JP5931304B1 - 電動機 - Google Patents

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Abstract

電機子20は、第1方向D1に並んで配置された複数の電機子コア21と、電機子コア21のうち第2方向D2の一部の領域に巻かれたコイル22と、複数の電機子コア21に対して第1方向D1及び第2方向D2に直交する第3方向D3にコイル22を配置する間隔を空けて設けられた搬送物23と、複数の電機子コア21及び搬送物23を固定する取付部材24と、を有し、複数の電機子コア21は、第1ボルト25によって取付部材24に固定され、搬送物23は、第2ボルト26によって取付部材24に固定され、取付部材24、第1ボルト25及び第2ボルト26は、第3方向D3から見てコイル22と重ならない位置に配置される。

Description

本発明は、界磁子及び電機子を備える電動機に関する。
搬送物を搬送する装置として、電動機が知られている。電動機は、固定子である界磁子と可動子である電機子との間で推力を発生させることで、電機子を一方向に移動させる。電機子は、コイルが巻かれた複数の電機子コアを有しており、電機子コアのギャップ面が界磁子に対向して配置される。近年では、ギャップ面の面積を大型化することによって電動機を高出力化すること、又は電動機を小型化することが求められている。
特許文献1には、コイルが巻かれた複数の電機子コアと、電機子コアの上部に配置された電機子取付板と、電機子取付板の上部に固定されたテーブルとを備える電動機が記載されている。複数の電機子コアが締結ボルトによって電機子取付板に固定されている。また、テーブルが締結ボルトによって電機子取付板に固定されている。
特開2003−219627号公報
上記特許文献1に記載の電機子では、電機子取付板がコイルの上部、つまりコイルとテーブルとの間の空間に配置されている。この構成では、電機子取付板を配置するため上下方向にスペースが必要となる。このため、電機子全体のサイズに対して、電機子コアのサイズが上下方向に制限される可能性がある。この場合、ギャップ面の面積を上下方向に大型化することが困難となる可能性があり、電動機の高出力化が困難となる可能性がある。又は、電機子コアに対して電動機を上下方向に小型化することが困難となる可能性がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、高出力化又は小型化が可能な電動機を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、界磁子と、界磁子との間で推力を発生させて移動する電機子とを備え、界磁子は、電機子の移動する方向である第1方向に交互に極性が異なる状態で並んで配置された複数の磁石を有し、電機子は、磁石に対して第1方向に直交する第2方向に対向する位置に配置され、かつ、第1方向に並んで配置された複数の電機子コアと、電機子コアのうち第2方向の一部の領域に巻かれたコイルと、複数の電機子コアに対して第1方向及び第2方向に直交する第3方向にコイルを配置する間隔を空けて設けられた搬送物と、複数の電機子コア及び搬送物を固定する取付部材と、を有し、複数の電機子コアは、第1締結部材によって取付部材に固定され、搬送物は、第2締結部材によって取付部材に固定され、取付部材、第1締結部材及び第2締結部材は、第3方向から見てコイルと重ならない位置に配置されることを特徴とする。
本発明によれば、高出力化又は小型化が可能な電動機を得ることができる、という効果を奏する。
実施の形態1に係る電動機の斜視図 実施の形態1に係る電動機の斜視図 実施の形態1に係る電動機の斜視図 実施の形態1に係る電動機の平面図 実施の形態1に係る電動機の平面図 実施の形態1に係る電動機の取付部材の平面図 実施の形態1に係る電動機の電機子の断面図 実施の形態2に係る電動機の平面図 実施の形態2に係る電動機の平面図 実施の形態2に係る電動機の取付部材の平面図 実施の形態2に係る電動機の電機子の断面図 実施の形態3に係る電動機の電機子の断面図 実施の形態4に係る電動機の電機子の一部を示す平面図 実施の形態5に係る電動機の電機子の一部を示す平面図 実施の形態6に係る電動機の平面図 実施の形態6に係る電動機の平面図 実施の形態6に係る電動機の電機子の断面図 実施の形態7に係る電動機の平面図 実施の形態7に係る電動機の平面図 実施の形態7に係る電動機の電機子の断面図 実施の形態8に係る電動機の平面図 実施の形態8に係る電動機の平面図 実施の形態8に係る電動機の電機子の断面図
