JP6063727B2 - 内視鏡の可撓管部と、この可撓管部を有する内視鏡 - Google Patents
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Description
よって、弾発性にばらつきが生じている螺旋管において、螺旋管の弾発性のばらつきを抑制するために、例えば弾発性が低い部分に所望な弾発性を補充し、可撓管部の挿抜性を向上させることが望まれている。
[第1の実施形態]
[構成]
図1と図2Aと図2Bと図2Cと図3Aと図3Bと図3Cと図4Aと図4Bと図5Aと図5Bとを参照して、第1の実施形態について説明する。
なお、例えば、図2Aにおいて照明ケーブル81と撮像ケーブル83と送気・送水チューブ85と処置具挿通チャンネル87との図示を省略するように、一部の図面では図示の明瞭化のために、部材の一部の図示を省略している。
また、第1の補充領域95aと第2の補充領域95bとを図面上明確に区別するために、例えば図2Aと図2Cとに示すワイヤ挿通部材93において、第1の補充領域95aを黒塗りで表し、第2の補充領域95bを白塗りで表している。
図1に示すように内視鏡10は、例えば体腔等の管腔に挿入される中空の細長い挿入部20と、挿入部20の基端部と連結し、内視鏡10を操作する操作部30とを有している。
挿入部20は、挿入部20の先端部側から挿入部20の基端部側に向かって、先端硬質部21と、湾曲部23と、可撓管部25とを有している。先端硬質部21の基端部は湾曲部23の先端部と連結し、湾曲部23の基端部は可撓管部25の先端部と連結している。先端硬質部21と、湾曲部23と、可撓管部25とは、挿入部20の中心軸Cに沿って配設されている。
先端硬質部21は、挿入部20の先端部であり、硬く、曲がらない。先端硬質部21は、例えばステンレス鋼材製等によって形成された本体部(図示せず)と、本体部の外周を覆う外皮(図示せず)とを有する。本体部は、例えば、硬質であり、円柱状である。外皮は、チューブ状に形成されており、絶縁性を有する。本体部の内部には、後述する内蔵物80(図2B参照)の先端が固定されている。
湾曲部23は、後述する湾曲操作部37の操作によって、例えば上下左右といった所望の方向に湾曲する。湾曲部23が湾曲することにより、先端硬質部21の位置と向きとが変わり、図示しない照明光が観察対象物に照明され、観察対象物が観察視野内に捉えられる。この観察対象物とは、例えば、被検体(例えば体腔)内における患部や病変部等である。
可撓管部25は、所望な可撓性を有している。よって可撓管部25は、外力Fを受けることによって曲がる。この外力Fは、例えば、可撓管部25の中心軸(挿入部20の中心軸C)に対して所望の角度から可撓管部25にかかる力を示す。可撓管部25は、操作部30における後述する本体部31から延出されている管状部材である。可撓管部25の構成については、後述する。
操作部30は、可撓管部25が延出している本体部31と、本体部31の基端部と連結し、内視鏡10を操作する操作者によって把持される把持部33と、把持部33と接続しているユニバーサルコード41とを有している。
本体部31は、処置具挿入口35aを有している。処置具挿入口35aは、処置具挿通チャンネル87(図2B参照)の基端部と連結している。処置具挿通チャンネル87は、挿入部20の内部に配設され、可撓管部25から先端硬質部21に渡って配設されている。処置具挿通チャンネル87の先端部は、先端硬質部21に配設されている図示しない先端開口部と連通している。処置具挿入口35aは、図示しない内視鏡用処置具を処置具挿通チャンネル87に挿入するための挿入口である。図示しない内視鏡用処置具は、処置具挿入口35aから処置具挿通チャンネル87に挿入され、先端硬質部21側まで押し込まれる。そして内視鏡用処置具は、先端開口部から突出される。
把持部33は、湾曲部23を湾曲操作する湾曲操作部37と、スイッチ部39とを有している。
湾曲操作部37は、湾曲ワイヤ91(図2B参照)によって湾曲部23を左右に湾曲操作させる左右湾曲操作ノブ37aと、湾曲ワイヤ91によって湾曲部23を上下に湾曲操作させる上下湾曲操作ノブ37bと、湾曲した湾曲部23の位置を固定する固定ノブ37cとを有している。
