JP2016109361A - 室内環境確認装置、室内環境確認システムおよび室内環境確認方法 - Google Patents

室内環境確認装置、室内環境確認システムおよび室内環境確認方法 Download PDF

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Abstract

【課題】居住者が、個人の目線で、自分の視界にある現在の室内環境を確実に認識できるようにする。【解決手段】スマートフォンやタブレット等のカメラを備えた携帯型の端末(AR機器)を室内環境確認装置1として用いる。室内環境確認装置1のカメラ11によって個人の目線で撮影された室内の画像をディスプレイ12に表示する。この個人の目線で撮影された室内の画像に、その画像のピント面にありかつその画像に写っている範囲の現在の室内の環境情報をサーバから取得し、ヒートマップに変換して重ねて表示する。【選択図】 図8

Description

この発明は、室内の環境情報(室内の温度分布など)を画面に表示する室内環境確認装置、室内環境確認システムおよび室内環境確認方法に関するものである。
従来より、室内の環境情報として室内の温度分布を求め、画面に表示するようにしたシステムがある。
例えば、特許文献1に示された空調環境モニタリングシステムでは、空調対象空間となる室に室内風速・室内温度を計測するセンサ群を設け、各センサの計測データを取得して室内気流シミュレーションを実行し、空気温度の室内空間分布をモニタに3次元グラフィックで表示するようにしている。
特開2012−63055号公報 特開2013−47581号公報
しかしながら、特許文献1に示された空調環境モニタリングシステムは、空調管理者が空調制御が適正に行われているか否かを多角的に確認支援するためのものであり、居住者が確認できるものではなかった。
なお、近年、室内の環境情報を居住者に提供する技術として、空調空間の環境温度情報を居住者に提供する機能を備えた空気調和機が特許文献2に示されている。
この特許文献2に示された空調調和機は、空調対象とする室内空間の空間情報をCCDカメラや赤外線カメラを介して取り込み、取り込んだ空間情報に基づいて室内空間の環境温度分布を検出して環境温度情報を生成し、リモコンの画面に表示する。
しかしながら、この特許文献2に示された技術における空間情報は、空気調和機(室内機)に設置されたカメラをもとに得られた情報であるため、室内機の位置に依存してしまい、居住者周辺の現在の室内環境(居住者の視界にある現在の室内環境)を反映できているとはいい難い。すなわち、居住者が自分の視界にある現在の室内環境を認識することができない場合がある。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、居住者が、個人の目線で、自分の視界にある現在の室内環境を確実に認識することが可能な室内環境確認装置、室内環境確認システムおよび室内環境確認方法を提供することにある。
このような目的を達成するために、本発明の室内環境確認装置は、室内の環境情報を画面に表示する携帯型の室内環境確認装置であって、カメラと、カメラで撮影された室内の画像を画面に表示する室内画像表示処理手段と、画面に表示されている室内の画像にその画像のピント面にありかつその画像に写っている範囲の現在の室内の環境情報を重ねて表示する室内環境情報表示処理手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る室内環境確認装置によれば、個人の目線で撮影された室内の画像が画面に表示され、この個人の目線で撮影された室内の画像に、その画像のピント面にありかつその画像に写っている範囲の現在の室内の環境情報が重ねて表示される。これにより、携帯型の室内環境確認装置の画面上で、居住者が、個人の目線で、自分の視界にある現在の室内環境を確実に認識することが可能となる。
この室内環境確認装置において、室内の環境情報は、その個々の値を数値で画面に表示するようにしてもよいが、例えばその個々の値を色で表現したヒートマップに変換して画面に表示するようにすれば、その変換されたヒートマップの配色によって室内の環境を一目で把握することが可能となる。
また、この室内環境確認装置において、画面に時間軸の操作領域としてシークバーを表示するようにし、このシークバーの操作位置によって指定される時間軸上の任意の時点の室内の環境情報を、画面に表示されている室内画像に重ねて表示するようにすると、携帯型の室内環境確認装置の画面上で、現在の室内の環境だけではなく、現在までの室内環境の変化を過去に遡って知ることができるようになる。
