JP2012100423A - リニアモータ - Google Patents

リニアモータ Download PDF

Info

Publication number
JP2012100423A
JP2012100423A JP2010245618A JP2010245618A JP2012100423A JP 2012100423 A JP2012100423 A JP 2012100423A JP 2010245618 A JP2010245618 A JP 2010245618A JP 2010245618 A JP2010245618 A JP 2010245618A JP 2012100423 A JP2012100423 A JP 2012100423A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yoke
armature
linear motor
permanent magnet
winding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010245618A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Watanabe
賢司 渡邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yaskawa Electric Corp filed Critical Yaskawa Electric Corp
Priority to JP2010245618A priority Critical patent/JP2012100423A/ja
Publication of JP2012100423A publication Critical patent/JP2012100423A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Linear Motors (AREA)

Abstract

【課題】永久磁石の磁束を有効活用する。
【解決手段】リニアモータ1は、界磁10と電機子20を備え、電機子20を界磁10に対し相対的に進退移動させるリニアモータである。界磁10は、対向配置された2つの平板状の外ヨーク11a,11bと、これら外ヨーク11a,11bの内側に設けられ、電機子20の進退方向に沿って交互に極性が異なるように配置された複数の永久磁石14とを有する。電機子20は、永久磁石14と磁気的空隙を介して対向配置された電機子巻線22と、この電機子巻線22の巻線長手方向一方側端部に連結され、永久磁石14のヨーク接合面141に対向配置された磁極検出機能を有するホールセンサ25とを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ホールセンサによる磁極検出機能を有するリニアモータに関する。
従来、工作機の送り機構や半導体製造装置の位置決め装置等に用いられるリニアモータとして、ホールセンサによる磁極検出機能を有するリニアモータが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このリニアモータは、複数の永久磁石を交互に極性が異なるように直線状に並べて配置した外ヨークを、内ヨークに磁気的空隙を介して対向配置して両端をヨーク固定板で固定した界磁と、磁気的空隙に、内ヨークに巻回するように配置された複数のコイル群よりなる電機子巻線を有する電機子とを備えており、電機子には、磁極検出機能を有するホールセンサを固定したホールセンサ基板が設けられている。
外ヨークの永久磁石は、電機子巻線との対向面の端部が所定の角度だけ傾斜するように形成されている。電機子のホールセンサは、当該傾斜した永久磁石の端部から入射する漏れ磁束中に位置するように設置されている。
特開2004−320959号公報
一般に、リニアモータにおける永久磁石の磁束は、可動子を進退移動するための推力を発生させるためのものである。しかしながら、上記従来技術のリニアモータは、永久磁石の電機子巻線との対向面における端部を所定の角度だけ傾斜させることによって、ホールセンサによる検出に必要な漏れ磁束を確保する構成となっており、この漏れ磁束は推力に寄与しない。このため、従来技術のリニアモータは、永久磁石による磁束の有効活用の観点において、さらなる向上の余地があった。
本発明はこのような問題点を鑑みてなされたものであり、永久磁石の磁束を有効活用することができるリニアモータを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本願発明は、界磁と電機子を備え、前記界磁と前記電機子のいずれか一方を可動子、他方を固定子として、前記可動子を前記固定子に対し相対的に進退移動させるリニアモータであって、前記界磁は、対向配置された2つの平板状のヨークと、前記ヨークの内側に設けられ、前記可動子の進退方向に沿って交互に極性が異なるように配置された複数の永久磁石と、を有し、前記電機子は、前記永久磁石と磁気的空隙を介して対向配置された電機子巻線と、前記電機子巻線の巻線長手方向一方側端部に連結され、前記永久磁石のヨーク接合面に対向配置された磁極検出機能を有するホールセンサと、を有する。
