JP5924269B2 - 電池システム - Google Patents

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Description

本発明は、電池システムに関する。
自動車、船舶、及び航空機などの移動体には、種々の二次電池が搭載されている。これら二次電池としては、リチウムイオン電池に代表される非水電解質二次電池、鉛蓄電池、及びニッケル・カドミウム蓄電池などが一般的に知られている。下記特許文献1には、人工衛星に搭載されるバッテリー(二次電池)が開示されている。
特公平6−86240号公報
二次電池は、人工衛星や飛行機などで利用される場合において、低温環境下での充放電が要求される。低温環境下では、室温環境下と比べて、二次電池の入出力特性は低下する。つまり、そのような環境下では、充電に長時間を要するという問題が生じる。また、放電時においても、出力電圧が不足するという問題が生じる。
本発明は、上記の問題点に鑑み、低温環境下であっても必要な入出力特性を短時間で確保でき、かつ、軽量である電池システムの提供を目的とする。
本発明の電池システムは、電池ケースを有する電池と、前記電池ケースの少なくとも一の面に形成された抵抗体とを有し、前記抵抗体が、比抵抗が10×10−8〔Ω・m,0℃〕以下である材料を含むことを特徴とする。
この構成によれば、抵抗体が電池ケースの面に形成されているため、この抵抗体に電流を流してジュール熱を発生させることで、電池ケースの内部を加熱することができる。従って、低温環境下でであっても、必要な入出力特性を得ることができる。また、抵抗体に比抵抗の小さい材料を用いることで、従来のヒーターと比較して、抵抗体の軽量化が図られる。従って電池システム全体としての軽量化が実現できる。
前記抵抗体の材料として、アルミニウム、アルミニウム合金、銅、銅合金、ニッケル、ニッケル合金又は黄銅を採用することができる。
前記抵抗体の断面積は、前記電池の容量に対して0.005mm/Ah以上とするのが好ましい。抵抗体の断面積を上記の条件を満たす数値とすることで、抵抗体の溶断を防ぎつつ電池の大きさに適した発熱が確保できる。また、前記抵抗体の長さは、前記電池の容量に対して0.01m/Ah以上とするのが好ましい抵抗体の長さを上記の条件を満たす数値とすることで、電池の大きさに合わせて電池ケースの表面に這わせることができる。これにより、電池全体を効率良く加熱することができる。
また、上記電池システムにおいて、前記電池ケースの前記抵抗体を形成する方法を、比抵抗が10×10−8〔Ω・m,0℃〕以下である材料を前記電池ケースに堆積させてエッチングする方法、もしくは、比抵抗が10×10−8〔Ω・m,0℃〕以下である材料をパターニングし、前記電池ケースに焼付けする方法とすることができる。これら方法で抵抗体を電池ケースに形成することで、電池ケースと抵抗体とが一体化され、抵抗体を長時間にわたって安定的に電池ケースの面に形成できる。
上記電池システムにおいて、更に前記電池ケースと前記抵抗体の間に、熱伝導率が0.2W/m・K以上、10W/m・K以下である第1熱拡散部材を備えることができる。この構成により、抵抗体で発生した熱を、第1熱拡散部材で拡散させて電池ケースに伝えることができる。これにより、電池ケースが局所的に加熱されるのが防止される。
更に、上記電池システムにおいて、前記抵抗体に対して前記電池ケースとは反対側に第2熱拡散部材を備えることもできる。この構成により、電池ケース及び抵抗体が極めて高温となったときに、第2熱拡散部材を介して電池とは反対側に効率良く放熱することができる。これにより、電池が異常に過熱したり、抵抗体が溶断するのを防止することができる。
上記電池システムにおいて、前記電池と前記抵抗体とが閉回路となり、前記抵抗体に前記電池の放電電流が流れるように設定することができる。この構成とすることで、商用電源に接続されていない環境であっても、電池を電源として抵抗体に電流を流して電池ケースの内部を短時間で加熱することができる。上記電池システムの抵抗体は従来のヒーターと比較して比抵抗が小さいので、電圧が5V以下である電池を電力とした場合でも、電池を加熱するのに十分なジュール熱を発生することができる。
