JP5583054B2 - 監視システム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、監視システムに関する。
上下水道等の監視システムでは、24時間365日の連続監視が要求される。このため、監視操作端末装置及びデータサーバ装置等には、24時間365日連続稼働可能な産業用コンピュータが使用されている。また、電源システムとしては、商用電源からの供給が停止した停電時における対応としてUPS等の無停電電源装置が採用されている。
しかし、監視システムにおける無停電電源装置の役割としては、停電後に監視操作端末装置やデータサーバ装置などを正常にシャットダウンさせるための時間を確保するために設置されるのが一般的である。このため、停電が継続した場合にプラント監視を継続することができないといった課題がある。
特開平11−202986号公報
本実施形態の目的は、停電時においてもプラント監視を継続することが可能な監視システムを提供することにある。
本実施形態によれば、
制御対象機器を監視するために必要な監視データのファイリングを行うデータサーバ装置と、前記データサーバ装置から監視データを受け取り、制御対象機器の運用状態を監視するための監視操作端末装置と、前記データサーバ装置及び前記監視操作端末装置に無停電電源を供給する無停電電源装置と、バッテリを内蔵し、停電時に起動して、制御対象機器を監視するために必要な監視データのファイリングを行うとともに制御対象機器の運用状態を監視するためのバックアップ監視操作端末装置と、を備えたことを特徴とする監視システムが提供される。
本実施形態によれば、
制御対象機器を監視するために必要な監視データのファイリングを行うデータサーバ装置と、前記データサーバ装置から監視データを受け取り、制御対象機器の運用状態を監視するための監視操作端末装置と、前記データサーバ装置及び前記監視操作端末装置に無停電電源を供給するとともに、停電時に前記データサーバ装置に対して停電検知信号を出力する無停電電源装置と、バッテリを内蔵し、停電検知信号を受信した前記データサーバ装置からの起動指令に基づいて起動して、制御対象機器を監視するために必要な監視データのファイリングを行うとともに制御対象機器の運用状態を監視するためのバックアップ監視操作端末装置と、を備えたことを特徴とする監視システムが提供される。
本実施形態によれば、
制御対象機器を監視するために必要な監視データのファイリングを行うとともに停電時にシャットダウンするデータサーバ装置と、前記データサーバ装置から監視データを受け取り、制御対象機器の運用状態を監視するとともに停電時にシャットダウンする監視操作端末装置と、前記データサーバ装置及び前記監視操作端末装置に無停電電源を供給する無停電電源装置と、バッテリを内蔵し、停電時に起動して、制御対象機器を監視するために必要な監視データのファイリングを行うとともに制御対象機器の運用状態を監視し、商用電源が復帰したのに基づいて、停電時にシャットダウンしていた前記データサーバ装置に対して起動指令を出力するバックアップ監視操作端末装置と、を備えたことを特徴とする監視システムが提供される。
図1は、本実施形態における監視システムの一構成例を概略的に示す図である。 図2は、停電発生時における本実施形態の監視システムの構成を概略的に示す図である。 図3は、停電発生時における本実施形態の監視システムの動作手順を示すフローチャートである。 図4は、停電継続中における本実施形態の監視システムの構成を概略的に示す図である。 図5は、商用電源復帰時における本実施形態の監視システムの構成を概略的に示す図である。 図6は、商用電源復帰時における本実施形態の監視システムの動作手順を示すフローチャートである。
以下、本実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図において、同一又は類似した機能を発揮する構成要素には同一の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本実施形態における監視システムの一構成例を概略的に示す図である。
すなわち、本監視システムは、上下水道のプラントなどを下位の制御対象機器とし、これらの制御対象機器を監視制御するものである。このような監視システムは、データサーバ装置11及び12、監視操作端末装置21、22、…、無停電電源装置30、及び、バックアップ監視操作端末装置40を備えている。これらのデータサーバ装置11及び12、監視操作端末装置21、22、…、及び、バックアップ監視操作端末装置40は、制御用ネットワーク50を介して通信可能であり、互いに各種データのやり取りを行う。