スイッチ部39は、吸引スイッチ39aと、送気・送水スイッチ39bと、内視鏡撮影用の各種スイッチ39cとを有している。吸引スイッチ39aと送気・送水スイッチ39bと各種スイッチ39cとは、把持部33が操作者に把持された際に、操作者の手によって操作される。
吸引スイッチ39aは、吸引開口部を兼ねる前記した先端開口部から吸引チャンネルを兼ねる処置具挿通チャンネル87を介して、粘液や流体等を内視鏡10が吸引するときに操作される。
送気・送水スイッチ39bは、先端硬質部21において図示しない撮像ユニットの観察視野を確保するために、図示しない送気チューブと図2Bに示す送気・送水チューブ85とから流体を送気するときと、図示しない送水チューブと図2Bに示す送気・送水チューブ85とから流体を送水するときに操作される。流体は、水や気体を含む。
送気チューブと、送水チューブと、送気・送水チューブ85とは、内視鏡10の内部において、挿入部20から本体部31と把持部33とを介してユニバーサルコード41にまで配設されている。
ユニバーサルコード41は、制御装置14に着脱自在な接続コネクタ41aを有している。制御装置14は、内視鏡10を制御する。また制御装置14は、撮像ユニットによって撮像された画像を処理する画像処理部を有している。また制御装置14は、撮像ユニットによって撮像された画像を表示する表示部であるモニタ16と接続している。
図2Aと図2Bと図2Cとに示すように、可撓管部25は、例えば中空形状を有している。図2Aと図2Bとに示すように可撓管部25は、例えば、内蔵物80が内蔵されている螺旋管50と、この螺旋管50の外側に配設され、螺旋管50に積層する網状の網状管60と、この網状管60の外側に配設され、網状管60に積層する外皮70とを有している。網状管60は螺旋管50の外周面を覆い、外皮70は網状管60の外周面を覆う。
このように可撓管部25は螺旋管50と網状管60と外皮70とによって構成されており、可撓管部25はこれらによって3層構造を有することとなる。
なお網状管60は、必ずしも配設される必要はない。よって、可撓管部25は少なくとも螺旋管50と外皮70とによって構成されていればよく、可撓管部25はこれらによって2層構造を有していてもよい。
図2Aと図2Cとに示すように、このような螺旋管50は、例えば、帯状の薄板部材50aが螺旋状に巻かれることによって形成されている。つまり、螺旋管50は、弾発性を有する螺旋状の弾性管部材である。そして螺旋管50は、コイルパイプ状に形成されている。なお薄板部材50a自体は、矩形形状を有し、薄く、細長い平板部材である。薄板部材50aは、例えばステンレス鋼材等によって形成される。
薄板部材50aの横断面は、例えば図2Aに示す矩形状、図3Aに示す長円形状、図3Bに示す略円形状、図3Cに示す楕円形状等、種々の形状が許容される。以下、この実施の形態では図2Aに示す矩形状であるものとして説明する。
図2Aと図2Cとに示すように、螺旋管50は、中心軸Cの長手方向に沿って初張力が付与されている密着巻き部51と、密着巻き部51の両端に配設された疎巻き部53a,53bとを一体的に有する。すなわち、密着巻き部51は先端部51aと基端部51bとを有しており、先端部51aは一方の疎巻き部53aに一体的に連接しており、基端部51bは他方の疎巻き部53bに一体的に連接している。このように、螺旋管50は、螺旋管50の先端から螺旋管50の基端に向かって順に、疎巻き部53aと、密着巻き部51と、疎巻き部53bとを有している。そして密着巻き部51は、螺旋管50の中心軸Cに沿って、疎巻き部53a,53bによって挟持されており、先端部51aと基端部51bとにおいてそれぞれ疎巻き部53a,53bに隣接している。
これに対して、図2Aと図2Cとに示すように、初張力が付与されていない疎巻き部53a,53bにおいて、疎巻き部53a,53bは、螺旋管50の軸方向において隙間が配設されるように、螺旋管50の軸方向において薄板部材50a同士が互いに離れて配設されることによって、形成されている。つまり疎巻き部53a,53bにおいて、薄板部材50a同士は螺旋管50の軸方向において密着していない。
