JP5923826B2 - 車両用ホーン - Google Patents
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Description
しかしながら車両用ホーンを単純に小型化または薄型化してしまうと、車両用ホーンの放音部へ設ける異物侵入防止部分の形状に制約が生じてしまうことがある。このような場合、異物侵入防止部分が十分機能せず、車両用ホーンが故障しやすくなってしまうといった致命的となりうる課題がある。
すなわち、音源である振動波を発生する振動板と、前記振動板の前面側中心位置を起点とし、前記起点から徐々に離反しながら前記起点周りを周回する形状に形成された音道と、前記音道に接続され、前記音道を通過してきた振動波を外部へ下向きに放出する放音部と、を有し、前記音道と前記放音部との間には、前記音道を前記振動板の後面側に向けて誘導するための誘導経路部が形成されていて、前記振動板の前後方向における車両用ホーンの奥行き寸法は、前記放音部の奥行き寸法により規定されていることを特徴とする車両用ホーンである。これにより放音部の開口面積を十分確保した状態で車両用ホーンの小型化および薄型化が実現され、車両用ホーンの質量削減を可能にすると共に、誘導経路部が放音部からの異物の侵入を確実に防止することができる。
本実施形態にかかる車両用ホーン10(以下、単にホーン10という)は、図1〜図8のそれぞれに示されているように、いわゆるトランペット型ホーンに形成されている。
ホーン10(本体部20)の背面(以下、後面ということがある)には、ホーン10を図示しない車両に装着するための装着具100である取付板102および締結具104が取り付けられている。また、ホーン10の後面には、電源線や信号線(いずれも図示せず)をホーン10に接続するためのコネクタ90が取り付けられている。
誘導経路部用壁体48は、後面側部40の隔壁42の前面位置から振動板収容部60の開口端面位置よりも後方側位置となる範囲に形成されている。また、後面側部40において放音部70の開口部に相当する部位にはリブ板72が格子状に形成されている。
このようにホーン10の奥行き寸法の増加を可及的に少なくすると共に、放音部70に必要な奥行き寸法を確保するために、音道50と放音部70との間に誘導経路部80が配設されている。本願発明にかかるホーン10においては、この誘導経路部80の構成が重要である。
誘導経路部80は、図9、図10に示すように本体部20の前面側部に形成された渦巻き経路状の音道50を本体部20の下面に向って開口した放音部70に誘導するための経路を形成している。誘導経路部80は、音道50の最外周部において振動波の進行方向が下向きとなる部分で音道50に接続されている。誘導経路部80は、振動波の進行方向に沿って音道50の流路断面積を大幅に増加させながら放音部70に振動波を誘導している。
放音部70の開口面にはリブ板72が格子状に配設されていて、リブ板72は放音部70の開口部から誘導経路部80側に延伸し、いずれも放音部70の開口部からホーン10の背面側に向けて放音部70の開口面に対して傾斜した状態で配設されている。このようなリブ板72を放音部70の開口部に配設することにより、放音部70から本体部20への小石などの異物の侵入を確実に防止することができる。
放音部70の開口部に設けられた他のリブ板72B,72Cに沿って誘導経路部80に侵入した水についても、それぞれのリブ板72B,72Cの傾斜面に沿って上壁82および後壁84の順に衝突することになるため、音道50側への水の侵入は確実に防止されることになる。
図示しない車両に搭載されたバッテリーなどの電源装置からの電力と車内からの電気信号はコネクタ90を介してホーン10に供給される。ホーン10に警報音を出すための電気信号が供給されると、電気信号が供給されている間コネクタ90からヨーク54に電力が供給されることになり、ヨーク54による振動板52の振動動作が継続することになる。振動板52は予め定められた周波数で振動し、振動板収容部60内の空気を振動させる。このようにして生成された空気の振動波は、隔壁42に形成された連通孔44を介してホーン10の前面側である渦巻き経路状に形成された音道50に供給される。
さらには、放音部70を本体部20の底面の全範囲にわたって開口させる形態や、放音部70の平面投影面積によりホーン10の平面投影面積を規定するような開口形態を採用すれば、本実施形態で説明したホーン10に比較して、ホーン10の高さ寸法の削減が可能になり、より一層のホーン10の小型化が可能になる。
20 本体部
30 前面側部
32 前面カバー
33 側壁
34 渦巻き状リブ
36 傾斜板
38 屈曲部
38A 内側頂点位置
40 後面側部
42 隔壁
44 連通孔
46 側壁
48 誘導経路部用壁体
49 凸状部
49A 両端凸状部
49B 中央凸状部
50 音道
52 振動板
54 ヨーク
56 ヨーク用背面カバー
60 振動板収容部
70 放音部
72,72A,72B,72C リブ板
76 異物侵入防止部
80 誘導経路部
90 コネクタ
100 装着具
102 取付板
104 締結具
Claims (2)
- 音源である振動波を発生する振動板と、
前記振動板の前面側中心位置を起点とし、前記起点から徐々に離反しながら前記起点周りを周回する形状に形成された音道と、
前記音道に接続され、前記音道を通過してきた振動波を外部へ下向きに放出する放音部と、を有し、
前記音道と前記放音部との間には、前記音道を前記振動板の後面側に向けて誘導するための誘導経路部が形成されていて、
前記振動板の前後方向における車両用ホーンの奥行き寸法は、前記放音部の奥行き寸法により規定されていることを特徴とする車両用ホーン。 - 音源である振動波を発生する振動板と、
前記振動板の前面側中心位置を起点とし、前記起点から徐々に離反しながら前記起点周りを周回する形状に形成された音道と、
前記音道に接続され、前記音道を通過してきた振動波を外部へ下向きに放出する放音部と、を有し、
前記音道と前記放音部との間には、前記音道を前記振動板の後面側に向けて誘導するための誘導経路部が形成されていて、
前記誘導経路部には曲折部が形成されていて、
前記曲折部の内側表面位置は、前記音道の前記振動板側表面位置よりも後方側であることを特徴とする車両用ホーン。
Priority Applications (1)
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Applications Claiming Priority (1)
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JPS5238936Y2 (ja) * | 1972-08-07 | 1977-09-03 |
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2012
- 2012-03-15 JP JP2012058367A patent/JP5923826B2/ja not_active Expired - Fee Related
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