本発明によれば、低温環境下で電池ケースの面に形成された抵抗体に電流を流すことで、その抵抗体から発生するジュール熱により電池を加熱でき、必要な入出力特性を得ることができる。また、従来のヒーターと比較して比抵抗の小さい材料を抵抗体に用いることにより短時間で電池を加熱することができ、かつ、電池システムの軽量化を図ることができる。
電池システムの回路ブロック図である。 電池システムの別の回路ブロック図である。 電池システムの模式的構造図である。 二次電池のケースの側面を拡大した模式的構造図である。 電池システムの別の模式的構造図である。 電池システムの別の模式的構造図である。 電池システムの別の模式的構造図である。 電池システムの別の模式的構造図である。 電池システムの別の模式的構造図である。 電池システムの別実施形態における模式的構造図である。
図面を参照して本発明の電池システムの実施形態を説明する。なお、以下の各図面は模式的に描かれている。
[等価回路]
図1は電池システムの概略構成を示す回路ブロック図である。図1では、電池システム1が充電用電源3及び負荷19と電気的に接続されている状態を図示している。電池システム1は、二次電池セル5とシャント回路7を有する。二次電池セル5は、ケース21内に電極体を収容している。なお、以下では、二次電池セル5を単に「セル5」と略記する。
負荷19は、電池システム1を電源とする機器を指す。シャント回路7は、スイッチング素子9と抵抗体25を有し、セル5と並列に接続されている。また、スイッチング素子9のオンオフは制御部13によって制御される。
セル5の電圧が所定値を下回っている場合、制御部13は、セル5が満充電状態に達していないと判断し、スイッチング素子9をオフ状態にする。このとき、充電用電源3からの電流はセル5へと供給され、セル5は充電される。一方、セル5の電圧が所定値に達している場合、制御部13は、セル5が満充電状態であると判断し、スイッチング素子9をオン状態にする。このとき、充電用電源3からの電流はシャント回路7へとバイパスされ、抵抗体25でジュール熱が発生する。
図1では、単独のセル5によって電池システム1が構成されている場合を示している。また、図2に示すように、電池システム1が、直列に接続された複数のセル5を有する構成であってもよい。この場合、各セル5のそれぞれに対して、シャント回路7が並列に接続される。
[全体の構成]
図3は、図1における電池システム1の一部の構造を概念的に図示したものである。なお、図3において、一部の構成はブロック図で示している。
セル5は、ケース21内に電極体を収容しており、ケース21は、ほぼ直方体の形状を有し、ステンレスやアルミニウムなどの金属製である。ケース21の上面には、電極端子23が2か所(正極および負極)に設けられている。
充電用電源3と一方の電極端子23との間を接続するノードは、スイッチング素子9の一方端にも接続している。スイッチング素子9の他方端は、抵抗体25に接続している。スイッチング素子9として、例えばMOSFETやバイポーラトランジスタなどのトランジスタ素子が用いられる。
抵抗体25はケース21の面に形成されているスイッチング素子9がオン状態となることで抵抗体25に電流が流れて、抵抗体25でジュール熱が発生する。このジュール熱は、ケース21内の電極体を加熱する。つまり、抵抗体25は電極体を加熱するヒーターとしての役割を有する。
[抵抗体の材料]
抵抗体25は、ケース21内の電極体を加熱する目的で利用される。このため、抵抗体25は、電極体の温度を上昇させる程度のジュール熱(数十W〜数百W程度)が発生するように設計される。
抵抗体25の材料の比抵抗は一般的なヒーターのそれとは大きく異なる。一般的なヒーターは、商用電圧(100〜200V)が常時印加される。このような大きな電圧が印加されてヒーターが断線するのを防ぐために、できるだけ小さな電流が流れるようにヒーターの材料が選択される。このため、一般的なヒーターの材料には、ステンレスやニッケル・クロム合金など、比較的比抵抗の大きい材料が用いられる。