ここで、この実施の形態で用いられる密着巻き部51に加えられている初張力について説明する。
図4Aに示すように、初張力は、密着巻き部51の中心軸C方向において、密着巻き部51の薄板部材50aの縁部同士を互いに密着させる方向に働く力を示す。言い換えると、初張力は、密着巻き部51の中心軸Cが例えば水平に配置されたときに、密着巻き部51の薄板部材50aの縁部同士が互いに密着した状態を維持し、外力F(例えば重力)に抗して密着巻き部51が曲がり難く略直線状態を維持する力(プレロード)を示す。また、初張力は、密着巻き部51の中心軸Cが例えば垂直に配置されたときに、重力に抗して密着巻き部51の薄板部材50aの縁部同士が密着した状態を維持し、薄板部材50a間に隙間が生じないように維持する力(プレロード)を示す。
例えば、図4Aに示すように、密着巻き部51の中心軸Cが例えば水平に配置された状態で、中心軸Cに向かって外力Fが加えられたとする。このとき、外力Fが初張力を解除する力に達するまで、言い換えると外力Fが初張力を超えるまで、薄板部材50a間に隙間は形成されず、密着巻き部51において曲げは生じない。一方、中心軸Cに向かって加えられた外力Fが図4Bに示すように初張力を解除する力以上になると、言い換えると外力Fが初張力を超えると、密着した薄板部材50a同士の間に隙間が形成され、密着巻き部51において曲げが生じる。したがって、密着巻き部51が曲がり始めるまでは、螺旋管50の曲げ剛性は密着巻き部51に加えられた初張力によって大きい。また、初張力が外力Fによって解除されて、密着巻き部51が曲がり始めると、螺旋管50が有するバネ定数に応じて螺旋管50は曲がる。したがって、例えば大腸等の体腔内(管孔内)に挿入部20が挿入されて、密着巻き部51が一旦曲げられ始めると、密着巻き部51が存在しないような状態で、可撓管部25は曲げられることができる。
L4=L1+L2+L3 ・・・式(1)
となる。
密着巻き部51の中心軸Cの軸方向長さは、密着巻き部51が直線状態(図5A参照)と曲がった状態(図5B参照)とを比較すると、ΔT1だけ後者が長い。そして本実施形態では、密着巻き部51を挟持するように疎巻き部53a,53bが配設されている。
このため、図5A及び図5Bに示すように、密着巻き部51が曲げられると、先端側(一方)の疎巻き部53aが直線状態のときに比べて先端側の疎巻き部53aの中心軸Cに沿った方向の薄板部材50aの縁部同士が近づく。すなわち、密着巻き部51が曲げられる際には、先端側の疎巻き部53aでは薄板部材50aの縁部同士の間の隙間が狭まる。このため、先端側の疎巻き部53aの中心軸Cに沿った軸方向長さは、その疎巻き部53aが直線状態のときに比べてΔT2だけ縮む。つまり、密着巻き部51が曲げられた場合、先端側の疎巻き部53aの中心軸Cに沿った軸方向長さは、L2−ΔT2となる。
また図5A及び図5Bに示すように、密着巻き部51が曲げられると、基端側(他方)の疎巻き部53bが直線状態のときに比べて基端側の疎巻き部53bの中心軸Cに沿った方向の薄板部材50aの縁部同士は近づく。すなわち、密着巻き部51が曲げられる際には、基端側の疎巻き部53bでは薄板部材50aの縁部同士の間の隙間が狭まる。このため、基端側の疎巻き部53bの中心軸Cに沿った軸方向長さは、その疎巻き部53bが直線状態のときに比べてΔT3だけ縮む。つまり、密着巻き部51が曲げられた場合、基端側の疎巻き部53bの中心軸Cに沿った軸方向長さは、L3−ΔT3となる。
L5=L1+ΔT1+L2−ΔT2+L3−ΔT3 ・・・式(2)
となる。
L4=L5 ・・・式(3)
となる必要がある。
式(3)に、それぞれ前記した式(1),(2)を代入すると、
L1+L2+L3=L1+ΔT1+L2−ΔT2+L3−ΔT3
となり、
ΔT1=ΔT2+ΔT3・・・式(4)
となる。
式(4)を言い換えると、
密着巻き部51の伸び量=「一方の疎巻き部53aの縮み量」+「他方の疎巻き部53bの縮み量」
となる。