以下に、本発明の実施の形態に係る電動機を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1から図3は、実施の形態1に係る電動機1の斜視図である。なお、図2は、図1に示す電動機1のうち片側の界磁ヨーク11及び永久磁石12を除去した状態を示している。図3は、図1に示す電動機1のうち片側の界磁ヨーク11及び永久磁石12と搬送物23とを除去した状態を示している。また、図4及び図5は、実施の形態1に係る電動機1の平面図である。なお、図5は、図4に示す電動機1のうち取付部材24を除去した状態を示している。
図1から図5に示すように、電動機1は、固定子である界磁子10と、可動子である電機子20とを備えている。電動機1は、界磁子10と電機子20との間で発生した推力により、電機子20を第1方向D1に移動させる。電動機1は、推力発生面が電機子20の第2方向D2の両側に形成される、両側式の電動機である。電機子20には、搬送物23が設けられる。電動機1は、搬送物23を保持した状態で電機子20を移動させることにより、搬送物23を搬送する。なお、実施の形態1では、搬送物23を平板として記載したが、搬送物23は機械装置の可動部に相当し、実装機のヘッド、荷物を積載する台車又はステージに相当するものである。
界磁子10は、界磁ヨーク11と、永久磁石12とを有している。界磁ヨーク11は、第2方向D2に間隔を空けた状態で2つ配置されている。2つの界磁ヨーク11は、第1方向D1に伸びた形状に形成されている。2つの界磁ヨーク11は、平行に配置されている。
永久磁石12は、界磁ヨーク11上に複数設けられている。複数の永久磁石12は、界磁ヨーク11毎に、第1方向D1に沿って1列に等ピッチで配置されている。したがって、複数の永久磁石12は、第2方向D2に間隔を空けて2列に設けられる。各永久磁石12の極性は、第1方向D1に交互に異なっている。
電機子20は、第2方向D2において2列の永久磁石12の間に配置されている。電機子20は、第1方向D1に並んで配置される複数の電機子コア21と、電機子コア21に巻かれるコイル22とを有している。
電機子コア21は、板状のコア部材が複数積層されて形成される。コア部材は、第1方向D1及び第2方向D2に直交する第3方向D3に積層されている。電機子コア21は、ティース毎に分割された分割鉄心で形成されている。電機子コア21の第2方向D2の両端面は、永久磁石12に対向して配置されたギャップ面Gとなっている。電機子コア21の第2方向D2の中央部には、コイル22が巻かれている。なお、コイル22は、インシュレータを介して巻かれている。実施の形態1では、インシュレータの図示を省略している。
電機子コア21の第2方向D2の両端には、ボルト穴31が設けられる。ボルト穴31は、第3方向D3に電機子コア21を貫通して形成されている。ボルト穴31には、電機子コア21を取付部材24に締結する第1締結部材である第1ボルト25が挿入される。電機子コア21毎にボルト穴31が設けられるため、複数の電機子コア21においては、ボルト穴31が第1方向D1に並んで配置される。
また、電機子20は、複数の電機子コア21に対して第3方向D3の位置に設けられた搬送物23と、複数の電機子コア21及び搬送物23を固定する取付部材24とを有している。
搬送物23は、矩形の板状に形成され、第2締結部材である第2ボルト26によって取付部材24に固定される。搬送物23は、第1方向D1及び第2方向D2において、複数の電機子コア21の全体に亘って配置される。
取付部材24は、角柱状に形成され、第1方向D1に沿って配置される。取付部材24は、第2方向において電機子コア21の両端部に配置される。取付部材24は、電機子コア21の上面のうちコイル22が設けられない領域に配置される。取付部材24は、第1方向D1において、複数の電機子コア21の全体に亘って配置される。取付部材24は、非磁性材料を用いて形成されている。実施の形態1において、取付部材24はSUSを用いて形成されている。取付部材24を非磁性材料とすることにより、取付部材24を通過する磁束を低減することができる。これにより、漏れ磁束を抑制できるため、電動機1の推力低下を抑制できる。なお、取付部材24は、非磁性かつ非導電性の材料を用いて形成されてもよい。取付部材24を非導電性材料とすることにより、取付部材24に流れる渦電流を抑制することができる。これにより、鉄損による電動機1の推力低下を抑制できる。
図6は、実施の形態1に係る電動機1の取付部材24の平面図である。図6に示すように、取付部材24は、第1方向D1に並んで配置される第1ボルト穴35及び第2ボルト穴36を有している。第1ボルト穴35及び第2ボルト穴36は、第1方向D1に等ピッチで交互に配置されている。第1ボルト穴35及び第2ボルト穴36は、第3方向D3に貫通して形成される。なお、第2ボルト穴36は、第3方向D3に貫通していなくてもよい。この場合、第2ボルト穴36は、取付部材24の第3方向D3の上部に形成される。
