JP5927733B2 - 内視鏡用オーバーチューブ - Google Patents

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Description

本発明は、内視鏡用オーバーチューブに関するものであって、より詳細には、内臓臓器または体腔内部を直接見ることができる内視鏡をガイドしながら、内視鏡の端部を人体内部の屈曲に応じて屈曲させることができる内視鏡用オーバーチューブに関するものである。
一般的に、内視鏡は、手術や剖検のような身体の開腹や切開なく、小型カメラを用いて内臓臓器または体腔内部を観察し、その異常の有無を確認することができる装置である。
このような内視鏡は、通常、人体の内部の屈曲に応じて撓められるように、オーバーチューブに挿入されて用いられる。このオーバーチューブは、柔軟性を有するように製作されるが、柔軟性に限界がある。すなわち、既存のオーバーチューブは、使用者が折り曲げを調節するのではなく、人体内部の屈曲に応じて自然的に折り曲げられるように製作される。したがって、従来、内視鏡をオーバーチューブを用いて人体内部に挿入しても、オーバーチューブを使用者の意図どおりに折り曲げることができず、内視鏡の末端に備えられるカメラを使用者の所望する方向に切り替えることができない問題があった。
このような問題を解決するために、内視鏡の末端を屈曲させるためのオーバーチューブが米国特許登録番号US8398587(2013年3月19日:特許文献1)号に開示されている。
開示された特許文献1には、オーバーチューブの近位端および遠位端を可撓性領域に設定し、これらの間を非可撓性領域に設定し、非可撓性領域には多数のスリットを形成して、非可撓性領域を多数のストリップに分割する。
前記のような従来のオーバーチューブは、非可撓性領域の両端部に可撓性領域が備えられており、可撓性領域が互いに反対方向に屈曲するように構成されていて、内視鏡の端部が位置する1つの可撓性領域を屈曲させる時、反対側の可撓性領域が反対方向に屈曲する不要な屈曲が生じる問題があった。
また、可撓性領域が長孔形態の開口部によって屈曲するように構成されるため、屈曲形態の調節が難しく、繰り返し使用時、開口部にクラックが発生する問題があった。
米国特許登録番号US8398587(2013年3月19日)
そこで、本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであって、オーバーチューブを複数の層で構成し、可撓性領域と非可撓性領域との強度を互いに異ならせて構成することで、可撓性領域の屈曲時、不要な屈曲が生じないようにした内視鏡用オーバーチューブを提供することを目的とする。
また、可撓性領域の強度を細分することで、可撓性領域の屈曲形態を自由に調節できるようにした内視鏡用オーバーチューブを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明は、端部が屈曲する第1部分と、第1部分に伸びる第2部分とを含む内視鏡用オーバーチューブにおいて、内視鏡が挿入される内側チューブと、内側チューブを囲んで形状を維持するための形状支持体と、形状支持体の外周に挿入される外側チューブと、内側チューブと外側チューブとの間に備えられるパスチューブと、パスチューブに移動可能に挿入され、内側チューブや外側チューブの端部に連結され、第1部分の屈曲程度を調節するための調節ワイヤとを含み、形状支持体の第1部分の強度が形状支持体の第2部分の強度より弱く形成されることを特徴とする。
また、形状支持体は、ワイヤが螺旋状コイル形状または網形状に形成されることが好ましい。
また、形状支持体は、ワイヤの直径が調節ワイヤの直径より小さく形成されることが好ましい。
また、形状支持体は、第1部分のワイヤ直径が第2部分のワイヤ直径より小さく形成されることが好ましい。
また、形状支持体は、ワイヤがコイル形状の時、第1部分のワイヤピッチが第2部分のワイヤピッチより大きく形成されることが好ましい。
また、形状支持体は、ワイヤが網形状の時、第1部分のメッシュが第2部分のメッシュより大きく形成されることが好ましい。
また、形状支持体は、少なくとも1つ以上のワイヤで構成するが、第1部分のワイヤを単一で構成し、第2部分のワイヤを2本以上で構成することが好ましい。
また、第1部分に備えられ、屈曲調節ワイヤを連結するための固定リングをさらに含むことを特徴とする。
また、本発明は、端部が屈曲する第1部分と、第1部分に伸びる第2部分とを含む内視鏡用オーバーチューブにおいて、内視鏡が挿入される内側チューブと、内側チューブを囲んで形状を維持するための形状支持体と、形状支持体の外周に挿入される外側チューブと、内側チューブと外側チューブとの間に備えられるパスチューブと、パスチューブに移動可能に挿入され、内側チューブや外側チューブの端部に連結され、可撓性部分の屈曲程度を調節するための調節ワイヤとを含み、外側チューブや内側チューブの第1部分および第2部分の材質を異ならせて形成するが、第1部分の強度が第2部分の強度より弱く形成されることを特徴とする。
