JP5940853B2 - 火災検知システム及び火災検知方法 - Google Patents

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Description

本発明は、森林等の火災監視を行う火災検知システム及び火災検知方法に関わり、特に、赤外線カメラと可視カメラを組み合わせて監視を行う火災検知システム及び火災検知方法に関する。
所定の監視エリア内の火災の検知を行うものとして、赤外線カメラと可視カメラを併用して監視するシステムが採用されている(特許文献1参照。)。
特許文献1では、このような火災の検知を行うシステムとして、監視領域内の火災を赤外線カメラにて検出し、発報及び表示する。
特開2009−100198号公報
上述の特許文献1では、火災情報を表示手段に表示するので、監視者が容易に火災を検知できる。また、火災情報を表示手段に表示することにより、火災が発生した時間及び経過時間、火災が発生した場所、火災の規模がわかることで、早期発見及び火災の原因調査時に分析することが可能となる。更に、重要施設の復旧及び建築するときのデータとして利用することができる。
さらに、狭い区域で発生した火災については、火災が発生した現場に急行して消火活動を行えばよいので有効な手段である。しかし、森林などの広い区域においては監視範囲が広がること、及び、消火する人員及び危機が現場に到着するまでに時間がかかり、その間に延焼区域が広がるかまたは火災発生区域から離れた区域で火災があり、適切な消火活動ができない恐れがある。
本発明は、森林などの広い区域において火災検知を行い、その延焼予測を行うことで、速やかな消火活動を可能にする火災検知システム及び火災検知方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の火災検知システム及び火災検知方法は、複数台の赤外線カメラと、複数台の可視カメラにより、森林の火災監視を行うシステムにおいて、前記複数台の遠赤外線カメラまたは前記複数台の可視カメラのいずれか1台を操作する操作装置と、複数台の前記赤外線カメラ及び可視カメラの相互位置関係を示す位置関連情報及びそれぞれのカメラの旋回の向きや旋回量を示すプリセット旋回量情報が登録されているプリセット情報テーブルを有する制御装置とを備え、前記制御装置は火災を検知すると、前記プリセット情報テーブルの位置関連情報とプリセット旋回量情報とに基づき、前記可視カメラを火災検知位置に旋回する制御を行い、前記制御装置は環境情報を元に火災の延焼方向を予測し、前記操作装置に予測した前記延焼方向を表示するものである。
即ち、本発明の火災検知システムは、複数のプリセット位置で赤外線映像を撮像する赤外線カメラ部と、赤外線カメラ部がプリセット位置で撮像する撮像区域を可視映像で撮像する可視カメラ部と、気象情報を観測する気象観測計と、監視者が操作する監視端末と、赤外線カメラ部、可視カメラ部、気象観測計、及び監視端末を制御する制御装置とを備えた火災検知システムであって、赤外線カメラ部は、制御装置に登録された赤外線カメラ部のプリセット位置に基づいて旋回し、撮像した赤外線映像を制御部へ送信し、可視カメラ部は、制御装置に登録された可視カメラ部のプリセット位置に基づいて旋回し、撮像した可視映像を制御部へ送信し、制御装置は、赤外線映像に基づいて火災発生を検知し、気象情報と、赤外線カメラ部と可視カメラ部の相互の位置関係を示す位置関係情報と、プリセット位置とに基づいて延焼方向を予測し、監視端末は、赤外線カメラ部がプリセット位置で撮像する撮像区域を表示し、火災発生を検知したプリセット位置の撮像区域と、制御部が予測した延焼方向に対応する撮像区域を強調表示することを特徴とする。
また、上記本発明の火災検知システムにおいて、制御装置は、赤外線映像に基づいて火災発生を検知すると、可視カメラ部に対して火災発生を検知した赤外線カメラ部のプリセット位置の撮像区域を撮像する可視カメラ部のプリセット位置に旋回するよう制御を行い、旋回制御した可視カメラ部が撮像した可視映像を監視端末へ送信し、監視端末は、受信した可視映像を表示し、監視者によって火災ボタンが操作された場合、火災発生の通知を制御装置へ送信し、制御装置は、火災発生の通知を受信すると、赤外線カメラ部の旋回制御を停止することを第2の特徴とする。
