JP5935684B2 - 蓄電装置の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、蓄電装置の製造方法に関する。
従来から、EV(Electric Vehicle)やPHV(Plug-in Hybrid Vehicle)などの車両に搭載される蓄電装置としては、リチウムイオン二次電池や、ニッケル水素二次電池などがよく知られている。これらの蓄電装置は、金属箔の表面に活物質層を有する電極(正極及び負極)を、間にセパレータを介在させた状態で積層又は捲回するなどして形成された電極組立体を備えている。
このような蓄電装置の中には、活物質層の表面にセラミック粒子、及びバインダを含むコート剤を塗布することにより絶縁層を形成し、該絶縁層で活物質層を覆ったものが提案されている(例えば特許文献1)。特許文献1の蓄電装置では、活物質層を覆う絶縁層によって正極と負極とが短絡することを抑制し、蓄電装置としての信頼性を高めている。
特開2008−159333号公報
しかしながら、特許文献1の活物質層は、例えばロールプレスなどによって圧縮されていることから、その表面が平滑である。このため、特許文献1の蓄電装置では、例えば充放電に伴って電極組立体が電極の積層方向に膨張及び収縮を繰り返す場合に、活物質層から押し出される電解質が電極の面に沿って滲みだし易く、蓄電装置としての容量低下を招く虞がある。このため、活物質層における電解質の保持性を向上させることが期待されている。
この発明は、上記従来技術に存在する問題点に着目してなされたものであり、その目的は、正極と負極とが短絡することを抑制して信頼性を向上しつつ、電解質の保持性を高めることができる蓄電装置の製造方法を提供することにある。
上記課題を解決する蓄電装置は、金属箔の少なくとも一方の面に活物質を含む活物質層を形成した正極及び負極と、前記正極と前記負極との間を絶縁するセパレータとを有し、前記正極と前記負極とが間に前記セパレータを介在させた状態で層状に重なる電極組立体を備え、電解質が電解液を有する蓄電装置の製造方法であって、前記活物質を含む活物質合剤を金属箔の少なくとも一方の面に塗布する塗布工程と、前記金属箔に塗布された活物質合剤を乾燥させる乾燥工程と、乾燥させた活物質合剤をプレスするプレス工程と、前記プレスした活物質合剤に対して、粒度分布における体積積算値20%での粒子径が0.5μm以上であり、且つ体積積算値80%での粒子径が10μm以下であるセラミック粒子を吹き付けることにより、前記活物質合剤の表面の少なくとも一部に粗面領域を形成するとともに、該粗面領域の少なくとも一部を覆う絶縁層を形成する形成工程と、を含むことを要旨とする。
これによれば、プレスした活物質合剤に粒度分布における体積積算値20%での粒子径が0.5μm以上であり、且つ体積積算値80%での粒子径が10μm以下であるセラミック粒子を吹き付けることにより、活物質合剤の表面の少なくとも一部に粗面領域を形成するとともに、該粗面領域の少なくとも一部を覆う絶縁層を形成できる。このため、粗面領域及び絶縁層を個々に形成する場合と比較して、絶縁層で覆われた粗面領域を簡便に設けることができる。そして、全面が平滑である従来技術と比較して、電解質の保持性を高めることができる。
上記蓄電装置の製造方法は、前記正極と前記負極とが重なる方向からみて、前記正極において活物質層が設けられた領域は前記負極において活物質層が設けられた領域の範囲内に重なっており、前記負極の活物質層、前記粗面領域を形成することが好ましい。
これによれば、正極と負極とが重なる方向からみて、正極において活物質層が設けられた領域は負極において活物質層が設けられた領域の範囲内に重なっていることから、負極の活物質層に粗面領域及び絶縁層を設けることで、該粗面領域及び絶縁層を設けた領域を正極に対向するように配置し易くできる。
上記蓄電装置の製造方法は、前記粗面領域、及び前記絶縁層、前記負極の活物質層の全面にわたって形成することが好ましい。
これによれば、粗面領域及び絶縁層が負極の活物質層の全面にわたって設けられていることから、正極と負極とが短絡することをより抑制しつつも、電解質の保持性をさらに高めることができる。
本発明によれば、正極と負極とが短絡することを抑制して信頼性を向上しつつ、電解質の保持性を高めることができる。
