JP7206647B2 - 消防指令補助装置、方法、およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、指令者による消火計画の立案を支援するための技術に関する。
特許文献1に記載の関連するシステムでは、災害現場にいる隊員が所持する撮影機器が撮影した映像を、消防本部の映像処理装置へ送信する。消防本部の映像処理装置は、災害現場の撮影機器から受信した映像を表示機器に表示する。消防本部にいる指令者は、この映像に基づいて、災害現場の状況を判断し、災害現場にいる隊員に対する指令を行う。
特開2013-196655号公報
しかしながら、指令者は、災害現場の撮影機器により撮影された映像から、風向きや災害現場の周辺状況の詳細が分からないため、災害現場の状況を正確に判断することができない。その結果、指令者は、災害現場にいる隊員に対し、適切な指示を行うことができない場合がある。
本発明の目的は、災害現場で撮影された映像から延焼範囲を予測することを可能にし、指令者による消火計画の立案を支援することにある。
本発明の一態様に係わる消防指令補助装置は、火災の災害現場を撮影した映像を受信する映像受信手段と、前記映像を解析することによって、火炎の状態を表す指標を測定する映像解析手段と、測定された前記指標に基づいて、延焼範囲を予測する延焼予測手段と、前記延焼予測手段による予測結果を示す画像を生成する画像生成手段とを備えている。
本発明に一態様に係わる方法は、コンピュータ装置によって実行される方法であって、火災の災害現場を撮影した映像を受信することと、前記映像を解析することによって、火炎の状態を表す指標を測定することと、測定された前記指標に基づいて、延焼範囲を予測することと、前記延焼範囲の予測結果を示す画像を生成することとを含む。
本発明の一態様に係わるプログラムは、火災の災害現場を撮影した映像を受信することと、前記映像を解析することによって、火炎の状態を表す指標を測定することと、測定された前記指標に基づいて、延焼範囲を予測することと、前記延焼範囲の予測結果を示す画像を生成することとをコンピュータに実行させる。
本発明の一態様によれば、災害現場で撮影された映像から延焼範囲を予測することを可能にし、指令者による消火計画の立案を支援することができる。
実施形態1に係わる消防システムの概念図である。 実施形態1に係わる消防システムに含まれる消防指令補助装置の構成を示すブロック図である。 実施形態1に係わる消防指令補助装置が生成する地図の一例を示す。 実施形態1に係わる消防指令補助装置が実行する処理の流れを示すフローチャートである。 カメラおよびドローンによって、災害現場を撮影する様子を示す図である。 実施形態2に係わる消防指令補助装置の構成を示すブロック図である。 実施形態3に係わる情報処理装置のハードウェア構成を示す図である。
(実施形態1)
図1~図5を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
(消防システム1000)
図1は、本実施形態に係わる消防システム1000の概念図である。図1に示すように、消防システム1000は、消防指令補助装置1、車載カメラ2A、気象センサ2B、ドローン2C、およびタブレット端末2Dを含む。消防指令補助装置1は、インターネットまたはその他の広域ネットワークを介して、車載カメラ2A、気象センサ2B、ドローン2C、およびタブレット端末2Dと、それぞれ無線通信する。なお、消防システム1000は、図示しないその他の撮影機器を含んでいてもよい。なお、本実施形態において、消防システム1000は、気象センサ2Bを備えていなくてもよい。
車載カメラ2A、気象センサ2B、ドローン2C、およびタブレット端末2Dは、それぞれ、GPS(Global Positioning System)信号を受信する機能を備えている。車載カメラ2A、気象センサ2B、およびドローン2Cには、それぞれ図示しない通信装置が接続されており、各通信装置は、車載カメラ2A、気象センサ2B、およびドローン2CがGPS衛星から受信した自機の位置を示す情報を、消防指令補助装置1へ送信する。
車載カメラ2Aは、現場活動において使用される緊急車両等に搭載されている。ドローン2Cは、カメラまたはセンサを備えており、災害現場の上空を飛行しながら、災害現場を撮影する。ここでいう災害点とは、災害が発生している地点のことである。換言すれば、災害点とは、燃焼している物体がある位置のことである。
タブレット端末2Dは、災害現場にいる消防隊員が所持する、撮影機能付きの情報処理装置である。
車載カメラ2A、ドローン2C、およびタブレット端末2Dは、いずれも、災害現場を撮影するために使用される撮影機器の一例である。車載カメラ2A、およびドローン2Cによって得られたそれぞれの映像のデータは、図示しない通信装置によって、無線ネットワークおよびインターネットを介して、消防指令補助装置1へ送信される。タブレット端末2Dによって得られた映像のデータも、また、無線ネットワークおよびインターネットを介して、消防指令補助装置1へ送信される。