一方、電池システム1では、セル5の充電電圧(5V以下)ように、商用電圧より低い電圧の印加が想定される。従って、ケース21の内部を加熱する程度に発熱させるためには、抵抗体25にある程度大きな電流を流す必要がある。このためには、抵抗体25を比抵抗の小さい材料で構成する必要がある。
抵抗体25の材料の比抵抗は10×10−8〔Ω・m,0℃〕以下であり、より好ましくは5×10−8〔Ω・m,0℃〕以下である。一方で、比抵抗が小さすぎると、電流が流れ過ぎて抵抗体25が断線したり、電極体が過剰に加熱される恐れがある。このため、比抵抗を1×10−8〔Ω・m,0℃〕以上とするのが好ましい。
本実施形態では、抵抗体25をアルミニウム製とした。アルミニウムとすることで、抵抗体25を軽くすることができ、電池システム1の軽量化が図られる。アルミニウム以外の材料としては、アルミニウム合金、銅、銅合金、ニッケル、ニッケル合金、又は黄銅(真鍮)などの利用が可能である。
[抵抗体の寸法]
電池システム1において、抵抗体25の断面積をセル5の電池容量に対して0.005mm/Ah以上とするのが好ましい。このようにすることで、電池容量に応じてケース21内の電極体を短時間で加熱することができる。
断面積は、幅と厚みによって決定される。ここで、抵抗体25の「厚み」とは、抵抗体25が形成されたケース21の面に直交する方向の寸法を指す。また、抵抗体25の「幅」とは、抵抗体25が形成されたケース21の面に平行で、且つ長手方向に直交する方向の寸法をいう。なお、前記長手方向の抵抗体25の寸法を、抵抗体25の「長さ」と称する。ここで、電池容量は0%充電状態と100%充電状態との間の容量であり、100%充電状態から0%充電状態まで放電した際の放電容量が電池容量に該当する。
抵抗体25の断面積が著しく小さい場合、抵抗体25に大きな電流が流れると、容易に断線するおそれがある。このため、抵抗体25の厚みを0.005mm以上、幅を1mm以上とするのが好ましい。また、ケース21に対して十分に放熱するためには、厚みを0.1mm以上とするのがより好ましい。
一方で、断面積をあまりに大きくしてしまうと、抵抗体25の質量が増大する。よって、抵抗体25の断面積を電池容量に対して10mm/Ah以下とするのが好ましく、より好ましくは5mm/Ah以下である。厚みと幅については、抵抗体25の厚みを1.0mm以下、幅を20mm以下とするのが好適である。
抵抗体25の長さに関して、抵抗体25の長さがあまりに短いと、抵抗体25がケース21の面上の局所的な箇所に形成される。この場合、ケース21の面の局所的な箇所のみが過剰に加熱されて、ケース21内の電極体に均一に熱が伝わらない。
抵抗体25は導線であることが好ましく、抵抗体25の長さは電池容量に対して0.01m/Ah以上とすることが好ましい。抵抗体25が導線であることで抵抗体25の形状を自由に設計することができ、さらに、抵抗体25の長さを0.01m/Ah以上にすることで抵抗体25をケース21の面上に均一に形成させることができる。
抵抗体25がケース21の一つの面に形成される場合、抵抗体25の形成される面積(抵抗体25とケース21の一つの面とが接している面積)が、ケース21の一つの面の面積に対して20%以上80%以下となるのが好ましい。抵抗体25の形成される面積が80%より大きいと、ケース21内の電極体にジュール熱が伝わらない箇所にまで抵抗体25を形成する虞がある。ジュール熱が電極体に伝わらない箇所では、抵抗体25の温度が拡散しにくいため、抵抗体25の温度が著しく上昇して、抵抗体25が溶断する虞がある。
アルミニウム製で長さ2m、厚み0.1mm、幅1cmで構成した抵抗体25の抵抗値Rは、R=0.05Ωと算出される。ここで、アルミニウムの比抵抗を2.5×10−8〔Ω・m,0℃〕とした。他の抵抗の影響を無視した場合、印加電圧を3.5V(セル5の充電電圧)とすると、抵抗体25には70Aの電流が流れ、その消費電力は245Wとなる。
同じ寸法で比較した場合、抵抗体25のジュール熱は抵抗体25の材料の比抵抗に依存する。例えば、抵抗体25を、一般的なヒーターの材料であるニクロム線とした場合、ニクロム線の比抵抗は100×10−8〔Ω・m,0℃〕を超える値であり、抵抗体25の抵抗値Rは20Ωとなる。このとき、抵抗体25には87.5mAの電流しか流れず、消費電力も0.15W程度である。これではケース21内の電極体を加熱することはできない。