本願発明においては、電機子巻線の巻線長手方向一方側端部に連結されたホールセンサを、界磁の永久磁石におけるヨークと接合される側の端面であるヨーク接合面に対向配置する。これにより、永久磁石のヨーク接合面に出入射される、可動子を進退させるための推力に寄与する磁束中にホールセンサを配置することができるので、推力に寄与しない漏れ磁束をホールセンサ検出用に発生させる必要がない。したがって、永久磁石の磁束を有効活用することができる。
また、ホールセンサを永久磁石の電機子側とは反対側であるヨーク側に配置するため、ホールセンサを電機子より遠ざけて配置することができる。これにより、ホールセンサが電機子に発生する磁界の影響によって磁極を誤検出するのを抑制できると共に、電機子通電時に発生する熱による影響についても受けにくくすることができる。したがって、ホールセンサの信頼性を向上することができる。
さらに、例えばホールセンサによる検出に必要な漏れ磁束を発生させる場合に比べて、次のような点で優位である。すなわち、この場合には推力に寄与しない漏れ磁束を発生させる分、永久磁石を大きくする必要があるのに対し、本願発明では漏れ磁束を発生させる必要がないため、同じ推力を得るのに必要な永久磁石の大きさを小さくすることができる。その結果、コストダウンも図ることができる。また、漏れ磁束を永久磁石と電機子巻線との間に形成される磁気回路の外側に広げるように発生させる場合、ホールセンサの取り付け位置により磁束密度の変化量が大きくなるため、ホールセンサの取り付けに高い精度が要求されることになり、取り付け工数の増大を招く。これに対し、本願発明によれば、永久磁石のヨーク接合面に出入射される磁束の磁束密度は面方向にほぼ均一であるため、ホールセンサの取り付けに高い精度が要求されることはなく、取り付け工数を低減することができる。
好ましくは、前記永久磁石は、前記ヨークの前記巻線長手方向一方側の端面よりも前記巻線長手方向一方側に向けて突出するように設けられており、前記ホールセンサは、前記永久磁石が前記ヨークの端面より突出することによって、前記巻線長手方向一方側において露出された前記ヨーク接合面に対向配置されている。
永久磁石をヨークの端面より突出するように設けることによって、永久磁石のヨーク接合面の巻線長手方向一方側を露出させることができる。これにより、ホールセンサを当該露出したヨーク接合面に確実に対向配置することができる。また、このように永久磁石の突出部分にホールセンサを対向配置する構成では、ヨークの巻線長手方向一方側端面に、ヨーク接合面を内部において露出させる溝部を形成し、当該溝部内にホールセンサを挿入してヨーク接合面に対向配置する場合に比べ、ホールセンサの設置位置が電機子巻線の短手方向に制限されないため、設置位置の自由度を向上することができる。
また好ましくは、前記ヨークは、前記巻線長手方向一方側の端面に、前記ヨーク接合面を内部において露出させる溝部を有しており、前記ホールセンサは、前記溝部内に挿入されて前記ヨーク接合面に対向配置されている。
ヨークの巻線長手方向一方側の端面に、ヨーク接合面を内部において露出させる溝部を形成することによって、ホールセンサを溝部内に挿入して露出したヨーク接合面に確実に対向配置することができる。また、このようにホールセンサをヨークの溝部に挿入する構成では、永久磁石の突出部分にホールセンサを対向配置する場合に比べ、ホールセンサの永久磁石側と反対となる側にヨークを設けることができる。これにより、ホールセンサを通過する磁束をより収束させ、検出精度をより向上することができる。
また好ましくは、前記電機子巻線の前記巻線長手方向一方側端部に設けられ、前記電機子に対象物を搬送するテーブルを取り付けるための電機子取付ベースをさらに備え、前記ホールセンサは、前記電機子取付ベースを介して前記電機子巻線に連結されている。
電機子に対象物を搬送するテーブルを取り付けるための電機子取付ベースを用いて、ホールセンサを電機子巻線に連結することにより、ホールセンサを電機子巻線に連結するための連結部材を別途設ける必要がなくなり、装置構成を簡素化できる。
また好ましくは、前記界磁は、前記2つのヨーク間において各ヨークに対向して配置された内ヨークを有しており、前記電機子巻線は、前記内ヨークに巻回するように配置された複数のコイルを有している。
本願発明のリニアモータは、界磁が2つのヨーク間に内ヨークを有すると共に、電機子巻線が内ヨークに巻回するように配置された複数のコイルを有する、いわゆるコア付きモータである。このようなコア付き構造において、永久磁石の磁束を有効活用することができるリニアモータを実現できる。
また好ましくは、前記電機子巻線は、前記可動子の進退方向に沿って並列された、コイル面方向が前記ヨークと平行な複数のコイルを有している。
本願発明のリニアモータは、電機子巻線が、可動子の進退方向に沿って並列された、コイル面方向がヨークと平行な複数のコイルを有する、いわゆるコアレスモータである。このようなコアレス構造において、永久磁石の磁束を有効活用することができるリニアモータを実現できる。
本発明によれば、永久磁石の磁束を有効活用することができる。