図7は、実施の形態1に係る電動機1の電機子20の断面図である。図7に示すように、第1ボルト穴35は、第3方向D3に見て電機子コア21のボルト穴31に重なる位置に配置される。第1ボルト25は、電機子コア21の下側端部に配置される。第1ボルト25は、電機子コア21のボルト穴31を第3方向D3に貫通して第1ボルト穴35に挿入される。これにより、第1ボルト25によって電機子コア21が取付部材24に締結される。このように、第1ボルト25は、第3方向D3における電機子20の第1端である下側端部20sに設けられる。
また、第2ボルト穴36には、第2締結部材である第2ボルト26が挿入される。第2ボルト26は、搬送物23の上側端部に配置される。第2ボルト26は、搬送物23のボルト穴33を第3方向D3に貫通して第2ボルト穴36に挿入される。これにより、第2ボルト26によって搬送物23が取付部材24に締結される。このように、第2ボルト26は、第3方向D3における電機子20の第2端である上側端部20tに設けられる。
図7に示すように、搬送物23は、複数の電機子コア21に対して第3方向D3にコイル22を配置する間隔を空けて設けられる。取付部材24の第3方向D3の寸法は、コイル22の上端部を配置可能な寸法に形成されている。コイル22の上端部は、電機子コア21の上面と搬送物23との間の空間に配置される。取付部材24、第1ボルト25及び第2ボルト26は、コイル22と搬送物23との間の空間を避けて配置される。つまり、取付部材24、第1ボルト25及び第2ボルト26は、第3方向D3から見てコイル22と重ならない位置に配置される。このため、電機子コア21の上面と搬送物23との間の寸法は、コイル22の上端部を配置可能な範囲で設定できる。
また、電機子コア21の下側に配置される第1ボルト25と、電機子コア21の上側に配置される第2ボルト26とは、第3方向D3に見た場合に、第1方向D1に沿った直線上に並んで配置される。つまり、第1ボルト25及び第2ボルト26は、ギャップ面Gに沿った平面P上に配置される。よって、第1ボルト25及び第2ボルト26が第2方向D2に効率的に配置されるため、コイル22を巻くスペースを第2方向D2に確保することができる。
以上のように、実施の形態1によれば、取付部材24、第1ボルト25及び第2ボルト26が、第3方向D3から見てコイル22と重ならない位置に配置されるため、電機子コア21と搬送物23との間の寸法を設定する際には、取付部材24の寸法を考慮する必要がない。よって、電機子コア21の第3方向D3の寸法を拡大することが可能となり、電機子コア21のギャップ面Gの面積を大型化できるため、電動機1の高出力化を図ることが可能となる。又は、電機子コア21に対して電機子20を第3方向D3に小型化した構造にすることが可能となる。
実施の形態2.
図8及び図9は、実施の形態2に係る電動機1Aの平面図である。なお、図9は、図8に示す電動機1Aのうち取付部材24A及び搬送物23を除去した状態を示している。実施の形態2では、実施の形態1に係る電動機1と同一の構成要素には同一の符号を付すこととし、説明を省略又は簡略化する。図8及び図9に示すように、電動機1Aは、界磁子10と、電機子20Aとを備えている。電機子20Aは、2列の永久磁石12の間に配置されている。電機子20Aは、複数の電機子コア21と、コイル22と、搬送物23と、取付部材24Aとを有している。
図10は、実施の形態2に係る電動機1Aの取付部材24Aの平面図である。図10に示すように、取付部材24Aは、第1方向D1に等ピッチで並んで配置されるボルト穴37を有している。ボルト穴37は、第3方向D3に貫通して形成される。ボルト穴37のピッチは、電機子コア21に形成されるボルト穴31のピッチと等しくなっている。
図11は、実施の形態2に係る電動機1Aの電機子20Aの断面図である。図11に示すように、ボルト穴37には、第1締結部材である第1ボルト25と、第2締結部材である第2ボルト26との両方が挿入される。第1ボルト25は、電機子コア21の第3方向D3の下側端部に配置される。第1ボルト25は、電機子コア21を下方から上方に第3方向D3に貫通し、ボルト穴37の下側に挿入される。これにより、第1ボルト25によって電機子コア21が取付部材24Aに締結される。また、第2ボルト26は、搬送物23の上側端部に配置される。第2ボルト26は、搬送物23のボルト穴33を上方から下方に貫通し、ボルト穴37の上部に挿入される。これにより、第2ボルト26によって搬送物23が取付部材24Aに締結される。このように、第1ボルト25は、第3方向D3における電機子20Aの第1端である下側端部20sに設けられる。また、第2ボルト26は、第3方向D3における電機子20Aの第2端である上側端部20tに設けられる。
以上のように、実施の形態2では、第1ボルト25及び第2ボルト26の両方がボルト穴37に挿入されるため、実施の形態1に比べて、取付部材24Aのボルト穴37の数を低減できる。このため、取付部材24Aにボルト穴37を加工形成する際の工数を低減できる。これにより、取付部材24Aの低コスト化及び機械強度の向上を図ることが可能となる。
実施の形態3.