気象センサ2Bは、災害現場の気象情報、例えば災害点および周辺の風速および風向、を測定する。気象センサ2Bによって得られた気象情報は、図示しない通信装置によって、無線ネットワークおよびインターネットを介して、消防指令補助装置1へ送信される。あるいは、気象センサ2Bは、センサ機能に加えて、無線通信機能を備えている場合、気象センサ2B自体が、無線ネットワークおよびインターネットを介して、消防指令補助装置1へ気象情報を送信してもよい。
気象センサ2Bは、消防隊員によって災害現場まで持ち運ばれてもよいし、ドローンに搭載されることによって、災害現場まで移動してもよい。
(消防指令補助装置1)
図2を参照して、本実施形態に係わる消防指令補助装置1の構成を説明する。図2は、消防指令補助装置1の構成を示すブロック図である。図2に示すように、消防指令補助装置1は、位置情報受信部11、映像受信部12、映像解析部13、気象情報取得部14、延焼予測部15、画像生成部16、表示部17、および地図データ記憶部18を備えている。本実施形態に係わる消防指令補助装置1の各部は、表示部17および地図データ記憶部18を除いて、プロセッサおよびメモリを備えたコンピュータ装置によって実現される。
位置情報受信部11は、車載カメラ2A、ドローン2C、およびタブレット端末2D(図1参照)のそれぞれの位置を示す情報を、車載カメラ2A、ドローン2C、およびタブレット端末2Dの位置情報を受信する。
映像受信部12は、車載カメラ2A、ドローン2C、およびタブレット端末2Dの各々と接続する通信装置から、それぞれ、災害現場を撮影することによって得られた映像を受信する。映像受信部12が受信する映像には、映像を撮影した機器を特定するための情報、例えば機器ID(IDentifier)、が紐付けられていてよい。
映像解析部13は、映像受信部12が受信した映像を解析することによって、災害点において発生している火炎の状態を示す指標を測定する。火炎の状態には、例えば、火炎の高さ、火炎の方向、災害点の周囲の建造物の温度、および火炎の色温度が含まれる。
気象情報取得部14は、気象センサ2Bと接続される通信装置から、インターネットまたはその他の広域ネットワークを介して、災害点またはその周辺の気象情報を取得する。あるいは、気象情報取得部14は、気象センターから、災害点および周辺の気象情報を取得してもよい。なお、災害点の位置を示す情報は、指令者等によって、予め消防指令補助装置1に入力される。災害点の位置を示す情報は、例えば、災害点の住所または経緯度であってよい。
延焼予測部15は、映像解析部13による映像の解析結果、および、気象情報取得部14が取得する気象情報に基づいて、延焼範囲を予測する。ここでいう延焼範囲には、延焼の速さおよび方向が含まれる。すなわち、延焼予測部15は、災害点において発生している火災が、どの方向に、かつどれぐらいの速さで、拡大していく可能性が高いかを予測する。
また、延焼予測部15は、一定時間ごとに、映像解析部13による映像の解析結果、および、気象情報取得部14が取得する気象情報を取得して、延焼範囲の予測を修正する。
画像生成部16は、地図データ記憶部18から、災害点および周辺の地図データを取得する。そして、画像生成部16は、地図データ記憶部18から取得した地図データに基づく画像を、表示部17に表示させる。このとき、表示部17は、延焼予測部15による延焼の予測結果に基づく延焼範囲を、地図の画像上に表示する。
また、画像生成部16は、延焼予測部15から、延焼の予測結果を受信するたびに、表示部17に表示させる延焼範囲を更新する。
画像生成部16は、一定時間ごとに、緊急車両に搭載されている車載カメラ2A(図1参照)の位置を示す情報を、車載カメラ2Aに接続される通信装置から受信する。そして、画像生成部16は、受信した車載カメラ2Aの位置を示す情報を、緊急車両の位置を示す情報として、表示部17に表示させる。これにより、指令者は、常に、緊急車両の現在の位置を把握することができる。
(表示画像の例)
図3は、画像生成部16が生成して、表示部17に表示させる地図の一例を示す。図3に示す地図は、災害点および周辺を含む。地図上には、延焼予測部15が予測した延焼範囲、および、複数の緊急車両の現在の位置が示されている。
指令者は、図3に示す地図を確認することによって、災害現場に対する適切な指示を出すことができる。例えば、指令者は、災害現場に投入する人員の数や、緊急車両の配置を決定することができる。
(動作フロー)
図4を参照して、消防指令補助装置1が実行する処理の流れを説明する。図4は、消防指令補助装置1の動作フローを示すフローチャートである。