本発明の一実施の形態のリニアモータを電機子の一部を破断して示す側面図である。 図1中II−II断面によるリニアモータの横断面図である。 比較例のリニアモータを電機子の一部を破断して示す側面図である。 図3中IV−IV断面によるリニアモータの横断面図である。 外ヨークに溝部を設けてホールセンサを設置する変形例のリニアモータを電機子の一部を破断して示す側面図である。 図5中VI−VI断面によるリニアモータの横断面図である。 コアレスモータとして構成する変形例のリニアモータの横断面図である。
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態のリニアモータを電機子の一部を破断して示す側面図である。図2は、図1中II−II断面によるリニアモータの横断面図である。なお、以下の説明においては、外ヨーク11a,11b及び内ヨーク12の長手方向(図1中の左右方向、図2中の紙面手前奥方向)を「ヨーク長手方向」と称し、外ヨーク11a,11b及び内ヨーク12の短手方向(図1中の紙面手前奥方向、図2中の左右方向)を「ヨーク短手方向」と称する。
図1及び図2において、リニアモータ1は、固定子として構成された界磁10と、可動子として構成された電機子20とを備え、電機子20を界磁10に対し相対的に進退移動させるリニアモータである。
界磁10は、2つの平板状の外ヨーク11a,11b(ヨーク)と、内ヨーク12と、これら外ヨーク11a,11b及び内ヨーク12をそれぞれ固定する2つの平板状のヨーク固定板13と、磁界を発生する複数の平板状の永久磁石14とを有している。
外ヨーク11a,11bは、例えば鉄などの磁性材料で構成され、互いに略平行に対向配置されている。外ヨーク11aは、ヨーク短手方向の寸法が、各永久磁石14の当該方向の寸法よりも小さくなるように構成されている。その結果、図2に示すように、永久磁石14は、ヨーク短手方向の一方側(図2中の右側)の端面112よりも当該短手方向一方側に向けて突出している。一方、外ヨーク11bは、ヨーク短手方向の寸法が、各永久磁石14の当該方向の寸法と略等しくなるように構成されている。
内ヨーク12は、外ヨーク11a,11b間の略中央において各外ヨーク11a,11bに略平行に対向するように配置されている。
2つのヨーク固定板13は、各外ヨーク11a,11bの長手方向両端及び内ヨーク12の長手方向両端をそれぞれ固定するようにして、互いに略平行となるように対向配置されている。
複数の永久磁石14は、各外ヨーク11a,11bの互いに対向する側の面、すなわち各外ヨーク11a,11bの内側の面に設けられ、可動子である電機子20の進退方向に相当する上記ヨーク長手方向に沿って所定のピッチで、かつ交互に極性が異なるように対向配置されている。各永久磁石14における外ヨーク11a又は外ヨーク11bと接合される側(外ヨーク11a側に位置する各永久磁石14では図1及び図2中の上側、外ヨーク11b側に位置する各永久磁石14では図1及び図2中の下側)の端面であるヨーク接合面141には、電機子20を進退移動させるための推力に寄与する磁束が出入射される。このとき、各永久磁石14のヨーク接合面141に出入射される磁束の磁束密度は、面方向にほぼ均一となる。また上述したように、外ヨーク11a側に位置する各永久磁石14は、外ヨーク11aの上記端面112よりもヨーク短手方向一方側に向けて突出するように設けられている。このように各永久磁石14が外ヨーク11aの端面112より外ヨーク短手方向一方側に突出することによって、各永久磁石14のヨーク接合面141が、ヨーク短手方向一方側において露出されるようになっている。
以上のように、界磁10は、2つの外ヨーク11a,11b、内ヨーク12、及び2つのヨーク固定板13により側面視で略日の字形状に形成され、その内側に複数の永久磁石14が対向配置された構造となっている。
一方、電機子20は、図示しないスライダ及びガイドレールからなるリニアガイド等によって支持されており、筒状(正面視で略ロの字形状)の電機子巻線22と、この電機子巻線22の巻線長手方向に相当する上記ヨーク短手方向の一方側端部及び他方側(図1中の紙面奥側、図2中の左側)端部と樹脂モールド21によりそれぞれ固着された2つの電機子取付ベース23a,23bと、磁極検出機能を有する3つのホールセンサ25とを有している。
電機子巻線22は、内ヨーク12に空隙を介して巻回するように配置された複数の筒状(正面視で略ロの字形状)のコイルから構成され、各永久磁石14の内側の面と空隙を介して、対向するように配置されている。すなわち、電機子巻線22は、その中空状の内部が内ヨーク12により貫通され、その巻線短手方向(図1及び図2中上下方向)一方側及び他方側が外ヨーク11a,11bにより挟み込まれた構造となっている。
電機子取付ベース23a,23bは、電機子20に対し対象物を搬送する図示しないテーブルを取り付けるための部材である。これら電機子取付ベース23a,23bは、上述したように樹脂モールド21を介して電機子巻線22のヨーク短手方向一方側端部及び他方側端部にそれぞれ設けられている。
