JP2018150768A - 取付具、取付具と防水材とのセット、壁構造、及び外装材の施工方法 - Google Patents
取付具、取付具と防水材とのセット、壁構造、及び外装材の施工方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】取付具10は、構造体8に固定可能な固定部15と、固定部15から突出するように設けられた支承片13と、支承片13の先端部位13Aから直接下向きに屈曲した下係止片12と、支承片13の先端部位13Aから直接上向きに屈曲し、支承片13の幅方向において下係止片12の両側に位置する一対の上係止片11L、11Rと、下係止片12に設けられ、下係止片12よりも下方に延びた第1防水材70と、を備える。第1防水材70の幅方向の長さW70は、下係止片12の幅方向の長さW12よりも小さい。下係止片12の表面12Fは、第1防水材70の両側において露出する。
【選択図】図6
Description
前記構造体に固定可能な固定部と、
前記固定部から突出するように設けられた支承片と、
前記支承片の先端部位から直接下向きに屈曲した下係止片と、
前記支承片の前記先端部位から直接上向きに屈曲し、前記支承片の幅方向において前記下係止片の両側に位置する一対の上係止片と、
前記下係止片に設けられ、前記下係止片よりも下方に延びた第1防水材と、を備え、
前記第1防水材の前記幅方向の長さは、前記下係止片の前記幅方向の長さよりも小さく、
前記下係止片の表面は、前記第1防水材の両側において露出していることを特徴とする。
図1に示すように、実施の形態1の壁構造は、壁構造の具体的態様の一例である。この壁構造は、住宅、施設、倉庫等の建物を構成する構造体8に対し、図2及び図3等に示す複数の外壁板2を取り付けたものである。外壁板2は、外装材の一例である。外壁板2は、それ自体が高い強度や剛性を有して建物の外壁を構成する板材である。なお、外装材は外壁板に限定されず、例えば、建物を外装する化粧板、屋内用構造パネル等であってもよい。
実施の形態1の取付具10、取付具10と第1防水材70とのセット、及び壁構造では、下係止片12が支承片13の先端部位13Aから直接下向きに屈曲し、一対の上係止片11L、11Rが支承片13の先端部位13Aから直接上向きに屈曲し、支承片13の幅方向において下係止片12の両側に位置するように設けられている。この取付具10によって、裏側上下接合部24及び表側上下接合部23を有する外壁板2が構造体8に取り付けられると、下係止片12は、左右方向で隣接する外壁板2同士の裏側上下接合部24を係止し、支承片13は、上側に位置する外壁板2を支承し、一対の上係止片11L、11Rは、上側に位置する外壁板2の表側上下接合部23を係止する。
図9に示すように、実施の形態2の壁構造では、外壁板2は、所謂、うま張りされている点が実施の形態1の壁構造と相違している。この壁構造は、実施の形態1に係る取付具10、又は取付具10と第1防水材70とのセットを用いて、実施の形態1に係る施工方法と同様の手順により施工される。
図10に示すように、実施の形態3の取付具310は、鉄やステンレススチール等の金属板が打ち抜き加工、プレス加工及び折り曲げ加工等されることによって製造される。なお、取付具310の材質や製造方法は上記に限定されず、各種の材料や、製造方法を適宜選択できる。
2…外装材(外壁板)
10、310…取付具
15、315…固定部
13、313…支承片
13A、313A…支承片の先端部位
12、312…下係止片
11L、11R、311L、311R…一対の上係止片
70…第1防水材
W70…第1防水材の幅方向の長さ
W12、W312…下係止片の幅方向の長さ
12F、312F…下係止片の表面
79…接着層
72、372…第1防水材の下係止片よりも下方に延びた部分(第2部分)
80L、80R…一対の第2防水材
2F…外装材の表面(外壁板の表面)
2B…外装材の裏面(外壁板の裏面)
24…裏側上下接合部
24J…下係止片に係止された裏側上下接合部同士の突合せ部分
23…表側上下接合部
22S、24S…コーキング
Claims (7)
- 構造体に外装材を取り付けるための取付具であって、
前記構造体に固定可能な固定部と、
前記固定部から突出するように設けられた支承片と、