図12は、実施の形態3に係る電動機1Bの電機子20Bの断面図である。実施の形態3では、実施の形態1に係る電動機1と同一の構成要素には同一の符号を付すこととし、説明を省略又は簡略化する。図12に示すように、電機子20Bは、複数の電機子コア21Bと、コイル22と、搬送物23と、取付部材24Bとを有している。
電機子コア21Bは、板状のコア部材が第3方向D3に積層され、コア部材同士が抜きカシメや接着により固定されている。電機子コア21Bは、上面にボルト穴31bを有し、下面にボルト穴31aを有している。ボルト穴31b及びボルト穴31aは、第3方向D3に見て重なる位置に配置されている。ボルト穴31b及びボルト穴31aは、電機子コア21Bを貫通しない状態で形成される。したがって、電機子コア21Bにおいて、第3方向D3のボルト穴31bとボルト穴31aとの間の部分にはコア部材が配置されている。
取付部材24Bは、第1方向D1に等ピッチで並んで配置されるボルト穴37を有している。ボルト穴37は、第3方向D3に貫通して形成される。第1方向D1において、ボルト穴37のピッチは、電機子コア21Bに形成されるボルト穴31b及びボルト穴31aのピッチと等しくなっている。
ボルト穴37には、第1締結部材及び第2締結部材を兼ねたボルト26Bが挿入される。ボルト26Bは、搬送物23の上端に配置される。ボルト26Bは、搬送物23のボルト穴33及び取付部材24Bのボルト穴37を第3方向D3に貫通して、ボルト穴31bに挿入される。これにより、ボルト26Bによって電機子コア21B及び搬送物23が取付部材24に締結される。また、電機子コア21Bの下面の形成されたボルト穴31aには、ボルト25Bが挿入される。なお、実施の形態3において、ボルト穴31a及びボルト25Bは、設けられなくてもよい。
以上のように、実施の形態3によれば、電機子コア21Bの第2方向D2の端部において、第3方向D3の中央部にボルト穴が設けられずにコア部材が配置されている。この構成により、電機子コア21Bの第2方向D2の端部において磁気飽和が生じることを抑制できる。したがって、電動機1Bにおいて電流−推力特性の低下を抑制でき、コギング推力の増加を抑制できる。
実施の形態4.
図13は、実施の形態4に係る電機子20Cの一部を示す平面図である。図13には、電機子コア21に取り付けられるインシュレータ27が示されている。実施の形態4では、実施の形態1に係る電機子コア21と同一の構成要素には同一の符号を付すこととし、説明を省略又は簡略化する。
図13に示すように、電機子コア21には、コイル22との間の絶縁を確保するため、インシュレータ27が設けられる。コイル22は、インシュレータ27に巻かれる。インシュレータ27は、電機子コア21の第2方向D2の中央部に配置される。
インシュレータ27の第2方向D2の両端部には、凹部27aが形成されている。凹部27aは、第2方向D2の中央部側に向けて湾曲した状態で形成されている。凹部27aが設けられることにより、インシュレータ27の第2方向D2の両端部と、電機子コア21に締結されるボルトとの間の干渉を避けることができる。
以上のように、実施の形態4によれば、インシュレータ27の第2方向D2の両端部に凹部27aが設けられるため、インシュレータ27とボルトとの間の干渉を回避できる。これにより、コイル22を配置するスペースを第2方向D2の両端側に拡大することができるため、電機子コア21におけるコイル占積率を向上させることができる。コイル占積率の向上により、コイル22による銅損を低減することができ、電機子20Cを備える電動機の小型化又は高推力化を図ることができる。
実施の形態5.
図14は、実施の形態5に係る電機子20Dの一部を示す平面図である。図14には、電機子コア21D及びインシュレータ27が示されている。実施の形態5では、実施の形態1に係る電機子コア21と同一の構成要素には同一の符号を付すこととし、説明を省略又は簡略化する。
図14に示すように、電機子コア21Dの第2方向D2の両端部は、第1方向D1の外側に湾曲した凸部40が設けられている。凸部40は、挿入穴であるボルト穴31の形状に沿って第1方向D1に突出している。凸部40は、円形に形成されている。凸部40が設けられることにより、電機子コア21Dがボルト穴31の第1方向D1の外側に突出するため、磁束が流れる回路が拡大化される。
実施の形態5によれば、電機子コア21Dの第2方向D2の両端部がボルト穴31の形状に沿って円形状に形成されるため、電機子コア21Dの第2方向D2の両端部において磁路が確保される。このため、電機子コア21Dの第2方向D2の両端部での磁気飽和を回避することができる。これにより、電流−推力特性の悪化を防ぎ、高出力化を図ることができる。
実施の形態6.