3つのホールセンサ25は、電機子取付ベース23aにおける巻線短手方向一方側(図1及び図2中上側)の端面に固着された平板状の基板24、電機子取付ベース23a、及び樹脂モールド21を介して、電機子巻線22のヨーク短手方向一方側端部に連結され、上述のようにしてヨーク短手方向一方側において露出された永久磁石14のヨーク接合面141に対向するように基板24上に配置されている。
以上のように構成されたリニアモータ1では、界磁10及び電機子20の電気的相対位置に応じて電機子巻線22に通電することにより、電機子巻線22に流れる電流と永久磁石14の磁束との相互作用によって電機子20に推力が発生し、電機子20を界磁10に対し相対的にヨーク長手方向に進退移動させることができる。このとき、各ホールセンサ25は、上述したように永久磁石14のヨーク接合面141に対向配置されることによって、当該ヨーク接合面141に出入射される、推力に寄与する磁束中に配置されている。したがって、各ホールセンサ25は、当該磁束に基づき永久磁石14の磁極を検出することができる。
ここで、以上説明した本実施形態の効果を説明する前に、図3及び図4を用いて本実施形態の効果を説明するための比較例を説明する。図3は、比較例のリニアモータを電機子の一部を破断して示す側面図である。図4は、図3中IV−IV断面によるリニアモータの横断面図である。なお、図3及び図4は、上記図1及び図2に対応する図であり、対比の便宜のため、比較例における各部の符号は、本実施形態と同一の符号を用いている。
図3及び図4において、比較例のリニアモータ1′の構成は、本実施形態のリニアモータ1の構成とほぼ同様であるが、外ヨーク11a及び複数の永久磁石14に代えて外ヨーク11a′及び複数の永久磁石14′を設けた点と、ホールセンサ25の設置位置とに相違がある。すなわち、比較例における外ヨーク11a′は、そのヨーク短手方向(図3中の紙面手前奥方向、図4中の左右方向)寸法が、比較例における永久磁石14′のヨーク短手方向寸法と略等しくなるように構成されている。すなわち、上記実施形態と異なり、比較例における外ヨーク11a′側に位置する各永久磁石14′は、外ヨーク11a′のヨーク短手方向一方側(図3中の紙面手前側、図4中の右側)の端面112′よりもヨーク短手方向一方側に向けて突出するように設けられておらず、したがって各永久磁石14′のヨーク接合面141′は露出されない。また、各永久磁石14′の電機子巻線22との対向面のヨーク短手方向両端部は、所定の角度だけ傾斜した傾斜部142となっている。この傾斜部142によって、永久磁石14′と電機子巻線22との間に形成される磁気回路の外側に広げるように、推力に寄与しない漏れ磁束が発生される。なお、当該漏れ磁束は、ホールセンサ25による検出用に発生させている。そして、比較例においては、3つのホールセンサ25が、外ヨーク11a′側に位置する永久磁石14′におけるヨーク短手方向一方側の傾斜部142に対向するように基板24上に配置されている。すなわち、各ホールセンサ25は、検出用の上記漏れ磁束中に配置されている。したがって、各ホールセンサ25は、当該漏れ磁束に基づき永久磁石14′の磁極を検出することができる。他の構成については、本実施形態のリニアモータ1とほぼ同様である。
上記比較例のリニアモータ1′においては、次のような課題が生じる場合がある。すなわち、各永久磁石14′の電機子巻線22との対向面の両端部を傾斜部142とし、ホールセンサ25による検出に必要な推力に寄与しない漏れ磁束を発生させる分、永久磁石14′を大きくする必要があり、コストが高くなるおそれがある。また、上記比較例においては、リニアモータ1′の駆動時に発生するサイドフォースを抑制するため、磁束密度を対称にすることを目的として、傾斜部142を、外ヨーク11a′側の各永久磁石14′のホールセンサ25が配置されるヨーク短手方向一方側の端部(1箇所)だけでなく、外ヨーク11a′,11bの両側の永久磁石14′におけるヨーク短手方向両側の端部(計4箇所)に形成している。その結果、永久磁石14′をさらに大きくする必要があり、コストがさらに高くなるおそれがある。また、上記比較例の構造では、ホールセンサ25が電機子巻線22の近傍に配置されるため、電機子巻線22に通電する際に発生する磁界の影響により磁極を誤検出するおそれがあり、且つ通電により発生する熱による影響を受けるおそれもある。さらに、漏れ磁束を永久磁石14′と電機子巻線22との間に形成される磁気回路の外側に広げるように発生させるため、ホールセンサ25の取り付け位置により磁束密度の変化量が大きくなる。このため、ホールセンサ25の取り付けに高い精度が要求されることになり、取り付け工数の増大を招くおそれがある。
これに対し、本実施形態のリニアモータ1においては、電機子巻線22のヨーク短手方向一方側に連結された3つのホールセンサ25を、永久磁石14のヨーク接合面141に対向配置する。これにより、永久磁石14のヨーク接合面141に出入射される、推力に寄与する磁束中に各ホールセンサ25を配置することができるので、推力に寄与しない漏れ磁束をホールセンサ検出用に発生させる必要がない。したがって、永久磁石14の磁束を有効活用することができる。また、各ホールセンサ25を永久磁石14の電機子巻線22側とは反対側である外ヨーク11a側に配置するため、各ホールセンサ25を電機子巻線22より遠ざけて配置することができる。これにより、ホールセンサ25が電機子巻線22に通電する際に発生する磁界の影響によって磁極を誤検出するのを抑制できると共に、通電時に発生する熱による影響についても受けにくくすることができる。したがって、ホールセンサ25の信頼性を向上することができる。