可撓管部25のうち密着巻き部51に相当する位置が直線状態を維持して例えば大腸等の体腔内(管孔内)に可撓管部25が挿入されたときに、密着巻き部51に対して螺旋管50の例えば中心軸Cに沿った方向に対して外れる方向(例えば直交する方向)から付加される外力F(重力を含む)Fが初張力のうちの中心軸Cに対して直交する方向の成分よりも小さい場合、密着巻き部51は高いバネ性により曲がらずに直線状態を維持する。このため、内視鏡10の使用者が右手で保持した可撓管部25の操作力量は、その保持した位置から可撓管部25の先端部(螺旋管50の先端部)に伝えられ、可撓管部25を体腔内に挿入し易くなる。つまり、可撓管部25のうち密着巻き部51に相当する位置は、直線状態を維持でき曲がらずに管孔内に挿入される。
図2Aと図2Bとに示すように、内蔵物80は、挿入部20と操作部30とに内蔵されている。内蔵物80は、先端硬質部21から湾曲部23と可撓管部25とを介して操作部30にまで内視鏡10を挿通している挿通部材である。内蔵物80は、可撓管部25において、螺旋管50に内蔵され、螺旋管50によって覆われ、螺旋管50を挿通している。詳細には、内蔵物80は、螺旋管50において、密着巻き部51と疎巻き部53a,53bとによって覆われ、密着巻き部51と疎巻き部53a,53bとを挿通している。
図2Aと図2Cとに示すように、螺旋管50は、密着巻き部51と疎巻き部53a,53bとが互いに連接している連接部分55を有している。連接部分55は、密着巻き部51の端部51a,51bと、この端部51a,51bと連接している疎巻き部53a,53bの端部531aとを含む。この連接部分55は、薄板部材50aが密着巻き部51から疎巻き部53a,53bに切り替わる、または薄板部材50aが疎巻き部53a,53bから密着巻き部51に切り替わる切り替え部を示す。
また結果として、初張力以上の外力Fが螺旋管50にかかる際、螺旋管50全体は円弧のように所望の割合で曲がらない。つまり、螺旋管50は、疎巻き部53a,53bにおいて大きく曲がり、連接部分55と密着巻き部51とにおいて初張力によって小さく曲がる。このように、連接部分55と密着巻き部51とにおいて、曲がり具合が変化する。
また結果として、螺旋管50を曲げている外力Fが螺旋管50にかからなくなった際、螺旋管50全体は、直線状態に戻らない。螺旋管50は、疎巻き部53a,53bにおいて微小に曲がる略直線状態に戻り、初張力によって連接部分55と密着巻き部51において直線状態に戻る。つまり、連接部分55において、直線具合が変化する。
また可撓管部25が曲がった際に、内蔵物80の軸方向において内蔵物80が螺旋管50に対してずれる虞が生じる。このとき、例えば第1の補充領域95aは、疎巻き部53a,53bから連接部分55にずれて連接部分55に覆われる。これにより、前記同様に、連接部分55において、螺旋管50の弾発性は、第1の補充領域95aによって補充される。そして、連接部分55において、弾発性のばらつきは抑制され、弾発性の急激な変化は抑制される。また弾発性が補充されている連接部分55は密着巻き部51と同様に曲がるため、連接部分55と密着巻き部51とは円弧のように所望の割合で曲がる。また、連接部分55を曲げている外力Fが連接部分55にかからなくなった際、連接部分55は第1の補充領域95aによって直線状態に戻る。
可撓管部25が曲がった際に、内蔵物80の軸方向において内蔵物80が螺旋管50に対してずれる虞が生じる。このとき、例えば第1の補充領域95aが端部51a,51bから連接部分55にずれて連接部分55に覆われる。これにより、前記同様に、連接部分55において、螺旋管50の弾発性は、第1の補充領域95aによって補充される。そして、連接部分55において、弾発性のばらつきは抑制され、弾発性の急激な変化は抑制される。また弾発性が補充されている連接部分55は密着巻き部51と同様に曲がるため、連接部分55と密着巻き部51とは円弧のように所望の割合で曲がる。また、連接部分55を曲げている外力Fが連接部分55にかからなくなった際、連接部分55は第1の補充領域95aによって直線状態に戻る。
このような第1の補充領域95aを有する内蔵物80の一例について、以下に説明する。この一例として、例えば、ワイヤ挿通部材93が挙げられる。