図15及び図16は、実施の形態6に係る電動機1Eの平面図である。なお、図16は、図15に示す電動機1Eのうち搬送物23E及び取付部材24を除去した状態を示している。実施の形態6では、実施の形態1に係る電動機1と同一の構成要素には同一の符号を付すこととし、説明を省略又は簡略化する。図15及び図16に示すように、電動機1Eは、界磁子10と、電機子20Eとを備えている。電機子20Eは、2列の永久磁石12の間に配置されている。電機子20Eは、複数の電機子コア21Eと、コイル22と、搬送物23Eと、取付部材24とを有している。
電機子コア21Eの第2方向D2の中央部には、凸部41が設けられている。凸部41は、第1方向D1の外側に突出している。隣り合う電機子コア21Eの凸部41は、先端部同士が当接している。また、電機子コア21Eの第2方向D2の中央部には、ボルト穴32が形成されている。コイル22は、第2方向D2に凸部41を挟む位置に配置される。
取付部材24は、第2方向D2において電機子コア21Eの中央部に配置される。取付部材24は、凸部41の上面に支持される。このように、取付部材24は、電機子コア21Eの上面のうちコイル22が設けられない領域に配置される。
図17は、実施の形態6に係る電動機1Eの電機子20Eの断面図である。図17に示すように、第1ボルト穴35は、第3方向D3に見て電機子コア21Eのボルト穴32に重なる位置に配置される。第1ボルト25は、電機子コア21Eの下側端部に配置される。第1ボルト25は、電機子コア21Eのボルト穴32を第3方向D3に貫通して第1ボルト穴35に挿入される。これにより、第1ボルト25によって電機子コア21Eが取付部材24に締結される。このように、第1ボルト25は、第3方向D3における電機子20Eの第1端である下側端部20sに設けられる。
また、第2ボルト穴36には、第2締結部材である第2ボルト26が挿入される。第2ボルト26は、搬送物23Eの上側端部に配置される。第2ボルト26は、搬送物23Eのボルト穴34を第3方向D3に貫通して第2ボルト穴36に挿入される。これにより、第2ボルト26によって搬送物23Eが取付部材24に締結される。このように、第2ボルト26は、第3方向D3における電機子20Eの第2端である上側端部20tに設けられる。
図17に示すように、取付部材24の第3方向D3の寸法は、コイル22の上端部を配置可能な寸法に形成されている。コイル22の上端部は、電機子コア21Eの上面と搬送物23Eとの間の空間に配置される。取付部材24、第1ボルト25及び第2ボルト26は、第3方向D3から見てコイル22と重ならない位置に配置される。このため、電機子コア21Eの上面と搬送物23Eとの間の寸法は、コイル22の上端部を配置可能な範囲で設定できる。
また、電機子コア21Eの下側に配置される第1ボルト25と、電機子コア21Eの上側に配置される第2ボルト26とは、第3方向D3に見た場合に、第1方向D1に沿った直線上に並んで配置される。つまり、第1ボルト25及び第2ボルト26は、ギャップ面Gに沿った平面Q上に配置される。また、第1ボルト25及び第2ボルト26は第2方向D2において1箇所に設けられる。これにより、第1ボルト25及び第2ボルト26が第2方向D2に効率的に配置されるため、コイル22を巻くスペースを第2方向D2に確保することができる。
以上のように、実施の形態6によれば、取付部材24、第1ボルト25及び第2ボルト26が、第3方向D3から見てコイル22と重ならない位置に配置されるため、電機子コア21Eと搬送物23Eとの間の寸法は、コイル22を配置可能な寸法に設定すればよく、取付部材24の寸法を考慮する必要がない。これにより、電動機1Eの高出力化又は小型化が可能となる。また、第1ボルト25及び第2ボルト26は第2方向D2において1箇所に設けられるため、コイル22を巻くスペースを第2方向D2に確保することができる。
実施の形態7.
図18及び図19は、実施の形態7に係る電動機1Fの平面図である。なお、図19は、図18に示す電動機1Fのうち取付部材24及び搬送物23を除去した状態を示している。実施の形態7では、実施の形態1に係る電動機1と同一の構成要素には同一の符号を付すこととし、説明を省略又は簡略化する。図18及び図19に示すように、電動機1Fは、界磁子10Fと、電機子20Fとを備えている。実施の形態7では、電機子20Fは、第1方向D1に配置された電機子コア21Fの列が第2方向D2に間隔を空けて2つ設けられる。また、界磁子10Fは、第2方向D2において2つの電機子コア21Fの列の間に配置される。
