5を底部として備えたケース内に収容されている。また、図1に示すごとく、回路基板4は、ベースプレート5に対して対向配置されており、入力側のフィルタ回路部3を構成するフィルタコンデンサ31が、ベースプレート5と回路基板4との間のスペースに配置されている。フィルタコンデンサ31は、略直方体形状を有し、その最も面積の広い面である一対の主面311のうちの一方をベースプレート5に接触させた状態で、ベースプレート5に搭載されている。ここで、ベースプレート5に接触させるとは、熱的に接触させている場合も含み、本例においては、熱伝導性を有する接着剤51を介在させて、フィルタコンデンサ31の主面311とベースプレート5とが密着している。
また、フィルタコンデンサ31は、一対の端子312を回路基板4に接続している。端子312の形状については、種々の形状が考えられるが、本例においては、図1に示すごとく、フィルタコンデンサ31における主面311と直交する端面313から主面311に略平行に突出すると共に、回路基板4側へ屈曲して立ち上がる形状を有する。そして、端子312におけるこの立上り部分を、回路基板4に設けられたスルーホールに挿通し、半田314によって、回路基板4上の配線パターンに接続されている。
回路基板4に設けられた接地パターン41は、ノイズ源部品6であるチョークコイル32とフィルタコンデンサ31との間の領域に形成されている。本例においては、回路基板4におけるフィルタコンデンサ31に対向する側の面に設けられており、図3に示すごとく、回路基板4の法線方向から見たとき、フィルタコンデンサ31の全体を覆う状態で形成されている。また、回路基板4の法線方向から見たとき、チョークコイル32は、接地パターン41の形成領域内に配置されている。
接地パターン41は、回路基板4上に二次元的に広がって形成されている。また、接地パターン41は、所定領域の全面に導体を形成した所謂ベタバターンとすることもできるし、ノイズの遮蔽が可能な範囲で、例えばメッシュパターン等とすることもできる。
また、図4に示すごとく、出力側のフィルタ回路部30を構成するフィルタコンデンサ301も、回路基板4とベースプレート5との間に配置されている。また、出力側のフィルタコンデンサ301も、ベースプレート5に接触した状態で固定されている。また、回路基板4には、その法線方向から見たときに出力側のフィルタコンデンサ301を覆う位置にも、接地パターン401が、入力側のフィルタコンデンサ31を覆う接地パターン41と同様に形成されている。接地パターン401は、接地パターン41と一体化されていてもよい。
回路基板4には、例えば出力電圧等の情報をフィードバックして駆動回路を制御する制御回路も形成されている。
なお、図4においては、チョークコイル32等のノイズ源部品6を含む種々の部品の記載を適宜省略し、ベースプレート5と回路基板4と、フィルタコンデンサ31、301との位置関係のみを表現した模式図である。
次に、本例の作用効果につき説明する。
上記DC−DCコンバータ1において、回路基板4を挟んでベースプレート5と反対側にノイズ源部品6であるチョークコイル32が配置されており、フィルタコンデンサ31は、回路基板4とベースプレート5との間に配置されている。すなわち、フィルタコンデンサ31は、ノイズ源部品6に対して回路基板4を挟んで反対側に配置されている。そして、回路基板4は、ノイズ源部品6とフィルタコンデンサ31との間の領域に、接地パターン41を形成してなる。これにより、ノイズ源部品6から放射されてフィルタコンデンサ31へ向かう電磁ノイズを、接地パターン41によって遮蔽することができる。これにより、フィルタコンデンサ31のフィルタ特性の低下を防いで、DC−DCコンバータ1からのノイズの漏洩を防ぐことができる。
そして、ノイズ源部品6とフィルタコンデンサ31との間の遮蔽手段として、回路基板4に形成された接地パターン41を用いているため、DC−DCコンバータ1内に新たな構造物を設ける必要がない。それゆえ、上記遮蔽手段によってDC−DCコンバータ1内にデッドスペースが形成されることを防ぐことができる。
また、フィルタコンデンサ31は、回路基板4とベースプレート5との間に配置されている。すなわち、元々デッドスペースとなりやすい回路基板4とベースプレート5との間の空間を、フィルタコンデンサ31の配置によって有効利用することができる。そのため、DC−DCコンバータ1の小型化を図りやすくなる。
また、ベースプレート5は金属製であるため、フィルタコンデンサ31を、回路基板4の接地パターン41とベースプレート5とによって、両側から電磁的に遮蔽することができる。これにより、回路基板4側と反対側から外部のノイズがフィルタコンデンサ31に影響することをも防ぐことができる。また、回路基板4とベースプレート5との間に配置されたフィルタコンデンサ31は、ベースプレート5に近付けることもできる。この場合、ベースプレート5が金属製であることにより、フィルタコンデンサ31から放射磁界が生じたとき、近接したベースプレート5にこの磁界を打ち消す渦電流が発生することとなる。その結果、フィルタ回路部3のフィルタ特性を向上させることができる。
また、フィルタコンデンサ31は、その主面311をベースプレート5に接触させている。これにより、フィルタコンデンサ31から生じる放射磁界を打ち消す効果を高めることができる。また、フィルタコンデンサ31の放熱性を向上させることができる。その結果、DC−DCコンバータ1の定格電流を大きくすることも可能となる。
また、フィルタ回路部3は、フィルタコンデンサ31の他にチョークコイル32を備えており、本例においては、チョークコイル32がノイズ源部品6となっている。すなわち、本例においては、チョークコイル32から放射される電磁ノイズがフィルタコンデンサ31に影響することを防ぐことができる。これにより、効果的にノイズの漏洩を防ぐことができる。