さらに、上記比較例のようにホールセンサ25による検出に必要な漏れ磁束を発生させる場合に比べて、次のような点で優位である。すなわち、本実施形態では、漏れ磁束を発生させる必要がないため、同じ推力を得るのに必要な永久磁石14の大きさを小さくすることができる。その結果、コストダウンも図ることができる。なお、本願発明者が行った電機子電流に対する発生推力の解析によれば、本実施形態における永久磁石14の大きさ(ヨーク短手方向寸法)を、上記比較例における永久磁石14′の大きさ(ヨーク短手方向寸法)よりも5%小さく構成した場合でも、双方の電機子電流に対する発生推力は同等であるという結果が得られた。また、本実施形態では、永久磁石14のヨーク接合面141に出入射される磁束の磁束密度は面方向にほぼ均一であるため、ホールセンサ25の取り付けに高い精度が要求されることはなく、取り付け工数を低減することができる。
また、本実施形態では特に、各永久磁石14は、外ヨーク11aのヨーク長手方向一方側の端面112よりもヨーク長手方向一方側に向けて突出するように設けられ、各ホールセンサ25は、各永久磁石14が外ヨーク11aの端面112より突出することによって露出されたヨーク接合面141に対向配置されている。このような構成とすることにより、ホールセンサ25をヨーク接合面141に確実に対向配置することができる。また、このように永久磁石14の突出部分にホールセンサ25を対向配置する構成では、例えば後述の変形例(1)のように、外ヨーク11aのヨーク長手方向一方側の端面122に、ヨーク接合面141を内部において露出させる溝部を形成し、当該溝部内にホールセンサ25を挿入してヨーク接合面141に対向配置する場合に比べ、ホールセンサ25の設置位置が電機子巻線22の短手方向に制限されないため、設置位置の自由度を向上することができる。
また、本実施形態では特に、各ホールセンサ25は、電機子取付ベース23aを介して電機子巻線22に連結されている。このように、電機子20に対し対象物を搬送するテーブルを取り付けるための電機子取付ベース23aを用いてホールセンサ25を電機子巻線22に連結することにより、ホールセンサ25を電機子巻線22に連結するための連結部材を別途設ける必要がなくなり、装置構成を簡素化できる。
また、本実施形態では特に、リニアモータ1は、界磁10が2つの外ヨーク11a,11b間に内ヨーク12を有すると共に、電機子巻線22が内ヨーク12に巻回するように配置された複数のコイルを有する、いわゆるコア付きモータである。このようなコア付き構造において、永久磁石14の磁束を有効活用することができるリニアモータ1を実現できる。
なお、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、その趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。以下、そのような変形例を順を追って説明する。
(1)外ヨークに溝部を設けてホールセンサを設置する場合
上記実施形態においては、永久磁石14を外ヨーク11aの端面よりも突出させ、露出されたヨーク接合面141にホールセンサ25を対向配置させていたが、これに限られない。すなわち、外ヨークの端面に溝部を形成し、当該溝部内にホールセンサ25を挿入することによりヨーク接合面141にホールセンサ25を対向配置させてもよい。
図5は、本変形例のリニアモータを電機子の一部を破断して示す側面図である。図6は、図5中VI−VI断面によるリニアモータの横断面図である。なお、図5及び図6は、前述の図1及び図2に対応する図である。図1及び図2と同等の部分には同符号を付し、説明を適宜省略する。
図5及び図6において、本変形例のリニアモータ1Aの構成は、上記実施形態のリニアモータ1の構成とほぼ同様であるが、外ヨーク11aに代えて外ヨーク11Aaを設けた点と、ホールセンサ25の設置位置とに相違がある。すなわち、本変形例における外ヨーク11Aa(ヨーク)は、その外ヨーク短手方向(図5中の紙面手前奥方向、図6中の左右方向)寸法が、永久磁石14の外ヨーク短手方向寸法と略等しくなるように構成されている。この外ヨーク11Aaは、その外ヨーク短手方向一方側(図1中の紙面手前側、図2中の右側)の端面に、外ヨーク長手方向(図1中の左右方向、図2中の紙面手前奥方向)に沿ったスリット状の溝部111を有している。溝部111は、外ヨーク11Aa側に位置する各永久磁石14のヨーク接合面141を、外ヨーク11Aaの内部において露出させるものである。そして、本変形例においては、3つのホールセンサ25が、上記溝部111内に挿入されて、外ヨーク11Aaの内部において露出されたヨーク接合面141に対向するように基板24上に配置されている。すなわち、各ホールセンサ25は、永久磁石14のヨーク接合面141に出入射される、推力に寄与する磁束中に配置されている。したがって、各ホールセンサ25は、当該磁束に基づき永久磁石14の磁極を検出することができる。他の構成については、上記実施形態のリニアモータ1とほぼ同様である。