図4に示すように、位置情報受信部11は、車載カメラ2A、タブレット端末2D、およびドローン2Cの各々に接続される通信装置から、車載カメラ2A、タブレット端末2D、およびドローン2Cの各位置情報を受信する。また、映像受信部12は、車載カメラ2A、タブレット端末2D、およびドローン2Cの各々に接続される通信装置から、現場を撮影した映像を受信する(S1)。
映像解析部13は、位置情報受信部11から、車載カメラ2A、タブレット端末2D、およびドローン2Cの各位置情報を受信するとともに、映像受信部12から、災害現場を撮影した映像を受信する。
また、映像解析部13は、消防指令本部のオペレータなどが消防指令補助装置1に登録した災害点の位置情報を取得する。そして、映像解析部13は、受信した映像を解析することによって、例えば火炎の高さまたは火炎の方向を、火炎の状態を表す1つまたは複数の指標として測定する(S2)。なお、炎の状態を表す指標は火炎の高さまたは方向に限定されない。
気象情報取得部14は、気象センサ2Bと接続した通信装置と通信することによって、災害点および周辺の気象情報を取得する。あるいは、気象センサ2Bがドローン2Cに搭載されている場合、気象情報取得部14は、ドローン2Cと接続される通信装置から、災害点および周辺の気象情報を取得する(S3)。
延焼予測部15は、映像解析部13から、映像の解析結果を受信するとともに、気象情報取得部14から、災害点および周辺の気象情報を受信する。ここでいう映像の解析結果には、火炎の状態を表す1つまたは複数の指標の測定結果が含まれる。そして、延焼予測部15は、映像の解析結果および気象情報に基づいて、延焼範囲を予測する(S4)。例えば、延焼予測部15は、延焼の方向および速さの少なくとも一方を予測してもよい。
画像生成部16は、延焼予測部15から、延焼の予測結果を受信する。また、画像生成部16は、地図データ記憶部18が記憶する地図データの中から、災害点および周辺の地図データを取得する。画像生成部16は、取得した地図上に、延焼の予測結果、および緊急車両の位置を重畳した画像を生成する。そして、画像生成部16は、生成した画像を、表示部17に表示させる(S5)。なお、画像生成部16が生成して表示する画像の一例を後述する。
以上で、延焼予測処理は終了する。
(火炎の状態を表す指標の測定方法)
図5を参照して、映像解析部13が、火炎の状態を表す指標を測定する方法の一例を説明する。ここでは、火炎の状態を表す指標が、火炎の高さおよび火炎の方向である場合を例として説明する。
図5に示す例では、2台のカメラ2Aa、2Ab、およびドローン2Cが、互いに異なる位置から、それぞれ災害現場を撮影する。カメラ2Aa、2Ab、およびドローン2Cは、それぞれ、GPS信号を受信する機能を有する(図1参照)。ただし、災害現場の撮影に使用される機器は限定されない。映像解析部13は、互いに異なる場所に位置する複数の機器が撮影した画像を用いて、以下で説明する方法によって、火炎の状態を示す指標を測定することができる。
(1.火炎の高さの測定)
映像解析部13は、例えば、リセクション(Resection)と呼ばれる既知の方法を用いて、カメラ2Aaが撮影した映像から火炎の高さを測定する。この方法では、火炎の高さを測定するために、カメラ2Aaの画角の情報と、撮影点から災害点までの距離の情報とが必要になる。カメラ2Aaの画角は固定されているとする。
映像解析部13は、撮影点から災害点までの距離を、撮影点および災害点の位置情報に基づいて計算する。そして、映像解析部13は、固定されたカメラ2Aaの画角の情報と、撮影点から災害点までの距離の情報とを用いて、火炎の高さを計算する。
あるいは、映像解析部13は、カメラ2Aaが撮影した映像中から、災害点の近傍にある既知の大きさの物体(例えば電柱)を検出して、その検出した物体の高さと、火炎の高さとを比較することによって、火炎のおおよその高さを推定してもよい。
(2.火炎の方向の測定)
映像解析部13は、カメラ2Abが撮影した映像から、火炎の特徴的な色を探索することによって、火炎を検出する。また、映像解析部13は、消防指令本部のオペレータなどが登録した災害点の位置情報を用いて、地図データ記憶部18から、災害点および周辺の地図のデータを取得する。また、映像解析部13は、カメラ2Abと災害点との位置関係を計算することによって、カメラ2Abの向きを計算する。
そして、映像解析部13は、カメラ2Abが撮影した映像から、カメラ2Abから見た火炎の方向を計算する。火炎の方向とは、燃焼している物体の位置から、火炎の上端に向かう方向のことである。
また、映像解析部13は、ドローン2Cが撮影した映像から、ドローン2Cから見た火炎の方向も計算する。このように、映像解析部13は、地上にあるカメラ2Abおよび空中にあるドローン2Cの2つの方向から見た火炎の方向を計算することによって、3次元空間における火炎の方向を計算することができる。