ニクロム線を用いて同等のジュール熱を得るには、抵抗体25の長さを短くするか、断面積を太くする必要がある。しかし、長さを短くするとケース21内の電極体に均一にジュール熱を伝達させることが難しくなる。また、断面積を大きくすると電池システムの質量が著しく増加する。
[抵抗体の形成]
図4は、ケース21の側面に抵抗体25が形成されている状態を、拡大して模式的に図示したものである。抵抗体25をケース21の面に形成する方法として、抵抗体25とケース21とを一体化する方法がある。図4に示すように、抵抗体25は皮膜26によって覆われている。皮膜26としては、陽極酸化皮膜処理によって形成された酸化皮膜やポリイミドなどの絶縁性材料を用いることができる。
抵抗体25とケース21とを一体化させる方法として、図5に示すように、ケース21の面に絶縁性の塗料27を予め設け、この面に直接アルミニウム材料を堆積させる方法がある。この場合、アルミニウム材料を堆積させた後、エッチングなどによって所望の形状にパターニングすることで、抵抗体25が形成される。塗料27としては、例えばポリイミドなどの樹脂塗料やセラミック塗料などを利用できる。
抵抗体25とケース21とを一体化させる別の方法として、塗料27が設けられたケース21の面に、予め所定の形状にパターニングされた金属材料を焼き付け又は接着する方法がある。ここで、接着とは化学反応により抵抗体25とケース21とを一体化する工程を指す。金属材料との接着強度や耐熱性の点から、シリコーン系接着剤、エポキシ系接着剤又はポリイミド系接着剤を用いて接着するのが好ましい。
また、抵抗体25とケース21とを一体化する方法以外に、粘着剤を用いて抵抗体25をケース21に貼り付ける方法がある。ただし、粘着剤を用いて抵抗体25をケース21の面に貼り付けた場合、長期にわたって抵抗体25をケース21の面に保持できない可能性がある。その理由としては、時間の経過と共に、粘着剤の粘着力が低下したり、ケース21が膨張変形したりすることが挙げられる。この結果、抵抗体25がケース21の面から浮いたり、剥がれたりするといった事態が生じ得る。この観点から、抵抗体25とケース21とを一体化するのが好適である。
[熱拡散部材の構造]
本実施形態では、ケース21の面と抵抗体25との間に熱拡散部材20を備えることができる。この熱拡散部材20が「第1熱拡散部材」に対応する。
熱拡散部材20は、抵抗体25で発生したジュール熱をケース21の面に拡散して伝達させるために設けられている。熱拡散部材20は、熱伝導率が0.2W/m・K以上、10W/m・K以下であることが好ましく、1.0W/m・K以上、5.0W/m・K以下であることがより好ましい。
熱拡散部材20の熱伝導率が10W/m・Kより大きい場合、抵抗体25で発生したジュール熱は、熱拡散部材20であまり拡散することなくケース21側へと伝達される。この場合、ジュール熱をケース21の面に拡散することができない。一方、熱拡散部材20の熱伝導率が0.2W/m・Kより小さい場合、抵抗体25で発生したジュール熱が熱拡散部材20で遮られ、ケース21へと十分に伝達されない。この場合、ケース21内部の電極体を加熱するという目的を達成できない。
上述した熱伝導率の条件を鑑みると、熱拡散部材20の材料としては、ポリエチレン、ブチルゴム、シリコーン樹脂などの樹脂材料、コンポジット材料又はラミネート材料などが利用できる。コンポジット材料は、酸化ケイ素、グラファイト、アルミニウム、マグネシウム、銅、銀又はチタンなどによって構成された粉末、繊維又は箔片を、樹脂内に適量分散させたものである。ラミネート材料は、ポリエチレンシート、シリコーン樹脂シート、アルミニウム箔、ステンレス箔、ポリエステルシート又はナイロンシートなどを複数積層したものである。
上記の材料を含むシートをケース21の面上に粘着又は接着することで、熱拡散部材20を容易に形成できる。また、熱拡散部材20の材料としては、絶縁性を有する材料を用いるのが好適である。これにより、ケース21と抵抗体25との間の短絡を防ぐことができる。