また、本発明の火災検知方法は、複数のプリセット位置で赤外線映像を撮像する赤外線カメラ部と、赤外線カメラ部が複数のプリセット位置で撮像する監視区域を可視映像で撮像する可視カメラ部と、気象情報を観測する気象観測計と、監視者が操作する監視端末と、を制御する火災検知方法であって、赤外線カメラ部を、予め登録した赤外線カメラ部のプリセット位置に基づいて旋回制御し、可視カメラ部を、予め登録した可視カメラ部のプリセット位置に基づいて旋回制御し、赤外線映像に基づいて火災発生を検知し、気象情報と、赤外線カメラ部と可視カメラ部の相互の位置関係を示す位置関係情報と、プリセット位置とに基づいて延焼方向を予測し、赤外線カメラ部がプリセット位置で撮像する撮像区域を表示し、火災発生を検知したプリセット位置の撮像区域と、予測した延焼方向に対応する撮像区域を強調表示することを特徴とする。
本発明によれば、広い区域の火災の検知、火災を検知した区域の映像表示、及び予測される延焼方向の表示を自動で行うことにより、監視者の操作量が減り、的確な消火作業指示が可能となる。
本発明の火災検知システムの一実施例の構成を説明するためのブロック図である。 図1の火災検知システムの監視端末の表示部に表示される操作画面の一実施例について説明するための図である。 図2の操作画面に表示される監視カメラ設定表示エリアの表示の一実施例を説明するための図である。 本発明の火災検知システム及び火災検知方法の一実施例の動作手順を説明するためのフローチャートである。 遠赤外線カメラが撮像するプリセット区域を説明するための図である。 本発明の火災検知システムの一実施例の構成を説明するためのブロック図である。 本発明の火災検知システムの一実施例の構成を説明するためのブロック図である。 本発明の火災検知システムの一実施例の構成を説明するためのブロック図である。 本発明の火災検知システムの一実施例の構成を説明するためのブロック図である。
本発明は、複数台の遠赤外線カメラ等の赤外線カメラ及び複数台の可視カメラにより、森林の火災監視を行う火災検知システム及び火災検知方法であり、赤外線カメラはプリセット情報テーブルに登録してある複数箇所の監視を行い、赤外線カメラが撮像した赤外線画像から火災を検出すると、その赤外線カメラに追従させて他の可視カメラを火災検出方向に旋回させ、今後の延焼方向を予測し、監視端末に表示するものである。そして、監視端末に可視カメラが撮像した可視光映像を送信して、監視員に実際の火災であるか否かを確認させるものである。
以下に本発明の一実施形態について、図面等を用いて説明する。
なお、以下の説明は、本発明の一実施形態を説明するためのものであり、本願発明の範囲を制限するものではない。従って、当業者であればこれらの各要素若しくは全要素をこれと均等なものに置換した実施形態を採用することが可能であり、これらの実施形態も本願発明の範囲に含まれる。
また、各図の説明において、同一の機能を有する構成要素には同一の参照番号を付し、重複を避け、できるだけ説明を省略する。
本発明の火災検知システムの一実施例を図1によって説明する。図1は、本発明の火災検知システムの一実施例の構成を説明するためのブロック図で、監視区域が森林で、当該森林における火災検知システムの一実施例の構成を説明するためのブロック図である。111と112は遠赤外線カメラ、121と122は可視カメラ、131〜134はエンコーダ、140は監視区域内の所定の場所に設置された風速計、150はネットワーク、160はパーソナルコンピュータ等の監視端末、170は制御サーバである。また、制御サーバ170において、171はプリセット情報テーブル、172は気象情報メモリ、173は地図情報メモリ、174は雲台操作処理部、175は赤外線カメラ画像メモリ、176は赤外線カメラ画像処理部、177は延焼方向予測処理部、179は制御装置170の制御部である。遠赤外線カメラ111と112、及び可視カメラ121と122は、それぞれ、パン角及びチルト角を可変制御するための雲台と、ズーム倍率を可変制御するためのズーム機構を備えている。
なお、監視区域内に設置された赤外線カメラ111、112、可視カメラ121、122、及び風速計140等の各監視機器は、それらの機器の駆動電源として、種々考えられる。例えば、個々にまたは複数台にまとめて供給するための商用電源がある場合には、商用電源から供給を受ける場合もあるが、その他バッテリを備え、更に、太陽電池等を備えている場合もある。
図1において、遠赤外線カメラ111と112、及び可視カメラ121と122は、監視区域内の所定の位置に分散して配置され、それぞれ、指定された画角内を撮像し、撮像した映像を映像信号として出力する。
エンコーダ131は、遠赤外線カメラ111から入力された映像をネットワーク150が伝送可能な形式の映像データに変換してネットワーク150を介して制御装置170に送信する。同様に、エンコーダ132は、遠赤外線カメラ112から入力された映像をネットワーク150が伝送可能な形式の映像データに変換してネットワーク150を介して制御装置170に送信する。