さらに、本発明は、端部が屈曲する第1部分と、第1部分に伸びる第2部分とを含む内視鏡用オーバーチューブにおいて、内視鏡が挿入される内側チューブと、内側チューブを囲んで形状を維持するための形状支持体と、形状支持体の外周に挿入される外側チューブと、内側チューブと外側チューブとの間に備えられるパスチューブと、パスチューブに移動可能に挿入され、内側チューブや外側チューブの端部に連結され、可撓性部分の屈曲程度を調節するための調節ワイヤとを含み、外側チューブや内側チューブの第1部分および第2部分の材質と形状支持体の第1部分および第2部分の材質を異ならせて形成するが、第1部分の強度が第2部分の強度より弱く形成されることを特徴とする。
また、第1部分は、端部の第1−1部分と、固定リングが備えられる第1−2部分と、固定リングから離隔し、屈曲が行われる第1−3部分と、第2部分に連結され、屈曲が始まる第1−4部分とを含むが、第1−1部分および第1−3部分の強度を第1−2部分および第1−4部分の強度より弱く形成することを特徴とする。
本発明によれば、内視鏡のカメラ部分の露出するオーバーチューブの端部分が残りの部分より強度が弱く形成されるため、オーバーチューブの端部分が屈曲する時、残りの部分が屈曲するのを防止することができる。
また、屈曲するオバーチューブの端部分が強度を異ならせて細分されることにより、オーバーチューブの屈曲を細かく調節することができる。
本発明の一実施形態にかかる内視鏡用オーバーチューブを示す斜視図である。 図1の内視鏡用オーバーチューブを示す断面図である。 図1のオーバーチューブにおいて第1部分を細分して示す側面図である。 図1のオーバーチューブにおいて第1部分および第2部分の形状支持体の形態を示す図である。 図1のオーバーチューブにおいて第1部分および第2部分の形状支持体の他の形態を示す図である。
本発明の実施のための具体的な実施形態を、添付した図面を参照して説明する。この過程において、図面に示された線の厚さや構成要素の大きさなどは、説明の明瞭性と便宜上誇張されて示されていることがある。また、後述する用語は、本発明における機能を考慮して定義された用語であり、これは、使用者、運用者の意図または慣例によって異なり得る。そのため、このような用語に対する定義は、本明細書全般にわたる内容に基づいて行われなければならない。
図1は、本発明の一実施形態にかかる内視鏡用オーバーチューブを示す斜視図であり、図2は、図1の内視鏡用オーバーチューブを示す断面図であり、図3は、図1のオーバーチューブにおいて第1部分を細分して示す側面図である。図4は、図1のオーバーチューブにおいて第1部分および第2部分の形状支持体の形態を示す図であり、図5は、図1のオーバーチューブにおいて第1部分および第2部分の形状支持体の他の形態を示す図である。
図示のように、本発明の一実施形態にかかる内視鏡用オーバーチューブ100は、内視鏡を挿入して用いるためのものであり、内視鏡の端部が位置して屈曲する第1部分101と、第1部分101に伸び、第1部分101より小さく屈曲する第2部分102とを含むが、内側チューブ110と、形状支持体120と、外側チューブ130と、パスチューブ140と、屈曲調節ワイヤ150とから大きく構成される。
まず、第1部分101は、内視鏡が挿入されるオーバーチューブ100において、カメラの付いている内視鏡の一端部が挿入されて位置するオーバーチューブ100の一端部を指す部分である。すなわち、第1部分101は、内視鏡の一端部が屈曲できるように、オーバーチューブ100において屈曲する部分を指すものである。
第2部分102は、第1部分101に伸びる部分で、オーバーチューブ100において一端部を除いた部分をいい、この第1部分101より小さく屈曲するように、第1部分101より強い材質で形成される。
ここで、第2部分102は、第1部分101より強い材質で形成され、第1部分101より小さく屈曲するように構成されるが、この第2部分102よりも強い材質で形成し、第2部分102より屈曲しないように構成する第3部分103を含んで構成することもできる。すなわち、第3部分は、第1部分101の反対側に構成し、第2部分102より強い材質で形成し、第1部分101の屈曲を調節するための、後述する屈曲調節器具160を構成する部分として用いることができる。
内側チューブ110は、内視鏡が挿入される部分であり、内視鏡が接触するため、摩擦を低減するための潤滑性の良い材質で形成される。
内側チューブ110は、内視鏡のカメラが位置する端部が第1部分101に相当し、この端部に伸びる部分が第2部分102に相当するものであり、第1部分101の強度が第2部分102の強度より弱く形成される。