熱拡散部材20は、その厚みが0.05mm以上、3mm以下であることが好ましく、0.1mm以上、2mm以下であることがより好ましい。0.05mmより薄いと拡散する範囲が狭くなり、3mmより厚いとジュール熱が十分に伝達できなくなる可能性がある。
[放熱機能を有する構造]
上述した構成に加えて、ケース21に放熱機能を備えるのも有用である。何らかの異常により、抵抗体25に電流が流れ続けた場合、ケース21内の電極体は加熱され続ける。そして、電極体が過度に加熱された場合、セル5の安全性に悪影響を及ぼす。
図7に示す模式図では、抵抗体25は、ケース21の面上で2つの熱拡散部材20及び20aによって挟まっている。熱拡散部材20aは「第2熱拡散部材」に対応する。図7に示される構成では、抵抗体25から発生されたジュール熱が、熱拡散部材20aを介して外気側に排出される。一方では、上記実施形態と同様に、抵抗体25から発生されたジュール熱は、熱拡散部材20を介してケース21内へと伝達され、ケース21内の電極体を加熱する。
ケース21が冷えている状態では、抵抗体25に電流を流してジュール熱を発生させても、熱の対流が起こりにくい。従って、熱は、熱拡散部材20及び20aに拡散した後、一部の熱は熱拡散部材21aを介して外気に放出されるものの、大部分の熱は熱拡散部材20を介してケース21の内部へと伝達される。
次に、ケース21の内部が十分に加熱された状態では、熱拡散部材20aを介してその内側と外側とで高い温度差が生じている。よって、熱拡散部材20aの外側面と外気との間で熱対流が大きく生じ、抵抗体25およびケース21の熱が急速に放出される。
つまり、熱拡散部材20aを備えていても、ケース21の内部が冷えている場合には、抵抗体25の発熱を外側へ逃してしまう割合は比較的小さい。これに対し、ケース21の内部が加熱されている場合には、熱拡散部材20aを備えることで、抵抗体25やケース21の熱を外気に放熱することができる。
更に、図8に示すように、熱拡散部材20aを外側からケース21側へ押さえつけるための圧迫板30を備えることもできる。圧迫板30の材料は、アルミニウム、マグネシウム、チタン又はそれらの合金など軽量で熱伝導性の高い材料が好ましい。
また、図9に示すように、熱拡散部材20aと同様の効果を得るために、熱拡散部材20の外側に、放熱器(ヒートシンク)31を備えることもできる。放熱器31の材料は、アルミニウム、マグネシウム、チタン又はそれらの合金など軽量で熱伝導性の高い材料が好ましい。
[動作の概要]
電池システム1の動作の概要について説明する。上述したように、スイッチング素子9のオンオフは、制御部13によって制御される。スイッチング素子9がオン状態となると、抵抗体25に電流が流れ、抵抗体25にジュール熱が発生する。抵抗体25はケース21の面に形成されており、抵抗体25で発生したジュール熱はケース21内の電極体に伝達される。
課題の項で上述したように、低温環境下では、セル5の入力特性および出力特性が低下するという問題がある。この問題は、航空機などの用途で顕著である。航空機に搭載される電池は、主としてエンジンの始動に利用される。離陸時のエンジン始動時にセル5は放電されるため、低温環境下である上空でセル5を充電する必要がある。
上空などの低温環境下では入力特性が低下する。電池システム1では、スイッチング素子9をオン状態とすることで、充電用電源3からの電流の全部もしくは一部を抵抗体25に流してジュール熱を生じさせて、セル5の温度を上昇させることが可能である。これにより、入力特性の低下を防ぐことができる。
また、電池システム1を負荷19の電源として利用する場合、ある程度の出力特性が要求される。ところが、低温環境下では、出力電圧の低下が著しく十分な出力特性が得られない。これに対し、抵抗体25に電流を流して、セル5の温度を上昇させておくことにより、必要な出力特性を得ることができる。
電池システム1によれば、シャント回路7側へ電流を流すことにより抵抗体25で発生したジュール熱を、セル5を加熱するのに利用できる。低温環境下においても電池の十分な入出力特性を得ることができる。
