JP5936713B1 - フロアパネル - Google Patents

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Abstract

平坦な板面を有する平板部24aと平板部24aの周縁部から上方に立上がるように形成された立上り部25をパネル上面に有するパネル本体部21と、立上り部25よりも内側の平板部24aの上面24cに貼り付けられた表面材22とを備えた。

Description

本発明は、オフィスやクリーンルーム等の部屋の床部に敷設されるフリーアクセスフロアの床面を形成するフロアパネルに関するものである。
図21から図23は、従来技術に係るフリーアクセスフロア用のフロアパネル2を示す図である。このフロアパネル2は、不図示の支持脚により所定の高さで水平に支持された状態を保持し、オフィス等の部屋の床面を形成するように並べて敷設されることにより、このフロアパネル2と、その下方の下地床面との間の空間に配管や配線を通すことができる、フリーアクセスフロアの床面を形成するために用いられていた(例えば、特許文献1参照)。
フロアパネル2は、図21に示すように、パネル本体部3と、そのパネル本体部3のトップシート6の上面に貼り付けられた、トップシート6より少し小さ目の一枚のタイル7と、パネル本体部3の周縁部に固定された縁部材5(リム)を備えて構成されていた。
パネル本体部3は、図21に示すように、平板状のトップシート6と、略箱状に下方に凹んで形成されたボトムシート4を上下に組み合わせることにより構成されていた。ボトムシート4とトップシート6は共に鋼板材を用いて形成されていた。
また、図22及び図23に示すように、ボトムシート4の各辺を形成する外周より水平方向内側には、その底面4aからトップシート6側(図23中上側)に所定の高さ凹んだ段差面4bが形成されていた。そして、その段差面4bには、その強度を向上させるために、トップシート6側に向かって突出する略半球状の補強形状部4cが複数形成されていた(図22,図23参照)。
ボトムシート4は、その周縁部に形成されたフランジ部4d(図23参照)と、補強形状部4cの突出側先端部に形成された平坦部4eが、それぞれトップシート6に当接し、これらの当接部分にスポット溶接などの溶接をすることにより、トップシート6がボトムシート4に一体的に固定されるようになっていた。
また、図23に示すように、フランジ部4dがトップシート6に当接してスポット溶接されたボトムシート4と、トップシート6のそれぞれの周縁部分には、その長さ方向に垂直な断面形状が略コの字状の縁部材5(リム)が、トップシート6の周縁部分と、ボトムシート4のフランジ部4dのそれぞれの板厚を共に挟むように取り付けられていた。
そして、トップシート6の上面における、その上面から上方に突出した縁部材5の上部より水平方向内側の部分には、塩化ビニル系のPタイルや、HPL(ハイプレッシャーラミネート)タイル等で、トップシート6より少し小さ目のタイル7が1枚貼り付けられていた。
また、フランジ部4dがトップシート6に当接してスポット溶接されたボトムシート4と、トップシート6のそれぞれの外周部分は、縁部材5を取り付ける前に、2枚重ね合わされた状態で、プレス機による剪断加工(シアリング)により縁取り成形されていた。
このように、トップシート6とボトムシート4の外周部分は、プレス機による剪断加工により成形されていたため、フロアパネル2の外周部分は低い寸法精度(例えば、±0.5mm以下)で成形されていた。
そのため、フロアパネル2が、オフィス等の部屋の床面を形成するように複数並べて敷設された際には、フロアパネル2の外周部分の寸法精度のバラツキにより、互いに隣り合うフロアパネル2との間に若干の隙間が空いてしまう場合があった。
このため、フロアパネル2の外周部分に取り付けられた縁部材5を、黒色に着色することにより、縁部材5の黒色と、互いに隣り合うフロアパネル2,2間の隙間の暗色を人が判別しにくくなり、フロアパネル2,2間に空いた隙間を目立たなくしていた。
特開2010−084346号公報
前記従来技術のフロアパネル2においては、ボトムシート4のフランジ部4dと、トップシート6のそれぞれの周縁部分に、縁部材5を取り付ける工程が必要であったため、部品数及び組立工数が増えて製造コストが高額化するという問題があった。
また、前記従来技術のフロアパネル2においては、トップシート6とボトムシート4をスポット溶接のより一体的に固定するようになっていたため、組立工数が増えて製造コストが高額化するという問題があった。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みて、部品数及び組立工数が増えて製造コストが高額化することを防止することができるフロアパネルを提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために、本発明によるフロアパネルは、
平坦な板面を有する平板部と前記平板部の周縁部から上方に立上がるように形成された立上り部をパネル上面に有するパネル本体部と、
前記立上り部よりも内側の前記平板部の上面に貼り付けられた表面材とを備え、
内部に空間を有する箱状の前記パネル本体部は、上面を形成する前記平板部を有する上板部材と、底面を形成する下板部材を有し、
前記上板部材と、前記下板部材のそれぞれの周縁部は、互いに重なり合うように折れ曲がった状態で結合されており、