エンコーダ133は、可視カメラ121から入力された映像をネットワーク150が伝送可能な形式の映像データに変換してネットワーク150を介して制御装置170に送信する。同様に、エンコーダ134は、可視カメラ122から入力された映像をネットワーク150が伝送可能な形式の映像データに変換してネットワーク150を介して制御装置170に送信する。
風速計140は、設置場所の風速及び風向を観測し、所定の周期でネットワーク150を介して制御装置170に送信する。
本発明の火災検知システムの構成においては、遠赤外線カメラ等の赤外線カメラが撮像する監視区域(後述のプリセット区域)を撮像可能な可視カメラを必ず設けている。図1の実施例では、遠赤外線カメラ111に対して、可視カメラ121が同一の監視区域を撮像可能に設置され、遠赤外線カメラ112に対して、可視カメラ122が同一の監視区域を撮像可能に設置されている。しかし、赤外線カメラ1台に1台の可視カメラが対応する必要はなく、1台の可視カメラが複数の赤外線カメラの監視区域またはそれらの1部の監視区域をカバーするように、可視カメラを設置しても良い。また、1台の赤外線カメラに複数台の可視カメラが同時に同一の監視区域を撮像可能に設置されていても良い。
なお、遠赤外線カメラ111、112及び可視カメラ121、122がWebカメラの場合には、エンコーダは不要である。
ネットワーク150は、エンコーダ131〜134、風速計140、監視端末160、及び、制御装置170それぞれの間の通信媒体として機能する。
監視者は、監視端末160の操作画面161(後述)を見ながら、制御装置170の操作、及び、他の監視端末との通信等のために、入出力装置(図示しない)を使って操作するものである。
制御装置170は、ネットワーク150を介して、遠赤外線カメラ111、112、可視カメラ121、122、及び風速計140と相互に通信を行う。
図2によって、本発明の火災検知システムの監視端末160について説明する。図2は、図1の森林火災システムの監視端末の表示部に表示される操作画面の一実施例について説明するための図である。
161は操作画面、162は赤外線カメラ111、112及び可視カメラ121、122のうち、選択されたカメラの出力映像を表示する映像表示エリア、163は監視区域のマップとそのマップ上のどの位置にカメラが設置されているかを示すアイコンを表示する監視カメラ設置表示エリア、164は図示しない操作者が入出力装置からGUI操作等によって操作するためのボタン等の操作図形を表示する操作ボタン表示エリア、165は操作ボタン表示エリア164内の選択したカメラのパン角とチルト角を操作するための雲台操作ボタン、166は操作ボタン表示エリア164内の選択されたカメラのズーム倍率を変更するためのズーム倍率変更ボタン、167は風速計140が観測した風速及び風向情報等の気象情報を表示する気象情報表示エリア、181は火災ボタン、182は否定ボタンである。
また、監視カメラ設置表示エリア163において、168はカメラ表示エリア、111aはカメラ表示エリア168に表示される遠赤外線カメラ111を表すカメラアイコン、112aはカメラ表示エリア168に表示される遠赤外線カメラ112を表すカメラアイコン、121aはカメラ表示エリア168に表示される可視カメラ121を表すカメラアイコン、122aはカメラ表示エリア168に表示される可視カメラ122を表すカメラアイコンである。また、操作ボタン表示エリア164において、111bは遠赤外線カメラ111を表すカメラ選択ボタン、112bは遠赤外線カメラ112を表すカメラ選択ボタン、121bは可視カメラ121を表すカメラ選択ボタン、122bは可視カメラ122を表すカメラ選択ボタンである。
本発明の監視端末160は、少なくとも、このような操作画面を表示するための表示部と、CPU、及び操作者が操作画面を操作するための入出力装置を備えている(図示しない)。
図2において、操作画面161は、少なくとも、映像表示エリア162、監視カメラ設置表示エリア163、操作ボタン表示エリア164、風速計140の気象情報表示エリアを表示する。
映像表示エリア162には、監視カメラ設置表示エリア163に表示されているカメラアイコン111a、112a、121a、122a、または、操作ボタン表示エリア164に表示されているカメラ選択ボタン111b、112b、121b、122bにて選択された遠赤外線カメラ111、112、または可視カメラ121、122のいずれかが撮像した映像が表示される。