また、本発明の室内環境確認システムは、室内の環境情報を画面に表示する携帯型の室内環境確認装置と、この室内環境確認装置とネットワークを介して接続されるサーバとを備えた室内環境確認システムであって、室内環境確認装置は、カメラと、カメラで撮影された室内の画像を画面に表示する室内画像表示処理手段と、カメラで撮影された室内の画像の少なくとも撮影位置と撮影方向と画角とピント面までの距離を示す情報を撮影情報として取得しサーバに送る撮影情報取得送信手段とを備え、サーバは、室内における任意の各位置の環境情報を一定時間間隔毎に取得し空間分布データとして時系列にメモリに記憶させる空間分布データ取得記憶手段と、室内環境確認装置から送られてくる撮影情報に基づいて、室内環境確認装置の画面に表示されている室内の画像のピント面にありかつその画像に写っている範囲の最新の室内の環境情報を時系列に記憶されている空間分布データの中から抽出し、この抽出した最新の室内の環境情報を現在の室内の環境情報として室内環境確認装置へ送る室内環境情報抽出送信手段とを備え、室内環境確認装置は、さらに、画面に表示されている室内の画像にサーバから送られてくる現在の室内の環境情報を重ねて表示する室内環境情報表示処理手段を備えることを特徴とする。
本発明に係る室内環境確認システムによれば、携帯型の室内環境確認装置とサーバとがネットワークを介して接続され、室内環境確認装置のカメラで撮影された室内の画像(個人の目線で撮影された室内の画像)が室内環境確認装置の画面に表示されると共に、その撮影された室内の画像の少なくとも撮影位置と撮影方向と画角とピント面までの距離を示す情報が撮影情報としてサーバに送られる。サーバは、一定時間間隔毎に室内における任意の各位置の環境情報を空間分布データとして取得し時系列に記憶しており、室内環境確認装置から送られてきた撮影情報に基づいて、室内環境確認装置の画面に表示されている室内の画像のピント面にありかつその画像に写っている範囲の最新の室内の環境情報を時系列に記憶されている空間分布データの中から抽出し、この抽出した最新の室内の環境情報を現在の室内の環境情報として室内環境確認装置へ送る。室内環境確認装置は、サーバから送られてきた現在の室内の環境情報を、画面に表示されている室内の画像(個人の目線で撮影された室内の画像)に重ねて表示する。これにより、携帯型の室内環境確認装置の画面上で、居住者が、個人の目線で、自分の視界にある現在の室内環境を確実に認識することが可能となる。
なお、この室内環境確認システムにおいて、室内の環境情報は、その個々の値を数値で室内環境確認装置の画面に表示するようにしてもよいが、例えばその個々の値を色で表現したヒートマップに変換して室内環境確認装置の画面に表示するようにすれば、その変換されたヒートマップの配色によって室内の環境を一目で把握することが可能となる。また、室内環境確認装置の画面に時間軸の操作領域としてシークバーを表示するようにし、このシークバーの操作位置によって指定される時間軸上の任意の時点の室内の環境情報をサーバから取得し、画面に表示されている室内画像に重ねて表示するようにすると、シークバーを操作することにより、携帯型の室内環境確認装置の画面上で、現在の室内の環境だけではなく、現在までの室内環境の変化を過去に遡って知ることができるようになる。
また、本発明において、室内環境確認装置としては、スマートフォンやタブレット端末等のカメラを備えた携帯型の端末(AR機器(AR:拡張現実(Augmented Reality)))を用いることが可能である。また、本発明は、室内環境確認装置や室内環境確認システムに適用される方法として実現することも可能である。
本発明によれば、カメラを備えた携帯型の室内環境確認装置(端末)の画面に、カメラで撮影された室内の画像を表示すると共に、この画面に表示されている室内の画像にその画像のピント面にありかつその画像に写っている範囲の現在の室内の環境情報を重ねて表示するようにしたので、携帯型の室内環境確認装置の画面上で、居住者が、個人の目線で、自分の視界にある現在の室内環境を確実に認識することができるようになる。
また、本発明において、室内環境確認装置(端末)の画面に時間軸の操作領域としてシークバーを表示するようにし、このシークバーの操作位置によって指定される時間軸上の任意の時点の室内の環境情報を画面に表示されている室内画像に重ねて表示するようにすれば、シークバーを操作することにより、携帯型の室内環境確認装置の画面上で、現在の室内環境だけではなく、現在までの室内環境の変化を過去に遡って知ることができるようになる。