前記立上り部は、前記上板部材と前記下板部材の結合部、前記平板部の上面より上方に突出していることにより形成されたことを特徴とするものである。

また、本発明によるフロアパネルは、
前記表面材が、タイルであることを特徴とするものである。
また、本発明によるフロアパネルは、
前記表面材が、タイルカーペットであることを特徴とするものである。
また、本発明によるフロアパネルは、
前記立上り部の表面が、互いに隣合うフロアパネルとの間の隙間が目立たなくなるように暗色に着色されたことを特徴とするものである。
また、本発明によるフロアパネルは、
前記平板部の周縁部に、その上面から前記パネル本体部の内部の前記空間に連通する貫通孔が形成されたことを特徴とするものである。
また、本発明によるフロアパネルは、
前記パネル本体部の前記空間の内部に補強部材が設置されたことを特徴とするものである。
このような本発明のフロアパネルによれば、
平坦な板面を有する平板部と前記平板部の周縁部から上方に立上がるように形成された立上り部をパネル上面に有するパネル本体部と、
前記立上り部よりも内側の前記平板部の上面に貼り付けられた表面材とを備えたことにより、
部品数及び組立工数が増えて製造コストが高額化することを防止することができる。
本発明の第1〜第4の実施の形態に係るフロアパネル20,30,40,50の上面図である。 図1に示すフロアパネル20の底面図である。 図1に示すフロアパネル20の一部を省略して示す側面図である。 図1に示すフロアパネル20のA−A線矢視断面図である。 図4のフロアパネル20における結合部25の周辺を拡大して示す部分拡大図である。 本発明の第2の実施の形態に係る、図1に示すフロアパネル30のA−A線矢視断面図である。 図6のフロアパネル30における結合部35の周辺を拡大して示す部分拡大図である。 本発明の第3の実施の形態に係る、図1に示すフロアパネル40のA−A線矢視断面図である。 図8のフロアパネル40における結合部45の周辺を拡大して示す部分拡大図である。 本発明の第4の実施の形態に係る、図1に示すフロアパネル50のA−A線矢視断面図である。 図10のフロアパネル50における結合部55の周辺を拡大して示す部分拡大図である。 本発明の第5の実施の形態に係るフロアパネル60の上面図である。 図12に示すフロアパネル60のB−B線矢視断面図である。 図13のフロアパネル60における結合部65及び貫通孔64jの周辺を拡大して示す部分拡大図である。 本発明の第6,第7の実施の形態に係るフロアパネル70,80の上面図である。 本発明の第6の実施の形態に係る、図15に示すフロアパネル70のC−C線矢視断面図である。 図16のフロアパネル70における結合部75の周辺を拡大して示す部分拡大図である。 図15に示すフロアパネル70が敷設されたフリーアクセスフロア構造72を示す概略平面図である。 本発明の第7の実施の形態に係る、図15に示すフロアパネル80のC−C線矢視断面図である。 図19のフロアパネル80における結合部85の周辺を拡大して示す部分拡大図である。 従来技術に係るフロアパネル2の一部を省略して示す側面図である。 図21に示すフロアパネル2の底面図である。 図22に示すフロアパネル2のD−D線矢視部分断面図である。 従来技術に係るフリーアクセスフロア構造10を示す概略平面図である。
以下、本発明に係るフロアパネルを実施するための形態について、図面に基づいて具体的に説明する。
図1から図5は、本発明の第1の実施の形態に係るフロアパネル20について説明するために参照する図である。
本実施の形態に係るフロアパネル20は、図1から図5に示すように、主に上面24cが略正方形に形成された平板部24aを有する天板24(上板部材)と、上面24cに対応する底面26cが略正方形に形成された底板26(下板部材)が上下に組み合わされて、上面24cにタイル22(表面材)が貼り付けられた構成となっている。
すなわち、フロアパネル20は、天板24、底板26、及び、後述する補強部材23から構成された、略箱状(図3,4参照)のパネル本体部21と、天板24の上面24cに貼り付けられたタイル22とを備えている。
パネル本体部21の天板24は、例えば、SGCC等の鋼板材を用いて形成されており、底板26も同様に鋼板材を用いて形成されているが、底板26はその鋼板材の表面が黒色のカラー鋼板が用いられている。
フロアパネル20の底板26は、図4の右下部に示すように、その底板部26aの周縁部が、図中水平方向から上方に向かって略鉛直方向に折り曲げられた側板部26bが形成されている。
このように、底板26は、プレスで絞り加工することにより、側板部26bの水平方向内側に内部空間を有する箱状に形成されている。
また、底板26には、側板部26bの図4中上端部から、パネル本体部21の水平方向外側(図5中、右側方向)に向かって折り曲げられた周縁部26dが、図5中略水平方向に伸びるように形成され、その周縁部26dの同図中右端部から、同図中上方に向かって略鉛直方向に折り曲げられた立上部26eが形成されている。
また、底板26には、上記立上部26eの上端部から、パネル本体部21の水平方向内側(図5中、左側方向)に向かって折り曲げられた上板部26fが、図5中略水平方向に伸びるように形成され、その上板部26fの同図中左端部が、後述する天板24の先端部24fを包み込むように、図中下側に横U字状に折り曲げられたU字状部26gが形成されている。