また、本例においては、出力側のフィルタ回路部30を構成するフィルタコンデンサ301も、回路基板4とベースプレート5との間に配置されている。これにより、フィルタコンデンサ301に対する回路基板4側とベースプレート5側との双方からのノイズを遮蔽することができ、出力側のフィルタ回路部30のフィルタ特性を向上することもできる。また、回路基板4とベースプレート5との間のスペースをも有効利用できるため、DC−DCコンバータ1の一層の小型化を図ることができる。
以上のごとく、本例によれば、ノイズの漏洩を防ぐとともに小型化しやすいDC−DCコンバータを提供することができる。
(実施例2)
本例は、図5に示すごとく、ノイズ源部品6としてのスイッチング回路部13を、回路基板4を挟んでベースプレート5と反対側に配置した例である。
すなわち、実施例1において説明したスイッチング回路部13(図2参照)を、回路基板4におけるベースプレート5と反対側の面に配置している。これにより、回路基板4とベースプレート5との間に配置されたフィルタコンデンサ31と、スイッチング回路部13とが、回路基板4を挟んで反対側に配置されることとなる。そして、回路基板4に形成した接地パターン41が、ノイズ源部品6としてのスイッチング回路部13と、フィルタコンデンサ31との間に形成されている。
接地パターン41は、回路基板4の法線方向から見たとき、フィルタコンデンサ31の全体を覆う状態で形成されている。また、回路基板4の法線方向から見たとき、スイッチング回路部13は、接地パターン41の形成領域内に配置されている。
その他は、実施例1と同様である。なお、本例に関する図面において用いた符号のうち、実施例1において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、実施例1と同様の構成要素等を表す。
本例の場合には、スイッチング回路部13から放射される電磁ノイズがフィルタコンデンサ31に影響を与えることを防ぐことができる。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
なお、実施例1と実施例2とを合わせた構成、すなわち、チョークコイル32とスイッチング回路部13との双方を、ノイズ源部品6として、接地パターン41を介してフィルタコンデンサ31と反対側に配された構成とすることもできる。また、チョークコイル32とスイッチング回路部13とのいずれか一方が、ノイズ源部品6として、接地パターン41を介してフィルタコンデンサ31の反対側に配された構成とすることもできる。
また、ノイズ源部品6としては、チョークコイル32、スイッチング回路部13以外の部品も考えられる。すなわち、チョークコイル32、スイッチング回路部13以外の部品を、ノイズ源部品6として、接地パターン41、401を介してフィルタコンデンサ31、301と反対側に配された構成とすることもできる。
なお、ノイズ源部品6としては、チョークコイル32、スイッチング回路部13の他に、例えば、トランス、整流ダイオード等が考えられる。
また、上記DC−DCコンバータにおいて、実際には、電磁ノイズを放射する部品が複数個存在することが多いが、その中の少なくとも一つのノイズ源部品が、フィルタコンデンサに対して上述した所定の位置関係にあれば、ノイズ抑制効果を発揮し得る。
1 DC−DCコンバータ
11 入力線
12 出力線
2 トランス
21 一次コイル
22 二次コイル
3 (入力側の)フィルタ回路部
30 (出力側の)フィルタ回路部
301 (出力側の)フィルタコンデンサ
302 (出力側の)チョークコイル
31 (入力側の)フィルタコンデンサ
32 (入力側の)チョークコイル
4 回路基板
41、401 接地パターン
5 ベースプレート
6 ノイズ源部品

Claims (4)

  1. 一次コイル(21)及び二次コイル(22)を備えたトランス(2)と、
    入力線(11)又は出力線(12)を伝搬して漏洩するノイズを除去するフィルタ回路部(3)と、
    該フィルタ回路部(3)を実装する回路基板(4)と、
    該回路基板(4)を搭載するベースプレート(5)とを有し、
    上記フィルタ回路部(3)はフィルタコンデンサ(31)を備えており、
    上記回路基板(4)を挟んで上記ベースプレート(5)と反対側には、電磁ノイズを放射するノイズ源部品(6)が配置されており、
    上記フィルタコンデンサ(31)は、上記回路基板(4)と上記ベースプレート(5)との間に配置されており、
    上記フィルタコンデンサ(31)は、上記ノイズ源部品(6)に対して上記回路基板(4)を挟んで反対側に配置されており、
    上記回路基板(4)は、上記ノイズ源部品(6)と上記フィルタコンデンサ(31)との間の領域に、接地パターン(41)を形成してなることを特徴とするDC−DCコンバータ(1)。
  2. 請求項1に記載のDC−DCコンバータ(1)において、上記ベースプレート(5)は金属製であることを特徴とするDC−DCコンバータ(1)。
  3. 請求項2に記載のDC−DCコンバータ(1)において、上記フィルタコンデンサ(31)は、その主面(311)を上記ベースプレート(5)に接触させていることを特徴とするDC−DCコンバータ(1)。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のDC−DCコンバータ(1)において、上記フィルタ回路部(3)は、上記フィルタコンデンサ(31)の他にチョークコイル(32)を備えており、該チョークコイル(32)が上記ノイズ源部品(6)であることを特徴とするDC−DCコンバータ(1)。
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