この場合、図2Aと図2Cとに示すように、第1の補充領域95aは、ワイヤ挿通部材93が螺旋管50に挿入されている状態において、少なくとも連接部材によって覆われるように少なくとも1つのワイヤ挿通部材93に配設されている。第1の補充領域95aが配設されているワイヤ挿通部材93には、例えば、上(U)方向の湾曲ワイヤ91が挿通していることが好適である。
図2Aと図2Cとに示すように、このワイヤ挿通部材93は、初張力が付与されていない第2の補充領域95bと、第2の補充領域95bの両端に配設されている第1の補充領域95aとを有している。第2の補充領域95bは先端部と基端部とを有しており、この先端部は一方の第1の補充領域95aに一体的に連接しており、この基端部は他方の第1の補充領域95aに一体的に連接している。このように、ワイヤ挿通部材93は、ワイヤ挿通部材93の先端から基端に向かって順に、一方の第1の補充領域95aと、第2の補充領域95bと、他方の第1の補充領域95aとを有している。そして第2の補充領域95bは、ワイヤ挿通部材93の中心軸Cに沿って、第1の補充領域95aによって挟持されており、先端部と基端部とにおいてそれぞれ第1の補充領域95aに隣接している。
前記したように、図2Aと図2Cとに示すように、螺旋管50において、螺旋管50の先端から螺旋管50の基端に向かって順に、疎巻き部53aと、密着巻き部51と、疎巻き部53bとが配設されている。
また前記したように、図2Aと図2Cとに示すように、ワイヤ挿通部材93において、ワイヤ挿通部材93の先端から基端に向かって順に、一方の第1の補充領域95aと、第2の補充領域95bと、他方の第1の補充領域95aとが配設されている。
図2Cに示すように、ワイヤ挿通部材93が螺旋管50に挿入されている状態において、第1の補充領域95aは連接部分55に覆われ、第2の補充領域95bは密着巻き部51によって覆われている。この状態において、第1の補充領域95aは、疎巻き部53a,53bによってさらに覆われている。またこの状態において、第1の補充領域95aは、密着巻き部51の端部51a,51bによってさらに覆われている。
本実施形態では、螺旋管50は、初張力が付与された密着巻き部51と、疎巻き部53a,53bとを有している。可撓管部25は、このような螺旋管50を有している。
そしてこの可撓管部25が曲がりくねった大腸等の体腔内(管孔内)に挿抜される際、可撓管部25は体腔内の屈曲部から外力Fを受ける。
外力Fが初張力以下であれば、弾発性が高い密着巻き部51は、初張力によって曲がらずに直線状態を維持する。
同時に、弾発性が低い連接部分55と疎巻き部53a,53bとは、外力Fによって曲がろうとする。しかしながら本実施形態では、連接部分55と疎巻き部53a,53bとの内部には、初張力が付与されている第1の補充領域95aが配設されている。詳細には、ワイヤ挿通部材93の第1の補充領域95a(密着巻き部51)は、連接部分55と疎巻き部53a,53bとにオーバラップするように覆われている。このため、弾発性が低い連接部分55と疎巻き部53a,53bとは、初張力が付与されている第1の補充領域95aによって、弾発性を補充されている。よって、連接部分55と疎巻き部53a,53bとにおいて、弾発性は、密着巻き部51のように強くなる。そして、外力Fが初張力以下であれば、弾発性が補充された連接部分55と疎巻き部53a,53bとは、初張力が付与されている第1の補充領域95aによって、密着巻き部51と同様に曲がらずに直線状態を維持する。
このように、可撓管部25は、密着巻き部51と第1の補充領域95aとによって、可撓管部25の全長に渡って、初張力を付与されていることとなる。よって、可撓管部25の弾発性は、可撓管部25全体に渡って略均一となる。結果として、可撓管部25は、密着巻き部51と、第1の補充領域95aとによって曲がらず直線状態を維持する。これにより曲げ量は0となり、挿抜のための力は可撓管部25に伝わり、可撓管部25は体腔内に挿抜しやすくなる。
つまり可撓管部25は、密着巻き部51と第1の補充領域95aとによって、直線状態を維持でき曲がらずに体腔内に挿入される。このように可撓管部25の挿抜性は、向上する。