さらに、底板26には、上記U字状部26gにおける、上板部26f側とは反対側の端部から、パネル本体部21の水平方向外側(図5中、右側)に伸びるように先端部26hが形成され、その先端部26hは、後述する天板24の周縁部24d及び先端部24fの間に上下方向から挟まれるように配置されている(図5参照)。
図5に示すように、フロアパネル20の天板24は板状に形成されており、その周縁部24dが、底板26の先端部26hを包み込むように、図中上側に横U字状に折り曲げられたU字状部24eが形成されている。
そして、上記U字状部24eにおける、周縁部24d側とは反対側の端部から、同図中略水平方向に伸びるように先端部24fが形成され、その先端部24fは、底板26の上板部26f及び先端部26hの間に上下方向から挟まれるように配置されている(図5参照)。
このように、上下に組み合わされた天板24と底板26は、それぞれの周縁部同士を互いに重ね合わして、天板24の上面24cより上方に突出する(立上がる)ように折り曲げることにより、結合部25(立上り部)において一体的に結合されている。
また、天板24及び底板26が、結合部25において一体的に結合される(図4及び図5参照)ことにより、パネル本体部21は、天板24と、底板26の底板部26aと側板部26bに囲まれた内部空間28を有する中空状に形成され、この内部空間28内には、パネル本体部21の強度を向上させるために、厚さを有する板状の補強部材23が収納されて設けられている。
補強部材23は、天板24と底板26の底板部26aの間に挟まれて、その側面が底板26の側板部26bに対して少し間隔を空けて沿うように設けられている。そして、この補強部材23には、木材を小さな木片に砕いて乾燥させ、接着剤を加えて高温高圧の下で成形したパーティクルボードが用いられている。
そして、図4及び図5に示すように、結合部25より水平方向内側(図4中左側)の、天板24の平板部24aの上面24cには、塩化ビニル系のPタイルや、HPL(ハイプレッシャーラミネート)タイル等の、平面形状が略正方形状の、天板24より小さいタイル22が、エポキシ接着剤等により貼り付けられている。すなわち、タイル22の外周側面が、底板26のU字状部26gの図5中左側に配置されるように、タイル22が天板24の上面24cに貼り付けられている。
また、結合部25の上面(図5中、上板部26fの上面)の高さ位置は、例えば、人が結合部25につまずいたりすることがないように、タイル22の上面と略同じ高さ位置となるように形成されている。
フロアパネル20が、オフィス等の部屋の床面を形成するように複数並べて敷設された際には、フロアパネル20の外周部分の寸法精度のバラツキにより、互いに隣り合うフロアパネル20との間に若干の隙間が空いてしまう可能性がある。
しかしながら、前述のように、底板26は表面全体が黒色に着色されたカラー鋼板を用いて形成されているため、パネル本体部21の結合部25の上面を形成する上板部26f(図5参照)の上面は黒色に着色されている。
そのため、パネル本体部21の周縁部に形成された結合部25の上面(上板部26fの上面)の黒色と、互いに隣り合うフロアパネル20,20の結合部25,25間の隙間の暗色を人が判別しにくくなるため、フロアパネル20,20間の隙間を目立たなくすることができる。
このように、フロアパネル20に結合部25を形成することにより、フロアパネル20,20間の隙間を目立たなくしているため、前記従来技術のフロアパネル2のように、ボトムシート4のフランジ部4dと、トップシート6のそれぞれの周縁部分を共に挟むような、縁部材5を取り付ける工程が必要なくなっている。
そのため、フロアパネル20は、前記従来技術のフロアパネル2を形成する場合に比べて、部品数及び組立工数が増えて製造コストが高額化することを防止することができる。
また、フロアパネル20のパネル本体部21は、天板24と底板26を組み合わせて、結合部25において折り曲げ加工により互いに結合する構成となっており、スポット溶接をする必要がないため、前記従来技術のフロアパネル2を形成する場合に比べて製造コストが高額化することを防止することができる。
したがって、以上に説明したように、本実施の形態に係るフロアパネル20によれば、部品数及び組立工数が増えて製造コストが高額化することを防止することができる。
図6及び図7は、本発明の第2の実施の形態に係るフロアパネル30について説明するために参照する図である。
本実施の形態に係るフロアパネル30は、その結合部35(立上り部)における、天板34(上板部材)及び底板36(下板部材)のそれぞれの周縁部同士を互いに重ね合わして折り曲げて結合する際の結合形態が、前記第1の実施の形態に係るフロアパネル20の結合部25における結合形態と異なるものである。
フロアパネル30の天板34には、図7に示すように、その周縁部34dが図中水平方向から上方に向かって略鉛直方向に折り曲げられた先端部34fが形成されている。
フロアパネル30の底板36には、図6の右下部に示すように、その底板部36aの周縁部が、図中水平方向から上方に向かって略鉛直方向に折り曲げられた側板部36bが形成されている。
また、底板36には、側板部36bの図7中上端部から、パネル本体部31の水平方向外側(同図中右側)に向かって折り曲げられた周縁部36dが同図中略水平方向に伸びるように形成され、その周縁部36dの同図中右端部から、同図中上方に向かって略鉛直方向に折り曲げられた立上部36eが形成されている。