本発明に係る室内環境確認装置を用いた室内環境確認システムの一実施の形態の要部を示す図である。 この室内環境確認システムにおける室内環境確認装置(端末)の要部のブロック図である。 この室内環境確認システムにおけるサーバの要部のブロック図である。 サーバにおいてCPUが一定時間間隔で行う処理動作を示すフローチャートである。 室内環境確認装置において室内の撮影時にCPUが行う処理動作を示すフローチャートである。 サーバにおいて撮影情報の受信時にCPUが行う処理動作を示すフローチャートである。 室内環境確認装置のディスプレイに表示されている室内の画像の通常時のピント面およびズーム時のピント面を示す図である。 室内環境確認装置のディスプレイにおけるヒートマップに変換された現在の室内の環境情報の表示例(室内の画像+ヒートマップに変換された現在の室内の環境情報)を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る室内環境確認装置を用いた室内環境確認システムの一実施の形態の要部を示す図である。
図1において、1は本発明に係る室内環境確認装置であり、この実施の形態ではスマートフォンやタブレット等のカメラを備えた携帯型の端末(AR機器)を用いていており、この携帯型の端末に本実施の形態特有の機能(後述)を付加している。
2は室内環境確認装置1とネットワーク3を介して接続されるサーバであり、室内環境確認装置1とネットワーク3との間は無線で接続され、サーバ2とネットワーク3との間は有線で接続されている。4は居住者が活動する居住空間(室内)であり、居住空間4には任意の各位置の温度を計測する温度センサ5が設置されている。この居住空間4において、居住者は、AR機器として室内環境確認装置1を携帯する。
サーバ2は、居住空間4の任意の各位置に設置されている温度センサ5によって計測される温度を室内の各位置の環境情報として、一定時間間隔毎にネットワーク3を介して取得する。この取得される室内の各位置の環境情報にはその環境情報が計測された位置を示す位置情報も含まれている。
居住空間4に対しては、サーバ2へ送る計測温度を収集する計測温度収集装置6が設けられており、計測温度収集装置6とネットワーク3との間は有線で接続されている。
図2に室内環境確認装置(端末)1の要部のブロック図を示す。室内環境確認装置1は、プロセッサや記憶装置からなるハードウェアと、これらのハードウェアと協働して各種機能を実現させるプログラムとによって実現され、カメラ11と、ディスプレイ(画面)12と、室内画像表示処理部13と、室内環境情報表示処理部14と、撮影情報取得送信部15と、シークバー表示処理部16と、シークバー操作位置送信部17とを備えている。
室内環境確認装置1において、室内画像表示処理部13,室内環境情報表示処理部14,撮影情報取得送信部15,シークバー表示処理部16およびシークバー操作位置送信部17の処理動作は、プログラムに従うCPU(Central Processing Unit)18の処理動作として実現される。
図3にサーバ2の要部のブロック図を示す。サーバ2は、室内環境確認装置1と同様、規模は異なるが、プロセッサや記憶装置からなるハードウェアと、これらのハードウェアと協働して各種機能を実現させるプログラムとによって実現され、空間分布データ取得記憶部21と、室内環境情報抽出送信部22と、メモリ23とを備えている。サーバ2において、空間分布データ取得記憶部21および室内環境情報抽出送信部22の処理動作は、プログラムに従うCPU24の処理動作として実現される。
図4にサーバ2においてCPU24が一定時間間隔で行う処理動作のフローチャートを示す。CPU24は、一定時間が経過すると(ステップS101のYES)、ネットワーク3を介して計測温度収集装置6にアクセスし、居住空間4の各位置に設置されている温度センサ5によって計測される温度を室内の各位置の環境情報として取得する(ステップS102)。
この取得される室内の各位置の環境情報には、居住空間4の各位置に設置されている温度センサ5の位置情報も含まれており、CPU24は、この取得した室内の各位置の環境情報を居住空間4の3次元構造に対応づけた空間分布データとして、メモリ23に記憶させる(ステップS103)。なお、居住空間4の3次元構造は、メモリ23に予め記憶されている建物の図面データなどから取得する。