上記の動作の概要では、充電用電源3からの電流を抵抗体25に流してジュール熱を発生させてセル5内の電極体を加熱する動作を説明したが、セル5に蓄積された電力で抵抗体25に電流を流す動作を採用することができる。つまり、電池システム1では、セル5自身の電力でセル5を加熱する構成を採用することができる。
充電用電源3が作動しない状況では、図1及び図3において、セル5と抵抗体25とを閉回路にすることでセル5に蓄積された電力で抵抗体25に電流を流すことができる。セル5の電圧は5V以下であり、商用電圧(100〜200V)と比較して低いため、一般的なヒーターに用いられる材料を抵抗体25に用いた場合は、十分なジュール熱を発生させることができない。しかし、本発明の電池システム1では、抵抗体25の比抵抗が10×10−8〔Ω・m,0℃〕以下であるため、抵抗体25に大きな電流を流すことができ、セル5を加熱するのに十分なジュール熱を発生させることができる。
一般的に、航空機などの移動体では、エンジンが始動した後に発電機(充電用電源3)が始動する。つまり、エンジンを始動させる前には、充電用電源3から抵抗体25に電流を流すことができない状況が多い。よって、エンジンを始動させる前に、セル5と抵抗体25とを閉回路にすることで、セル5の電力で抵抗体25に電流を流して、セル5を加熱することができる。セル5が加熱されることで、エンジン始動に必要な出力特性を得ることができる。
なお、本技術は、リチウムイオン電池に代表される非水電解質二次電池に利用されるのが好適であるが、この種の電池に限定されるものではない。すなわち、本技術は、鉛蓄電池やニッケル・カドミウム蓄電池などにも適用可能である。
〔別実施形態〕
以下において、別実施形態につき説明する。
〈1〉抵抗体25の材料として、薄いアルミニウム箔又は銅箔を用いる場合、箔の強度を上げるために、抵抗体25をクラッド材(アルミニウムとニッケルのクラッド、銅とニッケルのクラッド)で構成してもよい。
銅の比抵抗はアルミニウムのそれの約1/2である。このため、銅製の抵抗体25は、アルミニウム製の抵抗体25と比較して、半分の体積で同等のジュール熱を得ることができる。抵抗体25の材料として銅を利用することで、アルミニウムを利用する場合よりも製造単価を下げることができる。また、ケース21の側面に対する焼き付け処理が極めて容易である。
〈2〉制御部13がケース21の温度を検出する手段を備えており、温度に応じてスイッチング素子9のオンオフを制御しても構わない。この場合、スイッチング素子9をオン状態とした後、制御部13は、ケース21が所定の温度に達した段階でスイッチング素子9をオフ状態とする制御を行う。これにより、電極体の温度を上昇させた状態でセル5に充電できるので、その後の入力特性を向上させることができる。
〈3〉上記実施形態では、抵抗体25がシャント回路7を構成する形態を説明した。しかし、抵抗体25が、シャント回路7としての機能を有さず、単にセル5を加熱することのみを目的に備えられても構わない。例えば、図10に示すように、抵抗体25に電流を供給するための電源41を別途備える構成としても構わない。
(第1実施例)
抵抗体25の材料や寸法を変更した場合の効果の相違について説明する。電池としては、電池容量が20Ahのもの(側面寸法:8cm×12cm)及び50Ahのもの(側面寸法:10cm×15cm)を用いた。そして、印加電圧を3.5Vとし、一つの側面にのみ抵抗体25を貼り付けた。
加熱前のケース21の温度を−20℃とし、この温度を10分内に0℃に上昇させることができれば、必要な入出力特性を短時間で確保できるものとした。つまり、10分にわたって前記電圧を印加することでケース21が20℃以上上昇すれば、効果が認められると判断される。表1に各二次電池の結果を示す。
Figure 0005924269

実施例1〜5によれば、抵抗体の材料がAl又はCuのいずれの場合においても、電池容量に対する抵抗体の断面積が0.005mm/Ah以上となるように抵抗体を形成した場合には、10分で20℃以上の上昇が認められる。なお、Al及びCu共に、比抵抗が1×10−8〔Ω・m,0℃〕以上、10×10−8〔Ω・m,0℃〕以下の材料である。