リチウムイオン二次電池を模式的に示す断面図。 電極組立体を模式的に示す斜視図。 図2に示す1−1線断面を拡大して模式的に示す断面図。 リチウムイオン二次電池の製造方法を示すフローチャート。
以下、蓄電装置の製造方法の一実施形態について説明する。
図1に示すように、例えば乗用車両や産業車両などの車両に搭載される蓄電装置としてのリチウムイオン二次電池(以下「二次電池」と示す)10は、ケース11に電極組立体12が収容されている。
ケース11は、電極組立体12を収容する有底矩形箱状の本体部材11aと、該本体部材11aの開口部を閉塞する矩形板状の蓋部材11bとから構成されている。本体部材11a、及び蓋部材11bは、例えばステンレスやアルミニウムなどの金属製である。
ケース11内には、電解質として非水電解液13が充填されている。蓋部材11bには、正極端子15、及び負極端子16が外部に向かって突設されている。また、電極組立体12は、絶縁性の樹脂シート14に覆われた状態でケース11に収容されている。
図2に示すように、電極組立体12は、正極としての正極シート18と、正極シート18とは極性が異なる負極としての負極シート19と、正極シート18と負極シート19との間を絶縁する袋状セパレータ20とを有する。
袋状セパレータ20は、多孔質である袋状の樹脂製シートであり、相互に対向する平面状のセパレータ部20aを有する。各袋状セパレータ20には、正極シート18が各セパレータ部20aの間に挟まれた状態でそれぞれ収容されている。
そして、電極組立体12は、正極シート18を収容した袋状セパレータ20、及び負極シート19を交互に積層された積層型の電極組立体である。このため、電極組立体12は、正極シート18、及び負極シート19が間にセパレータ部20a(袋状セパレータ20)を介在させた状態で交互に積層され、これらが層状に重なる積層型の電極組立体である。以下の説明で「積層方向」という場合には、電極組立体12における正極シート18及び負極シート19が層状に重なる方向としての積層方向を意味するものとする。
正極シート18は、外形形状が矩形である正極金属箔(本実施形態ではアルミニウム箔)21と、該正極金属箔21の両方の面に活物質としての正極活物質を含む正極活物質層22とを有する。正極活物質層22は、正極金属箔21の両方の面において、第1正極縁部18aとは反対側の第2正極縁部18bから一定幅で、第1正極縁部18aが延びる方向の全幅にわたって設けられている。
また、正極金属箔21の両方の面には、第1正極縁部18aから一定幅で、該第1正極縁部18aが延びる方向の全幅にわたって、正極活物質層22が形成されていない部分である正極非形成部23が設けられている。正極非形成部23は、第1正極縁部18aに沿って延びるとともに、正極金属箔21が露出する金属箔露出部となる。このため、第1正極縁部18aと第2正極縁部18bとの間には、正極活物質層22と正極非形成部23との境界である正極境界部18cが設けられる。
また、正極シート18の第1正極縁部18aには、正極集電タブ24が突出している。正極集電タブ24は、正極非形成部23を構成する正極金属箔21の一部である。正極集電タブ24は、電極組立体12を構成する各正極シート18において同位置に同一形状で形成されている。
このため、図1に示すように、電極組立体12の縁部12aには、複数の正極集電タブ24が層状に重なった正極集電タブ群24aが突設される。この正極集電タブ群24aには、複数の正極集電タブ24を積層方向に寄せ集めた状態で、正極端子15が溶接などにより電気的に接続される。
図2に示すように、負極シート19は、外形形状が矩形である負極金属箔(本実施形態では銅箔)25と、該負極金属箔25における両方の面に活物質としての負極活物質を含む負極活物質層26とを有する。この負極活物質層26は、負極金属箔25の両方の面において、第1負極縁部19aから反対側の第2負極縁部19bまで、第1負極縁部19aが延びる方向の全幅にわたって設けられている。
また、負極金属箔25の第1負極縁部19aには、負極活物質層26が形成されていない部分である負極非形成部27が負極集電タブ28として突出している。負極非形成部27は、第1負極縁部19aに沿って延びるとともに、負極金属箔25が露出する金属箔露出部となる。このため、負極集電タブ28の基端部には、負極活物質層26と負極非形成部27との境界である負極境界部19cが設けられる。