また外力Fが初張力以上であると、初張力が付与され、弾発性が高い密着巻き部51であっても、密着巻き部51は曲がる。
同時に、第1の補充領域95aによって初張力が付与され、弾発性を補充されている連接部分55と疎巻き部53a,53bとも、密着巻き部51と同様に曲がる。連接部分55と疎巻き部53a,53bとにおいて、螺旋管50の弾発性は第1の補充領域95aによって補充されている。このため螺旋管50全体において、弾発性のばらつきは抑制され、弾発性の急激な変化は抑制され、弾発性は略均一となる。よって螺旋管50全体は、円弧のように所望の割合で滑らかに曲がる。これにより、螺旋管50は曲がりくねっている大腸に沿って挿抜され、可撓管部25は体腔内に挿抜しやすくなる。このように可撓管部25の挿抜性は、向上する。
このとき、可撓管部25は、曲がっているため、屈曲している大腸に当接しても、大腸を強く押すことはなく大腸に高いテンションを与えず、患者に負担をかけることはない。
前記したように、螺旋管50において、密着巻き部51の弾発性は初張力によって強く、疎巻き部53a,53bの弾発性は低い。よって、可撓管部25全体が体腔内の屈曲部から外力Fを受ける際、密着巻き部51は外力Fに反して屈曲部を大きく押し上げ(跳ね返し)、連接部分55と疎巻き部53a,53bとは外力Fに反して屈曲部を小さく押し上げる(跳ね返す)。このように弾発性によって、密着巻き部51における押し上げ力は、疎巻き部53a,53bにおける押し上げ力よりも強くなる。よって螺旋管50において押し上げ力はばらつきが生じ、螺旋管50は屈曲部を螺旋管50全体で均等の力で押し返すことができず、可撓管部25の挿抜性は、低下する。
しかしながら本実施形態では、前記したように、連接部分55と疎巻き部53a,53bとの内部には、初張力が付与されている第1の補充領域95aが配設されている。詳細には、ワイヤ挿通部材93の第1の補充領域95a(密着巻き部51)は、連接部分55と疎巻き部53a,53bとにオーバラップするように覆われている。このため、弾発性が低い連接部分55と疎巻き部53a,53bとは、初張力が付与されている第1の補充領域95aによって、弾発性を補充されている。よって、連接部分55と疎巻き部53a,53bとにおいて、弾発性は、密着巻き部51のように強くなる。よって螺旋管50において押し上げ力は略均一となり、螺旋管50は屈曲部を螺旋管50全体で均等の力で押し返し、可撓管部25の挿抜性は、向上する。
また外力Fがかからなくなると、弾発性が高い密着巻き部51は、直線状態に戻る。また第1の補充領域95aによって初張力が付与され、弾発性を補充されている連接部分55と疎巻き部53a,53bとも、密着巻き部51と同様に直線状態に戻る。このように、可撓管部25全体は、直線状態に戻る。
第1の補充領域95aは、疎巻き部53a,53bよりも長く、疎巻き部53a,53bを挿通し、密着巻き部51に挿入されている。また第1の補充領域95aは、密着巻き部51の端部51a,51bの内部に配設されている。
この状態において、可撓管部25が曲がった際に、内蔵物80の軸方向において内蔵物80が螺旋管50に対してずれる可能性が生じる。
このとき、例えば第1の補充領域95aは、疎巻き部53a,53bから連接部分55にずれて連接部分55に覆われる。または、例えば第1の補充領域95aが端部51a,51bから連接部分55にずれて連接部分55に覆われる。これにより、前記同様に、連接部分55において、螺旋管50の弾発性は、第1の補充領域95aによって補充される。そして、連接部分55において、弾発性のばらつきは抑制され、弾発性の急激な変化は抑制される。よって、前記同様に、連接部分55は、外力Fが初張力以下であれば、曲がらずに直線状態を維持する。また連接部分55は、外力Fが初張力以上であれば、円弧のように所望の割合で滑らかに曲がる。また、連接部分55を曲げている外力Fが連接部分55に掛からなくなった際、連接部分55は直線状態に戻る。