監視カメラ設置表示エリア163には、制御サーバ170の地図情報メモリ173に保存された監視区域の概要と、その監視区域における遠赤外線カメラ111、112、または可視カメラ121、122の設置場所に対応させたカメラアイコン111a〜122aが表示される。
また、これらのカメラアイコン111a〜122aは、制御サーバ170のプリセット情報テーブル151に登録されている位置関係情報に応じて表示されるものである。例えば、監視カメラ設置表示エリア163の左から順に遠赤外線カメラ111、可視カメラ121、遠赤外線カメラ112、可視カメラ122の順に配置されている。
さらに、操作ボタン表示エリア164には、監視区域における遠赤外線カメラ111、112及び可視カメラ121、122のカメラ選択ボタン111b〜122bと、遠赤外線カメラ111、112及び可視カメラ121、122のいずれか1台の旋回を操作する旋回操作ボタン165と、気象情報メモリ157に保存された気象情報(本実施例では、風速及び風向)を示す気象情報表示エリア166とが表示されている。
また好ましくは、操作者の操作に応じて操作器からこれらのカメラアイコン111a〜122aのいずれかが選択されると、その選択されたカメラアイコン111a〜122a及びカメラ名称表示部111b〜122bが、例えば青色等によって別の色(例えば青色)が表示するようにしても良い。 これにより、選択されたカメラアイコン111a〜122aのいずれかと、選択されていないカメラアイコン111a〜122aとの区別が容易になる。
また、カメラアイコン111a〜122aのいずれかが選択されると、その選択されたカメラアイコン111a〜122aに対応するカメラ(遠赤外線カメラ111、112または可視カメラ121、122)が撮像した映像が、上記の映像表示エリア162に表示される。この時好ましくは、選択されたカメラに対応するカメラアイコン及びカメラ選択ボタンの表示色を、別の色(例えば青色)で表示するようにしても良い。 これにより、選択されたカメラアイコン111a〜122aのいずれかと、選択されていないカメラアイコン111a〜122aとの区別が容易になる。
逆の言い方をすると、監視カメラ設置エリア163では、カメラアイコン映像表示エリア162に表示されている映像を撮像したカメラに対応するカメラアイコンが、青色表示や点滅表示等の手段によって、強調表示されるようにしても良い。同様に、操作ボタン表示エリア164のカメラアイコン映像表示エリア162に表示されている映像を撮像したカメラに対応するカメラ選択ボタンが、青色表示や点滅表示等の手段によって、強調表示されるようにしても良い。さらに好ましくは、強調表示は、カメラアイコンとカメラ選択ボタンとで、同一の様式で強調表示されるようにしても良い。
この結果、カメラアイコン111a〜122a、及びカメラ選択ボタン111b〜122bのどれが選択されているかが、操作者には迅速容易に区別できる。
図1における制御装置170は、それぞれの遠赤外線カメラ111、112、可視カメラ121、122の相互の位置関係を示す位置関係情報と、遠赤外線カメラ111、112、及び可視カメラ121、122それぞれの旋回量(パン角及びチルト角、並びにズーム倍率)を示す旋回量情報とが登録されているプリセット情報テーブル171を有している。
また、制御装置170は、風速計140の情報を保存する気象情報メモリ172を有する。
また、制御装置170は、監視区域の概要と延焼方向予測結果を保存する地図情報メモリ173を有する。
また、制御装置170は、監視端末160からの操作に応じて、赤外線カメラまたは可視カメラのいずれか1台の旋回量(パン角及びチルト角、並びにズーム倍率)を制御する雲台制御処理部174を有する。
雲台制御部174は、定期的に、上記のプリセット情報テーブル151の位置関係情報とプリセットのための旋回量情報とに基づき、遠赤外線カメラ111、112を自動で旋回させ、ズーム倍率を変更する。
また、制御装置170は、遠赤外線カメラ111、112が撮像した画像データを保存する遠赤外線カメラメモリ175を有する。
また、制御装置170は、遠赤外線カメラメモリ173に保存された画像データをもとに、たとえば遠赤外線カメラ111によって火災が撮像されたかどうかを判断するための画像認識判別処理を行う遠赤外線カメラ画像処理部176を有する。 即ち、遠赤外線カメラ画像処理部176は、撮像した映像におけるフレーム間の画像データの変化を検出することで、火災が発生したかどうかを判断する。
また、制御装置170は、気象情報メモリ172の気象情報と、上記のプリセット情報テーブル171の位置関係情報とプリセット旋回量情報とを元に、延焼シミュレーションを行い、その結果を地図情報メモリ173に保存する延焼方向予測処理部177を有する。なお、延焼方向予測処理は浜田の延焼速度式等の既存の延焼予測シミュレーションを用いて実行する。