前記支承片の先端部位から直接下向きに屈曲した下係止片と、
前記支承片の前記先端部位から直接上向きに屈曲し、前記支承片の幅方向において前記下係止片の両側に位置する一対の上係止片と、
前記下係止片に設けられ、前記下係止片よりも下方に延びた第1防水材と、を備え、
前記第1防水材の前記幅方向の長さは、前記下係止片の前記幅方向の長さよりも小さく、
前記下係止片の表面は、前記第1防水材の両側において露出していることを特徴とする取付具。 - 前記第1防水材の前記下係止片よりも下方に延びた部分の裏面には、接着層が形成されている請求項1記載の取付具。
- 前記支承片には、前記幅方向において前記第1防水材の両側に、前記第1防水材と離れて一対の第2防水材が設けられており、
前記下係止片の前記表面は、前記第1防水材と両前記第2防水材の間で露出している請求項1記載の取付具。 - 構造体に外装材を取り付けるための取付具と防水材とのセットであって、
前記構造体に固定可能な固定部と、
前記固定部から突出するように設けられた支承片と、
前記支承片の先端部位から直接下向きに屈曲した下係止片と、
前記支承片の前記先端部位から直接上向きに屈曲し、前記支承片の幅方向において前記下係止片の両側に位置する一対の上係止片と、を有する取付具と、
前記下係止片よりも下方に延びた状態で前記下係止片に設けることが可能な防水材と、を備え、
前記防水材の前記幅方向の長さは、前記下係止片の前記幅方向の長さよりも小さく設定されていることを特徴とする取付具と防水材とのセット。 - 建物の構造体に対し、取付具を用いて外装材を取り付けた壁構造であって、
前記外装材の上端部は、前記外装材の表面から裏面に向かって凹み、かつ水平方向に延びた裏側上下接合部を有し、
前記取付具は、
前記構造体に固定される固定部と、
前記固定部から突出するように設けられた支承片と、
前記支承片の先端部位から直接下向きに屈曲して前記裏側上下接合部を係止する下係止片と、
前記支承片の前記先端部位から直接上向きに屈曲し、前記支承片の幅方向において前記下係止片の両側に位置する一対の上係止片と、を備え、
前記下係止片は、水平方向で隣接する前記外装材同士の前記裏側上下接合部を係止しており、
前記下係止片には、前記下係止片よりも下方に延びた第1防水材が設けられ、
前記第1防水材の前記幅方向の長さは、前記下係止片の前記幅方向の長さよりも小さく、
前記下係止片の表面は、前記第1防水材の両側において露出しており、
前記第1防水材の前記係止片よりも下方に延びた部分は、前記下係止片に係止された前記裏側上下接合部同士の突合せ部分を覆っていることを特徴とする壁構造。 - 前記外装材の下端部は、前記外装材の前記裏面から前記表面に向かって凹み、かつ水平方向に延び、前記裏側上下接合部と嵌合可能な表側上下接合部を有し、
前記裏側上下接合部及び前記表側上下接合部の少なくとも一方には、前記裏側上下接合部と前記表側上下接合部とが嵌合する状態で、水平方向に延びつつ双方に密着するコーキングが設けられ、
前記第1防水材の前記下係止片よりも下方に延びた部分は、前記コーキングを越えて下方に延びている請求項5記載の壁構造。 - 建物の構造体に対し、取付具を用いて外装材を取り付ける外装材の施工方法であって、
前記外装材の上端部は、前記外装材の表面から裏面に向かって凹み、かつ水平方向に延びた裏側上下接合部を有し、
前記取付具は、
前記構造体に固定可能な固定部と、
前記固定部から突出するように設けられた支承片と、
前記支承片の先端部位から直接下向きに屈曲して前記裏側上下接合部を係止可能な下係止片と、
前記支承片の前記先端部位から直接上向きに屈曲し、前記支承片の幅方向において前記下係止片の両側に位置する一対の上係止片と、を備え、
前記下係止片によって、水平方向で隣接する前記外装材同士の前記裏側上下接合部を係止し、その状態で、前記固定部を前記構造体に固定する第1工程と、
前記下係止片の前記幅方向の長さよりも小さい防水材によって、前記下係止片と、前記下係止片に係止された前記裏側上下接合部同士の突合せ部分を覆うとともに、前記防水材の両側において前記下係止片の表面を露出させる第2工程と、を備えていることを特徴とする外装材の施工方法。
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