そして、負極集電タブ28は、電極組立体12を構成する各負極シート19において同位置に同一形状で形成されている。また、負極集電タブ28は、正極シート18と負極シート19を積層する場合に正極集電タブ24と重ならない位置に設けられている。
このため、図1に示すように、電極組立体12の縁部のうち1つの縁部12aには、正極集電タブ群24aとは異なる部分に、複数の負極集電タブ28が層状に重なった負極集電タブ群28aが突設される。この負極集電タブ群28aには、複数の負極集電タブ28を積層方向に寄せ集めた状態で、負極端子16が溶接などにより電気的に接続される。
積層方向から見た場合において、正極集電タブ24を除く正極金属箔21は、負極集電タブ28を除く負極金属箔25よりも小さく、且つ正極シート18において正極活物質層22が形成された領域は、負極シート19において負極活物質層26が形成された領域よりも小さい。なお、積層方向から見た場合において、正極集電タブ24を除く正極金属箔21、及び負極集電タブ28を除く負極金属箔25は、袋状セパレータ20(各セパレータ部20a)よりも小さい。
そして、電極組立体12において、正極集電タブ24を除く正極金属箔21(正極活物質層22)は、積層方向から見た場合に、その全体が負極シート19において負極活物質層26が形成された部分に含まれる。即ち、積層方向から見て、正極シート18において正極活物質層22が設けられた領域は、負極シート19において負極活物質層26が設けられた領域の範囲内に重なっている。また、正極集電タブ24を除く正極非形成部23は、セパレータ部20aを間に介在させた状態で負極シート19の負極活物質層26と対向する。
そして、図3に示すように、負極シート19の各負極活物質層26は、積層方向からみた場合に、表面26aの全面に粗面領域26bを有する。粗面領域26bの表面粗さRaは、0.7μm以上であり、好ましくは1.0μm以上5.0μm以下であり、さらに好ましくは1.0μm以上3.0μm以下である。ここで、本明細書において、単に「表面粗さRa」という場合には、「JIS B 0601」に規定する表面の算術平均粗さRaを意味するものとする。
粗面領域26bでは、複数の凹部がランダムに均一状に形成されている。即ち、負極活物質層26には、負極活物質層26の縁部に開口し、且つ負極シート19の面に沿って延びる開路部が設けられていない。また、粗面領域26bに設けられる凹部同士は、例えば10μm以上100μm以下の範囲で離間距離が異ならされている。
また、各負極活物質層26は、積層方向から見た場合に、粗面領域26b(表面26a)の全面がセラミック粒子を含むコート層30によって覆われている。なお、コート層30は、正極シート18、及び負極シート19のうち、負極シート19にのみ設けられている。
コート層30は、セラミック粒子としてアルミナ(酸化アルミニウム)の微粒子(微粉末)であるアルミナ粒子31を、負極活物質層26の粗面領域26bに対して、パウダージェットデポジション法(以下「PJD法」と示す)により堆積させた絶縁層である。コート層30は、図示しない微細な空孔を有しており、該空孔を非水電解液13が通過できる。
コート層30の厚さtは、例えば0.5μm以上5μm以下であり、好ましくは2μm以上4μm以下であり、負極活物質層26よりも薄い。また、コート層30におけるアルミナ粒子31の平均粒子径は、50nm以上10μm以下であり、好ましくは400nm以上1.0μm以下である。ここで、本明細書における「平均粒子径」は、レーザー回折・散乱法によって求めた粒度分布における体積積算値50%(D50)での粒子径である。
コート層30において、一部のアルミナ粒子31は、負極活物質層26の粗面領域26bに形成された凹部に存在している。そして、各アルミナ粒子31と、負極活物質層26の表面26aとは、堆積前にアルミナ粒子31の表面を覆っていた酸化物、負極活物質を由来とする酸化物、又は各種のバインダ(結着剤)を間に介在させない状態で接している。