このように本実施形態では、図2Aと図2Cとに示すように、内蔵物80は螺旋管50の弾発性を螺旋管50に補充するような初張力が付与されている第1の補充領域95aを有しており、第1の補充領域95aは弾発性が低い連接部分55と疎巻き部53a,53bとにオーバラップするように覆われている。
よって、本実施形態では、図2Cに示すように、螺旋管50の弾発性にばらつきが生じていても、第1の補充領域95aによって、弾発性が低い例えば連接部分55と疎巻き部53a,53bとに弾発性を補充でき、弾発性のばらつきを抑制でき、可撓管部25の弾発性を、可撓管部25全体に渡って略均一にできる。
また本実施形態では、外力Fが初張力以下であれば、可撓管部25を、密着巻き部51と第1の補充領域95aとによって、直線状態を維持した状態で曲げずに体腔内に挿入できる。また外力Fが初張力以上であれば、可撓管部25を円弧のように所望の割合で滑らかに曲げることができる。このように本実施形態では、可撓管部25の挿抜性を向上できる。
また本実施形態では、第1の補充領域95aによって、螺旋管50において押し上げ力を略均一にでき、螺旋管50によって屈曲部を螺旋管50全体で均等の力で押し返すことができ、可撓管部25の挿抜性を向上できる。
また本実施形態では、外力Fがかからなくなると、第1の補充領域95aによって、可撓管部25全体を直線状態に戻すことができる。
また本実施形態では、このような可撓管部25を挿入部20に有する内視鏡10を提供できる。
しかしながら本実施形態では、第1の補助域は、内蔵物80、例えばワイヤ挿通部材93に配設されている。これにより、本実施形態では、螺旋管50の肉厚や外皮70の肉厚を厚くする必要がなく、可撓管部25の外径が変わることを防止でき、可撓管部25が太くなることを防止でき、患者に痛みを与えることを防止できる。また本実施形態では、内部空間が狭まらず、可撓管部25の内部に配設されている内蔵物80が圧迫されず、可撓管部25の可撓性は低下を防止できる。また本実施形態では、可撓管部25の内部の充填率を上げることなく、可撓管部25の構成を変えることなくてすむ。本実施形態では、このような状態で、弾発性が低い部分に弾発性を補充でき、可撓管部25の挿抜性を向上できる。
また本実施形態では、第1の補充領域95aが配設されているワイヤ挿通部材93には、例えば、図2Aに示すように上(U)方向の湾曲ワイヤ91が挿通していることが好適である。一般的に、術者は、湾曲部23を上方向に湾曲させることが多い。よって、術者が湾曲させる方向において、弾発性を補充でき、可撓管部25の挿抜性を向上できる。そして本実施形態では、術者の好みに合った方向に弾発性が補充されている可撓管部25を提供できる。
よって、可撓管部25が曲がって、内蔵物80の軸方向において内蔵物80が螺旋管50に対してずれたとしても、第1の補充領域95aは、疎巻き部53a,53bから連接部分55にずれて連接部分55に覆われる、または、例えば第1の補充領域95aが端部51a,51bから連接部分55にずれて連接部分55に覆われる。よって本実施形態では、前記したように、連接部分55は、外力Fが初張力以下であれば曲げずに直線状態を維持できる。外力Fが初張力以上であれば、円弧のように所望の割合で滑らかに曲がることができる。
そして螺旋管50に対応するように、図6Aに示すように、第1の補充領域95aと第2の補充領域95bとが配設されていればよい。つまり、ワイヤ挿通部材93が螺旋管50に挿入されている状態において、第1の補充領域95aは連接部分55と疎巻き部53と密着巻き部51の端部51a,51bとによって覆われ、第2の補充領域95bは密着巻き部51によって覆われていればよい。
また密着巻き部51に付与されている初張力の大きさと、第1の補充領域95aに付与されている初張力の大きさとの関係と、各第1の補充領域95aに付与されている初張力の大きさ同士の関係とは、例えば、術者の使用に応じて適宜自在に調整すればよい。
つまり第1の補充領域95aが配設されるワイヤ挿通部材93は、第1の補充領域95aと、第1の補充領域95aに付与されている初張力よりも低い初張力が付与されている、または初張力が付与されていない第2の補充領域95bとを有している。この第2の補充領域95bは、ワイヤ挿通部材93が螺旋管50に挿入されている状態において密着巻き部51によって覆われている。
