JP5927699B2 - 接地線付き平型ケーブル - Google Patents

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Description

本発明は、平型ケーブルと接地線とを備える接地線付き平型ケーブルに関する。
従来、平型ケーブルから接地線を分離する作業の際には、例えばカッターが用いられる。このカッターによる分離作業は面倒であることから、下記特許文献1に開示された接地線付き平型ケーブルが有効になる。接地線付き平型ケーブルは、平型ケーブルと接地線とを備え、平型ケーブルのシース外面には接地線を保持するホールド部が一体に形成される。
特開2010−153325号公報
上記従来技術の接地線付き平型ケーブルにあっては、平型ケーブルが600Vビニルシースケーブルであり、接地線はこの絶縁体が塩化ビニル製である。従って、共にハロゲン化物質を含んでいる。ハロゲン化物質を含むということは、この燃焼の際にハロゲンガスや煙を発生させてしまうことになる。従って、近年、特に環境面での理由から使用されるノンハロゲン系の難燃性樹脂組成物に切り替えることが有効である。
しかしながら、単にノンハロゲン系の難燃性樹脂組成物(例えば耐熱ポリエチレン)に切り替えるだけでは、樹脂特性上生じてしまう滑りを解消することが困難であり、ホールド部による保持力低下が懸念される。保持力低下の対策としては熱融着させることが考えられるが、耐熱ポリエチレンのようなポリオレフィン樹脂においては熱融着させると固着力が強くなってしまい、そのため接地線の分離が上手くできずに傷や破断等を生じさせてしまうという問題点を有する。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、ノンハロゲン系で難燃性を有し、また、接地線分離時の傷や破断等の発生を防止し、さらには、適度な保持力を確保することが可能な接地線付き平型ケーブルを提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載の本発明の接地線付き平型ケーブルは、所要本数の絶縁線心を並べてこの上にシースを被覆してなり、且つ該シース外面にホールド部を一体に有する平型ケーブルと、前記ホールド部に熱融着される接地線とを備え、前記熱融着の部分の形成のために、前記接地線の絶縁体となる樹脂組成物は、ポリオレフィン樹脂と合成ゴムとを配合したものをベース樹脂とし、且つ、該ベース樹脂100重量部に対して難燃剤40〜160重量部、架橋剤0.01〜0.1重量部を配合してなり、前記ホールド部は、円弧状に凹む接触面を有して該接触面が接地線の外面に対し接地線外周長さの1/12〜11/12で接触するように形成されることを特徴とする。
請求項2に記載の本発明の接地線付き平型ケーブルは、請求項1に記載の接地線付き平型ケーブルに係り、前記樹脂組成物を230℃で加熱し10kgの荷重を加えたときのメルトフローレート(MFR)は5〜35g/10minであることを特徴とする。
請求項3に記載の本発明の接地線付き平型ケーブルは、請求項1又は2に記載の接地線付き平型ケーブルに係り、前記ベース樹脂の配合は前記ポリオレフィン樹脂30〜70重量部、前記合成ゴム70〜30重量部であることを特徴とする。
請求項4に記載の本発明の接地線付き平型ケーブルは、請求項3に記載の接地線付き平型ケーブルに係り、前記ポリオレフィン樹脂における30〜50重量部の融点は120℃以下であることを特徴とする。
請求項5に記載の本発明の接地線付き平型ケーブルは、請求項4に記載の接地線付き平型ケーブルに係り、前記ポリオレフィン樹脂の架橋度は10〜50%であることを特徴とする。
請求項6に記載の本発明の接地線付き平型ケーブルは、請求項5に記載の接地線付き平型ケーブルに係り、前記接地線の前記シースからの引き剥がし荷重は10〜70Nであることを特徴とする。
請求項1に記載された本発明によれば、ポリオレフィン樹脂と合成ゴムとを配合し、これを接地線の絶縁体及び平型ケーブルのシースの樹脂組成物におけるベース樹脂とすることから、接地線分離時の傷や破断等の発生を防止することができるという効果や、適度な保持力を確保することができるという効果を奏する。また、本発明によれば、上記のベース樹脂に対して難燃剤及び架橋剤を配合することから、接地線の絶縁体及び平型ケーブルのシースをノンハロゲン系の難燃性樹脂組成物からなるものとすることができるという効果を奏する。
請求項2に記載された本発明によれば、樹脂組成物のより良いメルトフローレート(MFR)の範囲を提供することができるという効果を奏する。これにより、請求項1の効果に貢献することができるという更なる効果を奏する。
請求項3に記載された本発明によれば、ベース樹脂のより良い配合量の範囲を提供することができるという効果を奏する。
請求項4に記載された本発明によれば、ベース樹脂におけるポリオレフィン樹脂のより良い融点の範囲を提供することができるという効果を奏する。
請求項5に記載された本発明によれば、ベース樹脂におけるポリオレフィン樹脂のより良い架橋度の範囲を提供することができるという効果を奏する。本発明によれば、メルトフローレート(MFR)の範囲内であり、尚かつ架橋度が適性であると密着を良くすることができ、結果、適度な保持力を確保することができるという効果を奏する。
請求項6に記載された本発明によれば、接地線分離時におけるより良い引き剥がし加重を提供することができるという効果を奏する。
本発明の接地線付き平型ケーブルの一実施形態を示す図であり、(a)は端面図、(b)は斜視図である。
接地線付き平型ケーブルは、平型ケーブルと接地線とを備える。平型ケーブルのシースにはホールド部を一体に形成し、このホールド部に接地線を保持させる。接地線の絶縁体と平型ケーブルのシースは、ポリオレフィン樹脂と合成ゴムとを配合したものをベース樹脂とし、このベース樹脂に対し難燃剤及び架橋剤を配合する。接地線付き平型ケーブルは、ノンハロゲン系で難燃性を有するとともに、施工時における接地線分離を容易にすることができる。
以下、図面を参照しながら実施例を説明する。図1は本発明の接地線付き平型ケーブルの一実施形態を示す図である。