CPU24は、ステップS101において一定時間が経過する毎に、ステップS102,S103の処理動作を繰り返す。これにより、一定時間が経過する毎に、居住空間4の各位置に設置されている温度センサ5によって計測される温度が室内の各位置の環境情報として取得され、この取得された室内の各位置の環境情報が居住空間4の3次元構造に対応づけた空間分布データとして時系列にメモリ23に記憶(蓄積)されて行く。
CPU24は、このステップS101〜S103の処理動作を、空間分布データ取得記憶部21の処理動作として実行する。
図5に室内環境確認装置1において室内の撮影時にCPU18が行う処理動作のフローチャートを示す。図6にサーバ2において撮影情報の受信時にCPU24が行う処理動作のフローチャートを示す。
居住空間4において、居住者は、現在の室内環境を確認したい場合、携帯している室内環境確認装置1のカメラ11によって、個人の目線で室内を撮影する。
室内環境確認装置1のCPU18は、カメラ11によって室内が撮影されると(図5:ステップS201のYES)、この撮影された室内の画像をディスプレイ12に表示する(ステップS202)。このステップS202の処理動作は室内画像表示処理部13の処理動作として行われる。
また、CPU18は、カメラ11によって撮影された室内の画像の少なくとも撮影位置(GPS情報)と撮影方向と画角とピント面までの距離を示す情報(例えば、レンズの主点から被写体までの距離)を撮影情報として取得し、サーバ2へ送る(ステップS203)。このステップS203の処理動作は撮影情報取得送信部15の処理動作として行われる。
サーバ2のCPU24は、室内環境確認装置1から撮影情報が送られてくると(図6:ステップS301のYES)、この撮影情報に含まれる撮影位置と撮影方向と画角とピント面までの距離を示す情報とから、室内環境確認装置1のディスプレイ12に表示されている室内の画像の居住空間4の3次元構造における範囲を判断し、その範囲におけるピント面の位置を特定する(ステップS302)。
そして、CPU24は、その特定したピント面の位置における最新の室内の環境情報を、すなわち室内環境確認装置1のディスプレイ12に表示されている室内の画像のピント面にありかつその画像に写っている範囲(図7に示す領域S1)の最新の室内の環境情報を、メモリ23に時系列に蓄積されている空間分布データの中から抽出する(ステップS303)。
そして、CPU24は、この抽出した最新の室内の環境情報を現在の室内の環境情報として、室内環境確認装置1へ送る(ステップS304)。このステップS303,S304の処理動作は室内環境情報抽出送信部22の処理動作として行われる。なお、カメラ11のズーム機能を用いてピント面が移動された場合は、移動後のピント面の最新の室内の環境情報を抽出し(図7に示す領域S2)、室内環境確認装置1へ送る。
室内環境確認装置1のCPU18は、サーバ2からの現在の室内の環境情報を受信すると(図5:ステップS204のYES)、すなわちディスプレイ12に表示されている室内の画像のピント面にありかつその画像に写っている範囲の最新の室内の環境情報を現在の室内の環境情報として受信すると、この受信した現在の室内の環境情報をその個々の値を色で表現したヒートマップに変換し(ステップS205)、このヒートマップに変換した現在の室内の環境情報をディスプレイ12に表示されている室内の画像に重ねて表示する(ステップS206)。このステップS204,S205,S206の処理動作は室内環境情報表示処理部14の処理動作として行われる。
図8にヒートマップに変換された現在の室内の環境情報の表示例(室内の画像+ヒートマップに変換された現在の室内の環境情報)を示す。ヒートマップの配色は、一般的な人の感覚に基づいた色合いとする。この例では、室内の環境情報を温度情報とし、温度が高い場合は赤、温度が低い場合は青、中間の温度は緑というように、室内の温度分布を一目で把握することができるような配色で室内の画像に重ねて表示する。
これにより、居住者は、室内環境確認装置1の画面上で、個人の目線で、自分の視界にある現在の室内の環境(この例では、室内の温度分布)を確実に認識することができる。
ディスプレイ12には、ヒートマップに変換された現在の室内の環境情報と合わせて、時間軸の操作領域としてシークバー121が表示される。このシークバー121はスライダ122を備えている。シークバー121において、スライダ122を左側へ移動させるほど、時間軸上の現在位置(時間軸上の任意の時点)は過去に遡る。このシークバー121の表示はシークバー表示処理部16の処理動作として行われる。