図1〜図4を用いて、本発明の火災検知システムと火災検知方法の一実施例について説明する。図3は、図2の監視カメラ設定表示エリア163の表示の一実施例を説明するための図である。図4は、本発明の火災検知システム及び火災検知方法の一実施例の動作手順を説明するためのフローチャートである。この動作は、制御装置170の制御部179が実行する。
監視カメラ設定表示エリア163の桝目は、それぞれ、監視区域全体を、遠赤外線カメラが、所定のプリセット位置で撮像する場合の撮像範囲(以降、プリセット区域と称する)を示している。遠赤外線カメラ111a、112aはそれぞれ、所定の時間間隔でプリセットのための旋回量情報(プリセット情報)に基づき、制御装置170からの制御を受け、雲台及びズームレンズを制御してパン角、チルト角及びズーム倍率を変更し、所定のプリセット位置で撮像する。また、201は遠赤外線カメラ111aが火災発生を検出したと判断したプリセット区域、201a〜202eは延焼が予測されるプリセット区域である。それぞれの遠赤外線カメラは、あらかじめ登録されたプリセット位置を有し、所定の周期で登録されたプリセット位置に旋回(移動)してそのプリセット区域を撮像し、撮像した赤外線映像をエンコーダ及びネットワークを介して制御装置170に送信する。制御装置170の制御部179は、受信した赤外線映像を赤外線カメラ画像メモリ175に保存する。
以下の動作は、それぞれの遠赤外線カメラ111及び112が、独立に動作し、独立に制御装置170と通信し、かつ、制御装置170は、遠赤外線カメラ111及び112をそれぞれ、別々に制御する。例えば、図5に示すように、遠赤外線カメラ111は、監視区域163内のプリセット区域1p1、1p2、1p3の順番に、所定の周期でプリセット位置を変更して、当該プリセット位置で撮像して、撮像した映像を制御装置170に送信する。
なお、以下の説明は、遠赤外線カメラ111と可視カメラ121によって説明する。また、気象情報メモリ172には、風速計等の気象観測計から送信される観測データ(気象情報)が入力され、常に保存され続けている。また、後述の実施例2〜実施例5において述べる気象観測計、気象衛星からの気象情報、及び気象庁等、外部機関から送信される気象情報等、入力されるすべての気象情報が、常に気象情報メモリ172に保存され続けている。
まず、ステップS1では、プリセット区域を示すID番号であるiを初期化する(i=1)。
ステップS2では、プリセット区域iのプリセット位置に遠赤外線カメラ111をプリセット移動する。
ステップS3では、遠赤外線カメラ111はプリセット区域iを撮像し、撮像した映像を制御装置170に送信する。
ステップS4では、赤外線カメラ画像メモリ175に映像を保存する。
ステップS5では、赤外線カメラ画像処理部176で、背景画像との差分または前のフレームの画像との差分を求め、2値化する等の画像処理を行う。
ステップS6では、画像処理の結果から、火災が検出されたか否かを判断する。例えば、所定の温度(例えば、80℃)以上の画素のかたまりがあるか否かを画像処理によって検出する。火災が検出されたと判断した場合には、ステップS7に分岐する。また、火災が検出されないと判断した場合には、ステップS12に分岐する。
ステップS7では、可視カメラ121を火災が検出されたプリセット区域iに旋回させ、場合によってはズーム倍率も変更させる。例えば、制御部179は、プリセット情報テーブル171の位置関係情報とプリセット旋回量情報とに基づき、可視カメラ121を旋回させる(また、ズーム倍率を変更する)。
ステップS8では、旋回が終了した可視カメラ121は、火災が検出されたプリセット区域iを撮像し、撮像した映像を制御装置170に送信する。
ステップS9では、制御装置170の延焼方向予測処理部177は、シミュレーション処理して、所定時間後の延焼方向と延焼予測区域を求める。所定時間後に延焼することが予測される区域(延焼予測区域)の大きさは、通常、監視区域を分割したプリセット区域毎に求め、所定時間後に延焼することが予測される延焼予測区域であるかないかを判断する。例えば、延焼方向予測処理部177は、気象情報メモリ172の気象情報と、プリセット情報テーブル171位置関係情報及びプリセット旋回量情報とをもとに、延焼シミュレーションを行い所定時間後に延焼することが予測される延焼予測区域であるかないかをシミュレーションする。
ステップS10では、火災を検出したプリセット区域iと延焼予測区域を地図情報メモリ173に保存する。