本変形例によれば、外ヨーク11Aaの外ヨーク長手方向一方側の端面に、ヨーク接合面141を内部において露出させる溝部111を形成することによって、各ホールセンサ25を溝部111内に挿入して上記露出したヨーク接合面141に確実に対向配置することができる。また、このようにホールセンサ25を外ヨーク11Aaの溝部111に挿入する構成では、永久磁石14の突出部分にホールセンサ25を対向配置する場合(上記実施形態を参照)に比べ、ホールセンサ25の永久磁石14側と反対となる側に外ヨーク11Aaを設けることができる。これにより、ホールセンサ25を通過する磁束をより収束させ、検出精度をより向上することができる。
(2)コアレスモータとして構成する場合
以上においては、リニアモータ1をいわゆるコア付モータとして構成していたが、これに限られず、リニアモータをいわゆるコアレスモータとして構成してもよい。
図7は、本変形例のリニアモータの横断面図である。
図7において、本変形例のリニアモータ1Bは、固定子として構成された界磁10Bと、可動子として構成された電機子20Bとを備え、電機子20Bを界磁10Bに対し相対的に進退移動させるリニアモータである。
界磁10Bは、2つの平板状のヨーク11Ba,11Bbと、これらヨーク11Ba,11Bbと一体的に形成された平板状のヨークベース27と、磁界を発生する複数の平板状の永久磁石14Bとを有している。
ヨーク11Ba,11Bbは、例えば鉄などの磁性材料で構成され、ヨークベース27を介して互いに略平行に対向配置されている。図7中上側に位置するヨーク11Baは、その短手方向(図7中の左右方向)の寸法が、各永久磁石14Bの当該方向の寸法よりも小さくなるように構成されている。図7中下側に位置するヨーク11Bbは、その短手方向(図7中の左右方向)の寸法が、各永久磁石14Bの当該方向の寸法と略等しくなるように構成されている。なお、以下適宜、ヨーク11Ba,11Bbの長手方向(図7中の紙面手前奥方向)を「ヨーク長手方向」と称し、ヨーク11Ba,11Bbの短手方向(図7中の左右方向)を「ヨーク短手方向」と称する。
ヨークベース27は、例えば鉄などの磁性材料で構成され、ヨーク11Ba,11Bbのヨーク短手方向他方側(図7中の左側)端部に設けられている。
複数の永久磁石14Bは、各ヨーク11Ba,11Bbの互いに対向する側の面、すなわち各ヨーク11Ba,11Bbの内側の面に設けられ、可動子である電機子20Bの進退方向に相当する上記ヨーク長手方向に沿って所定のピッチで、かつ交互に極性が異なるように対向配置されている。各永久磁石14Bにおけるヨーク11Ba又は外ヨーク11Bbと接合される側(ヨーク11aB側に位置する各永久磁石14Bでは図7中の上側、ヨーク11Bb側に位置する各永久磁石14Bでは図7中の下側)の端面であるヨーク接合面141Bには、電機子20Bを進退移動させるための推力に寄与する磁束が出入射される。また、各永久磁石14Bは、ヨーク11Baにおける後述の電機子巻線22Bの長手方向(図7中の左右方向)に相当する上記ヨーク短手方向の一方側(図2中の右側)の端面よりもヨーク短手方向一方側に向けて突出するように設けられている。各永久磁石14Bが外ヨーク11Baのヨーク短手方向一方側の端面よりヨーク短手方向一方側に突出することによって、各永久磁石14Bのヨーク接合面141Bのうち、ヨーク11Ba側に位置する各永久磁石14Bのヨーク接合面141Bが、ヨーク短手方向一方側において露出されるようになっている。
以上のように、界磁10Bは、2つのヨーク11Ba,11Bb及びヨークベース27により正面視で逆コの字形状に形成され、その内側に複数の永久磁石14Bが対向配置された構造となっている。
一方、電機子20Bは、図示しないスライダ及びガイドレールからなるリニアガイド等によって支持されており、平板状の基板26に配置された平板状の電機子巻線22Bと、この電機子巻線22Bのヨーク短手方向の一方側端部に設けられた電機子取付ベース23Bと、磁極検出機能を有するホールセンサ25Bとを有している。
電機子巻線22Bは、ヨーク長手方向に沿って並列された、コイル面方向が各ヨーク11Ba,11Bbと平行な複数のコイルから構成され、各永久磁石14Bと磁気的空隙を介して、言い換えれば、各永久磁石14Bの内側の面と空隙を介して、対向するように配置されている。
電機子取付ベース23Bは、図示しない樹脂モールド及び基板26を介して電機子巻線22Bのヨーク短手方向一方側端部に設けられ、電機子20Bに対し対象物を搬送する図示しないテーブルを取り付けるための部材である。
ホールセンサ25Bは、電機子取付ベース23Bにおける電機子巻線22Bの短手方向一方側の端面に固着された平板状の基板24B、電機子取付ベース23B、樹脂モールド、及び基板26を介して、電機子巻線22Bのヨーク短手方向一方側端部に連結され、上述のようにしてヨーク短手方向一方側において露出された永久磁石14Bのヨーク接合面141Bに対向するように基板24B上に配置されている。すなわち、ホールセンサ25Bは、永久磁石14Bのヨーク接合面141Bに出入射される、推力に寄与する磁束中に配置されている。したがって、ホールセンサ25Bは、当該磁束に基づき永久磁石14Bの磁極を検出することができる。