CPU18は、シークバー121が操作されると(ステップS207のYES)、すなわちシークバー121のスライダ122が移動されると、そのスライダ122の時間軸上の現在位置(スライダ位置)をシークバー121の操作位置としてサーバ2へ送信する(ステップS208)。このシークバー121の操作位置のサーバ2への送信はシークバー操作位置送信部17の処理動作として行われる。
サーバ2のCPU24は、室内環境確認装置1から送られてくるシークバー121の操作位置を受信すると(図6:ステップS305のYES)、室内環境確認装置1のディスプレイ12に表示されている室内の画像のピント面にありかつその画像に写っている範囲のシークバー121の操作位置によって指定される時点の室内の環境情報を、メモリ23に時系列に蓄積されている空間分布データの中から抽出する(ステップS306)。
そして、CPU24は、この抽出したシークバー121の操作位置によって指定される時点の室内の環境情報を室内環境確認装置1へ送る(ステップS304)。このステップS305,S306,S304の処理動作は室内環境情報抽出送信部22の処理動作として行われる。
室内環境確認装置1のCPU18は、サーバ2から送られてくる室内の環境情報を受信すると(図5:ステップS204のYES)、すなわちディスプレイ12に表示されている室内の画像のピント面にありかつその画像に写っている範囲のシークバー121の操作位置によって指定される時点の室内の環境情報を受信すると、前述と同様にして、その受信した室内の環境情報をヒートマップに変換し(ステップS205)、このヒートマップに変換した室内の環境情報をディスプレイ12に表示されている室内の画像に重ねて表示する(ステップS206)。このステップS204,S205,S206の処理動作は室内環境情報表示処理部14の処理動作として行われる。
室内環境確認装置1のCPU18は、シークバー121が操作される毎に(ステップS207のYES)、そのシークバー121の操作位置(スライダ位置)をサーバ2へ送り、サーバ2のCPU24は、室内環境確認装置1からシークバー121の操作位置(スライダ位置)が送られてくる毎に(ステップS305のYES)、そのシークバー121の操作位置によって指定される時点の室内の環境情報を抽出し、室内環境確認装置1へ送信する。
これにより、シークバー121のスライダ122の連続的な移動に合わせて、ディスプレイ12に表示される室内の環境情報も連続的に変化し、居住者は、室内環境確認装置1の画面上で、現在の室内環境だけではなく、現在までの室内環境の変化を過去に遡って知ることができる。
なお、上述した実施の形態では、室内の各位置の環境情報を温度情報としたが、室内の各位置の環境情報は温度情報に限られるものではないことは言うまでもなく、湿度情報などを環境情報としてもよい。
また、上述した実施の形態では、室内の環境情報の個々の値を色で表現したヒートマップに変換して室内環境確認装置1の画面に表示するようにしたが、必ずしもヒートマップに変換しなくてもよく、個々の値を数値で表示するようにしてもよい。
また、上述した実施の形態では、室内環境確認装置1の画面に時間軸の操作領域としてシークバー121を表示するようにしたが、必ずしもシークバー121を表示するようにしなくてもよい。すなわち、現在の室内の環境情報をヒートマップに変換して表示するのみとしてもよい。
また、上述した実施の形態では、室内環境確認装置1からシークバー121の操作位置が送られてくる毎に、そのシークバー121の操作位置によって指定される時点の室内の環境情報を抽出してサーバ2から室内環境確認装置1へ返送するようにしたが、室内環境確認装置1にサーバ2から時系列データを一括して送って、蓄積させるようにしてもよい。このようにすることで、サーバ2に毎回アクセスすることなく、スライダ122の連続的な移動に合わせて、ディスプレイ12に表示される室内の環境情報を連続的に変化させるようにすることが可能となる。
〔実施の形態の拡張〕
以上、実施の形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明の技術思想の範囲内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
1…室内環境確認装置(端末)、2…サーバ、3…ネットワーク、4…居住空間(室内)、5…温度センサ、6…計測温度収集装置、11…カメラ、12…ディスプレイ(画面)、13…室内画像表示処理部、14…室内環境情報表示処理部、15…撮影情報取得送信部、16…シークバー表示処理部、17…シークバー操作位置送信部、18…CPU、21…空間分布データ取得記憶部、22…室内環境情報抽出送信部、23…メモリ、24…CPU、121…シークバー、122…スライダ。