図1において、引用符号1は本発明の接地線付き平型ケーブルを示す。接地線付き平型ケーブル1は、接地線2と、平型ケーブル3とを備えて構成される。接地線付き平型ケーブルは、後述するが、難燃性を有するとともに、施工時における接地線分離を容易にすることができる。先ず、上記の各構成について説明をする。
接地線2は、所謂アース線であって、接地導体4(導体)と、接地線絶縁体5(絶縁体)とを備えて構成される。接地導体4は、JIS C 3102に適合又はこれに準じた軟銅線を用いてなるもので、単線である。接地線絶縁体5は、難燃性樹脂組成物からなり、接地導体4の上に押出成形(被覆)される。本実施例の接地線絶縁体5は、識別用の色付けがなされる(例えば緑色となる表示色)。
平型ケーブル3は、2本平行に並ぶ絶縁線心6と、シース7とを備えて構成される(絶縁線心6の本数は一例であり、3本以上であっても良いものとする)。平型ケーブル3は、平型となる形状に形成される。
2本の絶縁線心6は、それぞれ、導体8と、絶縁体9とを備えて構成される。導体8は、JIS C 3102に適合又はこれに準じた軟銅線を用いてなるもので、単線である。絶縁体9は、導体8の上に押出成形(被覆)される塩化ビニル製のものである。2本の絶縁線心6は、公知のものが用いられる。各絶縁体9には、識別用の色付けがなされる。例えば一方が黒色に色付けされ、他方が白色に色付けされる。2本の絶縁線心6は、特に限定するものでないが、接地線2よりも若干太いものが採用される。
シース7は、絶縁線心6を2本平行に配列し、これらに共通な被覆となるように押出成形される。シース7は、接地線絶縁体5と同じ難燃性樹脂組成物からなる。本実施例のシース7は、識別用の色付けがなされる(例えば灰色となる表示色)。このようなシース7の外面10には、ホールド部11が一体に形成される。ホールド部11は、接地線2を保持することができる形状に形成される。
ホールド部11についてもう少し詳しく説明すると、ホールド部11は、接地線2をあたかも掴むことができる形状に形成される。ホールド部11は、シース7の外面10から外側に突出する突出部分12と、円弧状に凹んで接地線2の接地線絶縁体5の外面に接触する接触面13とを有する。ホールド部11は、この形状及び材質により、接地線2に対して適度な密着力が得られるように形成される。具体的には、ホールド部11と接地線2との密着力(ホールド力)が10N〜70Nになるように形成される。
ホールド部11は、接地線2に対し、この接地線2の外周長さの1/12以上〜11/12以下で接触する形状に形成される(接触面13の円弧長さが接地線2の外周長さの1/12以上〜11/12以下になる)。
ホールド部11は、2本の絶縁線心6が並ぶ方向の位置(曲面部分14)に形成される(上記並ぶ方向に直交する方向の位置(平面部分15)に設けてもよいものとする)。ホールド部11は、ケーブル全長にわたって一体に形成される。
次に、上記構成及び構造に基づきながら、本発明の接地線付き平型ケーブル1の製造方法について説明をする。
接地線付き平型ケーブル1は、予め接地線2及び2本の絶縁線心6を製造した上で、これらを一列に並べ、この後に押出成形機でノンハロゲン系の難燃性樹脂組成物を押し出してシース7を成形することにより製造される。押出成形を行うと、ホールド部11が接地線2に対して適度な密着力で接触する。具体的には、同じノンハロゲン系の難燃性樹脂組成物からなるホールド部11と接地線2の接地線絶縁体5とが適度な密着力で熱融着する。
続いて、上記ノンハロゲン系の難燃性樹脂組成物について説明をする。ノンハロゲン系の難燃性樹脂組成物は、ベース樹脂としてポリオレフィン樹脂と合成ゴムとを使用し、その他必要とされる難燃剤(金属水和物)、架橋剤、酸化防止剤、滑剤を適量配合してなる。
数値を挙げてもう少し具体的に説明すると、ベース樹脂としては、ポリオレフィン樹脂を30〜70重量部、合成ゴムを30〜70重量部配合してなる。また、このようなベース樹脂100重量部に対し難燃剤を40〜160重量部、架橋剤を0.01〜0.1重量部配合してなる。ポリオレフィン樹脂としては、この30〜50重量部を融点120℃以下の樹脂にするものとする。ポリオレフィン樹脂の架橋度は10〜50%である。この他、上記ノンハロゲン系の難燃性樹脂組成物は、メルトフローレート(MFR)が5〜35g/10minである。
ポリオレフィン樹脂、合成ゴム、難燃剤、架橋剤等に関しては、後述する実施例1〜12にて一例を挙げるものとする。
メルトフローレート(MFR)は、溶融状態にある樹脂の流動性を示す尺度の一つであり、ここではISOでの名称にて用いるものとする。メルトフローレートの測定方法に関しては、JIS K 7210の試験に準拠するものとする。試験は、円筒形状の押出式プラストメータに入れた被測定樹脂を一定の温度で加熱及び加圧した後に(230℃×10kg)、容器の底の開口部分から10分間に押し出された樹脂量を測定する方法が採用されるものとする。
また、架橋度に関しては、日本工業規格JIS C 3005の27項の試験に準拠するものとする。試験は、上記組成(後述する実施例1〜12等)に基づいて製造された難燃性樹脂組成物のサンプルを5gを用意し、そのサンプルを溶剤のキシレン100gの中に入れて浸漬し、溶剤の温度を120℃にして24時間保持し、そして、溶剤の中からサンプルを取り出して真空デシケータの中に入れ、温度100±2℃、真空度1.3kPa(10 Torr)以下で24時間以上乾燥させ、乾燥させた後にはサンプルの重量(不溶樹脂分の重量)をmgの単位まで測定し、サンプルの当初の重量(試験前の重量)と比較した百分率で示すものである。
ノンハロゲン系の難燃性樹脂組成物によれば、ベース樹脂としてポリオレフィン樹脂と合成ゴムとを上記の如く一定の割合で配合し、また、ポリオレフィン樹脂の一部を融点120℃以下、ポリオレフィン樹脂部分の架橋度を10〜50%とし、さらには、難燃性樹脂組成物のメルトフローレート(MFR)を5〜35g/10minにすることから、シース7の外面10に一体形成されたホールド部11から接地線2を引き剥がす時に、被覆に傷や破断を生じさせず、また、適度な密着力10〜70Nを得ることができる。
続いて、表1を参照しながら難燃性樹脂組成物の具体的実施例について説明をする。尚、ここでは表2に比較例を挙げて比較することができるようにするものとする。
<実施例1>