界磁子10Fは、界磁ヨーク11Fと、永久磁石12とを有している。界磁ヨーク11Fは、第2方向D2の中央に1つ配置されている。界磁ヨーク11Fは、第1方向D1に伸びた形状に形成されている。永久磁石12は、界磁ヨーク11F上に複数設けられている。複数の永久磁石12は、界磁ヨーク11Fのうち第2方向D2の一方の面と他方の面とにおいて、第1方向D1に沿って1列に等ピッチで配置されている。したがって、複数の永久磁石12は、第2方向D2に界磁ヨーク11Fを挟んで2列に設けられる。各永久磁石12の極性は、第1方向D1に交互に異なっている。
電機子コア21Fは、板状のコア部材が第3方向D3に複数積層されて形成される。電機子コア21Fは、ティース毎に分割された分割鉄心で形成されている。電機子コア21Fのうち第2方向D2において界磁子10F側の端面は、永久磁石12に対向して配置されたギャップ面Gとなっている。電機子コア21Fには、インシュレータを介してコイル22が巻かれている。
電機子コア21Fのうち第2方向D2において界磁子10Fとは逆側の端部には、第1方向D1に突出した突出部42が形成されている。隣り合う電機子コア21Fの間では、突出部42の先端同士が当接している。また、電機子コア21Fのうち第2方向D2において突出部42側の端部には、ボルト穴38が設けられる。ボルト穴38は、第3方向D3に電機子コア21Fを貫通して形成されている。ボルト穴38には、第1締結部材である第1ボルト25が挿入される。複数の電機子コア21Fにおいては、ボルト穴38が第1方向D1に並んで配置される。
また、電機子20Fは、搬送物23及び取付部材24を有している。取付部材24は、電機子コア21Fの列毎に1つずつ設けられる。取付部材24は、第1方向D1において、複数の電機子コア21の全体に亘って配置される。取付部材24は、第2方向において、電機子コア21のうち界磁子10Fとは逆側の端部に配置される。取付部材24は、凸部42の上面に支持される。取付部材24は、電機子コア21Fの上面のうちコイル22が設けられない領域に配置される。
図20は、実施の形態7に係る電動機1Fの2つの電機子20Fの断面図である。図20に示すように、取付部材24の第1ボルト穴35には、第1ボルト25が挿入される。第1ボルト穴35は、第3方向D3に見て電機子コア21Fのボルト穴38に重なる位置に配置される。第1ボルト25は、電機子コア21Fの第3方向D3の下側端部に配置される。第1ボルト25は、電機子コア21Fのボルト穴38を第3方向D3に貫通して第1ボルト穴35に挿入される。これにより、第1ボルト25によって電機子コア21Fが取付部材24に締結される。このように、第1ボルト25は、第3方向D3における電機子20Fの第1端である下側端部20sに設けられる。
また、第2ボルト穴36には、第2締結部材である第2ボルト26が挿入される。第2ボルト26は、搬送物23の上側端部に配置される。第2ボルト26は、搬送物23のボルト穴33を第3方向D3に貫通して第2ボルト穴36に挿入される。これにより、第2ボルト26によって搬送物23が取付部材24に締結される。このように、第2ボルト26は、第3方向D3における電機子20Fの第2端である上側端部20tに設けられる。
図20に示すように、搬送物23は、2つの電機子20Fの間に跨って設けられる。搬送物23は、2つの電機子20Fの間で共通に設けられる。搬送物23は、第2締結部材である第2ボルト26によって取付部材24に固定される。搬送物23が2つの電機子20Fの間に跨って固定されることにより、2つの電機子20Fが一体で形成される。
取付部材24、第1ボルト25及び第2ボルト26は、第3方向D3に見てコイル22と重ならない位置に配置される。このため、電機子コア21Fの上面と搬送物23との間の寸法は、コイル22の上端部を配置可能な範囲で設定できる。
また、第1ボルト25と第2ボルト26とは、第3方向D3に見た場合に、第1方向D1に沿った直線上に並んで配置される。つまり、第1ボルト25及び第2ボルト26は、ギャップ面Gに沿った平面P上に配置される。よって、第1ボルト25及び第2ボルト26が第2方向D2に効率的に配置されるため、コイル22を巻くスペースを第2方向D2に確保することができる。
以上のように、実施の形態7によれば、電機子20Fにおいて第1方向D1に配置された電機子コア21Fの列が第2方向D2に間隔を空けて2つ設けられ、界磁子10Fが第2方向D2において2つの電機子コア21Fの列の間に配置される構成においても、取付部材24、第1ボルト25及び第2ボルト26が、第3方向D3に見てコイル22と重ならない位置に配置される。このため、電機子コア21Fと搬送物23との間の寸法は、コイル22を配置可能な寸法に設定すればよく、取付部材24の寸法を考慮する必要がない。よって、電機子コア21Fの第3方向D3の寸法を拡大することが可能となり、電機子コア21Fのギャップ面Gの面積を大型化できるため、電動機1Fの高出力化を図ることが可能となる。又は、電機子コア21Fに対して電機子20Fを第3方向D3に小型化した構造にすることが可能となる。
実施の形態8.