Claims (6)

  1. 室内の環境情報を画面に表示する携帯型の室内環境確認装置であって、
    カメラと、
    前記カメラで撮影された室内の画像を前記画面に表示する室内画像表示処理手段と、
    前記画面に表示されている室内の画像にその画像のピント面にありかつその画像に写っている範囲の現在の室内の環境情報を重ねて表示する室内環境情報表示処理手段と
    を備えることを特徴とする室内環境確認装置。
  2. 請求項1に記載された室内環境確認装置において、
    前記室内環境情報表示処理手段は、
    前記室内の環境情報をその個々の値を色で表現したヒートマップに変換して前記画面に表示する
    ことを特徴とする室内環境確認装置。
  3. 請求項1又は2に記載された室内環境確認装置において、
    前記画面に時間軸の操作領域としてシークバーを表示する手段を備え、
    前記室内環境情報表示処理手段は、
    前記シークバーの操作位置によって指定される時間軸上の任意の時点の室内の環境情報を前記画面に表示されている室内画像に重ねて表示する
    ことを特徴とする室内環境確認装置。
  4. 室内の環境情報を画面に表示する携帯型の室内環境確認装置と、この室内環境確認装置とネットワークを介して接続されるサーバとを備えた室内環境確認システムであって、
    前記室内環境確認装置は、
    カメラと、
    前記カメラで撮影された室内の画像を前記画面に表示する室内画像表示処理手段と、
    前記カメラで撮影された室内の画像の少なくとも撮影位置と撮影方向と画角とピント面までの距離を示す情報を撮影情報として取得し前記サーバに送る撮影情報取得送信手段とを備え、
    前記サーバは、
    前記室内における任意の各位置の環境情報を一定時間間隔毎に取得し空間分布データとして時系列にメモリに記憶させる空間分布データ取得記憶手段と、
    前記室内環境確認装置から送られてくる撮影情報に基づいて、前記室内環境確認装置の画面に表示されている室内の画像のピント面にありかつその画像に写っている範囲の最新の室内の環境情報を前記時系列に記憶されている空間分布データの中から抽出し、この抽出した最新の室内の環境情報を現在の室内の環境情報として前記室内環境確認装置へ送る室内環境情報抽出送信手段とを備え、
    前記室内環境確認装置は、
    さらに、前記画面に表示されている室内の画像に前記サーバから送られてくる現在の室内の環境情報を重ねて表示する室内環境情報表示処理手段
    を備えることを特徴とする室内環境確認システム。
  5. カメラを備えた携帯型の端末の画面に室内の環境情報を表示する室内環境確認方法であって、
    前記カメラで撮影された室内の画像を前記画面に表示する室内画像表示ステップと、
    前記画面に表示されている室内の画像にその画像のピント面にありかつその画像に写っている範囲の現在の室内の環境情報を重ねて表示する室内環境情報表示ステップと
    を備えることを特徴とする室内環境確認方法。
  6. カメラを備えた携帯型の端末と、この携帯型の端末とネットワークを介して接続されるサーバとを備え、前記端末の画面に室内の環境情報を表示する室内環境確認方法であって、
    前記カメラで撮影された室内の画像を前記端末の画面に表示する室内画像表示ステップと、
    前記カメラで撮影された室内の画像の少なくとも撮影位置と撮影方向と画角とピント面までの距離を示す情報を撮影情報として取得し前記端末から前記サーバに送る撮影情報送信ステップと、
    前記サーバにおいて前記室内における任意の各位置の環境情報を一定時間間隔毎に取得し空間分布データとして時系列にメモリに記憶させる空間分布データ記憶ステップと、
    前記端末から送られてくる撮影情報に基づいて、前記端末の画面に表示されている室内の画像のピント面にありかつその画像に写っている範囲の最新の室内の環境情報を前記時系列に記憶されている空間分布データの中から抽出し、この抽出した最新の室内の環境情報を現在の室内の環境情報として前記サーバから前記端末へ送る室内環境情報送信ステップと、
    前記端末の画面に表示されている室内の画像に前記サーバから送られてくる現在の室内の環境情報を重ねて表示する室内環境情報表示ステップと
    を備えることを特徴とする室内環境確認方法。
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