形状支持体120は、内側チューブ110の外周面を囲む形態で構成され、オーバーチューブ100の形状を維持する骨組みの役割を果たす。形状支持体120は、ワイヤが螺旋状コイル形状で内側チューブ110の外周面を囲むか、網形状で内側チューブ110の外周面を囲むように構成される。ここで、形状支持体120を構成するワイヤは、後述する屈曲調節ワイヤ150の直径より小さい直径で形成される。
形状支持体120は、内視鏡のカメラが位置するオーバーチューブ100の端部に相当する第1部分101のワイヤ直径が第2部分102のワイヤ直径より小さく形成される。すなわち、形状支持体120は、内視鏡のカメラが位置する第1部分101が第2部分102より屈曲しやすいように、第1部分101の強度が第2部分102の強度より弱く形成されるのである。
形状支持体120は、ワイヤがコイル形状に形成される時、第1部分101の屈曲が第2部分102より良くなるように、第1部分101のワイヤピッチPを第2部分102のワイヤピッチPより大きく形成して構成することができる。
形状支持体120は、ワイヤが網形状に形成される時、第1部分101の屈曲が第2部分102より良くなるように、第1部分101のメッシュMを第2部分102のメッシュMより大きく形成して構成することができる。
形状支持体120は、第1部分101のワイヤ材質および第2部分102のワイヤ材質を異ならせて構成するが、第1部分101のワイヤを第2部分102のワイヤより柔らかい材質で形成することもできる。
形状支持体120は、ワイヤを単一で構成するか、2本以上を編み組んで形成することができる。すなわち、形状支持体120は、第1部分101のワイヤを単一で構成し、第2部分102のワイヤを2本以上で構成することで、第1部分101の強度を第2部分102の強度より小さく構成することもできる。
外側チューブ130は、最外郭層を構成して人体組織に触れる部分であり、内側チューブ110の外側で形状支持体120を囲んで構成される。ここで、外側チューブ130も、内側チューブ110と同様に、第1部分101の材質を第2部分102の材質より柔らかい材質で構成し、第1部分101の強度を第2部分102の強度より弱くして構成することができる。
パスチューブ140は、図2のように、内側チューブ110と外側チューブ130との間に備えるか、内側チューブ110または外側チューブ130内に一体に成形して一体に形成することができる。パスチューブ140は、一対で構成され、互いに向き合う位置すなわち、180度の間隔で離隔して備えられる。
パスチューブ140は、内視鏡が挿入されるオーバーチューブ100の端部を屈曲させるための屈曲調節ワイヤ150が挿入され、往復移動できるように、屈曲調節ワイヤ150の外径より大きい内径に形成される。
屈曲調節ワイヤ150は、パスチューブ140に挿入され、往復移動しながらオーバーチューブ100の端部を屈曲させるためのものであり、一端部が内側チューブ110または外側チューブ130の端部に連結され、他端部が外側チューブ130の第2部分の端部または第3部分に備えられる屈曲調節器具160に連結される。
この屈曲調節ワイヤ150は、単一または2本以上を編み組んで構成することができる。そして、屈曲調節ワイヤ150は、表面にポリウレタンコーティング層を被覆し、屈曲調節ワイヤ150の引っ張りまたは引っ張り解除時、パスチューブ140との摩擦が最小化できるように構成することもできる。
第1部分101において、外側チューブ130の端部と内側チューブ110の端部との間には、屈曲調節ワイヤ150の一端部を連結し、外側チューブ130や内側チューブ110に固定するための固定リング170が備えられる。
屈曲調節器具160は、ワイヤの他端部を連結し、使用者が操作可能に外側チューブ130の外側に備えられる。この屈曲調節器具160は、使用者が操作する時、一対の屈曲調節ワイヤ150のいずれか1つを引っ張るように構成される。
また、内側チューブ110と外側チューブ130は、内視鏡のカメラが位置する第1部分101を、柔軟な材質であるPU(Polyurethane)、シリコーンなどで形成することができる。また、内側チューブ110と外側チューブ130の第2部分102は、第1部分101より硬い材質であるPE(Poly Ethylene)、PP(Poly Propylene)などで形成することができる。
すなわち、本発明の一実施形態にかかる内視鏡用オーバーチューブは、内側チューブ110や外側チューブ130の第1部分101の材質および第2部分102の材質を異ならせて使用するが、第1部分101の材質の強度より第2部分102の材質の強度が大きいものを使用することにより、第1部分101および第2部分102の強度を異ならせることができるのである。