また例えば、第1の補充領域95aが配設されていないワイヤ挿通部材93は、例えば、疎巻き部53a,53bと、初張力が付与されていない密着巻き部51(第2の補充領域95b)との少なくとも一方を有していればよい。
なお図6Dに示すように、ワイヤ挿通部材93の内径は、第1の補充領域95aと第2の補充領域95bとにおいて異なっていてもよい。例えば、第2の補充領域95bにおける内径は、第1の補充領域95aにおける内径よりも大きい。本実施形態では、ワイヤ挿通部材93において、第2の補充領域95bは、密着巻き部51によって覆われているため、疎巻き部53a,53b側に覆われている第1の補充領域95aにおけるに比べて螺旋管50に対して多く摺動する。これに伴い、第2の補充領域95bは、第1の補充領域95aに比べて、湾曲ワイヤ91に対して多く摺動する。よって、第2の補充領域95bにおける内径は第1の補充領域95aにおける内径よりも大きくすることで、摺動に伴う湾曲ワイヤ91の劣化は防止され、湾曲ワイヤ91の耐久性は向上する。
また内径の変化は、第1の補充領域95aにおけるワイヤ挿通部材93の内周面をコーティングすることで構成されてもよい。
Claims (10)
- 内蔵物が内蔵されて、さらに所望の弾発性を有している螺旋管を有する内視鏡の可撓管部であって、
前記螺旋管は、
初張力が付与されている密着巻き部と、
前記密着巻き部の少なくとも一端に連接されている疎巻き部と、
を具備し、
前記内蔵物は、前記密着巻き部と前記疎巻き部とが互いに連接する連接部分によって覆われ、前記螺旋管の前記弾発性を前記螺旋管に補充するような前記初張力が付与されている第1の補充領域を有することを特徴とする内視鏡の可撓管部。 - 前記内蔵物は、前記内視鏡の湾曲部を湾曲させる湾曲ワイヤが挿通するワイヤ挿通部材を有し、
前記ワイヤ挿通部材は、線状部材が螺旋状に巻かれることによって形成されており、複数配設され、
前記第1の補充領域は、前記ワイヤ挿通部材が前記螺旋管に挿入されている状態において、少なくとも前記連接部分によって覆われるように少なくとも1つの前記ワイヤ挿通部材に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡の可撓管部。 - 前記第1の補充領域は、前記ワイヤ挿通部材が前記螺旋管に挿入されている状態において前記疎巻き部によってさらに覆われていることを特徴とする請求項2に記載の内視鏡の可撓管部。
- 前記第1の補充領域は、前記ワイヤ挿通部材が前記螺旋管に挿入されている状態において前記密着巻き部の端部によってさらに覆われていることを特徴とする請求項2に記載の内視鏡の可撓管部。
- 前記第1の補充領域が配設される前記ワイヤ挿通部材は、前記第1の補充領域に付与されている前記初張力よりも低い前記初張力が付与されている、または前記初張力が付与されていない第2の補充領域を有し、
前記第2の補充領域は、前記ワイヤ挿通部材が前記螺旋管に挿入されている状態において前記密着巻き部によって覆われていることを特徴とする請求項2に記載の内視鏡の可撓管部。 - 前記ワイヤ挿通部材の内径は、前記第1の補充領域と前記第2の補充領域とにおいて異なっていることを特徴とする請求項5に記載の内視鏡の可撓管部。
- 前記第2の補充領域における前記内径は、前記第1の補充領域における前記内径よりも大きいことを特徴とする請求項6に記載の内視鏡の可撓管部。
- 前記第1の補充領域における前記ワイヤ挿通部材の内周面の摩擦係数と、前記第2の補充領域における前記ワイヤ挿通部材の内周面の摩擦係数とは、互いに異なることを特徴とする請求項5に記載の内視鏡の可撓管部。
- 前記第1の補充領域において、前記初張力の大きさは、前記ワイヤ挿通部材の軸方向において変化していることを特徴とする請求項2に記載の内視鏡の可撓管部。
- 管腔に挿入される挿入部を有する内視鏡であって、
前記挿入部は、請求項1に記載の可撓管部を有することを特徴とする内視鏡。
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