あるいは、映像解析部13は、ドローン2Cが災害点の直上から撮影した映像に基づいて、3次元空間における火炎の方向を計算してもよい。
(実施例)
火炎の状態に基づいて、延焼を予測する方法の実施例を説明する。延焼予測部15は、画像から、火炎の色温度、および周囲の建造物の温度を検出する。延焼予測部15は、火炎の状態を表す指標に基づいて、延焼範囲を予測する。
例えば、火炎の状態を表す指標は、火炎の色温度、および周囲の建造物の温度であってよい。火炎の色温度は、主に、煤の熱輻射によるため、燃えている物質によって変化する。一般的に、周囲の建造物の温度が高くなるほど、延焼の速度は速くなる。したがって、延焼予測部15は、火炎の色温度、および周囲の建造物の温度に基づいて、延焼範囲を予測することができる。
他の例では、火炎の状態を表す指標は、火炎の高さであってよい。火炎の高さは、上昇気流の強さを示している。上昇気流が強いほど、火の粉が飛散する範囲が広くなるので、延焼の速度は上昇すると考えられる。したがって、延焼予測部15は、火炎の高さに基づいて、延焼の速さを予測することができる。
他の例では、火炎の状態を表す指標は、火炎の方向であってよい。炎の方向に、建造物がある場合、その建造物は延焼する可能性が高くなる。したがって、延焼予測部15は、火炎の方向に基づいて、延焼の方向を予測することができる。
(本実施形態の効果)
本実施形態の構成によれば、消防指令補助装置は、撮影機器が災害現場を撮影した映像を受信して、受信した映像を解析することによって、延焼範囲を予測する。そして、消防指令補助装置は、延焼範囲の予測結果を示す画像を、表示部に表示させる。これにより、指令者による消火計画の立案などを支援することができる。
〔実施形態2〕
図6を参照して、他の実施形態について説明する。
(消防指令補助装置3)
図6を参照して、本実施形態に係わる消防指令補助装置3の構成を説明する。図6は、消防指令補助装置3の構成を示すブロック図である。
図6に示すように、消防指令補助装置3は、映像受信部31、映像解析部32、延焼予測部33、および画像生成部34を備えている。
映像受信部31は、火災の災害現場を撮影した映像を受信する。例えば、映像受信部31は、カメラ、ドローン、またはその他の撮像装置と接続する通信装置から、災害現場を撮影した映像を受信する。
映像解析部32は、映像受信部31が受信した映像を解析することによって、火炎の状態を表す指標を測定する。ここでいう火炎の状態は、例えば、火炎の色温度、方向、または高さである。
延焼予測部33は、映像解析部32によって測定された指標に基づいて、延焼範囲を予測する。例えば、延焼予測部33は、1時間後に、災害点が、どの方向に、どれだけの広さに拡大するかを予測する。そして、延焼予測部33は、予測結果を画像生成部34へ出力する。
画像生成部34は、延焼予測部33による予測結果を示す画像を生成する。例えば、画像生成部34は、災害点およびその近傍を含む地図上に、延焼予測部33が予測する延焼範囲を表す。
(本実施形態の効果)
本実施形態の構成によれば、消防指令補助装置は、災害現場を撮影した映像を解析することによって、延焼範囲を予測して、延焼範囲の予測結果を含む画像を生成する。消防指令補助装置は、このように生成した画像を表示することにより、指令者が消火計画を立案することなどを支援することができる。
〔実施形態3〕
(ハードウェア構成について)
本開示の各実施形態において、消防指令補助装置1および3の各構成要素は、機能単位のブロックを示している。各実施形態に係わる装置の各構成要素の一部又は全部は、例えば図7に示すような情報処理装置900とプログラムとの任意の組み合わせにより実現される。図7は、情報処理装置900のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図7に示すように、情報処理装置900は、一例として、以下のような構成を含む。
・CPU(Central Processing Unit)901
・ROM(Read Only Memory)902
・RAM(Random Access Memory)903
・RAM903にロードされるプログラム904
・プログラム904を格納する記憶装置905
・記録媒体906の読み書きを行うドライブ装置907
・通信ネットワーク909と接続する通信インタフェース908
・データの入出力を行う入出力インタフェース910
・各構成要素を接続するバス911
各実施形態における装置の各構成要素は、これらの機能を実現するプログラム904をCPU901が取得して実行することで実現される。装置の各構成要素の機能を実現するプログラム904は、例えば、予め記憶装置905やROM902に格納されており、必要に応じてCPU901がRAM903にロードして実行される。なお、プログラム904は、通信ネットワーク909を介してCPU901に供給されてもよいし、予め記録媒体906に格納されており、ドライブ装置907が当該プログラムを読み出してCPU901に供給してもよい。