なお、以下の説明や図においては、データサーバ装置を単に「SVS」、監視操作端末装置を単に「HMI」、バックアップ監視操作端末装置を単に「BHMI」と称したり、記載したりすることがある。
データサーバ装置11及び12は、主として、制御対象機器を監視するために必要な監視データをファイリングするファイリング機能を有している。このような監視データとしては、例えば、制御対象機器の状態変化に対応したデータや、プロセス計測値・積算値等の現在値及び履歴に対応したデータなどが含まれる。
このようなデータサーバ装置11及び12は、冗長化されている。すなわち、商用電源が正常な平常時においては、データサーバ装置11及び12は、ともに稼動しており、一方のデータサーバ装置11がオンライン側に対応し、他方のデータサーバ装置12がスタンバイ側に対応する。これらのデータサーバ装置11とデータサーバ装置12との間では、所定のタイミングでファイリングを含む監視データを等値する等値化処理を行い、例えオンライン側がダウンした時においてもスタンバイ側が直ちに処理を引き継ぎ、データサーバ機能を維持できる構成となっている。
また、このようなデータサーバ装置11及び12のうち、主としてオンライン側は、平常時におけるシステム全体の制御を司り、必要に応じて稼働中の監視操作端末装置21,22…に対して監視データの配信を行う。
また、主としてオンライン側のデータサーバ装置11は、商用電源からの供給(商用給電)が停止した停電時において、稼働中の監視操作端末装置21,22…に対してシャットダウン指令を出力したり、スタンバイ側のデータサーバ装置12に対してシャットダウン指令を出力したり、バックアップ監視操作端末装置40に対して起動指令を出力したりした後に、自身もシャットダウンする。
また、商用電源からの供給が再開された商用電源復帰時においては、オンライン側となるべきデータサーバ装置11がバックアップ監視操作端末装置40からの起動指令に基づいて直ちに起動し、シャットダウンされて停止中の監視操作端末装置21,22…に対して起動指令を出力したり、シャットダウンされて停止中のスタンバイ側となるべきデータサーバ装置12に対して起動指令を出力したり、バックアップ監視操作端末装置40との間で監視データの等値化処理を行った後にバックアップ監視操作端末装置40に対してシャットダウン指令を出力したりする。
監視操作端末装置21、22、…は、主として、データサーバ装置11及び12から監視データを受け取り、制御対象機器の運用状態を監視するためのものである。このような監視操作端末装置21、22、…は、オペレータに対して監視操作画面などの各種情報を表示する表示部や、オペレータからの操作を受け付けるキーボードなどの操作部、配信された監視データなどを記憶するメモリユニットなどを備えている。
このような監視操作端末装置21、22、…は、複数台設置され、冗長化されている。すなわち、平常時においては、監視操作端末装置21、22、…は、稼動しており、いずれの監視操作端末装置においても、制御対象機器の運用状態を監視可能である。
また、停電時においては、稼働中の監視操作端末装置21,22…は、主としてオンライン側のデータサーバ装置11からのシャットダウン指令に基づいて自身がシャットダウンする。また、商用電源復帰時においては、シャットダウンされて停止中の監視操作端末装置21,22…は、主としてオンライン側のデータサーバ装置11からの起動指令に基づいて直ちに起動する。
無停電電源装置30は、監視システムを構成する構成機器のうち、少なくともデータサーバ装置11及び12と、監視操作端末装置21、22、…とに対して無停電電源を供給する。なお、場合によっては、無停電電源装置30は、バックアップ監視操作端末装置40に対しても無停電電源を供給しても良い。
この無停電電源装置30は、商用電源からの供給が停止したのに基づいて、停電が発生したことを検知し、主としてオンライン側のデータサーバ装置11に対して停電検知信号を出力する。
バックアップ監視操作端末装置40は、バッテリBを内蔵している。このようなバックアップ監視操作端末装置40は、オペレータに対して監視操作画面などの各種情報を表示する表示部や、オペレータからの操作を受け付けるキーボードなどの操作部、制御対象機器から受け取った監視データのファイリングを行うなどのためのメモリユニットなどを備えている。
このバックアップ監視操作端末装置40は、平常時には停止しており、商用電源により内蔵したバッテリBを充電している。また、このバックアップ監視操作端末装置40は、停電時には、充電されたバッテリBで駆動する。