ステップS11では、アラーム音を出力するように制御信号を各監視端末に送信し、各送信端末160は、アラームを出力すると共に、図3に示すように、監視カメラ設置表示エリア163において、火災発生場所に相当するプリセット区域に火災発生を示の記号(マーク)を表示し、次の所定時刻後に延焼すると予測したプリセット区域に延焼を示す記号(マーク)を表示する。
なお、延焼の複数の所定時間後に延焼するプリセット区域を示す場合には、それぞれ異なる色や記号(マーク)を表示するようにしても良い。
さらに好ましくは、表示色を別の色に変更するようしても良い、また、アイコンや枠等を点滅するようにしても良い。
さらに、監視カメラ設置表示エリア163において、火災が発生したプリセット区域、或いは、延焼が予測されるプリセット区域の記号や色と同じか類似する記号や色を同時に表示する赤外線カメラや可視カメラに施すことによって、次に監視員が、実際に火災が発生した否かを確認するための操作を行う時に、分かり易い。
またさらに、監視員が、操作器を操作することよってプリセット区域を選択すると、選択したプリセット区域の緯度や経度等に位置情報や、植生の情報、木造住宅や鉄筋住宅等の情報、至近の消火組織等の情報が、監視カメラ設置表示エリア163等に表示されるようにすると、監視員は、更に有益な情報が得られ、より適切な判断ができる。
ステップS12では、iに1を加える(i=i+1)。
ステップS13では、iが当該遠赤外線カメラ111のプリセット位置の数nより大であるかないかを判定する(nは自然数)。iがnより小さいか等しければステップS2に分岐する。iがnより大(i>n)であればステップS1に分岐する。
以降、ステップS2からまたはステップS1の動作を繰り返す。
上記の結果、制御装置170が火災の発生を検出した場合に、各監視端末160は、図2に示すように、表示部の操作画面161の映像表示エリア162には、自動的に旋回させた可視カメラ121が撮像した映像が表示され、監視カメラ設置表示エリア163には、火災の検出位置201及び延焼方向予測位置202a〜202eが表示される。そして、監視端末160は、注意を促すアラーム音を出力する。なお、アラームは、警報等の聴覚的手段で伝達する他、発光等の視覚的手段で伝達するなど、いずれでも良いし、それらの複合でも良い。
なお、アラームを出力した後、監視員から、監視端末160を介して、火災か否かの情報を受信するまで、本フローチャートの処理は待機状態に入る。
しかし、監視員からの情報(火災発生か否か)が受信されない場合も考えられので、所定時間Zが経過しても情報受信が無い場合には、あらかじめ定められた関係者や関係部署(消防署、市役所、警察、森林等の管理事務所等)に通報するようにしても良い。
ステップS11において、監視端末160からアラームが出力されると、監視員は、先ず、近くの監視端末160の操作画面を見て、実際に火災が発生したか否かを確認する。 監視員は操作画面の映像表示エリア162の映像を見て、必要なら、他の遠赤外線カメラや他の可視カメラの映像を選択して表示する画像を切替えて、実際に火災が発生したか否かを確認する。
なお、映像表示エリア162に表示される映像は、通常設定では、現在撮像された映像であるが、過去に撮像された映像に遡って再生することも可能である。
監視員は、実際には火災が発生していないと判断した場合には、操作画面の否定ボタン182を操作する(押す)。この操作結果は、監視端末160から制御装置170に送信され、制御装置170は、火災が無いとして、ステップS12に進む。
監視員は、火災が実際に発生したと判断した場合には、操作画面の火災ボタン181を操作する(押す)。この操作結果は、監視端末160から制御装置170に送信され、速やかに、関係者や関係部署に通報する。そして、火災発生場所や予測延焼方向または予測延焼場所が操作画面のマップ上で確認できる。このため、消火活動が迅速かつ容易に開始可能となる。例えば、監視員が火災ボタン181を操作(押)した場合には、火災が発生したことが制御装置170に送信される。すると、制御装置170は、この遠赤外線カメラの監視処理(図4のフローチャートの処理)を停止する。なお、設定によっては、他の遠赤外線カメラの処理も停止するようにしても良い。
これにより、監視員は、常に、監視端末160を見て、各遠赤外線カメラが撮像した画像を見る必要がなくなる。この結果、監視活動の省人化が可能となる。また、操作画面上に表示される監視カメラ設置表示エリア163のマップから、火災の発生場所及び予測される延焼方向が分かるので、迅速かつ容易に消火作業指示を実行できる。