実施例1は、ベース樹脂として、第一のポリオレフィン樹脂(ポリエチレン。具体的には日本ポリエチレン(株)製のLF342M。以下同様)を30重量部、第二のポリオレフィン樹脂を0重量部、合成ゴム(スチレン系熱可塑性エラストマー(SEBS)。具体的には(株)クラレ製の4033。以下同様)を70重量部配合したものである。また、このようなベース樹脂100重量部に対し、難燃剤としての水酸化マグネシウム(協和化学(株)製のキスマ5A。以下同様)を40重量部、酸化防止剤(ADEKA製のAO−60。以下同様)を1重量部、架橋剤(化薬アクゾ製のDCP(ジクミルパーオキサイド)。以下同様)を0.01重量部配合したものである。
上記ポリエチレンとしては、融点が120℃以下となる低密度ポリエチレン(LDPE)や直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)を挙げることができるものとする(以下同様)。また、ポリオレフィン樹脂としては、上記の他に、エチレン−エチルアクリレート共重合体(EEA)や、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)等を挙げることができるものとする(以下同様)。さらに、合成ゴムとしては、上記の他に、エチレン−プロピレンゴム(EPDM)等を挙げることができるものとする(以下同様)。
ポリエチレンは、エチレンを重合した熱可塑性樹脂であり、ポリプロピレンは、プロピレンをチーグラー系触媒たとえば塩化チタン−ジエチルアルミニウムクロリドを用いて配位アニオン重合することにより得られるプロピレンの重合体である。また、エチレン−エチルアクリレート共重合体(EEA)は、外観が低密度ポリエチレン(LDPE)に似ており、ゴム及び軟質ビニルに似たエラストマーの性質を持つ樹脂である。さらに、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)は、主成分量のエチレンと副成分量の酢酸ビニルとの大部分を保有するとともに柔軟性、伸び及び耐衝撃性がかなり増大しており、多くの点でエラストマーに似ているが熱可塑性樹脂と同様に加工することができるものである。
実施例1は、ポリオレフィン樹脂を下限値の30重量部に設定したものである。また、融点120℃以下のポリオレフィン樹脂を下限値の30重量部に設定したものである。また、合成ゴムを上限値の70重量部に設定したものである。また、難燃剤を下限値の40重量部に設定したものである。また、架橋剤を下限値の0.01重量部に設定したものである。
<実施例2>
実施例2は、ベース樹脂として、第一のポリオレフィン樹脂を50重量部、第二のポリオレフィン樹脂(ポリプロピレン。具体的にはプライムポリマー社製のE−100GV。ポリプロピレンは融点が〜165℃。以下同様)を20重量部、合成ゴムを30重量部配合したものである。また、このようなベース樹脂100重量部に対し、難燃剤としての水酸化マグネシウムを40重量部、酸化防止剤を1重量部、架橋剤を0.01重量部配合したものである。
実施例2は、ポリオレフィン樹脂を上限値の70重量部に設定したものである。また、融点120℃以下のポリオレフィン樹脂を上限値の50重量部に設定したものである。また、合成ゴムを下限値の30重量部に設定したものである。また、難燃剤を下限値の40重量部に設定したものである。また、架橋剤を下限値の0.01重量部に設定したものである。
<実施例3>
実施例3は、ベース樹脂として、第一のポリオレフィン樹脂を30重量部、第二のポリオレフィン樹脂を40重量部、合成ゴムを30重量部配合したものである。また、このようなベース樹脂100重量部に対し、難燃剤としての水酸化マグネシウムを40重量部、酸化防止剤を1重量部、架橋剤を0.01重量部配合したものである。
実施例3は、ポリオレフィン樹脂を上限値の70重量部に設定したものである。また、融点120℃以下のポリオレフィン樹脂を下限値の30重量部に設定したものである。また、合成ゴムを下限値の30重量部に設定したものである。また、難燃剤を下限値の40重量部に設定したものである。また、架橋剤を下限値の0.01重量部に設定したものである。
<実施例4>
実施例4は、ベース樹脂として、第一のポリオレフィン樹脂を30重量部、第二のポリオレフィン樹脂を0重量部、合成ゴムを70重量部配合したものである。また、このようなベース樹脂100重量部に対し、難燃剤としての水酸化マグネシウムを160重量部、酸化防止剤を1重量部、架橋剤を0.01重量部配合したものである。
実施例4は、ポリオレフィン樹脂を下限値の30重量部に設定したものである。また、融点120℃以下のポリオレフィン樹脂を下限値の30重量部に設定したものである。また、合成ゴムを上限値の70重量部に設定したものである。また、難燃剤を上限値の160重量部に設定したものである。また、架橋剤を下限値の0.01重量部に設定したものである。実施例4は、実施例1に対し難燃剤の配合量のみを変更したものである。
<実施例5>
実施例5は、ベース樹脂として、第一のポリオレフィン樹脂を50重量部、第二のポリオレフィン樹脂を20重量部、合成ゴムを30重量部配合したものである。また、このようなベース樹脂100重量部に対し、難燃剤としての水酸化マグネシウムを160重量部、酸化防止剤を1重量部、架橋剤を0.01重量部配合したものである。
実施例5は、ポリオレフィン樹脂を上限値の70重量部に設定したものである。また、融点120℃以下のポリオレフィン樹脂を上限値の50重量部に設定したものである。また、合成ゴムを下限値の30重量部に設定したものである。また、難燃剤を上限値の160重量部に設定したものである。また、架橋剤を下限値の0.01重量部に設定したものである。実施例5は、実施例2に対し難燃剤の配合量のみを変更したものである。
<実施例6>
実施例6は、ベース樹脂として、第一のポリオレフィン樹脂を30重量部、第二のポリオレフィン樹脂を40重量部、合成ゴムを30重量部配合したものである。また、このようなベース樹脂100重量部に対し、難燃剤としての水酸化マグネシウムを160重量部、酸化防止剤を1重量部、架橋剤を0.01重量部配合したものである。
実施例6は、ポリオレフィン樹脂を上限値の70重量部に設定したものである。また、融点120℃以下のポリオレフィン樹脂を下限値の30重量部に設定したものである。また、合成ゴムを下限値の30重量部に設定したものである。また、難燃剤を上限値の160重量部に設定したものである。また、架橋剤を下限値の0.01重量部に設定したものである。実施例6は、実施例3に対し難燃剤の配合量のみを変更したものである。