すなわち、バックアップ監視操作端末装置40は、停電時に起動して、制御対象機器を監視するために必要な監視データのファイリングを行うとともに、制御対象機器の運用状態を監視するための装置として機能する。換言すると、バックアップ監視操作端末装置40は、停電時において、データサーバ装置11及び12の機能と、監視操作端末装置21、22、…の機能とを代理するものである。
このようなバックアップ監視操作端末装置40は、停電時に停電検知信号を受信したオンライン側のデータサーバ装置11からの起動指令に基づいて起動する。また、このバックアップ監視操作端末装置40は、起動完了した後に、起動完了通知をオンライン側のデータサーバ装置11に対して出力する。
また、バックアップ監視操作端末装置40は、商用電源復帰において、シャットダウンされて停止中のデータサーバ装置のうち、オンライン側となるべきデータサーバ装置11に対して起動指令を出力したり、起動したデータサーバ装置11との間で停電中にファイリグを行った監視データの等値化処理を行ったりする。
上述した監視システムの各種構成機器のうち、データサーバ装置11及び12、及び、監視操作端末装置21、22、…については、原則として24時間365日の連続監視に適用されることを前提としているため、連続稼働可能な産業用コンピュータが採用される。バックアップ監視操作端末装置40については、停電時にデータサーバ装置11及び12、及び、監視操作端末装置21、22、…のバックアップとして動作することを目的としているため、平常時においては停止しており、24時間365日連続稼働は必要としないため、汎用パーソナルコンピュータを適用することが可能である。
次に、停電発生時における本実施形態の監視システムについて説明する。なお、以下の説明では、停電発生時においても、制御対象機器は自家発電機からの電源供給あるいは本監視システムとは別個の無停電電源装置からの電源供給により、24時間365日の連続稼動しているものとする。
図2は、停電発生時における本実施形態の監視システムの構成を概略的に示す図である。図3は、停電発生時における本実施形態の監視システムの動作手順を示すフローチャートである。
停電発生時には、まず、無停電電源装置30は、商用電源からの供給が停止したのに基づいて、停電が発生したと判断し、データサーバ装置(SVS(オンライン))11に対して停電検知信号を出力する(S101)。このとき、データサーバ装置11をはじめ、データサーバ装置(SVS(スタンバイ))12や、監視操作端末装置(HMI)21、22、…は、無停電電源装置30からの電源供給により稼動し続けている。
データサーバ装置11は、無停電電源装置30から送信された停電検知信号を受信する(S102)。このデータサーバ装置11は、停電検知信号を受信したのに基づいて、停止待機しているバックアップ監視操作端末装置(BHMI)40に対して起動指令を出力する(S103)。
バックアップ監視操作端末装置40は、データサーバ装置11から送信された起動指令を受信する(S104)。このバックアップ監視操作端末装置40は、起動指令を受信したのに基づいて、停止待機の状態から起動状態へ移行する。この際、商用電源は停電しているため、バックアップ監視操作端末装置40は、内蔵したバッテリBを電源として起動する(S105)。
そして、バックアップ監視操作端末装置40は、起動した後に、監視操作画面の表示及び監視対象機器からの監視データのファイリング処理などを開始し、それら機能の起動が全て完了後に(S106、YES)、データサーバ装置11に対して起動完了通知を出力する(S107)。
データサーバ装置11は、バックアップ監視操作端末装置40から送信された起動完了通知を受信したのに基づいて、バックアップ監視操作端末装置40の起動完了を検出する(S108)。そして、データサーバ装置11は、稼働中の監視操作端末装置21、22、…に対してシャットダウン指令を出力する(S109a)とともに、稼働中のデータサーバ装置12に対してシャットダウン指令を出力する(S109b)。
監視操作端末装置21、22、…は、データサーバ装置11からのシャットダウン指令を受信したのに基づいて、シャットダウンする(S110a)。また、データサーバ装置12も同様に、データサーバ装置11からのシャットダウン指令を受信したのに基づいて、シャットダウンする(S110b)。