同様に、コート層30において、アルミナ粒子31同士は、堆積前にアルミナ粒子31の表面を覆っていた酸化物、負極活物質を由来とする酸化物、又は各種のバインダを間に介在させない状態で接している。なお、個々のアルミナ粒子31は、コート層30の断面を走査型電子顕微鏡(SEM)等で観察することにより区別できる。ここで、堆積前にアルミナ粒子31の表面を覆っていた酸化物は、例えば不純物や吸着水などである。本実施形態のコート層30は、負極活物質層26に含まれるバインダの熱分解温度(又は融点)よりも低温で形成されている。
なお、アルミナ粒子31同士の境界や、アルミナ粒子31と負極活物質層26との境界に酸化物が存在するか否かは、電子線マイクロアナライザ(EPMA)などを用いて各境界の元素分析を行ったり、透過型電子顕微鏡(TEM)を用いて得られる回折パターンを解析したりすることで判別できる。
次に、本実施形態の二次電池10の作用について説明する。
負極活物質層26は、平均粒子径が50nm以上10μm以下のアルミナ粒子31を含むコート層30で覆われていることから、正極シート18と負極シート19とが短絡することを抑制できる。また、負極活物質層26の表面26aには、コート層30に覆われ、表面粗さRaが0.7μm以上である粗面領域26bを有する。
このため、二次電池10において、非水電解液13は、コート層30を通過して負極活物質層26に含侵されるだけでなく、負極活物質層26の粗面領域26bにおいて、アルミナ粒子31が存在する各凹部にも保持される。したがって、充電及び放電に伴って電極組立体12が積層方向に膨張、及び収縮する場合であっても、負極活物質層26から押し出される非水電解液13が表面26aに沿って滲みだし難く、負極活物質層26に含侵される非水電解液13が減少することを抑制できる。
負極活物質層26の非水電解液13の保持性に対する表面粗化の効果を確認するため、粗面領域26bの表面粗さRaを変化させた負極シート19を製作し、非水電解液13の保持性を評価した。非水電解液13の保持性の評価試験では、表面粗さRaを異ならせた負極シート19を幅20mm、長さ100mmの短冊状に裁断したものをサンプルとする。
なお、各サンプルでは、粗面領域26bを平均粒子径が0.56μmのアルミナ粒子31から形成された厚さ4μm以上6μm以下のコート層30で覆っている。そして、各サンプルを減圧しながら非水電解液13に3分間浸漬した後に余剰の非水電解液13を軽く引き取ったときの重量W1と、室温で24時間乾燥させたときの重量W2とを測定する。なお、非水電解液13には、1MのLiPFを含む有機溶媒として非プロトン性有機溶媒、フルオロエチレンカーボネート(FEC)/エチレンカーボネート(EC)/メチルエチルカーボネート(MEC)/ジメチルカーボネート(DMC)=4/26/30/40(vol%)を用いた。
そして、測定した重量W1,W2をもとに重量保持率W(%)を「W=(W1−W2)÷W1×100」の計算式を用いて算出し、該算出された重量保持率Wにて非水電解液13の保持性を評価した。表1には、重量保持率Wを算出した結果を示す。
表1に示すように、表面粗さRaが0.7μm以上である場合、重量保持率Wが有意に高くなり、表面粗さRaが1.0μm以上である場合、さらに有意に重量保持率Wが高くなった。これは、負極活物質層26の粗面領域26bにおける凹部に非水電解液13が保持され易くなるためと推測される。
また、表1に示すように、表面粗さRaが5.0μm以上である場合、二次電池10の製作後における充放電(初期活性化)において、短絡の発生が確認された。これは、粗面領域26bにおける凸部が袋状セパレータ20(セパレータ部20a)を突き破り、正極シート18との短絡が発生したためと推測される。なお、短絡の発生をより抑制する観点からは、粗面領域26bの表面粗さRaを3.0μm以下とすることが好ましい。
次に、二次電池10の製造方法について、その作用とともに説明する。
図4に示すように、負極金属箔25の両面に対して、負極活物質、バインダ、導電剤、及び溶媒を混練して調製した活物質合剤を塗布する塗布工程を行う(ステップS1)。活物質合剤の塗布は、例えばロールコート法や、ダイコート法を用いることができる。