<実施例7>
実施例7は、ベース樹脂として、第一のポリオレフィン樹脂を30重量部、第二のポリオレフィン樹脂を0重量部、合成ゴムを70重量部配合したものである。また、このようなベース樹脂100重量部に対し、難燃剤としての水酸化マグネシウムを40重量部、酸化防止剤を1重量部、架橋剤を0.1重量部配合したものである。
実施例7は、ポリオレフィン樹脂を下限値の30重量部に設定したものである。また、融点120℃以下のポリオレフィン樹脂を下限値の30重量部に設定したものである。また、合成ゴムを上限値の70重量部に設定したものである。また、難燃剤を下限値の40重量部に設定したものである。また、架橋剤を上限値の0.1重量部に設定したものである。実施例7は、実施例1に対し架橋剤の配合量のみを変更したものである。
<実施例8>
実施例8は、ベース樹脂として、第一のポリオレフィン樹脂を50重量部、第二のポリオレフィン樹脂を20重量部、合成ゴムを30重量部配合したものである。また、このようなベース樹脂100重量部に対し、難燃剤としての水酸化マグネシウムを40重量部、酸化防止剤を1重量部、架橋剤を0.1重量部配合したものである。
実施例8は、ポリオレフィン樹脂を上限値の70重量部に設定したものである。また、融点120℃以下のポリオレフィン樹脂を上限値の50重量部に設定したものである。また、合成ゴムを下限値の30重量部に設定したものである。また、難燃剤を下限値の40重量部に設定したものである。また、架橋剤を上限値の0.1重量部に設定したものである。実施例8は、実施例2に対し架橋剤の配合量のみを変更したものである。
<実施例9>
実施例9は、ベース樹脂として、第一のポリオレフィン樹脂を30重量部、第二のポリオレフィン樹脂を40重量部、合成ゴムを30重量部配合したものである。また、このようなベース樹脂100重量部に対し、難燃剤としての水酸化マグネシウムを40重量部、酸化防止剤を1重量部、架橋剤を0.1重量部配合したものである。
実施例9は、ポリオレフィン樹脂を上限値の70重量部に設定したものである。また、融点120℃以下のポリオレフィン樹脂を下限値の30重量部に設定したものである。また、合成ゴムを下限値の30重量部に設定したものである。また、難燃剤を下限値の40重量部に設定したものである。また、架橋剤を上限値の0.1重量部に設定したものである。実施例9は、実施例3に対し架橋剤の配合量のみを変更したものである。
<実施例10>
実施例10は、ベース樹脂として、第一のポリオレフィン樹脂を30重量部、第二のポリオレフィン樹脂を0重量部、合成ゴムを70重量部配合したものである。また、このようなベース樹脂100重量部に対し、難燃剤としての水酸化マグネシウムを160重量部、酸化防止剤を1重量部、架橋剤を0.1重量部配合したものである。
実施例10は、ポリオレフィン樹脂を下限値の30重量部に設定したものである。また、融点120℃以下のポリオレフィン樹脂を下限値の30重量部に設定したものである。また、合成ゴムを上限値の70重量部に設定したものである。また、難燃剤を上限値の160重量部に設定したものである。また、架橋剤を上限値の0.1重量部に設定したものである。実施例10は、実施例1に対し難燃剤及び架橋剤の配合量を変更したものである。
<実施例11>
実施例11は、ベース樹脂として、第一のポリオレフィン樹脂を50重量部、第二のポリオレフィン樹脂を20重量部、合成ゴムを30重量部配合したものである。また、このようなベース樹脂100重量部に対し、難燃剤としての水酸化マグネシウムを160重量部、酸化防止剤を1重量部、架橋剤を0.1重量部配合したものである。
実施例11は、ポリオレフィン樹脂を上限値の70重量部に設定したものである。また、融点120℃以下のポリオレフィン樹脂を上限値の50重量部に設定したものである。また、合成ゴムを下限値の30重量部に設定したものである。また、難燃剤を上限値の160重量部に設定したものである。また、架橋剤を上限値の0.1重量部に設定したものである。実施例11は、実施例2に対し難燃剤及び架橋剤の配合量を変更したものである。
<実施例12>
実施例12は、ベース樹脂として、第一のポリオレフィン樹脂を30重量部、第二のポリオレフィン樹脂を40重量部、合成ゴムを30重量部配合したものである。また、このようなベース樹脂100重量部に対し、難燃剤としての水酸化マグネシウムを160重量部、酸化防止剤を1重量部、架橋剤を0.1重量部配合したものである。
実施例12は、ポリオレフィン樹脂を上限値の70重量部に設定したものである。また、融点120℃以下のポリオレフィン樹脂を下限値の30重量部に設定したものである。また、合成ゴムを下限値の30重量部に設定したものである。また、難燃剤を上限値の160重量部に設定したものである。また、架橋剤を上限値の0.1重量部に設定したものである。実施例12は、実施例3に対し難燃剤及び架橋剤の配合量を変更したものである。
<比較例1>
比較例1は、ベース樹脂として、第一のポリオレフィン樹脂を29重量部、第二のポリオレフィン樹脂を0重量部、合成ゴムを71重量部配合したものである。また、このようなベース樹脂100重量部に対し、難燃剤としての水酸化マグネシウムを40重量部、酸化防止剤を1重量部、架橋剤を0.01重量部配合したものである。
比較例1は実施例1に対し、ポリオレフィン樹脂を、下限値を下回る29重量部に設定したものである。また、融点120℃以下のポリオレフィン樹脂を、下限値を下回る29重量部に設定したものである。また、合成ゴムを、上限値を上回る71重量部に設定したものである。
<比較例2>
比較例2は、ベース樹脂として、第一のポリオレフィン樹脂を51重量部、第二のポリオレフィン樹脂を20重量部、合成ゴムを29重量部配合したものである。また、このようなベース樹脂100重量部に対し、難燃剤としての水酸化マグネシウムを40重量部、酸化防止剤を1重量部、架橋剤を0.01重量部配合したものである。
比較例2は実施例2に対し、ポリオレフィン樹脂を、上限値を上回る71重量部に設定したものである。また、合成ゴムを、下限値を下回る29重量部に設定したものである。