以上のように構成された本変形例のリニアモータ1Bでは、界磁10B及び電機子20Bの電気的相対位置に応じて電機子巻線22Bに通電することにより、電機子巻線22Bに流れる電流と永久磁石14Bの磁束との相互作用によって電機子20Bに推力が発生し、電機子20Bを界磁10Bに対し相対的にヨーク長手方向に進退移動させることができる。このとき、永久磁石14Bにより発生される磁束の一部は上記露出されたヨーク接合面141Bに出入射されるので、ホールセンサ25Bは、当該磁束に基づき永久磁石14Bの磁極を検出することができる。
以上説明した本変形例によれば、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに本変形例においては、リニアモータ1Bは、電機子巻線22Bが、ヨーク長手方向に沿って並列されたコイル面方向が各ヨーク11Ba,11Bbと平行な複数のコイルを有する、いわゆるコアレスモータである。このようなコアレス構造において、永久磁石14Bの磁束を有効活用することができるリニアモータB1を実現できる。
(3)その他
以上においては、界磁10,10Bを固定子とし、電機子20,20Bを可動子として、電機子20,20Bを界磁10,10Bに対し相対的に進退移動させていたが、これに限られない。すなわち、反対に、界磁を可動子とし、電機子を固定子として、界磁を電機子に対し相対的に進退移動させてもよい。この場合も上記実施形態や各変形例と同様の効果を得る。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
1 リニアモータ
1B リニアモータ
10 界磁
10B 界磁
11a,11b 外ヨーク(ヨーク)
11Aa 外ヨーク(ヨーク)
11Ba,11Bb ヨーク
12 内ヨーク
14 永久磁石
14B 永久磁石
20 電機子
20B 電機子
22 電機子巻線
22B 電機子巻線
23a,23b 電機子取付ベース
23B 電機子取付ベース
25 ホールセンサ
25B ホールセンサ
141 ヨーク接合面
141B ヨーク接合面

Claims (6)

  1. 界磁と電機子を備え、前記界磁と前記電機子のいずれか一方を可動子、他方を固定子として、前記可動子を前記固定子に対し相対的に進退移動させるリニアモータであって、
    前記界磁は、
    対向配置された2つの平板状のヨークと、
    前記ヨークの内側に設けられ、前記可動子の進退方向に沿って交互に極性が異なるように配置された複数の永久磁石と、を有し、
    前記電機子は、
    前記永久磁石と磁気的空隙を介して対向配置された電機子巻線と、
    前記電機子巻線の巻線長手方向一方側端部に連結され、前記永久磁石のヨーク接合面に対向配置された磁極検出機能を有するホールセンサと、を有する
    ことを特徴とするリニアモータ。
  2. 前記永久磁石は、
    前記ヨークの前記巻線長手方向一方側の端面よりも前記巻線長手方向一方側に向けて突出するように設けられており、
    前記ホールセンサは、
    前記永久磁石が前記ヨークの端面より突出することによって、前記巻線長手方向一方側において露出された前記ヨーク接合面に対向配置されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のリニアモータ。
  3. 前記ヨークは、
    前記巻線長手方向一方側の端面に、前記ヨーク接合面を内部において露出させる溝部を有しており、
    前記ホールセンサは、
    前記溝部内に挿入されて前記ヨーク接合面に対向配置されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のリニアモータ。
  4. 前記電機子巻線の前記巻線長手方向一方側端部に設けられ、前記電機子に対象物を搬送するテーブルを取り付けるための電機子取付ベースをさらに備え、
    前記ホールセンサは、
    前記電機子取付ベースを介して前記電機子巻線に連結されている
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のリニアモータ。
  5. 前記界磁は、
    前記2つのヨーク間において各ヨークに対向して配置された内ヨークを有しており、
    前記電機子巻線は、
    前記内ヨークに巻回するように配置された複数のコイルを有している
    ことを特徴とする請求項4に記載のリニアモータ。
  6. 前記電機子巻線は、
    前記可動子の進退方向に沿って並列された、コイル面方向が前記ヨークと平行な複数のコイルを有している
    ことを特徴とする請求項4に記載のリニアモータ。