そして、データサーバ装置11は、上記処理が全て完了した時点、つまり、ヘルシー信号のやり取りなどにより、稼動していたデータサーバ装置12及び監視操作端末装置21、22、…が正常にシャットダウンしたことを検知したのに基づいて、データサーバ装置11自身が自動シャットダウンし(S111)、停電発生時の処理を完了する。
このように、本監視システムにおいては、無停電電源装置30は、停電発生時において、データサーバ装置11がバックアップ監視操作端末装置40を起動し、データサーバ装置12及び監視操作端末装置21、22、…をシャットダウンし、データサーバ装置11自身がシャットダウンするまでの間、各機器に電源を供給する。
なお、本監視システムにおいて、自家発電機が導入されている場合には、停電を検知したタイミングで自家発電機が起動し、必要な機器への電源を供給する。
次に、停電継続中における本実施形態の監視システムについて説明する。
図4は、停電継続中における本実施形態の監視システムの構成を概略的に示す図である。
図示したように、停電継続中は、データサーバ装置11及び12、及び、監視操作端末装置21、22、…が停止しているため、無停電電源装置30は、図示したいずれの機器にも電源を供給していない。一方で、バックアップ監視操作端末装置40は、内蔵したバッテリBからの電源供給により稼動し続け、監視操作端末装置としての機能及びデータサーバ装置としてのファイリング機能を実行する。
次に、商用電源復帰時における本実施形態の監視システムについて説明する。
図5は、商用電源復帰時における本実施形態の監視システムの構成を概略的に示す図である。図6は、商用電源復帰時における本実施形態の監視システムの動作手順を示すフローチャートである。
商用電源復帰時には、まず、バックアップ監視操作端末装置40は、内蔵したバッテリBの充電が再開されたことを検出すると、商用電源が復帰したと判断する(S201)。バックアップ監視操作端末装置40は、商用電源が復帰したのに基づいて、停電時にシャットダウンしていたデータサーバ装置のうち、オンライン側となるべきデータサーバ装置11に対して起動指令(あるいは、システム復帰指令)を出力する(S202)。なお、無停電電源装置30に商用電源が供給されたのに基づいて無停電電源装置30が商用電源の復帰を判断してもよく、この場合には、無停電電源装置30からデータサーバ装置11に対して起動指令が出力される。
ただし、プラントの運用によっては商用電源復帰後に決められた手順に従い順次設備を復旧させていく場合もあるため、システム復帰については、バックアップ監視操作端末装置40からの起動指令に基づいて自動で行うのみではなく、設定によりオペレータの手動操作での開始も可能とする。
例えば、本監視システムに自家発電機が導入されていた場合、無停電電源装置30では、復帰した商用電源からの電源供給と自家発電機からの電源供給とが区別できないことがあるため、商用電源の復帰はオペレータによって判断され、バックアップ監視操作端末装置40からオペレータによる手動操作によってシステム復帰がなされる場合もある。
いずれにしても、データサーバ装置11は、商用電源復帰後に、バックアップ監視操作端末装置40から自動出力された起動指令あるいはオペレータにより手動操作によって出力された起動指令を受信する(S203)。このデータサーバ装置11は、起動指令を受信したのに基づいて、停止状態から起動状態へ移行する。この際、商用電源は復帰しているため、データサーバ装置11は、無停電電源装置30からの電源供給により起動する(S204)。
データサーバ装置11は、起動した後に、監視対象機器からの監視データのファイリング処理などを開始し、その機能の起動が全て完了後に(S205、YES)、バックアップ監視操作端末装置40に対して起動完了通知を出力する(S206)。
バックアップ監視操作端末装置40は、データサーバ装置11から送信された起動完了通知を受信したのに基づいて、データサーバ装置11の起動完了を検出する(S207)。そして、バックアップ監視操作端末装置40は、データサーバ装置11との間で、停電継続中にファイリングを行った監視データの等値化処理を行う(S208)。
そして、データサーバ装置11は、バックアップ監視操作端末装置40との間での等値化処理が完了したのに基づいて、停電時にシャットダウンしていた停止状態の監視操作端末装置21、22、…に対して起動指令を出力する(S209a)とともに、停止状態のデータサーバ装置12に対して起動指令を出力する(S209b)。