さらに、底板36には、立上部36eの図7中上端部から、天板34の先端部34fを包み込むように、図中左側に逆U字状に折り曲げられたU字状部36fが形成され、そのU字状部36fにおける立上部36e側とは反対側の端部から、同図中略鉛直方向下方に伸びるように先端部36gが形成されている。このように、天板34の先端部34fは、底板36の立上部36e及び先端部36gの間に図中左右方向から挟まれるように配置されている。
また、結合部35の上端部(図7中、U字状部36fの上端部)の高さ位置は、例えば、人が結合部35につまずいたりすることがないように、タイル22の上面と略同じとなるように形成されている。
このように、上下に組み合わされた天板34と底板36は、それぞれの周縁部同士を互いに重ね合わして、天板34の平坦な平板部34aの上面34cより上方に突出する(立上がる)ように折り曲げることにより、結合部35において一体的に結合されている。
その他の構成は、前記第1の実施の形態に係るフロアパネル20と同様であり、底板36は、前記第1の実施の形態に係るフロアパネル20の底板26と同様に、その表面が黒色のカラー鋼板を用いて形成されている。
このような本実施の形態に係るフロアパネル30によっても、前記第1の実施の形態に係るフロアパネル20と同様の効果を得ることができる。
図8及び図9は、本発明の第3の実施の形態に係るフロアパネル40について説明するために参照する図である。
本実施の形態に係るフロアパネル40は、その結合部45(立上り部)における、天板44(上板部材)及び底板46(下板部材)のそれぞれの周縁部同士を互いに重ね合わして折り曲げて結合する際の結合形態が、前記第1の実施の形態に係るフロアパネル20の結合部25における結合形態と異なるものである。
フロアパネル40の底板46には、図8の右下部に示すように、その底板部46aの周縁部が、同図中上方に向かって略垂直に折り曲げられた側板部46bが形成され、その側板部46bの上端部から、パネル本体部41の水平方向外側(図9中、右側方向)に向かって所定の角度で傾斜する傾斜面を有する接続部46dが形成されている。
また、底板46には、その接続部46dの図9中上端部から、同図中上方に向かって側板部46bに対して略平行に伸びる立上部46eが形成され、この立上部46eの上端部から同図中右側に時計回り方向に円を描くように折り曲げ加工された、円弧部46fが形成されている。
フロアパネル40の天板44には、図9に示すように、その周縁部44dから同図中上方に向かって略垂直に折り曲げられた立上部44eが形成されている。周縁部44dと立上部44eの間の隅部は、折れ曲がり易くするために、直角ではなく少し下方に凹むような湾曲状に形成されている。
また、天板44には、立上部44eの図9中上端部から、パネル本体部41の水平方向外側(同図中右側)に向かって折り曲げられた上板部44fが、図中略水平方向に伸びるように形成され、その上板部44fの同図中右端部から同図中下方に向かって略垂直に折り曲げられた側板部44gが形成されている。
さらに、天板44には、側板部44gの図9中下端部から、底板46の円弧部46fの外周面にその内周面が接触するように湾曲状に折り曲げられた湾曲部44hが形成されている。
このように、図9に示すフロアパネル40の結合部45において、底板46の円弧部46fは、天板44の立上部44e,上板部44f,側板部44g,湾曲部44hにより包み込まれるように配置されている。
また、結合部45の上面(図9中、上板部44fの上面)の高さ位置は、例えば、人が結合部45につまずいたりすることがないように、タイル22の上面と略同じとなるように形成されている。
このように、上下に組み合わされた天板44と底板46は、それぞれの周縁部同士を互いに重ね合わして、天板44の平坦な平板部44aの上面44cより上方に突出する(立上がる)ように折り曲げることにより、結合部45において一体的に結合されている。
また、本実施の形態に係るフロアパネル40は、表面が黒色のカラー鋼板を用いて天板44が形成されている点において、前記第1の実施の形態に係るフロアパネル20と異なっている。その他の構成は、前記第1の実施の形態に係るフロアパネル20と同様である。
すなわち、前記第1の実施の形態に係るフロアパネル20においては、天板24及び底板26の内、底板26のみが表面が黒色のカラー鋼板が用いて形成されていたが、本実施の形態に係るフロアパネル40においては、天板44及び底板46の内、天板44のみが表面が黒色のカラー鋼板を用いて形成されている。
そして、天板44は表面全体が黒色に着色されたカラー鋼板を用いて形成されているため、パネル本体部41の結合部45の上面(上板部44fの上面)は、黒色に着色されている。
そのため、パネル本体部41の周縁部に形成された結合部45の上面(上板部44fの上面)の黒色と、互いに隣り合うフロアパネル40,40の結合部45,45間の隙間の暗色を人が判別しにくくなるため、フロアパネル40,40間の隙間を目立たなくすることができる。
このような本実施の形態に係るフロアパネル40によっても、前記第1の実施の形態に係るフロアパネル20と同様の効果を得ることができる。
図10及び図11は、本発明の第4の実施の形態に係るフロアパネル50について説明するために参照する図である。