また、実施例6〜8においても、温度上昇は認められる。ただし、電池容量に対する抵抗体の断面積が0.005mm/Ahを下回る場合には、その温度上昇は10分で20℃を下回る程度にとどまっている。つまり、より好ましくは、実施例1〜5のように抵抗体の断面積が0.005mm/Ah以上とするのがよいことがわかる。
また、比較例1及び2によれば、抵抗体の材料をSnとした場合においては、0.005mm/Ah以上であっても10分で20℃を下回る程度の温度上昇しか見られなかった。なお、Snの比抵抗は11.5×10−8〔Ω・m,0℃〕である。
以上により、抵抗体25は、比抵抗が1×10−8〔Ω・m,0℃〕以上10×10−8〔Ω・m,0℃〕以下である材料を用いるのが好ましいことが分かる。そして、電池容量に対する断面積を0.005mm/Ah以上とするのがより好ましいことが分かる。このような条件を満たす抵抗体25を備えることで、短時間で二次電池を加熱できる効果が認められた。
(第2実施例)
次に、上述した熱拡散部材の材料及び厚みを変更した場合の効果の相違について説明する。
電池容量が50Ahである直方体形状の電池の、広い方の2つの側面に熱拡散部材を貼り付け、その熱拡散部材の表面に抵抗体を貼り付けた。電池の寸法は、広い方の側面が10cm×15cm、狭い方の側面が10cm×4cmである。抵抗体は、銅製で、厚みが0.05mm、幅が10mm、長さが1mであるものを用いた。この状態で、加熱前のケースの表面温度を−20℃とした。そして、5分間にわたって抵抗体に3.5Vの電圧を印加した後の、抵抗体直下の電極体の温度(T1)及びケースの表面温度(T2)を測定した。このとき、熱拡散部材の材料(すなわち熱伝導率)と厚みを変化させた各実施例及び比較例において、その他を同じ条件として表面温度を測定した。なお、電池ケースの表面温度(T2)は、狭い方の側面の中央で測定した値である。表2に各二次電池の結果を示す。
Figure 0005924269
表2によれば、熱伝導率の高い材料で熱拡散部材を構成した実施例15及び16において、抵抗体直下に配置された電極体の表面温度(T1)が著しく上昇していることが分かる。これは、実施例15及び16の熱拡散部材では、抵抗体で生じた熱を拡散する機能があまり発揮できていないことを示唆するものである。
また、0.1〔W/m・K〕という低い熱伝導率の熱拡散部材を用いた実施例14では、通電後、まもなくして発熱により抵抗体が断線した。この現象は、あまりにも熱伝導率が低すぎたために、抵抗体で生じた熱が熱拡散部材を通じて拡散できず、抵抗体の温度が著しく上昇して断線に至ったものと考えられる。
一方で、実施例9〜13に示すように、熱伝導率が0.2〔W/m・K〕以上、10〔W/m・K〕以下の熱拡散部材を用いることにより、抵抗体の直下に配置された電極体の表面温度(T1)の著しい上昇を抑制する効果が得られた。更に、これらの実施例では、電極体の表面温度(T2)と電池ケースの表面温度(T1)の差を50℃以内にすることができている。このことは、抵抗体で発生した熱を効率良く電池ケース全体に分散できていることを示唆している。つまり、熱伝導率が0.2〔W/m・K〕以上、10〔W/m・K〕以下の熱拡散部材を設ける構成とするのがより好ましいことが分かる。
1 : 電池システム
3 : 充電用電源
5 : セル
7 : シャント回路
9 : スイッチング素子
12 : 制御部
13 : 制御部
19 : 負荷
20 : 熱拡散部材
20a: 熱拡散部材
21 : ケース
23 : 電極端子
25 : 抵抗体
26 : 皮膜
27 : 塗料
30 : 圧迫板
31 : 放熱器
41 : 電源

Claims (2)

  1. 電池ケースを有する電池と、前記電池ケースの少なくとも一の面に形成された抵抗体とを有し、
    前記抵抗体が、比抵抗が10×10−8〔Ω・m,0℃〕以下である材料を含み、
    前記電池ケースと前記抵抗体の間に第1熱拡散部材を有し、前記第1熱拡散部材は、熱伝導率が0.2W/m・K以上、10W/m・K以下である電池システム。
  2. 前記抵抗体に対して前記電池ケースとは反対側に第2熱拡散部材を有する、請求項1に記載の電池システム。
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