図21及び図22は、実施の形態8に係る電動機1Gの平面図である。なお、図22は、図21に示す電動機1Gのうち取付部材24及び搬送物23を除去した状態を示している。実施の形態8では、実施の形態1に係る電動機1と同一の構成要素には同一の符号を付すこととし、説明を省略又は簡略化する。図21及び図22に示すように、電動機1Gは、界磁子10Gと、電機子20Gとを備えている。電動機1Gは、界磁子10Gと電機子20Gとの間のギャップ面Gが1面となっている。
界磁子10Gは、界磁ヨーク11と、複数の永久磁石12とを有している。界磁ヨーク11は、第1方向D1に伸びた形状に形成されている。複数の永久磁石12は、第1方向D1に沿って1列に設けられる。永久磁石12の極性は、第1方向D1に交互に異なっている。永久磁石12は、磁極が第2方向D2を向けた状態で配置される。
電機子20Gは、界磁子10Gに対して第2方向D2上に配置される。電機子20Gは、複数の電機子コア21Gと、コイル22とを有している。複数の電機子コア21Gは、第1方向D1に沿って1列に設けられる。電機子コア21Gのうち第2方向D2において界磁子10G側の端面は、永久磁石12に対向して配置されたギャップ面Gとなっている。
電機子コア21Gのうち第2方向D2において界磁子10Gとは逆側の端部には、第1方向D1に突出した突出部43が形成されている。隣り合う電機子コア21Gの間では、突出部43の先端同士が当接している。また、電機子コア21Gのうち第2方向D2において突出部43側の端部には、ボルト穴39が設けられる。ボルト穴39は、第3方向D3に電機子コア21Gを貫通して形成されている。ボルト穴39には、第1締結部材である第1ボルト25が挿入される。複数の電機子コア21Gにおいては、ボルト穴39が第1方向D1に並んで配置される。
また、電機子20Gは、搬送物23及び取付部材24を有している。取付部材24は、第1方向D1において、複数の電機子コア21Gの全体に亘って配置される。
図23は、実施の形態8に係る電動機1Gの電機子20Gの断面図である。図23に示すように、取付部材24の第1ボルト穴35には、第1ボルト25が挿入される。第1ボルト穴35は、第3方向D3に見て電機子コア21Gのボルト穴39に重なる位置に配置される。第1ボルト25は、電機子コア21Gの第3方向D3の下側端部に配置される。第1ボルト25は、電機子コア21Gのボルト穴39を第3方向D3に貫通して第1ボルト穴35に挿入される。これにより、第1ボルト25によって電機子コア21Gが取付部材24に締結される。このように、第1ボルト25は、第3方向D3における電機子20Gの第1端である下側端部20sに設けられる。
また、第2ボルト穴36には、第2締結部材である第2ボルト26が挿入される。第2ボルト26は、搬送物23の上側端部に配置される。第2ボルト26は、搬送物23のボルト穴33を第3方向D3に貫通して第2ボルト穴36に挿入される。これにより、第2ボルト26によって搬送物23が取付部材24に締結される。
図23に示すように、取付部材24、第1ボルト25及び第2ボルト26は、第3方向D3に見てコイル22と重ならない位置に配置される。このため、電機子コア21Gの上面と搬送物23との間の寸法は、コイル22の上端部を配置可能な範囲で設定できる。このように、第2ボルト26は、第3方向D3における電機子20Gの第2端である上側端部20tに設けられる。
また、第1ボルト25と第2ボルト26とは、第3方向D3に見た場合に、第1方向D1に沿った直線上に並んで配置される。つまり、第1ボルト25及び第2ボルト26は、ギャップ面Gに沿った平面P上に配置される。よって、第1ボルト25及び第2ボルト26が第2方向D2に効率的に配置されるため、コイル22を巻くスペースを第2方向D2に確保することができる。
以上のように、実施の形態8によれば、界磁子10Gと電機子20Gとのギャップ面Gが1面である構成においても、取付部材24、第1ボルト25及び第2ボルト26が、第3方向D3に見てコイル22と重ならない位置に配置される。このため、電機子コア21Gと搬送物23との間の寸法は、コイル22を配置可能な寸法に設定すればよく、取付部材24の寸法を考慮する必要がない。よって、電機子コア21Gの第3方向D3の寸法を拡大することが可能となり、電機子コア21Gのギャップ面の面積を大型化できるため、電動機1Gの高出力化を図ることが可能となる。又は、電機子コア21Gに対して電機子20Gを第3方向D3に小型化した構造にすることが可能となる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
D1 第1方向、D2 第2方向、D3 第3方向、G ギャップ面、P,Q 平面、1,1A,1B,1E,1F,1G 電動機、10,10F,10G 界磁子、11,11F 界磁ヨーク、12 永久磁石、20,20A,20B,20C,20D,20E,20F,20G 電機子、20t 下側端部、20s 上側端部、21,21B,21D,21E,21F,21G 電機子コア、22 コイル、23,23E 搬送物、24,24A,24B 取付部材、31,31a,31b,32,33,34,37,38,39 ボルト穴、25 第1ボルト、25B,26B ボルト、26 第2ボルト、27 インシュレータ、27a 凹部、35 第1ボルト穴、36 第2ボルト穴、40,41 凸部、42,43 突出部。

Claims (11)

  1. 界磁子と、
    前記界磁子との間で推力を発生させて移動する電機子と
    を備え、
    前記界磁子は、前記電機子の移動する方向である第1方向に交互に極性が異なる状態で並んで配置された複数の磁石を有し、
