JP5931462B2 - 入出力制御システム - Google Patents
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Description
上記第1の入出力制御装置を第1の常用系入出力制御装置と第1の待機系入出力制御装置からなる2重化した入出力制御装置で構成すると共に、上記第2の入出力制御装置を第2の常用系入出力制御装置と第2の待機系入出力制御装置からなる2重化した入出力制御装置で構成し、
上記第1の待機系入出力制御装置は、上記第1の常用系入出力制御装置の監視を行うと共に、上記第1の常用系入出力制御装置に設定された設定データをバックアップし、上記第1の常用系入出力制御装置に障害が発生したとき、上記第1の常用系入出力制御装置と上記第1の待機系入出力制御装置とを切り替え、
上記第2の待機系入出力制御装置は、上記第2の常用系入出力制御装置の監視を行うと共に、上記第2の常用系入出力制御装置に設定された設定データをバックアップし、上記第2の常用系入出力制御装置に障害が発生したとき、上記第2の常用系入出力制御装置と上記第2の待機系入出力制御装置とを切り替えると共に、上記第1の常用系入出力制御装置に設定された設定データをバックアップする入出力制御システムにおいて、
上記第2の待機系入出力制御装置が、設定データをバックアップする上記第1の常用系入出力制御装置と上記第2の常用系入出力制御装置を選択する際に、上記第1の待機系入出力制御装置との間で調停する調停手段を備えたことを特徴とするものである。
上記第1の待機系入出力制御装置は、上記第1の常用系入出力制御装置の監視を行うと共に、上記第1の常用系入出力制御装置に設定された設定データをバックアップし、上記第1の常用系入出力制御装置に障害が発生したとき、上記第1の常用系入出力制御装置と上記第1の待機系入出力制御装置とを切り替え、
上記第2の待機系入出力制御装置は、上記第2の常用系入出力制御装置の監視を行うと共に、上記第2の常用系入出力制御装置に設定された設定データをバックアップし、上記第2の常用系入出力制御装置に障害が発生したとき、上記第2の常用系入出力制御装置と上記第2の待機系入出力制御装置とを切り替えると共に、上記第1の常用系入出力制御装置に設定された設定データをバックアップする入出力制御システムにおいて、
上記第2の待機系入出力制御装置が、設定データをバックアップする上記第1の常用系入出力制御装置と上記第2の常用系入出力制御装置を選択する際に、上記第1の待機系入出力制御装置との間で調停する調停手段を備えたので、待機系が常用系の設定データを用い、障害発生時に常用系に即座に入れ替わることで、システムの動作を継続することができる効果がある上に、2重化された入出力制御装置が多重故障を起こした場合でも、システムの動作を継続することができ、設定データの消滅を防ぐ効果を奏する。更に、待機系入出力制御装置が常用系入出力制御装置の待機系になるのを入力ラインのみを見て決定できるので、待機系入出力制御装置が独立して動作できる効果もある。
図1は、この発明の実施の形態1による入出力制御システムのブロック図である。実施の形態1による入出力制御システム(以下、I/O制御システムという。)は、図1に示すように、例えば電気信号によりバルブの開閉等を行う出力、または温度等を電気信号として入力する入出力装置(以下、I/O装置という。)1と、I/O装置1を制御する常用系I/O制御装置2aと待機系I/O制御装置2bを有する2重化されたI/O制御装置2と、I/O制御装置2に対して指令を出力したり、I/O制御装置2から入力データを読み出すコントローラ3と、コントローラ3とI/O制御装置2を接続するバス4とを備えている。なお、図1に示す実施の形態1では、I/O装置1、I/O制御装置2と異なるI/O装置5、I/O制御装置6がバス4に接続されている例を図示しており、このI/O制御装置6もI/O制御装置2と同様に、常用系I/O制御装置6aと待機系I/O制御装置6bを有し、2重化されている。ここで、常用系とは、通常時使用されるものであり、待機系とは通常時使用されるものに障害が発生した時などに使用されるバックアップ用のものである。