<比較例3>
比較例3は、ベース樹脂として、第一のポリオレフィン樹脂を29重量部、第二のポリオレフィン樹脂を41重量部、合成ゴムを30重量部配合したものである。また、このようなベース樹脂100重量部に対し、難燃剤としての水酸化マグネシウムを40重量部、酸化防止剤を1重量部、架橋剤を0.01重量部配合したものである。
比較例3は実施例3に対し、融点120℃以下のポリオレフィン樹脂を、下限値を下回る29重量部に設定したものである。
<比較例4>
比較例4は、ベース樹脂として、第一のポリオレフィン樹脂を29重量部、第二のポリオレフィン樹脂を0重量部、合成ゴムを71重量部配合したものである。また、このようなベース樹脂100重量部に対し、難燃剤としての水酸化マグネシウムを160重量部、酸化防止剤を1重量部、架橋剤を0.01重量部配合したものである。
比較例4は実施例4に対し、ポリオレフィン樹脂を、下限値を下回る29重量部に設定したものである。また、融点120℃以下のポリオレフィン樹脂を、下限値を下回る29重量部に設定したものである。また、合成ゴムを、上限値を上回る71重量部に設定したものである。
<比較例5>
比較例5は、ベース樹脂として、第一のポリオレフィン樹脂を51重量部、第二のポリオレフィン樹脂を20重量部、合成ゴムを29重量部配合したものである。また、このようなベース樹脂100重量部に対し、難燃剤としての水酸化マグネシウムを160重量部、酸化防止剤を1重量部、架橋剤を0.01重量部配合したものである。
比較例5は実施例5に対し、ポリオレフィン樹脂を、上限値を上回る71重量部に設定したものである。また、合成ゴムを、下限値を下回る29重量部に設定したものである。
<比較例6>
比較例3は、ベース樹脂として、第一のポリオレフィン樹脂を29重量部、第二のポリオレフィン樹脂を41重量部、合成ゴムを30重量部配合したものである。また、このようなベース樹脂100重量部に対し、難燃剤としての水酸化マグネシウムを160重量部、酸化防止剤を1重量部、架橋剤を0.01重量部配合したものである。
比較例6は実施例6に対し、融点120℃以下のポリオレフィン樹脂を29重量部に設定したものである。
<比較例7>
比較例7は、ベース樹脂として、第一のポリオレフィン樹脂を29重量部、第二のポリオレフィン樹脂を0重量部、合成ゴムを71重量部配合したものである。また、このようなベース樹脂100重量部に対し、難燃剤としての水酸化マグネシウムを40重量部、酸化防止剤を1重量部、架橋剤を0.1重量部配合したものである。
比較例7は実施例7に対し、ポリオレフィン樹脂を、下限値を下回る29重量部に設定したものである。また、融点120℃以下のポリオレフィン樹脂を、下限値を下回る29重量部に設定したものである。また、合成ゴムを、上限値を上回る71重量部に設定したものである。
<比較例8>
比較例8は、ベース樹脂として、第一のポリオレフィン樹脂を51重量部、第二のポリオレフィン樹脂を20重量部、合成ゴムを29重量部配合したものである。また、このようなベース樹脂100重量部に対し、難燃剤としての水酸化マグネシウムを40重量部、酸化防止剤を1重量部、架橋剤を0.1重量部配合したものである。
比較例8は実施例8に対し、ポリオレフィン樹脂を、上限値を上回る71重量部に設定したものである。また、合成ゴムを、下限値を下回る29重量部に設定したものである。
<比較例9>
比較例9は、ベース樹脂として、第一のポリオレフィン樹脂を29重量部、第二のポリオレフィン樹脂を41重量部、合成ゴムを30重量部配合したものである。また、このようなベース樹脂100重量部に対し、難燃剤としての水酸化マグネシウムを40重量部、酸化防止剤を1重量部、架橋剤を0.1重量部配合したものである。
比較例9は実施例9に対し、融点120℃以下のポリオレフィン樹脂を、下限値を下回る29重量部に設定したものである。
<比較例10>
比較例10は、ベース樹脂として、第一のポリオレフィン樹脂を29重量部、第二のポリオレフィン樹脂を0重量部、合成ゴムを71重量部配合したものである。また、このようなベース樹脂100重量部に対し、難燃剤としての水酸化マグネシウムを160重量部、酸化防止剤を1重量部、架橋剤を0.1重量部配合したものである。
比較例10は実施例10に対し、ポリオレフィン樹脂を、下限値を下回る29重量部に設定したものである。また、融点120℃以下のポリオレフィン樹脂を、下限値を下回る29重量部に設定したものである。また、合成ゴムを、上限値を上回る71重量部に設定したものである。
<比較例11>
比較例11は、ベース樹脂として、第一のポリオレフィン樹脂を51重量部、第二のポリオレフィン樹脂を20重量部、合成ゴムを29重量部配合したものである。また、このようなベース樹脂100重量部に対し、難燃剤としての水酸化マグネシウムを160重量部、酸化防止剤を1重量部、架橋剤を0.1重量部配合したものである。
比較例11は実施例11に対し、ポリオレフィン樹脂を、上限値を上回る71重量部に設定したものである。また、合成ゴムを、下限値を下回る29重量部に設定したものである。
<比較例12>
比較例12は、ベース樹脂として、第一のポリオレフィン樹脂を29重量部、第二のポリオレフィン樹脂を41重量部、合成ゴムを30重量部配合したものである。また、このようなベース樹脂100重量部に対し、難燃剤としての水酸化マグネシウムを160重量部、酸化防止剤を1重量部、架橋剤を0.1重量部配合したものである。
比較例12は実施例12に対し、融点120℃以下のポリオレフィン樹脂を、下限値を下回る29重量部に設定したものである。
<比較例13>
比較例13は、ベース樹脂として、第一のポリオレフィン樹脂を29重量部、第二のポリオレフィン樹脂を0重量部、合成ゴムを71重量部配合したものである。また、このようなベース樹脂100重量部に対し、難燃剤としての水酸化マグネシウムを40重量部、酸化防止剤を1重量部、架橋剤を0重量部配合したものである。
比較例13は実施例1に対し、ポリオレフィン樹脂を、下限値を下回る29重量部に設定したものである。また、融点120℃以下のポリオレフィン樹脂を、下限値を下回る29重量部に設定したものである。また、合成ゴムを、上限値を上回る71重量部に設定したものである。また、架橋剤を、下限値を下回る0重量部に設定したものである。尚、比較例13は比較例1に対し、架橋剤の配合量のみを変更したものである。