また、本発明の一実施形態にかかる内視鏡用オーバーチューブは、内側チューブ110や外側チューブ130の第1部分101の材質および第2部分102の材質を異ならせて形成すると共に、形状支持体120の第1部分101の材質および第2部分102の材質を異ならせて形成することで、第1部分101の強度が第2部分102の強度より弱く形成できるのである。
一方、オーバーチューブ100の第1部分101をより細分して、内視鏡のカメラが露出する端部に相当する第1−1部分101aと、固定リング170が備えられる第1−2部分101bと、固定リング170から離隔して屈曲が行われる第1−3部分101cと、第2部分に連結され、屈曲が始まる第1−4部分101dとを含むが、第1−1部分101aおよび第1−3部分101cの強度を第1−2部分101bおよび第1−4部分101dの強度より小さく構成する。
ここで、第1−1部分101aおよび第1−3部分101cの強度は、同一に構成するか、異ならせて構成することができるが、第1−1部分101aおよび第1−3部分101cの強度を異ならせて構成する場合、屈曲が大きく行われる第1−3部分101cの強度を第1−1部分101aの強度より弱く構成することが好ましい。
第1−2部分101bおよび第1−4部分101dの強度は、同一に構成するか、異ならせて構成することができるが、固定リングが挿入される部分である第1−2部分101bの強度を第1−4部分101dの強度より大きく構成することができる。
第1部分101において、第1−1部分101aおよび第1−3部分101cの強度と第1−2部分101bおよび第1−4部分101dの強度とを互いに異ならせる場合に、内側チューブ110や外側チューブ130の材質を細分して異ならせて構成することができ、本発明の実施形態のように、形状支持体120の第1部分101を細分した後に、細分された第1部分101の形状支持体120の強度を異ならせて構成したことを例として説明する。
オーバーチューブ100の形状支持体120において、第1−2部分101bおよび第1−4部分101dのワイヤ直径を第1−1部分101aおよび第1−3部分101cのワイヤ直径より大きくするか、第1−2部分101bおよび第1−4部分101dのワイヤ本数を第1−1部分101aおよび第1−3部分101cのワイヤ本数より多く構成することができる。
また、形状支持体120を構成するワイヤがコイル形状の場合、第1−2部分101bおよび第1−4部分101dのワイヤピッチを第1−1部分101aおよび第1−3部分101cのワイヤピッチより小さく構成し、第1−2部分101bおよび第1−4部分101dの強度を第1−1部分101aおよび第1−3部分101cの強度より強くすることができるのである。
そして、形状支持体120を構成するワイヤが網形状の場合、第1−2部分101bおよび第1−4部分101dのワイヤメッシュを第1−1部分101aおよび第1−3部分101cのワイヤメッシュより小さく構成し、第1−2部分101bおよび第1−4部分101dの強度を第1−1部分101aおよび第1−3部分101cの強度より強くすることができるのである。
前記のような構成を有する本発明の一実施形態にかかる内視鏡用オーバーチューブに対する製作過程を簡略に説明する。
まず、内側チューブ110を射出成形で形成する。ここで、内側チューブ110の第1部分101および第2部分102を互いに異なる材質で射出成形する場合には、内側チューブ110の第1部分101を先に射出成形した後に、第1部分101を金型に入れ、第2部分102を射出成形で一体化させる。
その後、コイル形状からなるワイヤまたは網形状のワイヤで内側チューブ110の外周面を囲んで形状支持体120を形成する。ここで、形状支持体120の第1部分101の強度および第2部分102の強度が互いに異なって構成されるため、形状支持体120の第1部分101または第2部分102のうちのいずれか1つの部分を先に形成した後に、残りの一部分を形成するのである。
ここで、パスチューブ140は、別途に製作して、形状支持体120の構成された内側チューブ110に形状支持体120が構成される前の内側チューブ110に固定するか、形状支持体120の構成された内側チューブ110に射出成形で形成することができるのである。
その後、形状支持体120とパスチューブ140とが構成された内側チューブ110を外側チューブ成形用金型にインサートし、射出成形で外側チューブ130を成形する。
外側チューブ130の第1部分101および第2部分102が互いに異なる材質からなると、外側チューブ130の第1部分101を先に射出成形した後に、第2部分102を成形するのである。
外側チューブ130が完全に形成されると、外側チューブ130の第2部分102または第3部分103に屈曲調節器具160を設ける。
以上、本発明は、図面に示された実施形態を参照して説明されたが、これは例示的なものに過ぎず、当該技術の属する分野における通常の知識を有する者であれば、これから多様な変形および均等な他の実施形態が可能であることを理解することができる。したがって、本発明の真の技術的保護範囲は、以下の特許請求の範囲によって定められなければならない。