    前記電機子は、前記磁石に対して前記第1方向に直交する第2方向に対向する位置に配置され、かつ、
    前記第1方向に並んで配置された複数の電機子コアと、
    前記電機子コアのうち前記第2方向の一部の領域に巻かれたコイルと、
    複数の前記電機子コアに対して前記第1方向及び前記第2方向に直交する第3方向に前記コイルを配置する間隔を空けて設けられた搬送物と、
    複数の前記電機子コア及び前記搬送物を固定する取付部材と、を有し、
    複数の前記電機子コアは、第1締結部材によって前記取付部材に固定され、
    前記搬送物は、第2締結部材によって前記取付部材に固定され、
    前記取付部材、前記第1締結部材及び前記第2締結部材は、前記第3方向から見て前記コイルと重ならない位置に配置され
    前記取付部材は、複数設けられ、複数の前記電機子コアのうち前記第2方向の両端に配置される
    ことを特徴とする電動機。
  2. 界磁子と、
    前記界磁子との間で推力を発生させて移動する電機子と
    を備え、
    前記界磁子は、前記電機子の移動する方向である第1方向に交互に極性が異なる状態で並んで配置された複数の磁石を有し、
    前記電機子は、前記磁石に対して前記第1方向に直交する第2方向に対向する位置に配置され、かつ、
    前記第1方向に並んで配置された複数の電機子コアと、
    前記電機子コアのうち前記第2方向の一部の領域に巻かれたコイルと、
    複数の前記電機子コアに対して前記第1方向及び前記第2方向に直交する第3方向に前記コイルを配置する間隔を空けて設けられた搬送物と、
    複数の前記電機子コア及び前記搬送物を固定する取付部材と、を有し、
    複数の前記電機子コアは、第1締結部材によって前記取付部材に固定され、
    前記搬送物は、第2締結部材によって前記取付部材に固定され、
    前記取付部材、前記第1締結部材及び前記第2締結部材は、前記第3方向から見て前記コイルと重ならない位置に配置され、
    前記第1締結部材は、前記第3方向における前記電機子の一端部である第1端に設けられ、
    前記第2締結部材は、前記第3方向における前記電機子の端部であって前記第1端とは異なる側の端部である第2端に設けられる
    ことを特徴とする電動機。
  3. 前記取付部材は、前記第3方向に貫通し、前記第1締結部材が前記第1端側から挿入され前記第2締結部材が前記第2端側から挿入される挿入孔を有する
    ことを特徴とする請求項に記載の電動機。
  4. 前記界磁子は、前記第1方向に配置された前記磁石の列が前記第2方向に間隔を空けて2つ設けられ、
    前記電機子は、前記第2方向において2つの前記磁石の列の間に配置される
    ことを特徴とする請求項1から請求項のうちいずれか一項に記載の電動機。
  5. 前記界磁子は、前記第1方向に配置された前記磁石の列が1つ設けられ、
    前記電機子は、前記磁石の列に対向して配置される
    ことを特徴とする請求項1から請求項のうちいずれか一項に記載の電動機。
  6. 界磁子と、
    前記界磁子との間で推力を発生させて移動する電機子と
    を備え、
    前記界磁子は、前記電機子の移動する方向である第1方向に交互に極性が異なる状態で並んで配置された複数の磁石を有し、
    前記電機子は、前記磁石に対して前記第1方向に直交する第2方向に対向する位置に配置され、かつ、
    前記第1方向に並んで配置された複数の電機子コアと、
    前記電機子コアのうち前記第2方向の一部の領域に巻かれたコイルと、
    複数の前記電機子コアに対して前記第1方向及び前記第2方向に直交する第3方向に前記コイルを配置する間隔を空けて設けられた搬送物と、
    複数の前記電機子コア及び前記搬送物を固定する取付部材と、を有し、
    複数の前記電機子コアは、第1締結部材によって前記取付部材に固定され、
    前記搬送物は、第2締結部材によって前記取付部材に固定され、
    前記取付部材、前記第1締結部材及び前記第2締結部材は、前記第3方向から見て前記コイルと重ならない位置に配置され、
    前記電機子は、前記第1方向に配置された前記電機子コアの列が前記第2方向に間隔を空けて2つ設けられ、
    前記界磁子は、前記第2方向において2つの前記電機子コアの列の間に配置される
    ことを特徴とする電動機。
  7. 前記電機子は、前記磁石に対向するギャップ面を有し、
    前記第1締結部材及び前記第2締結部材は、前記ギャップ面に平行な平面上に配置される
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のうちいずれか一項に記載の電動機。
  8. 前記取付部材は、非磁性材料を用いて形成される
    ことを特徴とする請求項1から請求項のうちいずれか一項に記載の電動機。
  9. 前記取付部材は、非導電性材料を用いて形成される
    ことを特徴とする請求項に記載の電動機。
  10. 前記電機子は、前記電機子コアと前記コイルとの間にインシュレータを有し、
    前記インシュレータは、前記第2方向の両端に前記第2締結部材に対応する形状の凹部を有する
    ことを特徴とする請求項1から請求項のうちいずれか一項に記載の電動機。
  11. 前記電機子コアは、前記第1締結部材を挿入する挿入穴を有し、かつ前記挿入穴の形状に沿って前記第1方向に突出する凸部を有する
    ことを特徴とする請求項1から請求項1のうちいずれか一項に記載の電動機。
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