次に、負極金属箔25に塗布された活物質合剤を乾燥させる乾燥工程を行う(ステップS2)。乾燥工程は、例えば活物質合剤を塗布した負極金属箔25を乾燥炉に投入するとともに、該乾燥炉内において温風を循環させて行われる。
次に、乾燥させた活物質合剤をプレスするプレス工程を行う(ステップS3)。プレス工程は、例えば一対のプレスロールで負極金属箔25を挟持し、該負極金属箔25に塗布された乾燥済みの活物質合剤を所定密度まで圧縮して行われる。これにより、負極金属箔25に塗布された活物質合剤は、負極活物質層26として完成される。なお、この状態において、負極活物質層26の表面26aは平滑である。
次に、負極活物質層26の表面26a(プレスした活物質合剤の表面)に対して、PJD法により、アルミナ粒子31を吹き付けることで、負極活物質層26の表面26aの全面に粗面領域26bを形成するとともに、粗面領域26bの全面を覆うコート層30を形成する形成工程を行う(ステップS4)。
具体的に、PJD法は、圧縮した空気や不活性ガスなどの加速ガスによって、アルミナ粒子31を所定速度(例えば100m/s〜300m/s)に加速するとともに、負極活物質層26の表面26aに吹き付けて行う。このとき、コート層30の形成は、負極活物質層26に含まれる負極活物質の融点やバインダの熱分解温度(又は融点)よりも低温で行われる。
ここで、PJD法により負極活物質層26に吹き付けるアルミナ粒子31は、レーザー回折・散乱法によって求めた粒度分布における体積積算値20%(D20)での粒子径が0.5μm以上1.0μm以下であり、且つ体積積算値80%(D80)での粒子径が5μm以上10μm以下である。
形成工程では、粒度分布におけるD20での粒子径以上のアルミナ粒子31が負極活物質層26の表面26aに衝突することにより、該表面26aの表面粗さRaが0.7μm以上である粗面領域26bが形成される。なお、粒度分布におけるD20での粒子径未満のアルミナ粒子31の大半は、負極活物質層26に衝突した後、アルミナ粒子31とともに負極活物質層26に吹き付けられる加速ガスによって表面26aから除去される。
また、形成工程では、粒度分布におけるD20での粒子径以上のアルミナ粒子31の大半が負極活物質層26の表面26aに衝突することにより、アルミナ粒子31は内部で微細化(粉砕)されつつ表面26a(粗面領域26b)に堆積され、コート層30が形成される。このとき、アルミナ粒子31は、粗面領域26bの凹部を満たすように、該凹部に存在する状態となる。また、負極活物質層26に堆積するアルミナ粒子31の平均粒子径は、50nm以上10μm以下となる。
ここで、粒度分布におけるD20での粒子径が0.5μm未満である場合には、個々のアルミナ粒子31の重量(エネルギ)が不足し、負極活物質層26にアルミナ粒子31を十分に堆積させることができない。また、粒度分布におけるD80での粒子径が10μmを超える場合には、個々のアルミナ粒子31の重量(エネルギ)が大きく、コート層30を形成しつつ粗面領域26bの表面粗さRaを4.0μm以下に抑えることが困難になる。
そして、アルミナ粒子31は、負極活物質層26や、既に堆積されたアルミナ粒子31に対して低温のまま高速で衝突されることから、新たな酸化物の生成を伴うことなく、もともとアルミナ粒子31の表面を覆っていた酸化物が除去される。また、アルミナ粒子31は、負極活物質の融点より低温で堆積されることから、負極活物質を構成する材料が溶融や分解せず、該材料の酸化物が生成されない。このため、アルミナ粒子31同士の境界や、アルミナ粒子31と負極活物質層26との境界には、酸化物が介在されない。
さらに、アルミナ粒子31は、負極活物質層26に含まれるバインダの熱分解温度(又は融点)よりも低温で堆積されることから、負極活物質層26に含まれるバインダが熱分解(又は溶融)することを抑制し、負極活物質層26の性能が低下することが抑制される。
なお、形成工程では、バインダを含まない粉末状のアルミナ粒子31を負極活物質層26に吹き付けることから、アルミナ粒子31同士や、アルミナ粒子31と負極活物質層26との境界にバインダが介在されない。
以上により、負極シート19が完成される。このように、本実施形態では、形成工程によって、負極活物質層26に粗面領域26bが形成されるとともに、該粗面領域26bを覆うコート層30が形成される。
