JP2018147007A - 電源供給装置、電源供給装置の制御方法及び情報処理装置 - Google Patents
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Abstract
Description
前記バックアップ電源ラインに設けられ、前記補助電源部の故障時にオンになる第2のスイッチ部とを備える。
図1は、一実施形態に係る情報処理装置の構成を示す図である。
情報処理装置1は、主電源部10と、補助電源部20と、電源管理部30と、電源制御部40と、マネージメントコントローラ50と、メインコントローラ60と、ダイオードD1,D2と、スイッチ素子SW1〜SW6と、を備える。なお、スイッチ素子SW1〜SW6は、トランジスタ、電界効果トランジスタ(FET)などのオン/オフ制御可能な素子であればよい。
電源器11,12,13は、それぞれメインコントローラ60に必要な電源種に対応し、例えば、メインコントローラ60を駆動させるために必要な3.3V、1.5V、1.2Vの電圧をそれぞれ出力するDC−DCコンバータに該当する。
メインコントローラ60は、装置全体の機能を実現するためにCPUやメモリ等で構成される情報処理ユニットである。
図2は、一実施形態に係る情報処理装置の電源供給の動作を示すフローチャートである。
外部入力電源ラインLに電源が入力されると、主電源ラインL1及び補助電源ラインL2に電源が供給される。このとき、電源器11,12,13,21,22,23は、主電源ラインL1及び補助電源ラインL2から供給される電源を受けて駆動されて、それぞれ所定の電源を発生する。同時に、故障障害検知部31も起動して、電源器21の故障障害の有無を監視する(ステップS1)。
メインコントローラ60は、電源器11,12,13のすべての電源が供給されると、自身が起動して、所定の情報処理を開始する(ステップS5)。
図3は、一実施形態に係る情報処理装置の電源器の故障時における電源供給の動作を示すフローチャートである。
故障障害検知部31は、電源器21に故障障害が発生したことを検知すると、故障障害通知を故障障害通知部32及びスイッチ切替部33に送信する(ステップS12)。なお、故障障害検知部31は、電源器21の故障障害が解消されるまで、継続的に故障障害通知を送信する。
スイッチ切替部33は、故障障害検知部31からの故障障害通知を受けると、バックアップ電源ラインL30のスイッチ素子SW6をオフからオンに切り替える(ステップS13)。これにより、主電源ラインL11の余剰となっていた電源が、バックアップ電源ラインL30を介して、補助電源ラインL21に供給され、さらに電源制御部40及びマネージメントコントローラ50に供給される。なお、電源器21と合流点Cとの間における補助電源ラインL21には、ダイオードD1が設けられている。このため、バックアップ電源ラインL30から補助電源ラインL21に電源が供給されても、ダイオードD1は、電源器21へ向かう逆電流を阻止して、電源器21を保護する。
メインコントローラ電源制御部42は、故障障害通知部32から故障障害通知を受けている期間は、メインコントローラ60に電源が供給されないようにガードをかける(ステップS14)。
上述した実施形態では、故障障害検知部31は、電源器21の故障障害の有無を検知したが、補助電源側の任意の電源器(例えば電源器22)の故障障害の有無を検知してもよい。この場合、バックアップ電源ラインL30は、主電源ラインL12と補助電源ラインL22との間に設けられる。
図4は、電源供給装置の基本構成を示す概略図である。
上述した実施形態では、情報処理装置1の一実施形態として図1に示す構成について説明したが、情報処理装置1の基本構成は、図4に示す通りである。
主電源部10は、主電源を発生し、主電源ラインL11を介して、所定の情報処理を行うメインコントローラ60に主電源を供給する。補助電源部20は、補助電源を発生し、補助電源ラインL21を介して、マネージメントコントローラ50に補助電源を供給する。
10 主電源部
11,12,13,21,22,23 電源器
20 補助電源部
30 電源管理部
31 故障障害検知部
32 故障障害通知部
33 スイッチ切替部
40 電源制御部
41 マネージメントコントローラ電源制御部
42 メインコントローラ電源制御部
50 マネージメントコントローラ
60 メインコントローラ
Claims (6)
- 主電源を発生し、主電源ラインを介して、所定の情報処理を行うメインコントローラに前記主電源を供給する主電源部と、
補助電源を発生し、補助電源ラインを介して、前記メインコントローラを管理するマネージメントコントローラに前記補助電源を供給する補助電源部と、
前記主電源ラインに設けられ、前記マネージメントコントローラの起動後であって、前記補助電源部が故障していないときにオンになる第1のスイッチ部と、
前記主電源ラインのうち前記主電源部と前記第1のスイッチ部との間の点と前記補助電源ラインとに接続されたバックアップ電源ラインと、
前記バックアップ電源ラインに設けられ、前記補助電源部の故障時にオンになる第2のスイッチ部と
を備える電源供給装置。 - 前記主電源部が、それぞれ異なる規格の前記主電源を発生し、それぞれ異なる主電源ラインを介して、前記メインコントローラに主電源を並列に供給する複数の主電源器を備え、
前記補助電源部が、それぞれ異なる規格の前記補助電源を発生し、それぞれ異なる補助電源ラインを介して、前記マネージメントコントローラに補助電源を並列に供給する複数の補助電源器を備え、
前記バックアップ電源ラインが、前記それぞれの主電源ラインのいずれか1つと、前記それぞれの補助電源ラインのいずれか1つと、に接続され、
前記第1のスイッチ部が、前記それぞれの主電源ラインに設けられ、かつ、前記マネージメントコントローラの起動後であって、前記複数の補助電源器のうち、前記バックアップ電源ラインに接続される補助電源器が故障していないときにオンになる複数のスイッチ素子を備え、
前記第2のスイッチ部が、前記複数の補助電源器のうち、前記バックアップ電源ラインに接続される補助電源器の故障時にオンになる
請求項1に記載の電源供給装置。 - 前記マネージメントコントローラから出力される切替指示に従って前記第1のスイッチ部をオンにし、前記補助電源器の故障中に前記第1のスイッチ部をオフに固定する電源制御部をさらに備える
請求項1または請求項2に記載の電源供給装置。 - 前記補助電源部と、前記補助電源ラインと前記バックアップ電源ラインとの接続箇所と、の間における前記補助電源ラインに、前記補助電源部に向かう逆電流を阻止するためのダイオードを更に備える
請求項1に記載の電源供給装置。 - 主電源を発生し、主電源ラインを介して、所定の情報処理を行うメインコントローラに前記主電源を供給する主電源部と、
補助電源を発生し、補助電源ラインを介して、前記メインコントローラを管理するマネージメントコントローラに前記補助電源を供給する補助電源部と、
前記主電源ラインに設けられる第1のスイッチ部と、
前記主電源ラインのうち前記主電源部と前記第1のスイッチ部との間の点と前記補助電源ラインとに接続されたバックアップ電源ラインと、
前記バックアップ電源ラインに設けられる第2のスイッチ部と
を備える電源供給装置の制御方法であって、
前記第1のスイッチ部を、前記マネージメントコントローラの起動後であって、前記補助電源部が故障していないときにオンにする第1のスイッチ切替えステップと、
前記第2のスイッチ部を、前記補助電源部の故障時にオンにする第2のスイッチ切替えステップと、
を備える電源供給装置の制御方法。 - 所定の情報処理を行うメインコントローラと、
前記メインコントローラを管理するマネージメントコントローラと、
前記メインコントローラに主電源を供給し、前記マネージメントコントローラに補助電源を供給する請求項1から請求項4の何れか1項に記載の電源供給装置と、
を備える情報処理装置。
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