<比較例14>
比較例14は、ベース樹脂として、第一のポリオレフィン樹脂を71重量部、第二のポリオレフィン樹脂を0重量部、合成ゴムを29重量部配合したものである。また、このようなベース樹脂100重量部に対し、難燃剤としての水酸化マグネシウムを40重量部、酸化防止剤を1重量部、架橋剤を0重量部配合したものである。
比較例14は実施例2に対し、ポリオレフィン樹脂を、上限値を上回る71重量部に設定したものである。また、合成ゴムを、下限値を下回る29重量部に設定したものである。また、架橋剤を、下限値を下回る0重量部に設定したものである。尚、比較例14は比較例2に対し、ポリオレフィン樹脂の組み合わせと架橋剤の配合量を変更したものである。
<比較例15>
比較例15は、ベース樹脂として、第一のポリオレフィン樹脂を29重量部、第二のポリオレフィン樹脂を41重量部、合成ゴムを30重量部配合したものである。また、このようなベース樹脂100重量部に対し、難燃剤としての水酸化マグネシウムを40重量部、酸化防止剤を1重量部、架橋剤を0重量部配合したものである。
比較例15は実施例3に対し、融点120℃以下のポリオレフィン樹脂を、下限値を下回る29重量部に設定したものである。また、架橋剤を、下限値を下回る0重量部に設定したものである。尚、比較例15は比較例3に対し、架橋剤の配合量のみを変更したものである。
<比較例16>
比較例16は、ベース樹脂として、第一のポリオレフィン樹脂を29重量部、第二のポリオレフィン樹脂を0重量部、合成ゴムを71重量部配合したものである。また、このようなベース樹脂100重量部に対し、難燃剤としての水酸化マグネシウムを160重量部、酸化防止剤を1重量部、架橋剤を0重量部配合したものである。
比較例16は実施例4に対し、ポリオレフィン樹脂を、下限値を下回る29重量部に設定したものである。また、融点120℃以下のポリオレフィン樹脂を、下限値を下回る29重量部に設定したものである。また、合成ゴムを、上限値を上回る71重量部に設定したものである。また、架橋剤を、下限値を下回る0重量部に設定したものである。尚、比較例16は比較例4に対し、架橋剤の配合量のみを変更したものである。
<比較例17>
比較例17は、ベース樹脂として、第一のポリオレフィン樹脂を71重量部、第二のポリオレフィン樹脂を0重量部、合成ゴムを29重量部配合したものである。また、このようなベース樹脂100重量部に対し、難燃剤としての水酸化マグネシウムを160重量部、酸化防止剤を1重量部、架橋剤を0重量部配合したものである。
比較例17は実施例5に対し、ポリオレフィン樹脂を、上限値を上回る71重量部に設定したものである。また、合成ゴムを、下限値を下回る29重量部に設定したものである。また、架橋剤を、下限値を下回る0重量部に設定したものである。尚、比較例17は比較例5に対し、ポリオレフィン樹脂の組み合わせと架橋剤の配合量を変更したものである。
<比較例18>
比較例18は、ベース樹脂として、第一のポリオレフィン樹脂を29重量部、第二のポリオレフィン樹脂を41重量部、合成ゴムを30重量部配合したものである。また、このようなベース樹脂100重量部に対し、難燃剤としての水酸化マグネシウムを160重量部、酸化防止剤を1重量部、架橋剤を0重量部配合したものである。
比較例18は実施例6に対し、融点120℃以下のポリオレフィン樹脂を、下限値を下回る29重量部に設定したものである。また、架橋剤を、下限値を下回る0重量部に設定したものである。尚、比較例18は比較例6に対し、架橋剤の配合量のみを変更したものである。
<比較例19>
比較例19は、ベース樹脂として、第二のポリオレフィン樹脂を0重量部、第三のポリオレフィン樹脂(ポリエチレン。具体的にはダウケミカル日本(株)製のNUCG−5130。ポリエチレンは融点が100〜115℃。以下同様)を30重量部、合成ゴムを70重量部配合したものである。また、このようなベース樹脂100重量部に対し、難燃剤としての水酸化マグネシウムを40重量部、酸化防止剤を1重量部、架橋剤を0重量部配合したものである。
比較例19は実施例7に対し、ポリオレフィン樹脂を第一から第三へと変更したものである。また、架橋剤を、下限値を下回る0重量部に設定したものである。
<比較例20>
比較例20は、ベース樹脂として、第二のポリオレフィン樹脂を20重量部、第三のポリオレフィン樹脂を50重量部、合成ゴムを30重量部配合したものである。また、このようなベース樹脂100重量部に対し、難燃剤としての水酸化マグネシウムを40重量部、酸化防止剤を1重量部、架橋剤を0重量部配合したものである。
比較例20は実施例8に対し、ポリオレフィン樹脂を第一から第三へと変更したものである。また、架橋剤を、下限値を下回る0重量部に設定したものである。
<比較例21>
比較例21は、ベース樹脂として、第二のポリオレフィン樹脂を40重量部、第三のポリオレフィン樹脂を30重量部、合成ゴムを30重量部配合したものである。また、このようなベース樹脂100重量部に対し、難燃剤としての水酸化マグネシウムを40重量部、酸化防止剤を1重量部、架橋剤を0重量部配合したものである。
比較例21は実施例9に対し、ポリオレフィン樹脂を第一から第三へと変更したものである。また、架橋剤を、下限値を下回る0重量部に設定したものである。
<比較例22>
比較例22は、ベース樹脂として、第二のポリオレフィン樹脂を0重量部、第三のポリオレフィン樹脂を30重量部、合成ゴムを70重量部配合したものである。また、このようなベース樹脂100重量部に対し、難燃剤としての水酸化マグネシウムを160重量部、酸化防止剤を1重量部、架橋剤を0重量部配合したものである。
比較例22は実施例10に対し、ポリオレフィン樹脂を第一から第三へと変更したものである。また、架橋剤を、下限値を下回る0重量部に設定したものである。
<比較例23>
比較例23は、ベース樹脂として、第二のポリオレフィン樹脂を20重量部、第三のポリオレフィン樹脂を50重量部、合成ゴムを30重量部配合したものである。また、このようなベース樹脂100重量部に対し、難燃剤としての水酸化マグネシウムを160重量部、酸化防止剤を1重量部、架橋剤を0重量部配合したものである。