次に、負極シート19と、別の工程で準備した正極シート18とを、さらに別の工程で準備したセパレータ部20aを介在させた状態で交互に積層し、電極組立体12を形成する。なお、本実施形態では、正極シート18を収容した袋状セパレータ20と、負極シート19とを交互に積層する。次に、樹脂シート14で覆った電極組立体12をケース11に収容するとともに、正極集電タブ群24aと正極端子15とを電気的に接続し、負極集電タブ群28aと負極端子16とを電気的に接続する。そして、ケース11に非水電解液13を注液(充填)して二次電池10が完成される。
したがって、本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)負極活物質層26の表面26aをコート層30で覆うことにより、正極シート18と負極シート19とが短絡することを抑制し、二次電池10としての信頼性を向上できる。また、負極活物質層26の表面26aには、コート層30に覆われ、表面粗さRaが0.7μm以上である粗面領域26bを有することから、表面26aの全面が平滑である従来技術と比較して、非水電解液13の保持性を高めることができる。
(2)また、積層方向から見た場合に、正極シート18の正極活物質層22は、負極シート19の負極活物質層26の範囲内に重なっているとともに、負極活物質層26に粗面領域26b及びコート層30を設けている。したがって、粗面領域26b及びコート層30を正極シート18に対向するように配置し易くできる。
(3)粗面領域26b、及びコート層30は、負極活物質層26における表面26aの全面にわたって設けられている。したがって、正極シート18と負極シート19とが短絡することを抑制しつつも、非水電解液13の保持性をさらに高めることができる。
(4)二次電池10として、負極シート19における非水電解液13の保持性を高め、充電及び放電に伴って負極活物質層26から非水電解液13が減少することに起因する電池容量の低下を抑制できる。
(5)プレスした活物質合剤に対して、PJD法を用い、粒度分布におけるD20での粒子径が0.5μm以上であり、且つD80での粒子径が10μm以下であるセラミック粒子を吹き付けて、負極活物質層26の表面26aに粗面領域26b、及びコート層30を設けている。このため、粗面領域26b、及びコート層30を個々に形成する場合と比較して、コート層30で覆われた粗面領域26bを簡便に設けることができる。
(6)負極活物質層26の表面26aをコート層30で覆うことから、非水電解液13との接触面積を減少させ、固体電解質界面(SEI)の生成に伴う非水電解液13の分解を抑制できる。
(7)コート層30は、溶媒を用いない乾式であるPJD法により形成する。このため、アルミナ粒子31、バインダ、及び溶媒を含むコート剤を負極活物質層26に塗布する湿式によって、コート層30を形成する場合のように、コート剤に含まれる溶媒に負極活物質層26のバインダが再溶解し、負極活物質層26やコート層30に気泡などの不良が発生することを抑制できる。
(8)粗面領域26bでは、複数の凹部がランダムに均一状に形成されていることから、負極活物質層26には、該負極活物質層26の縁部に開口し、且つ負極シート19の面に沿って延びる開路部が設けられていない。このため、飽和状態に含侵された非水電解液13が負極活物質層26から滲みだすことを抑制できる。即ち、負極活物質層26へ非水電解液13を容易に保持させることができる。
(9)粗面領域26bに設けられる凹部同士は、10μm以上100μm以下の範囲で離間距離が異ならされていることから、非水電解液13を均一に保持させることができる。これにより、負極シート19の全体において均一に電気化学反応をさせることができる。
(10)負極活物質層26には粗面領域26bが設けられていることから、負極活物質層26への非水電解液13の含侵を容易にさせ、二次電池10の製造に要する時間を削減できる。また、非水電解液13の含侵不足によって、二次電池10としての性能が低下することを抑制できる。
(11)コート層30を設けてあることから、温度上昇に伴って袋状セパレータ20が熱収縮したり、釘などの鋭利な金属片が電極組立体12を貫通する場合であっても、正極シート18と負極シート19とが短絡することを抑制できる。