本実施の形態に係るフロアパネル50は、その結合部55(立上り部)における、天板54(上板部材)及び底板56(下板部材)のそれぞれの周縁部同士を互いに重ね合わして折り曲げて結合する際の結合形態が、前記第1の実施の形態に係るフロアパネル20の結合部25における結合形態と異なるものである。
フロアパネル50の天板54には、図11に示すように、その周縁部54dから、図中上側に横U字状に折り曲げられたU字状部54eが形成され、そのU字状部54eにおける周縁部54d側とは反対側の端部から、パネル本体部51の水平方向内側(図11中、左側)に向かって水平方向に伸びるように先端部54fが形成されている。
また、フロアパネル50の底板56には、図10の右下部に示すように、その底板部56aの周縁部が、同図中上方に向かって略垂直に折り曲げられた側板部56bが形成され、その側板部56bの上端部から、パネル本体部51の水平方向外側(図11中、右側)に向かって折り曲げられた周縁部56dが形成されている。
また、底板56には、周縁部56dの図11中右端部から、天板54のU字状部54eの外周面にその内周面が接触するように、同図中上側に横U字状に折り曲げられたU字状部56eが形成されている。
そして、上記U字状部56eにおける周縁部56d側とは反対側の端部から、天板54の先端部54fの上面にその下面が接触して、パネル本体部51の水平方向内側(図11中、左側方向)に向かって水平方向に伸びるように先端部56fが形成されている。
このように、フロアパネル50の結合部55において、フロアパネル50の天板54の周縁部54d、U字状部54e、先端部54fが、底板56の周縁部56d、U字状部56e、先端部56fにより包み込まれるように配置されている。
また、結合部55の上面(図11中、先端部56fの上面)の高さ位置は、例えば、人が結合部55につまずいたりすることがないように、タイル22の上面と略同じとなるように形成されている。
このように、上下に組み合わされた天板54と底板56は、それぞれの周縁部同士を互いに重ね合わして、天板54の平坦な平板部54aの上面54cより上方に突出する(立上がる)ように折り曲げることにより、結合部55において一体的に結合されている。
その他の構成は、前記第1の実施の形態に係るフロアパネル20と同様であり、底板56は、前記第1の実施の形態に係るフロアパネル20の底板26と同様に、その表面が黒色のカラー鋼板を用いて形成されている。
このような本実施の形態に係るフロアパネル50によっても、前記第1の実施の形態に係るフロアパネル20と同様の効果を得ることができる。
図12から図14は、本発明の第5の実施の形態に係るフロアパネル60について説明するために参照する図である。
本実施の形態に係るフロアパネル60は、図12から図14に示すように、天板64(上板部材)に、その平坦な平板部64aの上面64cから、補強部材23の側面と、底板66(下板部材)の側板部66bの内側面(図14中、左側の面)との間の内部空間68に連通するように貫通する貫通孔64jが、フロアパネル60の周縁部に沿うように所定の間隔を空けて複数形成されている点において、前記第1の実施の形態に係るフロアパネル20と異なるものである。
本実施の形態に係るフロアパネル60において、例えば、粘性を有するエポキシ接着剤67(図14参照)を天板64の上面64cの全面に塗布してから、結合部65(立上り部)より水平方向内側(図14中左側)の、天板64の平板部64aの上面64cにタイル22を貼り付けている。
そして、天板64の上面64cに、タイル22を貼り付ける際には、接着不良を防止するために、タイル22の上面にロールプレス機のローラーを転がして、タイル22を天板64の上面64cに圧着して貼り付けている。
そのため、フロアパネル60に貫通孔64jが形成されていない場合には、タイル22の上面にロールプレス機のローラーを転がして、タイル22を天板64の上面64cに圧着する際に、粘性を有するエポキシ接着剤67がフロアパネル60の周縁部に押し寄せられて、タイル22と結合部65との間からフロアパネル60の外側にはみ出してしまう心配があった。
本実施の形態に係るフロアパネル60においては、天板64を貫通する貫通孔64jが、フロアパネル60の周縁部に沿って間隔を空けて複数形成されているため、ロールプレス機によりフロアパネル60の周縁部に押し寄せられたエポキシ接着剤67は、フロアパネル60の外側にはみ出すことなく、貫通孔64jを通って補強部材23の側面と側板部66bの内側面(図14中、左側の面)の間の内部空間68に逃がされるようになっている。
このため、本実施の形態に係るフロアパネル60は、天板64を貫通する貫通孔64jが複数形成されることにより、タイル22を天板64の上面64cに、エポキシ接着剤67を用いて貼り付ける際に、フロアパネル60の外側にエポキシ接着剤67がはみ出すことを防止することができる。
その他の構成は、前記第1の実施の形態に係るフロアパネル20と同様である
このような本実施の形態に係るフロアパネル60によっても、前記第1の実施の形態に係るフロアパネル20と同様の効果を得ることができる。
図15から図18は、本発明の第6の実施の形態に係るフロアパネル70について説明するために参照する図である。
本実施の形態に係るフロアパネル70は、図15から図17に示すように、天板74と底板76(下板部材)との結合部75(立上り部)より水平方向内側(図16中左側)の、天板74(上板部材)の平坦な平板部74aの上面74cに、平面形状が略正方形状のタイルカーペット77(表面材)が貼り付けられている点において、前記第2の実施の形態に係るフロアパネル30(図6参照)と異なるものである。