上述の実施例では、複数台の遠赤外線カメラ及び複数台の可視カメラにより、火災検知を行うシステムであった。しかし、1台の赤外線カメラと1台の可視カメラで火災検知を行うシステムとしても運用可能である。また、1台の赤外線カメラと複数台の可視カメラを組み合わせて火災検知を行うシステムとしても運用可能である。また、複数台の赤外線カメラと1台の可視カメラを組み合わせて火災検知を行うシステムとしても運用可能である。
図6は、本発明の火災検知システムの第2の実施例の構成を説明するためのブロック図である。上述の第1の実施例(実施例1)では、監視端末160を1台として説明した。しかし、図6の実施例2に示すように、監視端末160の他、ネットワーク150を介して複数台の監視端末601を設け、監視端末160、601のいずれかの監視端末を使って監視員が制御装置170で検出した情報を確認し、実際に火災が発生したかを確認しても良い。その場合には、制御装置170は、最初に受信した情報(火災発生か否かの情報)を優先して、上記図4のフローチャートの処理を行う。
なお、監視端末若しくは監視員に優先順位を設け、最初に受信した情報(火災発生か否かの情報)があっても、所定の時間Y内に優先順位の高い監視端末若しくは監視員から逆の情報(例えば、最初の情報が火災ではない、優先順位が高い監視端末若しくは監視員からは火災であるとの情報)があれば、制御装置170は、最初の情報を無視して、逆の情報に応じて処理を行う。
実施例2によれば、複数の監視端末で監視することができるため、実施例1に比べ、さらに迅速かつ適切な火災検知を実現できる。また、1台の監視端末がダウンしても、他の監視端末が処理できるので、システムの信頼性が向上する。
上述の実施例1または実施例2では、制御装置170の気象情報メモリ172には、風速計140から受信した風速及び風向が保存され、延焼方向予測処理部177は、気象情報として風速及び風向鑿を利用して延焼方向を予測していた。
しかし、図7の第3の実施例に示すように、他の気象観測計701−1〜701−m(mは自然数)を用い、それらの観測情報を気象情報として気象情報メモリ172に保存し、延焼方向予測処理部177が、気象情報としてこれらの気象情報を利用して延焼方向を予測するようにしても良い。例えば、気象観測計701−1〜701−mは、それぞれ、接地場所の気象状態を観測し、観測した情報を、ネットワーク150を介して、制御装置170に送信する。制御装置170の制御部179は、受信した気象状態を気象情報メモリ172に保存する。
図7は、本発明の火災検知システムの第3の実施例の構成を説明するためのブロック図である。
なお、気象観測計701−1〜701−mは、例えば、温度計、湿度計、照度計、及び雨量計、並びに河川の水位計等である。
実施例3によれば、延焼方向の予測が実施例1や実施例2よりも適切に実行できるので、システムの信頼性が一層向上する。
図8は、本発明の火災検知システムの第4の実施例の構成を説明するためのブロック図である。上述の実施例1乃至実施例3では、気象情報メモリ172に保存される気象情報は、風速計140等の各種気象観測計701−1〜701−mによる現在と過去の情報であった。しかし、図8に示すように、ネットワーク150が、或いは制御装置170が直接、気象衛星801から気象情報を受信するようにする。そして、気象衛星の気象情報を気象情報メモリ172に保存する。この結果、制御装置170は、気象予報情報を利用することができる。従って、実施例1乃至実施例3よりも、適切に延焼方向を予測することができる。
なお、気象予報を気象庁等の予測機関からネットワークを介して受信するようにして、同様の延焼方向の予測をするようにしても良い。
さらに、上述の実施例2、実施例3及び実施例4をすべて適用した本実施例5を、図9によって説明する。図9は、本発明の火災検知システムの第5の実施例の構成を説明するためのブロック図である。
図9のシステム構成は、本発明の第2の実施例と同様に、ネットワーク150を介して複数台の監視端末160及び601を設け、さらに、本発明の第3の実施例と同様に、風速計140の他に、他の気象観測計701−1〜701−m(mは自然数)を用い、それらの情報を気象情報として気象情報メモリ172に保存し、延焼方向予測処理部177が、気象情報としてこれらの気象情報を利用して延焼方向を予測する。そしてさらに、本発明の第4の実施例と同様に、気象情報メモリ172に保存される気象情報は、風速計140等の各種気象観測計701−1〜701−mによる現在と過去の情報に加え、気象衛星801から気象情報を受信して、気象情報メモリ172に保存する。この結果、制御装置170は、気象予報情報を利用することができる。