することができる。
次に、この発明の実施の形態2によるI/O制御システムについて説明する。図3は、実施の形態2によるI/O制御システムの動作を説明する図で、第1と第2の異なる2重系間で設定データのコピーを保存する方法を示すものである。なお、図1と同一符号は、同一もしくは相当分を示し、詳細説明を省略する。
次に、この発明の実施の形態3によるI/O制御システムについて説明する。図4は、実施の形態3によるI/O制御システムの動作を説明する図で、1重系の第1の系と2重系の第2の系が混在したシステムにおける設定データの保存方法を示すものである。なお、図3と同一符号は、同一もしくは相当分を示し、第1の系の常用系I/O制御装置2aは1重系を構成し、第2の系の常用系I/O制御装置6aと待機系I/O制御装置6bは2重系を構成している。
次に、この発明の実施の形態4によるI/O制御システムについて説明する。図5は、実施の形態4によるI/O制御システムの動作を説明する図で、設定データのコピーを保存するためのI/O制御装置の選択方法を説明するものである。
次に、この発明の実施の形態5によるI/O制御システムについて説明する。図6は、実施の形態5によるI/O制御システムの動作を説明する図で、常用系I/O制御装置X
、Y、ZのそれぞれのスイッチSW1、SW2、SW3と並列に発光ダイオードL1、L2、L3を接続したものである。常用系I/O制御装置X、Y、Zに障害が発生した場合、常用系I/O制御装置X、Y、ZのスイッチSW1、SW2、SW3がOFFとなり、発光ダイオードL1、L2、L3が点灯する。
2、6 I/O制御装置
2a、6a、X、Y、Z 常用系I/O制御装置
2b、6b、A、B、C 待機系I/O制御装置
3 コントローラ
4 バス
SW1〜SW3 SW11〜SW13 スイッチ
SW21〜SW23、SW31〜SW33 スイッチ
V 電源
L1、L2、L3 発光ダイオード
Claims (2)
- 電気信号を入出力する入出力装置と、上記入出力装置を制御する第1の入出力制御装置と、上記入出力装置を制御する第2の入出力制御装置と、上記第1および上記第2の入出力制御装置に対して指令を出力すると共に、入力データを読み出すコントローラと、を備え、
上記第1の入出力制御装置を第1の常用系入出力制御装置と第1の待機系入出力制御装置からなる2重化した入出力制御装置で構成すると共に、上記第2の入出力制御装置を第2の常用系入出力制御装置と第2の待機系入出力制御装置からなる2重化した入出力制御装置で構成し、
上記第1の待機系入出力制御装置は、上記第1の常用系入出力制御装置の監視を行うと共に、上記第1の常用系入出力制御装置に設定された設定データをバックアップし、上記第1の常用系入出力制御装置に障害が発生したとき、上記第1の常用系入出力制御装置と上記第1の待機系入出力制御装置とを切り替え、
上記第2の待機系入出力制御装置は、上記第2の常用系入出力制御装置の監視を行うと共に、上記第2の常用系入出力制御装置に設定された設定データをバックアップし、上記第2の常用系入出力制御装置に障害が発生したとき、上記第2の常用系入出力制御装置と上記第2の待機系入出力制御装置とを切り替えると共に、上記第1の常用系入出力制御装置に設定された設定データをバックアップする入出力制御システムにおいて、
上記第2の待機系入出力制御装置が、設定データをバックアップする上記第1の常用系入出力制御装置と上記第2の常用系入出力制御装置を選択する際に、上記第1の待機系入出力制御装置との間で調停する調停手段を備えたことを特徴とする入出力制御システム。 - 上記第1および上記第2の常用系入出力制御装置の少なくとも一方に障害が発生したとき動作するスイッチと、該スイッチの動作を表示する発光ダイオードとを備え、上記障害の発生を上記発光ダイオードで表示することを特徴とする請求項1に記載の入出力制御システム。
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