すなわち、前記第2の実施の形態に係るフロアパネル30においては、結合部35より水平方向内側(図6中左側)の、天板34の平板部34aの上面34cには、塩化ビニル系のPタイルや、HPL(ハイプレッシャーラミネート)タイル等の、平面形状が略正方形状のタイル22が1枚貼り付けられていたのに対し、本実施の形態に係るフロアパネル70の天板74の上面74cには、タイルカーペット77が1枚貼り付けられている。
タイルカーペット77は、図17に示すように、多数本の繊維状のループパイル77cにより構成されたパイル層77aと、そのループパイル77cの基部を保持するバッキング層77bとで構成される2層構造になっている。このようなタイルカーペット77のバッキング層77bのパイル層77aと反対側の面が、天板74の上面74cに貼り付けられている。
また、本実施の形態に係るフロアパネル70は、例えば、人が結合部75につまずいたりすることがないように、結合部75の上端部76k(図17参照)の高さ位置が、タイルカーペット77の下側に配置されるバッキング層77bの上面よりも高く、バッキング層77bの上側に配置されるパイル層77aのループパイル77cの上端部77d(図17参照)よりも低くなるように形成されている。
また、タイルカーペット77の厚さ寸法(例えば、略6.5ミリメートル)は、前記第2の実施の形態に係るフロアパネル30のタイル22の厚さ寸法(例えば、略1.5〜2.0ミリメートル)よりも厚く形成されている。
そのため、本実施の形態に係るフロアパネル70は、結合部75の上端部76k(図17参照)の高さ位置が、前記第2の実施の形態に係るフロアパネル30の結合部35の上端部(図7中、U字状部36fの上端部)の高さ位置よりも、高くなるように形成されている点において、前記第2の実施の形態に係るフロアパネル30と異なるものである。
その他の構成は、前記第2の実施の形態に係るフロアパネル30と同様であり、底板76は、前記第2の実施の形態に係るフロアパネル30の底板36と同様に、その表面が黒色のカラー鋼板を用いて形成されている。
図24に示す従来のフリーアクセスフロア構造10においては、前記従来のフロアパネル2に用いられていたパネル本体部3(図23参照)と同様のパネル部材8が、部屋の床面を形成するように複数並べて敷設され、そのパネル部材8の上面に、パネル部材8の上面と同じ大きさのタイルカーペット12が、パネル部材8の略四辺形の平面形状に対して、縦横両方向にずらして配置されていた。
すなわち、1つのパネル部材8の上面に対して、1枚のタイルカーペット12をエポキシ接着剤等により貼り付けて一体化するのではなく、図24に示すように、1つのパネル部材8の上面に対して、パネル部材8間の隙間(目地)が隠れて見えないように、4枚のタイルカーペット12を縦横両方向にずらして配置していた。
そのため、パネル部材8とタイルカーペット12を一体的に取り扱うことができず、パネル部材8を取り扱う際の作業性が良くないという問題があった。例えば、図24のように複数並べて敷設されたパネル部材8の内の1つを取り外す場合には、少なくとも4枚のタイルカーペット12を取り外してから、1つのパネル部材8を取り外さなくてはならなかった。
一方、本実施の形態に係るフロアパネル70は、図16に示すように、天板74の上面74cより上方に立ち上がるように結合部75が形成され、結合部75より水平方向内側(同図中左側)の、天板74の平板部74aの上面74cに、タイルカーペット77がエポキシ接着剤等により貼り付けられている。
また、底板76は表面全体が黒色に着色されたカラー鋼板を用いて形成されているため、パネル本体部71の結合部75の上面は黒色に着色されている。そのため、パネル本体部71の周縁部に形成された結合部75の上面の黒色と、互いに隣り合うフロアパネル70,70の結合部75,75間の隙間の暗色を人が判別しにくくなり、フロアパネル70,70間の隙間が目立たなくなっている。
このように、フロアパネル70においては、結合部75を黒色に着色することにより、フロアパネル70間の隙間を目立たなくしているため、フロアパネル70間の隙間を隠すために、1つのパネル本体部71の上面74cに対して、複数のタイルカーペット77をずらして配置する必要はなく、1つのパネル本体部71の上面74cに対して、1枚のタイルカーペット77を貼り付けて一体化している。
そして、フロアパネル70においては、1つのパネル本体部71の上面74cに対して、1枚のタイルカーペット77を貼り付けて一体化しているため、パネル本体部71とタイルカーペット77を一体的に取り扱うことが可能となり、フロアパネル70を取り扱う際の作業性を向上させることができる。
そのため、例えば、部屋の床面を形成するようにフロアパネル70が複数並べて敷設された、図18のフリーアクセスフロア構造72において、1つのフロアパネル70を取り外す場合には、パネル本体部71とタイルカーペット77を一体的に取り外すことができる。
このような本実施の形態に係るフロアパネル70によっても、前記第1の実施の形態に係るフロアパネル20と同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態に係るフロアパネル70においては、パネル本体部71とタイルカーペット77を一体的に取り扱うことが可能となるため、フロアパネル70を取り扱う際の作業性を向上させることができる。