JP2010245618A 2010-11-01 2010-11-01 リニアモータ Pending JP2012100423A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010245618A JP2012100423A (ja) 2010-11-01 2010-11-01 リニアモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010245618A JP2012100423A (ja) 2010-11-01 2010-11-01 リニアモータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012100423A true JP2012100423A (ja) 2012-05-24

Family

ID=46391702

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010245618A Pending JP2012100423A (ja) 2010-11-01 2010-11-01 リニアモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012100423A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5941085U (ja) * 1982-09-06 1984-03-16 三菱電機株式会社 ブラシレスモ−タ
JP2003319631A (ja) * 2002-04-19 2003-11-07 Asmo Co Ltd ブラシレスモータ
JP2004320959A (ja) * 2003-04-18 2004-11-11 Yaskawa Electric Corp リニアモータ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5941085U (ja) * 1982-09-06 1984-03-16 三菱電機株式会社 ブラシレスモ−タ
JP2003319631A (ja) * 2002-04-19 2003-11-07 Asmo Co Ltd ブラシレスモータ
JP2004320959A (ja) * 2003-04-18 2004-11-11 Yaskawa Electric Corp リニアモータ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9997985B2 (en) Stator device for a linear motor, and linear transport system
US10177640B2 (en) Stator device for a linear motor and linear transport system
US9118237B2 (en) Mover for a linear motor and linear motor
JP2015027230A (ja) リニアモータ
WO2004019470A1 (ja) コアレスリニアモータ
KR20130023037A (ko) 리니어 모터의 고정자 및 리니어 모터
JP5527426B2 (ja) リニアモータ
TW201642551A (zh) 電機鐵心、電樞及線性馬達
KR101813458B1 (ko) 리니어 모터
US20130033125A1 (en) Linear motor armature and linear motor
WO2013047610A1 (ja) アクチュエータ
JP5365775B2 (ja) リニアモータシステムの製造方法及びリニアモータシステム
JP2012100423A (ja) リニアモータ
JP2017525329A (ja) 電気式のリニア機械
JP5553247B2 (ja) リニアスライダ
JPH10201216A (ja) リニアモータ
WO2017025998A1 (ja) リニアモータ及びリニアモータを備える機器
JP4513116B2 (ja) リニアモータ
JP5403008B2 (ja) リニアモータの電機子およびリニアモータ
JP2013038824A (ja) リニアモータの電機子およびリニアモータ
KR100753460B1 (ko) 자속 선형전동기
WO2023042639A1 (ja) ロータの製造装置
JP2016019315A (ja) リニアモータ、及びそれを用いた駆動システム
JP2007209175A (ja) 三相リニアモータ
JP2006014391A (ja) リニアモータ電機子、リニアモータおよび平面モータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121019

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20130705

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131015

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131016

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140227