以上の結果、実施例1乃至実施例4よりも、適切に延焼方向を予測することが可能となると共に、複数の監視端末で監視することができるため、さらに迅速かつ適切な火災検知を実現できる。また、1台の監視端末がダウンしても、他の監視端末が処理できるので、システムの信頼性が向上する。
111、112:遠赤外線カメラ、 121、122:可視カメラ、 111a、112a、121a、122a:カメラアイコン、 111b、112b、121b、122b:カメラ選択ボタン、 131〜134:エンコーダ、 140:風速計、 150:ネットワーク、 160:監視端末、 161:操作画面、 162:映像表示エリア、 163:監視カメラ設置表示エリア、 164:操作ボタン表示エリア、 165:雲台操作ボタン、 166:ズーム倍率変更ボタン、 167:気象情報表示エリア、 168:カメラ表示エリア、 170:制御サーバ、 171:プリセット情報テーブル、 172:気象情報メモリ、 173:地図情報メモリ、 174:雲台操作処理部、 175:赤外線カメラ画像メモリ、 176:赤外線カメラ画像処理部、 177:延焼方向予測処理部、 179:制御部、 181:火災ボタン、 182:否定ボタン、 201、201a〜202e:プリセット区域、 601:監視端末。

Claims (4)

  1. 複数のプリセット位置で赤外線映像を撮像する赤外線カメラ部と、前記赤外線カメラ部が前記プリセット位置で撮像する撮像区域を可視映像で撮像する可視カメラ部と、気象情報を観測する気象観測計と、監視者が操作する監視端末と、前記赤外線カメラ部、前記可視カメラ部、前記気象観測計、及び前記監視端末を制御する制御装置とを備えた火災検知システムであって、
    前記赤外線カメラ部は、前記制御装置に登録された前記赤外線カメラ部のプリセット位置に基づいて旋回し、撮像した前記赤外線映像を前記制御装置へ送信し、
    前記可視カメラ部は、前記制御装置に登録された前記可視カメラ部のプリセット位置に基づいて旋回し、撮像した前記可視映像を前記制御装置へ送信し、
    前記制御装置は、前記赤外線映像に基づいて火災発生を検知し、前記気象情報を用いて延焼方向となる撮像区域を予測し、
    前記監視端末は、前記赤外線カメラ部が前記複数のプリセット位置でそれぞれ撮像する撮像区域を表示し、該表示した複数の撮像区域のうち、火災発生を検知した撮像区域に火災発生を示す表示を行い、前記制御装置が予測した前記延焼方向となる撮像区域に延焼を示す表示を行うことを特徴とする火災検知システム。
  2. 前記制御装置は、前記赤外線映像に基づいて火災発生を検知すると、前記可視カメラ部に対して、前記火災発生を検知した撮像区域を撮像するよう旋回制御を行い、旋回制御した前記可視カメラ部が撮像した前記可視映像を前記監視端末へ送信し、
    前記監視端末は、受信した前記可視映像を表示し、前記監視者によって火災ボタンが操作された場合、火災発生の通知を前記制御装置へ送信し、
    前記制御装置は、火災発生の通知を受信すると、前記赤外線カメラ部の旋回制御を停止することを特徴とする請求項1に記載の火災検知システム。
  3. 複数のプリセット位置で赤外線映像を撮像する赤外線カメラ部と、前記赤外線カメラ部が前記複数のプリセット位置で撮像する監視区域を可視映像で撮像する可視カメラ部と、気象情報を観測する気象観測計と、監視者が操作する監視端末と、を制御する火災検知方法であって、
    前記赤外線カメラ部を、予め登録した前記赤外線カメラ部のプリセット位置に基づいて旋回制御し、
    前記可視カメラ部を、予め登録した前記可視カメラ部のプリセット位置に基づいて旋回制御し、
    前記赤外線映像に基づいて火災発生を検知し、前記気象情報を用いて延焼方向となる撮像区域を予測し、
    前記赤外線カメラ部が前記複数のプリセット位置でそれぞれ撮像する撮像区域を表示し、該表示した複数の撮像区域のうち、火災発生を検知した撮像区域に火災発生を示す表示を行い、予測した前記延焼方向となる撮像区域に延焼を示す表示を行うことを特徴とする火災検知方法。
  4. 前記赤外線映像に基づいて火災発生を検知すると、前記可視カメラ部に対して、前記火災発生を検知した撮像区域を撮像するよう旋回制御を行い、旋回制御した前記可視カメラ部が撮像した前記可視映像を表示し、
    前記監視者によって火災ボタンが操作された場合、前記赤外線カメラ部の旋回制御を停止することを特徴とする請求項3に記載の火災検知方法。
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