図19及び図20は、本発明の第7の実施の形態に係るフロアパネル80について説明するために参照する図である。
本実施の形態に係るフロアパネル80は、図19及び図20に示すように、天板84と底板86(下板部材)との結合部85(立上り部)より水平方向内側(図19中左側)の、天板84(上板部材)の平坦な平板部84aの上面84cに、平面形状が略正方形状のタイルカーペット77が貼り付けられている点において、前記第3の実施の形態に係るフロアパネル40と異なるものである。
すなわち、前記第3の実施の形態に係るフロアパネル40においては、結合部45より水平方向内側(図8中左側)の、天板44の平板部44aの上面44cには、塩化ビニル系のPタイルや、HPL(ハイプレッシャーラミネート)タイル等の、平面形状が略正方形状のタイル22が貼り付けられていたのに対し、本実施の形態に係るフロアパネル80の天板84の上面84cには、タイルカーペット77が貼り付けられている。
タイルカーペット77は、図20に示すように、多数本の繊維状のループパイル77cにより構成されたパイル層77aと、そのループパイル77cの基部を保持するバッキング層77bとで構成される2層構造になっている。このようなタイルカーペット77のバッキング層77bのパイル層77aと反対側の面が、天板84の上面84cに貼り付けられている。
また、本実施の形態に係るフロアパネル80は、例えば、人が結合部85につまずいたりすることがないように、結合部85の上板部84fの上面(図20参照)の高さ位置が、タイルカーペット77の下側に配置されるバッキング層77bの上面よりも高く、タイルカーペット77の上側に配置されるパイル層77aのループパイル77cの上端部77d(図20参照)よりも低くなるように形成されている。
また、タイルカーペット77の厚さ寸法(例えば、略6.5ミリメートル)は、前記第3の実施の形態に係るフロアパネル40のタイル22の厚さ寸法(例えば、略1.5〜2.0ミリメートル)よりも厚く形成されている。
そのため、本実施の形態に係るフロアパネル80は、結合部85の上面(図20中、上板部84fの上面)の高さ位置が、前記第3の実施の形態に係るフロアパネル40の結合部45の上面(図9中、上板部44fの上面)の高さ位置よりも、高くなるように形成されている点において、前記第3の実施の形態に係るフロアパネル40と異なるものである。
その他の構成は、前記第3の実施の形態に係るフロアパネル40と同様であり、天板84は、前記第3の実施の形態に係るフロアパネル40の天板44と同様に、その表面が黒色のカラー鋼板を用いて形成されている。
また、本実施の形態に係るフロアパネル80においては、前記第6の実施の形態に係るフロアパネル70と同様に、1つのパネル本体部81の上面84cに対して、1枚のタイルカーペット77を貼り付けて一体化しているため、パネル本体部81とタイルカーペット77を一体的に取り扱うことが可能となり、フロアパネル80を取り扱う際の作業性を向上させることができる。
このような本実施の形態に係るフロアパネル80によっても、前記第1の実施の形態に係るフロアパネル20と同様の効果を得ることができる。
なお、本発明は、前記実施の形態にのみ限定されるものではなく、本発明の目的を達成することができる範囲内であれば、フロアパネルの種々の変更が可能である。
例えば、前記第1から第7の実施の形態に係るフロアパネル20,30,40,50,60,70,80において、それぞれ天板(上板部材)24,34,44,54,64,74,84と、底板(下板部材)26,36,46,56,66,76,86が、各種の形態の折り曲げ加工により互いに結合部25,35,45,55,65,75,85において結合されていたが、フロアパネル20,30,40,50,60,70,80の周縁部において、上面24c,34c,44c,54c,64c,74c,84cから上方に突出する(立上がる)ように結合されていれば、他の形態の折り曲げ方法で互いに結合されていてもよい。
また、前記第1から第5の実施の形態に係るフロアパネル20,30,40,50,60において、タイル22に塩化ビニル系のPタイルや、HPL(ハイプレッシャーラミネート)タイルが用いられていたが、これらの硬質系のタイルに限定される必要はなく、例えば、塩化ビニルシート等の軟質系のシートを用いてもよい。
また、前記第5の実施の形態に係るフロアパネル60において、天板64の上面64cから、補強部材23の側面と側板部66bの内側面(図14中、左側の面)の間の内部空間68に連通するように貫通する貫通孔64jが複数形成されていたが、前記第2〜第4,第6,第7の実施の形態に係るフロアパネル30,40,50,70,80に、フロアパネル60の貫通孔64jと同様な貫通孔が複数形成されていてもよい。
また、前記第1,第2,第4,第5,第6の実施の形態に係るフロアパネル20,30,50,60,70においては、底板26,36,56,66,76に黒色のカラー鋼板が用いられ、前記第3,第8の実施の形態に係るフロアパネル40,80においては、天板44,84に黒色のカラー鋼板が用いられていたが、黒色に限定される必要はなく、互いに隣り合うフロアパネル間の隙間を目立たなくすることができる暗色であれば、濃紺等の他の色のカラー鋼板を用いてもよい。