100:オーバーチューブ
101:第1部分
101a:第1−1部分
101b:第1−2部分
101c:第1−3部分
101d:第1−4部分
102:第2部分
103:第3部分
110:内側チューブ
120:形状支持体
130:外側チューブ
140:パスチューブ
150:屈曲調節ワイヤ
160:屈曲調節器具
170:固定リング

Claims (11)

  1. 端部が屈曲する第1部分と、第1部分に伸び第2部分とを含む内視鏡用オーバーチューブにおいて、
    内視鏡が挿入される内側チューブと、
    内側チューブを囲んで形状を維持するための形状支持体と、
    形状支持体の外周に挿入される外側チューブと、
    内側チューブと外側チューブとの間に備えられるパスチューブと、
    パスチューブに移動可能に挿入され、内側チューブや外側チューブの端部に連結され、第1部分の屈曲程度を調節するための調節ワイヤとを含み、
    形状支持体の第1部分の強度が形状支持体の第2部分の強度より弱く形成されることを特徴とする、内視鏡用オーバーチューブ。
  2. 形状支持体は、
    ワイヤが螺旋状コイル形状または網形状に形成されることを特徴とする、請求項1に記載の内視鏡用オーバーチューブ。
  3. 形状支持体は、
    ワイヤの直径が調節ワイヤの直径より小さく形成されることを特徴とする、請求項2に記載の内視鏡用オーバーチューブ。
  4. 形状支持体は、
    第1部分のワイヤ直径が第2部分のワイヤ直径より小さく形成されることを特徴とする、請求項2または3に記載の内視鏡用オーバーチューブ。
  5. 形状支持体は、
    ワイヤがコイル形状の時、第1部分のワイヤピッチが第2部分のワイヤピッチより大きく形成されることを特徴とする、請求項2〜4のいずれか1項に記載の内視鏡用オーバーチューブ。
  6. 形状支持体は、
    ワイヤが網形状の時、第1部分のメッシュが第2部分のメッシュより大きく形成されることを特徴とする、請求項2〜5のいずれか1項に記載の内視鏡用オーバーチューブ。
  7. 形状支持体は、
    少なくとも1つ以上のワイヤで構成するが、
    第1部分のワイヤを単一で構成し、第2部分のワイヤを2本以上で構成することを特徴とする、請求項2〜6のいずれか1項に記載の内視鏡用オーバーチューブ。
  8. 第1部分に備えられ、屈曲調節ワイヤを連結するための固定リングをさらに含むことを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の内視鏡用オーバーチューブ。
  9. 端部が屈曲する第1部分と、第1部分に伸び第2部分とを含む内視鏡用オーバーチューブにおいて、
    内視鏡が挿入される内側チューブと、
    内側チューブを囲んで形状を維持するための形状支持体と、
    形状支持体の外周に挿入される外側チューブと、
    内側チューブと外側チューブとの間に備えられるパスチューブと、
    パスチューブに移動可能に挿入され、内側チューブや外側チューブの端部に連結され、可撓性部分の屈曲程度を調節するための調節ワイヤとを含み、
    外側チューブや内側チューブの第1部分および第2部分の材質を異ならせて形成するが、第1部分の強度が第2部分の強度より弱く形成されることを特徴とする、内視鏡用オーバーチューブ。
  10. 端部が屈曲する第1部分と、第1部分に伸び第2部分とを含む内視鏡用オーバーチューブにおいて、
    内視鏡が挿入される内側チューブと、
    内側チューブを囲んで形状を維持するための形状支持体と、
    形状支持体の外周に挿入される外側チューブと、
    内側チューブと外側チューブとの間に備えられるパスチューブと、
    パスチューブに移動可能に挿入され、内側チューブや外側チューブの端部に連結され、可撓性部分の屈曲程度を調節するための調節ワイヤとを含み、
    外側チューブや内側チューブの第1部分および第2部分の材質と形状支持体の第1部分および第2部分の材質を異ならせて形成するが、第1部分の強度が第2部分の強度より弱く形成されることを特徴とする、内視鏡用オーバーチューブ。
  11. 第1部分は、
    端部の第1−1部分と、
    固定リングが備えられる第1−2部分と、
    固定リングから離隔し、屈曲が行われる第1−3部分と、
    第2部分に連結され、屈曲が始まる第1−4部分とを含むが、
    第1−1部分および第1−3部分の強度を第1−2部分および第1−4部分の強度より弱く形成することを特徴とする、請求項1〜10のいずれか1項に記載の内視鏡用オーバーチューブ。
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