実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
○ 形成工程は、粗面領域26bとともに該粗面領域26bを覆うコート層30を形成可能であれば、コールドスプレー法、エアロゾルデポジション法、ショットピーニング法、ワイヤーピーニング法などにより行ってもよい。
○ 粗面領域26bは、負極活物質層26における表面26aの一部に設けてもよい。
○ コート層30は、粗面領域26bの一部に設けてもよい。また、コート層30は、負極活物質層26における表面26aの全面に粗面領域26bを設けない場合、該粗面領域26bの少なくとも一部を含んでおれば、粗面領域26bが設けられていない領域に設けてもよい。
○ コート層30は、平均粒子径が異なる2種類以上のアルミナ粒子31を混合したアルミナ粒子31を吹き付けて形成してもよい。
○ コート層30を構成するセラミック粒子は、例えば窒化ケイ素、酸化ジルコニウム、及び窒化アルミニウムなど、異なる種類の絶縁性のセラミック粒子に変更してもよい。
○ 粗面領域26b、及びコート層30は、各正極活物質層22の両方、又は片方に設けてもよい。また、粗面領域26b、及びコート層30は、各負極活物質層26のうち片方にのみ設けてもよい。
○ コート層30は、正極非形成部23や負極非形成部27の一部、又は全部に設けてもよい。またコート層30は、さらに袋状セパレータ20に設けてもよい。
○ 正極シート18と負極シート19とを絶縁するセパレータは矩形のシート状であってもよい。
○ 正極金属箔21、及び負極金属箔25を構成する金属を変更してもよい。
○ 電極組立体12は、正極シート18、及び負極シート19を帯状に形成するとともに、間に帯状のセパレータを介在させた状態で捲回した捲回型の電極組立体としてもよい。
○ 正極シート18は、正極金属箔21の一方の面(片面)に活物質を塗布して形成されていてもよい。負極シート19についても同様に変更できる。
○ ニッケル水素二次電池や、電気二重層キャパシタなどの蓄電装置に具体化してもよい。
○ 車両以外に用いられる蓄電装置に具体化してもよい。
S1…ステップ(塗布工程)、S2…ステップ(乾燥工程)、S3…ステップ(プレス工程)、S4…ステップ(形成工程)、10…リチウムイオン二次電池(二次電池、蓄電装置)、12…電極組立体、18…正極シート、19…負極シート、20…袋状セパレータ(セパレータ)、20a…セパレータ部、21…正極金属箔(金属箔)、22…正極活物質層(活物質層)、25…負極金属箔(金属箔)、26…負極活物質層(活物質層)、26a…表面、26b…粗面領域、30…コート層(絶縁層)、31…アルミナ粒子(セラミック粒子)。

Claims (3)

  1. 金属箔の少なくとも一方の面に活物質を含む活物質層を形成した正極及び負極と、前記正極と前記負極との間を絶縁するセパレータとを有し、前記正極と前記負極とが間に前記セパレータを介在させた状態で層状に重なる電極組立体を備え、電解質が電解液を有する蓄電装置の製造方法であって、
    前記活物質を含む活物質合剤を金属箔の少なくとも一方の面に塗布する塗布工程と、
    前記金属箔に塗布された活物質合剤を乾燥させる乾燥工程と、
    乾燥させた活物質合剤をプレスするプレス工程と、
    前記プレスした活物質合剤に対して、粒度分布における体積積算値20%での粒子径が0.5μm以上であり、且つ体積積算値80%での粒子径が10μm以下であるセラミック粒子を吹き付けることにより、前記活物質合剤の表面の少なくとも一部に粗面領域を形成するとともに、該粗面領域の少なくとも一部を覆う絶縁層を形成する形成工程と、を含むことを特徴とする蓄電装置の製造方法
  2. 前記正極と前記負極とが重なる方向からみて、前記正極において活物質層が設けられた領域は前記負極において活物質層が設けられた領域の範囲内に重なっており、
    前記負極の活物質層、前記粗面領域を形成する請求項1に記載の蓄電装置の製造方法
  3. 前記粗面領域、及び前記絶縁層、前記負極の活物質層の全面にわたって形成する請求項1または2に記載の蓄電装置の製造方法
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