1000 消防システム
1 消防指令補助装置
11 位置情報受信部
12 映像受信部
13 映像解析部
14 気象情報取得部
15 延焼予測部
16 画像生成部
17 表示部
18 地図データ記憶部
3 消防指令補助装置
31 映像受信部
32 映像解析部
33 延焼予測部
34 画像生成部

Claims (9)

  1. 火災の災害現場を撮影した映像を受信する映像受信手段と、
    前記映像を解析することによって、火炎の状態を表す指標を測定する映像解析手段と、
    測定された前記指標に基づいて、延焼範囲を予測する延焼予測手段と、
    前記延焼予測手段による予測結果を示す画像を生成する画像生成手段とを備え
    火炎の前記状態は、火炎の高さを含む
    消防指令補助装置。
  2. 火災の災害現場を撮影した映像を受信する映像受信手段と、
    前記映像を解析することによって、火炎の状態を表す指標を測定する映像解析手段と、
    測定された前記指標に基づいて、延焼範囲を予測する延焼予測手段と、
    前記延焼予測手段による予測結果を示す画像を生成する画像生成手段とを備え、
    火炎の前記状態は、火炎の色温度を含み、
    前記映像解析手段は、前記災害現場を撮影した位置から、火災が発生している位置までの距離を示す情報を取得して、前記映像に映る火炎の実際の高さを、火炎の状態を表す前記指標として計算する
    消防指令補助装置。
  3. 気象情報を取得する気象情報取得手段をさらに備え、
    前記延焼予測手段は、測定された前記指標と、取得された前記気象情報とに基づいて、延焼範囲を予測する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の消防指令補助装置。
  4. 前記画像生成手段は、前記延焼予測手段が予測する延焼範囲を地図上に重畳させた画像を、表示部に表示させる
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の消防指令補助装置。
  5. 前記映像解析手段は、前記災害現場を撮影した位置から、火災が発生している位置までの距離を示す情報を取得して、前記映像に映る火炎の実際の高さを計算する
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の消防指令補助装置。
  6. コンピュータ装置によって実行される方法であって、
    火災の災害現場を撮影した映像を受信することと、
    前記映像を解析することによって、火炎の状態を表す指標を測定することと、
    測定された前記指標に基づいて、延焼範囲を予測することと、
    前記延焼範囲の予測結果を示す画像を生成することと
    を含み、
    火炎の前記状態は、火炎の高さを含む
    方法。
  7. コンピュータ装置によって実行される方法であって、
    火災の災害現場を撮影した映像を受信することと、
    前記映像を解析することによって、火炎の状態を表す指標を測定することと、
    測定された前記指標に基づいて、延焼範囲を予測することと、
    前記延焼範囲の予測結果を示す画像を生成することとを含み、
    火炎の前記状態は、火炎の色温度を含み、
    前記映像を解析する際、前記災害現場を撮影した位置から、火災が発生している位置までの距離を示す情報を取得して、前記映像に映る火炎の実際の高さを、火炎の状態を表す前記指標として計算する
    方法。
  8. 火災の災害現場を撮影した映像を受信することと、
    前記映像を解析することによって、火炎の状態を表す指標を測定することと、
    測定された前記指標に基づいて、延焼範囲を予測することと、
    前記延焼範囲の予測結果を示す画像を生成することと
    をコンピュータに実行させ
    火炎の前記状態は、火炎の高さを含む
    プログラム。
  9. 火災の災害現場を撮影した映像を受信することと、
    前記映像を解析することによって、火炎の状態を表す指標を測定することと、
    測定された前記指標に基づいて、延焼範囲を予測することと、
    前記延焼範囲の予測結果を示す画像を生成することと
    をコンピュータに実行させ、
    火炎の前記状態は、火炎の色温度を含み、
    前記映像を解析することを前記コンピュータに実行させる際、前記災害現場を撮影した位置から、火災が発生している位置までの距離を示す情報を取得させて、前記映像に映る火炎の実際の高さを、火炎の状態を表す前記指標として計算させる
    プログラム。
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