また、前記第1から第7の実施の形態に係るフロアパネル20,30,50,60,70,40,80において、それぞれ底板26,36,56,66,76、及び天板44,84に黒色のカラー鋼板を用いていたが、黒色のカラー鋼板を用いず、折り曲げ加工によりパネル本体部21,31,41,51,61,71,81を作成した後に、結合部25,35,45,55,65,75,85の上面を黒色に着色してもよい。
また、前記第6及び第7の実施の形態に係るフロアパネル70,80において、天板74,84の上面74c,84cには、表面にループパイル77cが形成されたタイルカーペット77が1枚貼り付けられていたが、このようなタイルカーペット77に限定されることはなく、他の種類のタイルカーペットが貼り付けられていてもよい。
また、前記第1から第7の実施の形態に係るフロアパネル20,30,40,50,60,70,80において、補強部材23にパーティクルボードが用いられていたが、補強部材23のような形状に成形することができる板材であれば、パーティクルボードに限定される必要はなく、例えば、ケイ酸カルシウム板、硫酸カルシウム板、セメント板等の窯業系の板材等が用いられていてもよい。
2 フロアパネル
3 パネル本体部
4 ボトムシート
4a 底面
4b 段差面
4c 補強形状部
4d フランジ部
4e 平坦部
5 縁部材
6 トップシート
7 タイル
8 パネル部材
10 フリーアクセスフロア構造
12 タイルカーペット
20 フロアパネル
21 パネル本体部
22 タイル
23 補強部材
24 天板
24a 平板部
24c 上面
24d 周縁部
24e U字状部
24f 先端部
25 結合部
26 底板
26a 底板部
26b 側板部
26c 底面
26d 周縁部
26e 立上部
26f 上板部
26g U字状部
26h 先端部
28 内部空間
30 フロアパネル
31 パネル本体部
34 天板
34a 平板部
34c 上面
34d 周縁部
34f 先端部
35 結合部
36 底板
36a 底板部
36b 側板部
36c 底面
36d 周縁部
36e 立上部
36f U字状部
36g 先端部
38 内部空間
40 フロアパネル
41 パネル本体部
44 天板
44a 平板部
44c 上面
44d 周縁部
44e 立上部
44f 上板部
44g 側板部
44h 湾曲部
45 結合部
46 底板
46a 底板部
46b 側板部
46c 底面
46d 接続部
46e 立上部
46f 円弧部
48 内部空間
50 フロアパネル
51 パネル本体部
54 天板
54a 平板部
54c 上面
54d 周縁部
54e U字状部
54f 先端部
55 結合部
56 底板
56a 底板部
56b 側板部
56c 底面
56d 周縁部
56e U字状部
56f 先端部
58 内部空間
60 フロアパネル
61 パネル本体部
64 天板
64a 平板部
64c 上面
64j 貫通孔
65 結合部
66 底板
66a 底板部
66b 側板部
66c 底面
67 エポキシ接着剤
68 内部空間
70 フロアパネル
71 パネル本体部
72 フリーアクセスフロア構造
74 天板
74a 平板部
74c 上面
75 結合部
76 底板
76a 底板部
76b 側板部
76c 底面
76k 上端部
77 タイルカーペット
77a パイル層
77b バッキング層
77c ループパイル
77d 上端部
78 内部空間
80 フロアパネル
81 パネル本体部
84 天板
84a 平板部
84c 上面
84f 上板部
85 結合部
86 底板
86a 底板部
86b 側板部
86c 底面
88 内部空間

Claims (6)

  1. 平坦な板面を有する平板部と前記平板部の周縁部から上方に立上がるように形成された立上り部をパネル上面に有するパネル本体部と、
    前記立上り部よりも内側の前記平板部の上面に貼り付けられた表面材とを備え、
    内部に空間を有する箱状の前記パネル本体部は、上面を形成する前記平板部を有する上板部材と、底面を形成する下板部材を有し、
    前記上板部材と、前記下板部材のそれぞれの周縁部は、互いに重なり合うように折れ曲がった状態で結合されており、
    前記立上り部は、前記上板部材と前記下板部材の結合部、前記平板部の上面より上方に突出していることにより形成された
    ことを特徴とするフロアパネル。
  2. 前記表面材が、タイルであることを特徴とする請求項1に記載のフロアパネル。
  3. 前記表面材が、タイルカーペットであることを特徴とする請求項1に記載のフロアパネル。
  4. 前記立上り部の表面が、互いに隣合うフロアパネルとの間の隙間が目立たなくなるように暗色に着色されたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のフロアパネル。
  5. 前記平板部の周縁部に、その上面から前記パネル本体部の内部の前記空間に連通する貫通孔が形成されたことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のフロアパネル。
  6. 前記パネル本体部の前記空間の内部に補強部材が設置されたことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のフロアパネル。
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