比較例23は実施例11に対し、ポリオレフィン樹脂を第一から第三へと変更したものである。また、架橋剤を、下限値を下回る0重量部に設定したものである。
<比較例24>
比較例24は、ベース樹脂として、第二のポリオレフィン樹脂を40重量部、第三のポリオレフィン樹脂を30重量部、合成ゴムを30重量部配合したものである。また、このようなベース樹脂100重量部に対し、難燃剤としての水酸化マグネシウムを160重量部、酸化防止剤を1重量部、架橋剤を0重量部配合したものである。
比較例24は実施例12に対し、ポリオレフィン樹脂を第一から第三へと変更したものである。また、架橋剤を、下限値を下回る0重量部に設定したものである。
以上の実施例1〜12及び比較例1〜24の組成に基づいて難燃性樹脂組成物を製造し、それぞれについて引き剥がし荷重や、被覆の傷、破断を測定した。また、架橋度やメルトフローレート(MFR)も測定した。
引き剥がし荷重の測定は、引張試験機で接地線2(表1、表2ではアース線)を引き上げた時の荷重、すなわち接地線2をシース7の外面10に一体形成されたホールド部11から引き剥がす時の荷重の測定であるものとする。この荷重は密着力(ホールド力)に相当し、10〜70Nを好ましいものとする。
また、被覆の傷、破断の測定は、引き剥がし荷重の測定時において、被覆の傷、破断の有無を目視する測定であり、「○」を傷、破断無し、「△」を傷有り破断無し、「×」を破断有りとするものとする。
引き剥がし荷重や、被覆の傷、破断の結果を表1、表2に示す。また、架橋度(%)やメルトフローレート(MFR。単位:g/10min)の測定結果も表1、表2に示す。
Figure 0005927699
Figure 0005927699
実施例1〜12及び比較例1〜24の測定結果について説明をすると、実施例1は引き剥がし荷重が40Nで傷、破断無しの「○」である。また、実施例2は引き剥がし荷重が68Nで傷、破断無しの「○」である。また、実施例3は引き剥がし荷重が45Nで傷、破断無しの「○」である。また、実施例4は引き剥がし荷重が32Nで傷、破断無しの「○」である。また、実施例5は引き剥がし荷重が51Nで傷、破断無しの「○」である。また、実施例6は引き剥がし荷重が38Nで傷、破断無しの「○」である。また、実施例7は引き剥がし荷重が28Nで傷、破断無しの「○」である。また、実施例8は引き剥がし荷重が53Nで傷、破断無しの「○」である。また、実施例9は引き剥がし荷重が34Nで傷、破断無しの「○」である。また、実施例10は引き剥がし荷重が22Nで傷、破断無しの「○」である。また、実施例11は引き剥がし荷重が36Nで傷、破断無しの「○」である。また、実施例12は引き剥がし荷重が31Nで傷、破断無しの「○」である。
実施例1〜実施例12の架橋度やメルトフローレート(MFR)に関し、実施例1は架橋度が30%、MFRが11g/10minで共に範囲内である。このように共に範囲内である場合、密着を良くすることができ、結果、適度な保持力を確保することができる(以下同様)。また、実施例2は架橋度が17%、MFRが33g/10minで共に範囲内である。また、実施例3は架橋度が17%、MFRが24g/10minで共に範囲内である。また、実施例4は架橋度が30%、MFRが18g/10minで共に範囲内である。また、実施例5は架橋度が11%、MFRが25g/10minで共に範囲内である。また、実施例6は架橋度が16%、MFRが19g/10minで共に範囲内である。また、実施例7は架橋度が46%、MFRが5.5g/10minで共に範囲内である。また、実施例8は架橋度が25%、MFRが18g/10minで共に範囲内である。また、実施例9は架橋度が35%、MFRが11g/10minで共に範囲内である。また、実施例10は架橋度が40%、MFRが8.5g/10minで共に範囲内である。また、実施例11は架橋度が20%、MFRが12g/10minで共に範囲内である。また、実施例12は架橋度が30%、MFRが9g/10minで共に範囲内である。
一方、比較例1は実施例1との間に違いがあることから、引き剥がし荷重が38Nで傷有り破断無しの「△」であり、被覆に傷が生じてしまう。また、比較例2は実施例2との間に違いがあることから、引き剥がし荷重が73Nで破断有りの「×」であり、被覆の破断が生じてしまう。また、比較例3は実施例3との間に違いがあることから、引き剥がし荷重が40Nで傷有り破断無しの「△」であり、被覆に傷が生じてしまう。また、比較例4は実施例4との間に違いがあることから、引き剥がし荷重が38Nで傷有り破断無しの「△」であり、被覆に傷が生じてしまう。また、比較例5は実施例5との間に違いがあることから、引き剥がし荷重が75Nで破断有りの「×」であり、被覆の破断が生じてしまう。また、比較例6は実施例6との間に違いがあることから、引き剥がし荷重が39Nで傷有り破断無しの「△」であり、被覆に傷が生じてしまう。
また、比較例7は実施例7との間に違いがあることから、引き剥がし荷重が18Nで傷有り破断無しの「△」であり、被覆に傷が生じてしまう。また、比較例8は実施例8との間に違いがあることから、引き剥がし荷重が62Nで傷有り破断無しの「△」であり、被覆に傷が生じてしまう。また、比較例9は実施例9との間に違いがあることから、引き剥がし荷重が28Nで傷有り破断無しの「△」であり、被覆に傷が生じてしまう。また、比較例10は実施例10との間に違いがあることから、引き剥がし荷重が12Nで傷有り破断無しの「△」であり、被覆に傷が生じてしまう。また、比較例11は実施例11との間に違いがあることから、引き剥がし荷重が55Nで傷有り破断無しの「△」であり、被覆に傷が生じてしまう。また、比較例12は実施例12との間に違いがあることから、引き剥がし荷重が48Nで傷有り破断無しの「△」であり、被覆に傷が生じてしまう。
また、比較例13は実施例1との間に違いがあることから、引き剥がし荷重が45Nで破断有りの「×」であり、被覆の破断が生じてしまう。また、比較例14は実施例2との間に違いがあることから、引き剥がし荷重が95Nで破断有りの「×」であり、被覆の破断が生じてしまう。また、比較例15は実施例3との間に違いがあることから、引き剥がし荷重が56Nで破断有りの「×」であり、被覆の破断が生じてしまう。また、比較例16は実施例4との間に違いがあることから、引き剥がし荷重が55Nで破断有りの「×」であり、被覆の破断が生じてしまう。また、比較例17は実施例5との間に違いがあることから、引き剥がし荷重が89Nで破断有りの「×」であり、被覆の破断が生じてしまう。また、比較例18は実施例6との間に違いがあることから、引き剥がし荷重が48Nで破断有りの「×」であり、被覆の破断が生じてしまう。