監視操作端末装置21、22、…は、データサーバ装置11からの起動指令を受信する(S210a)。これらの監視操作端末装置21、22、…は、起動指令を受信したのに基づいて、停止状態から起動状態へ移行する。この際、商用電源は復帰しているため、監視操作端末装置21、22、…は、無停電電源装置30からの電源供給により起動する(S211a)。監視操作端末装置21、22、…は、起動した後に、それらの機能の起動が全て完了後に(S212a、YES)、データサーバ装置11に対して起動完了通知を出力する(S213a)。
一方、データサーバ装置12も同様に、データサーバ装置11からの起動指令を受信する(S210b)。このデータサーバ装置12は、起動指令を受信したのに基づいて、停止状態から起動状態へ移行する。この際、商用電源は復帰しているため、データサーバ装置12は、無停電電源装置30からの電源供給により起動する(S211b)。データサーバ装置12は、起動した後に、それらの機能の起動が全て完了後に(S212b、YES)、データサーバ装置11に対して起動完了通知を出力する(S213b)。
データサーバ装置11は、監視操作端末装置21、22、…からの起動完了通知及びデータサーバ装置12からの起動完了通知を受信したのに基づいて、これらの起動完了を検出する(S214)。そして、データサーバ装置11は、バックアップ監視操作端末装置40に対してシャットダウン指令を出力する(S215)。
そして、データサーバ装置11は、上記処理が全て完了した時点、つまり、ヘルシー信号のやり取りなどにより、稼動していたバックアップ監視操作端末装置40が正常にシャットダウンしたことを検知したのに基づいて、商用電源復帰時の処理を完了する。
このような本実施形態によれば、本監視システム内に、バッテリBを内蔵したバックアップ監視操作端末装置40を配置し、停電時にこのバックアップ監視操作端末装置40を起動して、制御対象機器からの監視データのファイリングを行うとともに、制御対象機器の運用状態を監視するための装置として機能する。このため、停電発生後に、データサーバ装置11及び12、及び、監視操作端末装置21、22、…がシャットダウンした後においても、制御対象機器の監視を継続することが可能となる。
また、本実施形態によれば、バックアップ監視操作端末装置40について、平常時は商用電源で内蔵したバッテリBを充電し、停電時は充電されたバッテリBで駆動とするように構成されている。つまり、バックアップ監視操作端末装置40を停電時に駆動するのに、無停電電源装置30からの電源の供給を必要としない。
監視システムにおいては、冗長化構成がとられていることが多く、監視システムを構築する機器の台数が多い。このため、停電時にもそれらの機器に対して無停電電源装置30から電源を供給し続けて監視を継続しようとした場合、無停電電源装置30のバッテリ容量を増大する必要があり、設備導入時のイニシャルコスト及びランニングコスト共に高価となってしまう。
一方、本実施形態においては、無停電電源装置30は、停電発生後に、データサーバ装置11及び12、及び、監視操作端末装置21、22、…が稼動状態からシャットダウンするまでの間に、これらの機器に電源を供給するのに必要なバッテリ容量を有している。したがって、無停電電源装置30のバッテリ容量を従来よりも増やすことなく、停電時の制御対象機器の監視を継続することが可能となり、安価な監視システムを構築することが可能となる。
また、本実施形態によれば、停電発生時におけるバックアップ監視操作端末装置40の自動起動処理をデータサーバ装置(特に、オンライン側のデータサーバ装置11)からの起動指令に基づいて行っている。そして、バックアップ監視操作端末装置40が監視データのファイリングを開始すると、その後に、バックアップ監視操作端末装置40から出力された起動完了通知をデータサーバ装置11が受信したのに基づいて、データサーバ装置11がシャットダウンする。また、商用電源復帰においては、データサーバ装置11が起動して監視データのファイリングを開始する一方で、データサーバ装置11は、停電中の監視データをバックアップ監視操作端末装置40との間での等値化処理によって補完する。このように、データサーバ装置11とバックアップ監視操作端末装置40との間でのデータ同期・補完を可能とし、停電時におけるデータ欠測を防止することが可能となる。
また、本実施形態によれば、停電時のみに稼働するバックアップ監視操作端末装置40としては、24時間365日連続稼働可能な産業用コンピュータではなく汎用パーソナルコンピュータを採用することが可能となり、安価な監視システムの構築を実現できる。
以上説明したように、本実施形態によれば、停電時においてもプラント監視を継続することが可能な監視システムを提供することが可能となる。
なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
11…データサーバ装置(SVS)(オンライン)
12…データサーバ装置(SVS)(スタンバイ)
21、22,23…監視操作端末装置(HMI)
30…無停電電源装置
40…バックアップ監視操作端末装置(BHMI)
50…制御用ネットワーク

Claims (10)

  1. 制御対象機器を監視するために必要な監視データのファイリングを行うデータサーバ装置と、
    前記データサーバ装置から監視データを受け取り、制御対象機器の運用状態を監視するための監視操作端末装置と、
    前記データサーバ装置及び前記監視操作端末装置に、停電の発生から少なくとも前記データサーバ装置及び前記監視操作端末装置がシャットダウンするまでの間、電源を供給する無停電電源装置と、
    バッテリを内蔵し、前記停電時に起動して、制御対象機器を監視するために必要な監視データのファイリングを行うとともに制御対象機器の運用状態を監視するためのバックアップ監視操作端末装置と、
    を備えたことを特徴とする監視システム。
  2. 前記バックアップ監視操作端末装置は、商用電源で前記バッテリを充電し、停電時には充電された前記バッテリで駆動とすることを特徴とする請求項1に記載の監視システム。
  3. 制御対象機器を監視するために必要な監視データのファイリングを行うデータサーバ装置と、
    前記データサーバ装置から監視データを受け取り、制御対象機器の運用状態を監視するための監視操作端末装置と、
    前記データサーバ装置及び前記監視操作端末装置に、停電の発生から少なくとも前記データサーバ装置及び前記監視操作端末装置がシャットダウンするまでの間、電源を供給するとともに、前記停電時に前記データサーバ装置に対して停電検知信号を出力する無停電電源装置と、
    バッテリを内蔵し、停電検知信号を受信した前記データサーバ装置からの起動指令に基づいて起動して、制御対象機器を監視するために必要な監視データのファイリングを行うとともに制御対象機器の運用状態を監視するためのバックアップ監視操作端末装置と、
    を備えたことを特徴とする監視システム。
  4. 前記データサーバ装置は、前記バックアップ監視操作端末装置から起動完了通知を受信したのに基づいて、前記監視操作端末装置に対してシャットダウン指令を出力することを特徴とする請求項3に記載の監視システム。
  5. 前記データサーバ装置は、前記監視操作端末装置のシャットダウンが完了したのに基づいて、自身を自動シャットダウンすることを特徴とする請求項4に記載の監視システム。
  6. 制御対象機器を監視するために必要な監視データのファイリングを行うとともに停電時にシャットダウンするデータサーバ装置と、
    前記データサーバ装置から監視データを受け取り、制御対象機器の運用状態を監視するとともに停電時にシャットダウンする監視操作端末装置と、
    前記データサーバ装置及び前記監視操作端末装置に無停電電源を供給する無停電電源装置と、
    バッテリを内蔵し、停電時に起動して、制御対象機器を監視するために必要な監視データのファイリングを行うとともに制御対象機器の運用状態を監視し、商用電源が復帰したのに基づいて、停電時にシャットダウンしていた前記データサーバ装置に対して起動指令を出力するバックアップ監視操作端末装置と、
    を備えたことを特徴とする監視システム。
  7. 前記バックアップ監視操作端末装置は、前記データサーバ装置から起動完了通知を受信したのに基づいて、前記データサーバ装置との間で、停電中にファイリングを行った監視データの等値化処理を行うことを特徴とする請求項6に記載の監視システム。
  8. 前記データサーバ装置は、前記バックアップ監視操作端末装置との間での等値化処理が完了したのに基づいて、停電時にシャットダウンしていた前記監視操作端末装置に対して起動指令を出力することを特徴とする請求項7に記載の監視システム。
  9. 前記データサーバ装置は、前記監視操作端末装置から起動完了通知を受信したのに基づいて、前記バックアップ監視操作端末装置に対してシャットダウン指令を出力することを特徴とする請求項8に記載の監視システム。
  10. 前記バックアップ監視操作端末装置は、汎用パーソナルコンピュータであることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の監視システム。
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