また、比較例19は実施例7との間に違いがあることから、引き剥がし荷重が5Nで破断有りの「×」であり、被覆の破断が生じてしまう。また、比較例20は実施例8との間に違いがあることから、引き剥がし荷重が15Nで破断有りの「×」であり、被覆の破断が生じてしまう。また、比較例21は実施例9との間に違いがあることから、引き剥がし荷重が5Nで破断有りの「×」であり、被覆の破断が生じてしまう。また、比較例22は実施例10との間に違いがあることから、引き剥がし荷重が6Nで破断有りの「×」であり、被覆の破断が生じてしまう。また、比較例23は実施例11との間に違いがあることから、引き剥がし荷重が14Nで破断有りの「×」であり、被覆の破断が生じてしまう。また、比較例24は実施例12との間に違いがあることから、引き剥がし荷重が7Nで破断有りの「×」であり、被覆の破断が生じてしまう。
比較例1〜比較例6の架橋度やメルトフローレート(MFR)に関し、比較例1は架橋度が32%、MFRが10g/10minで共に範囲内である。比較例2は架橋度が15%で範囲内であるものの、MFRが38g/10minで範囲外である。比較例3は架橋度が19%、MFRが27g/10minで共に範囲内である。比較例4は架橋度が32%、MFRが20g/10minで共に範囲内である。比較例5は架橋度が9%、MFRが41g/10minで比較例5は共に範囲外である。比較例6は架橋度が14%、MFRが21g/10minで共に範囲内である。
また、比較例7〜比較例12の架橋度やメルトフローレート(MFR)に関し、比較例7は架橋度が41%で範囲内あるものの、MFRが2g/10minで範囲外である。比較例8は架橋度が20%、MFRが19g/10minで共に範囲内である。比較例9は架橋度が30%、MFRが8g/10minで共に範囲内である。比較例10は架橋度が35%で範囲内であるものの、MFRが1.5g/10minで範囲外である。比較例11は架橋度が15%、MFRが15g/10minで共に範囲内である。比較例12は架橋度が28%、MFRが13g/10minで共に範囲内である。
また、比較例13〜比較例18の架橋度やメルトフローレート(MFR)に関し、比較例13は架橋度が0%で範囲外、MFRが20g/10minで範囲内である。比較例14は架橋度が0%、MFRが60g/10minで共に範囲外である。比較例15は架橋度が0%、MFRが41g/10minで共に範囲外である。比較例16は架橋度が0%で範囲外、MFRが31g/10minで範囲内である。比較例17は架橋度が0%、MFRが46g/10minで共に範囲外である。比較例18は架橋度が0%で範囲外、MFRが28g/10minで範囲内である。
また、比較例19〜比較例24の架橋度やメルトフローレート(MFR)に関し、比較例13は架橋度が0%で範囲外、MFRが14g/10minで範囲内である。比較例20は架橋度が0%で範囲外、MFRが22g/10minで範囲内である。比較例21は架橋度が0%で範囲外、MFRが18g/10minで範囲内である。比較例22は架橋度が0%で範囲外、MFRが11g/10minで範囲内である。比較例23は架橋度が0%で範囲外、MFRが22g/10minで範囲内である。比較例24は架橋度が0%で範囲外、MFRが18g/10minで範囲内である。
表1、表2の測定結果から次のようなことが分かる。すなわち、実施例1〜12によれば、ホールド部11から接地線2を引き剥がす時に、被覆に傷や破断を生じさせず、また、適度な密着力10〜70Nを得ることができる。
本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
1…接地線付き平型ケーブル、 2…接地線、 3…平型ケーブル、 4…接地導体(導体)、 5…接地線絶縁体(絶縁体)、 6…絶縁線心、 7…シース、 8…導体、 9…絶縁体、 10…外面、 11…ホールド部、 12…突出部分、 13…接触面、 14…曲面部分、 15…平面部分

Claims (6)

  1. 所要本数の絶縁線心を並べてこの上にシースを被覆してなり、且つ該シース外面にホールド部を一体に有する平型ケーブルと、前記ホールド部に熱融着される接地線とを備え
    前記熱融着の部分の形成のために、前記接地線の絶縁体となる樹脂組成物は、ポリオレフィン樹脂と合成ゴムとを配合したものをベース樹脂とし、且つ、該ベース樹脂100重量部に対して難燃剤40〜160重量部、架橋剤0.01〜0.1重量部を配合してなり、
    前記ホールド部は、円弧状に凹む接触面を有して該接触面が接地線の外面に対し接地線外周長さの1/12〜11/12で接触するように形成される
    ことを特徴とする接地線付き平型ケーブル。
  2. 請求項1に記載の接地線付き平型ケーブルにおいて、
    前記樹脂組成物を230℃で加熱し10kgの荷重を加えたときのメルトフローレート(MFR)は5〜35g/10minである
    ことを特徴とする接地線付き平型ケーブル。
  3. 請求項1又は2に記載の接地線付き平型ケーブルにおいて、
    前記ベース樹脂の配合は前記ポリオレフィン樹脂30〜70重量部、前記合成ゴム70〜30重量部である
    ことを特徴とする接地線付き平型ケーブル。
  4. 請求項3に記載の接地線付き平型ケーブルにおいて、
    前記ポリオレフィン樹脂における30〜50重量部の融点は120℃以下である
    ことを特徴とする接地線付き平型ケーブル。
  5. 請求項4に記載の接地線付き平型ケーブルにおいて、
    前記ポリオレフィン樹脂の架橋度は10〜50%である
    ことを特徴とする接地線付き平型ケーブル。
  6. 請求項5に記載の接地線付き平型ケーブルにおいて、
    前記接地線の前記シースからの引き剥がし荷重は10〜70Nである
    ことを特徴とする接地線付き平型ケーブル。
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